鈴鹿サーキットで3月1日に決勝が行われた、スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第1戦で、昨年フォーミュラエンジョイで全戦優勝を飾りチャンピオンを獲得した吉田英翔(K&G RACING C72 KKS-2)がデビューした。
フォーミュラエンジョイは、「一生涯モータースポーツ」がコンセプトで、年配のドライバーをターゲットにした趣味性が高いカテゴリーだ。4輪でステップアップを目指す若いドライバーはカートからメーカー系の育成プログラムを受講するか、FJ1500/スーパーFJ/FIA-F4で4輪デビューを果たすのが通常のルートだが、東京出身の吉田はレース経験も乏しく、フォーミュラエンジョイで経験を積む選択をした。
決勝後、吉田に話を聞いた。
「ずっとレースをやりたいと思っていましたが、全日本カートでなくレンタルカートをしていました。なので、高校卒業後に自動車免許を取り、フォーミュラエンジョイから始めました」
吉田は19歳でエンジョイデビュー。2年目でのチャンピオンを目指した。
「2年目でタイトルを決めるのが目標で、2年目で全勝優勝してタイトルを取りました」
22歳になった今年、いよいよ吉田はスーパーFJの初レースに臨んだ。初めての予選は11位、決勝では3つポジションを上げ、8位に入り初レースで完走を果たした。
「デビュー戦だったので完走するのが目標でした。ポジションアップして無事に帰れたので、狙いどおりでです。走り切らないと分からないこともいっぱいありますし、回りの経験値が高い中で、バトル慣れとかしてないし、そのなかでもそこそこやりあえました。最終ラップとかにオーバーテークもありましたし、経験を積んで自信になりました」と胸を張った。
第2戦は岡山国際サーキットに舞台を移し5月17日に決勝が行われる。「年齢的にも時間はあまりないので、早く勝ちたい」という吉田の走りにも注目したい。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI


