女性によるレースシリーズ「KYOJO CUP」を運営する株式会社インタープロトモータースポーツ(IPMS/代表:関谷正徳)は、スーパーフォーミュラ第4戦の行われている富士スピードウェイにおいて、2025 年シーズンより導入する車両の発表を行った。
KYOJO CUP は2017年のシリーズ発足以来、ワンメイク車両としてVITA-01を使用し、低コストで本格的に参戦できるレースとして、年々参加者を増やしてきた。
発足から8年を経過し、さらなるシリーズの発展、女性ドライバーの育成と価値の向上、そしてモータースポーツ界の発展に寄与するために、IPMSは新たにハイブリッドフォーミュラ車両を導入することを決定した。
なお、新型車両はすべてKYOJO CUPで管理し、可能な限りイコールコンディションを保ってエントラントへ貸し出されることになる。
新型車両はノーズに「KC-MG01」と型式が記されており、正式なリリースはないが、KCMG(KC MOTOR GROUP)製のようだ。
新型車両諸元 車両名 |
KC-MG01 |
全長 |
4,150mm |
ホイールベース |
2,753mm |
全幅 |
1,506mm |
全高 |
980mm |
車両重量 |
635kg |
シャシー |
カーボンコンポジットモノコック(FIA 公認Halo システム採用) |
エンジン |
1.4L ターボ(176bhp) + ハイブリッドシステム(12kW) |
トランスミッション |
6 速パドルシフト |
サスペンション |
プッシュロッド式4 輪ダブルウィッシュボーンサスペンション |
ブレーキ |
AP Racing 製 2 ポッドキャリパー、ブレーキパッド / Brembo 製ベンチレーテッドディスク |
オイル |
MOTUL |
ホイール |
OZ Racing 製 フロント:8x13 / リヤ:10x13 |
Photo: IPMS/Shigeru KITAMICHI