フォーミュラリージョナルジャパニーズチャンピオンシップ第3戦レース7は、27日、モビリティリゾートもてぎて決勝を行い、大宮賢人(PONOS RACING F111/3)が、昨日のレース6に続き独走で優勝。マスタークラスはアキタ(ACR Formula R)が今季6勝目を飾った。
立て続けに日本列島を襲った台風7、8号は去ったものの、台風一過の晴天とはならず、昨日に続き雨の降るなかスタートを迎えた。
ここまで、6レースを終えて、三浦柚貴(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)、洞地遼⼤(PONOS RACING F111/3)、大宮が2勝ずつ。これに表彰台に4度上っている武藤雅奈(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)が続き、タイトル争いはこの4人がリードする形で進んでいる。
スタート前にやや雨足が強くなり、コースは完全ウェット。全車水しぶきを上げてのフォーメイションラップを終え、スタートとなった。
初のポールポジションからのスタートとなった武藤の加速がやや鈍る間に、2番グリッドの大宮がインからトップに出て、洞地が続く。武藤は3位にドロップしてしまった。
昨日同様、ウェットで抜群の速さを見せる大宮は、2位洞地を1秒上回るラップタイムで引き離していき、3周目には4秒のマージンを築く。この頃から雨はほぼ止み、大宮は1分59秒台にペースを上げて、さらに後続との差を開いていく。
各車の間隔が開いていくなか、7周目に後方を走っていたマスタークラスのYUKI(NILZZ Racing)がV字コーナーでスピンしてグラベルでストップ。セーフティカー(SC)が入る。これで、トップ大宮の築いたマージンはリセットされた。
11周目にリスタートを迎えるが、トップ大宮は冷静にポジションを守る。その後方では武藤が洞地に激しくアタック。並走を続けてS字手前で2位に浮上。この頃からまた雨が降り出し、V字で鳥羽豊(AIWIN F111/3)がスピンしてストップ。これで再びSCランとなる。
レース上限時間の30分が迫るなか、残り1分を切ったところで14周目に再スタート。最後は1周のスプリントレースとなったが、大宮は2度目のリスタートもきっちり決めて、レース6に続く連勝を飾り、今季3勝目一番乗りとなった。2位は武藤、3位には洞地、4位には三浦が入った
この結果、シリーズ前半を終えてのポイントは、三浦と洞地が123ポイントで並び、大宮(113p)、武藤(103p)が続いている。
マスタークラスは、トップを守っていたポールスタートの鳥羽豊(AIWIN F111/3)が3周目に遅れ、以降は、アキタがクラス5番グリッドから追い上げてきた植田正幸(Rn-sports F111/3)を従える形でレースは進んだ。
昨日のレース6で連勝の途絶えてしまったアキタだが、SCランからの二度のリスタートも危なげなく決め、今季6勝目のチェッカーを受けた。
これでアキタはポイントでも160pとなり選手権を大きくリード。2位につけていた鳥羽が9位に沈み、2p加算の106pとなったため、54pの大量リードを持って、シリーズ後半に臨むこととなった。
次の第4戦(レース8-10)は、8月29、30日にスポーツランドSUGOで開催される。
Text: Shigeru KITAMICHI