全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第12戦の決勝が、6月14日、岡山国際サーキットで行われ、第10、11戦と連勝を飾っている三井優介(DELiGHTWORKS)が、三度(みたび)ポール・トゥ・ウィンで、今大会を完璧な形で締めくくり、タイトル争いでもトップに返り咲いた。
マスタークラスも、KEN ALEX(BUZZ RACING)が3連勝。これでALEX選手は鈴鹿大会に続いて完全勝利の6連勝。今季通算7勝となった。
午後3時10分、気温26度と昨日に比べて過ごしやすい天候のなか、レースがスタート。
今大会3度目のポールからスタートした三井は、梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)を従えて、1分22秒台後半から23秒台前半のタイムを刻みながら、3位以下を引き離していく。
第10戦、11戦同様に、前半プッシュしてギャップを築く予定だった三井だが、梅垣がそうはさせじと食い下がり、6周目までに1秒ついた差を、今度は逆に梅垣が詰め始める。
この時点で、3位のエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)は、梅垣の3秒後方に離れており、勝負は三井と梅垣の一騎討ちとなった。
レース後半になっても、つかず離れずの状態は変わらなかったが、12周目に両者の差が0.5秒となったのを境に、13周目以降は梅垣のペースがやや鈍り、三井が今大会3連勝のチェッカーを受けた。
3位はジルテール、4位には卜部和久(DELiGHTWORKS)が入り、5位を争っていたオスカー・ブルツ(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)とアクシャイ・ボーラ(PONOS Racing TOM'S SFL)が最終ラップに接触しストップしたため、5位に鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、6位に新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)が入った。
この結果、「狙いどおり3連勝することができて本当に嬉しい」という三井が、シリーズポイントで梅垣を1ポイント逆転。三井80p、梅垣79p、ジルテール62pとなり、残る2大会に臨むこととなった。
マスタークラスは、2周目の1コーナーでトップに立ったDRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)が先行し、ALEXが背後から迫るという展開が続いたが、8周目にDRAGON車のエンジンがセーフモードに入ってしまい、ペースダウン。リセットして走り出すも大きく遅れてしまった。
これで大量リードを築くことになったALEXが悠々逃げ切って、今大会3連勝を飾った。
次の大会は、8月29、30日にスポーツランドSUGOで行われる。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Ayumi NAGAMI
Yoshinori OHNISHI






