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SUPER FORMULA

第10,11,12戦鈴鹿フリー走行 イゴール・オオムラ・フラガがトップタイム

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第10、11、12戦のフリー走行が、11月21日、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)がトップタイムをマークした。

 シーズンもいよいよ最終大会。最後までもつれたチャンピオン争いは、ディフェンディングチャンピオンの坪井翔(104.5p)がややリードを広げ、岩佐歩夢(90p)、太田格之進(90p)、牧野任祐(81p)、野尻智紀(63.5p)が追う展開となっている。

 濃霧で中止になった第10戦が、最終大会に組み込まれ3レース制となったため、計算上は野尻より下位のドライバーにも可能性はないとはいえないが、上位5人の争いになることは間違いない。

 レースウィークの金曜日。秋晴れとなった鈴鹿で、午前11時05分から1時間、午後2時10分から1時間のフリー走行が行われた。

 両セッションとも残り5分から予選さながらのアタックが行われ、午前のトップ6は、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)、フラガ、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)、野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)。

 午後は、フラガ、岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)、太田、牧野がトップ6となった。

 タイムは、総じて午後の方が良く、トータルではフラガがトップとなったが、チャンピオンを争う面々は概ね好調。明日の予選では、熾烈なグリッドの奪い合いが見られそうだ。

 明日は、午前8時から第11戦予選、午前10時05分から第12戦予選、午後2時30分から第11戦決勝(27周)が行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atushi BESSHO

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