SUPER FORMULA

第1戦鈴鹿フリー走行 野尻智紀がトップタイム、佐藤蓮、山本尚貴のナカジマレーシングコンビが続く

フリー走行1回目:トップタイムは野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)

 2024年の全日本スーパーフォーミュラ選手権がいよいよ開幕。3月9日午前中にフリー走行が行われ、チャンピオン奪還を狙う野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)がトップタイムをマークした。

 天候には恵まれたが、冷たい風が吹きかなり寒さを感じるコンディションのなか、セッションがスタート。

 開始から積極的な走りを見せたのは、山本尚貴と佐藤蓮のPONOS NAKAJIMA RACINGコンビ。山本は早々に1分36秒台に乗せ好調さを窺わせる。

 この山本に迫ったのは、安定した強さを見せる野尻、2月の公式テストで速さを見せつけた牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)の二人。

 以下、佐藤、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)と続き、開幕直前にエントリーが発表された松下信治(TGM Grand Prix SF23)も1分37秒625で9位につけた。

 残り30分を切ってから、徐々にアタックをかけるチームが出てくる。

 トップタイムを更新したのは、セッション開始から好調の佐藤。チームメイト山本のタイムを上回る1分36秒598をマーク。FIA-F2チャンピオンのテオ・プルシェール(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)も36秒台に入れて4位につけた。

 そして、残り7分を切って野尻が1分36秒415でトップに躍り出ると、全車がコースインしアタック。

 山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)、山本、松下らが1分36秒台にに入れて上位に食い込んでくるが、野尻のタイムを更新する者は現れず。野尻-佐藤-山本-山下-プルシェール-松下という順でフリー走行が終了した。

 プルシェール以外の注目のニューカマーは、岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)が1分37秒163で10位、木村偉織(San-Ei Gen with B-Max SF23)が1分37秒615で15位、Juju(TGM Grand Prix SF23)は1分40秒750で21位だった。

フリー走行1回目:2位は佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)

フリー走行1回目:3位は山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)

フリー走行1回目:4位は山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)

フリー走行1回目:5位は昨年のFIA F2チャンピオンでルーキーのテオ・プルシェール(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)

フリー走行1回目:6位は松下信治(TGM GP SF23)

フリー走行1回目:話題のJuju(TGM GP SF23)は21位発進

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum


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