8月1日、FIA-F4選手権第5戦の決勝が、富士スピードウェイで行われ、チャンピオンクラスは白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)が最終ラップまで続いたトップ争いを制して優勝。インディペンデントクラスはHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)が優勝を飾り、ともに岡山大会からの3連勝を果たした。
容赦ない夏の日差しが照りつけ、朝から気温が30度超えとなるなか、決勝のスタートを迎えた。決勝は、インディペンデントクラスが午前8時15分から、チャンピオンクラスが9時20分から、それぞれ14周で行われた。
■チャンピオンクラス
スタートは、ポールスタートの白崎が制し、2番グリッドの鈴木恵武(PONOS RACING)が続いたが、1コーナーの混乱で、5番グリッドの酒井龍太郎(MITSUSADA RACING F4)、6番グリッドの酒井涼(TGR-DC RS F4)が接触し大きく順位を落とす。
1周目を終えて、白崎がややリードを築き、鈴木恵、濱邊誠己(TGR-DC RS F4)、武藤雅奈(TGR-DC RS F4)、鈴木悠太(Kageyama TEAMSTYLE MCS4)、中里龍昇(Kageyama AMEROID MCS4)と続く。
2周目には、白崎が早くも1秒のギャップを築いて、このまま逃げるかと思われたが、2位鈴木が食らいつき、その差は変わらなないままレースは進んだ。上位陣は縦に長くなり膠着状態となるが、その後方では16番手スターとの百瀬翔(HFDP with B-Max Racing Team)が1周目9位から順位を上げ、5周目には7位にまで上がってくる。
レース折り返し頃から、2位鈴木がトップ白崎を少しづつ追い詰め、その差は8周目0.8秒、10周目0.6秒、12周目0.5秒と確実に縮まっていった。しかし、直線の伸びに勝る白崎を捕らえることはできずに最終ラップを迎えた。
白崎の背後に迫った鈴木は、ダンロップコーナーでアウトから並んで最後の勝負を仕掛けるが、白崎がアウトにはらむ形になって、エスケープゾーンに逃げるしかなくなり、ここで失速した鈴木は、武藤にかわされ3位フィニッシュとなった。
優勝の白崎は、前回の岡山大会から3連勝。2位に入ったポイントリーダーの武藤との差を19ポイントから12ポイントに詰めた。
■インディペンデントクラス
スタートから最終ラップまで、フロントローに並んだ二人が好バトルを見せた。
スタートを制したポールシッターの鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)がスタートを制するが、HIROBONが背後から虎視眈々と狙う。この状態は3周目まで続くが、4周目の1コーナーでHIROBONが仕掛けてトップに躍り出る。
追う立場となった鳥羽は、5周目から7周目まではやや差を開かれるが、8周目からファステストラップを叩き出す走りで、一気に差を詰め、9周目のストレートで並走し、トップ奪還に成功。
その後方では、KENTARO(baum beauty clinic)、小嶋健太郎(Rn-sports ELPA朝日電器)、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)、清水剛(ZAP FIRST RACING)も激しい3位争いを展開する。
トップを争う二人は、13周目の1コーナーで並走し、100Rの進入でHIROBONが再逆転。迎えた最終ラップ。1コーナーでトップを守ったHIROBONに対し、鳥羽はコカコーラコーナーで前に出ようと試みるが失敗。やや失速する間に、後方から迫っていたKENTAROと今田信宏が前に出て、鳥羽は4位へ。
岡山大会から3連勝となったHIROBONは、ポイントでも鳥羽との差を3ポイントから16ポイントへと開いた。
第6戦決勝は、明日2日の午前8時00分(INDP)、午前9時05分(CHAMP)から14周(または上限30分)で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhiro NOINE










