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SUPER FORMULA

第4戦富士公式予選 福住仁嶺がチームに初のポールポジションをもたらす

ポールポジションは福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の予選が、7月20日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が、岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)を退けて、自身今シーズン初、チームKCMGにとっては初のポールポジションを獲得した。

 雲が空を覆い、時折陽が射す蒸し暑い天候となった予選日。午前中からすでに30度を超えるなか、午後2時からノックアウト方式の予選が行われた。

 Aグループは、小高一斗、牧野任祐、小林可夢偉、岩佐歩夢、平良響、笹原右京、阪口晴南、木村偉織、大津弘樹、山本尚貴の10台。

 Bグループは、山下健太、太田格之進、福住仁嶺、三宅淳詞、大嶋和也、野尻智紀、国本雄資、坪井翔、大湯都史樹、Juju、佐藤蓮の11台という組み合わせだ。

■Q1 Aグループ

 最初にアタックを行った小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)の1分23秒505をターゲットタイムに、笹原右京(VANTELIN TOM'S SF23)23秒392、岩佐22秒780、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)23秒095、山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)23秒178と、タイムが刻まれていくが、23秒を切ったのは岩佐のみ。

 ルーキーの木村と平良、スポット参戦の大津もタイムは伸びず、最初にタイムを出した小林とともにQ1敗退。

 順位:岩佐-牧野-山本-阪口-笹原-小高/小林-平良-木村-大津

■Q1 Bグループ

 坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)1分23秒252、野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)23秒306、大湯都史樹(VERTEX CERUMO・INGING SF23)23秒078と、好調さを窺わせる面々が23秒の壁を破れないかな、福住が存在感を見せ22秒963と、グループAの岩佐に次ぐタイムを記録してトップに躍り出る。

 午前中のフリー走行で満足に走れなかった佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)、大嶋和也(docomo business ROOKIE SF23)、三宅淳詞(ThreeBond Drago CORSE SF23)、そしてトップから1.9秒差と健闘したJuju(TGM Grand Prix SF23)がQ1で涙をのんだ。

 順位:福住-大湯-山下-坪井-野尻-太田/佐藤-国本-大嶋-三宅-Juju

■Q2

 Q2進出は、KONDOレーシング2台、ダンディライアン2台、チーム無限2台、トムス2台、セルモ・インギング2台、KCMGとNAKAJIMAレーシングが1台ずつというチーム構成となった。

 そして、ポールを争ったのはQ1で23秒の壁を破った二人、岩佐と福住だった。

 Q1を終えてラバーグリップののった路面で、全体的にQ1のタイムを上回り、坪井がいきなり1分22秒573をマーク。これを岩佐が僅かに上回る22秒560でトップに躍り出る。

 これに、野尻22秒792、牧野22秒749が迫るが、岩佐のタイムには及ばず。これで決まりかと思われたところで、福住が22秒543をマークしてトップに。大湯も22秒571と迫るが福住を上回ることはできず、福住のポールポジションが確定した。

 なお、阪口晴南(VERTEX CERUMO・INGING SF23)はトラブルか、途中でアタックをやめてしまい12位。

 順位:福住-岩佐-大湯-坪井-太田-牧野-野尻-山下-山本-小高-笹原-阪口

予選2位は岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)

予選3位は大湯都史樹(VERTEX CERUMO・INGING SF23)

Text: Shigeru KITAMICHI<
Photo: Kazuhiro NOINE/address>

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