フォーミュラリ・ージョナル・ジャパニーズチャンピオンシップ(FRJ)第4戦は8月29日、宮城県のスポーツランドSUGOでレース8の決勝を行い、ポールポジションからスタートした下野璃央(Dr.Dry F111)が、雨の中後続を大きく引き離しぶっちぎりでの初優勝、マスタークラスは鳥羽豊(AIWIN F111/3)が今季2勝目を飾った。
レース8決勝は午後1時20分にフォーメーションラップが始まった。弱い雨が断続的に降り続いており、タイヤ選択に迷うところだったが、ドライタイヤでコースインしたドライバーも予選7位のリンチェンファ(RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3)を除いてすべてグリッド上でウェットタイヤに履き替えた。
ポールポジションの下野璃央(Dr.Dry F111)と予選2位の大宮賢人(PONOS RACING F111/3)は無難なスタートでポジションを守り1コーナーへ向かう。素晴らしいスタートを切ったのは予選5位の洞地遼⼤(PONOS RACING F111/3)で一気に3位まで浮上してきた。4位には三浦柚貴(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)が、5位には武藤雅奈(マツモトキヨシTOM'S TGR-DC FR)が、6位には小松響(Rn-sports F111/3)が、7位にはマスタークラストップの鳥羽豊(AIWIN F111/3)が、8位にはウェットタイヤのリンチェンファ(RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3)が続く。
トップに立った下野は雨の中、ときには2位以下より2秒早いラップを刻み後続を圧倒。10周目には2位を10秒以上離し一人旅。2位の大宮も同周3位の洞地を3秒離す。洞地は4位三浦との3位争いを繰り広げ、5位にはペースの上がらない武藤を5周目にかわしてきた小松が大きく離れて続く。
ここから2位の大宮はペースが上がらず、3位争いの洞地と三浦が徐々に接近。14周目には3台での2位争いとなった。
22周または30分で行われていた決勝は30分が先に到来、レースは21周で終了した。トップの下野は後続との間合いを計り、終盤ペースを落としたものの2以下を7秒以上ちぎって初優勝を飾った。2位争いの3台は互いに決め手がなく大宮、洞地、三浦の順でゴールを迎えた。5位にはスポット参戦の小松が続いた。
6位の武藤はペースが上がらず、マスタークラストップで終始7位の鳥羽とテールトゥノーズの争い。武藤は19周目にたまらずコースアウト鳥羽がクラストップの6位でゴール。武藤は7位でレースを終えた。8位にはマスタークラス2位の植田正幸(Rn-sports F111/3)が、9位には同3位の入榮秀謙(アポロ電工フジタ薬局Bellona)が入った。
FRJで女性ドライバーが優勝するのは久々で、小山美姫、三浦愛に続いて3人目となった。
この結果、選手権ポイントでは3位に入った洞地が138ポイントまで伸ばし単独トップに。三浦は135ポイントで2位、3位に入った大宮が131ポイントで、上位3人の差が縮まった。
レース9は明日30日午前10時より、レース10は午後2時よりそれぞれ22周で行われる。予報はあしたも雨で波乱含みの展開も予想される。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


