SUPER GT

第1戦岡山ポールポジション会見 山下健太「(新予選方式は)今までより面白い感じもある」

GT500クラス 36号車au TOM'S GR Supra(TGR TEAM au TOM'S)

山下健太(TGR TEAM au TOM'S)

予選記者会見:GT500クラスポールポジションの山下健太(TGR TEAM au TOM\'S)

 「ポールを取れたということで、最高のスタートを切れましたが、嬉しい反面、自分の結果は5番手という微妙な結果で、そこから大どんでん返しというぐらいの坪井選手のアタックが凄くて、坪井選手に感謝、チームに感謝という感じです。今後は足を引っ張らないようにしないと、という気持ちの方が強いです」

 「アタックは必ず1周で終わらせるというのと、インラップもなるべくタイヤを使わないで帰ってくる、というのを公式テストの段階から意識していましたが、アタック自体を控えめにするという意識はありませんでした」

 「自分が新品タイヤでアタックしたタイムを中古タイヤで肥えられてしまうのは非常複雑ですが、助けてもらえる部分もあるので、今までとは明らかに違いますね。やることは違いますが、今までよりも面白い感じはあります」

 「ロングランの調子はまずまずなので、決勝では自分が順位を落としたりしないように、しっかり開幕戦を優勝できるよう頑張ります」

坪井翔(TGR TEAM au TOM'S)

予選記者会見:GT500クラスポールポジションの坪井翔(TGR TEAM au TOM\'S)

 「朝から調子は割と良くて、特に僕が走った時のコンディションが良く、1分17秒台が出せるほどでした。予選でも割とその景色感に近い感じで走ることができました。1コーナーでは大失敗してしまったので、まだ伸び代があるなと思っていたので、帰ってきてポールだと聞かされた時にはびっくりしました。クルマのバランス的にもまだ詰め切れていない部分があり、乗り辛い中でQ1、Q2を走ることになりましたが、伸び代が感じられるという意味では凄くいい流れだし、テストからずっと好調できているので、この流れをしっかりキープして、明日につなげたいなと思います。岡山は時期的にもQ2の時間に気温や路面温度が下がるので、あまりタイムが落ちないんです」

 「そういえば僕がちゃんと走ってポールを取るのはこれが初めてなんです。嬉しいです。この予選方式だとQ2はそれなりにしか行けないので、Q1を走る方が負担は大きいんじゃないかと思いました」

 「いつも36号車は決勝が強いと思っていますが、今年パッケージが変わったので、やってみないとわからない部分はありますが、予選よりは決勝に自信を持っているつもりです。朝のフリー走行でも手応えは悪くなかったので、充分チャンスがあると思います。岡山は300kmとレース距離が短いので、予選順位が大事になることはわかっていました。一番前からスタートできることは有利ですし、あとは展開次第です。混乱に巻き込まれないように注意すれば勝機はあると思うので開幕戦を優勝したいです」

GT300クラス 65号車LEON PYRAMID AMG(K2 R&D LEON RACING)

篠原拓朗(K2 R&D LEON RACING)

予選記者会見:GT300クラスポールポジションの篠原拓朗(K2 R&D LEON RACING)

 「ものすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。Q1ではちょっとだけ悔いの残る部分がありましたが、Q2での蒲生選手のものすごいアタックで全てをひっくり返していただいたので、本当に感謝しかないです。合算の予選ということで今までのようQ1に通ればいいということでは無くなったので、結構緊張する予選でした。こういう結果で終われて本当にホッとしています」

 「公式テストの段階から、周回数を少なくしないといけない、という課題を持ってやってきたので、今回もその課題を感じながら走りました」

 「この予選方式のおかげで自分もポールを取ったと言えるのは嬉しいです」

 「予選Q1、Q2で使ったタイヤでまた明日スタートしますが、気温が上がる中でどこまで持つかわかりませんが、できるだけ持たせて勝ち切るレースがしたいなと思っています」

蒲生尚弥(K2 R&D LEON RACING)

予選記者会見:GT300クラスポールポジションの蒲生尚弥(K2 R&D LEON RACING)

 「シーズンの開幕戦で最高のスタートを切れたので、大変嬉しく思っています。Q1を走った篠原選手からのフィードバックと、チームのクルマのアジャストがうまく行ってQ2もうまく走ることができてよかったです」

 「ここまで来たら第1スティントのタイムを見て判断すると思いますが、明日も同じようなコンディションだろうと思うので、このままの調子で行けたら最高だなと思います」

予選フォトセッション:両クラスのポールシッター

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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