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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第7戦もてぎ公式予選 赤旗中断後のワンチャンスをつかんでYOSHIDA KODAIがポールポジションを獲得

ポールポジションはYOSHIDA KODAI(T\'s TECHNO RF KKSII)

 2025年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第7戦公式予選が11月30日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催され、YOSHIDA KODAI(T's TECHNO RF KKS II)が2番手酒井翔太(ファーストガレージ゙kks2)に0.416秒の差をつけてポールポジションを獲得した。

 長かったシーズンもいよいよ最終戦。ここまで6戦を終えてシリーズランキングのトップは酒井翔太(ファーストガレージ゙kks2)の98ポイント、2位で追う吉田馨(TAKE FAST KKS-2)は88ポイント。しかしJAF選手権は有効ポイント制があり、ここまで全戦で表彰台を獲得している酒井に対して吉田は1戦欠場しており今回もフルに加点できる点が有利だ。一方酒井にすれば、今年はこのもてぎSUGOの他筑波富士、鈴鹿岡山、オートポリスとすべてのS-FJに参戦、現在鈴鹿岡山では1戦を残してランキング首位、オートポリスのチャンピオンを取り、筑波富士は惜しくもシリーズ2位に終わったが、S-FJジャパンリーグのタイトルも獲得しており、もてぎSUGOでもタイトルを取ればまず3冠ということになる。

 15分間の予選は午前8時15分コースオープン。明け方には氷点下まで気温が下がったモビリティリゾートもてぎだが、日差しがコースを温めており、気温4.4度、路面温度6.4度まで上昇している。逆転チャンピンを狙う吉田を先頭に全車がコースイン。

 計測2周目のトップタイムは酒井の2分7秒560と、まだタイヤの発熱を待っている状態。続いて残り時間8分にYOSHIDAが6秒162でトップ、2番手には松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)が6秒606で続く。3番手吉田6秒704、4番手酒井6秒765、5番手石井大雅(ファーストガレージ制動屋SⅡ)、6番手小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIAED)。

 残り時間6分、S字で村上太晟(ファーストガレージKK-S2/Blau)がスピン、グラベルストップして赤旗が提示して予選はいったん中断。中団時点での上位は、酒井2分5秒419、YOSHIDA6秒142、吉田6秒293、松原6秒493、石井6秒619、小林8秒190という順。ジェントルマンクラスは唯一参戦の畠山退三(Hobbybase&zap-ED)が総合9番手につけている。

 村上の車両がレスキューされ、午前8時31分から残り時間6分10秒で予選再開。各車は冷えてしまったタイヤのウォームアップから仕切り直しとなり、残り時間3分40秒ごろからペースアップする。残り時間1分40秒に松原が2分5秒420で2番手へ浮上。

 チェカードフラッグが振られる中各車は最後のタイムアタック。まずYOSHIDAが2分4秒697でトップに立つ。石井が6秒179の4番手タイム、続いて中村ブンスーム(ファーストガレージ゙KKSⅡ)が6秒546の6番手にそれぞれ順位を上げる。酒井は5秒113まで自己ベストを短縮するが2番手、松原5秒197で3番手にダウン。そしてチャンピンを争う吉田はタイムが伸びず終了間際にピットインして5番手で予選を終えた。ジェントルマンクラスの畠山は総合11番手となった。

 決勝は12時25分スタート予定。シリーズ最終戦を迎えて酒井が3つ目のタイトル獲得なるか注目だ。

予選2位は酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

予選3位は松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

予選4位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

予選5位は吉田馨(TAKE FIRST KKS-2)

予選6位は中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

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