7月17日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)の第3、6、7戦のフリー走行が富士スピードウェイで行われ、不安定な天候のなか、午前、午後のセッションともに太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)がトップタイムをマーク。しかし、午後の完全ウェットのコンディションでは野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)が実質のトップタイムを叩き出した。
悪天候で中止となったオートポリス大会の代替レースが組み込まれたため、今大会は土曜日に予選と決勝1レース、日曜日は決勝2レースという変則スケジュールとなった。
フリー走行の行われた金曜日は、朝から不安定な天候となり、午前、午後ともに、セッションの始まる前に雨が降り出すという、難しいコンディションとなった。
■フリー走行1回目
開始前、ピットロードにポツポツと雨粒が落ちてきたが、すでにコース西側では雨が降り出していたようで、全車レインタイヤを装着してのコースインとなった。
ところが、30分を経過した頃に雨は弱まり、徐々にレインとスリックタイヤを迷うコンディションに変わっていった。
ここまでの順位は、ルーク・ブラウニング(REALIZE Corporation KONDO SF23)が、1分33秒763でトップ。以下、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)、チャーリー・ブルツ(TEAM GOH SF23)、大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)と続いた。
50分を経過し路面が乾いてくると、太田がスリックタイヤを投入。太田は路面状況の回復とともに一気にタイムを上げ、1分31秒台、30秒台、最後のラップでは1分28秒973と、他を圧倒するタイムでこのセッションを締めくくった。
2位以下は1分32秒台の、ザック・オサリバン(WECARS IMPUL with SDG SF23)、福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE SF23)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、ブラウニング、小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)。
最後に野村がセクター1、2とトップ3に入る好タイムで走り抜けたが、セクター3で濡れた路面に足をすくわれスピン。リザルトは残らなかったが、好調さを窺わせた。
■フリー走行2回目
午前同様にセッション開始まもなく雨が降り出し、雨足は急激に強くなっていった。
最初のまだあまり濡れていない段階で、太田が1分33秒073をマーク。可夢偉も34秒590で2番手タイムを記録するが、これに続いたのが、午前は不発に終わった野村。
野村は、開始20分のかなり濡れた路面で1分34秒780をマークすると、さらに、37分経過時に34秒016と、雨中では最速となるタイムを叩き出して太田に次ぐ2番手につけた。
3番手はやはり終盤にタイムを上げた福住。4番手はウェットで安定した速さを見せたチャーリー・ブルツ(TEAM GOH SF23)が入った。
なお、全体走行の後に予定されていたA、B組に分けての予選想定の走行は、悪天候のため、キャンセルとなった。
3レース制となる今大会は、明日18日に、第6、7戦の予選、第6戦の決勝(41周)、19日に、第3戦決勝(代替分25周)、第7戦決勝(41周)が行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
