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K4-GP

富士10時間耐久 5号車IMAGE with TTRCが夏の大会2連覇

10時間の耐久レースがスタートした

 軽自動車の耐久レースK4-GPは8月14日、富士スピードウェイで10時間の決勝を行なった。午前9時にスタートしたレースは、中盤過ぎにトップに立ったGP-4クラスの5号車IMAGE R50 Tipo(IMAGE with TTRC)が逃げ切り優勝を飾った。

 レースはクラス分けで行われ、既存クラスの細分化、新設クラスの追加などで近年は10クラスと増加している。

  • GP-1N:ATのNA
  • GP-1T:ATのターボ
  • GP-2F:新規格でNA&MT
  • GP-2:旧規格でNA&MT
  • GP-3F:新規格で過給機付
  • GP-3:旧規格で過給機付
  • GP-4:R車両でNA
  • GP-5:R車両で過給機付
  • GP-NO:ホンダN-ONEオーナーズカップ車両
  • GP-M:カーボンニュートラル対応ユニットを搭載した、安全規定を満たし事前の申請を承認された車両

 今回のスタート時刻は午前9時。前回までの8時より1時間遅く設定された。これはK4-GP主催者がかねてより24時間レース開催を模索しており、午後6時以降、日没後の夜間走行のテストを行うためとのことだ。

 午前8時、各車コースイン。GP-1Nクラス6台、GP-1Tクラス3台、GP-2Fクラス42台、GP-2クラス18台、GP-3Fクラス19台、GP-3クラス18台、GP-4クラス12台、GP-5クラス9台、GP-NOクラス2台、GP-Mクラス4台で合計128台だ。グリッドに整列を終わる頃、雨が落ち始めた。スタート直前には雨はほぼやんだが、路面はダンプコンディションとなる。

 午前9時、ピットウオール側で仮装したチーム員がグランドスタンド側で待機しているマシンに貼られたステッカーを剥がすというK4-GP名物、変則ルマン方式でレースは始まる。隊列はセーフティーカー(SC)先導で1周をまわりスタートが切られた。

 レースは予想どおり改造クラスのR車両、GP-4、GP-5でのトップ争いとなる。序盤トップに立ったのはGP-4クラスの5号車IMAGE R50 Tipo(IMAGE with TTRC)。2時間過ぎにはGP-4クラスの193号車MEBIUS 908(MEBIUS)がトップに浮上。3時間30分過ぎにはGP-4クラスの125号車ヨタシチ君トヨタ7Jr(STING浜松-RT)がトップに立った。

 開始4時間時点ではスーパーGT300クラスでスバルの総監督を務めた辰己栄治率いるGP-4クラスの27号車ミニライトVIVIO ts(チームミニライトト&FHI大泉寮)がトップに浮上。4時間30分では193号車がトップを奪い返す。

 開始5時間では再び5号車がトップ。しかし、その直後スーパーGT300クラス紫電でコンビを組んだ高橋一穂/加藤寬規を擁するK4-GP常勝軍団、GP-5クラスの777号車TEAM-T Syintium(TEAM-T Syintium)がついにトップに立った。

 開始5時間30分では、再び27号車がトップ。かつてスーパーGTを盛り上げたメンバーがK4-GPでもしのぎを削る。

 しかしこのトップ争いに終止符を打ったのは5号車。開始6時間10分過ぎで三度(みたび)トップに立つと、その後はトップに君臨。10時間192周を走りきり、夜の戸張が降りるなか、最後はSCチェッカーとなったレースを制した。5号車は昨年の10時間でも優勝しており夏の10時間耐久2連覇。今年2月の4時間耐久、昨日13日の5時間耐久でも優勝とここのところ飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

 レースはスタート前に降った雨も上がり、その後雨がぱらつくこともあったが、ほぼ曇り空でこの時期としては終始涼しい中で進行した。転倒車両もあり、7度もSCが入ったが、大きな事故もなくレースは大団円を迎えた。

 クラス別では、前述のとおりGP-4クラスは5号車IMAGE R50 Tipo(IMAGE with TTRC)が優勝。GP-5クラスでは総合2位191周で777号車TEAM-T Syintium(TEAM-T Syintium)が、GP-3Fクラスでは総合5位186周で178号車アルトワークスコアラ号(R ZERO RACING)が、GP-2クラスでは総合9位183周で206号車ハットリノトゥディ(あさっくOBwithテックMS)が、GP-3クラスでは総合12位182周で326号車夏だけビビオ(N.S.Oレーシング)が、GP-2Fクラスでは総合15位180周で502号車軽視庁TCレーシングアルト(STU×TCレーシング)が、GP-Mクラスでは総合25位176周で482号車LCヨシモトガレージビート(ヨシモトガレージ)が、GP-1Tクラスでは総合28位175周で999号車AffinityαビビオMG(RacingTeam LUHA)が、GP-1Nクラスでは総合72位166周で906号車クライススポーツマコトアルトCVT(クライススポーツ)が、GP-NOクラスでは総合93位160周で798号車ブラックバードN-ONE(チームブラックバード)がそれぞれ優勝した。

 ますます盛り上がりを見せるK4-GP。近年は出場するのも困難で抽選での選抜となっている。次回は来年2月に7時間耐久レースが行われる予定だ。悲願の24時間レース開催に向けて動き出したK4-GP、来年以降夏の大会に実現するのかも注目したい。

総合&GP-4クラス優勝は5号車IMAGE R50 Tipo(IMAGE with TTRC)

GP-5クラス優勝は777号車TEAM-T Syintium(TEAM-T Syintium)

GP-3Fクラス優勝は178号車アルトワークスコアラ号(R ZERO RACING)

GP-2クラス優勝は206号車ハットリノトゥディ(あさっくOBwithテックMS)

GP-3クラス優勝は326号車夏だけビビオ(N.S.Oレーシング)

GP-2Fクラス優勝は502号車軽視庁TCレーシングアルト(STU×TCレーシング)

GP-Mクラス優勝は482号車LCヨシモトガレージビート(ヨシモトガレージ)

GP-1Tクラス優勝は999号車AffinityαビビオMG(RacingTeam LUHA)

GP-1Nクラス優勝は906号車クライススポーツマコトアルトCVT(クライススポーツ)

GP-NOクラス優勝は798号車ブラックバードN-ONE(チームブラックバード)

Text & Photo: Yoshinori OHNIHSI

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