2023年スーパーFJ日本一決定戦がモビリティリゾートもてぎで開催され、正式結果発表後に各賞の表彰式がパドック内の「グランツーリスモ・カフェ」にて行われた。
高秀組織委員長とジャパンスカラシップシステム(JSS)畑川代表が挨拶。畑川会長の挨拶の中で、全国各サーキットを回って行われる「スーパーFJジャパンリーグ」に関して、今年の6大会(モビリティリゾートもてぎ、オートポリス、筑波サーキット、スポーツランドSUGO、岡山国際サーキット、富士スピードウェイ)に加えて鈴鹿サーキットが追加され7大会になる旨発表があった。
そして特別賞として、長年のS-FJ参戦による貢献に対し、吉田宣弘選手に記念のトロフィーが授与された。
その後、畑川代表の発声で乾杯が行われ、用意された飲み物や食べ物を片手にしばし歓談の後に表彰式がスタート。
まずは各地域のJAF地方選手権のチャンピオン達が表彰された。
- もてぎ/SUGOシリーズ 内田涼風
- 筑波/富士シリーズ 小村明生
- 鈴鹿/岡山シリーズ 白崎稜
- オートポリスシリーズ 宇高希
各選手にはトロフィーが授与された。
続いて「スーパーFJジャパンリーグ」の表彰。
- シリーズチャンピオン 白崎稜
- シリーズ2位 池田拓馬
- シリーズ3位 渡会太一(渡会選手は同時刻に開催中のMEC120分耐久に出場中のため代理が登壇)
それぞれトロフィーと賞金が授与された。
ここから日本一決定戦関連の表彰。まずはA/B各組のセミファイナルレース上位3名の表彰。
- A組1位 白崎稜
- A組2位 村田悠磨
- A組3位 渡会太一(同じく代理)
- B組1位 小田優
- B組2位 田中風輝
- B組3位 内田涼風
それぞれ賞金が授与された。
続いてジェントルマンクラスの表彰
- クラス優勝 吉田宣弘(代理)
- クラス2位 太田浩(代理)
- クラス3位 柴田泰知
それぞれトロフィーと賞金が授与された。
ファイナルレースにおいて、グリッドから最も順位を上げた選手に対するジャンプアップ賞
- 椎橋祐介(22位→12位)
そしてファイナルレース上位入賞者の表彰、まずは6位から10位まで
- 6位 池内比悠
- 7位 内田涼風
- 8位 村田悠磨
- 9位 池田拓馬
- 10位 豊島里空斗
それぞれトロフィーと賞金が授与された。
続いて1位から5位まで
- 1位 小田優
- 2位 白崎稜
- 3位 田中風輝
- 4位 堂園鷲
- 5位 渡会太一(代理)
1位から3位までにはJAFの金銀銅メダル、全員にトロフィーと賞金が授与された。
さらにファイナルレースをスタートした全選手に対する「ファイナルスタート賞」を全選手を代表して小田優が受け取る。
そして最後に優勝の小田優に対し賞典の授与。まずはダンロップ賞としてチャンピオンキャップと賞金。 続いて歴代チャンピオンの名が刻まれた大トロフィーが授与され、表彰式は終了。その後は再び歓談の場に。
- ジャパンスカラシップシステム 畑川治代表にインタビュー
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「(今日のレースの感想は?)予想通り素晴らしいレースしてくれましたね。今の若手、まぁおじさんもいる訳ですけれど(笑)、全体のレベルが非常に上がってきているので。16歳がいっぱいいるんですよ、16歳あたりがこのところどんどん出てきて、今年も15歳が優勝(SUGOの豊島選手)したりとか、スーパーFJ自体が再認識されているのかなという感じはしているのですよ。我々思っているのはカートからとか初めてとか本物のフォーミュラカーのレースになるのはこのカテゴリーだという意識はあるので、それがこうして認識され、ここから上がっていってくれたドライバーが角田(裕毅)はじめ、何人もいますからね、そういうのが再認識されてもっと広まって、来年、再来年と続いていけばいいな、というのがありますね」
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA