フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ第6戦レース15の決勝が11月23日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、予選2位からスタートした卜部和久(B-MAX RACING F111)がレース14に続いて2連勝、今季通算3勝目を挙げた。
レース15決勝は午前11時25分より13周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
スタートでトップに立ったのは予選2位の卜部。ポールポジションの小松は2番手に後退し、予選3位の鈴木が3番手。4番手には予選5位の大宮が浮上したが、オープニングラップを終えてホームストレートに戻ってきたところでストップしてしまう。これにより梅垣が4番手に浮上した。
2周目を終えた時点で卜部のリードは0秒282。2番手の小松が猛然と追い上げてきて、3周目のシケインでアウトから仕掛けるが、ここは卜部が押さえた。続いて4周目の1コーナーでもアウトから挑みかけた小松だったが、ここでも卜部はポジションを守り切る。
4周を終えた時点で卜部のリードは0秒502。小松の背後には鈴木が0秒742差で迫ってきた。
5周終了時点で卜部のリードは0秒520。6周目には0秒446と再び縮まってきた。小松と鈴木の差は0秒992、1秒064と僅かに広がってきた。
7周目には0秒586と卜部のリードが広がる。鈴木も1分58秒378と卜部と同タイムで自己ベストを更新してきた。
更に8周目に卜部は1分58秒241とファステストラップを更新。そのリードを0秒623に広げると、小松も9周目に1分58秒172を叩き出し、0秒427差に迫る。10周を終えてもその差は0秒447。11周目には0秒371と差は縮まってきた。
それでも卜部は12周目に1分58秒207と自己ベストを更新、2台は0秒539差でファイナルラップへ。小松は最後まで卜部攻略の糸口を見出せず、卜部和久がレース14に続き2連勝。今季3勝目を挙げてシーズンを締め括った。
2位は小松響。鈴木斗輝哉が3位で表彰台を獲得している。
Text:Kazuhisa SUEHIROPhoto: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI














