5月9日、富士スピードウエイで行われたKYOJO CUP第1戦の第1レース「スプリントレース」で、ポールポジションからスタートし、序盤2位に迫られたものの最後は突き放して優勝した富下李央菜に話を聞いた。
表彰式後、控室から出てぶらさがり会見に応じた富下は、明日のレースも残しており、初優勝での笑顔もなく、神妙な面持ちで何度も「緊張」という言葉を口にし記者の質問に答えた。
スタートを決めトップに立った富下は徐々に2位のジョアンヌ・チコンテの接近を許し4周目には背後につかれた。
「レースはずっと緊張していました。そのせいでタイムが上がらなくて、さらに緊張しました。後ろの2人が抜けてきて、意外に速いなと思っていました。最初は詰められていて、めちゃ焦っていて、気を取り直して自分を励ましつつ走っていました」
しかしその後はファステストラップを更新しつつチコンテを引き離していく。
「タイヤの感じがよくなってグリップするようになり自信を取り戻してタイムが上がりました」
明日のレースも緊張しつつ全力で走るという。
「今日もけっこう緊張したので、あしたも緊張するのかなと思ったらつらいです。めちゃ緊張したので心を整えます。あしたはもっと全力で走ります」
明日10日のファイナルレースは午後2時にスタート。富下が2連勝を飾り、開幕戦を完全制覇するかに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Kazuhiro NOINE

