鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山公式予選 初出場の15歳・杉田悠真がポールポジション 2位に迫隆眞が3位に松井啓人が続く

ポールポジションは杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は28日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、初出場の15歳、杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)がポールポジションを獲得した。

 今回の2連戦ダブルヘッダーはワンデーレース。予選1回と決勝2回を1日で行う慌ただしいスケージュールだ。公式予選は午前8時15分より15分間で行われた。

 岡山国際サーキットは早朝より雲一つ無い好天に恵まれ、柔らかい日差しが照りつける場内は初夏の装いとなった。

 3周目あたりからは各車タイムアタックを始める。まずはS-FJ経験豊富な元山泰成(ECOTEH WORKS)が1分39秒697でトップタイムを記録。2位には参戦2戦目の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)が39秒926でつけ、3位には梅本幸汰(Rn-sports制動屋KK-S2)が続く。

 4周目には開幕戦優勝の迫隆眞(制動屋)が1分39秒255でトップに浮上。元山、梅本は2-3位に落ちた。

 5周目には初出場の杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)が初めて38秒台に入り、1分38秒951でトップに浮上。迫は2位に、元山は3位に落ちた。

 6周目、今度は松井が1分38秒774でトップに立つと、2位には迫、3位には元山が続き、杉田は4位に落ちた。

 7周目、杉田は再びタイムを1分38秒666まで縮め、再びトップを奪い返す。タイムを更新するも迫は2位のまま、松井は3位に後退した。

 9周目、杉田はさらにタイムを1分38秒550まで縮めると、最後のアタックとなった10周目には、各セクターでタイムを更新しながら連続アタックをするも最終セクターでタイムが伸びずタイム更新はならず。それでも9周目のタイムでポールポジションを決めた。

 2位には迫が0秒110差で続き、3位には松井が続いた。4位には元山が、5位には小田優(Drago CORSE TAKE)が、6位には加納康雅(イーグルスポーツ)がつけている。

 ポールポジションを獲得した杉田は富田林市出身の高校1年生15歳。シミュレーターで腕を磨き、ここ岡山でも練習を重ねた。初出場でいきなりポールポジションを獲得し、周囲を驚かせて見せた。

 第2戦の決勝レースはこの後、午前10時35分より12周で行われる。ルーキー杉田のポールトゥウインなるかに注目だ。

予選2位は迫隆眞(制動屋)

予選3位は松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

予選4位は元山泰成(ECOTEH WORKS)

予選5位は小田優(Drago CORSE TAKE)

予選6位は加納康雅(イーグルスポーツ)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO


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