ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は6月29日、岡山国際サーキットで第4戦、第5戦の公式予選を行い、両戦とも伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACIG)がポールポジションを獲得した。
第4戦、第5戦の公式予選は予定より4分遅れの午前9時29分から30分間で行われた。ベストタイムで第4戦の、セカンドベストタイムで第5戦のグリッドが決定する。雲は多いが、ときおり太陽が顔を出すと強い日差しが肌を差す。
開始7分あたり、まずタイムを出してきたのが伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACIG)で、1分31秒423でトップに立つ。2位には平安山良馬(Porsche Japan Junior Programme)が32秒607、3位には山田遼(HYPER WATER Racing Team)が32秒611で続く。
次周、伊東がタイムを1分30秒959まで更新。呉良亮(OPERA 90 RACING)が31秒915で2位に浮上。平安山は32秒131までタイムを縮めるも3位に落ちた。
ここから各ドライバー、いったんピットに入ってタイヤを交換。終盤に向けて再アタックを開始。
残り3分、伊東が1分30秒666までタイムを縮めると、さらに残り1分を切ったあたりで30秒439まで更新。このタイムでポールポジションを確定した。2位には31秒860で呉が、3位には平安山が入った。
セカンドベストで決まる第5戦は、伊東がダブルポール。呉も2戦連続2位、3位には山田が入った。
プロアマクラスは、武井真司(BINGO RACING)が2戦ともポールポジション。アマクラスもBANKCY(BINGO RACING)が2戦ともポールポジションを獲得した。
第4戦の決勝は本日午後3時より17周で、第5戦の決勝は明日30日午後0時より17周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Keiichiro TAKESHITA