FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦鈴鹿レース17決勝ドライバーコメント 優勝・大木一輝「『落ち着け、落ち着け』と自分に言い聞かせた」

優勝 大木一輝(TOM'S FORMULA)

優勝した大木一輝(TOM\'S FORMULA)

 「昨日はしくじりましたが、スタートはもともと自信があり、いつもどおりのスタートを心がけました。後半はタイヤがきつかったのもあるんですが、自分の足りていないメンタルの部分もあり、それで少しミスを出してしまいました。『落ち着け、落ち着け』と自分に言い聞かせながら走っていました。昨日ああいうこと(コースアウト、リタイア)があったし、社長さんも来ていたので、その前で勝ててすごくうれしいです」

2位 小川颯太(Bionic Jack Racing)

決勝2位の小川颯太(Bionic Jack Racing)

 「スタートはホイールスピンをして蹴り出しで遅れてしまいました。それでも自分の方がペースがいいのは分かっていたので全力でアタックしました。トラブルは今日も出ていました。デグナー1個目で縁石に乗せると症状が出て、2個目でシフトが下がらなくなっていました。スタートを決めていれば、その症状が出ても勝てるペースはあったと思います。走りも変えて対応し、ロスを最小限に抑えながら走っていました。デグナーで追いついてヘアピンで仕掛けるのが理想でしたが、そこでトラブルが出たのは悔しいですね。最後は仕掛けたんですが、ブロックされて前に出ることができませんでした」

3位 小山美姫(Super License)

決勝3位の小山美姫(Super License)

 「昨日のペースが良かったのでそのままいくこともできたんですが、確認したい部分もあったので、今後に向けても勉強のために、セッティングを変えました。間違えると悪くなることあるんですが、マシンがいい状態で走ることも少ないので、悪くなってもアジャストすることを課題にしていました。でも、いい方向には行きませんでした。自分の幅を広げたかったんですが、ペースも上げられずに悔しかったです。判断を間違えたのは、経験がなかったので仕方がないです」

マスタークラス優勝 畑亨志(Super License)

マスタークラス優勝の畑亨志(Super License)

 「スタートでポジション取りが悪くて今田選手に行かれてしまい、そこから追う展開になりました。抜き方が下手で時間がかかりました。最後はシケインをきれいに立ち上がって、1コーナーで合わせて抜きました。ペースは速くてもなかなか抜けないので良かったです。若手と戦えればいいんですが、そういうわけではないので、来年はこのシリーズには出ないと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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