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FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第5戦SUGO決勝 FJ1500はレインマスター酒井翔太が、S-FJはSUGOマスター小林留魁が優勝

酒井翔太と吉田馨のトップ争い

 2026年スーパーFJ/FJ1500もてぎ・菅生選手権シリーズ第5戦公式予選が7月18日(土)にスポーツランドSUGOで行われ、FJ1500は酒井翔太(ファーストガレージ)が独走で優勝、スーパーFJ(S-FJ)は小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIAED)が第2戦SUGOに続いて優勝した。

 ワンディで行われる第5戦のコースイン時刻は12時45分。朝からどんよりとした曇り空に覆われていたスポーツランドSUGOにFJ1500と8台のS-FJは全車スリックタイヤでピットを離れた。予選中にSPコーナーでコースアウトしてフロアを縁石に打ち付けてオイルパンを破損したS-FJ大川烈弥(B-Auto&TAKE FIRST)はインターバルの間に修復を終えてS-FJの5番手、9番グリッドへと向かった。気温23.8度、セクター1の路面温度30.9度。

レースは突然の降雨によりセーフティーカースタートとなった

 しかし、レコノサンスラップを終えてスターティンググリッドに並ぶ頃になって急激に雨足が強くなり、コースはあっという間にフルウェット路面に。各車は慌ただしくグリッド上でレインタイヤへの交換作業を開始。フォーメションラップ開始5分前までに全車が間に合わせた。さらに通常のスタンディングスタートからセーフティカー(SC)先導によるスタートに変更され、午後1時に12周のレースが始まった。

 SCランは2周目まで行われ、ポールポジションの酒井を先頭に3周目から本格的にレース開始。まずは酒井が最終コーナーから加速を開始すると2番手のFJ1500吉田馨(Hobbybase&MYST)がこれにしっかりと追随。3番手FJ1500鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)はやや出遅れて、FJ1500YUSEI MITSUYAMA(Fガレージ丸和精光KK-F)がテールに張り付いてスタートラインを通過。S-FJ松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10VED)~S-FJ小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIAED)とグリッドどおりに第1コーナーへと進入するが、小林が第2コーナーで松下をオーバーテイク。総合5番手のS-FJトップに立つ。

 3周目を終えてトップ酒井は2位吉田に0.972秒の差をつける。3位鈴木はそこから2.763秒差と離されて4位MITSUYAMAと1.231秒差。MITUYAMAの背後には0.693秒でS-FJトップの小林が続き、S-FJ2番手、総合6位の松下はペースが上がらないか小林から2.807秒の差がついている。後方では8番手スタートのFJ1500村上太晟(ファーストガレージ BLAU KK-F)を9番手スタートの大川が仕留めて8位に上がり、S-FJ3番手の木幡直生(群馬トヨペット Team RiNoA)に0.238秒と接近している。

 4周目、4位を走るMITSUYAMAが第2コーナーで姿勢を乱してハーフスピン、小林が前に出る。さらに木幡がセクター3でミス。大川が総合7番手、S-FJ3位に浮上する。トップ酒井と2位吉田は1.220秒差で5周目に入ると酒井はセクター2で21.133秒の全体ベストに対して吉田はミスがあったか24.683秒でギャップが一気にひろがり、コントロールライン上では5.545秒の大差に。3位鈴木に対して勢いのある小林が0.763秒差と迫っている。

 酒井は6周目もハイペースでセクター2、3とベストタイムを更新すると1分36秒501とこのレースのファステストラップを叩き出し、吉田との差を8.010秒までひろげる。S-FJの2位争いは大川が松下を仕留めて総合6番手に上がる。S-FJのポールシッターだった松下だが苦戦が続いている。

 7周目に入ると鈴木と小林による3位争いが激しくなり、コントロールラインを0.160秒差とテール・ツー・ノーズで通過するとバックストレートではサイド・バイ・サイドとなるが、鈴木がポジションを守って8周目へ。レインボーコーナーで小林がややワイドになり間合いが広がるが、最終コーナーまでに再び鈴木に食らいつく。さらに後方でもMITSUYAMA対大川というFJ1500対S-FJのバトルが発生。0.345秒差で9周目に入るとセクター3で大川がMITSUYAMAを仕留めて5位に浮上する。MITSUYAMAは6位にドロップする。しかしここで、大川に対してレースタイムに10秒加算のタイムペナルティが課せられる。SCラン中のオーバーランによるものだ。

 10周目、後方のバトルを遠く離してトップ酒井は吉田に12.078秒差と独走状態。ここで総合7位、S-FJ3番手を守っていた松下がペースを落として、同じS-FJの磐上隼斗(アルビレックス富士吟景GIA・ED)に攻略されてついに表彰台圏内から陥落する。さらに村上にもオーバーテイクを許し総合9位までダウン。レース後松下に聞いたところ、眼鏡とヘルメットのバイザーの相性の問題か視界が極めて悪い状態で、コースにとどまるのがやっとだったとのこと。

 トップ酒井は2位吉田に12.908秒の差をつけてファイナルラップへと入る。「雨の酒井」の速さを存分に見せつけ12周のレースを危なげなく走り切りチェッカードフラッグの下を通過。ポール・ツー・ウインの完勝を飾った。2位吉田、今回ドライブした車両は本来別のドライバーが参戦するはずのもので、急遽出場となったがしっかり結果を残した。3位は小林の追撃を0.106秒の僅差で振り切った鈴木で、FJ1500がトップ3を占める結果となった。S-FJトップの小林は総合4位、SUGOでは第2戦優勝、第3戦2位、今回も優勝と強さを見せた。5番手フィニッシュは大川だが、タイムペナルティ10秒加算で5位MITSUYAMA、6位S-FJ2番手の磐上に続く総合7位、S-FJ3番手と表彰台に踏みとどまった。

 FJ1500/スーパーFJもてぎ・菅生選手権第6戦は約2カ月のインターバルを置いて9月13日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催される。S-FJについてはこのレースの結果次第ではチャンピオン確定の目がある。一方FJ1500はまだ予断を許さない状況だ。

鈴木大翔と小林留魁の争い

FJ1500:優勝は酒井翔太(ファーストガレージ)

FJ1500:決勝2位は吉田馨(Hobby Base & MYST)

FJ1500:決勝3位は鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)

FJ1500:決勝4位は光山勇正(Fガレージ丸和精密KK-F)

FJ1500:決勝5位は村上太晟(ファーストガレージBLAU KK-F)

FJ1500:決勝6位、ジェントルマンクラス優勝は青合正博(TEAM HERO\'S RnーSPORTS)

S-FJ:優勝は小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIA ED)

S-FJ:決勝2位は磐上隼斗(アルビレックス・富士吟景GIA・ED)

S-FJ:決勝3位は大川烈弥(B-Auto&TAKE FIRST)

S-FJ:決勝4位、ジェントルマンクラス2位は古里拓(HOLOSレブレーシングガレージ)

S-FJ:決勝5位は松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED)

S-FJ:決勝6位は土屋草太(Albirex-RT RD10V ED)

FJ1500の表彰式

スーパーFJの表彰式

ジャパンリーグの表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

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