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SUPER FORMULA

第7戦富士公式予選 野尻智紀、復活の狼煙を上げる今季初ポール!

 7月18日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)の第7戦の公式予選が富士スピードウェイで行われ、ドライとなったコンディションのなか、今季苦しんでいた野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)が復活を感じさせるポールポジションを獲得した。

 第6戦の予選からコンディションは急激に回復。完全ドライで予選が行われた。Q1のA、Bグループ分けに、若干の変更があったが、概ね顔ぶれは変わらず。

■Q1グループA

 日も差してドライとなったグループAは、第6戦で3番グリッドを獲得したルーク・ブラウニング(REALIZE Corporation KONDO SF23)が、アタックに入る前に最終コーナーでスピン。コース上にストップしてして赤旗中断となってしまった。これでブラウニングは、再開後は出走できず。

 残り3分30秒で予選が再開。牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)が、まず1分23秒636でトップに立ち、他の選手のアタックを待った。

 しかし、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)1分23秒822、山下健太(KCMG Cayman SF23)1分23秒973、岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)1分23秒994と、牧野のタイムを上回ることができない。牧野自身も連続アタックを行うが、23秒892止まり。

 結局、牧野が最初に叩き出したタイムが、このグループのトップタイムとなった。5位には松下信治(DELiGHTWORKS SF23)が食い込んだ。

 順位:牧野-佐藤-山下-岩佐-松下-大湯/フェネストラズ-可夢偉-スタネック-ブルツ-ブラウニング-Juju

■Q1 グループB

 コンディションがドライになったことで、上位常連ドライバーがしっかり好位置につけることになった。

 なかでも野尻の速さが際立っており、最後にきっちりタイムを出すパターンが戻って、このQ1でも最後に1分23秒234のトップタイムをマークした。富士マイスターの坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)も野尻に続いた。

 太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)、阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE SF23)も順当にQ2へ駒を進めた。

 惜しかったのは、野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)。アタックに入る前の周で、前車に引っかかってリズムが狂ってしまい、100分の6秒差でQ2に進出することができなかった。

 順位:野尻-坪井-太田-阪口-フラガ-福住/野村-小出-利徠斗-アレジ-オサリバン-笹原


■Q2

 ドライになったことで、Q2のメンバーもいつもの顔ぶれに戻った。進出チームで見ると、トムス1台、ダンディライアン2台、チーム無限2台、ナカジマ2台、セルモ2台、KCMG1台、ROOKIE1台、デライト1台という内訳だ。

 ここで他とは異なる作戦に出たのが牧野。早めにアタックして1分23秒184の好タイムを出すと、ピットで2セット目のニュータイヤに履き替え再アタック。この試みは、最後に前車に引っかかり上手くいかなかったが、それでも最初のタイムで2番グリッドを得た。

 牧野のチームメイト、太田も3番手タイムで好位置を確保。テストで好調だったフラガも2列目4番グリッドを得たが、これらの強者を最後の最後に退けたのは、今シーズン初ポールとなる野尻だった。

 自身24回目のポールを獲得した野尻は「(年齢について言われることもあるが)F1では僕より上のアロンソ選手もいる。僕もまだまだやれると自分を奮い立たせた」と、気炎をあげた。

 第7戦の決勝は、明日、日曜日の午後3時35分から41周で争われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: 日本レースプロモーション(JRP)

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