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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第2戦富士決勝 武藤雅奈が独走で初優勝、INDPクラスは鳥羽豊が開幕2連勝

 5月4日、2026FIA-F4選手権第2戦の決勝が、富士スピードウェイで行われ、チャンピオンクラスは武藤雅奈(TGR-DC RS F4)がセーフティカー(SC)ランからのリスタートでトップに立つと、後続を引き離して独走で初優勝。インディペンデントクラスは鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)が開幕戦に続く連勝を飾った。

 夜半からの雨は上がり、天候は急速に回復。最初に行われたインディペンデントクラスの決勝では曇っていたものの、チャンピオンクラスの決勝スタート時には陽も出て好天となった。

■チャンピオンクラス

 午前9時20分、インディペンデントクラスの決勝時にはハーフウエットだった路面も完全ドライといえる状態にまで回復した。

 オープニングラップは、第1戦の勝者、五十嵐文太郎(TGR-DC RS F4)が1コーナーでトップに立ってリードするが、その五十嵐の後方で、鈴木恵武(PONOS RACING)とポールスタートの酒井涼(TGR-DC RS F4)が接触。6番グリッドスタートの 白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)、後方スタートの箕浦稜己(JMS RACING with B-MAX)が接触でストップするなど混乱があり、早くもSCが導入される。

 4周目に迎えたリスタートでは、2位につけていた武藤が、1コーナー立ち上がりで五十嵐を攻略。酒井涼(TGR-DC RS F4)が2位に上がり、武藤、酒井(涼)、五十嵐のオーダーに。4位には好スタートで急浮上した中井陽斗(JMS RACING with B-MAX)がつける。

 5周目、1コーナーで中井が五十嵐をパス。五十嵐はシフトが入らないトラブルを抱えており、あっさりと中井に先行を許してしまった。そして、酒井(涼)には1周目の接触で非があったとしてドライブスルーペナルティが課され、これで酒井(涼)は優勝争いから離脱。ここからは、武藤が抜け出し、中井と五十嵐が続くという展開となった。

 熾烈だったのは4位争い。三浦柚貴(TGR-DC RS F4)、熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)、落合蓮音(FALCON MOTORSPORT)、鈴木悠太(Kageyama TEAMSTYLE MCS4)、翁長実希(OTG Motor Sports MCS4)らが、コンマ数秒の間隔で連なり、この攻防は最終周まで続いた。

 単独走行となったトップ武藤は、途中ファステストラップを刻む走りで、2位中井との差を開き、その1秒後方に五十嵐が続き、トップ3は膠着状態。この状態は、チェッカーまで続き、最後は武藤が6秒差を築いて初優勝のチェッカーを受けた。

 2位の中井も初表彰台を射止めて笑顔を見せ、3位五十嵐も第1戦に続く表彰台で、上々のシーズンスタートとなった。混戦を極めた4位争いは、10周目に前に出た熊谷が、落合、三浦との接戦を制した。

 第1戦で怒涛の追い上げを見せ3位となったホンダ育成の百瀬翔(HFDP with B-Max Racing Team)は、今日も26番グリッドから10位まで順位を挽回し、貴重なポイントを獲得した。

■インディペンデントクラス

 午前8時15分、雨は上がったものの、路面はハーフウェット。ストレートは強い追い風が吹いている状況のなか、スタートを迎えた。

 上位陣は大きく順位を変えることなく順当にスタート。中団でスピンはあったものの、1周目は鳥羽、HIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)、KENTARO(baum beauty clinic)、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)、大山正芳(ダイワN通商アキランド)、IKARI(Bionic Jack Racing)の順で通過。

 ところが2周目の1コーナーで、2位を争っていたHROBONとKENTAROが絡むようにコースアウト。アウト側のバリアにクラッシュしてしまい、SCが入る。

 車両の撤去に時間を要したが、7周目にレースは再開。ここからは鳥羽が逃げ、IKARIとの2位争いを制した今田が追うという展開が続く。両者のタイムはほぼ同じだったものの、今田のペースが安定しており、7周目に1.4秒あった差は、10周目には0.4秒まで詰まった。

 残り3周を切った12周目の1コーナー。勢いのある今田はブレーキングで鳥羽の背後に迫ろうとするが、僅かにブレーキをロックさせ失速。IKARIに先行を許してしまい、3位に後退。さらにダンロップコーナーでIKARIにアウトから並走するが、押し出されるようにコースオフし、7位まで順位を落としてしまった(最終順位は上位にペナルティがあり6位)。

 終盤にペースが上がったIKARIは、最終ラップにはトップ鳥羽の背後に迫るが、鳥羽が上手く抑えきって開幕大会2連勝のチェッカーを受けた。3位には大山が入った。

 次の大会(第3、4戦)は、6月13、14日、岡山国際サーキットで行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhisa SUEHIRO

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