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KYOJO CUP

第1戦富士 フォーミュラ2年目の開幕戦は富下李央菜が独走、若手とルーキーが活躍をみせる(IPMS)

 2026年のKYOJO CUP開幕戦が5月9日(土)~10日(日)に富士スピードウェイで開催され、#39富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)が自身初優勝を含む2連勝を飾った。

 誕生から10周年を迎え、フォーミュラ導入2年目となる今季は王者獲得経験を持つ#18 三浦愛(Team ReFa KC-MG01)をはじめ、国内外の実力者たちが新たに参戦。20名の選手が年間エントリーリストに名を連ねた。今大会では#4 平川真子(NTTdocomoBusinessROOKIE KC-MG01)、#57 ジャオ・ユン・チェン(ATEAM Buzz Racing KC-MG01)の2名が欠場。18の選手が開幕ラウンドに集った。

 9日(土)の公式予選では、15がコースレコードを更新するハイスピードなアタック合戦が展開。そのなかでも富下が際立った速さを披露して1分43秒604をマークし、2023年の開幕戦以来となる2度目のポールポジションを獲得した。

 10周で争われるKYOJO Sprintでは、富下がホールショットを決めてトップを守るも、「これまでにないほど緊張して」と自身で振り返るように、初のレースリーダーに本来の走りが発揮できない状況が続く。一方、日本での初陣を迎えた2番グリッドの#10 ジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01)は自身のドライビングや課題に集中し、富下との間合いを徐々に縮めていった。対照的な状況によって更なる緊張感に襲われる富下だったが、なんとか気持ちを奮い立たせてペースを立て直し、参戦4年目にしてKYOJO CUP初優勝。新人らしからぬペースを発揮したチコンテが初戦にして2位表彰台を獲得した。スタートでポジションを上げた後は着実に周回を重ねることを意識したという#38 佐藤こころ(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)が3位に続いた。

Rd.1 Sprint優勝:#39 富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)

 「明日に向けて気は抜けないので、気持ち的にはちょっと嬉しいくらいの感覚です。今までは追いかけるレースが多かったので、レース中は緊張で手足が震えました。Sprintでは予選のトップが逃げ切る印象があったので、ポールを獲れたことが重要だったと思います。明日は自分との戦いになると思うので、心を整えてベストな走りができるように頑張ります」

 今季から周回数が15周に変更されたKYOJO Finalでも速さを見せたのは富下だった。前日以上の緊張感に襲われていた富下だが、スタート直後こそ後続に接近を許したものの、気持ちを立て直して自身の走りに集中。徐々にペースを上げて隊列先頭を独走し、最終的には2.7秒もの大差をつけてトップチェッカーを受け、Sprintに続く今季2勝目を飾り、開幕戦を制した。

 2番グリッドからスタートしたチコンテは、Finalでもポテンシャルの高さを発揮。前日の経験を活かしたというスタートで富下に襲い掛かった。オーバーテイクは叶わなかったものの、富下にプレッシャーを与える走りで3番手以降を引き離し、2戦連続の2位表彰台を獲得した。

 若手やルーキーが頭角を現すなか、経験豊富な先輩ドライバーも随所で存在感を発揮していた。2024年KYOJO CUPチャンピオンの#36 斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)はスタートで出遅れ順位を落としたものの、5台をオーバーテイクする追い上げをみせて3位表彰台を獲得。タイトル獲得経験者が貫禄の走りを見せつけた。

 次戦は7月18日(土)・19日(日)に、全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催大会として行われる。

なお、2026年から新たに始まった「KYOJO VITA」が同週に開幕戦を迎え、昨年KYOJO FORMULAで上位争いにも加わっていた#31 永井歩夢(A-PEX☆VITA)がポールポジションを獲得。決勝レースでは他車とのアクシデントで一時6番手まで後退したが、怒涛の追い上げで見事開幕戦を制した。

Rd.1 Final優勝:#39 富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)

「(トップを獲ることができて)すごく嬉しいです。今日も序盤は緊張していて、スタート直後の1コーナーではブレーキングポイントに悩みましたし、前に誰もいないのでレースペースを作ることに苦戦しました。今回についてはメンバーの位置関係が去年とは違っていたので、次戦はどのような展開になるかわかりません。今年はシリーズチャンピオンを狙っているので、気を抜かずに次も1位を目指します」

株式会社インタープロトモータースポーツ

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