2026オートバックスSUPER GT第2戦「FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL」の公式予選が、静岡県・富士スピードウェイで行われ、GT300クラスは、SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が、他を圧倒するタイムでポールポジションを獲得した。
予選でSUBARU BRZが存在感を示した。ポールタイムの1分34秒314は、2位を0.7秒近く離す驚速ラップだった。そして、このポールには、Q2を担当した山内の新たな記録となる、コースレコード(自身の従来記録1分34秒395を更新)と最多ポールポジション(17回目)を伴うことになった。
2位は、31号車apr LC500h GT(小高一斗/小山美姫/チャーリー・ブルツ)、3位は、52号車Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)。上位3台のタイヤは少数派のダンロップとブリヂストンだった。
■予選Q1
A、Bグループに分けられたGT300クラスの予選は、各グループ上位9台までがQ2に進出。
Aグループでは、61号車SUBARU BRZ(井口卓人)が、他車に先駆けてアタックを行い1分35秒285と、追随を許さないタイムを叩き出した。2位は61号車と競り合って1分51秒台に入れた31号車apr LC500h GT(小山美姫)。この2台に続いたのは、最後に1分35秒台に入れた11号車GAINER TANAX Z(富田竜一郎)。
ディフェンディングチャンピオンの65号車LEON PYRAMID AMG(菅波冬悟)、開幕戦優勝の777号車D'station Vantage GT3(チャーリー・ファグ)も、ウェイトを積みながらも順当にQ2進出を果たした。
Bグループでは、60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(河野駿佑)、56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(木村偉織)、666号車seven x seven PORSCHE GT3R EVO(藤波清斗)らが中心になって、目まぐるしくトップが変わる展開となった。
最後のアタックでは、666号車seven x sevenが1分35秒963、52号車Green Brave GR Supra GT(吉田広樹)が1分35秒886とトップタイムを書き換えるが、60号車Syntium LMcorsaが、1分35秒525でQ1トップ通過。56号車リアライズ(木村)は二度目のアタックで1分35秒711までタイムを削るが届かず。
■予選Q2
666号車seven x seven(スヴェン・ミューラー)、11号車GAINER TANAX Z(大木一輝)が、Q1より明らかに速いペースで1分35秒台をマークしてタイミングモニターの上位に並ぶが、これをあっさりと抜いてトップに立ったのは61号車SUBARU BRZ(山内)。新たなコースレコードとなる1分34秒314は、他車のやる気を削ぐのに十分なタイムだった。ピットで山内のアタックを見守っていた井口も驚きを隠せなかった。
必然的に、他車は2位を目指すことになり、この戦いは31号車apr (小高)が制した。Q1の小山美姫の走りを引き継ぎ、31号車をフロントローに並べることに成功した。3位には最後の最後に渾身のアタックを決めた52号車Green Brave GR Supra GT(野中誠太)が入った。
以下、11号車GAINER(大木)、65号車LEON(蒲生)、56号車リアライズ(オリベイラ)までがトップ6。
決勝は、明日4日の午後2時から3時間で行われる。現時点の予報では、今夜から降り出す雨は、明日の朝方には上がるようだ。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhisa SUEHIRO
