SUPER GT

第1戦岡山GTA/オートバックスセブン共同会見 小林喜夫巳会長「色んなところでモータースポーツファンをたくさん作っていきたい」

坂東GTA代表とオートバックスセブン会長の小林氏

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は4月14日、シリーズ第1戦が行われている岡山県美作市の岡山国際サーキットで、長年同シリーズのタイトルスポンサーを務めてきたオートバックスセブンとの共同会見を行った。

 2024年はスーパーGTの前身である全日本GT選手権(JGTC)が本格始動した1994年から数えて30年目の節目の年でもあり、オートバックスセブンにとっても大阪府大東市にオートバックス第1号店がオープンした1974年11月から数えて50周年の節目の年でもある。

 会見にはGTAの坂東正明代表と、オートバックスセブン取締役会長の小林喜夫巳氏が出席。

 小林会長は「昨シーズンはコロナ禍が明けたか明けてないかという中で始まり、本当に五感で感じられるレースが展開された。今シーズンもあの感じを忘れないように坂東代表と進めていきたい。スーパーGTは30年、我々も50年の節目の年を迎える。色んなところでモータースポーツファンをたくさん作っていきたいという思いで、さまざまなイベントをサーキットの近隣の店舗で行い、ファンに楽しんでいただきたい」と挨拶。

 坂東代表も「本当に長い間タイトルスポンサーとしてご協力いただいた。今後も引き続きやっていただく。モータースポーツの振興発展、認知度の向上をきちんとやっていく上でも、既存の600店舗という基盤の上に乗せていただいて、一緒に作り上げてくることができて本当によかった。それがあるから今があると思っている。継続して日本のモータースポーツ界を引っ張っていくリーダーとして、認知度の向上、価値観。そしてモータースポーツに関わる人々の手によって産業が成立し、経済効果を生み出す。それがモータースポーツの歴史、文化になっていくと思う。スーパーフォーミュラ、スーパー耐久といった国内レースを含めて、日本のモータースポーツのあり方というものを、F1やフォーミュラE、WRC、WECといった世界選手権から学びながら、方向性を固めて作り上げていきたい」とスーパーGTのみならず日本のモータースポーツ界全体を視野に入れた抱負を語った。

Text: Kazuhisa SUEHIRO


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