F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | SUPER FORMULA LIGHTS

B-Max、今季からHFDPの育成事業を受託しFIA-F4にも参戦

 2022年よりHFDP(ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)から育成事業を受託し、スーパーフォーミュラ・ライツ選⼿権(SFL)に参戦してきたB-Max Racing Team(総代表、組⽥⿓司)は19日、今季はF4全日本選手権(FIA-F4)にもこの事業を拡大すると発表した。

 SFLでは、昨季戸田レーシングから同シリーズに参戦し最終大会までチャンピオンを争った⼩出峻が移籍。強力な布陣で2年連続チャンピオンを狙う。

 FIA-F4では、昨季HFDPから参戦しシリーズランキング4位だった野村勇⽃と、アキランドレーシングから参戦し同10位でHRS-F(ホンダのドライバー育成プログラム)次席だった洞地遼⼤の2人が移籍。この2人でチャンピオン獲得を目指す。

 代表の組田龍司氏は「B-Maxレーシングチームの⽬標として、参戦カテゴリーにおけるチャンピオン獲得はもちろんですが、もうひとつの柱として、将来のモータースポーツ界を担うドライバーや⼈材の育成を掲げています。SFライツに続いて、FIA-F4 においてもHRCと協⼒関係を築けることは、⼤きな責任を感じつつも⾮常にやりがいを感じています。彼らの夢の実現のために、また当チームを巣⽴ったドライバーが世界で活躍することを期待し、使命感を持って全⼒でサポートしたいと思います」と語った。

 B-Maxは昨年同チームでSFLのチャンピオンを獲得した木村偉織を今季スーパーフォーミュラ(SF)で起用。これで、B-Max内でFIA-F4、SFL、SFのステップアップルートが確立された形となった。B-Maxの今後の活躍に期待したい。

Text: Yoshinori OHNISHI
Phoro: B-Max Racing Team


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