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SUPER FORMULA LIGHTS

第7戦SUGO決勝 小出峻が今季2勝目 ケイレン・フレデリックはタイヤトラブルに泣く

優勝した小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)

 スーパーフォーミュラ・ライツ第7戦は22日、スポーツランドSUGOで26周の決勝を行い、ポールポジションからスタートした小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が、スタートでトップに立つと、後続を引き離しながら今季2勝目を飾った。

 レースは午後3時35分にフォーメーションラップが始まる。気温も路面温度も高い。

 トップ3、ポールポジションの小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)、予選2位のケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)、同3位の荒川麟(B-MAX RACING 324)は無難なスタートを切るが、同4位の中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)は好スタート。インから荒川に並びかけ、1コーナーで3位に浮上する。以下、5位に古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)、6位に野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、7位に荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)、8位に小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が続く。

 2周目に入ったストレートでは6位の野中が古谷に並びかけ、アウトから1~2コーナーで5位に浮上した。

 トップに立った小出は3周目に2位のフレデリックとの差を1秒とすると、その後も徐々にタイム差を開いていく。フレデリックは左リアタイヤにトラブルをかかえており、ペースが上がらない。それでもフレデリックは、ここ抜きにくいSUGOで懸命に後続を抑える。

 15周目、トップ小出は2位のフレデリックとの差を8秒4まで開き独走態勢。フレデリックの左リアタイヤの状態はさらに悪化し、ゴムが剥離始めるとストレートスビードが伸びず、この周3位中村、4位荒川にストレートで並びかけられ、16周目の1コーナーで相次いでかわされ4位まで後退した。

 フレデリックはこの後も順位をずるずると落とし、ついにたまらず20周目にピットインしてリタイアした。

 トップの小出は、フレデリックの状況をチームから無線で知らされ、自身もタイヤをいたわりながら、ペースをコントロール。2位の中村にタイムは詰められるものの、26周を走って4秒差でゴール。今季2勝目を飾った。

 2位には中村が、3位には荒川が、4位には野中が、5位には古谷が、6位には荒尾が入った。

 マスタークラスは、PPの今田信宏(JMS RACING TEAM)がスタートでトップに立つと、2位DRAGON(TEAM DRAGON 324)との差を開きながら優勝。開幕から無傷の4連勝を飾った。

 第8戦決勝は明日23日、午前9時より19周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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