フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ第6戦のレース13決勝が11月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)が今季5勝目を挙げた。
レース13決勝は午後0時40分より13周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
ホールショットはポールシッターの鈴木。予選3位の卜部和久(B-MAX RACING F111)がスタートを決めて2番手で1コーナーに飛び込み、梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)は3番手。4番手に大宮賢人(PONOS RACING F111/3)が続く。
2周終わって鈴木のリードは1秒466。後方では卜部、梅垣、大宮が接近戦を展開し、そのさらに後方でスターとで小田優(Rn-sports F111/3)の先行を許した小松響(Rn-sports F111/3)が3周目の1コーナーで5番手を奪い返した。
その後も鈴木は後続との差を僅かずつ広げていく。5周目を終わってそのリードは2秒063に。2番手争いは依然として梅垣が卜部をコンマ5〜6秒差で追っているが、今ひとつ決め手を欠いている状況だ。
鈴木のリードは10周を終わって4秒461に。卜部、梅垣、大宮の接近戦はまだ続いている。
結局鈴木は後続に4秒088差をつけて13周を走り切り、今季5勝目。2位に卜部、梅垣は3位でフィニッシュ。
この結果ポイントリーダーの梅垣は250pt、優勝した鈴木は236.5ptとなり、その差は13.5ptに縮まった。
第6戦レース14は明日の朝8時15分より、同じく13周または30分間で行われる。予選2位からスタートする梅垣と予選3位からスタートする鈴木。ここでポイント差は広がるのか縮まるのか。チームメイト同士によるチャンピオン争いは続く。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI








