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2022年5月

SUPER FORMULA

第4戦オートポリス決勝後のコメント 宮田莉朋「クルマのパフォーマンスに改善点はあるが、予選でトップ争いはできている」

(1周目で平川選手に抜かれた時の状況について)

 「平川選手には第2ヘアピンで抜かれました。彼がOTSを使っていて、僕はちょうどあの時に『後ろでクラッシュしてる。セーフティーカーが入るぞ』と無線で言われていました。そこでちょっと僕が判断をミスったなという感じですね。」

(野尻選手とのバトルについて)

 「野尻選手がOTSを使っていないのがわかっていたので、最終コーナーから加速して1コーナーで抜こうと考えていました。ちょっとそこでは距離的にダメでしたし、ダウンフォースが抜けたりもしていました。第2スティントはタイヤのグリップがあると思っていたら、全くなかったので、それも想定外でした。その辺りも勝負の駆け引きというか、引き際を見極めるのをまずったなと」

(SUGOに向けての抱負を)

 「SUGOはオートポリスと似たレイアウトだと思うので、クルマのパフォーマンスについても、まだ改善は必要だと感じてはいますが、予選は結果的に2番手でしたし、いつものようにトップ争いができているのは間違いありません。あとは決勝に向けてパフォーマンスを上げたいです。今回は第1スティントを引っ張ったドライバーが上位に来ましたが、SUGOは周回遅れが出ることがあるので、それに引っかからずに第1スティントを引っ張れるように。第2スティントに向けて正しい判断をしっかりできるようにしたいなと思います」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦決勝 スタート直後にマルチクラッシュ発生で赤旗中断も動ぜず、田上蒼竜、2位以下を寄せ付けずにポール・ツー・ウインの完勝

優勝は田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦決勝が5月22日(日)に筑波サーキットで開催され、前戦第2戦からわずか2週間のインターバルで行われたレースはポールポジションからスタートした田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)がスタートでトップに立つと終盤の安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)からのプレッシャーに動じることなく完勝。2連勝を飾った。

 決勝のコースインは午後3時。天候は晴れたり曇ったりで、ドライコンディションでレース開始時刻を迎えて、レギュラーとも言える18台に鈴鹿から遠征の夕田大助(LAPS KKS)を加えた19台がグリッドに並ぶ。その中で予選13番手の草野裕也(TRF.CSI KK-SII ED)は予選終了間際にダンロップコーナー手前でコース脇にストップ。エンジンがいきなり止まってしまったとの事で、パドックに戻されてから各部をチェックするもインターバルの間には原因が特定できずに時間切れ。エンジンは再始動できたので、再発の不安を抱えつつ所定のグリッドについた。

1回目のスタートシーン

 レッドライトが消えてポールシッターの田上は無難にスタートするもフロントロウに並ぶ安田はまたしてもスタートをミス。セカンドロウから発進の稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)、白崎稜(ZAPスタッフリソースED)のZAP SPEED勢に前に出られて4位にドロップする。

クラッシュした戸谷友規(Deep-R・10V・ED)

 しかし第1ヘアピンの後方集団の中でアクシデントが発生。4台がクラッシュしてストップ。ただちに赤旗が提示されてレースは中断となる。

 クラッシュしたのは、戸谷友規(DEEP-R・10V・ED)、中澤凌(ZAP NAKs 10VED)の両ルーキーにマスターズクラスの竹沢茂(スーパーウインズ☆KKS☆ED)と本間隆史(MAT RPイマージュ10V)で、聞き込んだ情報を総合すると、第1ヘアピンに並んで進入した竹沢と戸谷のさらにイン側から本間が入って行って、本間と竹沢がまず接触。弾かれた竹沢と後方の戸谷が当り、戸谷はスピンしてアウト側のスポンジバリアにリヤから刺さり、竹沢はフロントサスを破損。さらに本間のイン側に中澤が巻き込まれたもようだ。

 スタート直後の赤旗中断ということでレースは5分前のスタート進行からやり直し。クラッシュした4台を除いてスタート時点のグリッド位置でレースを再開する。14番手の秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)の後方15番手戸谷、16番手中澤、17番手本間、19番手竹沢のグリッドは空席となり、18番手スタートの澤井良太朗(オートルックカワモト電工10V)がポツンと間を空けてグリッドに着く。この澤井は結果的にスタート失敗で後方に出遅れたことで難を逃れた。

2回目のスタートシーン

 3周減算の15周で行われるやりなおしの決勝は午後3時35分にフォーメーションラップ開始。

 2度目のスタートでは安田が今度こそミスなくスタートを決めて、田上の後ろについて第1コーナーをクリア。稲葉~白崎~武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)~岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)とここまでグリッド通りの順位で続き、後方では8番手スタートの下村剛司(SウインズKENS2ED)が7番手スタートの本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)の前に出て1周目を終了。

 2周目の第1コーナーで稲葉がアウトから安田に仕掛けるがここは安田がしのぎ切る。この攻防はトップを走る田上に利し、2周目のコントロールライン上で1.597秒のリードを築く。安田と稲葉は0.232秒差、そこから白崎は0.303秒、武者は0.393秒とほぼ等間隔で連なる。この中で勢いがあったのが武者で、続く3周目の第2ヘアピンで白崎のインを差すとオーバーテイク、4位に上がる。

 3周目、田上は安田とのギャップをさらに広げて1.843秒差。安田~稲葉は相変わらず0.295秒差だが武者と白崎の2台は0.146秒差とテール・ツー・ノーズ状態のまま稲葉に引き離され1.168秒差、逆に後方からは岩本が0.314秒差まで接近する。このままではトップグループを逃してしまうという事で白崎は武者を攻め立てて、4周目の第1ヘアピンでアウトから並びかけてS字を並走、第1ヘアピンでインから前に出て4位の座を奪い返す。

 4周目に入り安田は防戦から攻勢に転じて58秒889とここまでのファステストラップを更新、5周目6周目も田上を上回るペースで周回して、6周目で1.366秒差。ここで田上もペースを上げたか7周目に58秒888のファステストラップを出すが直後に安田が58秒779でこれを塗り替える。これでギャップは1.257秒。稲葉はこのペースについていけないのか安田に離され1.286秒差、白崎も武者との攻防の間に稲葉を逃がしてしまい1.967秒まで差が広がる。

 8周目1.269秒、9周目1.239秒と一進一退の神経戦を見せていた田上と安田だが、10周目に安田が58秒623のファステストラップをマークし0.978秒差と間合いを詰め始める。後方では稲葉~白崎~武者~岩本と変化がないが、7位下村の背後に本田が接近、ゆさぶりをかけ始める。これに動揺したか、すでにリヤタイヤのグリップが無くなりかけていたという下村は11周目の第2ヘアピンで痛恨のスピン。一気に15位まで順位を落としてしまう、これで本田7位。

 安田はさらに田上との差を削り取り11周目0.871秒、13周目0.688秒と迫るが田上もそれ以上の接近は許さず残り周回を走り切りトップでチェッカードフラッグの下を通過。

 昨年秋のデビュー以来、速さはあるがたまのミスや焦りからペナルティを貰うこともあった田上だが、2週間前の第2戦と同じく落ち着いたレース運びで、一回り成長した姿を見せての連続優勝を飾った。2位安田は0.885秒差の2位。惜しい結果だが、1回目のスタートでのミスが赤旗で帳消しになり、第3戦にしてZAP SPEED勢の牙城を崩して表彰台を勝ち取った。これで復活を遂げるか? シリーズはまだ5戦を残し、巻き返すには十分だ。3位は稲葉、安田からは2.219秒引き離されたが昨年のレースデビュー以来の4戦連続表彰台となった。次戦は富士スピードウェイ、昨年11月に衝撃的とも言えるデビューウインを飾ったコースだ。

決勝2位は安田航(Fガレージ&Sウィンズ)

決勝3位は稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

決勝4位は白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

決勝5位は武者利仁(ゼンカイレーシング遊戯闘速ED)

決勝6位は岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 マスターズクラスは1回目のスタートで2台が消えたため残り2台で争われ、夕田が総合11位で優勝、秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)が総合13位でクラス2位となった。

■決勝後のコメント

優勝 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)

優勝した田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 「(スタートで前に出て危なげない勝利だった?)後ろの方がペースが速そうだったのと、展開に助けられた部分もある。なので速さの面で課題がある。スタートは2回とも「可もなく不可もなく」という感じだった。どちらかと言えば1回目の方が後ろのチームメイトがガツガツ来ていて自分としては怖かった。2回目も最初は(後ろで)やり合ってくれていたが、その後だんだん迫って来たので、完璧(な展開)じゃない。そこに課題が残っているので、じっくり反省して次につなげたい。次は久々の富士なので、ダンロップタイヤに慣れて(富士に合わせた)クルマ作りながら次も優勝めざして頑張る」

2位 53号車・安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)

決勝2位の安田航(Fガレージ&Sウィンズ)

 「(終盤は田上選手を追い上げていたが?)元々1~2周目が課題で、ペースも上がらなかった。スタートこそ2回目はまずまずだったが、稲葉選手が後ろから来ていて抜かれてしまうと田上選手に挑む権利が無くなってしまうと思って、とりあえず稲葉選手を押さえることに専念していた。そうしたら田上選手が離れてしまったので、あの差が痛かった。(終盤までラップタイムがよかった?)田上選手も自分も(タイヤが)ズルズルだったが、その中でも動きとしてはよくてファステストラップを取れたのでよかった。(これで優勝を狙えるようになりそう?)開幕戦ですごい苦戦して、それからファーストガレージの酒井会長はじめとしたチームの皆さんがいろいろアドバイスとかセッティング変更とかやってくれて、今年は岩本選手もいて2台体制なので話し合って、去年とは全然違う感じでできていて、やっとクルマも速くなって来たので、まだここからチャンピオン狙えると思う」

3位 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)

決勝3位の稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

 「2回目のスタートは失敗だった。追いつけるだろうと思っていたのだが、安田選手が速かったので、どんどん離れていく感じだった。自分のペースも上がらなかったのと、ドライビングの修正はできたのだが、(コーナーで)突っ込み過ぎていたのを そうならないように意識していた。ただ逆に突っ込まないせいで、感じ取らなければいけない荷重(変化)を感じられなかったりして、良いところが探り切れなかったのが敗因だと思う。(つぎはゲンがいい富士だが?)地元なので絶対勝ちます!」

4位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

決勝4位の白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

 「(武者選手との攻防は?)第2ヘアピンで抜かれたのだが、どこで抜き返そうかと考えて、第1コーナーではインを閉めてくるだろうから、アウトから抜きにかかってそのまま第1ヘアピンで(4位を)取り戻した。ただ、スタート直後のペースが悪かった。(自分の方に速さがあるからじっくりいけた?)その辺りは余裕があったのでよかったのだが、スタートをミスしてしまった・・。1回目は良かったのだが赤旗で、2回目のスタートは(タイヤを)空転させてしまった」

5位 71号車・武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)

決勝5位の武者利仁(ゼンカイレーシング遊戯闘速ED)

 「第2ヘアピンで白崎選手のインを差して前に出たが、バックストレートから最終コーナーと後ろにつかれて、第1コーナーでアウトからまくられてしまった。(ストレートスピードに差があった?)そうかもしれないし、第2ヘアピンの自分の走り方もよくなかったかもしれない」

6位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

決勝6位の岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 「また6位だ。(ペースが上がらなかった?)ちょっとだがクルマの調子も悪い。エンジン関係が予選からちょっと・・。もちろんドライバーにも問題がある。修正点とか見直していく」

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第4戦/第5戦は6月25日(土)、26日(日)と連戦が富士スピードウェイで開催される。今年のスーパーFJ日本一決定戦は富士で開催されるがその前のシリーズ戦はこの2レースだけである。それだけに日本一を目指すエントラントには貴重な機会になる。

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦筑波決勝結果

SCCN MAY RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2022/05/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
113田上 蒼竜AsカンパニーZAP ED
TOKYO R&D RD10V
1514'48.981--
253安田 航Fガレージ&Sウィンズ
MYST KK-S2
1514'49.866 0.885 0.885
314稲葉 摩人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1514'52.085 3.104 2.219
426白崎 稜ZAPスタッフリソースED
TOKYO R&D RD10V
1514'54.302 5.321 2.217
571武者 利仁ゼンカイレーシング遊戯闘速ED
MYST KK-S2
1514'55.964 6.983 1.662
652岩本 瞬ファーストガレージ小倉学園S2
MYST KK-S2
1514'58.015 9.034 2.051
77本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
1515'01.71712.736 3.702
891山下 友基ELEVレーシングHFR 10V
TOKYO R&D RD10V
1515'05.15816.177 3.441
931宇高 希TAKE FIRST 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1515'05.48516.504 0.327
1027草野 裕也TRF.CSI KK-SII ED
MYST KK-S2
1515'06.94517.964 1.460
110M1夕田 大助LAPS KKS
MYST KK-S2
1515'08.70119.720 1.756
1222内藤 大輝RCIT RaiseUP MT
MYST KK-S2
1515'09.41220.431 0.711
133M2秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
1515'10.07121.090 0.659
141澤井 良太朗オートルックカワモト電工10V
TOKYO R&D RD10V
1515'11.41322.432 1.342
1573下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
1515'20.85631.875 9.443
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-66戸谷 友規Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
- D.N.S--
-79中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
-D.N.S--
-16M-竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
-D.N.S--
-*46M-本間 隆史MAT RPイマージュ10V
TOKYO R&D RD10V
- 失格--
  • Fastest Lap: CarNo. 53 安田航(Fガレージ&Sウィンズ) 58.623 (10/15) 125.582 km/h
  • CarNo. 46は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.違反(他者への接触)により、失格とした。
  • 赤旗中断により3周減算の15周レースとした。

SUPER FORMULA

第4戦オートポリス決勝後のコメント 野尻智紀「トップを走っていながらも、劣勢であることがわかった」

(今日のレースの印象を)

 「最初から最後まで苦しいレースでした。トップを走っていながらも、劣勢であることはわかりましたし。特に平川選手がスタートからあれだけ順位を上げてきたというところを見ると、今日は劣勢だし、厳しいなと思いました」

 「僕は一杯一杯で走っていたんですけど、ギャップがあれ以上離れる気配がありませんでした。牧野選手がピットに入ったあとのペースを見て、僕もうかうかしていられないなと感じました。その時点で、多分優勝はないだろうな、という感覚ではいました。プッシュはしていたんですけど、なかなかペースを上げ切れなくて、タイヤを替えたにも関わらず、平川選手よりいいペースで走れなかったので、僕はそのタイミングで負けたと感じました。その後もプッシュはしていたんですけど、さらにペースを落とすことになりました。その辺がすごく難しかったです」

 「本当はもっと前に行きたかったんですけど、今日の状態ではあれが限界だったのかなと思います。ピットを早めにしていなければ宮田選手にも前にいかれていたはずです。早くピットに入ったから宮田選手を押さえて4位に入れたと思うので、戦略は今の状況ではベストだったと思います」

(気温の上昇は影響したか)

 「気温が上がったから、ということではないと思います。昨日の予選の時点でこういう結末がある程度予想できていたくらいです。ポールは取りましたけど、クルマの動きは満足できるものではありませんでした。残念ながら懸念していた通りになってしまったな、という印象です」

(SCが2回入ったことで戦略に影響はあったか?)

 「SCの影響はありません。元々はレースの半分のところで入る計画を立てていましたが、僕自身は牧野選手のペースを見てピットインを早めました。思いのほかペースが上がりませんでしたし、トラックポジションを重視というのがスーパーフォーミュラでは大事というところもあるので、周りのペースが良かった結果、ピットに入ったことでオーバーカットされてしまった感じです」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

第4戦オートポリス決勝後のコメント 三宅淳詞「あのまま抜いて行きたかったが、やはり一筋縄ではいかないなと乗っていて感じた」

(今日のレースを振り返ってください)

 「3列目ということで、すごく良い位置からスタートできました。ミスはなかったんですけど、タイヤがうまく暖まらなくてペースが上がらず順位を落としてしまいましたが、ここはタイヤの摩耗が厳しいサーキットで、レースが始まると僕のマシンは周りと比べてペースが良かったので、予定していた作戦を変えて、ファーストスティントをロングランにしました。引っ張ってる時はペースは良くてもタイヤはしんどかったんですけど、エンジニアさんとか、チームアドバイザーの伊沢(拓也)さんがいろんな情報を与えてくださったおかげでこの順位が取れたのかなと思います」

(2セット目は相当なハイペースだったが)

 「本当はあのまま(フェネストラズを)抜いて行きたかったんですけど、やはり飛ばしすぎて後半タイヤが厳しくなっちゃいました。『安全に』という無線もありましたので、そこからはミスしないように集中して走りました。サッシャ選手もそこからタイムを上げてきたので、余力を残してるな、と客観的に思いました。一筋縄ではいかないな、というのは乗っていて感じました」

(デビュー4戦目での表彰台獲得となったが)

 「思った以上に早かったです。表彰台が取れるというのはチーム力があるということだと思うので、次すぐにSUGOですけど、落ち着いてもっと良い順位を目指して頑張りたいです」

 「岡田(秀樹)さんとか、伊沢さんがドライバー目線で的確なアドバイスをくださるのが大きいな、と感じています」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦公式予選 田上蒼竜が2戦連続のポールポジション

ポールポジションは田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦公式予選が5月22日(日)に筑波サーキットで開催され、田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)が安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)との争いを制して前戦に続いてポールポジションを獲得した。

 前夜から朝にかけて降った雨の跡が路面の一部にあるものの、ほぼドライコンディションの予選は午前9時45分開始。ポイントランキング首位の田上を先頭に19台全車がスリックタイヤでコースインして20分間の予選が開始。

予選2位は安田航(Fガレージ&Sウィンズ)

予選3位は稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

予選4位は白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

予選5位は武者利仁(ゼンカイレーシング遊戯闘速ED)

予選6位は岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 各車慎重にタイヤをウオームアップすると、まずは3分経過時点で武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)が1分を切って59秒206でトップに立ち、前戦3位の稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)が59秒342と0.136秒差の2番手につける。3番手59秒640で内藤大輝(RCIT RaiseUP MT)。

 稲葉は次の周回で58秒972と早くも58秒台にタイムを入れトップに立ち、武者も58秒台に入るが0.004秒及ばず2番手へ後退。その後ろには安田59秒130、田上59秒199と続く。

 5分を経過し安田が58秒681でトップに浮上、前日3回あった練習走行の機会のうち2回目をスキップして第1ヘアピンからライバルの走りを観察していた安田だが、何か得るものがあったか。稲葉、武者は2番手3番手へ後退。しかし田上も58秒563とベストタイムを更新して安田を追い落とす。以下武者~稲葉と続き5番手に下村剛司(SウインズKENS2ED)、6番手本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)が浮上してくる。この本田は金曜日の走行でエンジンブローがあったとの事で土曜日の練習走行は積み替えたエンジンの慣らしで1本走ったのみ。ようやく調子が出て来たようだ。

 7分30秒、2戦連続で表彰台を独占したZAP SPEED勢の一角を占める白崎稜(ZAPスタッフリソースED)が58秒734で4番手へ上がり武者と稲葉の間に割って入る。

 8分15秒、安田が58秒342を出してトップに立つと次の周回で58秒252とさらにタイムを詰める。しかし田上も負けじと58秒167を叩き出して予選は後半戦へ。田上~安田~武者~白崎~稲葉の順で、一時順位を落としていた本田が58秒774で再び6番手。ここで武者、田上、本田はピットイン。他にも多くの選手がいったんピットインする。タイヤを温存して終盤に賭ける作戦か。

 ここからしばらく上位は動きを見せず、目だった動きは山下友基(ELEVレーシングHRF 10v)が59秒を切って58秒917で9番手へ浮上、さらに毎レース上位で予選を通過しているが今回は不調だと語っていた岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)が8番手タイムの58秒843を出すと、続けて58秒795で7番手、58秒737で6番手と着実に順位を上げていく。

 16分が経過し残り4分、再びタイムを出しはじめたのが稲葉で、58秒527で4番手、さらに58秒395とタイムを削って3番手へ浮上。武者は4番手、白崎5番手へ後退。

 田上、安田も周回を続けているが更新はならず残り時間1分を切り、白崎58秒431で武者を上回り4番手。武者は後半タイムが伸びず順位を落とした格好だ。

 ここで20分間の予選は終了。田上と安田の一騎討となったポールポジション争いは共に中盤に出したタイムで田上に軍配があがり、安田は0.085秒差で前戦と同じく2番手、以下稲葉、白崎とZAP SPEED勢がセカンドロウに並び、武者、岩本と続いた。

 4台が出場のマスターズクラスは鈴鹿から遠征して来た夕田大助(LAPS KKS)が全体12番手の59秒022でトップ、ここ2年ほど筑波シリーズのマスターズクラスでは予選トップを占めていた秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)がチェッカー後の計測で59秒154まで迫るも全体14番手で2位、以下全体17番手本間隆史(MAT RPイマージュ10V)、同19番手竹沢茂(スーパーウィンズ☆KKS☆ED)という順になった。

■予選後のコメント

ポールポジション 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)58秒167

ポールポジションの田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 「トップタイムは出たが後半(走りを)まとめられなかったこともあって、その周しかタイムが出せなかったのでもうちょっと予選をうまくなりたい。(予選後武者選手と話していたのは?)1コーナーの走りが決まった周回で、第1ヘアピンへのアプローチでつかえてしまったので。ただそうした位置取りも含めて予選をうまく進めていかないといけないので、次戦以降頑張りたい。決勝はスタートでたぶん安田選手が追い上げてくると思うので、そこを気を付けながら前回と同じような(落ち着いた)レースをしたい。(前回初優勝したことで気持ちは変わった?)前回はまずポールポジション取れた時点でほっとしてしまった感じだったが、今は次(決勝)の事を考えられるようになったので、自信もついたし安定できていると思う」

2位 53号車・安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)58秒252 トップと0.085秒差

予選2位の安田航(Fガレージ&Sウィンズ)

 「前回ほど僅差ではないが、結構いっぱいいっぱい(のタイム)だった。(後半タイムが伸びなかった?)何回もアタックしなおしたのだが、似たようなタイムしか出なくて厳しかった。それでも昨日の練習の調子から考えていた通りのタイムは出た。ただ田上選手は昨日から速かったので、決勝はもうちょっと頑張らないと勝てない」

3位 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)58秒395 トップと0.228秒差

予選3位の稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

 「(中盤からタイムが上がった?)僕の乗り方だと、リヤタイヤの内圧が上がりがちなので、一度内圧を下げに(ピットへ)戻ってから、そこからアタックというところでタイムが出た感じなので、まだまだ乗り方に問題があると思う。決勝は後ろのドライバーも遅くないので、気を引き締めていく。前2台が独走、みたいな展開は避けたいので、早めに仕掛けたい」

4位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)58秒431 トップと0.264秒差

予選4位の白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

 「最初の方はタイムが出てなかった。身体的にも調子悪いのかもしれないが、走れていない。速い感覚もなくて、最後の最後でベストラップは出ているが、これはなんとかしないといけない。車両は問題ないが、自分の感覚で今日の路面と昨日の路面(の違い)で、何か自分で(走りを)変えてしまっているのかもしれない。データを見て決勝で修正する」

5位 71号車・武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)58秒507 トップと0.340秒差

予選5位の武者利仁(ゼンカイレーシング遊戯闘速ED)

 「(中盤からタイムが伸びなかった?)走り方とかアジャストできていなかった。決勝に向けてはロガーのデータとオンボードの画面を見て、見直そうと思う」

6位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)58秒737 トップと0.570秒差 

予選6位の岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 「(終盤にタイムが上がって来た?)調子悪いです。思ったタイムに届いていない。最低でも(58秒)前半は出したかったが、全然ダメだ。(セッティング?)全体的にマシンが調子悪い気がするが、もちろん自分の問題もある」

 決勝は15時10分スタート予定。前回優勝して一皮むけた感のある田上がスタートから抜け出すか。前戦でも田上と並んでフロントロウから発進しつつ痛恨のスタートミスで順位を失った安田が今度こそスタートを決めるか、注目だ。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazhiro SEKINE
Asako SHIMA

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦筑波公式予選結果

SCCN MAY RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2022/05/24) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
113田上 蒼竜AsカンパニーZAP ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.167--126.567
2*53安田 航Fガレージ&Sウィンズ
MYST KK-S2
0'58.252 0.085 0.085126.382
314稲葉 摩人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.395 0.228 0.143126.072
426白崎 稜ZAPスタッフリソースED
TOKYO R&D RD10V
0'58.431 0.264 0.036125.995
571武者 利仁ゼンカイレーシング遊戯闘速ED
MYST KK-S2
0'58.507 0.340 0.076125.831
652岩本 瞬ファーストガレージ小倉学園S2
MYST KK-S2
0'58.737 0.570 0.230125.338
77本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
0'58.774 0.607 0.037125.259
873下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
0'58.836 0.669 0.062125.127
931宇高 希TAKE FIRST 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.903 0.736 0.067124.985
1091山下 友基ELEVレーシングHFR 10V
TOKYO R&D RD10V
0'58.917 0.750 0.014124.955
1122内藤 大輝RCIT RaiseUP MT
MYST KK-S2
0'58.932 0.765 0.015124.924
120M1夕田 大助LAPS KKS
MYST KK-S2
0'59.022 0.855 0.090124.733
1327草野 裕也TRF.CSI KK-SII ED
MYST KK-S2
0'59.073 0.906 0.051124.625
14*3M2秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
0'59.154 0.987 0.081124.455
1566戸谷 友規Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.177 1.010 0.023124.406
1679中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.231 1.064 0.054124.293
1746M3本間 隆史MAT RPイマージュ10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.465 1.298 0.234123.804
181澤井 良太朗オートルックカワモト電工10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.479 1.312 0.014123.775
19*16M4竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
1'00.447 2.280 0.968121.793
---- 以上基準タイム(130% - 1'15.752)予選通過 ----
  • CarNo. 53, 3, 16は、筑波サーキット一般競技規則第17条1.違反(ダブルチェッカー)により、訓戒とした。

鈴鹿S-FJ選手権

第4戦鈴鹿決勝 上位入賞ドライバー等のコメント 優勝・居附明利「森山選手との勝負は楽しかった」

優勝 居附明利(SAccess Racing Es)
 「5番手スタートから4番手に上がれたのが大きかったです。その後SCが入りましたが、4番手からリスタートすることができたので、SC明けの2周目で3番手に上がれました。そこからのペースも良くて、岡本選手に付いていきながら、パスして2位に上がりました。トップの卜部選手はストレートで抜きました。そこからは森山選手が来ないようにがんばって引き離したんですが、2番手に上がってきて、どちらかがミスるかの勝負になりました。けっこう楽しめました。12周走りたかったですね」
2位 森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)
 「悔しいです。ペースも居附選手と一緒で、タイヤもたれる傾向も無く、動きを見ていたら向こうの方がちょっとたれだして、SCで詰まったのでいけると思いました。まさかあんなクラッシュが起きているとは思わなくて、ドライバーたちが無事で良かったです。最初の方はみんな意地でブロックしていたので、無事に完走できるように走りました。居附選手や岡本選手よりは激しく行かなかったのが、この結果に出たんだと思います。一番の敵の居附選手が1位なのでこれからますます熱い戦いになると思います」
3位 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
 「スリップに付ければ行けていたので、リスタートしていたらワンチャンあったかも知れません。ただ、単独のペースが全然速くないので、話にならないです。原因も分からないので、今後も苦しくなると思います。急激に遅くなっているので、レースの組み立てとかで、ごまかしてやっていくしかないです」
9位 度会太一(FTK レヴレーシングシグマ)/赤旗原因
 「体は大丈夫です。(スプーンを)集団で立ち上がってきて、ぼくはその一番後ろにいました。前の選手を抜こうと思ってアウトに振ったときに、その選手もアウト側に振ってきて絡んでしまいました。そこから玉突きみたいな感じになりました。大きなクラッシュでしたが、重大なけがの人がいなかったので良かったです」
Text: Yoshinori OHNISHI

鈴鹿S-FJ選手権

第3戦鈴鹿決勝 上位入賞ドライバーのコメント 優勝・森山冬星「こういうレースで勝ってもうれしくない」

優勝 森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)
 「ロングランがきつかったので勝てたのは運もあると思います。1回目のSCはありがたかったんですが、こういうレースで勝ってもうれしくないです。リスタートも前にいたから決められたので、そこは自信につなげたいと思います。SCのいい練習になりました。次は6番手スタートですが、いいレースを作って勝ちます」
2位 居附明利(SAccess Racing Es)
 「納得いかない部分も多いんですが、これもレースなのでしょうがないと割り切るしかないです。スタートは決まって2番手で安全な位置は取れたんですが、前が離れてしまったのが今回の敗因だと思います。SCが入るのは予想していなかったので、最後に追いついて逆転を目指したかったんですが、それができずに終わってしまいました」
3位 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
 「いろんなチームにセットを教えてもらってガラッと変え、昨日よりは前進しました。コーナーが曲がれてない感じでしたが、ストレートがきつくて仕掛けるまでにいけませんでした。スリップ付いても追い越せなくてしんどかったです。自分から仕掛ける場面は1回もなかったんですが、前がどんどん崩れていきました。ポイント的には悪くないので、次のレースは蹴り出しで前を抜けるようにしたいです」
4位 卜部和久(MYST KK-SII)
 「まわりに接触が多かったんですが、うまく避けられて順位アップできました。岡本選手を抜けるかと思ったんですが、ブロックがうまかったです。次のレースの対策はできそうなので、しっかりと表彰台に乗れるようにがんばります」
5位 小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)
 「スタートの蹴り出しは可も無く不可も無く、4番手スタートの4位だったんで、そこまでは普通でした。そこからミスがあるわけでもないのにペースが上がらず、1台1台抜かれてしまいました。7番手のときにSCが出て、再スタートも良くなく61号車に並ばれて接触してしまいました。アームとかも曲がってペースが上げられませんでした。またSCが出て、長く続いたので助かりました」
6位 岸本尚将(Tamayura athle ABBEY KKSII)/第4戦ポールポジション
 「16番スタートからで、新品タイヤを入れてとにかく前に行こうという作戦でした。スタートは普通でしたが、新品タイヤの一発を生かして2~3台抜きました。2回のリスタートもうまく決めることができました。最後、シケインで抜かれたのが良かったです(笑)」
Text: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

第4戦オートポリス決勝記者会見 平川亮「常に優勝を狙ってレースしているが、今日は予想以上で驚いてる」

第4戦優勝 平川亮(carenex TEAM IMPUL)

優勝は平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)

 「常に優勝を狙ってレースをしていますが、今日に関しては予想より良かったので自分自身驚いています。一番はやっぱり良いスタートを切れたこと。1周目を狙っていたので、うまく決まって良かったです。いつもタイヤ交換をやってるメカニックの人が今回腰痛でだめになってしまって、ピット作業に不安がありましたが、夜通しと朝から練習していただいたので、タイヤ交換もうまく決まりました。チームワークでできた優勝かなと思っています」

「まだ中盤戦ですけど、流れを取り戻せた感触があるので、次のSUGOも優勝を狙って、予選から頑張りたいと思います」

第4戦決勝2位 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)

決勝2位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

 「ここにくることができて嬉しいです。今シーズンは前半戦だけで2回も表彰台に上がることができて嬉しいです。リョウと同じく、僕もピットストップを遅らせる作戦を取りました。前半はずっとタイヤをセーブしながら走りました。ピットストップしたらどうなるか、という不安がありましたが、できるだけうまくタイヤをマネジメントしようと思っていました。オートポリスはタイヤのでグラデーションが酷くて、タイヤを守ることがキーポイントだと思ったので、そこに集中しました。良い結果に終わって非常に嬉しいです。僕自身だけでなくチームにとっても。昨年は本当に厳しいシーズンでしたが、今シーズンはもう2回も表彰台に上がれました。次も引き続き頑張ります」

第4戦決勝3位 三宅淳詞(TEAM GOH)

決勝3位は三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)

 「スタートで順位を落としてしまったんですけど、フリー走行でロングランのペースが良いことがわかっていたので、結構引っ張る作戦を取りました。皆さんと同じように結構タイヤが厳しい状況ではありましたが、チームのエンジニアさんやアドバイザーの伊沢さんから周りのドライバーの状況などの的確なアドバイスをもらえて、うまくタイヤマネジメントができました。本当にチームの皆さんと力を合わせて勝ち取りました。3位になれて本当に嬉しいです」

優勝チーム監督 星野一義(carenex TEAM IMPUL)

決勝記者会見: 星野一義監督(carenex TEAM IMPUL)

 「正直ね、昨日の予選は納得していなくて、ちょっと寝つきが悪かったんですけど、ドライバーには自分の体は自分で守ってくれ。クルマはこっちでどうとでもするから、思い切り戦ってくれと言いました。始まってからは本当に絵に描いたようにうまくいくんでね。ピットの判断も素晴らしかった。タイヤ交換をどうするかとか、周りのドライバーを見て計算して、何台もパソコン打ちながら、ドライバーには負担をかけないように、ベストを尽くした。途中からマッチのところの4号車がタイヤを替えて上がってくるからとか。ほんとすごいよね。ドライバーにもたまげたね。ピットワークも一人臨時で増やしたから8秒台入っちゃって、ドライバーにはごめんねって言わないといけないけどね」

「鈴鹿の走りも結果的に7番手ですけど、あの年齢は全盛期の頃だから、無理して絡まないようにしてる。それが見えてるから、1台1台的確にかわしていける。若いと無理しちゃうからね。(平川は)今はナンバーワンだと思うね。今日は褒めてあげたい」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

鈴鹿S-FJ選手権

第4戦鈴鹿決勝 赤旗終了の荒れたレースを制した居附明利が今季2勝目を飾る

優勝は居附明利(SAccess Racing Es)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズは22日、鈴鹿サーキットで行われている鈴鹿クラブマンレース第3戦で、第4戦の決勝を行い、5位からスタートした居附明利(SAccess Racing Es)が、赤旗終了となる荒れたレースを制して今季2勝目を飾った。

決勝がスタートした

 第4戦は午後3時25分にフォーメーションラップが始まる。天候は晴れ。20台が参加して1周を回り、グリッドに付いた。

 ポールポジションの岸本尚将(Tamayura athle ABBEY KKSII)のリードでレースは始まるが、スプーンでは3位スタートの卜部和久(MYST KK-SII)にかわされ2位に落ちる。トップは卜部、2位岸本。4位、5位スタートの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)と居附明利(SAccess Racing Es)もそれぞれ3位、4位にポジションアップ。2位スタートの小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)は5位に落ちた。

 しかし、オープニングラップのダンロップ立ち上がりで最後尾スタートの大木一輝(M2 KK-SII)がコースアウトしたため、早くもセーフティーカー(SC)が導入される。

 SCは3周終わりでピットイン。レースは4周目から再開された。

 4周目の1コーナーでは2位を走る岸本が、岡本と居附に相次いでかわされ4位に落ちる。6位スタートの森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)も岸本をかわして4位まで上がってきた。

 5周目の1コーナーでは3位の居附が前を走る岡本をかわして2位に、居附はさらにスプーンで卜部をもかわしてついにトップに浮上した。この周、岡本は森山にもかわされ4位に落ちた。

 6周目の1コーナーでは3位に上がった森山が卜部をかわして2位に浮上。3位に落ちた卜部は続く7周目の1コーナーでコースアウトして大きく順位を落とすことなった。これで岡本が再び3位に復帰。

 7周目、トップの居附と2位に上がった森山との差は0秒8。8周目にはその差は0秒7と徐々に森山が居附との差を詰め始める。3位は岡本、4位には岸本をかわしてきた小松が付ける。岸本はさらに16位スタートの清水啓伸(Drago CORSE)にもかわされ6位に落ちた。

 しかし、9周目に入ったバックストレートでは8位争いをしていた松田大輝(K-TACK MYST KK-SII)と度会太一(FTK レヴレーシングシグマ)が接触、これに高木悠帆(MYST KKSII)が巻き込まれこの3台が激しくクラッシュした。

 これでSCが導入されるも、まもなく赤旗に切り替えられレースは中断した。

 マシンはピットロード出口に並べられ、再開を待つが、レースは赤旗中断ももって終了されることとなった。このためクラッシュ前の8周でレースは終了。優勝は居附、2位森山、3位岡本、4位小松、5位清水、6位岸本という結果となった。レースは規定周回数の75%を走らなかったため、シリーズポイントは半分となる。

 第5戦は6月19日、鈴鹿クラブマンレース第4戦にてフルコースで開催される。

決勝2位は森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)

決勝3位は岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

決勝4位は小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)

決勝5位は清水啓伸(Drago CORSE)

決勝6位は岸本尚将(Tamayura athle ABBEY KKSII)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第4戦オートポリス決勝 圧巻の大逆転劇!! 予選8番手スタートの平川亮が今季2勝目を達成 ルーキー三宅淳詞も殊勲の初表彰台を獲得

優勝は平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝が5月22日、大分県日田市のオートポリスで行われ、予選8番手からスタートした平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が見事な追い上げとピット戦略でトップに立ち、開幕戦富士以来の今季2勝目を挙げた。

(天候:晴れ コース:ドライ)

42周の決勝がスタートした

レースは途中セーフティーカーが導入された

 第4戦決勝は午後2時30分より42周で行われた。スタート時の気温は24℃、路面温度は44℃まで上昇した。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)。2番手に牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が続き、宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が3番手。後方からスタートを決めた笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が1コーナーで宮田に並びかけるが、宮田はポジションを守り切って2コーナーを立ち上がる。

 ところが3コーナーで山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)と松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)がコースをはみ出し、さらに最後尾スタートの大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がバリアに突っ込むクラッシュが発生。これにより早くも2周目からセーフティーカーが導入されることになった。

 するとその直後、8番手スタートから着実に順位を上げてきていた平川が第2ヘアピンで宮田をも捉え、一気に3位までジャンプアップしてコントロールラインに戻ってきた。

 大湯の65号車を排除した後、セーフティーカーは3周終わりでピットイン。4周目からレースは再開された。

 するとすかさず平川が5周目の1コーナーで牧野をアウトから抜いて2位に浮上する。

 しかしその直後、今度は小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)が2コーナーで坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)に追突されてコースアウトするアクシデントが発生。バリアに跳ね返された7号車はコースの真ん中にストップしてしまった。このため6周目から再びSCが導入されることとなった。

 坪井は6周終わりでピットイン、ノーズを交換してレースに復帰したが、このアクシデントを引き起こしたとしてドライビングスルーペナルティを課せられることになった。

 小林の7号車をコース外に排除したのち、セーフティーカーは9周終わりでピットイン。10周目からレースは再開になる。トップの野尻が10周目の第1セーフティーカーラインを超えたところからタイヤ交換義務が有効になるというタイミングだ。

 早速10周終わりで牧野、笹原、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、山本がピットイン。

 11周目に入ったところで今度は大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)と関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が接触。大嶋は左リヤタイヤのパンクに見舞われて第1ヘアピンでコースアウトしてしまい、関口はこの周でピットに入り、フロントウィングを交換することになる。この他、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)、大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)がこの周でタイヤ交換を行ったが、山下は左リヤのインパクトレンチが抜けず、タイムをロスしてしまった。大嶋もピットインしたが、パンクしているためリヤのジャッキアップに手間取ってしまう。

 トップの野尻は当初レース半ばでのタイヤ交換を想定していたが、10周目にタイヤ交換を済ませた牧野のペースが良いことを見てピットインのタイミングを繰り上げ、15周終わりでタイヤ交換を行う。チーム無限は7秒2の作業時間で交換を済ませ、野尻を牧野の前でコースに送り出した。

 これでトップに繰り上がった平川は猛ダッシュ。17周終わりで野尻との差を31秒836とすると、18周目には32秒756、19周目には32秒836と徐々にリードを広げて20周終わりでピットインした。実はこの日、チームインパルはピットクルーの一人がぎっくり腰を患ったために急遽他のメンバーが作業に加わっており、ピット作業に不安を残す状態であったが、それでも8秒5でタイヤ交換を終え、平川を野尻の前で送り出すことに成功した。

 猛然と差を詰めてくる野尻を平川は最後まで押さえ切って21周目を走り切る。この時点で野尻との差は2秒054だ。逆に野尻の背後には18周目にタイヤ交換を済ませた宮田が迫ってきた。

 23周終わった時点のトップはサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)。2位に三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)、佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)が3位で続くが、この3人はタイヤ交換を終盤まで引っ張る作戦を採っていた。

 この時点で平川は4位につけていた。野尻との差は5秒147に開いた。野尻の後方からは宮田がオーバーテイクシステムを使って猛然と迫ってきたが、あとちょっとのところで野尻を捉えきれない。オーバーテイクボタンを押したまま走り続ける宮田。25周目の1コーナーではあわや追突という場面もあったが、宮田は限界ギリギリのブレーキングで衝突を回避した。この間に平川のリードは6秒317に開いた。あとはフェネストラズが何周目にタイヤ交換に入るか。そしてその時の平川との位置関係がどうなるかがレースの焦点となる。

 26周終わってフェネストラズと平川の差は25秒308。27周目にはその差は24秒302にまで縮まる。これを見てフェネストラズは28周終わりでフェネストラズはピットインするが、左フロントの交換に手間取り、9秒3の作業時間を要してしまう。その結果フェネストラズは平川と野尻の間でコースに戻ることになった。

 野尻はオーバーテイクシステムを使ってフェネストラズを追うが、逆にフェネストラズは野尻を引き離して29周目を完了した。野尻は1秒972後方だ。

 これでトップは三宅に代わる。30周終了時点での平川との差は20秒151、フェネストラズとの差は27秒660、野尻とは31秒355の差だ。

 三宅の後ろを走っていた佐藤は31周目に平川に追いつかれてしまうが、TEAM GOHこの周終わりで佐藤をピットインさせる判断を下す。これで平川が2位に浮上。三宅との差は20秒908だ。すると三宅は32周目にピットイン。8秒3の作業時間で野尻の前にピットアウトした。

 ここから三宅はトップ2台を上回るハイペースで周回を重ねていく。34周目には自己ベストを更新する1分29秒054を記録してフェネストラズとの差は6秒112とすると、35周目にはこの日のファステストラップとなる1分28秒747を叩き出した。2位との差は4秒790だ。その後も三宅は1分29秒台を連発、37周目にはフェネストラズとの差を2秒140まで詰めてきた。4位の野尻は11秒717後方だ。

 しかしここからフェネストラズが意地を見せる。38周目に1分29秒896をマークして三宅との差を2秒769とすると、39周目にも1分29秒814を記録して3秒217とさらに広げてきた。

 一方、3位の三宅はこの辺りからタイヤ性能のピークを超えてしまったようで、40周目には1分31秒721にペースダウン。その後も徐々にペースを落としていった。

 こうした中、トップの平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)は2位に3秒462の差をつけてファイナルラップに入り、そのまま逃げ切って開幕戦富士以来の今季2勝目を挙げた。

 2位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)。
そしてルーキーの三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)がSFデビュー4戦目にして殊勲の初表彰台を獲得した。

 これにより平川はドライバーズポイントを60に伸ばした。ポイントリーダーの野尻は4位に終わったため64ポイントと、その差は一気に詰まった。

 次戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。6月19日決勝だ。

決勝2位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

決勝3位は三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

鈴鹿S-FJ選手権

第4戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2022/05/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
139居附 明利SAccess Racing Es
MYST KK-S2
821'17.600--
256森山 冬星DIXCEL/ROYAL/MYSY
MYST KK-S2
821'18.374 0.774 0.774
38岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
821'22.422 4.822 4.048
415小松 響Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII
MYST KK-S2
821'26.471 8.871 4.049
534清水 啓伸Drago CORSE
MYST KK-S2
821'26.574 8.974 0.103
651岸本 尚将Tamayura athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
821'27.293 9.693 0.719
755板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
821'27.449 9.849 0.156
819松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
821'27.73310.133 0.284
97度会 太一FTK レヴレーシングシグマ
MYST KK-S2
821'28.33010.730 0.597
1061高木 悠帆MYST KKSII
MYST KK-S2
821'29.69812.098 1.368
1112小川 涼介M2 KK-SII
MYST KK-S2
821'30.11612.516 0.418
121元山 泰成Ecotech Racing
MYST KK-S2
821'31.40913.809 1.293
1387卜部 和久MYST KK-SII
MYST KK-S2
821'31.69414.094 0.285
1479三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
821'31.95414.354 0.260
159上吹越 哲也FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
821'36.62519.025 4.671
1621太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
821'40.62423.024 3.999
1757東 慎之介セルモグループORM/MYST
MYST KK-S2
821'45.02827.428 4.404
1898天谷 伶奈スキルスピードKKSII
MYST KK-S2
822'01.18643.58616.158
1910谷川 文啓LOVCA F.Tworks Noel Racing
MYST KK-S2
822'16.95759.35715.771
---- 以上規定周回数(90% - 7Laps)完走 ----
-20大木 一輝M2 KK-SII
MYST KK-S2
312'38.5135Laps5Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 39 居附明利(SAccess Racing Es) 2'14.409 (6/8) 155.534 km/h
  • 鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第70条6により赤旗終了とした。

SUPER FORMULA

第4戦オートポリス決勝結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 4 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
120平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
421:11'58.025--
24サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
421:12'00.335 2.310 2.310
355三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
421:12'10.53312.50810.198
41野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
421:12'19.84621.821 9.313
537宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
421:12'20.41622.391 0.570
65牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
421:12'30.59432.56910.178
715笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
421:12'31.59633.571 1.002
839阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
421:12'32.67234.647 1.076
96大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
421:12'33.60235.577 0.930
1050松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
421:12'34.43536.410 0.833
1118国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
421:12'37.74339.718 3.308
123山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
421:12'44.38546.360 6.642
13*38坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
421:12'56.95658.93112.571
1464山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
411:12'06.5871Lap 1Lap
1514大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
411:12'46.2161Lap 39.629
16*19関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
411:13'08.9321Lap 22.716
1753佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
401:09'32.3592Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 37Laps)完走 ----
-36ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
361:12'53.2296Laps4Laps
-*7小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
49'07.61438Laps32Laps
-65大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
0-42Laps4Laps
-*12福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
-失格--
  • Fastest Lap: CarNo. 55 三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19) 1'28.747 (35/42) 189.600 km/h
  • CarNo. 38, 7, 19は、2022全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.1)(他車への接触)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 12は、2022全日本選手権大会特別規則第11条3.(タイヤ交換義務)違反により、失格とした。

鈴鹿S-FJ選手権

第3戦鈴鹿決勝 2度のSCが出る荒れたレースを制した森山冬星がポールトゥウィン

優勝は森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズは22日、鈴鹿サーキットで行われている鈴鹿クラブマンレース第3戦で、第3戦の決勝を行い、2度のセーフティーカー(SC)が出る荒れたレースを制した森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)がポールトゥウィンで優勝した。

 決勝は午前11時15分にフォーメーションラップが始まった。天候は晴れ、初夏らしい汗ばむほどの陽気の中、20台が参加して1周を回りグリッドに付いた。

 好スタートを切ったのはポールシッターの森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)で、2位以下は予選順位通りに居附明利(SAccess Racing Es)、大木一輝(M2 KK-SII)、小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)、清水啓伸(Drago CORSE)が続く。6位には予選7位から岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が上がる。

 2周目には大木が居附をパスして2位に上がるが、スプーンでは再び居附が前に出て2位に復帰。この周、谷川文啓(LOVCA F.Tworks Noel Racing)が逆バンクでコースアウトしたため、SCが導入されることとなった。

 SCは5周を回ってピットイン。6周目からレースは再開される。トップの森山はリスタートを決め、2位の居附を離してストレートに戻ってきた。3位には大木が続いていたが、この大木と度会太一(FTK レヴレーシングシグマ)がスプーンで接触して止まったため、再びSCが導入されることとなった。

 SCは9周を回ってピットイン。レースはファイナルラップでの争いとなった。ここでも森山は素晴らしいリスターを決めトップを死守。2位の居附を引き離し、10周を回り優勝を飾った。

 2位には居附が、3位には清水が、4位には岡本が、5位には卜部和久(MYST KK-SII)が入った。6位にはファイナルラップのシケインで岸本尚将(Tamayura athle ABBEY KKSII)を攻略した小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)が入った。

 しかしレース後、3位の清水はSC中の追い越し違反で30秒が加算され16位に後退。岡本以下が繰り上がり、3位に岡本、4位に卜部、5位に小松、6位に岸本という結果になった。

 第4戦はこの結果をもって、上位6位までがリバースグリッドとなる。ポールポジションは岸本、2位に小松、3位に卜部、4位に岡本、5位に居附、優勝した森山は6位からスタートとなる。

 第4戦は午後3時25分よりこのレースより2周多い、12周で行われる。

10周の決勝がスタートした

決勝2位は居附明利(SAccess Racing Es)

決勝3位は岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

決勝4位は卜部和久(MYST KK-SII)

決勝5位は小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)

決勝6位は岸本尚将(Tamayura athle ABBEY KKSII)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第4戦オートポリス 新型コロナウィルス感染症対策に新たな局面 JRPが出口戦略に着手

ピットウォーク

 5月21-22日に大分県日田市のオートポリスで行われている、全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦では、新型コロナウィルス感染症への対応に関する出口戦略の一環として、暫定表彰式や公式記者会見における、プレゼンターや参加ドライバーのマスク着用義務を撤廃する試みがなされた。

 これから夏に向けて熱中症対策が求められること、それに対する厚生労働省の指導内容なども鑑み、こうしたノーマスクでの対応をこれからも続けていくという。

 また、21日の公式予選終了後には家族連れのファンを対象としたキッズウォークも3年ぶりに復活。まだ選手と直接触れ合うことはできないものの、多くの子供たちが参加して、最新のフォーミュラカーやスーパーバイクを間近に見て楽しむ姿をピットレーンで各所で見ることができた。

 JRPでは今後も社会情勢を見ながら、レース業界全体で出口戦略に取り組んでいくとしている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第4戦オートポリスJRPサタデーミーティング 2022シーズンの全マシンをバーチャルで再現! 「グランツーリスモ7 リバリーデザインコンテスト」を開催

 日本レースプロモーション(JRP)は、5月21日に大分県日田市のオートポリスで行われたJRPサタデーミーティングの中で、人気のゲームソフト「グランツーリスモ7」と連携した「グランツーリスモ7 リバリーデザインコンテスト」の開催を発表した。

 これは2022シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権を戦う全12チーム21台のマシンと、CN開発テストで使用される通称「赤寅」「白寅」の2台のリバリー(カラーリング)を一般のプレイヤーから募集するもので、参戦チームとJRPにて作品を審査し、公認リバリー全23点を選出。スーパーフォーミュラ公式サイトで公表するとともに、今後の公式バーチャルレースや各種プロモーション施策で使用していく。

 公認リバリーを作成したプレイヤーには応募したチームのファングッズ(直筆サイン入りドライバーズカード及びチームフラッグ)が賞典として贈呈される。

 応募期間は5月24日(火)〜6月5日(日)まで。

 ゲーム内で「ショーケース」に全体公開した後、そのURLをグランツーリスモ・ドットコム内の「GTマイページ」から自身のTwitterアカウントで指定のハッシュタグを添えて投稿することで応募できる。

 詳細は公式サイトを参照のこと。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

鈴鹿S-FJ選手権

第3戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2022/05/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
156森山 冬星DIXCEL/ROYAL/MYSY
MYST KK-S2
1030'33.775--
239居附 明利SAccess Racing Es
MYST KK-S2
1030'34.445 0.670 0.670
38岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1030'35.993 2.218 1.548
487卜部 和久MYST KK-SII
MYST KK-S2
1030'36.736 2.961 0.743
515小松 響Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII
MYST KK-S2
1030'38.936 5.161 2.200
651岸本 尚将Tamayura athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
1030'39.077 5.302 0.141
719松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
1030'39.352 5.577 0.275
855板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
1030'39.935 6.160 0.583
912小川 涼介M2 KK-SII
MYST KK-S2
1030'41.369 7.594 1.434
1079三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
1030'41.486 7.711 0.117
111元山 泰成Ecotech Racing
MYST KK-S2
1030'42.119 8.344 0.633
129上吹越 哲也FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1030'43.284 9.509 1.165
1357東 慎之介セルモグループORM/MYST
MYST KK-S2
1030'44.05010.275 0.766
1421太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1030'44.69510.920 0.645
1598天谷 伶奈スキルスピードKKSII
MYST KK-S2
1030'51.34417.569 6.649
16*34清水 啓伸Drago CORSE
MYST KK-S2
1031'05.55131.77614.207
17*61高木 悠帆MYST KKSII
MYST KK-S2
1031'17.49543.72011.944
1810谷川 文啓LOVCA F.Tworks Noel Racing
MYST KK-S2
930'51.4861Lap 1Lap
---- 以上規定周回数完走 ----
-20大木 一輝M2 KK-SII
MYST KK-S2
514'34.4215Laps4Laps
-7度会 太一FTK レヴレーシングシグマ
MYST KK-S2
514'34.9025Laps 0.481
  • Fastest Lap: CarNo. 56 2'15.161 (2/10) 154.669 km/h
  • CarNo. 34, 61は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第58条1(SC中の追い越し)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

SUPER FORMULA

第4戦オートポリスJRPサタデーミーティング 過去の名勝負を公式Youtubeで配信 第1弾は「1978年鈴鹿グレート20ドライバーズF2」!!

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: 優勝した星野一義

 5月21日に大分県日田市のオートポリスにて行われた、日本レースプロモーション(JRP)主催のサタデーミーティングでは、SUPER FORMULA NEXT50の取り組みの一つとして、「JAPAN TOP FORMULA ARCHIVES」と題し、1973年以降の国内トップフォーミュラのアーカイブ映像を、公式Youtubeチャンネルにて順次配信していくことが発表された。

 第1弾は「1978年鈴鹿グレート20ドライバーズF2」で6月1日(水)午後8時より配信予定。以降、7月6日に「1996年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿サーキット」、8月3日に「1987年鈴鹿全日本BIG2&4レース F3000」、9月7日に「1996年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第10戦富士スピードウェイ」、10月5日に「全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第10戦鈴鹿サーキット」と、全5レースの配信が予定されている。

 これらは当時のテレビ中継の映像をCBCテレビやフジテレビの協力を得てデジタルリマスターしたもので、Youtubeのプレミア公開機能を通じて配信される。公開時のみどなたでもチャットに参加しながら楽しむことができ、プレミア公開後は月額490円の「SF LIVE」会員のみがいつでも視聴できるとのこと。

 第一回配信には当時ドライバーとして参加した星野一義、中嶋悟量監督もチャットに参加することが検討されており、今後の配信予定についてはチャットを通じてファンに希望を募っていくとのことだ。

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: ヘアピンに進入するトップグループ

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: ヘアピンに進入するマシン

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: 決勝2位の中嶋悟

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: 決勝3位の長谷見昌弘

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: 決勝4位のP.ガイヤール

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: 決勝5位の高橋国光

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: 決勝7位の桑島正美

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: 決勝12位の三橋久善

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: 決勝13位の佐藤文康

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: ルネ・アルヌーはリタイア

1978年全日本F2鈴鹿グレート20レース: 和田孝夫はリタイア

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

第4戦オートポリスJRPサタデーミーティング 次戦SUGO大会で2023仕様のスケッチを公開か

次期開発車両「白虎」

 全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する、ニホンレースプロモーション(JRP)が5月21日、第4戦の行われている大分県日田市のオートポリスで定例のサタデーミーティングを開催。第3回カーボンニュートラル開発テストの実施報告や、公式Youtubeでのレースアーカイブの配信、「グランツーリスモ7 リバリーデザインコンテスト」の概要などを発表した。

 開幕戦富士から続いているCN開発テストは、今回も二日間で全4セッション、計8時間の走行を行い、カーボンニュートラル・フューエルを使ったエンジンテストや、構造・コンパウンドの異なる複数の開発タイヤをテストした。またBcomp社が提供する麻などの天然素材を活用したバイオコンポジット素材をエンジンカバーやサイドポンツーンに採用し、熱、水、強度に対する実証テストを行った。

 テスト車を走らせたのは今回も石浦宏明と塚越広大の2人。上記3項目に加え、追従走行により追い越しやバトルを生み出すために必要なダウンフォース量の検証を行った。

 オートポリスは高地にあり、またタイヤへの負荷の高いコースとしても知られており、ターボへの負荷や空力への影響、タイヤのピックアップの問題など、富士や鈴鹿では得られない貴重なデータが収集できたとのこと。来シーズンから使用される車両のコンセプトも大筋で決まりつつあるようだ。

 また排気管の出し方などを工夫して、V8エンジンに近い音色の排気音を再現できないか、との検証を次回のSUGOテストで実施したいとのことだ。

 JRPは次回のSUGO大会あたりで来年モデルのスケッチを公開したいと考えており、年内にはファンに向けて実車のプロトタイプを公開したいとしている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第4戦オートポリスフリー走行2回目 大湯都史樹がトップタイム

フリー走行2回目: 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦のフリー走行2回目が5月22日、大分県日田市のオートポリスで行われ、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がトップタイムを記録した。

 フリー走行2回目は午前10時15分より30分間で行われた。走行開始時の気温は17℃、路面温度は31℃まで上昇してきた。

 コースオープンと同時にルーキーの佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)と三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)が揃ってピットレーンでストールというハプニングがあったものの、二人はすぐにエンジンを再始動。他の19人とともにコースに出ていった。

 しかしフリー走行は開始3分で赤旗中断となってしまう。ジェットコースターストレートの先で坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)がストップしたためだ。

 坪井は前輪のスクラブを行っていたようだが、突然のパワーダウンにより、自分からコース外に出てストップした模様。原因はエンジンを制御するECUの問題と思われる、とのことだが、詳細は調査中だ。

 車両回収ののち、フリー走行は10時25分に再開され、その後は大きなトラブルもなく終了した。

 ここでトップタイムを記録したのは予選18番手の大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)だ。5周目に1分28秒735を記録してトップに立ち、一旦ピットへ。その後は1分29秒421、1分30秒050を記録して走行を切り上げた。

 2番手にはサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)、3番手には山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)とKONDO RACING勢が続き、第3戦優勝の松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)が4番手につけた。

 ポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)は12番手。走り出しから4周続けてピットイン、アウトを繰り返したが、その後は1分30秒台のコンスタントなペースで周回を重ねている。

 序盤トラブルに見舞われた坪井はその後も走行に参加せず、唯一ノータイムでフリー走行を終えている。決勝への影響が懸念されるところだ。

 第4戦決勝はこのあと午後2時30分より42周で行われる。

フリー走行2回目: サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

フリー走行2回目: 山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第4戦オートポリスフリー走行2回目結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/22) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 4 オートポリス 4.674km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
165大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'28.735--189.625
24サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'29.057 0.322 0.322188.940
33山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'29.137 0.402 0.080188.770
450松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'29.472 0.737 0.335188.063
57小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'29.571 0.836 0.099187.855
653佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'29.799 1.064 0.228187.378
720平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'29.804 1.069 0.005187.368
815笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'29.817 1.082 0.013187.341
937宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'29.958 1.223 0.141187.047
1019関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'29.993 1.258 0.035186.975
116大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.004 1.269 0.011186.952
121野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'30.017 1.282 0.013186.925
1339阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'30.172 1.437 0.155186.603
145牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.240 1.505 0.068186.463
1555三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'30.443 1.708 0.203186.044
1664山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.502 1.767 0.059185.923
1718国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'30.649 1.914 0.147185.621
1814大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'30.762 2.027 0.113185.390
1912福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'31.070 2.335 0.308184.763
2036ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'31.094 2.359 0.024184.715
-38坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
no time---

SUPER FORMULA LIGHTS

第9戦オートポリス決勝会見 木村偉織「アウトから並ばれても、ブレーキングだけは頑張ろうと思った」

第9戦優勝 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見: 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

 「昨日のレースではスタートでフライングしてしまったので、それを反省して今回のレースに臨みました。スタートでは守りに入りすぎたのか、いい加速ができずに太田選手に並ばれてしまいました。1コーナーでアウトから並ばれてもブレーキングだけは頑張ろうと思い、ブレーキングに集中して1コーナーに入りました。そのあとはミスしないことだけを意識して走りました」

 「僕は予選で使っただけの、レースしていないタイヤで挑んだので、ペースがいいのは分かっていました。そのいい状態で自分がどれだけ限界に近い走りを続けられるかを意識しました」

 「レース中のペースにおいては、自信がある部分を伸ばせたと思います。ただスタートは、手応えもありましたがまだ足りてない部分もあったので、次のSUGOに向けてブラッシュアップしていきたいです」

 「SUGOはF4で走った経験がありますが、非常にチャレンジングで独特なレイアウトなので、好きなコースです。そこをライツで走るのが楽しみです」

第9戦決勝2位 太田格之進(TODA RACING)

決勝記者会見: 太田格之進(TODA RACING)

 「昨日の二つのレースではスタートがあまりうまくいかなくて、色々試行錯誤というか、データを確認して今日のレースのスタートに臨みました。その結果今週末の3レースの中では一番いいスタートができたんじゃないかと思います。あわよくばスタートでポジションを得る、というのを目標にしていたんですけど、抜くまではいきませんでした。もう少しリスクをとっていけば1コーナーで横に並んでいって、チャンスがあるかとも思ったんですけど、そこはちょっと抑えて、完走を第一と考えて走りました」

 「僕は木村選手と違って1レース使ったタイヤで臨んだので、そこで前に出ていても、タイヤの差やB-MAXの今週の速さを考えたら、ちょっと厳しいかなとも思っていました。ですので無理をせずにポジションを守ることを第一優先で走りました」

 「後半はタイヤがきつかったし、前がどんどん離れていく中で野中選手に詰められましたが、僕らは第1セクターが速いことが分かっていたので、ミスをせずに走ろうと思いました。集中して走ったのでミスは一切してないと思います。それでポイントを獲得できたのは良かったです」

 「今週末はダブルポールを獲得でき、鈴鹿から6戦連続で表彰台を獲得して、2位との差を広げられました。次のSUGOでも予選に集中し、そこでポールを取ってしまえば結果は自ずとついてくると思うので、そこにフォーカスした準備をチームと相談しながらやっていければと思います。」

第9戦決勝3位 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見: 野中誠太(TOM\'S)

 「第1レースと同じスタート順位で、後ろのドライバーも同じ顔ぶれだったので、他のドライバーの動きも予測できていました。そこに関しては自信を持って1周目を走ることができました。タイヤも僕の方が太田選手より新しかったので、チャンスがあると思っていたんですが、太田選手は大きなミスもせず、セクター3でついていくことができず、抜けない状況が続きました。後ろの菅波選手も速かったですし、下手に太田選手に近づきすぎてフロントタイヤを傷めてしまうと菅波選手に迫られてしまうことが予想できました。そこでポイントポイントを押さえて周回を重ねた感じです」

 「マシンのフィーリング的には昨日以上のパフォーマンスを発揮できていたと思うし、いい方向にいっていましたが、なかなか抜くことはできませんでした。それでも富士、鈴鹿以上にチーム一丸となって、いい形を作っていくことができたと思うので、ここからが本当の勝負なのかなと思っています」

 「3戦連続で表彰台に上がったのは初めてなので、僕自身のパフォーマンスも安定してきていますし、クルマもかなりいい状態で仕上がってきているので、B-MAX、戸田レーシングに離されないように、しっかり準備をして、最初のレースから高いレベルで走れるようにしたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第9戦オートポリス決勝 木村伊織が独走で今季2勝目を獲得

優勝は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第9戦の決勝が5月22日、大分県日田市のオートポリスで行われ、ポールポジションの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が独走で今季2勝目を挙げた。

 第9戦決勝は午前8時20分より21周で行われた。この日の天候は晴れ。路面はドライ。スタート時の気温は17℃、路面温度22℃という絶好のコンディションだ。

 スタートでは2番手スタートの太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が好ダッシュを見せ、1コーナーでポールシッターの木村にアウトから並びかけたが、木村はこれを退けてポジションを守り切った。3番手には野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)、4番手には菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が続く。

 木村は予選のみで使用したタイヤをこのレースに投入、最初の2周で太田を2秒309引き離すと、4周目にはこのレースのファステストラップとなる1分38秒736をマークするなど、終始太田を上回るハイペースで着実にリードを広げていく。

 その後方では菅波、平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)、小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が接近戦を展開していたが、そこから徐々に菅波が抜け出し、3位の野中に接近していく。

 その後も木村は5周目に4秒440、10周目には8秒772、15周目には12秒136とどんどんリードを広げていき、最後は太田に16秒571の大差をつけて21周を走り切り、昨日の第7戦に続いて今季通算2勝目を挙げた。

 太田は1レースを戦ったタイヤでスタートしたこともあり、終始苦しい走りを強いられ、レース中盤からは野中と菅波に迫られたが、セクター1での速さを活かして最後までポジションを守り切り、このレースを2位フィニッシュ。鈴鹿大会から6戦連続で表彰台を獲得。ドライバーズポイントを65に伸ばして次戦SUGO大会に臨む。3位の野中も今週末は全てのレースで表彰台を獲得し、このレースでノーポイントに終わった小高とのポイント差を7に縮めた。

 次戦の舞台はスポーツランドSUGO。6月18、19日に第10戦、第11戦そして第12戦を行う。

21周の決勝がスタートした

決勝2位は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)

決勝3位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第9戦オートポリス決勝結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 9 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
11木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2134'47.773--
22太田 格之進HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
2135'04.34416.57116.571
335野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2135'05.18717.414 0.843
450菅波 冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2135'06.04818.275 0.861
538平良 響Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2135'07.76719.994 1.719
637小高 一斗Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2135'08.48020.707 0.713
736古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2135'20.22432.45111.744
863平木 玲次HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
2135'20.68932.916 0.465
910川合 孝汰Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
2135'21.79034.017 1.101
1062平木 湧也HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
2135'33.86046.08712.070
114M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2135'49.4591'01.68615.599
12*30M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2136'17.1361'29.36327.677
---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 1 木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'38.736 (4/21) 170.418 km/h
  • CarNo. 30は、2022全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第31条10.違反(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER FORMULA LIGHTS

第8戦決勝会見 太田格之進「2回当てられて焦ったが、今回はギヤボックスが頑張ってくれた」

第8戦優勝 太田格之進(TODA RACING)

決勝記者会見: 優勝した太田格之進(TODA RACING)

 「優勝できてホッとしています。第7戦のスタートで抜かれてしまったので、とにかくスタートで抜かれないようにと。第3レースのグリッドも決まっているので、今回に関しては耐えるというか、多少並ばれても守り切ろうと決めてスタートしました。スタートは決まったんですが、後ろのクルマが速くて、第7戦のような展開になりかけてしまいましたが、その時の経験も踏まえて、なんとか守り切ることができました。そこからはもう前だけを見て走りました。SCが入って一度つけた差がなくなりましたが、SC明けからとにかく逃げました」

 「(スタートで接触があったと思うが、ダメージはなかったか)僕はどこに当たったかわかりませんでした。ただ1コーナーの立ち上がりと2コーナーの進入で2回当たりました。開幕戦でも後ろから追突される形でギヤボックスを損傷したことがあったので、すごく焦りましたが、今回はギヤボックスが頑張ってくれたのか、壊れずに走り続けることができて良かったです」

 「このコースの第3セクターはダウンフォースが抜けやすいコーナーが連続するので、木村選手が狙っているのは分かっていましたし、ストレートスピードは後ろの方が速いことも分かっていたので、できるだけ早いうちに仕掛けて、第3セクターでギャップを広げておけば、安全も高まると思いました。作戦通りにいきました」

 「(ポイント差を広げた形で第9戦に臨む格好になったが)とりあえず今日2位、1位とポイントを獲得できたので、明日もしっかりポイントを取りたいです。2番手からのスタートで、僕が抜きにいかないといけない立場なので、しっかり攻めて前に出られるように頑張ります」

第8戦決勝2位 古谷悠河(TOM'S)

決勝記者会見: 2位の古谷悠河(TOM\'S)

 「スタートは良くなくて結構遅れちゃったんですけど、なんとかポジションをキープできました。2コーナーを抜けたところで何台かがクラッシュしていましたが、なんとかアクシデントをすり抜けることができて3番手に上がれました。結果はペナルティが出て2番手に上がりましたが、自分としては不満です」

 「序盤で近づいてって、このまま行きたいと思っていましたが、近づくにつれてダウンフォースが抜けてしまい、走らせるのに苦労しました」

 「(第9戦ではもう一つ上を狙いたいところかと思うが)次は8位からのスタートなので厳しいかと思いますが、今回みたいになことが起きるかもしれないし、自分のペースさえ良ければ抜けるかもしれません」

第7戦決勝3位 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見: 3位の野中誠太(TOM\'S)

 「7番手からのスタートで、またこの場にいるということがすごく自分にとっては良かったという見方をしています。7番手ということでクルマも走りも色々と大幅に変えている点があったので新たな収穫もありましたし、明日に向けていい準備ができそうだなと思っています」

 「前の選手とはタイヤの状況も違っていたかと思いますが、ペース的に苦しかったというのも正直なところです。そこらへんのデータを見直して、明日はトップ2に近づいて、プレッシャーをかけられるようにしたいです」

 「(HFDPの二人に対抗する手がかりは見つかったか)セクター3で差があるように感じているので、そこを改善するために今回のレースでもデータを収集していました。予選のデータもありますし、トムス4台で改善していって、まとまった形を明日のレースで見せていきたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

鈴鹿S-FJ選手権

第3戦鈴鹿公式予選 上位ドライバーのコメント PP・森山冬星「今の状態だと勝てる」

ポールポジション 森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)
 「練習から一発が出るのは分かっていたので、ポールは狙っていて、しっかり取れたのでひとまずは安心です。決勝はロングランで、今の状態だと勝てるのは分かっているので、あとは自分次第です。サクセス(居附選手のチーム)のタイヤの持ちがいいのと、岡本選手とかも上がってくるのでそことの勝負になると思います」
2位 居附明利(SAccess Racing Es)
 「最初、タイヤを4周くらい(2分)16秒~17秒で暖めて燃料が軽くなってからアタックしました。5周目からのアタックはまとめきれずに終わってしまいました。そこから3周目のアタックが一番いい感じでしたが、ヘアピンの立ち上がりでつまずいてしまいました。あしたのスタートは落ち着いて決めて、序盤から1位に出てそのまま逃げ切りたいです」
3位 大木一輝(M2 KK-SII)
 「ピットを出るタイミングと位置取りを焦ってしまい、うまくいかなかったのは悔しいです。自分のやるべき走りはできましたし、スリップの使い方によっては(2分)13秒台も狙えました。13秒台を出すつもりだったので60点くらいです。ポールの森山選手は一発はあるイメージですが、決勝は苦しんでいるので、少し離されても焦らずに最後にトップに出られるようにしたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第8戦オートポリス決勝 後続の混乱をよそに太田格之進が独走で今季2勝目を挙げる

優勝は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第8戦の決勝が5月21日、大分県日田市のオートポリスで行われ、太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がポール・トゥ・フィニッシュで今季2勝目を挙げた。

14周の決勝がスタートした

 第8戦決勝は午後4時15分より14周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。スタート時の路面温度は28℃まで上昇している。

 スタートでトップに立ったのはポールの太田。予選2番手の菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)、予選3番手の木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)と続く。

 しかし1コーナーの立ち上がりと2コーナー進入で菅波は太田に接触。これによりフロントウィングにダメージを負ってスローダウン、そのままピットインを余儀なくされる。

レースは途中セーフティーカーが導入された

 続いて3コーナーの飛び込みでは、木村のインをついた平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がコースを飛び出したほか、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)と競り合った小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がスピンしてしまうアクシデントが発生。小高は最後尾でレースに復帰したが、平良はこの場でリタイヤとなり、この影響で2周目からセーフティーカーが導入された。

 これにより古谷が3位に浮上し、4位に野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が続くこととなる。

 車両回収が終わり、レースは4周目にリスタート。そこからトップの太田は着実に後続を引き離し、6周終了時点で2位の木村に2秒101、8周終了時点では2秒942、10周終了時点では3秒420の差をつける。

 木村も13周目に自己ベストとなる1分39秒308を記録して追い上げを図るが、いま一歩及ばず。太田は木村に2秒036の差をつけてチェッカーを受け、第5戦鈴鹿に続いて今季2勝目を挙げた。

 さらに木村に対してはレース終了後に反則スタートという裁定が下され、30秒加算のペナルティを受けることに。これにより木村は8位に降着となり、3番目にフィニッシュした古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が今季最高の2位を獲得。3位には第7戦に続いて野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が入った。

 序盤のアクシデントにより大きく順位を落とした小高も懸命の追い上げを見せ、最後は6位でフィニッシュし、なんとか1ポイントをもぎ取った。

 第9戦決勝は明日の朝8時20分より、今週末最長の21周で行われる。

決勝2位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S 320)

決勝3位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第4戦オートポリス予選会見 野尻智紀「チームの頑張りを結果という形で表すことができたのが非常に嬉しい」

第4戦ポールポジション 野尻智紀(TEAM MUGEN)

 「(テレビのインタビューではクルマが自分の手足のように動くと言っていたが)ただの幻想でした。手足のようには全く動かず、朝走り出したらひどいアンダーステアに悩まされました。そこからすごく良いアジャストをチームがしてくれたので、予選までの短い時間の中でパフォーマンスアップができたと思います。チームの頑張りを結果という形で表すことができたのが非常に嬉しいです」

 「タイヤのウォームアップを何周やるかは、予め3パターンを想定してチームに伝えてあり、Q1を走ってからどうするか決めようと思っていました。過去にやったようなフロントをスクラブしてピットに入り、リヤを交換して出ていく、というパターンと、アウトラップに続いてアタックに入るやり方と、今回僕が採用した、アウトラップ、ウォームアップ、アタックという方法です。Q1を走った段階で、僕のクルマはそれほどタイヤの暖まりが良くなさそうだなと。グリップを引き出すまでに1周では足りないなと感じたので、Q1から変えずにいきました」

第4戦予選2位 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)

「フリー走行から調子があまり良くなくて、7番手タイムでしたが、そんな中でもコンマ1秒タイムを上げれば3番以内に入れそうでしたし、予選も僅差の戦いになると思って臨みました。Q1では第2ヘアピンで飛び出すミスをしてしまいました。そのミスもあって、Q2ではクルマのアジャストをしつつ、アタックの方法を変えてみました。今まで計測1周目でアタックしたことはなかったんですが、それで2番グリッドを確保し、トヨタエンジンユーザーの中でトップだったのは良かったと思いますが、トップには届かなかったので、明日に向けて頭を切り替えて準備したいと思います」

 「(アタック方法を変えた経緯は)鈴鹿でトップ2が計測1周目にアタックしてタイムを出していたし、2年前に僕が中嶋一貴選手の代役で出た時も野尻選手が計測1周目にトップタイムを出していました。その頃からアウト、インでブレーキに熱を入れる、という流行りができていたので、それを考慮しました。路面温度や気温が暖かかったし、Q1を走った感触でもタイヤの暖まりが早いような気がしました。セクター2、セクター3でタイヤ性能のピークを引き出せたらいいな、とも思いました。Q2は12台が走るので、失敗したら12番手の終わってしまうリスクもありましたが、守るよりは攻めよう、と心に決めてベストを尽くそうと思いました」

第4戦予選3位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

 「非常に悔しい予選になってしまいました。そもそも朝の公式練習でクラッシュしてしまいました。幸いダメージは大きくなくて、そこからメカニックの皆さんがクルマを完璧に仕上げてくれました。おかげでQ1をトップで通過できたので、絶対にポールを取ってやろうと思ってQ2に臨みました。しかし路面変化に合わせきれなかったし、 Q2に向けてのクルマのアジャストもうまくいかなかったので、自分の力不足だったと思います」

 「(Q1とQ2で路面の感触はかなり変わっていたのか)そうですね。路面温度が上がるだろうと思っていたので、ピットアウトしてすぐプッシュする、というのは予選が始まる前から決めていました。Q1の走り出しはユーズドタイヤでいって、コンディションを確認してからニュータイヤに交換してアタックしましたが、Q2も同様の作戦でいきました。Q2に向けて路面がいい方に変化すると思っていたら、悪い方に行ってしまっていました。Q2ではどオーバーになってしまっていました」

Text:Kazuhisa SUEHIRO

鈴鹿S-FJ選手権

第3戦鈴鹿公式予選 ペナルティー続出 ベストタイムを抹消されるも森山冬星がポールポジション

ポールポジションは森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)

 スーパーFJ(S-FJ)地方選手権鈴鹿シリーズは21日、鈴鹿クラブマンレース第3戦で第3戦の公式予選を行い、森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)がポールポジションを獲得した。

 予選日の鈴鹿はにび色の雲が覆う雨模様の一日となった。ときおり小雨が落ちるが、コースを濡らすまでには至らず、各カテゴリーの予選はドライコンディションで行われた。前プログラムで赤旗が提示されたため、S-FJの予選は予定より3分遅れの午後4時3分より20分間で始まった。

 4周目には大木一輝(M2 KK-SII)が2分14秒577を出し、まずはトップに立つ。2位以下には1秒以上遅れて小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)、板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)らが付ける。

 4周目には、一気にタイムを縮めた森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)が2分13秒925でトップに浮上。大木が2位に下がり、3位には清水啓伸(Drago CORSE)が上がってきた。

 5周目には入念にタイヤを暖めてきた居附明利(SAccess Racing Es)が2分13秒275で2位に割って入る。居附はさらにアタックを続けるが、ミスがあり森山のタイムを上回ることができず。

 結局、ただ一人13秒台を出した森山がトップに立った。2位は居附。3位には4位まで落ちていた大木が、清水のタイムを上回り3位を奪取。4位には清水が、小松は5位で予選を終えた。

 ポールポジションの最右翼と思われていた岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)はペースが上がらず、6位まで浮上するのがやっとだった。

 しかしこの後、黄旗区間通過や走路外走行なのでベストタイムを抹消される選手が続出した。

 トップタイムの森山もベストタイムを削除されたが、速いタイムをそろえていたため、トップは譲らずポールポジションを獲得した。2位居附、3位大木は変わらず。ベストタイムを抹消された清水は5位まで後退。代わって4位には小松が上がった。岡本もベストタイムを抹消されたため7位に降格。6位には高木悠帆(MYST KKSII)が繰り上がった。

 第3戦決勝は明日22日、午前11時15分より10周で行われる。

予選2位は居附明利(SAccess Racing Es)

予選3位は大木一輝(M2 KK-SII)

予選4位は小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)

予選5位は清水啓伸(Drago CORSE)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第4戦オートポリス公式予選 ランキングトップの野尻智紀が3戦連続でポールポジションを獲得

ポールポジションは野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝が5月21日、大分県日田市のオートポリスで行われ、野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が第2戦富士以来、3戦連続でポールポジションを獲得して見せた。

 公式予選は午後2時50分よりノックアウト方式で行われた。朝の公式練習で上空を覆い尽くしていた雲は途切れ、青空が顔を覗かせた。それに伴い予選Q1開始時点の気温は21℃、路面温度は33℃まで上昇した。

予選Q1

 予選Q1はAグループ11台、Bグループ10台に分かれて行われ、それぞれの上位6台がQ2進出の権利を得る。

 Aグループの走行では、各車1周のコース確認ののち、残り6分を切ったところで再びコースに出て行ったが、ここで牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が計測1周目からアタックを敢行、1分24秒418をいきなり叩き出してトップに躍り出る。

 これに対し笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)はウォームアップ2週ののちに1分24秒691をマークして2番手。サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)も笹原と同様の作戦を取って1分24秒886で3番手。4番手の平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)は計測2周目に1分25秒159を記録と、各車異なる作戦でタイムアタックを行った。

 5番手の三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)、6番手の国本雄資(Kids com KCMG Elyse SF19)も計測3周目で自己ベストをマークして Q2進出を果たしたが、牧野と同様計測1周目にアタックを行った坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)は惜しくも7番手に終わり、ここで予選を終えることに。

 このほか大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)そして山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)もここで脱落となってしまった。

 一方、Bグループにはフリー走行で赤旗中断の原因となるクラッシュを喫した大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が出走。エンジン交換を伴う大掛かりな修復作業を要したものの、TCS NAKAJIMA RACINGのスタッフはなんとか65号車をコースに送り出したが、大湯の健闘及ばず、1分26秒297でQ1敗退となった。第3戦で念願の初優勝を達成した松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)はギリギリまでコースインを遅らせる作戦が裏目に出たか、計測1周目で1分27秒950とまさかの最後尾で予選を終えることになった。

 なお、大湯はエンジン交換を行なったため、シリーズ統一規則第24条2.4に基づき、決勝では10グリッド降格となることが決まっている。

 一方、トップタイムをマークしたのは昨年王者の野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)だ。野尻はアウトラップに続いてウォームアップ走行を1周行ってkらタイムアタックに入り、1分24秒724を叩き出した。

 2番手の阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、3番手の山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)も同様にアウトラップに続いてウォームアップ1周を経てアタックを行い、それぞれ1分25秒038、1分25秒085をマークした。

 Aグループをトップで通過した牧野のチームメイト、大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)は牧野と同じく計測1周目でのアタックを敢行、セクター1、セクター2と好タイムを連発したものの、最終コーナーでリヤタイヤをダートに落としてしまい、1分25秒106。それでも大津は4番手でQ2進出を果たしている。

 Bグループではこのほか宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)がQ2に進出。小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)のベテラン勢が敗退を喫している。

予選2位は宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM\'S SF19)

予選3位は牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)

予選Q2

 予選Q2は午後3時25分より7分間の走行。

 まずは宮田がコースを1周してブレーキに熱を入れ、一旦ピットイン。そこから再びピットアウトして計測1周目にアタック、という作戦で1分24秒798を記録する。牧野はQ1と同様の作戦でユーズドタイヤで1周してからニュータイヤに履き替え、計測1周目にアタックに入ったが、オーバーステアに苦しんだこともあり、タイムは1分24秒803に留まった。

 これに対し、野尻はQ1同様にアウトラップ、ウォームアップ走行、そして計測2周目にアタックという作戦で1分24秒529を叩き出した。

 この結果、野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)は第2戦富士以来3戦連続、自身通算10度目のポールポジションを獲得。宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が予選2番手。牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が3番手という結果となった。

 このほか開幕戦ポールの笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)も野尻と同様の作戦で1分24秒901を記録して4番手。ルーキーの三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)は1分24秒964で予選5番手から明日の決勝に臨む。

 第4戦決勝は明日の午後2時30分より42周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第8戦オートポリス決勝結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 8 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
12太田 格之進HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1426'58.774--
236古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1427'03.649 4.875 4.875
335野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1427'07.736 8.962 4.087
463平木 玲次HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1427'19.65020.87611.914
562平木 湧也HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1427'28.29529.521 8.645
637小高 一斗Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1427'28.85730.083 0.562
730M1DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1427'34.31035.536 5.453
8*1木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1428'00.8111'02.03726.501
9*4M2今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1428'16.4121'17.63815.601
10*50菅波 冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1327'52.3861Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-10川合 孝汰Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
39'03.13111Laps10Laps
-*38平良 響Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
0-14Laps3Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 2 太田格之進(HFDP WITH TODA RACING) 1'38.918 (8/14) 179.105 km/h
  • CarNo. 4はFIA国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条(ピット出口のホワイトラインカット)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 1, 38, 4は、2022全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第31条10(反則スタート)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 50, 1は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則(他車への接触)により、30秒加算のペナルティーを科した。

鈴鹿S-FJ選手権

第3戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2022/05/21) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
1*56森山 冬星DIXCEL/ROYAL/MYSY
MYST KK-S2
2'14.016--155.990
239居附 明利SAccess Racing Es
MYST KK-S2
2'14.246 0.230 0.230155.723
320大木 一輝M2 KK-SII
MYST KK-S2
2'14.283 0.267 0.037155.680
415小松 響Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII
MYST KK-S2
2'14.681 0.665 0.398155.220
5*34清水 啓伸Drago CORSE
MYST KK-S2
2'14.697 0.681 0.016155.202
661高木 悠帆MYST KKSII
MYST KK-S2
2'14.939 0.923 0.242154.923
7*8岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'14.960 0.944 0.021154.899
887卜部 和久MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'15.140 1.124 0.180154.693
97度会 太一FTK レヴレーシングシグマ
MYST KK-S2
2'15.381 1.365 0.241154.418
1019松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'15.406 1.390 0.025154.389
1155板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
2'15.698 1.682 0.292154.057
1257東 慎之介セルモグループORM/MYST
MYST KK-S2
2'16.008 1.992 0.310153.706
131元山 泰成Ecotech Racing
MYST KK-S2
2'16.022 2.006 0.014153.690
1412小川 涼介M2 KK-SII
MYST KK-S2
2'16.038 2.022 0.016153.672
1579三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
2'16.243 2.227 0.205153.441
16*51岸本 尚将Tamayura athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
2'16.314 2.298 0.071153.361
1721太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
2'16.681 2.665 0.367152.949
189上吹越 哲也FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'17.183 3.167 0.502152.389
19*10谷川 文啓LOVCA F.Tworks Noel Racing
MYST KK-S2
2'19.578 5.562 2.395149.774
2098天谷 伶奈スキルスピードKKSII
MYST KK-S2
2'19.803 5.787 0.225149.533
---- 以上基準タイム(130% - 2'54.436)予選通過 ----
  • CarNo. 10は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第64条1②(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。
  • CarNo. 8は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第58条1(黄旗中のベストタイム)により当該ラップタイムを削除した。
  • CarNo. 34, 51, 56は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第60条4(ドライバーの遵守事項)違反により、当該ラップタイムを削除した。

SUPER FORMULA LIGHTS

第7戦オートポリス決勝会見 木村偉織「あそこでしかチャンスはないと思い、絶対に引かないという気持ちで走った」

第7戦優勝 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見: 優勝した木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

 「予選2番手からのスタートでした。オートポリスは抜き難いコースと言われていたので、スタートしかチャンスはないと思って、スタートに集中していました。その甲斐もあって横に並ぶことができ、1コーナーで抜き切ることはできませんでしたが、立ち上がりをうまく決めて3コーナーでトップに立ちました。レースペースがいいのはわかっていたので、ファステストラップ獲得に向けて淡々と走っていました」

 「(予選では悔しそうだったが)公式練習から調子が良かったんですけど、予選で気温が下がったことに対する合わせ込みが足りなかったのが原因かなと思います。クルマはすごく良かったので、詰めが甘かったのが原因です」

 「(スタートでアウトから並びかけて行ったが、あそこでいくんだ、という強い気持ちがあったのか)そうですね。あそこでしかチャンスはないと思い、絶対に引かないという気持ちで走りました」

 「(終盤はタイヤの温存などは考えずにフルにプッシュしたのか)そうですね。特に温存とかは考えてなく、最後までフルプッシュし切ることが大事かなと思っていたので、自分の走りだけに集中しました。」

 「(7戦目での初優勝ということについてはどう思うか)もうちょっと早く勝ちたかった、というのが正直な気持ちですけど、今までの7レースは全部経験として自分の中に積み上げています。ライツでチャンピオンを取るのが目標ですけど、そこがゴールじゃないとも思っているので、今後につなげるための良い経験を積ませていただいているという風に思っています。次のレースもスタートが大切だと思うので、集中してがんばります」

第7戦決勝2位 太田格之進(TODA RACING)

決勝記者会見: 2位の太田格之進(TODA RACING)

 「スタートでミスをした感じはなく、ある程度決まって、『行けたかな?』と思ったんですが、それ以上に木村選手のスタートが良かったです。もちろんランキングが2位ということもありますし、明日の第9戦のグリッドがここで決まるということもあるので、正直ぼくの中ではあまり無理せずにいこうかなという風に思って居ました。木村選手はアグレッシブなドライバーですし、『来るだろうな?』というのはわかっていました。ある程度は粘りはしましたが、無理はせずに、このレースで着実にランキングトップに立つことを目指していました。そういう意味ではぶつからずにゴールできたのは良かったと思っています。勝つことも大事ですけど、取りこぼしのないように走ることも大事だと思っているので」

 「(終盤は何があったのか)前半のペースは悪くなくて、木村選手を追い詰めて、ミスを誘おうかと思って攻めていたんですが、ダウンフォースが抜ける状況で攻めたことで、タイヤの摩耗がありました。3レースで2セットしか使えないということもあるので、後半はタイヤを温存しながら、次のレースに向けて準備していた、というところです」

 「(第8戦はまたポールからのスタートになるが)そうですね、やっぱり1回は勝ちたいので。ダブルポールを取れて予選までは良い流れで来れたので、決勝もスタートさえ決めれば逃げ切れると思います。なのでスタートに集中して。第9戦のグリッドも決まったので、次はアグレッシブに行ってもいいのかなと」

第7戦決勝3位 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見: 3位の野中誠太(TOM\'S)

 「練習からそれほど悪くないスタートができていたので、自信を持ってスタートしましたが、それほど良いスタートでもありませんでした。トップ5が接近した戦いをする中で、3コーナーでは平良選手に並ばれましたが、同じトムスという意味でも絶対負けられないバトルだったので、アグレッシブに攻めて行った結果、3位に上がれました。その時点でトップ2台とはかなり離れてしまったが、プッシュして行って現状どのくらいの差があるのかが、このレースでわかったという意味では収穫の大きいレースでした」

 「(第8戦に向けて)今週末トムス勢はHFDP勢と差があって厳しい状況の中で、予選までに少しずつ差を詰めてきていますが、まだまだ足りない部分が多々あります。今のレースのロングランに関してはそれほどネガティブになる必要はないと感じたので、もう少しアレンジしてプレッシャーをかけられるように、集中していきたいと思います」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第4戦オートポリスノックアウトQ2結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/21) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 4 オートポリス 4.674km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'24.529--199.061
237宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'24.798 0.269 0.269198.429
35牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'24.803 0.274 0.005198.418
415笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'24.901 0.372 0.098198.188
555三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'24.964 0.435 0.063198.042
64サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'24.966 0.437 0.002198.037
73山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'24.987 0.458 0.021197.988
820平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'25.350 0.821 0.363197.146
918国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'25.368 0.839 0.018197.104
106大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'25.408 0.879 0.040197.012
1139阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'25.422 0.893 0.014196.980
1253佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'25.429 0.900 0.007196.964

SUPER FORMULA

第4戦オートポリスノックアウトQ1結果

■Aグループ

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/21) Knock Out Q1 A Group Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 4 オートポリス 4.674km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
15牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'24.418--199.322
215笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'24.691 0.273 0.273198.680
34サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'24.886 0.468 0.195198.223
420平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'25.159 0.741 0.273197.588
555三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'25.195 0.777 0.036197.505
618国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'25.265 0.847 0.070197.342
---- 以上Q2進出 ----
738坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'25.290 0.872 0.025197.285
814大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'25.339 0.921 0.049197.171
936ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'25.567 1.149 0.228196.646
1012福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'25.735 1.317 0.168196.261
1164山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'25.739 1.321 0.004196.251
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■Bグループ

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/21) Knock Out Q1 B Group Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 4 オートポリス 4.674km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'24.724--198.603
239阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'25.038 0.314 0.314197.869
33山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'25.085 0.361 0.047197.760
46大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'25.106 0.382 0.021197.711
537宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'25.245 0.521 0.139197.389
653佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'25.350 0.626 0.105197.146
---- 以上Q2進出 ----
77小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'25.404 0.680 0.054197.021
819関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'25.480 0.756 0.076196.846
965大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'26.297 1.573 0.817194.982
1050松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'27.950 3.226 1.653191.318
---- 以上基準タイム予選通過 ----

SUPER FORMULA LIGHTS

第7戦オートポリス決勝 オープニングラップを制した木村偉織が待望のSFL初優勝!!

優勝は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦の決勝が5月21日、大分県日田市のオートポリスで行われ、予選2番手からスタートした木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が1周目にトップに立ち、待望のSFL初優勝を達成した。

 第7戦決勝は午前11時45分にフォーメーションラップを開始。ところがスタートシグナルが不具合により点灯せず、まさかのスタートディレイとなった。

 このため、レースは規定周回数から1周減算の13周として、12時5分に再開されることに。天候は曇り。コースはドライだ。

13周の決勝がスタートした

 スタートでトップに立ったのはポールシッターの太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)。しかし予選2番手の木村が1コーナーの立ち上がりでアウトから太田に並びかけ、3コーナーの立ち上がりで抜き切ってトップに躍り出た。

 その後方では菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)、平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)の3人が接戦を展開。このバトルを制した野中が3位に浮上し、4位平良、菅波は5位で1周目を終了した。

 トップの木村は2周を終えて太田に1秒000の差をつけるが、太田もペースを上げ、3周目にはその差が0秒902に。しかし4周目は木村がペースを上げ、1分38秒359のファステストラップを出して1秒059差に。5周目には1秒364と差を広げてきた。

 その後も1分38秒前半のペースで周回を重ねる木村に対し、太田は10周目から1分39秒台にペースダウン。しかしこれは着実にポイントを獲得していこうとの判断によるもの。第7戦と同じくポールポジションからスタートする第8戦、そしてフロントローからスタートする第9戦に向けてタイヤの温存を図った。

 このため木村のリードは徐々に広がり、木村のリードは9周目に2秒269、12周を終える頃には5秒684。そして最後は太田に6秒059の大差をつけてチェッカー。デビューから7戦目にして待望のSFL初優勝を達成。2位は太田。3位に野中という結果となった。

 さらに木村はファステストラップの1ポイントを含めて11ポイントを獲得したが、太田はポールポジションの1ポイントを含めて8ポイントを獲得、今季トータル46ポイントとしてこのレースを6位で終えた小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)の44ポイントを上回ってランキングトップに躍り出た。

 第8戦決勝はこのあと午後4時15分より14周で行われる。

決勝2位は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)

決勝3位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第7戦オートポリス決勝結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/21) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
11木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1321'23.978--
22太田 格之進HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1321'30.037 6.059 6.059
335野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1321'31.216 7.238 1.179
438平良 響Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1321'35.70111.723 4.485
550菅波 冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1321'36.77112.793 1.070
637小高 一斗Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1321'40.17016.192 3.399
763平木 玲次HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1321'46.89722.919 6.727
836古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1321'47.29923.321 0.402
910川合 孝汰Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
1321'48.13424.156 0.835
1062平木 湧也HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1321'59.31535.33711.181
114M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1322'06.93642.958 7.621
1230M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1322'15.51651.538 8.580
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 1 木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'38.359 (4/13) 171.071 km/h

SUPER FORMULA

第4戦オートポリスフリー走行1回目 終盤の接戦を制し、サッシャ・フェネストラズがトップタイム

フリー走行1回目: トップタイムはサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦のフリー走行1回目が5月21日、大分県日田市のオートポリスで行われ、サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)が1分24秒613のトップタイムを記録した。

 この日のオートポリスは朝から分厚い雲が上空を覆い尽くしており、全日本ロードレースJSB1000クラスの公式予選が始まった午前8時40分ごろには小雨が降り始めた。しかし走行が進むにつれて雨は止み、次第にレコードラインは乾き始める。

 そのため、午前9時40分より90分間で行われたスーパーフォーミュラのフリー走行は、開始前にウェット宣言が出され、各車ウェットタイヤでピットを離れたが、すぐにピットイン。スリックに履き替えてコンディションの回復を待つことになった。

 そうした中、序盤から精力的に周回を重ねるのは三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)、佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)、小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)だ。開始から15分が経過した時点で三宅が1分29秒624でトップに立つ。

 続いてサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)もコースイン。開始17分過ぎに1分28秒172を出してトップに浮上、そのまま再びピットへ。三宅も1分28秒268にタイムアップしてきた。

 その後も山本が6周目に1分27秒094、小林が8周目に1分26秒937を記録するなど、路面コンディションが回復するにつれて各ドライバーのペースも次第に上がっていく。

 開始から22分が経過したところで山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)が1分26秒538でトップに。

 これを開始27分過ぎにジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が1分26秒216で上回るが、さらにその2分後には牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が1分25秒718でトップに立った。

 続いて残り時間53分で関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が1分26秒860を記録、2番手に浮上すると、開幕戦優勝の平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)も1分26秒038で3番手に上がってきた。三宅も1'26.088で4番手につける。

 フリー走行は残り時間36分で65大湯がコースアウト。左のリヤサスペンションを傷めてコースサイドにストップしてしまったため、赤旗中断となった。場所はジェットコースターの先、11コーナーの立ち上がりだ。

 車両回収ののち、フリー走行は午前10時45分に再開。残り時間は25分だ。

 午後の予選に向けて最後の調整を試みる各ドライバー。ここでニュータイヤを投入した笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が1分25秒386でトップに躍り出た。残り時間は20分を切ったところだ。

 しかし残り時間16分でユーズドタイヤの関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が1分25秒122で笹原を上回る。

 さらに残り時間が10分を切ると、他のドライバーたちも次々とニュータイヤを投入。最後のアタックに取りかかる。まずはアレジが残り時間8分で1分25秒366を記録、続いてフェネストラズが1分24秒613でトップに躍り出た。第2戦優勝の野尻も残り3分で1'24.818をマークして2番手に。

 そして牧野、大津のダンデライアン勢もセクター1で区間ベストを更新するが、牧野は惜しくも11コーナーでコースオフ、バリアに前から軽く接触してしまう。これにより大津もセクター1、2とベストを更新するが、セクター3で減速を余儀なくされ1'24.869に留まった。

 ここでメインポストからチェッカーが出され、フリー走行1回目は終了。トップタイムはサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)で1分24秒613。2番手は坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)で1'24秒757。3番手は野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)で1分24秒818となり、1分24秒938で7番手の宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)まで、上位7人が1分24秒台を記録する接戦となった。

 第4戦の公式予選はこのあと午後2時50分よりノックアウト方式で行われる。

フリー走行1回目: 2位は坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)

フリー走行1回目: 3位は野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第4戦オートポリスフリー走行1回目結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/21) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 4 オートポリス 4.674km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
14サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'24.613--198.863
238坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'24.757 0.144 0.144198.525
31野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'24.818 0.205 0.061198.382
47小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'24.863 0.250 0.045198.277
56大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'24.869 0.256 0.006198.263
63山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'24.905 0.292 0.036198.179
737宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'24.938 0.325 0.033198.102
819関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'25.122 0.509 0.184197.674
920平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'25.259 0.646 0.137197.356
1018国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'25.354 0.741 0.095197.137
1136ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'25.366 0.753 0.012197.109
1215笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'25.386 0.773 0.020197.063
1314大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'25.658 1.045 0.272196.437
145牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'25.718 1.105 0.060196.299
1550松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'25.725 1.112 0.007196.283
1612福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'25.791 1.178 0.066196.132
1764山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'25.900 1.287 0.109195.884
1853佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'26.033 1.420 0.133195.581
1955三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'26.049 1.436 0.016195.544
2039阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'27.071 2.458 1.022193.249
2165大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'27.219 2.606 0.148192.921

SUPER FORMULA LIGHTS

第7戦、第8戦オートポリス公式予選 太田格之進がダブルポールを獲得

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)は20日、大分県のオートポリスで第7戦と第8戦の公式予選を行い、両戦とも太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がポールポジションを獲得した。

 今オートポリス大会は2&4レース、4輪と2輪の併催のため、スケジュールの都合上SFLの予選は金曜日の夕刻午後4時30分に組み込まれた。

 予選は30分間で行われ、ベストタイムで第7戦のセカンドベストタイムで第8戦のグリッドが決定する。

 川合孝汰(Rn-sports 320)は午前中のクラッシュで修復が間に合わず未出走、11台が参加して予選が始まった。

 まずはトムス勢の4人ととヘルムモータースポーツの平木兄弟がコースイン。B-Max勢はピットで待機。2輪の走行後なのでコースが荒れている可能性もあり様子見のようだ。

 10分過ぎにB-Max勢もコースイン。1回目のアタックでは、太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が1分36秒932、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が37秒221、菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が37秒472と続く。トムス勢も含め、本格的なアタックは終盤になるのは間違いない。

  全車一旦ピットイン。ニュータイヤに変え、ピット前に車両を並べて最後のアタックを待つ。

 残り8分になり、全車コースイン。野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が1分36ブピ879、木村が36秒647、菅波が36秒879と練習で好調だった木村がトップに立つが、ここで太田が36秒608と僅かに木村のタイムを上回り第7戦のポールポジションを決めた。2位には木村が、3位には野中が入った。

 セカンドベストタイムで決まる第8戦のグリッドは、ここでも太田がポールポジション、2位に菅波が、3位に木村が入った。

 現在ポイントリーダーでシリーズをリードする小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)は両戦とも6位と振るわなかった。

 マスタークラスは両戦とも今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がポールポジションを獲得している。

 第7戦決勝は明日21日午前11時45分より、第8戦決勝は午後4時15分よりそれぞれ14周で行われる。

第7戦、第8戦ともポールポジションの太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)

第7戦予選2位、第8戦予選3位の木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

第7戦予選3位、第8戦予選7位の野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320)

第7戦予選4位、第8戦予選2位の菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第8戦オートポリス公式予選結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 8 オートポリス 4.674km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
12太田 格之進HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'36.932--173.590
250菅波 冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'37.218 0.286 0.286173.079
31木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'37.221 0.289 0.003173.074
438平良 響Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'37.448 0.516 0.227172.671
536古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'37.534 0.602 0.086172.518
637小高 一斗Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'37.576 0.644 0.042172.444
735野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'37.626 0.694 0.050172.356
863平木 玲次HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1'38.103 1.171 0.477171.518
962平木 湧也HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1'38.922 1.990 0.819170.098
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'39.254 2.322 0.332169.529
1130M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'39.654 2.722 0.400168.848
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.836)予選通過 ----
-10川合 孝汰Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
no time---

SUPER FORMULA LIGHTS

第7戦オートポリス公式予選結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 7 オートポリス 4.674km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
12太田 格之進HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'36.608--174.172
21木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'36.647 0.039 0.039174.102
335野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'36.879 0.271 0.232173.685
450菅波 冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'36.894 0.286 0.015173.658
538平良 響Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'36.955 0.347 0.061173.549
637小高 一斗Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'37.153 0.545 0.198173.195
736古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'37.230 0.622 0.077173.058
863平木 玲次HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1'37.920 1.312 0.690171.838
962平木 湧也HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1'38.783 2.175 0.863170.337
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'39.154 2.546 0.371169.700
1130M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'39.408 2.800 0.254169.266
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.382)予選通過 ----
-10川合 孝汰Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
no time---

JAF F4選手権

第3戦SUGO決勝 ルーキー佐藤樹、佐々木孝太のプレーッシャーをはねのけ初優勝

決勝がスタートした

 JAF-F4地方選手権シリーズ第3戦決勝は5月15日(日)にスポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションからスタートした佐藤樹(MARUSAN★ミスト)がホールショットを決めると一度もトップを譲る事なくポール・ツー・ウイン。JAF-F4でのキャリア初優勝を飾った。

 第2戦に続いて開催された第3戦は前日と違って朝から好天に恵まれているが気温は低く、決勝スタート時点で16度。路面コンデションはよいが路面温度は低い。

 第2戦決勝での各自のベストタイムで決定されたスターティンググリッドは、ポールポジションが佐藤、第2戦優勝のハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)がフロントロウに並び、セカンドロウには前日3位の佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)、同5位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)、第3列には4位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)、6位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)、という順に16台が並んだ。前日燃料系トラブルでデビュー戦がリタイヤに終わった大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)も修理が完了して最後尾からスタートする。

 午前10時20分フォーメーションラップ開始。各車慎重にタイヤの熱入れを行いグリッドに戻ってくるとレッドライトが消えてスタート。

 ポールシッターの佐藤はクリーンにスタートしたが伊澤はまたもスタートを失敗、エンジンがストールしかけるその脇を佐々木、金井、黒沼が通過してから加速を始め、ここで5番手までドロップ。対照的にスタートダッシュを決めたのが佐々木と金井で、佐々木は佐藤の背後につけて第1コーナーに進入するとインを狙うそぶりでプレッシャーをかけ、金井も隙あらば佐々木に襲いかかろうと狙いながら第2、第3コーナーを通過。

 オープニングラップを終えてトップ佐藤と佐々木の差は0.200秒、佐々木を追う金井はテール・ツー・ノーズ状態から右サイドに出て0.070秒差でコントロールラインを通過するが、オーバーテイクには至らない。スタートミスで5位に落ちた伊澤は黒沼を後半セクションで追いかけ回し、0.145秒差で戻ってくると、続く2周目のセクター1でオーバーテイク、4位に浮上する。後方では6番手スタートだった河野を山口登唯(BLUE MAX・AA・RK)が仕留めて6位に。

 佐藤は2周目のセクター1を最速で走り佐々木との差を0.533秒まで広げるが佐々木も負けじとセクター2、3で佐藤に迫り2周目終了で0.357秒差、3周目もセクター1が速い佐藤とセクター2が速い佐々木という構図は変わらないが、ここで佐藤がセクター3でもベストタイムを出し、コントロールライン上では0.431秒差。じわりとギャップをひろげる。3位金井は佐々木の後方0.3秒で追走しているが、4位に上がった伊澤の追い上げが急で、既に0.419秒差まで迫っている。

 4周目、伊澤はストレートスピードの速さを活かして金井に接近、すると金井はプレッシャーに屈したかバックストレート出口の馬の背コーナーでラインを乱してアウト側に膨らみ、伊澤を前に出す。これで伊澤は3位浮上。

 5周目、佐藤はさらにギャップを開き佐々木に0.708秒差、3位伊澤は1分23秒076とここまでのファステストラップを出して佐々木を0.696秒差に追い上げる。4位に落ちた金井はこのペースについて行けず1.5秒以上の差がついている。5位黒沼はミスがあったかセクター1だけで金井に1.3秒も遅れ、2.818秒の差で5周目を終えた。

 6周目に入ると金井の速さが復活し、1分22秒901のファステストラップ、前日の第2戦予選よりも速いタイムだ。すかさず伊澤が7周目22秒809を出すが続く8周めに金井は22秒384をマーク。伊澤とのギャップを0.992秒まで削り取る。この間トップを走る佐藤は佐々木との差を次第に拡げ、8周目で1.203秒差と安全圏に入りつつある一方で、伊澤は金井とファステストラップを出し合いつつ佐々木の背後に迫り、0.295秒と射程圏内に入っていく。

 10周目、伊澤は佐々木のリヤに張り付きテール・ツー・ノーズ状態になると、続く11周目のメインストレートで佐々木の右サイドから並びかけようとするが、ここは佐々木がしのぐ。バックストレートでも再度伊澤が仕掛けるが前には出られず、さらに第3セクターから最終コーナーにかけては佐々木に分がある様で、伊澤を0.470秒引き離して戻って来た。

 12周目、伊澤を0.933秒差で追走していた金井のペースがセクター3で急に落ち、ギャップが一気に2.470秒まで広がる。13周目のバックストレートの最高速も209.301キロとそれまでより10キロ近く低下して、コントロールラインを通過した時には伊澤との差は5.324秒まで拡大し、左リヤから煙が出ているのも見てとれ、何かしら異常が起きていることを示していた。金井はそのまま走行し14周目に入ったが、第3コーナーでストップ。コース外にマシンを止めた。これで、4位の黒沼以下が順位を上げるが伊澤とは大きく離れてしまっている。

 トップ3台のギャップは終盤に再度接近、佐藤と佐々木の差は12周目の1.078秒から0.921秒→0.657秒と詰まり、伊澤も0.619秒→0.275秒→0.095秒と佐々木をロックオンしてファイナルラップに突入する。しかし佐藤は乱れることなく落ち着いた走りで15周目を走り切り、チェッカードフラッグをトップで受け初優勝をポール・ツー・ウインで飾った。

 佐々木対伊澤のマッチアップはラストまで続き、最終コーナーからの立ち上がりで伊澤が横に並びかけると、10%の上り勾配でドラッグレースを仕掛けるが佐々木の前に出る事はかなわず、0.239秒の差で佐々木が2位フィニッシュ。伊澤はファステストラップを叩き出しての追走も一歩およばず3位となった。

 4位黒沼はトップから17秒以上の差となり、河野が5位、スタート直後は山口に抜かれて7位まで順位を落としたが5周目に6位に戻し、金井のトラブルでさらにポジションを上げた、山口は6位で今シーズン初のひと桁フィニッシュだ。

優勝は佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

決勝2位は佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

決勝3位はハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

決勝4位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝5位は河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

決勝6位は山口登唯(BLUE MAX・AAA・RK)

 ジェントルマンクラスは優勝が伊澤、2位が河野、3位が総合7位のKAMIKAZE(スーパーウインズ&ISP)という結果になった。

■決勝後のコメント

優勝 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

優勝した佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

 「(佐々木選手のプレッシャーはきつかった?)自分にペース(の速さ)はあるのが分かっていたので、あまり後ろは気にせずに自分の走りに集中すればイケると思っていた。(重いステアリングで腕は大丈夫だった?)大丈夫じゃないです(笑)」

2位 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

決勝2位の佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 「1周目は昨日も自分の方が速かったので、そこで行きたかったのだが、行き切れる程ではなかったので、厳しいなという感じだった。中盤は僕のクルマの方がバランスが悪くてちょっと離れてしまって、逆にハンマーさんに追い上げられた。途中からはペースが戻って、佐藤君も疲れている感じが見えたので、ちょっとプレッシャーかけてチャンスがあれば、と思っていたが、逆に僕がハンマーさんにプレッシャーかけられてしまって(笑)。後ろから追われる中での追い上げで大変なレースになったが、楽しめた。昨日は(トップから)すごい離されてしまったが今日は近くでチェッカー受けられたので、クルマも自分もちょっと成長できたので、次はもっとイケるかなと思う」

3位 19号車・ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

決勝3位のハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

 「スタートの練習しっかりしないと・・・、ストール気味だった。(その後の追い上げはよかったが?)それだけにスタートの失敗が無ければ、という感じだ。(佐々木選手といいバトルができた?)佐々木選手と一緒にレースが出来たことが、最高だった。またぜひとも出てきていただきたい。(マシンの調子は?)昨日のレースと比べてクルマの動きが変わってしまって、少し乗りにくかった。それでもタイムは徐々に上がっていった。タイヤの皮剥きの仕方とかそういうことも勉強しないといけないと思う。次は絶対スタート決める」

4位 92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝4位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「三日間通して厳しいレースウィークだった。クルマが全然曲がらなくて、何をどうしてもタイムが1秒くらい離れていた。どうにかしないとトップ争いができないので、見直したい。(去年の速さがまだ見えない?)そんな感じだ、また、セッティングを見直して頑張るしかない」

5位 55号車・河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

決勝5位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

 「スタートでミスして2人くらい抜かれた。(挽回する為に)最後の1人を抜くのに手こずって、抜けた時には前が離れてしまっていた。ただ自分の中ではベストラップが出せて、後半までタイヤを丁寧に使えて、レベルアップして勉強になった。レースの時でないと中々緊張してベストタイムは出せないので(内容は)よかったと思う」

6位 70号車・山口登唯(BLUE MAX・AA・RK)

決勝6位の山口登唯(BLUE MAX・AAA・RK)

 「自分の中では全力で走り切れたつもりだ。ただ最後の方で河野さんに離されていってしまったので、やはりベテランの方はすごいな、と思った。自分もそれに負けないようにこれからも精進していきたい。昨日はスタートで失敗してしまったが、それでも後方のグループの中でいいバトルができた。その経験が今日はスタート直後の接戦の時に活きたと、ポジティブに捉えている」

15位 16号車・大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)

決勝15位の大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「スタートで出遅れてしまって最後尾まで落ちてしまったが、逆にそれならいろいろ試してみようと思った。練習する時間もないので、レースだったがここで経験するしかないと、操作だったりブレーキングだったり試して、その結果スピンもしたり、アンダー出したりといろいろあったが、いい経験が積めたと思う。その経験を今後のレースで活かしていきたい。かなりいい経験ができたので、スーパーFJにも反映できると思う」

16位(完走扱い)72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)

決勝16位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 「(止まった原因は?)最終的には左リヤのタイヤがバーストした。途中からすごい振動が出て、このままレース続行していいのか? というレベルだった。追い上げていた時はペースはよかったのだが、ちょっと離れた時(11周目あたりか)から調子がおかしくなって、リタイヤした方がいいかなとも思ったがちょっとペースを下げて、何とか完走だけでもとゴールを目指していたが、完全にダメになってしまった。ただクルマはだいぶよくなって、昨日とは全然違っていて、いいタイムも出せるようになってきて、そういう意味ではいいデータが取れたかなと思う」

 JAF-F4第4戦、第5戦は7月3日に北海道の十勝スピードウェイで開催される。

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

JAF F4選手権

第2戦SUGO決勝 金井亮忠がホールショットを奪うもポールシッターのハンマー伊澤が逆転勝利

 JAF-F4地方選手権シリーズ第2戦決勝は5月14日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションからスタートしたハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)がスタートで金井亮忠(チームNATS・正義・001)の先行を許すも2周目の第1コーナーでトップを奪い返し、その後はセーフティカー(SC)ランを挟んで一度も首位を譲らず、昨年9月のもてぎ戦以来の優勝を飾った。

 第2戦決勝は 予選に比べて気温、路面温度が上昇し完全にドライコンディション。ただし風がかなり強くメインストレートでは追い風となっている。コースインでは負傷欠場となった石川賢志の代役としてJAF-F4初出場を果たす事となった大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)が、ピットロード出口でエンジンをストールさせてしまい、ぎりぎりピットロード閉鎖直前にコースに入り10番グリッドに到着。見守る石川をやきもきさせる一幕もあった。

 午後3時45分にフォーメーションラップ開始、全車グリッドに着くとレッドシグナルが消灯、スタートを切った。

決勝のスタートシーン

 ポールシッターの伊澤はややスタートの蹴り出しが弱く、対照的に抜群のスタートを切ったのがフロントロウに並ぶ金井で、第1コーナー進入で伊澤の前に出てトップへ、伊澤は2位。また予選6番手で3列目スタートの佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)も4位にジャンプアップ、3番手スタートの佐藤樹(MARUSAN★ミスト)のすぐ背後につける。

 オープニングラップを終えて金井が先頭だが、予選でもストレートスピードの速さがあった伊澤がスリップストリームから抜け出て0.019秒差とほぼ並びかけてコントロールラインを通過、その勢いのまま第1コーナー進入で前に出てトップを奪い返す。3位の佐藤は後方から迫る佐々木を牽制する為かこの2台から2.827秒離され、背後の佐々木には0.454秒差でプレッシャーをかけられる。

 2周目に伊澤は0.906秒まで金井を引き離し、さらに3周目にはそこまでの最速タイムを出し、1.646秒までギャップを拡げ独走態勢に入るかに見えたが4周目、SCランが宣言される。これはスタート後一度は9位に順位を上げていた大川が3周目に入るとスローダウン、ハイポイントコーナーのアウト側で停止してしまい、再スタートができない状態になったことによる措置だ。大川は予選でも燃料系のトラブルがあると訴えていたが、残念ながら決勝でもその症状が出てしまったとのこと。

 このSCランは5周に及び、8周目にSCがコースから外れて9周目のコントロールラインからレースは再開。隊列をコントロールする伊澤のタイミングを見計らった金井が0.269秒と背後に迫るも伊澤は隙を見せずに第1~第3コーナーまでを通過。その後方では佐藤対佐々木の3位争いが再開する。

 伊澤は9周目に0.920秒と再度金井との差を開き始め、金井はむしろ0.694秒と背後に迫りつつ3位を争う佐藤と佐々木の圧を感じることになる。10周目伊澤は1分23秒828とファステストラップを更新して金井を1.796秒差に突き放し、金井~佐藤~佐々木はそれぞれ0.422秒、0.569秒のギャップで連なって走行。5位黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)は1.356秒と引き離されつつある。

 金井のペースが上がらないのか2位争いの3台は接近したまま11周目を走り、最終コーナーを佐藤がイン側からコンパクトにクリアすると金井のスリップに入りテール・ツー・ノーズ状態となり0.093秒差でコントロールラインを通過し、12周目の第1コーナーでイン側から並走すると第2コーナー進入でオーバーテイクに成功、2位に上がる。この2台の攻防の隙に佐々木も接近、2位を失った金井をセクター2で攻略して佐々木が3位浮上、金井は4位までドロップする。

 12周目、13周目と伊澤は立て続けにファステストラップを更新、2位佐藤に対し4.659秒と大差をつける。佐藤と3位佐々木の差は0.746秒、佐々木と4位金井は0.736秒と気が抜けない状態だが終盤に向かい順位争いと合わせて明日の第3戦のグリッド争いにも注目が集まり出す。第3戦のスターティンググリッドは第2戦での各自のベストタイム順で決まるためだ。

 ここまではラップごとにファステストを更新している伊澤が1分23秒215でポールポジションの権利を有することになり、2番手は23秒360の佐藤ということになる。この2台を含めて第3戦のスタート順を有利にすべく終盤まで自己ベストのタイムを出す選手が出てくる。そして14周目に佐藤が23秒259と伊澤に迫るとファイナルラップ、伊澤がトップでチェッカードフラッグを受け優勝と22秒834のベストタイムをマーク、しかし4.577秒後に2位でフィニッシュラインを通過した佐藤は22秒812と0.022秒伊澤を上回り、第3戦のポールポジションを獲得した。

 3位は佐々木、こちらも15周目に自己ベストを更新する23秒256をマーク、第3戦は3番グリッドからのスタートとなる。終盤に失速した金井だが黒沼からの攻勢はしのぎ切って4位フィニッシュ。しかし自己ベストは黒沼の24秒214に及ばぬ24秒354でず第3戦のセカンドロウは確保できず。河野と並んで3列目からのスタートとなる。

 ジェントルマンクラスは優勝が伊澤、2位が河野、3位が総合7位の武居義隆(CMSルノー)という結果になった。

優勝はハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

決勝2位は佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

決勝3位は佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

決勝4位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)

決勝5位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝6位は河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

優勝したハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

■決勝後のコメント

優勝 19号車・ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

優勝したハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

 「スタートは案の定失敗してしたが、大失敗というほどではなかったので、それほど後れを取らずに行けた。(SC明けからは順調だった?)クルマが転がっていればスタートの不得手なのが出ないので(笑)。明日は2番手からのスタートなので、ミスのないように。佐々木孝太さんと一緒に走れることが(レースを学ぶ)チャンスなので、頑張る」

2位 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

 

決勝2位の佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

 「(明日はポールポジションから)ポールを目指していたのでよかった。SC明けに2位に浮上した後の佐々木選手からのプレッシャーは?)バックストレートでは追いつかれて抜かれそうな感じもあったが、馬の背からは自分の方が速かった。なのでバックストレートで行かれなければ大丈夫だとは思っていた。今日はスタート失敗したので、明日はスタート決めて、逃げられればいいなと思う」

 

3位 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 

決勝3位の佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 「(SC明けのオーバーテイクは?)佐藤君が(金井選手を)オーバーテイクしようとしていてペースが上がっていなかったので、そこでバトルすると2台がロスするからチャンスがあるなと思っていた。そうしたらちょうどよく入れた。あわよくば佐藤君まで抜きたかったのだが、それは難しかった。自分の方がペース速いかというと、そこまでではなかった。追いつけるけど抜けるほどではなかった。もうちょっとクルマを仕上げて、明日頑張る」

 

4位 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 

決勝4位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 「スタートはうまく決まってトップに出られたが、やっぱりハンマーさん1周目から速くて2周目に入るストレートでやられてしまった。頑張ってついていこうかと思ったのだが。(SC明けに立て続けに抜かれた状況は?)第1コーナーでブロックしようとしたがアウトから行かれてしまい、孝太さんも佐藤選手の後ろにピッタリついていて、自分の行き場がなかった。(クルマの調子は?)予選のデータから、大きくセットを変更したのだが、結果的にそれはよくなかった。明日はそこを修正すれば予選と同じくらいの走りはできると思う」

 

5位 92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 

決勝5位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「(終盤72号車まであと少しだったが?)追いつけるのは、金井先生よりペースがいいのでわかっていたが、抜く余力がなかった。正直トップは見えない感じで厳しい状況だった。スタートはうまく決まったので、プラスに考えて明日はセッティングを大幅変更して、テストだと思って今後につながるようにしたい」

 

6位 55号車・河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

 

決勝6位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

 「よく言えば安定したペースだが、悪く言えばついて行けてなかった。もうちょっと(前に)ついて行きたかった。トップ5台は1周目から速いので、それについていく、というのが今回の目標で、あと黒沼選手のタイムは近かったので、そこになんとか肉薄してあわよくば、ぐらいの感じで考えていたので、まぁまぁ順当なポジションでよかった。明日に向けてもスピードの差でいけば同じような感じなので、最低6位、あわよくば5位を狙う」

 

R 16号車・大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 

リタイアした大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「症状的にはガス欠みたいなのだが燃料は入っているので、まだ原因わからない。予選でも似たような症状があった。燃料吸い上げないのか何か制御の問題なのか・・。エンジン止まってはいないのだがアクセル踏んでも吹けない感じで、結局止まってしまった。明日に向けてこれから調べる」

 

 JAF-F4第3戦は5月15日に同じくスポーツランドSUGOで開催される。

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
Asako SHIMA

JAF F4選手権

第2戦SUGO公式予選 オリジナルマシンを駆るハンマー伊澤がポールポジション獲得

 JAF-F4地方選手権シリーズ第2戦は5月14日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)が金井亮忠(チームNATS・正義・001)に0.256秒差をつけてポールポジションを獲得した。

 もてぎでの開幕戦から約2か月のインターバルで開催された第2戦。そのブランクを埋めるためか前日にはスポーツ走行と占有走行で計5回、本日も朝に1回と走行機会が与えられていたがほとんどが雨で完全なドライコンディションでは走れておらず、予選前のコメントではセッティングの確認が不十分という声も聞かれた。

 エントリーは16台。その中で石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ)は前日のスポーツ走行でクラッシュ。マシンのダメージは修復なったものの石川自身が足を負傷。急遽スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ戦を戦う大川烈弥を代役に立てた。大川は初めてのJAF-F4ドライブだが前日はまったく走れておらず、朝のスポーツ走行でウエット路面を走ったのみで予選から戦うことになった。

ポールポジションはハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

予選2位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)

予選3位は佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

予選4位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

予選5位は河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

予選6位は佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 20分間の予選は午後1時にコースオープン。朝まで雨が降っていたスポーツランドSUGOは気温上昇で路面コンデションは改善しつつあるがモニターで見ると一部湿っているように見えるコーナーもあった。それでも全車スリックタイヤを装着してコースインした。しかし計測ラップが始まる前に開幕戦でポール・ツー・ウィンを飾った佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)と安井和明(NAVY★RK-01)の2台が相次いでピットインする。トラブルか?

 各車ウォームアップを終えて残り15分ごろからタイムアタックを開始する。まずは伊澤が1分24秒831を出してトップ、続いて前回デビュー戦で佐々木とポールポジションを争った佐藤樹(MARUSAN★ミスト)が25秒363で2番手につける。3番手は25秒626で金井亮忠(チームNATS・正義・001)。金井は今回からピットクルーをつとめる日本自動車大学校の生徒が代替わりし、全員初めてのレース参加という状態。新品のツナギに身を包んだ生徒はまだぎこちなさが残るがテキパキと動く。

 残り13分、伊澤は24秒202、佐藤も24秒463と1分24秒台に入れる。3番手には黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)が24秒577で上がってくる。昨年ここSUGOのレースでは魔物に付きまとわれたのかマシントラブルに起因するジャンプスタートやそれに対するドライブスルーペナルティ消化時の速度違反などなど散々な目にあった黒沼だけにリベンジしたいところだ。

 伊澤はさらにペースを上げて23秒745、23秒264とタイムを詰める。佐藤も23秒979と23秒台で追うがここで金井が23秒702を出して2番手に浮上。昨年ここSUGOでコースレコードを叩き出したマシンの素性の良さは変わらないようだ。黒沼は自己ベストを更新するも4番手、河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)が5番手へ浮上して残り10分と折り返し。ここで今回急遽デビューの大川が8番手までポジションを上げてくる。

 残り9分、佐藤が23秒678を出して金井を抜き再度2番手へ上がる。しかし金井はセクター1、セクター3で全体ベストを出すと23秒514でコントロールラインを通過。2番手を奪回し、さらにタイムを削り残り6分で23秒279と、23秒254を出した伊澤に0.025秒差まで迫る。開始直後にピットインしていた佐々木は残り8分でコースに復帰、すぐさま25秒818で6番手に上がってくるが、開幕戦のようなスピードがない状態でそこからが伸びない。

 残り3分を切り伊澤~金井~佐藤~黒沼~河野~佐々木の順は変わらず。残り2分。伊澤はセクター2で全体ベストとさらにタイムアップを目指す一方で金井はピットイン、ここで予選を終了する。伊澤は23秒093をマーク。

 20分間の予選が終了、チェッカー後の周回で伊澤はさらに23秒023までタイムを更新。予選開始後5分でトップに立って以来一度もその座を譲ることなくポールポジションを決めた。以下金井~佐藤~黒沼~河野~佐々木の順となった。

 9台が出走のジェントルマンクラスは伊澤~河野に続いて全体8位の武居義隆(CMSルノー)が3番手となった。

■予選後のコメント

ポールポジション 19号車・ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)1分23秒023

ポールポジションのハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

 「コンディションが悪かったのか、タイムは伸びなかった。(ラップタイムの)電光掲示板も直射日光が当たって見えなくて、自分がトップだとは思っていなかったので意外だ。マシンの方も(路面の)コンディションが悪いせいかグリップ感がいまいちだった。ただ皆さんも苦労していたのだろうからこの結果になったとは思う。(決勝に向けては?)なんとかスタートを決められれば、と思う」

2位 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)1分23秒279 トップとの差0.256秒

予選2位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 「(時間を残してピットに戻って来たが?)これ以上はタイム出ないと思った。前半は単独で走れていたが、あのままアタックしても次の周回あたりで前につかえてしまうし、クールダウンしてタイヤを冷やしてもタイムが出なくなってしまうので、決勝にタイヤ温存する意味でも(あれ以上は)厳しいかな、と思った。(走行後に話し込んでいたが、納得いかない部分が?)前回のもてぎ以降走っていなくて、昨日もドライでは実質1回しか走れていない、なのでセットも分からない状態で走っているので、いろいろアジャストしないとダメかな、と、そのあたりの話をしていた。ただ大きく外してはいないと思うので、フィーリングもそんなに悪くない。細かい部分を煮詰めていく」

3位 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)1分23秒678 トップとの差0.655秒

予選3位の佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

 「(路面コンデションで苦労した?)実はこのクルマ(前回もてぎ戦とは別の車両)ステアリングが重くて、FIA-F4よりも重い。それで手アンダー(ハンドル重くて回し切れない状態)になって走れなかった。(ドライでそれがより顕著に出た?)そんな状態だ。(決勝に向けては?)もう耐えるしかない(苦笑)。前回乗った車両と比べても全然重い。何が原因なのかわからないし、正直ヤバいが、頑張る」

4位 92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)1分24秒233 トップとの差1.210秒

予選4位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「(途中からタイムが伸び悩んだ?)タイヤ温まってからが、タイムが伸びなくて、周りもそうだったと思うが、空気圧をちょっと見直ししないといけない。ちょっとタイム差が離れているので(決勝に向けて)セッティングを考えないといけない。トップ集団について行けるように、頑張る」

5位 55号車・河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)1分24秒583 トップとの差1.406秒

予選5位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

 「伊澤さんから1秒以内くらいを目指していたのだが。(路面)コンディションが途中から滑るようになってきて、後半もうダメかなと思ってしまうと、やっぱりダメだった。前半でタイムを出しておいてよかった。(タイヤの問題?)タレてハイポイントコーナーとか、かなりリヤ(のグリップ不足)が来ていた。みんなそうだとは思うが、終盤タイム上げて来たのは伊澤さんだけで、どこが違うのか。今日午後は気温が上がってきて夏みたいな感じになりそうなので、結構大変かもしれない」

6位 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)1分24秒429 トップとの差1.560秒

予選6位の佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 「1周目にちょっと当たってしまってピットインした。タイロッドが曲がったのかと思ったのだが、ステアリングのギアがずれてしまって、センター(の位置)が変な場所に行ってしまっていた。ピットで応急処置をしたが、それがやりすぎで、今度は反対になって、右コーナーでロックまで回しても曲がれない状態になってしまった。残念だけど仕方ない。決勝までにはなおるし、何とか追い上げて行ければいいなと思う。(前からスタートで独走されるより見ている方は楽しいかと?)(笑)抜くのは中々大変だと思うが、ちょっとはいいレースできるように頑張る」

10位 16号車・大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)1分25秒993 トップとの差2.970秒

予選10位の大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「(JAF-F4初レースだが?)まず単純に嬉しいとういかありがたい話を頂けた。何が起きるか分からないが、スーパーFJにも乗っているので、その感覚をどちらにもフィードバックできるようにしたいと思う。SUGOがいままで一番走ったサーキットなので、いつもの感じをベースに、ただ同じフォーミュラとは言え別物のクルマなのでそこを自分なりにアジャストしてやっていければ、と思う。なにしろ今日の朝走ったのが初めてで、朝はウエットだったので(今の予選が)初のドライでの走行だった。なのでいきなり(自分の)調整から入った。JAF-F4がどういうクルマか知るというのも含めて、まずは準備よりきちんと完走する事が目標だ」

 決勝は午後3時45分開始予定。前回圧勝の佐々木が6番手スタートからどう追い上げるかに注目が集まる。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
 

JAF F4選手権

第3戦SUGO決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2022/05/15) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
15佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1520'58.250--
26佐々木 孝太スーパーウインズ&ISP
ZAP F108
1520'59.034 0.784 0.784
319G1ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1520'59.273 1.023 0.239
492黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1521'16.19817.94816.925
555G2河野 靖喜ハンマーレーシング☆RISING
疾風(ハヤテ)
1521'21.80323.553 5.605
670山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1521'30.65432.404 8.851
79G3KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
1521'43.21144.96112.557
886川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1521'43.61145.361 0.400
938G4安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1521'45.99747.747 2.386
103G5船井 俊仁ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1521'55.08756.837 9.090
1134G6三浦 勝CMS NUTECルノー
ルノーFC106
1521'57.36159.111 2.274
1299G7武居 義隆CMSルノー
フォーミュラルノー
1522'03.7151'05.465 6.354
130G8渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
1522'21.0631'22.81317.348
148G9米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1522'21.5001'23.250 0.437
1516大川 烈弥HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
1421'25.4291Lap 1Lap
1672金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1318'18.8352Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 19 ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風) 1'22.287 (13/15) 156.907 km/h

JAF F4選手権

第3戦SUGO決勝スタート順

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2022/05/15) Fial Start Order
2022 JAF F4選手権 Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
15佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1'22.812--155.912
219G1ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1'22.834 0.022 0.022155.871
36佐々木 孝太スーパーウインズ&ISP
ZAP F108
1'23.256 0.444 0.422155.081
492黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1'24.214 1.402 0.958153.317
572金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1'24.354 1.542 0.140153.062
655G2河野 靖喜ハンマーレーシング☆RISING
疾風(ハヤテ)
1'24.977 2.165 0.623151.940
79G3KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
1'25.599 2.787 0.622150.836
870山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1'25.873 3.061 0.274150.355
938G4安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1'26.288 3.476 0.415149.631
103G5船井 俊仁ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1'26.323 3.511 0.035149.571
1186川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1'26.511 3.699 0.188149.246
1234G6三浦 勝CMS NUTECルノー
ルノーFC106
1'26.511 3.699 0.000149.246
1399G7武居 義隆CMSルノー
フォーミュラルノー
1'26.697 3.885 0.186148.926
148G8米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1'27.879 5.067 1.182146.922
150G9渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
1'27.884 5.072 0.005146.914
1616大川 烈弥HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
1'34.66811.856 6.784136.386

JAF F4選手権

第2戦SUGO決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2022/05/14) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
119G1ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1526'42.629--
25佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1526'47.206 4.577 4.577
36佐々木 孝太スーパーウインズ&ISP
ZAP F108
1526'48.661 6.032 1.455
472金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1526'52.94610.317 4.285
592黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1526'53.46110.832 0.515
655G2河野 靖喜ハンマーレーシング☆RISING
疾風(ハヤテ)
1526'57.28914.660 3.828
799G3武居 義隆CMSルノー
フォーミュラルノー
1527'09.79527.16612.506
838G4安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1527'10.26427.635 0.469
93G5船井 俊仁ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1527'10.66828.039 0.404
1086川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1527'11.00928.380 0.341
1170山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1527'11.31128.682 0.302
129G6KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
1527'11.53428.905 0.223
1334G7三浦 勝CMS NUTECルノー
ルノーFC106
1527'13.78431.155 2.250
140G8渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
1527'25.74543.11611.961
158G9米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1527'25.85243.223 0.107
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-16大川 烈弥HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
23'13.55913Laps13Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 5 佐藤樹(MARUSAN★ミスト) 1'22.812 (15/15) 155.912 km/h

JAF F4選手権

第2戦SUGO公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2022/05/14) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
119G1ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1'23.023--155.516
272金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1'23.279 0.256 0.256155.038
35佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1'23.678 0.655 0.399154.299
492黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1'24.233 1.210 0.555153.282
555G2河野 靖喜ハンマーレーシング☆RISING
疾風(ハヤテ)
1'24.429 1.406 0.196152.926
66佐々木 孝太スーパーウインズ&ISP
ZAP F108
1'24.583 1.560 0.154152.648
770山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1'25.710 2.687 1.127150.641
899G3武居 義隆CMSルノー
フォーミュラルノー
1'25.795 2.772 0.085150.491
986川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1'25.818 2.795 0.023150.451
1016大川 烈弥HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
1'25.993 2.970 0.175150.145
119G4KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
1'26.008 2.985 0.015150.119
1234G5三浦 勝CMS NUTECルノー
ルノーFC106
1'26.357 3.334 0.349149.512
1338G6安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1'26.461 3.438 0.104149.332
143G7船井 俊仁ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1'26.739 3.716 0.278148.853
158G8米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1'28.050 5.027 1.311146.637
160G9渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
1'28.765 5.742 0.715145.456
---- 以上基準タイム(130% - 1'48.325)予選通過 ----

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