2026年JAF地方選手権スーパーFJ、FJ1500もてぎ・菅生選手権第6戦にてフォーミュラレースデビューを迎えたのが、48号車「ファーストガレージ×Bellona」をドライブする石水優夢(いしみずひろむ)。2005年生まれの21歳。eスポーツ出身で「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」に出場。そこからから「MAZDA SPIRIT RACINGチャレンジプログラム」によるロードスターレース参戦を経てフォーミュラへレースの世界に飛び込んできた。
「MAZDA SPIRIT RACING チャレンジプログラム」は「バーチャルからリアルへの道」と銘打ってeスポーツで結果を出したドライバーに実車でのモータースポーツ出場機会を与え、スーパー耐久へとステップアップさせることを目指したもので、石水は第2期生として2024年にマツダエンデュランス(マツ耐)へ出場して上位入賞を果たしている。
予選後にショートインタビューを行った。
--これまでのレースキャリアは?
「自分はeスポーツ出身で、全国大会に岡山代表で出場しました。その後はマツダチャレンジプログラムの大会に出場して、レース参戦の権利を勝ち取って、1年間マツ耐での育成プログラムで走らせてもらいました。フォーミュラでのレースは今回が初めてです」
--フォーミュラマシンでの練習はどのくらい積んだ?
「練習はまだ3,4回乗ったぐらいで、大きなコースでは2回だけです。」
--シミュレータでのトレーニングは? 「FJ1500はシミュレータでは乗ったことがないですね」
--ロードスターからFJへの乗り換えには苦労しなかった?
「ブレーキが難しすぎて。ロードスターはバンとブレーキ踏めばABSがついているので、それほど苦労しなかったですが、フォーミュラはシビアで、踏力や最初の踏み方が難しすぎて、今も苦戦しています。
--フォーミュラは最初からFJ1500?
「FJ1500はこのレースウィークに初めて乗って、それまではスーパーFJ(S-FJ)に乗って、あとF110(先代のFIA-F4車両)にも乗っていました」
--S-FJは(シフトが)Hパターンで、FJ1500はパドルシフトだがそのあたりの習熟は?
「Hパターンが苦手なので、そこはもっとうまくならないといけないですね」
--今回の予選(FJ1500の5番手でトップ酒井翔太からは1.039秒の差)の感触は?
「感想としては悔しいです。レーサーたるもの、もっと前に行きたかったです。トップとの差はブレーキングやアクセル踏む場所が全然違うので、ドライビング全体に差があります。まだ未熟なもので、もっと速くなれるようにがんばります」
--決勝に向けては?
「できるだけ前にいけるように、がんばります」
これまでにも多くの選手のデビューを支えてきたファーストガレージの薫陶を受けて、これからの伸びが期待される。
Text: Junichi SEKINEPhoto: Junichi SEKINE
Asako SHIMA


