スーパーGT公式テスト初日、最初のセッションでトップタイムを記録したのは、今季チームを移籍し14号車ENEOS X PRIME GR Supraをドライブすることになった福住仁嶺だった。福住は午後の予選シミュレーションでもQ1でトップタイムを記録してみせた。
「岡山以外のサーキットでもテストをしてきましたが、乗り始めから違和感なく、順調にテストをこなしていますし、長い距離を走った上でこの公式テストを迎えられたので、非常に充実した一日を過ごせました」
過去のレースリザルトを振り返っても、TGR TEAM ENEOS ROOKIEにとって岡山は非常に相性の良いサーキット。そのことを福住に尋ねると以下の答えが返ってきた。
「相性がいいからこそ、失敗できないというプレッシャーを感じます。なるべく僕も落ち着いて、チームに貢献できるように頑張ります。開幕戦の目標は優勝ですけど、あまり考えすぎないように(笑) 移籍してすぐに結果を残すことも大事ですが、ちゃんと仕事をこなせるように心がけます」
Text: Kazuhisa SUEHIRO