今大会は、「瑶子女王杯」を冠し「第1回瑶子女王杯 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦富士大会」として行われることになったが、週末は瑶子女王殿下も富士スピードウェイに足を運ばれ、ドライバーとの懇談や記者会見に臨まれた。
瑶子女王殿下は、これまでも東京モーターショーやジャパンモビリティーショーの総裁を務められるなど、自動車産業の発展、普及に尽力し、自動車やモータースポーツにも精通している。
女王殿下は、レースが瑶子女王杯となることで、注目が集まり、モータースポーツ全体の活気や、決して交通の便などの良くないサーキットの環境改善にも繋がればという思いがあり、いずれは、スーパーフォーミュラが日本全国、ひいては世界で認知されることを願っているという思いを語られた。
富士スピードウェイおよび日本レースプロモーション(JRP)は、今回の栄誉を受け、日本発のモータースポーツエンターテインメントの振興と、未来に向け持続可能な自動車産業の発展に貢献していくとのこと。
まもなく第4戦のスタートが切られるが、初の賜杯の栄冠を勝ち取るのは誰になるのか注目だ。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: JRP