2024オートバックス スーパーGT第2戦「FUJI GT 3Hours RACE」の公式練習が静岡県・富士スピードウェイで行われ、GT300クラスは56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が、序盤にマークした1分36秒242でトップとなった。
開幕戦の岡山では、性能調整のウェイトにも苦しめられ、思うような結果が残せなかった56号車だが、今大会は滑り出しから好調。開始早々の計測6周目にはベストタイムを叩き出し、以降は予選、決勝のために周回を重ねた。
2番手タイムは、88号車JLOC Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)。開幕戦は予選10位から手堅く完走してポイントを稼いだものの、シリーズを考えるとサクセスウェイトの軽いうちに上位フィニッシュを果たしたいところだ。
3番手タイムは、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン)。以下、52号車Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)、61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)と続き、開幕戦で入賞を果たした車両が引き続き好調を維持しているようだ。なお、開幕戦を制した2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)は9位、開幕戦2位の65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹)も10位につけている。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Motorsports Forum