4月3日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦の決勝が、モビリティリゾートもてぎで行われた。降雨のためセーフティカーランが続いたが、間隙をついて再スタートした超スプリントレースを、2番グリッドの太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)が制した。
定刻午後2時45分にセーフティカー先導でスタートしたレースだが、予報どおり雨は降り続き、コースはヘビーウェット。複数のドライバーから「この状況でのレースは難しい」と無線が入る。
セーフティカーラン中に、後方を走行していたJuju(HAZAMA ANDO Triple Tree SF23)が、コントロールを失いスピン、軽くウォールにヒットするが、ダメージはほぼないようだ。
運営側も安全を優先し、3周回ったところで赤旗を提示して、レースは一旦中断。
スタンドやコースサイドで見守るファンは、雨のなか静かに待ち続ける。その願いが通じたのか、スタートから1時間経過した頃に雨足は弱まってきた。
再びSC先導でレースはスタート。各車ゆっくりと周回を重ね、残り16分となった16周目にSCが外れ、待ちに待ったスタートが切られた。視界が悪く、笹原右京(REALIZE Corporation KONDO SF23)と小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)が接触。ルーク・ブラウニング(REALIZE Corporation KONDO SF23)がザック・オサリバン(WECARS IMPUL with SDG SF23)に接触するなどしたため、即座にセーフティカーが導入される。
ここで、4番グリッドのルーキー、野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)は、エンジンが吹けずにポジションを落としてしまう。
20周目、再びスタートが切られ、ここで岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)の背後につけた太田が少ないチャンスをものにしてオーバーテイクに成功。トップに躍り出る。
21周目にJujuがスピン、ストップして、三度(みたび)セーフティカーが入り、結局このまま規定の2時間が経過し、太田、岩佐、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)の順でチェッカーを受けた。
4位以下は、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、小出峻(ThreeBond SF23)、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TOM'S SF23)、野村の順でフィニッシュした。
なお、23周でレースが終了し、本来の周回数(37周)の75パーセントに達していないため、選手権ポイントはハーフポイントが与えられる。
第2戦は、明日、午前10時10分から予選が、午後2時45分から決勝(37周)が行われる。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Katsuhiko KOBAYASHI






