2026年Formula Beat(F-Beat)地方選手権シリーズ第6戦決勝が7月18日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションの酒井翔太(ファーストガレージ FG108)がスタートでトップに立つと2位以下を突き放し、2位金井亮忠(チームNATS 正義 001)に23秒の大差で優勝した。
朝の予選に続いて第6戦決勝は午前10時40分からコースイン開始。朝から続く曇り空だが雨はまだ落ちてこない。気温26.2度、第1セクターの路面温度34.2度。ポールシッターの酒井を先頭に9台のマシンが整列、15周のレースが開始された。
酒井が好スタートで加速する一方、3番グリッドのKAMIKAZE(ファーストガレージ Rd04W)の蹴り出しがやや弱く、4番グリッドの杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)が並びかけて加速する。酒井はホールショットを奪って金井に20メートルほどの差をつけて第1コーナーへとターン。KAMIKAZEのインサイドから杉山が先行して第1コーナーへ入ると3位にポジションを上げる。
酒井は第3コーナーからS字にかけて金井とのギャップをぐいぐいとひろげ、セクター1だけで1.016秒のマージンを築く、セクター2から4まででもその差を広げ、1.710秒の差をつけてオープニングラップを終えた。3位杉山はこの2台から大きく離されて金井の2.605秒後方だ。以下KAMIKAZE~植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)~長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)と続く。
トップに立った酒井は2周目2.651秒、3周目3.737秒と金井との差をひろげて行く。接戦なのは6位長嶋と7位大蔦健太(MYST☆ダイヤ設備)で、1周目0.553秒、2周目0.346秒と間合いが詰まると3周目の第4コーナー出口で接触があり大蔦がスピン。ただちに再スタートを切るが、その間に渡邊義人(チームNATS エクシズWXR)~中村祥貴(ファーストガレージ FG108)が先行し大蔦は最下位にドロップする。この接触はレーシングアクシデントと判定。
トップ酒井のリードは4周目に2位金井と5.578秒と早くも独走態勢。5周目には1分20秒944とこのレースのファステストラップを出して7.797秒差。その後方ではスタートミスで4位に落ちたKAMIKAZEが3位杉山とのギャップを3周目1.188秒から4周目0.808秒→5周目0.380秒と削り取っていく。
KAMIKAZEと杉山のバトルが動いたのは0.209秒差で突入した8周目、セクター1でKAMIKAZEが杉山を仕留めて3位にポジションを上げる。杉山4位。
トップ酒井のマージンは8周目12秒872、9周目14秒408、10周目15.729秒と周回を進めるごとに拡大している。ファステストラップを叩き出した5周目以降も1分21秒~22秒台と金井を1秒以上は上回るペースで走り手綱を緩めることがない。3周目のスピンで最下位に落ちていた大蔦が10周目に中村をオーバーテイク、8位に上がる。この2台はすでに酒井の1ラップダウンになっている。
酒井はその後僅かにペースを緩めるが、それでも金井との差は広がり続け、13周目20.280秒、14周目21.820秒のギャップでファイナルラップに入るとここでも差をひろげて23.222秒差でフィニッシュ。盤石の走りでポール・ツー・ウインを決めた。2位金井、3位KAMIKAZE、4位杉山はジェントルマンクラス優勝、5位植田がジェントルマンクラスの2番手、6位長嶋がジェントルマンクラス3番手というトップ6となった。
F-Beat第7戦は7月19日(日)に連戦で行われる。都合により酒井は欠場となり8台で争われることになる。
Text: Junichi SEKINEPhoto: Kazuhiro NOINE









