2003全日本GT選手権 第3戦
SUGO GT CHAMPIONSHIP
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■開催月日:2003年5月24-25日
■開催場所:スポーツランドSUGO
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◇ クスコスバルADVANインプレッサ、
チーム力で追い上げて6位入賞
JGTC第3戦は新緑のスポーツランドSUGOで開催され、クスコスバルADVAN
インプレッサは、予選7位からいったんポジションを落とすが、粘りの走りで順位を
上げ6位でゴールして6ポイントを加算した。
5月24日の11時から行われた公式予選1回目。いつものように谷川達也がステア
リングを握ってアタック。谷川は他車両に2回引っかかりクリアラップが取れなかっ
たが、それでも1分25秒635でクラス6位につけた。15時からの公式予選2回
目は残り2分の時点でアクシデントのため赤旗中断、そのまま終了となった。この公
式予選2回目でタイムアップならず1台に逆転され7位となったが、これは今年ベス
トのグリッド。車両は、1戦ごとに熟成されている。
決勝日の25日も天候は、はっきりしない曇天。14時48分に81周決勝レースの
スタートが切られた。スタートを担当したのは谷川。
コーナリングで勝るインプレッサは、1コーナーからヘアピン、そして馬の背からSP
までは他車両に勝るスピードを見せるが、上りのメインストレートでどうしてもスピー
ドが乗らず1コーナーまでにパスされ、1周目に9位、6周目に10位、そして15
周目には14位と徐々にポジションを落としていく苦しいレースに。
それでも谷川はアクシデントに遭わないよう慎重にドライブし、我慢の走行を続け、
徐々にポジションアップ。折り返し点に近い35周目あたりからルーティンピットに
入る車両が出始めたが、谷川は4位までポジションアップして40周目に5位でピッ
トイン。ドライバーは小林且雄に交代。スムーズなピットワークで9位でコース復帰
した。
小林は後半、特にGT500ではトップ争いが熾烈であったために、後方にも気を配
りながらステディにまとめ、50周目にはクラス6位に浮上。最後は5位の#2NSX
に5秒差まで追い詰めたが、ここでチェッカー。粘りの走りで6ポイントを獲得した。
■小林且雄選手
「我慢のレースでした。他のGT300車両が自滅で消えていく中、チーム一丸となっ
て頑張りました。まだまだクルマは手を入れなければならないところが多いです。
6位という結果には満足していませんし、ファンの方もまだ喜ばないでください
(笑)。まだまだ速くなりますから!」
■Race Results
Pos.No. Driver Car Name Laps/Diff
1 #31 佐々木孝太/後藤 聡 RRECKLESS MR-S 75 1:53'13.056
2 #5 玉中哲二/三船 剛 BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R 75 +2.920
3 #7 谷口信輝/大井貴之 雨宮マツモトキヨシアスパラRX-7 75 +14.294
4 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 75 +31.725
5 #2 高橋一穂/渡辺 明 リニューカー・ベルノ東海NSX 75 +42.981
6 #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ 75 +48.725
7 #81 星野一樹/植松忠雄 ダイシンADVANシルビア 74 1lap
8 #26 山路慎一/西澤和之 PLUS e タイサン アドバン GT3R 74 1lap
9 #69 山岸 大/位高 敬 FK/Massimo ADVANポルシェ 74 1lap
10 #910 平川 晃/宮川やすお 910 BORO アドバンポルシェ 74 1lap
◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。
(C)TOYOTA
全日本GT選手権(JGTC)第3戦 SUGO GT選手権レース
JGTC第3戦 スープラ勢1-2フィニッシュで雪辱戦を制す
最終ラップの大逆転 脇阪/飯田組スープラが優勝。
GT300クラスでも佐々木/後藤組MR-Sが今季初勝利
全日本GT選手権の第3戦「SUGO GT選手権レース」が5月24日~25日
の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
今年も人気のワンメイクレースシリーズ、ネッツカップアルテッツアシリーズ第3
戦、ヴィッツ東北シリーズ第2戦が併催され、予選と決勝を通じて延べ6万人余りの
観客動員を記録した。
なお、第4戦として予定されているマレーシアラウンド(6月21日決勝)は新型
肺炎SARSの影響を考慮して中止となり、代わって7月12~13日に静岡県の富
士スピードウェイで代替レースを開催することが24日に発表された。このレースで
は無給油150km+給油有り250kmという変則2ヒート制がシリーズ戦として
初めて採用される。
今大会には45台がエントリー。このうちトヨタ勢はGT500クラスのスープラ
7台の他、GT300クラスには4台のMR-Sとともに、新たに参戦するウェッズ
スポーツ・セリカ19号車が出走した。
◆予選◆
24日(土)、曇り空のもとで行われた公式予選では、午前11時からの1回目セッ
ションでエッソウルトラフロースープラ1号車の脇阪寿一がただ一人コースレコード
を破る1分17秒805でトップタイム。WOODONEトムススープラ36号車が
これに続いた。
午後3時から行われた2回目セッションではコースアウト車が随所に砂埃を出し、
路面温度も下がるなどコンディションが悪化、脇阪寿一自身を含めて1回目のトップ
タイムは更新されずに終了。スープラ1号車が今季初ポールポジションを決定した。
2番手は午後にタイムを短縮したスカイライン23号車、3番手にはauセルモスー
プラ38号車が続き、午後のセッションを決勝セッティングの煮詰めに専念したスー
プラ36号車は4番手とハンディウエイトの乗らないポジションからのスタートとなっ
た。
また、GT300クラスではRECKLESS MR-S31号車が3番手につけ
た。
◆決勝◆
25日(日)の決勝日は、朝方曇りものちに陽射しの覗く天候に。朝のフリー走行
ではデンソーサードスープラ39号車が2番手、ADVANスープラ25号車が3番
手と好調ぶりをアピール。GT300クラスでもMR-S31号車が2番手、レース
ウィークの木曜日がシェイクダウンとなったセリカ19号車も初期トラブルを克服し
て3番手と調子を上げてきた。
午後2時48分にローリングスタートが切られた81周の決勝レースは、まずスー
プラ1号車がトップで逃げ、これを2番手スタートのスカイライン23号車が追う展
開。さらに、スタート直後にスープラ36号車はスープラ38号車をかわして3位に
浮上。
一方、スープラ38号車は安定性を狙ったセッティングが裏目に出てペースが上が
らず、14周目には11番手スタートから順位を上げてきたスープラ25号車が4位
に躍進。
その後、中盤のピットインをぎりぎりまで引き延ばしたスープラ36号車が短時間
でピット作業をまとめてトップへ躍り出た。しかし、スープラ36号車は、エンジン
トラブルの車両が撒いたオイルに乗って姿勢を乱し、その間隙を縫ったスープラ1号
車が首位奪取。さらに、猛追を敢行したスープラ36号車は69周目に再び首位奪還。
スープラ同士の首位攻防戦に満場の観客は大声援の連続となった。
終盤戦では、そのままスープラ36号車が逃げ切るかと思われたが、ハードプッシュ
が響きタイヤ磨耗が激しく、遂に最終ラップ、急追するスープラ1号車が最終コーナー
進入で並んだところでテールを滑らせた2台は接触。アウト側のダートに外側輪を落
としたスープラ36号車をスープラ1号車がパスし、最後の最後で逆転トップ。スー
プラ1号車は、ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を飾った。
また、スープラ36号車も0.082秒差の僅差でフィニッシュ。スープラが今季初
のワン・ツー・フィニッシュを達成するとともに、スープラ25号車も4位に入るな
ど、スープラ勢は5台がトップ10に入ってポイントを獲得した。
一方、GT300クラスではMR-S31号車が2位で周回を開始。首位躍進のチャ
ンスを狙っていたが、前を行くフェラーリがエンジントラブルで戦列を去り、見事初
優勝を達成した。
前戦は、ホーム・サーキットである富士スピードウェイで苦戦を強いられたトヨタ
勢であったが、第3戦SUGOでは、GT500クラス1-2フィニッシュ、GT3‐
00クラス優勝という好結果で雪辱を果たした。
エッソウルトラフロースープラ1号車 ドライバー脇阪寿一のコメント:序盤、飯田
選手がスカイライン23号車を相手に頑張ってくれ、自分も負けていられないと頑張っ
た。最終ラップで36号車に接触してしまったのは残念だが、運も味方してくれて勝
つことが出来た。ハンディウエイトは重くなるが、タイトル連覇を目指してこれから
も全力を尽くす。
エッソウルトラフロースープラ1号車 ドライバー飯田章のコメント:全体に良いバ
トルの多いレースだった。これで今季2勝目を挙げることが出来たと同時に、トラブ
ルでノーポイントに終わった前戦の借りを返せたように思う。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:ハイレベルな戦
いの結果としてワン・ツー・フィニッシュを飾ることが出来て嬉しい。歓声もひとき
わ大きく、観戦に訪れた人たちにも喜んでいただけたのではないかと思う。勝ちを逃
した前戦富士の雪辱を果たした気持ちだ。ウエイトは重くなるが、次戦はマレーシア
・セパン・サーキットの代替としてスープラが得意なサーキットのひとつである富士
での開催が決まっており、必勝を期して全力で臨む。GT300クラスでもMR-S
の佐々木君、後藤君がよく頑張ってくれた。また、新たに加わったセリカも早速実力
を発揮しつつある。GT両クラスのディフェンディングチャンピオンとして、今後も
一層努力を重ねたい。
(リザルト、ポイントは省略させていただきました)
上記の詳細情報はhttp://www.toyota.co.jp/ms/をご覧下さい。
(C)Honda
TAKATA童夢NSX(道上/S.フィリップ組)7位、
Mobil 1 NSX(松田/小暮 組)8位
■決勝日時 :5月25日(日)
■天候 :晴れ
■気温 :16℃
■コース :ドライ
■観客数 :4万8000人
5月25日(日)、スポーツランドSUGO(宮城県)において2003年全日本GT選手権
(JGTC)第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の決勝レース(81周=約300.024km)が
開催された。
24日(土)に行なわれたGT500クラス公式予選では道上 龍/セバスチャン・フィリッ
プ 組(TAKATA童夢NSX)が1分18秒363を記録し予選5番手を獲得。伊藤大輔/トム
・コロネル 組(G'ZOX無限NSX)が予選6番手、加藤寛規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)
は9番手、松田次生/小暮卓史 組(Mobil 1 NSX)は10番手、土屋圭市/金石年弘 組
(ARTA NSX)は15番手から決勝スタートを迎えることとなった。
GT500クラスの決勝レースは晴れ、気温16℃、路面温度27℃と肌寒いコンディショ
ンのもと14時48分にローリングスタートが切られた。スタート直後の2コーナーで加
藤寛規選手(RAYBRIG NSX)がスピン・コースアウトし、最後尾からの追い上げとな
る。オープニングラップはS.フィリップ選手(TAKATA童夢NSX)が5位、伊藤大輔選
手(G'ZOX無限NSX)が6位、松田次生選手(Mobil 1 NSX)が10位、金石年弘選手
(ARTA NSX)が15位で通過する。
新レギュレーションの中、苦しい戦いを強いられているHonda NSX-GT勢は、粘り強
い走りを続ける。しかし、8周目の1コーナーで松田選手が他車と接触しスピンし、
16位にポジションを下げる。さらに19周目のS字カーブで6番手を走行していたS.フ
ィリップ選手がスピンし、ポジションを落としてしまう。
30周通過時点で、伊藤選手が9位、S.フィリップ選手が11位、松田選手が12位、金
石選手が13位、加藤選手が14位を走行。34周を終えてS.フィリップ選手がピットイン
し、道上選手へドラバー交代。続いて伊藤選手が36周を終えてT.コロネル選手へドラ
イバー交代を行なう。
ほぼ、全車がドライバー交代を終えた時点で、ピットイン作業の速さで大幅にポジ
ションアップを果たした光貞秀俊選手(RAYBRIG NSX)が6位、道上 龍選手(TAKATA
童夢NSX)が8位、小暮卓史選手(Mobil 1 NSX)が9位、T.コロネル選手(G'ZOX無
限NSX)が10位、土屋圭市選手(ARTA NSX)が11位を走行する。
レース終盤となる68周目の1コーナー、6位を走行していた光貞選手が他車に追突
されコースアウト。その後、ピットに戻るものの右リア足回りの損傷により無念のリ
タイアとなる。73周目の2コーナーで、土屋選手がコースアウトし、10位から11位へ
ポジションを落としてしまう。
そのまま、残る4台のNSX-GTは最後まで粘りの走行を続け、道上選手が7位、小暮
選手が8位、T.コロネル選手が9位、土屋選手が11位で81周のチェッカーフラッグを
受けた。
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●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「各チーム
やドライバー達は、この状況でよく頑張ってくれました。しかし、良い結果を残せ
ず本当に悔しいです。マシンの耐久性に関しては問題なかったのですが、安定した
ラップタイムを刻めるような工夫が必要です。これからも厳しい戦いが続くと思い
ますが、マシンを更に進化させていき、ドライバー、チームの総合力を活かして好
結果を残したいと思いますので応援をよろしくお願いします。」
■7位 #18 TAKATA童夢NSX
●道上 龍(Ryo Michigami)選手
「前回の富士と違い、少しでもポイントを獲得できたことは良いことだと思います。
現在の戦闘力を考えれば決して満足のいく結果ではありませんが悪い結果とはいえ
ません。次回は富士になりますが、現在予定している2ヒート制のようなスプリン
ト戦での開催になるようであれば、従来のような後半勝負とは違う新たな戦略を考
えなければいけないですね。」
●セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手「NSXはコーナースピード
を武器としていますが、周回遅れや他車との接触などがあり、今回はとてもハード
なレースでした。19周目の出来事(接触)は、GT300クラスのクルマのイン側が1
台分空いていたので抜きに掛かったところ、そのクルマもコントロールを失ったの
か接触してしまいスピンしてしまいました。次回もハードなレースになると思いま
すが、ベストを尽くすのみです。」
■8位 #64 Mobil 1 NSX
●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手
「今回、クルマの出来は本当に良くて、特にコーナーリングのフィーリングは抜群で
した。8周目に39号車と接触してしまいましたが、その後もプッシュしていけまし
た。接触した状況としては完全に横並びではなく、イン側を1車線分空けていたの
ですが、39号車がスペースに入った時、ブレ―キングが遅れてリアが滑り出したと
ころにボクのクルマのリアへヒットしてしまったようです。どちらが悪いというわ
けではありません。次戦は富士が予定されていますが、確実にポイントを獲得でき
るようベストを尽くします。」
●小暮 卓史(Takashi Kogure)選手
「クルマのコンディションは本当に良かったのですが、31周目ぐらいから体を冷やす
クールスーツの調子が悪くなってしまい、ペースを上げられずに困りました。気持
ちを入れ替えて次回の富士ではより良い結果が得られるよう頑張ります。」
上記の詳細情報はHonda Racingをご覧下さい。
全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第3戦
SUGO GT CHAMPIONSHIP 決勝
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■開催月日:2003年5月25日
■開催場所:スポーツランドSUGO
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■ザナヴィ ニスモ GT-Rが3位表彰台
ダイシンADVANシルビアも着実にポイント獲得
4万8000人のファンがスポーツランドSUGOへ集まった決勝日、14時48分に81周決勝レー
スのスタートが切られた。予選2位の#23ザナヴィニスモ GT-Rの本山哲は、トップの
#1スープラをピタリとマーク。3周目にはこのレースの最速ラップとなる1分19秒792
で逆転を狙うが、#1スープラも必死でブロック。トップ2台は息詰まるテールtoノー
ズ状態の攻防を続けた。
7位スタートとなった#12カルソニックスカイラインのブノワ・トレルイエは2周目に
コースアウトを喫し、11位にポジションダウン。しかしここから挽回し、8周目9位、
13周目7位、19周目6位、34周目には5位と驚異のリカバリー。40周目には2位までポジ
ションを上げていった。
36周目に#1スープラがピットインして#23GT-Rがトップに。#23GT-Rも38周でピッ
トインしてミハエル・クルムに交代。#1スープラの前でコースに復帰するが、タイ
ヤが温まっておらず、#1スープラに先行を許した。
39周目に4位までポジションを上げていた#22GT-Rもピットイン。リチャード・ライ
アンに交代して、8位でコース復帰した。#12GT-Rは2位走行中の41周目ヘアピン手前
でスピンを喫し、惜しくもリタイアとなった。
終盤は#1スープラと#36スープラがテールtoノーズのバトルを繰り広げたが、#1スー
プラが優勝。#23GT-Rは3位を獲得、また#22GT-Rも次のレースで20kgのハンディウ
ェイトを下ろすことができる最高の順位である5位入賞を果たした。
GT300クラスは、予選10位の#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zの木下みつひろが、2
周目8位、3周目7位、9周目4位とポジションアップを果たした。しかし予想よりもタ
イヤのグリップが落ちるのが早く、28周でピットインして硬めのタイヤに交換。12位
スタートの#81ダイシンADVANシルビアの星野一樹も、5周目には8位へ。さらに他車
がピットインする間に5位となった42周目にピットインして、植松忠雄にバトンを渡
した。
44周目、クラス6位を走行していた#3フェアレディZの柳田は、レインボーコーナー
でGT500車両にプッシュされ、グラベルベッドにストップ。
何とかコースに復帰し、17位で完走した。#81シルビアはGT300クラス7位でポイント
獲得、#51シルビアは11位でゴールした。
なお、第4戦セパンの代替レースは、7月12~13日に富士スピードウェイで開催される
予定。レースは、150kmの第1ヒート、給油を行う250kmの第2ヒート(ドライバー交代
なし)という変則的なものが検討されている。
■本山哲選手(3位/#23ザナヴィ ニスモ GT-R)
「序盤はペース良く走れたのですが、抜くところが見つけられず残念でした。前に出
さえすれば、こちらの展開になったのですが・・・。これでまたウェイトを積むこ
とになってしまいましたが、今年のクルマは重くてもいけることが分かったし重け
ればそれなりのセッティングがあります。
チャンピオン獲得に向けて、確実に毎レース上位フィニッシュを続けることが肝心で
す。今後も勝ちを狙ってガンガンいきます」
■リチャード・ライアン選手(5位/#22モチュールピットワークGT-R)
「正美が素晴らしいドライビングでステディに走り、良いポジションでクルマを渡し
てくれました。クルマには何も問題なく、僕もリスクを冒さず走ることができまし
た。理想的なポジションでレースを終えられました。
これで次の富士は軽くなるし、チャンピオンシップをめざして、また勝ちに行くレー
スができそうです」
■木下みつひろ選手
(GT300クラス17位/#3ハセミスポーツ・エンドレス・Z)
「予想以上にタイヤに厳しいレースで早めにピットインしました。交代後もうまく前
の車両についていけていたので、この結果は悔しいですね。
Zは速くなる要素がたくさんありますし、今回のレースでしっかりレース距離を走れ
ましたので、方向性は読めました。エンジンもすごく良くなっているし、次は一発狙っ
ています!」
■決勝結果
Pos. Car Name No. Driver Laps
1. エッソウルトラフロー スープラ #1 脇阪寿一 / 飯田 章 1:52'45"096
2. WOODONE トムススープラ #36 土屋武士 / エリック・コマス -0"082
3. ザナヴィ ニスモ GT-R #23 本山 哲 / ミハエル・クルム -24"442
4. ADVAN スープラ #25 荒 聖治 / ジェレミー・デュフォア -1'06"847
5. モチュールピットワーク GT-R #22 リチャード・ライアン / 影山正美 -1'12"981
6. プロジェクトμエスペリアスープラ #35 服部尚貴 / 脇阪薫一 - 1Lap
7. TAKATA童夢NSX #18 道上 龍 / セバスチャン・フィリップ - 1Lap
8. Mobil 1 NSX #64 松田次生 / 小暮卓史 - 1Lap
9. G'ZOX無限NSX #16 伊藤大輔 / トム・コロネル - 1Lap
10. auセルモスープラ #38 竹内浩典 / 立川祐路 - 1Lap
R カルソニックスカイライン #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 -41Laps
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
●2003年5月25日 スポーツランドSUGO(宮城県)
全日本GT選手権第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」は逆転に次ぐ逆転の大接戦。
序盤からトップを快走していた#1エッソウルトラフロー スープラが69周目のアクシ
デントで一旦は#36WOODONE トムススープラに譲り渡したトップの座を、最後ラップ
の最終コーナーで果敢に奪い返し、今季2勝目を飾った。
午後2時50分、定刻どおりにレースはスタートした。
ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした#1エッソスープラ。
そのすぐ後ろに#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが続き、このままテールトゥノーズの状態
で後続をどんどん引き離していき、マッチレースの様相を呈してきた。#23本山哲は
何度か#1エッソのインを伺うも、飯田章が付け入る隙を与えずトップを守ったまま
36周でピットイン、脇阪寿一にハンドルを託す。その2周後、本山がピットへ。
ピットストップタイムでは#1エッソに約2秒遅れをとったが、クルムは寿一の前でピ
ットアウト!しかしタイヤが冷えた状態では寿一の猛追を押さえ切る事はできず、
バックストレッチまでにトップの座を明け渡さざるを得なかった。
その後は周回遅れを処理するたびに両者のギャップが開いていく。このまま#1エッソ
逃げ切りかと思われたが、44周目にピットインしていた#36WOODONE トムススープラが
#1エッソの前でピットアウト!#1エッソが周回遅れの処理に手間取るのに助けられ、
トップを守ったままコントロールラインを横切っていく。そのまま46、47周と1秒以
内
の差を保って#36コマスはトップを快走するが、48周目の1コーナーで#1寿一がトッ
プ
を奪い返す。しかし抜かれた#36コマスも果敢に食い下がり、2秒以内の差を保って
#1エッソを追いかける。
そして69周目。
オープニングラップの1コーナーでスピンして後方に沈んでいた#100RAYBRIG NSXをラ
ップしようとインに入り込んだ#1寿一がホイールをロックさせてアウトにはらみ、
#100道上と接触。すぐ後方を走っていた#36コマスも避けきれずに#1エッソの右リヤ
を
ヒット!先にコースに復帰したのは#36WOODONE トムススープラであった。
遅れをとった#1寿一は果敢に#36コマスを攻め立てるも、#36コマスは一歩も譲らず接
近戦を繰り返しながらファイナルラップに突入。必死で食い下がってくる#1寿一をや
っとのことで押さえ込みながら#36コマスは最終コーナーへ。
ここでコマスはスロットルを早く踏みすぎるという痛恨のミスを犯した。
軽くホイールスピンを起こしてアウトにはらんでいく#36トムス。
この隙を見逃さずイン側にノーズをねじ込んでいく#1寿一。
#36トムスの右リヤと#1エッソの左フロントがぶつかる。それでも#1寿一はスロット
ル
を踏み込んでいく。
たまらずダートにはみ出す#36トムス。並びかけ、前に出て行く#1エッソ。
追い抜きざま、#1エッソの左リヤがコースに戻ってきた#36トムスの右フロントをヒッ
ト。コマスも諦めずに追いすがるが、遂に#1エッソを捉えることはできなかった。
これで#1エッソウルトラフロースープラは今季2勝目。
獲得ポイントを43に伸ばし、このレース3位で通算41ポイントの#23ザナヴィを抜い
て
ランキングトップを奪還。シリーズ2連覇へ一歩前進した。
GT300は、PPスタートの#11JIM RodeoDrive アドバンF360が順調の後続を引き離して
トップを快走するも、ピットストップ後にまさかのメカニカルトラブルでピットロー
ド出口でストップしてしまった。代わってトップに立ったのは#31RECKLESS MR-S。
2位の#5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R、3位の#7雨宮マツモトキヨシアスパラRX7
の
猛攻を退け、トップを守りきってフィニッシュ。
佐々木孝太にとってはこれがGT初優勝となった。
次戦は7月13日、富士スピードウェイ。
セパン戦の代替開催となる異例の2ヒート制の戦いだ。
■決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-------------Lap-GoalTime---
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 81 1:52'45.096
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 81 - 0.082
3 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 81 - 24.442
4 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 81 - 1'06.847
5 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 81 - 1'12.981
6 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 80 - 1 Lap
7 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 80 - 1 Lap
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 80 - 1 Lap
9 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 80 - 1 Lap
10 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 80 - 1 Lap
11 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 80 - 1 Lap
12 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 80 - 1 Lap
13 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 80 - 1 Lap
14 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 79 - 2 Laps
15 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 77 - 4 Laps
16 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 75 - 6 Laps
17 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 75 - 6 Laps
18 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 75 - 6 Laps
19 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 75 - 6 Laps
20 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 75 - 6 Laps
21 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 75 - 6 Laps
22 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 74 - 7 Laps
23 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 74 - 7 Laps
24 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 74 - 7 Laps
25 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 74 - 7 Laps
26 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 73 - 8 Laps
27 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 73 - 8 Laps
28 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 73 - 8 Laps
29 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 72 - 9 Laps
30 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 72 - 9 Laps
31 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 71 - 10 Laps
32 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 71 - 10 Laps
33 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 69 - 12 Laps
34 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 69 - 12 Laps
35 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 68 - 13 Laps
36 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 63 - 18 Laps
-----------以上完走----------------------------------------------------------
55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 45 - 36 Laps
15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 42 - 39 Laps
71 300 シグマMR-S 城内/澤 42 - 39 Laps
12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 40 - 41 Laps
11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 36 - 45 Laps
88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 22 - 59 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #23 ザナヴィ ニスモ GT-R(本山哲)1'19.792 3/38Laps 167.126km/h
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●2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県)
■予選総合結果 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 R1'17.805
2 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'17.953
3 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'18.197
4 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'18.273
5 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'18.363
6 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'18.400
7 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'18.493
8 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'18.752
9 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'18.770
10 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'18.795
11 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'18.842
12 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'18.876
13 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'18.931
14 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'18.983
15 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'19.275
16 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'19.390
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'20.328
18* 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'21.403
19 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 R1'24.689
20 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 R1'24.722
21 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 R1'24.777
22 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'24.959
23 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.002
24 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'25.313
25 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'25.480
26 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'25.708
27 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'26.038
28 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'26.051
29 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.053
30 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'26.107
31 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.180
32 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'26.243
33 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.344
34 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'26.912
35 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'26.958
36 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'27.027
37 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'27.177
38 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'27.470
39 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'27.775
40 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'28.262
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'29.273
42*111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'29.802
-----------以上予選通過-----------------------------------------------
10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'32.335
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.88,111は、予選通過基準タイムをクリアできなかったドライバーが、フリー
走行で上位3台の車両の平均タイムの107%以内で走行することを条件に決勝レー
ス出走を認める。
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●2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県)
JGTC第3戦SUGO GT CHAMPIONSHIPの予選第2回目は、途中3回の赤旗が出る荒れた展開
となった。
そんな中で、各車とも懸命のアタック合戦を繰り広げたものの、午前中のトップタイ
ムを更新する者は現れず、GT500は#1エッソウルトラフロー スープラ、GT300は#11
JIM RodeoDrive アドバンF360がポールポジションを獲得することとなった。
このセッションはGT500/GT300の混走から始まった。
各車慎重に周回を重ねる中、#16G'ZOX無限NSXが馬の背コーナーでコースアウトして
最初の赤旗が出された。セッションは10分後に再開されたが、混走セッション終了間
際に今度は#8ARTA NSXが1コーナーでスピンオフ。これで二回目の赤旗中断となり、
このまま混走は終了、再開後はGT300の専有時間となった。
専有開始から10分経過した時点で#43ARTA Garaiya が1分25秒428を出し、このセッシ
ョンでのGT300のトップに立つ。更に#43は25秒00までタイムを短縮するが、それでも
#11JIM RodeoDrive アドバンF360が午前中に出した1分24秒台には届かない。#43ガラ
イヤはその後もニュータイヤを投入して再アタックしようとしたが、この時#15AMPREX
BMW M3GTがSPアウトコーナーでスピンしたため、三度目の赤旗が提示されてしまっ
た。この間になんと5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320Rが1分24秒897を出して2位に入
ってきた。結局この中断を以ってGT300の予選は終了となってしまい、#11フェラーリ
の今季初ポールが確定した。
中断をはさんで開始されたGT500の専有セッションでは、#37ZENTスープラが1分18秒
977、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが1分17秒953と自身の午前中のタイムを更新してセッ
ションでのトップに立つが、すかさず#1エッソスープラも1分17秒931を出してトップ
を取り返す。更には#38auセルモスープラが1分18秒197で3番手に入ってきた。
結局ここでも午前中のトップタイムは破られず、#1エッソスープラの今季初ポールが
確定した。2位には50kgのウェイトハンデをものともせず、#23ザナヴィGT-Rが入った。
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■予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'17.931
2 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'17.953
3 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'18.197
4 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'18.400
5 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'18.495
6 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'18.531
7 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'18.752
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'18.795
9 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'18.842
10 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'19.046
11 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'19.080
12 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'19.166
13 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'19.242
14 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'19.275
15 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'19.669
16 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'20.328
17 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'20.785
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'22.148
19 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 R1'24.722
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 R1'24.861
21 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 R1'24.897
22 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.002
23 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'25.480
24 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'25.587
25 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'25.618
26 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'25.708
27 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'26.038
28 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'26.107
29 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.343
30 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'26.399
31 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'26.413
32 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.502
33 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.523
34 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'26.912
35 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'27.027
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'27.177
37 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'27.253
38 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'27.842
39 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'27.941
40 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'29.384
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'29.802
42 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'31.062
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず
10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 出走せず
----------------------------------------------------------------------
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●2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県)
5月24日、まだ肌寒さの残る宮城県スポーツランド菅生で、JGTC第3戦「SUGO GT
CHAMPIONSHIP」の予選第1回目が行われた。
最初はGT500クラスから。開始からしばらくは各チーム様子を伺っているのか、コー
ス上には#36WOODONE トムススープラや#88ノマド ディアブロ JGT-1ら5台のみが走行
していたが、10分が経過した時点で各車一斉にコースに飛び出し、本格的なアタック
が始まった。
まずは#36スープラが1分18秒273でトップに立つが、すぐに#1エッソウルトラフロー
スープラがアタック開始から5周目で1分17秒805のコースレコードをたたき出してトッ
プに躍り出た。結局このタイムを塗り替えるクルマは現れず、これがGT500の暫定PP
タイムとなった。
2位には#36スープラ、3位に#18NSX、以下#38スープラ、#12スカイライン、#16NSX、
#100NSX、#22スカイライン、#23スカイライン、#39スープラと続いた。
開幕から苦戦続きだったNSX勢だがここにきて3位、6位、7位に入っており、ここから
の巻き返しに期待が高まる。
GT300クラスでは、#31RECKLESS MR-Sが3周目に1分24秒777のこれまたコースレコード
を出し、その後しばらくはトップを守っていたが、専有終了間際になって#11JIM
RodeoDrive アドバンF360がこれを更に上回る1分24秒689を出して暫定ポールの座に
ついた。この直後にSPアウトコーナーで#10レイジュン・ダンロップ GT-1と#21ダン
ロップ BMW M3GTがコース脇にストップし、これを回収するための赤旗が出てGT300の
専有は終了した。
結局予選再開後の混走セッションで目立ったタイム更新はなく、GT300の暫定順位は
#11フェラーリ、#31MR-S、#7RX-7、#43ガライヤ、#2NSX、の順となった。今回初登場
の#19ウェッズスポーツCELICAはクラス16位に終わった。
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■予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 R1'17.805
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'18.273
3 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'18.363
4 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'18.408
5 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'18.493
6 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'18.722
7 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'18.770
8 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'18.876
9 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'18.892
10 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'18.931
11 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'18.956
12 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'18.983
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'19.051
14 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'19.232
15 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'19.390
16 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'19.447
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'20.371
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'21.403
19 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 R1'24.689
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 R1'24.777
21 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'24.959
22 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.023
23 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'25.313
24 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'25.635
25 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'26.051
26 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.053
27 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'26.116
28 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'26.146
29 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.180
30 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'26.243
31 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.344
32 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'26.438
33 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'26.958
34 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'27.470
35 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'27.550
36 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'27.775
37 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'27.913
38 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'28.262
39 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'28.791
40* 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'29.165
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'29.273
42 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'30.397
43 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'32.335
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.34は国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、ベストラップ削除の
ペナルティ。
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●2003年5月23日 スポーツランドSUGO(宮城県)
5月23日、JGTC第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の練習走行がスポーツランドSUGOで
行われ、#18TAKATA童夢NSX(道上/フィリップ組)がGTR、スープラ勢を抑えてトップ
タイムをマークした。
しかし、トップとはいえその差は僅か。加えて他のNSXはGTR、スープラの後塵を拝
しており、SUGOでもNSXの苦戦は続きそうだ。
GT300には、#19ウェッズスポーツCELICA(青木/田中組)が初登場したが、シェイクダ
ウンから間がなく、速さを示すまでには至らず最下位に終わった。
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■練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
1 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'19.837 *1'18.934
2 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'19.825 *1'18.949
3 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'19.369 *1'19.075
4 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 *1'19.076 1'19.319
5 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'19.421 *1'19.206
6 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'20.882 *1'19.253
7 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'20.876 *1'19.262
8 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'19.686 *1'19.324
9 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 *1'19.532 1'20.876
10 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'20.544 *1'19.577
11 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'20.825 *1'19.699
12 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'20.362 *1'19.737
13 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'21.006 *1'19.789
14 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'20.677 *1'19.817
15 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'20.872 *1'20.114
16 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'20.659 *1'20.143
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'22.762 *1'21.765
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'24.198 *1'22.825
19 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'26.314 *1'25.474
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 *1'25.584 1'26.945
21 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.884 *1'25.677
22 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'26.202 *1'25.857
23 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'27.461 *1'25.865
24 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.542 *1'25.936
25 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'28.463 *1'26.043
26 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'27.040 *1'26.089
27 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 *1'26.187 1'26.845
28 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 *1'26.434 1'26.642
29 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.908 *1'26.832
30 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.970 *1'26.897
31 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 *1'27.445 1'30.199
32 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'28.176 *1'27.640
33 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 *1'27.730 1'27.835
34 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 *1'27.763 1'28.039
35 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'29.947 *1'28.002
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'28.397 *1'28.127
37 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'29.319 *1'28.135
38 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'28.774 *1'28.391
39 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'30.627 *1'29.649
40 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'32.310 *1'30.183
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'30.967 *1'30.223
42 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'34.353 *1'30.922
43 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'32.988 *1'32.509
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず 出走せず
-----------------------------------------------------------------------------
http://motorsports.nifty.com/
激戦を制した優勝ドライバーたち(Photo:Motorsports@nifty)
■GT500クラス #1エッソウルトラフロー スープラ
飯田章
スタートは上手くいったし、序盤からタイヤをいじめないように気をつけながら
自分のペースを守って走れた。
今日は最後まで本山組との戦いになると思っていた。本山は隙あらば入ってこよう
としてきたが、なんとか押さえ切って寿一に渡した。
最後は本当にヒヤっとしたが、(寿一は)必ずやってくれると思っていた。
脇阪寿一
1スティントの展開を見て、ライバルは23号車だと思っていたが、思いもよらぬ敵
が前に出てきた。周回遅れに引っかかってペースが上がらずに苦労した。
100号車との件は、インをあけてくれたのは分かったが、「何でボクとブレーキン
グ競争する必要があったのか」と思う。
(1コーナーの)イン側はオイルが出ていて滑りやすく、あそこに乗り上げるとどう
しても膨らんでしまう。
最終コーナーでのバトルについては、コマスがスロットルを荒く開けたために、
リヤが流れてイン側が空いたので、入っていった。かなり厳しい状況だったが、
あのシチュエーションでアクセルを抜くことだけはどうしてもできなかった。
コマスには後で状況を説明して謝った。
■GT300クラス #31RECKLESS MR-S
佐々木孝太
菅生は正直言ってMR-Sにとってはあんまり得意じゃないサーキットだが、今回は
走り出しから調子が良かったので予選からポールを狙いにいった。
雑誌などではあんまり期待されていないみたいだったので、期待を裏切ってやろう
と思って勝ちにいった。
後藤聡
今週は最初からトップを狙おうと思っていた。
だから勝つためには何をするべきかを常に考えて、決勝に向けたクルマの準備を
メカニックと話し合ってやってきた。
勝ちにいったレースで思い通りに勝てて嬉しい。
大バトルの末、逆転で今季2勝目を飾ったエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)
全日本GT選手権第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」は逆転に次ぐ逆転の大接戦。
序盤からトップを快走していた#1エッソウルトラフロー スープラが69周目のアクシ
デントで一旦は#36WOODONE トムススープラに譲り渡したトップの座を、最後ラップ
の最終コーナーで果敢に奪い返し、今季2勝目を飾った。
午後2時50分、定刻どおりにレースはスタートした。
ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした#1エッソスープラ。
そのすぐ後ろに#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが続き、このままテールトゥノーズの状態
で後続をどんどん引き離していき、マッチレースの様相を呈してきた。#23本山哲は
何度か#1エッソのインを伺うも、飯田章が付け入る隙を与えずトップを守ったまま
36周でピットイン、脇阪寿一にハンドルを託す。その2周後、本山がピットへ。
ピットストップタイムでは#1エッソに約2秒遅れをとったが、クルムは寿一の前でピ
ットアウト!しかしタイヤが冷えた状態では寿一の猛追を押さえ切る事はできず、
バックストレッチまでにトップの座を明け渡さざるを得なかった。
その後は周回遅れを処理するたびに両者のギャップが開いていく。このまま#1エッソ
逃げ切りかと思われたが、44周目にピットインしていた#36WOODONE トムススープラが
#1エッソの前でピットアウト!#1エッソが周回遅れの処理に手間取るのに助けられ、
トップを守ったままコントロールラインを横切っていく。そのまま46、47周と1秒以内
の差を保って#36コマスはトップを快走するが、48周目の1コーナーで#1寿一がトップ
を奪い返す。しかし抜かれた#36コマスも果敢に食い下がり、2秒以内の差を保って
#1エッソを追いかける。
そして69周目。
オープニングラップのスピンから挽回して6位を走行していた#100RAYBRIG NSXをラ
ップしようとインに入り込んだ#1寿一がホイールをロックさせてアウトにはらみ、#100
光貞と接触。すぐ後方を走っていた#36コマスも避けきれずに#1エッソの右リヤをヒッ
ト!ここで#36WOODONE トムススープラが先行する。
遅れをとった#1寿一は果敢に#36コマスを攻め立てるも、#36コマスは一歩も譲らず接
近戦を繰り返しながらファイナルラップに突入。必死で食い下がってくる#1寿一をや
っとのことで押さえ込みながら#36コマスは最終コーナーへ。ここでコマスはスロット
ルを早く踏みすぎるという痛恨のミスを犯した。軽くホイールスピンを起こしてアウト
にはらんでいく#36トムス。この隙を見逃さずイン側にノーズをねじ込んでいく#1寿一。
#36トムスの右リヤと#1エッソの左フロントがぶつかる。それでも#1寿一はスロットル
を踏み込んでいく。たまらずダートにはみ出す#36トムス。並びかけ、前に出て行く#1
エッソ。追い抜きざま、#1エッソの左リヤがコースに戻ってきた#36トムスの右フロン
トをヒット。コマスも諦めずに追いすがるが、遂に#1エッソを捉えることはできなかっ
た。
これで#1エッソウルトラフロースープラは今季2勝目。
獲得ポイントを43に伸ばし、このレース3位で通算41ポイントの#23ザナヴィを抜いて
ランキングトップを奪還。シリーズ2連覇へ一歩前進した。
GT300は、PPスタートの#11JIM RodeoDrive アドバンF360が順調に後続を引き離して
トップを快走するも、ピットストップ後にまさかのエンジントラブルでピットロード
出口でストップしてしまった。代わってトップに立ったのは#31RECKLESS MR-S。
2位の#5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R、3位の#7雨宮マツモトキヨシアスパラRX7の
猛攻を退け、トップを守りきってフィニッシュ。
佐々木孝太にとってはこれがGT初優勝となった。
次戦は7月13日、富士スピードウェイ。
セパン戦の代替開催となる異例の2ヒート制の戦いだ。
◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/
2003年5月25日 スポーツランドSUGO(宮城県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-------------Lap-GoalTime---
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 81 1:52'45.096
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 81 - 0.082
3 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 81 - 24.442
4 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 81 - 1'06.847
5 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 81 - 1'12.981
6 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 80 - 1 Lap
7 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 80 - 1 Lap
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 80 - 1 Lap
9 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 80 - 1 Lap
10 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 80 - 1 Lap
11 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 80 - 1 Lap
12 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 80 - 1 Lap
13 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 80 - 1 Lap
14 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 79 - 2 Laps
15 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 77 - 4 Laps
16 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 75 - 6 Laps
17 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 75 - 6 Laps
18 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 75 - 6 Laps
19 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 75 - 6 Laps
20 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 75 - 6 Laps
21 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 75 - 6 Laps
22 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 74 - 7 Laps
23 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 74 - 7 Laps
24 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 74 - 7 Laps
25 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 74 - 7 Laps
26 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 73 - 8 Laps
27 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 73 - 8 Laps
28 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 73 - 8 Laps
29 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 72 - 9 Laps
30 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 72 - 9 Laps
31 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 71 - 10 Laps
32 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 71 - 10 Laps
33 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 69 - 12 Laps
34 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 69 - 12 Laps
35 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 68 - 13 Laps
36 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 63 - 18 Laps
-----------以上完走----------------------------------------------------------
55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 45 - 36 Laps
15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 42 - 39 Laps
71 300 シグマMR-S 城内/澤 42 - 39 Laps
12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 40 - 41 Laps
11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 36 - 45 Laps
88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 22 - 59 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #23 ザナヴィ ニスモ GT-R(本山哲)1'19.792 3/38Laps 167.126km/h
全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第3戦
SUGO GT CHAMPIONSHIP 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年5月24日
■開催場所:スポーツランドSUGO
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■ザナヴィ ニスモ GT-Rが予選2位!
GT300のニッサン勢は決勝に期待
第3戦の舞台はスポーツランドSUGO。気温も20℃まで上がらず肌寒い。開幕戦、第2戦
で活躍を見せたGT-R勢は全車ハンディウェイトを搭載しての参戦となった。
本山哲/ミハエル・クルム組の#23ザナヴィ ニスモ GT-Rは50kg、影山正美/リチャー
ド・ライアン組の#22モチュールピットワークGT-Rは60kg、そしてブノワ・トレルイ
エ/井出有治組の#12カルソニックスカイラインは40kgのウェイトを搭載。
GT300では、木下みつひろ/柳田真孝組の#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zが50kgの
ウェイトを搭載。前回フロントのトレッドを左右20㎜ずつ広げたZだが、今回はフロ
ントをさらに20㎜ずつ広げるとともに、リヤも34㎜ずつ広げ前後フェンダーの形状も
変更して登場した。またリヤに隔壁を作ったため後方視界が確保できなくなったため、
リヤにはテレビカメラ、室内ミラーの位置にはモニターが設置された。
11時から始まった予選1回目は、気温17℃で肌寒い。GT500の専有走行枠も残り5分と
なったころ#12GT-Rのトレルイエが1分18秒493をマーク、5位のタイムとなった。#
23GT-Rの本山は1分18秒892で9位、#22GT-Rのライアンは1分18秒876で8位につけた。
GT300では、前日の練習走行で初めてニュートレッドの車両を走らせた#3フェアレデ
ィZの柳田が1分26秒051で7位、星野一樹/植松忠雄組の#81ダイシンADVANシルビアは
1分26秒146で10位、尾本直史/加藤正将の#51C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビアは
コースアウトもあり1分28秒791で21位となった。
15時から始まった予選2回目でも18℃と肌寒いまま。最初の混走枠は2回の赤旗中断が
あるなど荒れたが、次のGT300の走行枠も残り2分の時点で赤旗中断となりそのまま終
了。#3フェアレディZはアタック中に中断になったこともあり、タイムアップを果た
せず最終的には予選総合10位となった。#81シルビアはタイムアップを果たして総合
12位、#51シルビアは1分26秒912まで更新して16位となった。
最後のGT500の専有走行枠では、残り5分で#23GT-Rの本山が1分17秒953のタイムで、
午前中の9位から一気に2位に浮上。他の2台はタイムアタックのタイミングの問題も
ありタイムアップできず、#12GT-Rが7位、#22GT-Rが12位で予選を終了した。
■本山哲選手(予選2位/#23ザナヴィ ニスモ GT-R)
「2回目のアタックは、うまく行きました。セッティングを大きく変えて、クルマが
乗りやすくなったことが効きました。レースは2番手スタートなので、展開がしや
すいと思います。後方スタートだとトラブルに巻き込まれる可能性もあるし、リス
クを負いますからね」
■柳田真孝選手
(GT300クラス予選10位/#3ハセミスポーツ・エンドレス・Z)
「予選2回目はアタック中に赤旗中断になってしまいました。50kgのハンディウェイ
トが効いているのもありますが、まだセッティングを煮詰めきれていません。明日
朝にもう1回セッティングを確認するチャンスがあるので、少しでも上のポジショ
ンに行けるよう頑張ります」
■公式予選結果
Pos. Class Pos. Car Name No. Driver Best Time
1. 500- 1 エッソウルトラフロー スープラ #1 脇阪寿一/飯田 章 R1'17.805
2. 500- 2 ザナヴィ ニスモ GT-R #23 本山 哲/M.クルム 1'17.953
3. 500- 3 auセルモスープラ #38 竹内浩典/立川祐路 1'18.197
4. 500- 4 WOODONE トムススープラ #36 土屋武士/E.コマス 1'18.273
5. 500- 5 TAKATA童夢NSX #18 道上 龍/S.フィリップ 1'18.363
6. 500- 6 G'ZOX無限NSX #16 伊藤大輔/T.コロネル 1'18.400
7. 500- 7 カルソニックスカイライン #12 B.トレルイエ/井出有治 1'18.493
8. 500- 8 ZENT トムススープラ #37 黒澤琢弥/M.アピチェラ 1'18.752
9. 500- 9 RAYBRIG NSX #100 加藤寛規/光貞秀俊 1'18.770
10. 500-10 Mobil 1 NSX #64 松田次生/小暮卓史 1'18.795
28. 300-10 ハセミスポーツ・エンドレス・Z #3 木下みつひろ/柳田真孝 1'26.051
30. 300-12 ダイシンADVANシルビア #81 星野一樹/植松忠雄 1'26.107
34. 300-16 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア #51尾本直史/加藤正将 1'26.912
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
シルエットもなかなか"カッコイイ" セリカ(Photo:Motorsports@nifty)
JGTC第3戦に登場したウェッズスポーツCELICA。レーシングブロジェクトBANDOHがMR-S
に変えて、今回から持ち込んだちこのマシンは、外観こそセリカだがその中身は大き
く異なる。
駆動はFFからFRに変更。フロントサスペンションは、ノーマルセリカのストラット式
からダブルウィッシュボーンに変更するなど、02年型スープラのものを流用。ミッシ
ョン、デフも02スープラのものを使い、心臓部の3S-GエンジンはMR-Sのものを縦置き
にして搭載している。
ほとんどシェクダウンの状態でレースウィークに突入したため、金曜日には駆動系全
てにトラブルが出てその対応に追われ、予選でもそれを引きずりクラス17位と低迷し
てしまった。
しかし、坂東監督によれば「02スープラのパーツを使い、GT300としてはオーバーク
オリティともいえるもので組み上げられてる。ダウンフォースに関して言えば02スー
プラより上」と、潜在能力は高く、それを引き出せてば自ずと結果はついてくること
になりそうだ。
その言葉を裏付けるように、決勝日朝のフリー走行では、予選を上回るタイムを叩き
出してクラス3位と、走るたびにタイムアップを果たしている。
決勝ではどこまでいけるのかわからないが、距離を稼いでデータを取ることができれ
ば続く富士のレースでは他チームの驚異になるかもしれない。
SUGOには早朝から多くのファンが詰めかけている(Photo:Motorsports@nifty)
5月25日、昨日に引き続いて少し肌寒い薄曇りのスポーツランド菅生で、GT第3戦の決
勝を占うフリー走行が行われた。
GT500では#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが計測開始3周目で早々と1分19秒790を出し、結
局これがこのセッションでのトップタイムとなった。開幕以来快進撃の続くスカイラ
イン勢だが、ここ菅生でもその猛威は衰えないようだ。
2位には#39デンソーサードスープラGT、3位に#25ADVAN スープラが入った。開幕以来
トップに迫るポテンシャルを見せながらも不運に泣いてきたヨコハマ勢だが、今度こ
そ結果を出すことができるだろうか?!
以下、#1スープラ、#38スープラ、#12スカイライン、#64NSX、#22スカイラインと続く。
NSX勢はここでも7位、11位、13位、14位、15位とスープラ勢、スカイライン勢に一歩
出遅れる結果となった。
GT300では、予選PPの#11JIM RodeoDrive アドバンF360が1分25秒843でここでもトッ
プ。童夢の空力と国内トップレベルのドライバーラインナップの威力がいよいよ発揮
されてきた。
2位には#31RECKLESS MR-Sが1分26秒640で続き、3位には#19ウェッズスポーツCELICA
が自身の予選タイムを上回る1分26秒691を出して食い込んでおり、決勝での活躍が期
待される。
GT第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の決勝は午後2時50分スタート。81周の戦いだ。
◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/
2003年5月25日 スポーツランドSUGO(宮城県) フリー走行 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'19.790
2 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'20.248
3 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'20.309
4 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'20.383
5 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'20.502
6 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'20.515
7 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'20.635
8 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'20.636
9 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'20.647
10 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'20.982
11 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'21.006
12 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'21.303
13 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'21.659
14 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'21.846
15 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'22.074
16 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'22.171
17 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'22.263
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'24.531
19 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'25.843
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'26.649
21 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'26.691
22 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'26.948
23 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'27.081
24 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'27.117
25 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'27.248
26 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'27.339
27 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'27.357
28 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'27.419
29 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'27.419
30 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'27.566
31 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'27.816
32 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'27.895
33 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'28.032
34 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'28.285
35 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'28.363
36 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'28.603
37 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'29.079
38 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'29.281
39 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'29.852
40 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'29.933
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'31.486
42 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'31.746
----------------------------------------------------------------------
喜びの両クラスポールポジションクルー(Photo:Motorsports@nifty)
■GT500クラス #1エッソウルトラフロー スープラ
脇坂寿一
「(金髪の理由)2戦目の富士のときに危ないパーツが壊れて、そのときの恐怖で髪
がこんなになってしまいました。スーパーサイヤ人ヘアと呼んで下さい。
2戦目であんなことになったし、昨日はタイヤのグリップが足りない感じだったが、
今日になって完璧になっていた。満タンテストも章がきちんとやってくれたので、い
つもどおりのルマンのレースをすればきっと結果が付いてくると思う。」
飯田章
「(タイヤは前後コンビではいてることについて)他のチームでもやってるようだけ
ど、レース中盤から差が開くか縮まるか、やってみないとわからないが、ウチとして
はいい感触を得ている。
菅生だから特別に何かするということはないが、バックマーカーの処理とかセーフ
ティーカーのタイミング、燃費やタイヤのコンディションに気を配って、ルマンらし
いレースをしたい。」
■GT300クラス #11JIM RodeoDrive アドバンF360
田中哲也
「初戦で予選落ちしてからメカニックが連日徹夜続きで頑張ってくれたおかげです。
前回のテストも良好だったが、このクルマは富士よりも菅生に向いてると思う。チー
ムがミスをせず、ドライバー二人がミスをしなければいいレースができると思う。」
松田秀士
「昨日午後走って感じたことをメカニックと話し合って、方向を決めたらいい結果が
出た。二人の考えてる方向も一致しているので凄くやりやすい。初戦のことを考えた
ら確実に進歩してきているし、ウチは総合力ではどこにも負けない。」
金髪に変身してきた脇阪がポールタイムを叩き出した(Photo:Motorsports@nifty)
2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選総合結果 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 R1'17.805
2 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'17.953
3 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'18.197
4 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'18.273
5 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'18.363
6 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'18.400
7 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'18.493
8 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'18.752
9 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'18.770
10 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'18.795
11 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'18.842
12 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'18.876
13 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'18.931
14 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'18.983
15 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'19.275
16 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'19.390
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'20.328
18* 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'21.403
19 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 R1'24.689
20 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 R1'24.722
21 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 R1'24.777
22 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'24.959
23 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.002
24 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'25.313
25 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'25.480
26 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'25.708
27 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'26.038
28 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'26.051
29 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.053
30 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'26.107
31 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.180
32 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'26.243
33 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.344
34 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'26.912
35 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'26.958
36 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'27.027
37 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'27.177
38 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'27.470
39 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'27.775
40 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'28.262
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'29.273
42*111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'29.802
-----------以上予選通過-----------------------------------------------
10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'32.335
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.88,111は、予選通過基準タイムをクリアできなかったドライバーが、フリー
走行で上位3台の車両の平均タイムの107%以内で走行することを条件に決勝レー
ス出走を認める。
今季初ポールポジションを奪ったエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)
JGTC第3戦SUGO GT CHAMPIONSHIPの予選第2回目は、途中3回の赤旗が出る荒れた展開
となった。
そんな中で、各車とも懸命のアタック合戦を繰り広げたものの、午前中のトップタイ
ムを更新する者は現れず、GT500は#1エッソウルトラフロー スープラ、GT300は#11
JIM RodeoDrive アドバンF360がポールポジションを獲得することとなった。
このセッションはGT500/GT300の混走から始まった。
各車慎重に周回を重ねる中、#16G'ZOX無限NSXが馬の背コーナーでコースアウトして
最初の赤旗が出された。セッションは10分後に再開されたが、混走セッション終了間
際に今度は#8ARTA NSXが1コーナーでスピンオフ。これで二回目の赤旗中断となり、
このまま混走は終了、再開後はGT300の専有時間となった。
専有開始から10分経過した時点で#43ARTA Garaiya が1分25秒428を出し、このセッシ
ョンでのGT300のトップに立つ。更に#43は25秒00までタイムを短縮するが、それでも
#11JIM RodeoDrive アドバンF360が午前中に出した1分24秒台には届かない。#43ガラ
イヤはその後もニュータイヤを投入して再アタックしようとしたが、この時#15AMPREX
BMW M3GTがSPアウトコーナーでスピンしたため、三度目の赤旗が提示されてしまっ
た。この間になんと5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320Rが1分24秒897を出して2位に入
ってきた。結局この中断を以ってGT300の予選は終了となってしまい、#11フェラーリ
の今季初ポールが確定した。
中断をはさんで開始されたGT500の専有セッションでは、#37ZENTスープラが1分18秒
977、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが1分17秒953と自身の午前中のタイムを更新してセッ
ションでのトップに立つが、すかさず#1エッソスープラも1分17秒931を出してトップ
を取り返す。更には#38auセルモスープラが1分18秒197で3番手に入ってきた。
結局ここでも午前中のトップタイムは破られず、#1エッソスープラの今季初ポールが
確定した。2位には50kgのウェイトハンデをものともせず、#23ザナヴィGT-Rが入った。
◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/
2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'17.931
2 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'17.953
3 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'18.197
4 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'18.400
5 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'18.495
6 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'18.531
7 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'18.752
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'18.795
9 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'18.842
10 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'19.046
11 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'19.080
12 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'19.166
13 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'19.242
14 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'19.275
15 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'19.669
16 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'20.328
17 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'20.785
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'22.148
19 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 R1'24.722
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 R1'24.861
21 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 R1'24.897
22 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.002
23 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'25.480
24 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'25.587
25 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'25.618
26 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'25.708
27 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'26.038
28 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'26.107
29 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.343
30 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'26.399
31 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'26.413
32 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.502
33 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.523
34 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'26.912
35 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'27.027
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'27.177
37 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'27.253
38 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'27.842
39 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'27.941
40 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'29.384
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'29.802
42 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'31.062
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず
10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 出走せず
----------------------------------------------------------------------
ようやく本領発揮か?GT300クラス暫定PPのフェラーリ(Photo:K.Takeshita)
5月24日、まだ肌寒さの残る宮城県スポーツランド菅生で、JGTC第3戦「SUGO GT
CHAMPIONSHIP」の予選第1回目が行われた。
最初はGT500クラスから。開始からしばらくは各チーム様子を伺っているのか、コー
ス上には#36WOODONE トムススープラや#88ノマド ディアブロ JGT-1ら5台のみが走行
していたが、10分が経過した時点で各車一斉にコースに飛び出し、本格的なアタック
が始まった。
まずは#36スープラが1分18秒273でトップに立つが、すぐに#1エッソウルトラフロー
スープラがアタック開始から5周目で1分17秒805のコースレコードをたたき出してトッ
プに躍り出た。結局このタイムを塗り替えるクルマは現れず、これがGT500の暫定PP
タイムとなった。
2位には#36スープラ、3位に#18NSX、以下#38スープラ、#12スカイライン、#16NSX、
#100NSX、#22スカイライン、#23スカイライン、#39スープラと続いた。
開幕から苦戦続きだったNSX勢だがここにきて3位、6位、7位に入っており、ここから
の巻き返しに期待が高まる。
GT300クラスでは、#31RECKLESS MR-Sが3周目に1分24秒777のこれまたコースレコード
を出し、その後しばらくはトップを守っていたが、専有終了間際になって#11JIM
RodeoDrive アドバンF360がこれを更に上回る1分24秒689を出して暫定ポールの座に
ついた。この直後にSPアウトコーナーで#10レイジュン・ダンロップ GT-1と#21ダン
ロップ BMW M3GTがコース脇にストップし、これを回収するための赤旗が出てGT300の
専有は終了した。
結局予選再開後の混走セッションで目立ったタイム更新はなく、GT300の暫定順位は
#11フェラーリ、#31MR-S、#7RX-7、#43ガライヤ、#2NSX、の順となった。今回初登場
の#19ウェッズスポーツCELICAはクラス16位に終わった。
◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/
2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 R1'17.805
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'18.273
3 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'18.363
4 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'18.408
5 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'18.493
6 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'18.722
7 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'18.770
8 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'18.876
9 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'18.892
10 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'18.931
11 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'18.956
12 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'18.983
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'19.051
14 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'19.232
15 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'19.390
16 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'19.447
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'20.371
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'21.403
19 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 R1'24.689
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 R1'24.777
21 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'24.959
22 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.023
23 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'25.313
24 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'25.635
25 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'26.051
26 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.053
27 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'26.116
28 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'26.146
29 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.180
30 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'26.243
31 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.344
32 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'26.438
33 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'26.958
34 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'27.470
35 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'27.550
36 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'27.775
37 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'27.913
38 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'28.262
39 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'28.791
40* 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'29.165
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'29.273
42 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'30.397
43 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'32.335
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.34は国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、ベストラップ削除の
ペナルティ。
代替レース開催を発表するGTA加治事務局長(右)(Photo:Motorsports@nifty)
5月24日、JGTC第3戦の行われているスポーツランドSUGOで、新型肺炎(SARS)の
影響で中止となったセパン戦に代わって、第4戦が7月13日に富士スピードウェイで
行われることが発表された。この結果、7月の第4戦、8月(3日)の第5戦は富士で
の連戦となる。
代替レースの検討にあたっては、日程、開催場所ともに様々な案があったようだが、
チーム側の準備、イベントプロモーションの期間などを考慮して決まった。富士スピ
ードウェイでは、この日富士チャンピオンレースの開催が予定されているが、これと
の併催となる模様だ。
なお、GTアソシエイションでは、富士で連戦となることを考慮して、第4戦は通常
の大会とは異なる2ヒート制を採用する予定だ。普段は2ドライバーが組んで戦うGT
レースだが、第4戦に限ってはそれぞれのドライバーがスプリントレースを戦い、そ
の合計順位で争うことになる。
形態は、1ヒートが約150km(給油なし)、2ヒートが250km(給油あり)となる予定
で、通常のGTレースでは味わえない楽しさがありそうだ。
また、主催する富士スピードウェイでも、第4、5戦セットの観戦券を販売するなど、
観客動員に向けて様々な試みを行う予定だ。
セパンから高速型の富士スピードウェイに変更されたことで、現在不利と言われてい
るNSX勢はさらに厳しい状況に追い込まれることが予想されるが、これは第3戦の後
に予定されている性能調整の内容にかかってくるだろう。
5月23日、JGTC第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の練習走行がスポーツランドSUGOで
行われ、#18TAKATA童夢NSX(道上/フィリップ組)がGTR、スープラ勢を抑えてトップ
タイムをマークした。
しかし、トップとはいえその差は僅か。加えて他のNSXはGTR、スープラの後塵を拝
しており、SUGOでもNSXの苦戦は続きそうだ。
GT300には、#19ウェッズスポーツCELICA(青木/田中組)が初登場したが、シェイクダ
ウンから間がなく、速さを示すまでには至らず最下位に終わった。
◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/
2003年5月23日 スポーツランドSUGO(宮城県) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
1 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'19.837 *1'18.934
2 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'19.825 *1'18.949
3 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'19.369 *1'19.075
4 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 *1'19.076 1'19.319
5 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'19.421 *1'19.206
6 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'20.882 *1'19.253
7 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'20.876 *1'19.262
8 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'19.686 *1'19.324
9 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 *1'19.532 1'20.876
10 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'20.544 *1'19.577
11 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'20.825 *1'19.699
12 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'20.362 *1'19.737
13 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'21.006 *1'19.789
14 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'20.677 *1'19.817
15 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'20.872 *1'20.114
16 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'20.659 *1'20.143
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'22.762 *1'21.765
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'24.198 *1'22.825
19 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'26.314 *1'25.474
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 *1'25.584 1'26.945
21 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.884 *1'25.677
22 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'26.202 *1'25.857
23 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'27.461 *1'25.865
24 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.542 *1'25.936
25 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'28.463 *1'26.043
26 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'27.040 *1'26.089
27 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 *1'26.187 1'26.845
28 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 *1'26.434 1'26.642
29 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.908 *1'26.832
30 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.970 *1'26.897
31 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 *1'27.445 1'30.199
32 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'28.176 *1'27.640
33 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 *1'27.730 1'27.835
34 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 *1'27.763 1'28.039
35 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'29.947 *1'28.002
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'28.397 *1'28.127
37 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'29.319 *1'28.135
38 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'28.774 *1'28.391
39 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'30.627 *1'29.649
40 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'32.310 *1'30.183
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'30.967 *1'30.223
42 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'34.353 *1'30.922
43 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'32.988 *1'32.509
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず 出走せず
-----------------------------------------------------------------------------
順
位 |
サーキット |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
富 士 |
富 士 |
T I |
T I |
も て ぎ |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
S U G O |
S U G O |
筑 波 |
筑 波 |
S U G O |
S U G O |
M I N E |
M I N E |
も て ぎ |
も て ぎ |
T O T A L |
日 程 |
3 / 22 |
3 / 23 |
4 / 6 |
4 / 6 |
5 / 17 |
5 / 18 |
6 / 7 |
6 / 8 |
7 / 5 |
7 / 6 |
7 / 26 |
7 / 27 |
8 / 9 |
8 / 10 |
9 / 6 |
9 / 7 |
9 / 20 |
9 / 21 |
10 / 18 |
10 / 19 |
ラウンド |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
1 | ジェームス・コートニー | 20 | 3 | 20 | 20 | 20 | 20 | | | | | | | | | | | | | | | 103 |
2 | ロニー・クインタレッリ | 12 | 12 | 12 | 8 | 12 | 12 | | | | | | | | | | | | | | | 68 |
3 | 片岡 龍也 | 0 | 0 | 15 | 15 | 15 | 15 | | | | | | | | | | | | | | | 60 |
4 | パオロ・モンティン | 8 | 15 | 10 | 10 | 8 | 0 | | | | | | | | | | | | | | | 51 |
5 | 横溝 直輝 | 15 | 4 | 3 | 6 | 10 | 6 | | | | | | | | | | | | | | | 44 |
6 | 柴田 裕紀 | 6 | 20 | 8 | 0 | 0 | - | | | | | | | | | | | | | | | 34 |
7 | 細川 慎弥 | 3 | 2 | 6 | 12 | 0 | 10 | | | | | | | | | | | | | | | 33 |
8 | 小早川 済瑠 | 4 | 10 | 2 | 1 | 0 | 8 | | | | | | | | | | | | | | | 25 |
9 | 柴田 裕吉 | 1 | 6 | 4 | 3 | 4 | 4 | | | | | | | | | | | | | | | 22 |
10 | 佐藤 晋也 | 10 | 0 | 1 | 4 | 2 | 3 | | | | | | | | | | | | | | | 20 |
11 | 番場 琢 | 2 | 8 | 0 | 0 | - | 1 | | | | | | | | | | | | | | | 11 |
12 | 吉本 大樹 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 2 | | | | | | | | | | | | | | | 8 |
13 | 小川 貴広 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | | | | | | | | | | | | | | | 3 |
14 | 柳田 真孝 | - | - | 0 | 2 | - | - | | | | | | | | | | | | | | | 2 |
- ポイントは決勝レースの結果に基づき各レース、1位:20点、2位:15点、3位:12点、4位:10点、5位:8点、6位:6点、7位:4点、8位:3点、9位:2点、10位:1点が授与されます。
(全20戦中6戦終了)
月 3 3 4 4 5 5 6 6 7 7 7 7 8 8 9 9 9 91010
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
日 22235 6 17187 8 5 6 26279 106 7 20211819
開 鈴 富 T も 鈴 菅 筑 菅 美 も
催 て て
地 鹿 士 I ぎ 鹿 生 波 生 祢 ぎ
Po No ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 91011121314151617181920総Po有効
-----------------------------------------------------------------------------
1 7 ジェームス・コートニー 20 320202020 103 103
2 4 ロニー・クインタレッリ 121212 81212 68 68
3 36 片岡 龍也 0 015151515 60 60
4 12 パオロ・モンティン 8151010 8 0 51 51
5 3 横溝 直輝 15 4 3 610 6 44 44
6 11 柴田 裕紀 620 8 0 0DNS 34 34
7 1 細川 慎弥 3 2 612 010 33 33
8 8 小早川済瑠 410 2 1 0 8 25 25
9 19 柴田 裕吉 1 6 4 3 4 4 22 22
10 2 佐藤 晋也 10 0 1 4 2 3 20 20
11 32 番場 琢 2 8 0 0 0 1 11 11
12 33 吉本 大樹 0DNS0 0 6 2 8 8
13 18 小川 貴広 0 0 0 0 3 0 3 3
14 14 柳田 真孝 - - 0 2 - 2 2
*****************************************************************************
* 1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイント
* 全20戦中ベスト14戦(70%)有効ポイント
* 予選通過基準タイム 110%
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またまた優勝、無敵のジェームス・コートニー(中央) (Photo: Motorsports@nifty)
全日本F3選手権第6戦は18日、TIサーキット英田で25周にわたって決勝が争われ、ポールポジションからスタートしたジェームス・コートニーが2位以下を毎ラップ引き離し、結局8.4秒の大差をつけて昨日に続き優勝した。2位には片岡龍也、3位にはロニ・クインタレッリが入った。
第6戦決勝の開催されるTIサーキットは朝から晴れたり曇ったり、昨日と同じく初夏を思わせる蒸し暑さとなった。昨日行われた第5戦決勝でクラッシュした柴田裕紀はマシンの修復が間に合わず、スターティンググリッドは彼の予選順位7位以降が繰り上げられ12台で決勝が争われることになった。
定刻午後3時、フォーメーションラップが始まった。1周を回って各車グリッドにつきスタート。トップで1コーナーに飛び込んだのはポールスタートのジェームス・コートニー、2位は予選順位2位の片岡龍也、3位は同3位のパオロ・モンティン、4位は同4位のロニ・クインタレッリ。ここまでは予選順位のまま。5位に横溝直輝をかわした細川慎弥が、6位は小早川済瑠、横溝は7位に落ちた。
コートニーは早くも後続を引き離しにかかる。2周終わって2位片岡との差は2秒、タイヤが冷えている状況でのコートニーは速い。以下は、片岡、モンティン、クインタレッリ、細川、小早川、横溝、柴田裕吉、佐藤晋也、番場琢、吉本大樹、小川貴広と続く。
3周目以降もコートニーは片岡との差を毎週、0.1~0.5秒引き離しながら逃げる。2位以下の順位も各車間隔が徐々に開き始める。唯一のバトルは6位小早川と7位横溝だったがTIでは抜きどころがない。
10周を終わってのコートニーと片岡の差は3.6秒、15周で5.5秒。17周目に最下位の12位を走ってた小川がスピンするが再スタート、もちろん全車順位に変動なし。
20周を終わっても順位の変動はなし。1位コートニーと2位片岡の差は6秒。
24周目に3位を走っていたモンティンがリボルバーコーナーでコースアウト。3位にはクインタレッリが、以後各車順位がひとつづつ繰り上がる。このレースでの唯一の順位変動要因となった。
レースはこのまま終了。優勝は、4連勝で今シーズン5勝目のジェームス・コートニー。2位は4戦連続2位となった片岡龍也。3位は、第4戦以外すべて表彰台のロニ・クインタレッリ。この表彰台の顔ぶれは昨日と同じ。4位に細川慎弥、5位に小早川済瑠、6位に横溝直輝が入った。
優勝 ジェームス・コートニー
昨日と違っていいスタートが切れた。車の状態が良かったのでラップタイムも安定していたが、たまにプッシュして後続との間隔を測っていた。
2位 片岡龍也
2位になれたのはシーズンを考えた場合はいいことかも。コートニーを目標にしているが、昨日よりは離されなかったと思う。1~2周目で2秒の差をつけられてからはプッシュしたけど追いつけなかった。もちろんこの順位には満足していない。
3位 ロニ・クインタレッリ
昨日よりクルマの状態は良かった。次のもてぎに向けてまたがんばりたい。
2003年5月18日 TIサーキット英田(岡山県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/18) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 6 TIサーキット英田 3.703 km
|
P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time |
1 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 25 | 36'35.686 |
2 | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 25 | 8.450 |
3 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 25 | 24.274 |
4 | 1 | 細川 慎弥 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | 25 | 26.114 |
5 | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 25 | 37.444 |
6 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | 25 | 38.223 |
7 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 25 | 45.738 |
8 | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 25 | 47.683 |
9 | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 25 | 49.171 |
10 | 32 | 番場 琢 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 25 | 1'01.160 |
11 | 18 | 小川 貴広 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 25 | 1'19.649 |
12 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | 23 | 2 Laps |
---- <以上規定周回完走> ---- |
- Fastest Lap: No.7 ジェームス・コートニー 1'27.275 22/25 152.745km/h
Japan Formula 3 Official Web Site
●2003年5月18日 TIサーキット英田(岡山県)
18日、TIサーキット英田で行われた全日本F3選手権第6戦は、25周にわたって争わ
れポールポジションからスタートしたジェームス・コートニーが2位以下を毎ラップ
引き離し、結局8.4秒の大差をつけて昨日に続き優勝した。2位には片岡龍也、3位に
はロニ・クインタレッリが入った。
第6戦決勝の開催されるTIサーキットは朝から晴れたり曇ったり、昨日と同じ初夏
を思わせる蒸し暑さとなった。昨日行われた第5戦決勝でクラッシュした柴田裕紀は
マシンの修復がならず、スターティンググリッドは彼の予選順位7位以降が繰り上げ
られ12台で決勝が争われることになった。
定刻午後3時、フォーメーションラップが始まった。1周を回って各車グリッドにつ
きスタート。トップで1コーナーに飛び込んだのはポールスタートのジェームス・コ
ートニー、2位は予選順位2位の片岡龍也、3位は同3位のパオロ・モンティン、4位は
同4位のロニ・クインタレッリ。ここまでは予選順位のまま。5位に横溝直輝をかわし
た細川慎弥が、6位は小早川済瑠、横溝は7位に落ちた。
コートニーは早くも後続を引き離しにかかる。2周終わって2位片岡との差は2秒、
タイヤが冷えている状況でのコートニーは速い。以下は、片岡、モンティン、クイン
タレッリ、細川、小早川、横溝、柴田裕吉、佐藤晋也、番場琢、吉本大樹、小川貴
広と続く。
3周目以降もコートニーは片岡との差を毎週、0.1~0.5秒引き離しながら逃げる。
2位以下の順位も各車間隔が徐々に開き始める。唯一のバトルは6位小早川と7位横溝
だったがTIでは抜きどころがない。
10周を終わってのコートニーと片岡の差は3.6秒、15周で5.5秒。17周目に最下位の
12位を走ってた小川がスピンするが再スタート、もちろん全車順位に変動なし。
20周を終わっても順位の変動はなし。1位コートニーと2位片岡の差は6秒。
24周目に3位を走っていたモンティンがリボルバーコーナーコースアウト。3位には
クインタレッリが、以後各車順位がひとつづつ上がる。このレースでの唯一の順位変
動要因となった。
レースはこのまま終了。優勝は、4連勝で今シーズン5勝目のジェームス・コートニ
ー。2位は4戦連続2位となった片岡龍也。3位は、初戦以外すべて表彰台のロニ・クイ
ンタレッリ。この表彰台の顔ぶれは昨日と同じ。4位に細川慎弥、5位に小早川済瑠、
6位に横溝直輝が入った。
優勝 ジェームス・コートニー
昨日と違っていいスタートが切れた。車の状態が良かったのでラップタイムも安定
していたが、たまにプッシュして後続との間隔を測っていた。
2位 片岡龍也
2位になれたのはシーズンを考えた場合はいいことかも。コートニーを目標にして
いるが、昨日よりは離されなかったと思う。1~2周目で2秒の差をつけられてからは
プッシュしたけど追いつけなかった。もちろんこの順位には満足していない。
3位 ロニ・クインタレッリ
昨日よりクルマの状態は良かった。次のもてぎに向けてまたがんばりたい。
■決勝 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/18) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 6 TIサーキット英田 3.703 km
P -No Driver -----------------Car -----------Engine ------Lap Time-----
1 7 ジェームス・コートニー DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 25 36'35.686
2 36 片岡 龍也 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 25 8.450
3 4 ロニー・クインタレッリ DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 25 24.274
4 1 細川 慎弥 LOLA-DOME F106 無限MF204C 25 26.114
5 8 小早川 済瑠 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 25 37.444
6 3 横溝 直輝 DALLARA F303 TOYOTA 3S-GE 25 38.223
7 19 柴田 裕吉 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 25 45.738
8 2 佐藤 晋也 DALLARA F302 無限MF204B 25 47.683
9 33 吉本 大樹 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE 25 49.171
10 32 番場 琢 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE 25 1'01.160
11 18 小川 貴広 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 25 1'19.649
12 12 パオロ・モンティン DALLARA F303 NISSAN SR20VE 23 2 Laps
---- <以上規定周回完走> ----
* Fastest Lap: No.7 ジェームス・コートニー 1'27.275 22/25 152.745km/h
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ぶっちぎりで優勝を飾ったジェームス・コートニー(中央) (Photo: Motorsports@nifty)
17日、TIサーキット英田で行われた全日本F3選手権第5戦は、ポールポジションからスタートしたジェームス・コートニーが他を寄せ付けず今シーズン4勝目を飾った。2位は片岡龍也、3位にはロニ・クインタレッリが入った。
午前中肌寒かったTIサーキットも太陽が顔を出す午後になると気温は徐々に上昇、初夏のような陽気となった。午後3時20、F3第5戦のフォーメーションラップが始まる。全車1周を回ってグリッドに整列、スタートが切られた。
ポールスタートのジェームス・コートニーはスタートをやや失敗、予選2位の片岡龍也は好スタートを切ったが前に出ることはできずそのまま1コーナーへ。予選3位のパオロ・モンティンはスタートを失敗して後方に沈んだ。3位に上がったのは予選5位のロニ・クインタレッリ。後方集団は大混乱。なんと、無限の2台、細川慎弥と柴田裕紀が1コーナーでコースアウトしリタイヤとなった。小川貴広と佐藤晋也もマシンを壊し修復のためピットイン。
1周を終わっての順位は、1位コートニー、2位片岡、3位クインタレッリ、4位横溝直輝、5位モンティン、6位吉本大樹、7位柴田裕吉、8位小早川済瑠。
コートニーは早くも逃げにかかる。片岡との差を0.2秒づつ開き、6周目にはその差は、2秒を超えた。周回を消化しても各車の順位は変わらず、たんたんと周回をこなす。その間、コートニーと片岡との差は開くばかり。10周目に小早川がスローダウン、マシンをコース脇に止めてリタイアした。
レースはこの順位のまま終了。優勝は2位片岡を7秒以上離し、5戦中4勝目をあげたコートニー。片岡の2位は3戦連続だ。第4戦以外すべて表彰台に上がってるクインタレッリが3位。4位に横溝、5位にスタートに失敗したモンティン、予選12位からジャンプアップした吉本が6位。
優勝 ジェームス・コートニー
スタートを失敗したが、片岡を押させることができた。スタート直後は路面が荒れていたが、車の状態は良かった。明日はスタートを失敗しないようにしたい。
2位 片岡龍也
スタートは良かった。ジェームス(・コートニー)が失速してびっくりしてしまった。びっくりしなければトップに立つことができたかも。クルマの状態は金曜日のテストからよかった。明日は、もうひとつ順位を上げたい。ジェームスの連勝を止めなくては。
3位 ロニ・クインタレッリ
スタートは良かったので1コーナーで3位に立つことができた。そのあと3、4周目以降からハンドリングがおかしくなったが、後ろが速くなかったのでポジションをキープするのは容易だった。トムスの2台(コートニーと片岡)が速いけど、明日はクルマを改善してよい結果を出したい。
2003年5月17日 TIサーキット英田(岡山県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/17) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 5 TIサーキット英田 3.703 km
|
P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time |
1 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 26'19.321 |
2 | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 7.676 |
3 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 16.756 |
4 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 18.057 |
5 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | 18 | 21.229 |
6 | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 31.540 |
7 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 40.444 |
8 | 18 | 小川 貴広 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 17 | 1 Lap |
9 | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 16 | 2 Laps |
---- <以上規定周回完走> ---- |
- | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 9 | 9 Laps |
- | 1 | 細川 慎弥 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | 0 | 18 Laps |
- | 11 | 柴田 裕紀 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204B | 0 | 18 Laps |
- Fastest Lap: No.7 ジェームス・コートニー 1'27.003 14/18 153.222km/h
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ジェームス・コートニー連続ポール。片岡龍也は僅差の2位へ。
15分間で行われた第5戦予選終了から10分をおいて、第6戦予選が15分間にわたって争われた。ポールポジションは、やはりジェームス・コートニー。しかし、2位片岡龍也との差は僅か0.021秒とさらに僅差となった。3位はパオロ・モンティン。童夢勢は相変わらず不調だ。
なお、第5戦の予選中にコースアウトしてマシンを壊した番場琢はこの予選に参加できなかったが、決勝レース出走嘆願書が受理され明日の決勝は出走できることになった。
第5戦決勝は明日18日午後3時より25周によって争われる。
2003年5月17日 TIサーキット英田(岡山県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/17) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2003 All Japan F3 Championship Round 6 TIサーキット英田 3.703 km
|
P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | R1'25.511 | - | - | 155.90 |
2 | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | R1'25.532 | 0.021 | 0.021 | 155.86 |
3 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | R1'25.687 | 0.176 | 0.155 | 155.58 |
4 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'25.807 | 0.296 | 0.120 | 155.36 |
5 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | 1'25.928 | 0.417 | 0.121 | 155.14 |
6 | 1 | 細川 慎弥 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | 1'26.068 | 0.557 | 0.140 | 154.89 |
7 | 11 | 柴田 裕紀 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204B | 1'26.417 | 0.906 | 0.349 | 154.26 |
8 | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'26.569 | 1.058 | 0.152 | 153.99 |
9 | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 1'26.646 | 1.135 | 0.077 | 153.85 |
10 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'26.899 | 1.388 | 0.253 | 153.41 |
11 | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.248 | 1.737 | 0.349 | 152.79 |
12 | 18 | 小川 貴広 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.779 | 2.268 | 0.531 | 151.87 |
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'34.134 | 8.623 | 6.355 | 141.61 |
13 | 32 | 番場 琢 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | no time | - | - | - |
- 'R'印はコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'25.779
- ゼッケンNo.32は、2003年全日本フォーミュラ3選手権 統一規則 第3章 第24条 8.(決勝レース出走嘆願書の受理)により決勝レースへの出走を認める。
Japan Formula 3 Official Web Site
ジェームス・コートニー、指定席のポールへ。童夢勢奮わず。
14日、F3第5戦、第6戦が開催されるここTIサーキットは、雨の予報が外れ朝からうす曇り、第4戦まで雨にたたられていた今年のF3予選だが、新緑映える山間のサーキットで、はじめてドライでのタイムアタックとなった。
コースレコードを更新してポールをとったのは、ここTIで行われた4月22日、23日の合同テストでトップタイムをマークしていたジェームス・コートニー。2位はニッサンエンジンで孤軍奮闘のパオロ・モンティン、3位は片岡龍也。予想どおり指定席に納まったコートニーだがその差は僅差、ドライになれば前戦までのように2位以下との圧倒的な差をつけることはできないようだ。
童夢勢は苦戦。細川慎弥がかろうじて6位に食い込んだが、昨年ここTI優勝した吉本大樹はブービー12位。マシンが全くサーキットにあってないようだ。
第5戦決勝は本日17日午後3時20分より18周によって争われる。
2003年5月17日 TIサーキット英田(岡山県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/17) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2003 All Japan F3 Championship Round 5 TIサーキット英田 3.703 km
|
P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | R1'25.779 | - | - | 155.41 |
2 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | R1'25.963 | 0.184 | 0.184 | 155.08 |
3 | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | R1'26.171 | 0.392 | 0.208 | 154.70 |
4 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | R1'26.260 | 0.481 | 0.089 | 154.54 |
5 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | R1'26.310 | 0.531 | 0.050 | 154.45 |
6 | 1 | 細川 慎弥 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | R1'26.483 | 0.704 | 0.173 | 154.14 |
7 | 11 | 柴田 裕紀 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204B | 1'26.885 | 1.106 | 0.402 | 153.43 |
8 | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 1'26.913 | 1.134 | 0.028 | 153.38 |
9 | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.113 | 1.334 | 0.200 | 153.03 |
10 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.294 | 1.515 | 0.181 | 152.71 |
11 | 18 | 小川 貴広 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.337 | 1.558 | 0.043 | 152.64 |
12 | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.403 | 1.624 | 0.066 | 152.52 |
13 | 32 | 番場 琢 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.477 | 1.698 | 0.074 | 152.39 |
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'34.568 | 8.789 | 7.091 | 140.97 |
- 'R'印はコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'26.671
Japan Formula 3 Official Web Site
●2003年5月17日 TIサーキット英田(岡山県)
14日、TIサーキット英田で行われた全日本F3選手権第5戦は、ポールポジションから
スタートしたジェームス・コートニーが他を寄せ付けず今シーズン4勝目を飾った。
2位は片岡龍也、3位にはロニ・クインタレッリが入った。
午前中肌寒かったTIサーキットも太陽が顔を出す午後になると気温は徐々に上昇、
初夏のような陽気となった。午後3時20、F3第5戦のフォーメーションラップが始まる。
全車1周を回ってグリッドに整列、スタートが切られた。
ポールスタートのジェームス・コートニーはスタートをやや失敗、予選2位の片岡龍
也は好スタートを切ったが前に出ることはできずそのまま1コーナーへ。予選3位のパオ
ロ・モンティンはスタートを失敗して後方に沈んだ。3位に上がったのは予選5位のロニ
・クインタレッリ。後方集団は大混乱。なんと、無限の2台、細川慎弥と柴田裕紀が1コー
ナーでコースアウトしリタイヤとなった。小川貴広と佐藤晋也もマシンを壊し修復のため
ピットイン。
1周を終わっての順位は、1位コートニー、2位片岡、3位クインタレッリ、4位横溝直
輝、5位モンティン、6位吉本大樹、7位柴田裕吉、8位小早川済瑠。
コートニーは早くも逃げにかかる。片岡との差を0.2秒づつ開き、6周目にはその差は、
2秒を超えた。周回を消化しても各車の順位は変わらず、たんたんと周回をこなす。そ
間、コートニーと片岡との差は開くばかり。10周目に小早川がスローダウン、マシンを
コース脇に止めてリタイアした。
レースはこの順位のまま終了。優勝は2位片岡を7秒以上離し、5戦中4勝目をあげたコ
ートニー。片岡の2位は3戦連続だ。開幕戦以外すべて表彰台に上がってるクインタレッ
リが3位。4位に横溝、5位にスタートに失敗したモンティン、予選12位からジャンプアッ
プした吉本が6位。
優勝 ジェームス・コートニー
スタートを失敗したが、片岡を押させることができた。スタート直後は路面が荒れて
いたが、車の状態は良かった。明日はスタートを失敗しないようにしたい。
2位 片岡龍也
スタートは良かった。ジェームス(・コートニー)が失速してびっくりしてしまっ
た。
びっくりしなければトップに立つことができたかも。クルマの状態は金曜日のテストか
らよかった。明日は、もうひとつ順位を上げたい。ジェームスの連勝を止めなくては。
3位 ロニ・クインタレッリ
スタートは良かったので1コーナーで3位に立つことができた。そのあと3、4周目以降
からハンドリングがおかしくなったが、後ろが速くなかったのでポジションをキープす
るのは容易だった。トムスの2台(コートニーと片岡)が速いけど、明日はクルマを改
善してよい結果を出したい。
■決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/17) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 5 TIサーキット英田 3.703 km
P --No Driver ------------------Machine -------Engine -------Lap Time
1 7 ジェームス・コートニー DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 18 26'19.321
2 36 片岡 龍也 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 18 7.676
3 4 ロニー・クインタレッツリ DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 18 16.756
4 3 横溝 直輝 DALLARA F303 TOYOTA 3S-GE 18 18.057
5 12 パオロ・モンティン DALLARA F303 NISSAN SR20VE 18 21.229
6 33 吉本 大樹 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE 18 31.540
7 19 柴田 裕吉 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 18 40.444
8 18 小川 貴広 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 17 1 Lap
9 2 佐藤 晋也 DALLARA F302 無限MF204B 16 2 Laps
---<以上規定周回完走> ----
- 8 小早川 済瑠 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 9 9 Laps
- 1 細川 慎弥 LOLA-DOME F106 無限MF204C 0 18 Laps
- 1 1柴田 裕紀 LOLA-DOME F106 無限MF204B 0 18 Laps
-------------------------------------------------------------------------
* Fastest Lap: No.7 ジェームス・コートニー 1'27.003 14/18 153.222km/h
Japan Formula 3 Official Web Site
http://motorsports.nifty.com/
●2003年5月17日 TIサーキット英田(岡山県)
《ジェームス・コートニー連続ポール。片岡龍也は僅差の2位へ》
15分間で行われた第5戦予選終了から10分をおいて、第6戦予選が15分間にわたって
争われた。ポールポジションは、やはりジェームス・コートニー。しかし、2位片岡
龍也との差は僅か0.021秒とさらに僅差となった。3位はパオロ・モンティン。童夢勢
は相変わらず不調だ。
なお、第5戦の予選中にコースアウトしてマシンを壊した番場琢はこの予選に参加
できなかったが、決勝レース出走嘆願書が受理され明日の決勝は出走できることにな
った。
第5戦決勝は明日18日午後3時より25周によって争われる。
■予選 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/17) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:
Dry
2003 All Japan F3 Championship Round 6 TIサーキット英田 3.703 km
P -No Driver ------Machine -------Engine -------Time ----Delay Gap --km/h
1 7 ジェームス・コートニー DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE R1'25.51 - - 155.90
2 36 片岡 龍也 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE R1'25.53 0.021 0.021 155.86
3 12 パオロ・モンティン DALLARA F303 NISSAN SR20VE R1'25.68 0.176 0.155 155.58
4 4 ロニー・クインタレッリ DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 1'25.807 0.296 0.120 155.36
5 3 横溝 直輝 DALLARA F303 TOYOTA 3S-GE 1'25.928 0.417 0.121 155.14
6 1 細川 慎弥 LOLA-DOME F106 無限MF204C 1'26.068 0.557 0.140 154.89
7 11 柴田 裕紀 LOLA-DOME F106 無限MF204B 1'26.417 0.906 0.349 154.26
8 8 小早川 済瑠 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 1'26.569 1.058 0.152 153.99
9 2 佐藤 晋也 DALLARA F302 無限MF204B 1'26.646 1.135 0.077 153.85
10 19 柴田 裕吉 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 1'26.899 1.388 0.253 153.41
11 33 吉本 大樹 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE 1'27.248 1.737 0.349 152.79
12 18 小川 貴広 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 1'27.779 2.268 0.531 151.87
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'34.134 8.623 6.355 141.61
13 32 番場 琢 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE no time - - -
---------------------------------------------------------------------------
* 'R'印はコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'25.779
* ゼッケンNo.32は、2003年全日本フォーミュラ3選手権 統一規則 第3章 第24条 8.
(決勝レース出走嘆願書の受理)により決勝レースへの出走を認める。
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●2003年5月17日 TIサーキット英田(岡山県)
《ジェームス・コートニー、指定席のポールへ。童夢勢奮わず》
14日、F3第5戦、第6戦が開催されるここTIサーキットは、雨の予報が外れ朝からう
す曇り、第4戦まで雨にたたられていた今年のF3予選だが、新緑映える山間のサーキッ
トで、はじめてドライでのタイムアタックとなった。
コースレコードを更新してポールをとったのは、ここTIで行われた4月22日、23日の
合同テストでトップタイムをマークしていたジェームス・コートニー。2位はニッサン
エンジンで孤軍奮闘のパオロ・モンティン、3位は片岡龍也。予想どおり指定席に納ま
ったコートニーだがその差は僅差、ドライになれば前戦までのように2位以下との圧倒
的な差をつけることはできないようだ。
童夢勢は苦戦。細川慎弥がかろうじて6位に食い込んだが、昨年ここTI優勝した吉本
大樹はブービー12位。マシンが全くサーキットにあってないようだ。
第5戦決勝は本日17日午後3時20分より18周によって争われる。
■予選 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/17) Qualifying-Session: Weather:Cloudy
Course:Dry
2003 All Japan F3 Championship Round 5 TIサーキット英田 3.703 km
P -No Driver ------Machine -------Engine -------Time ----Delay Gap --km/h
1 7 ジェームス・コートニー DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE R1'25.77 - - 155.41
2 12 パオロ・モンティン DALLARA F303 NISSAN SR20VE R1'25.96 0.184 0.184 155.08
3 36 片岡 龍也 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE R1'26.17 0.392 0.208 154.70
4 3 横溝 直輝 DALLARA F303 TOYOTA 3S-GE R1'26.26 0.481 0.089 154.54
5 4 ロニー・クインタレッリ DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE R1'26.31 0.531 0.050 154.45
6 1 細川 慎弥 LOLA-DOME F106 無限MF204C R1'26.48 0.704 0.173 154.14
7 11 柴田 裕紀 LOLA-DOME F106 無限MF204B 1'26.885 1.106 0.402 153.43
8 2 佐藤 晋也 DALLARA F302 無限MF204B 1'26.913 1.134 0.028 153.38
9 8 小早川 済瑠 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 1'27.113 1.334 0.200 153.03
10 19 柴田 裕吉 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 1'27.294 1.515 0.181 152.71
11 18 小川 貴広 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 1'27.337 1.558 0.043 152.64
12 33 吉本 大樹 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE 1'27.403 1.624 0.066 152.52
13 32 番場 琢 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE 1'27.477 1.698 0.074 152.39
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'34.568 8.789 7.091 140.97
---------------------------------------------------------------------------
* 'R'印はコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'26.671
http://motorsports.nifty.com/
今週末の5月16日(金)~18日(日)の3日間、JR東京駅八重洲中央口のイベント
スペースにおいて、フォーミュラ・ニッポンマシンの展示とイベントが行われる。
週末東京方面へ出かけたら、ぜひ足を伸ばしてみよう!
なお、この日は同時にFIMトライアル世界選手権に参戦するマシン(バイク)も展示
される。
●展示マシン フォーミュラ・ニッポン マシン:
COSMO OIL RACING TEAM CERUMO(2002年マシン)〔16日・17日〕
PIAA NAKAJIMA RACING(2003年マシン)〔18日〕
トライアルマシン:
Honda RLT(市販レーサーマシン;藤波選手レプリカモデル)
●イベント内容 ジャンケン大会:本大会の観戦券をプレゼントいたします。
〔17日 時間:13:00~、14:00~、15:00~、16:00~〕
〔18日 時間:13:00~、15:00~、16:00~〕
ドライバートークショー&サイン会:〔18日 時間:14:00~15:00〕
Fニッポン参戦の小暮卓史選手(PIAA NAKAJIMA RACING)
詳細は下記へ
◆ツインリンクもてぎ http://www.twinring.jp/
■スーパー耐久シリーズポイント
全8戦中2戦終了
|
●Class1 |
Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car/Type |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
1 |
1 |
1 |
木下/青木 |
エンドレス アドバン GT-R |
20 |
20 |
|
|
|
|
|
|
40 |
2 |
33 |
1 |
竹内/田中 |
FALKEN☆PORCSHE |
15 |
12 |
|
|
|
|
|
|
27 |
3 |
25 |
1 |
織戸/羽根 |
ADVAN PORSCHE |
8 |
15 |
|
|
|
|
|
|
23 |
4 |
99 |
1 |
砂子/壷林 |
CRT-PIRELLIポルシェ |
12 |
10 |
|
|
|
|
|
|
22 |
5 |
24 |
1 |
井上/堤 |
PCJ ADVAN PORSCHE |
6 |
8 |
|
|
|
|
|
|
14 |
6 |
109 |
1 |
飯田/西澤/落合 |
ランドリー OGBアドバンGT3 |
10 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
10 |
7 |
19 |
1 |
輿水/坂口 |
JMCダンロップGT-R・ED |
DNQ |
6 |
|
|
|
|
|
|
6 |
●Class2 |
Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car/Type |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
1 |
2 |
2 |
吉田/清水 |
FUJITSUBO INPREZA |
15 |
20 |
|
|
|
|
|
|
35 |
2 |
22 |
2 |
村山/松田 |
avex・Impreza |
12 |
15 |
|
|
|
|
|
|
27 |
3 |
11 |
2 |
中谷/木下 |
三菱PUMAランサーEVO VIII |
20 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
20 |
4 |
57 |
2 |
大橋/松浦/松井 |
グラムライツ ランサーエボ VIII |
8 |
10 |
|
|
|
|
|
|
18 |
5 |
56 |
2 |
松本/日部 |
NUTEC ランサーエボ VIII |
6 |
12 |
|
|
|
|
|
|
18 |
6 |
20 |
2 |
橋澤/小林/伊藤 |
RSオガワADVANランサー |
10 |
4 |
|
|
|
|
|
|
14 |
7 |
3 |
2 |
村田/サトウ |
エンドレスアドバン座間三菱エボ |
DNC |
8 |
|
|
|
|
|
|
8 |
8 |
13 |
2 |
原田/脇田/山本 |
KSAUTO-LANCER |
- |
6 |
|
|
|
|
|
|
6 |
9 |
26 |
2 |
朝倉/細野 |
エンドレスアドバン科芸専ランサー |
4 |
- |
|
|
|
|
|
|
4 |
10 |
70 |
2 |
三上/藤沢/福田川 |
リニューカーTCPROアドバン |
- |
3 |
|
|
|
|
|
|
3 |
11 |
6 |
2 |
冨桝/関 |
ファルケン☆ランサーEVO VIII |
DNQ |
2 |
|
|
|
|
|
|
2 |
12 |
12 |
2 |
田中/筒井/寺下 |
クイーンスクエア.ネットエボⅧ |
- |
1 |
|
|
|
|
|
|
1 |
●Class3 |
Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car/Type |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
1 |
27 |
3 |
古谷/長島 |
FINA BMW M3 |
20 |
15 |
|
|
|
|
|
|
35 |
2 |
83 |
3 |
古橋/玉木/小林 |
BP ADVAN NSX |
8 |
20 |
|
|
|
|
|
|
28 |
3 |
14 |
3 |
今村/小松/山崎 |
REDLINEダイトウRX-7 |
12 |
10 |
|
|
|
|
|
|
22 |
4 |
23 |
3 |
尾本/星野 |
C-WEST アドバン Z33 |
10 |
6 |
|
|
|
|
|
|
16 |
5 |
15 |
3 |
長島/山田/入口 |
ORCアドバンRX-7 |
15 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
15 |
6 |
39 |
3 |
八木/植田 |
DELPHI ADVAN NSX |
DNQ |
12 |
|
|
|
|
|
|
12 |
7 |
77 |
3 |
吉岡/池田 |
TRUST ADVAN RX7 |
- |
8 |
|
|
|
|
|
|
8 |
8 |
280 |
3 |
大城/前嶋/川越 |
PIRELLI花博I&Plus |
- |
4 |
|
|
|
|
|
|
4 |
●Class4 |
Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car/Type |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
1 |
8 |
4 |
筒井/谷川 |
ACID英進館YHS2000 |
20 |
20 |
|
|
|
|
|
|
40 |
2 |
69 |
4 |
梅本/長野 |
J'SRacingYHS2000 |
15 |
15 |
|
|
|
|
|
|
30 |
3 |
18 |
4 |
浅野/笠原 |
FK/マッシモADVANインテグラ |
12 |
6 |
|
|
|
|
|
|
18 |
4 |
58 |
4 |
佐藤/富澤/斉藤 |
DUNLOP S2000 |
10 |
4 |
|
|
|
|
|
|
14 |
5 |
60 |
4 |
小幡/成澤/柳田 |
RCB・DL・インテグラ |
10 |
3 |
|
|
|
|
|
|
13 |
6 |
82 |
4 |
西村/高橋/津川 |
KTパサージュベルノ宮城FK |
DNC |
12 |
|
|
|
|
|
|
12 |
7 |
73 |
4 |
山本/高良 |
ロイヤルハウスA-ONE無限μ |
- |
10 |
|
|
|
|
|
|
10 |
8 |
98 |
4 |
田嶋/海老澤/千田 |
Mooncraft S2000 |
8 |
2 |
|
|
|
|
|
|
10 |
9 |
21 |
4 |
三船/和田/袖山 |
クムホ・エクスタ・S-2000 |
DNC |
8 |
|
|
|
|
|
|
8 |
10 |
34 |
4 |
川口/浅野/岡 |
タイヤガーデン-BP-DC5 |
6 |
0 |
|
|
|
|
|
|
6 |
11 |
66 |
4 |
福田/たになか |
EXEDY シグナルオート DC5 |
- |
1 |
|
|
|
|
|
|
1 |
|
10 |
4 |
菊地/渡辺 |
RED LINEベルノ東海DLDC5 |
DNC |
0 |
|
|
|
|
|
|
0 |
|
29 |
4 |
谷口/谷口 |
オベロンμ読売江東理工DC5 |
DNQ |
0 |
|
|
|
|
|
|
0 |
●ClassN+ |
Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car/Type |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
1 |
37 |
N+ |
影山/井入 |
SPIRIT KOSEI ALTEZZA |
20 |
12 |
|
|
|
|
|
|
32 |
2 |
36 |
N+ |
黒澤/佐々木 |
MAZIORA ALTEZZA |
15 |
15 |
|
|
|
|
|
|
30 |
3 |
5 |
N+ |
道上/服部 |
5ZIGEN INTEGRA |
- |
20 |
|
|
|
|
|
|
20 |
4 |
55 |
N+ |
田ヶ原/片岡 |
ARTA FOS アルテッツア |
12 |
8 |
|
|
|
|
|
|
20 |
5 |
54 |
N+ |
山内/浅見 |
ADVANアンクルインテグラ |
- |
10 |
|
|
|
|
|
|
10 |
6 |
17 |
N+ |
田中/清水/山本 |
キーパー★ingsカワサキDL |
- |
6 |
|
|
|
|
|
|
6 |
|
96 |
N+ |
藤田/山口/大村 |
ネッツ大分アドバンアルテッツア |
- |
DNC |
|
|
|
|
|
|
0 |
*****************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない
(全8戦中2戦終了)
■クラス1 4/27 5/11 6/15 6/29 7/20 9/7 9/28 11/9
Ps -No-C -Drivers ------------1 ---2 ---3 ---4 ---5 ---6 ---7 ---8--総合P
1 1 1 木下/青木 20 20 40
2 33 1 竹内/田中 15 12 27
3 25 1 織戸/羽根 8 15 23
4 99 1 砂子/壷林 12 10 22
5 24 1 井上/堤 6 8 14
6 109 1 飯田/西澤/落合 10 DNC 10
7 19 1 輿水/坂口 DNQ 6 6
*************************************************************************
■クラス2
Ps -No-C -Drivers ------------1 ---2 ---3 ---4 ---5 ---6 ---7 ---8--総合P
1 2 2 吉田/清水 15 20 35
2 22 2 村山/松田 12 15 27
3 11 2 中谷/木下 20 DNC 20
4 57 2 大橋/松浦/松井 8 10 18
5 56 2 松本/日部 6 12 18
6 20 2 橋澤/小林/伊藤 10 4 14
7 3 2 村田/サトウ DNC 8 8
8 13 2 原田/脇田/山本 - 6 6
9 26 2 朝倉/細野 4 - 4
10 70 2 三上/藤沢/福田川 - 3 3
11 6 2 冨桝/関 DNQ 2 2
12 12 2 田中/筒井/寺下 - 1 1
*************************************************************************
■クラス3
Ps -No-C -Drivers ------------1 ---2 ---3 ---4 ---5 ---6 ---7 ---8--総合P
1 27 3 古谷/長島 20 15 35
2 83 3 古橋/玉木/小林 8 20 28
3 14 3 今村/小松/山崎 12 10 22
4 23 3 尾本/星野 10 6 16
5 15 3 長島/山田/入口 15 DNC 15
6 39 3 八木/植田 DNQ 12 12
7 77 3 吉岡/池田 - 8 8
8 280 3 大城/前嶋/川越 - 4 4
*************************************************************************
■クラス4
Ps -No-C -Drivers ------------1 ---2 ---3 ---4 ---5 ---6 ---7 ---8--総合P
1 8 4 筒井/谷川 20 20 40
2 69 4 梅本/長野 15 15 30
3 18 4 浅野/笠原 12 6 18
4 58 4 佐藤/富澤/斉藤 10 4 14
5 60 4 小幡/成澤/柳田 10 3 13
6 82 4 西村/高橋/津川 DNC 12 12
7 73 4 山本/高良 - 10 10
8 98 4 田嶋/海老澤/千田 8 2 10
9 21 4 三船/和田/袖山 DNC 8 8
10 34 4 川口/浅野/岡 6 0 6
11 66 4 福田/たになか - 1 1
10 4 菊地/渡辺 DNC 0 0
29 4 谷口/谷口 DNQ 0 0
*************************************************************************
■クラスN+
Ps -No-C -Drivers ------------1 ---2 ---3 ---4 ---5 ---6 ---7 ---8--総合P
1 37 N+ 影山/井入 20 12 32
2 36 N+ 黒澤/佐々木 15 15 30
3 5 N+ 道上/服部 - 20 20
4 55 N+ 田ヶ原/片岡 12 8 20
5 54 N+ 山内/浅見 - 10 10
6 17 N+ 田中/清水/山本 - 6 6
96 N+ 藤田/山口/大村 - DNC 0
*************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合
を除き得点は与えられない
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●2003年5月11日 鈴鹿サーキット(三重県)
11日、鈴鹿サーキットで行われたスーパー耐久第2戦は、予選2位からスタートした
#1 エンドレスアドバンGT-Rが、ポルシェ勢より1回多いピットストップのため一時は
2位に後退するものの終盤74周目に#25 アドバンポルシェを逆転。トップに立つと執拗
な#25 アドバンポルシェの追撃を振り切ってそのまま83周を走り切り優勝、開幕から
2連勝を飾った。
一時、小康状態だった雨足は、FD決勝レースの終盤から本降りになり、スタート進
行を終え、スーパー耐久決勝の始まる午後2時には、コースは完全にウエット状態と
なった。
レースはローリングスタート。トップで1コーナーに飛び込んだのはポールスタート、
#25 アドバンポルシェの織戸学、2位に予選2位の#1 エンドレスアドバンGT-R。3位は
#109 ランドリーアドバンGT3。#25 アドバンポルシェは、1周目を終わって2位に6秒の
大差をつけ逃げにかかる。やはり雨でのポルシェは速い。一方、浅溝レインタイヤを
選択した#1エンドレスアドバンGT-Rは苦しい。2周目には3位に上がった#33ファルケ
ンポルシェにかわされ3位まで後退。5周を終わっての順位は、トップ#25 アドバンポ
ルシェ、2位#33 ファルケンポルシェ、3位#1 エンドレスアドバンGT-R、4位#109 ラン
ドリーアドバンGT3、5位#19 JMCダンロップGT-R、6位#99 CRTピレリポルシェ。
10周を終わって、2位に上がった#33 ファルケンポルシェをドライブする田中哲也が
トップとの差を徐々に詰め始める。その差は5秒8。その後ろ3位の#1 エンドレスアド
バンGT-Rとは20秒以上の差が開いている。4位を走っていた#109 ランドリーアドバン
GT-Rはミッションにトラブルをかかえピットイン、上位戦線から脱落した。
17周を終える頃から、雨足が弱まり、#1 エンドレスアドバンGT-Rの反撃が始まった。
トップ2台と2秒弱速いラップタイムでその差を縮め始めた。20周を終わって、トップ
#25アドバンポルシェと#33 ファルケンポルシェの差は1秒を切った。その後ろ20秒弱
まで差をつめた#1 レンドレスアドバンGT-Rが3位。4位は#19 JMCダンロップGT-R、5位
はクラス2のトップ#22 avexインプレッサ、6位は#99 CRTピレリポルシェ。
24周目、#33 ファルケンポルシェがついに1コーナー進入でアウトから#25 アドバン
ポルシェを捕らえてトップに出た。#25は2位に。 2位に落ちた#25はタイヤがきつい
のか徐々に遅れ始める。そして、27周目に入るストレートで猛追の#1 エンドレスアド
バンGT-Rがついに前に出た。そして、28周を終わって#1がピットイン。タイヤを変え
ずに給油のみでドライバーを木下みつひろから青木孝之にチェンジ。
40周を前後して、クラス1のポルシェ勢が続々とピットイン。どうやらポルシェ勢は
1ストップ作戦のようだ。37周を終わって#24 PCJ アドバンポルシェが、39周を終わ
って2位の#25 アドバンポルシェが、41周を終わってトップの#33 ファルケンポルシェ
がピットイン、給油、タイヤ交換、ドライバーチェンジをしてピットアウトした。
ここでトップに踊り出たのが#1 エンドレスアドバンGT-R。レース周回半分の43周を
終わっての順位は、トップ#1 エンドレスアドバンGT-R、1分以上の差で2位#33 ファル
ケンポルシェ、さらに30秒以上遅れて3位#25 アドバンポルシェ。4位はクラス2トップ
の#2 FUJITSUBOインプレッサ、5位は#19 JMCダンロップGT-R、6位はクラス2 2位の#22
avexインプレッサ。
雨足が再び強くなってきた。そして、ピットアウト後、2位の#33 ファルケンポルシ
ェのペースが上がらない。47周目の1コーナーで3位の#25 アドバンポルシェが#33 フ
ァルケンポルシェを捕らえて2位に、#33 ファルケンポルシェは3位に後退。
54周を終わって2位#25 アドバンポルシェとの差が1分13秒のトップ走行の#1 エンド
レスアドバンGT-Rがピットイン。給油、タイヤを深溝レインに交換、ドライバーチェ
ンジをしてピットアウト。しかし、その間2位の#25 アドバンポルシェががストレート
を通過してトップに立つ。#1 エンドレスアドバンGT-Rは2位に落ちた。
56周を終わってトップは、#25 アドバンポルシェ、2位は26秒遅れて#1 エンドレス
アドバンGT-R、3位はさらに8秒差で#33 ファルケンポルシェ、4位にはなんとクラス
N+トップの#5 5ZIGENインテグラが上がってきた。5位に#24 PCJアドバンポルシェ、6
位にクラス2トップの#22 avexインプレッサ。
ラップタイムは、トップの#25より2位の#1のほうが3秒弱速い。57周を終わってト
ップ#25 アドバンポルシェと2位#1 エンドレスアドバンGT-Rの差は23秒、60周で16秒、
64周を終わってついにその差は10秒を切った。
69周を終わっても雨足は強いまま。ひたひたとトップ#25 アドバンポルシェに迫る
#1 エンドレスアドバンGT-Rとの差はついに5秒を切り、74周目の1コーナーでついに#1
エンドレスアドバンGT-Rは#25 アドバンポルシェの背後に迫った。そしんてなんとこ
の周のシケイン進入でで#25が痛恨のブレーキングミス、ショートカットを通る間に
ついに#1 エンドレスアドバンGT-Rがトップを奪い返した。
78周目、残り5周、トップに立ち一時は2位との差を3秒以上と開いた#1 エンドレス
アドバンGT-Rのペースが上がらない。2位、#25 アドバンポルシェが1秒を切る差で背
後に迫ってきた。しかし79周目の1コーナーで、#25 アドバンポルシェは周回遅れの処
理をミス、グラベルに飛び出し追撃もここまでとなった。
レースはこのまま終了。優勝は、#1 エンドレスアドバンGT-R、2位はチェッカー1
周前にガス欠給油のためピットインしたものの順位をゆずることなかった#25 アドバ
ンポルシェが、3位は#33 ファルケンポルシェ、4位は#99 CRTピレリポルシェ、5位は
#24 PCJアドバンポルシェ、6位はクラスN+トップの#5 5ZIGENインテグラが入った。
なお、クラス2優勝は#2 FUJITSUBOインプレッサ、クラス3優勝は#83 BPアドバンNSX、
クラス4優勝は#8 ACID英進館S2000、クラスN+優勝は#5 5ZIGENインテグラとなった。
木下みつひろ(クラス1優勝ドライバー)のコメント
「序盤は浅溝のタイヤで行ったんですけれど、路面が良くならずに雨量の少ない路面
コンディションの時間が短かったんです。2ストップでしたから青木君につないで終
盤また乗ったんですが、最後はヘビーウエットで鈴鹿で初めて履くタイヤでとまどい
がありました。思ったよりは持ちこたえてくれて前(のポルシェ)に追いつけること
ができました。後半はタイヤの摩耗に対して雨量が多くコントロールが難しかったで
す。追いつくのも、タイムを出して相手にプレッシャーかけるのも有効でしたね。ヒ
ヤヒヤの2連勝でしたが、レースやってる実感はありましたね。次戦に向けてタイヤ
もセッティングもよりシビアなところを探って速くしたいですね」
■決勝 天候:雨/コース:ウェット
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/11) Weather:Rainy Course:Wet
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PosNo Cls P Driver Car/Type Lap Time/Bihind
--------------------------------------------------------------------
1 1 1 1 木下 みつひろ エンドレス アドバ 82 3:32'15.542
青木 孝行 BNR34
2 25 1 2 織戸 学 ADVAN PORSCHE 82 -43.753
羽根 幸浩 996
3 33 1 3 竹内 浩典 FALKEN☆PORCSHE 81 -1 Lap
田中 哲也 996
4 99 1 4 砂子 塾長 CRT-PIRELLIポルシ 81 -1 Lap
壷林 貴也 996
5 24 1 5 井上 貴志 PCJ ADVAN PORSCHE 81 -1 Lap
堤 明彦 996
6 5 N+ 1 道上 龍 5ZIGEN INTEGRA 81 -1 Lap
服部 尚貴 DC5
7 2 2 1 吉田 寿博 FUJITSUBOインプレ 80 -2 Laps
清水 和夫 GH-GDB
8 22 2 2 村山 智之 avex・Impreza 80 -2 Laps
松田 晃司 GH-GDB
9 19 1 6 輿水 敏明 JMCダンロップGT-R 80 -2 Laps
阪口 良平 BNR34
10 36 N+ 2 黒澤 琢弥 MAZIORA Kosei SXE 79 -3 Laps
佐々木 孝太 SXE10
11 56 2 3 松本 達哉 NUTEC ランサー エ 79 -3 Laps
日部 利晃 CT9A
12 83 3 1 古橋 譲 BP ADVAN NSX 79 -3 Laps
玉木 秀幸 NA2
小林 正吾
13 57 2 4 大橋 正澄 グラムライツ ラン 79 -3 Laps
松浦 俊之 CT9A
松井 猛敏
14 3 2 5 村田 信博 エンドレスアドバン 79 -3 Laps
サトウ カイチ CT9A
15 27 3 2 古谷 直広 FINA BMW M3 79 -3 Laps
長島 正興 E36
16 37 N+ 3 影山 正彦 SPIRIT Kosei SXE 78 -4 Laps
井入 宏之 SXE10
17 13 2 6 原田 一政 KSAUTO-LANCER 78 -4 Laps
脇田 一輝 CP9A
山本 和正
18 54 N+ 4 山内 伸弥 ADVANアンクルイン 78 -4 Laps
浅見 武 DC5
19 39 3 3 八木 宏之 DELPHI ADVAN NSX 78 -4 Laps
植田 正幸 NA2
20 55 N+ 5 田ヶ原 章蔵 ARTA FOS アルテッ 78 -4 Laps
片岡 龍也 SXE10
21 20 2 7 橋澤 宏 RSオガワADVANラン 77 -5 Laps
小林 且雄 CT9A
伊藤 勝一
22 8 4 1 筒井 克彦 ACID英進館YH S2000 77 -5 Laps
谷川 達也 AP1
23*69 4 2 梅本 淳一 J'S RACING S2000 Y 77 -5 Laps
長野 賢也 AP1
24 14 3 4 今村 大輔 REDLINEダイトウRX- 77 -5 Laps
山崎 学 FD3S
小松 一臣
25*82 4 3 西村 元希 KTパサージュベルノ 77 -5 Laps
高橋 しげる DC5
津川 偉章
26 73 4 4 山本 すばる ロイヤルハウスA-ON 76 -6 Laps
高良 匡紀 DC5
27 70 2 8 三上 和美 リニューカーTCPRO 76 -6 Laps
藤沢 哲也 CP9A
福田川 優
28 77 3 5 吉岡 一博 TRUST ADVAN RX7 76 -6 Laps
池田 克久 FD3S
29 21 4 5 三船 剛 クムホ・エクスタ・ 75 -7 Laps
和田 久 AP1
袖山 誠一
30 6 2 9 冨桝 朋広 ファルケン☆ランサ 75 -7 Laps
関 豊 CT9A
31 18 4 6 浅野 武夫 FK/マッシモADVAN D 74 -8 Laps
笠原 智行 DC5
32 58 4 7 佐藤 衛 モンド スピードDL 74 -8 Laps
富沢 勝 AP1
斎藤 多聞
33 23 3 6 尾本 直史 C-WEST アドバン Z3 73 -9 Laps
星野 一樹 UA-Z33
34*60 4 8 小幡 弘 RCB・DL・インテグ 73 -9 Laps
成澤 隆二 DC5
枡田 雄幸
35 98 4 9 田嶋 栄一 Mooncraft S2000 73 -9 Laps
海老澤 紳一 AP1
千田 隆平
36 66 4 10 福田 よしのぶ EXEDY シグナルオー 72 -10 Laps
たになか むねあき DC5
37 10 4 11 菊地 靖 RED LINEベルノ東海 69 -13 Laps
渡辺 明 DC5
38*12 2 10 田中 壮一郎 クイーンスクエア. 69 -13 Laps
筒井 紀美子 CT9A
寺下 昌宏
39*28 3 7 大城 一 PIRELLI花博I&Plus 68 -14 Laps
前嶋 秀司 NA2
川越 賢二
40 29 4 12 谷口 美穂 オベロン読売江東理 67 -15 Laps
谷口 いずみ DC5
41 17 N+ 6 田中 篤 キーパー★ingsカワ 63 -19 Laps
テツ・清水 DC5
山本 信
42 34 4 13 川口 正敬 タイヤガーデンBP-D 59 -23 Laps
岡 滋人 DC5
浅野 哲夫
------ < 以上 認定順位 > -----
- 96 N+ 7 藤田 孝博 ネッツ大分アドバン 71 -11 Laps
山口 明 SXE10
大村 亜津子
- *11 2 11 中谷 明彦 ジアラランサー 44 -38 Laps
木下 隆之 CT9A
- 15 3 8 長島 正明 ORCアドバンRX-7 15 -67 Laps
山田 英二 FD3S
入口 秀輝
- *10 1 7 飯田 章 ランドリーOGBアド 9 -73 Laps
西澤 和之 996
落合 俊之
--------------------------------------------------------------------
* Fastest Lap: No.1 エンドレスアドバンGT-R 2'27.470 18/82 141.76km/h
* 規定周回数 C1: 57Laps / C2: 56Laps / C3: 55Laps / C4: 53Laps / N+: 56Laps
* ペナルティ No.11 スーパー耐久シリーズ規則第10条(10)違反(反則スタート)に
より、ペナルティストップ10秒を課した。
* ペナルティ No.109 スーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反(ピット作業違反)
により、ペナルティストップ10秒を課した。(リタイアのため未消化)
* ペナルティ No.12 スーパー耐久シリーズ規則第11条(12)違反(給油中のエンジン
未停止)により、ペナルティストップ10秒を課した。
* ペナルティ No.82 スーパー耐久シリーズ規則第11条(12)違反(給油中のエンジン
始動)により、ペナルティストップ10秒を課した。
* ペナルティ No.280 スーパー耐久シリーズ規則第11条(11)違反(給油中のジャッ
キ作動)によりペナルティストップ10秒を課した。
* ペナルティ No.60 スーパー耐久鈴鹿300マイル特別規則書第46条~2)違反(ピッ
トレーン通過速度)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
* ペナルティ No.69 スーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反(ピット作業違反)
により、ペナルティストップ10秒を課した。
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優勝したエンドレスアドバンGT-Rとそのクルー、木下みつひろと青木孝之 (Photo: K.Takeshita)
11日、鈴鹿サーキットで行われたスーパー耐久第2戦は、予選2位からスタートした#1 エンドレスアドバンGT-Rが、ポルシェ勢より1回多いピットストップのため一時は2位に後退するものの終盤74周目に#25 アドバンポルシェを逆転。トップに立つと執拗な#25 アドバンポルシェの追撃を振り切ってそのまま82周を走り切り優勝、開幕から2連勝を飾った。
(観衆12,500人、気温17度、路面温度18度)
一時、小康状態だった雨足は、FD決勝レースの終盤から本降りとなり、スタート進行を終え、スーパー耐久決勝の始まる午後2時には、コースは完全にウエット状態となった。
レースはローリングスタート。トップで1コーナーに飛び込んだのはポールスタート、#25 アドバンポルシェの織戸学、2位に予選2位の#1 エンドレスアドバンGT-R。3位は#109 ランドリーアドバンGT3。#25 アドバンポルシェは、1周目を終わって2位に6秒の大差をつけ逃げにかかる。やはり雨でのポルシェは速い。一方、浅溝レインタイヤを選択した#1エンドレスアドバンGT-Rは苦しい。2周目には3位に上がった#33ファルケンポルシェにかわされ3位まで後退。5周を終わっての順位は、トップ#25 アドバンポルシェ、2位#33 ファルケンポルシェ、3位#1 エンドレスアドバンGT-R、4位#109 ランドリーアドバンGT3、5位#19 JMCダンロップGT-R、6位#99 CRTピレリポルシェ。
10周を終わって、2位に上がった#33 ファルケンポルシェをドライブする田中哲也がトップとの差を徐々に詰め始める。その差は5秒8。その後ろ3位の#1 エンドレスアドバンGT-Rとは20秒以上の差が開いている。4位を走っていた#109 ランドリーアドバンGT-Rはミッションにトラブルをかかえピットイン、上位戦線から脱落した。
17周を終える頃から、雨足が弱まり、#1 エンドレスアドバンGT-Rの反撃が始まった。トップ2台と2秒弱速いラップタイムでその差を縮め始めた。20周を終わって、トップ#25 アドバンポルシェと#33 ファルケンポルシェの差は1秒を切った。その後ろ20秒弱まで差をつめた#1 エンドレスアドバンGT-Rが3位。4位は#19 JMCダンロップGT-R、5位はクラス2のトップ#22 avexインプレッサ、6位は#99 CRTピレリポルシェ。
24周目、#33 ファルケンポルシェがついに1コーナー進入でアウトから#25 アドバンポルシェを捕らえてトップに出た。#25 アドバンポルシェは2位に。2位に落ちた#25はタイヤがきついのか徐々に遅れ始める。そして、27周目に入るストレートで猛追の#1 エンドレスアドバンGT-Rがついに前に出た。そして、28周を終わって#1 エンドレスアドバンGT-Rがピットイン。タイヤを替えずに給油のみでドライバーを木下みつひろから青木孝之にチェンジ。
40周を前後して、クラス1のポルシェ勢が続々とピットイン。どうやらポルシェ勢は1ストップ作戦のようだ。37周を終わって#24 PCJ アドバンポルシェが、39周を終わって2位の#25 アドバンポルシェが、41周を終わってトップの#33 ファルケンポルシェがピットイン、給油、タイヤ交換、ドライバーチェンジをしてピットアウトした。
ここでトップに踊り出たのが#1 エンドレスアドバンGT-R。43周を終わっての順位は、トップ#1 エンドレスアドバンGT-R、1分以上の差で2位#33 ファルケンポルシェ、さらに30秒以上遅れて3位#25 アドバンポルシェ。4位はクラス2トップの#2 FUJITSUBOインプレッサ、5位は#19 JMCダンロップGT-R、6位はクラス2 2位の#22 avexインプレッサ。
雨足が再び強くなってきた。そして、ピットアウト後、2位の#33 ファルケンポルシェのペースが上がらない。47周目の1コーナーで3位の#25 アドバンポルシェが#33 ファルケンポルシェを捕らえて2位に、#33 ファルケンポルシェは3位に後退。
54周を終わって2位#25 アドバンポルシェとの差が1分13秒のトップ走行の#1 エンドレスアドバンGT-Rがピットイン。給油、タイヤを深溝レインに交換、ドライバーチェンジをしてピットアウト。しかし、その間2位の#25 アドバンポルシェががストレートを通過してトップに立つ。#1 エンドレスアドバンGT-Rは2位に落ちた。
56周を終わってトップは、#25 アドバンポルシェ、2位は26秒遅れて#1 エンドレスアドバンGT-R、3位はさらに8秒差で#33 ファルケンポルシェ、4位にはなんとクラスN+トップの#5 5ZIGENインテグラが上がってきた。5位に#24 PCJアドバンポルシェ、6位にクラス2トップの#22 avexインプレッサ。
ラップタイムは、トップの#25 アドバンポルシェより2位の#1 エンドレスアドバンGT-Rのほうが3秒弱速い。57周を終わってトップ#25 アドバンポルシェと2位#1 エンドレスアドバンGT-Rの差は23秒、60周で16秒、64周を終わってついにその差は10秒を切った。
69周を終わっても雨足は強いまま。ひたひたとトップ#25 アドバンポルシェに迫る#1 エンドレスアドバンGT-Rとの差はついに5秒を切り、74周目の1コーナーでついに#1 エンドレスアドバンGT-Rは#25 アドバンポルシェの背後に迫った。そしんてなんとこの周のシケイン進入でで#25が痛恨のブレーキングミス、ショートカットを通る間についに#1 エンドレスアドバンGT-Rがトップを奪い返した。
78周目、残り5周、トップに立ち一時は2位との差を3秒以上と開いた#1 エンドレスアドバンGT-Rのペースが上がらない。2位、#25 アドバンポルシェが1秒を切る差で背後に迫ってきた。しかし79周目の1コーナーで、#25 アドバンポルシェは周回遅れの処理をミス、グラベルに飛び出し追撃もここまでとなった。
レースはこのまま終了。優勝は、#1 エンドレスアドバンGT-R、2位はチェッカー1周前にガス欠給油のためピットインしたものの順位をゆずることなかった#25 アドバンポルシェが、3位は#33 ファルケンポルシェ、4位は#99 CRTピレリポルシェ、5位は#24 PCJアドバンポルシェ、6位はクラスN+トップの#5 5ZIGENインテグラが入った。
なお、クラス2優勝は#2 FUJITSUBOインプレッサ、クラス3優勝は#83 BPアドバンNSX、クラス4優勝は#8 ACID英進館S2000、クラスN+優勝は#5 5ZIGENインテグラとなった。
木下みつひろ(クラス1優勝エンドレスアドバンGT-R ドライバー)のコメント
「序盤は浅溝のタイヤで行ったんですけれど、路面が良くならずに雨量の少ない路面コンディションの時間が短かったんです。2ストップでしたから青木君につないで終盤また乗ったんですが、最後はヘビーウエットで鈴鹿で初めて履くタイヤでとまどいがありました。思ったよりは持ちこたえてくれて前(のポルシェ)に追いつけることができました。後半はタイヤの摩耗に対して雨量が多くコントロールが難しかったです。追いつくのも、タイムを出して相手にプレッシャーかけるのも有効でしたね。ヒヤヒヤの2連勝でしたが、レースやってる実感はありましたね。次戦に向けてタイヤもセッティングもよりシビアなところを探って速くしたいですね」
2003年5月11日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:雨/コース:ウェット
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/11) Weather:Rainy Course:Wet
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
|
Pos | No | Cls | P | Driver | Car/Type | Lap | Time/Bihind |
1 | 1 | 1 | 1 | 木下 みつひろ 青木 孝行
| エンドレス アドバン GT-R BNR34 | 82 | 3:32'15.542 |
2 | 25 | 1 | 2 | 織戸 学 羽根 幸浩
| ADVAN PORSCHE 996 | 82 | -43.753 |
3 | 33 | 1 | 3 | 竹内 浩典 田中 哲也
| FALKEN☆PORCSHE 996 | 81 | -1 Lap |
4 | 99 | 1 | 4 | 砂子 塾長 壷林 貴也
| CRT-PIRELLIポルシェ 996 | 81 | -1 Lap |
5 | 24 | 1 | 5 | 井上 貴志 堤 明彦
| PCJ ADVAN PORSCHE 996 | 81 | -1 Lap |
6 | 5 | N+ | 1 | 道上 龍 服部 尚貴
| 5ZIGEN INTEGRA DC5 | 81 | -1 Lap |
7 | 2 | 2 | 1 | 吉田 寿博 清水 和夫
| FUJITSUBOインプレッサ GH-GDB | 80 | -2 Laps |
8 | 22 | 2 | 2 | 村山 智之 松田 晃司
| avex・Impreza GH-GDB | 80 | -2 Laps |
9 | 19 | 1 | 6 | 輿水 敏明 阪口 良平
| JMCダンロップGT-R・ED BNR34 | 80 | -2 Laps |
10 | 36 | N+ | 2 | 黒澤 琢弥 佐々木 孝太
| MAZIORA Kosei SXE SXE10 | 79 | -3 Laps |
11 | 56 | 2 | 3 | 松本 達哉 日部 利晃
| NUTEC ランサー エボⅧ CT9A | 79 | -3 Laps |
12 | 83 | 3 | 1 | 古橋 譲 玉木 秀幸 小林 正吾
| BP ADVAN NSX NA2 | 79 | -3 Laps |
13 | 57 | 2 | 4 | 大橋 正澄 松浦 俊之 松井 猛敏
| グラムライツ ランサーエボⅧ CT9A | 79 | -3 Laps |
14 | 3 | 2 | 5 | 村田 信博 サトウ カイチ
| エンドレスアドバン座間エボ CT9A | 79 | -3 Laps |
15 | 27 | 3 | 2 | 古谷 直広 長島 正興
| FINA BMW M3 E36 | 79 | -3 Laps |
16 | 37 | N+ | 3 | 影山 正彦 井入 宏之
| SPIRIT Kosei SXE SXE10 | 78 | -4 Laps |
17 | 13 | 2 | 6 | 原田 一政 脇田 一輝 山本 和正
| KSAUTO-LANCER CP9A | 78 | -4 Laps |
18 | 54 | N+ | 4 | 山内 伸弥 浅見 武
| ADVANアンクルインテグラ DC5 | 78 | -4 Laps |
19 | 39 | 3 | 3 | 八木 宏之 植田 正幸
| DELPHI ADVAN NSX NA2 | 78 | -4 Laps |
20 | 55 | N+ | 5 | 田ヶ原 章蔵 片岡 龍也
| ARTA FOS アルテッツア SXE10 | 78 | -4 Laps |
21 | 20 | 2 | 7 | 橋澤 宏 小林 且雄 伊藤 勝一
| RSオガワADVANランサー CT9A | 77 | -5 Laps |
22 | 8 | 4 | 1 | 筒井 克彦 谷川 達也
| ACID英進館YH S2000 AP1 | 77 | -5 Laps |
23 | *69 | 4 | 2 | 梅本 淳一 長野 賢也
| J'S RACING S2000 YH AP1 | 77 | -5 Laps |
24 | 14 | 3 | 4 | 今村 大輔 山崎 学 小松 一臣
| REDLINEダイトウRX-7 FD3S | 77 | -5 Laps |
25 | *82 | 4 | 3 | 西村 元希 高橋 しげる 津川 偉章
| KTパサージュベルノ宮城FK DC5 | 77 | -5 Laps |
26 | 73 | 4 | 4 | 山本 すばる 高良 匡紀
| ロイヤルハウスA-ONE無限μ DC5 | 76 | -6 Laps |
27 | 70 | 2 | 8 | 三上 和美 藤沢 哲也 福田川 優
| リニューカーTCPROアドバン CP9A | 76 | -6 Laps |
28 | 77 | 3 | 5 | 吉岡 一博 池田 克久
| TRUST ADVAN RX7 FD3S | 76 | -6 Laps |
29 | 21 | 4 | 5 | 三船 剛 和田 久 袖山 誠一
| クムホ・エクスタ・S2000 AP1 | 75 | -7 Laps |
30 | 6 | 2 | 9 | 冨桝 朋広 関 豊
| ファルケン☆ランサーEVOⅧ CT9A | 75 | -7 Laps |
31 | 18 | 4 | 6 | 浅野 武夫 笠原 智行
| FK/マッシモADVAN DC5 DC5 | 74 | -8 Laps |
32 | 58 | 4 | 7 | 佐藤 衛 富沢 勝 斎藤 多聞
| モンド スピードDL 2000 AP1 | 74 | -8 Laps |
33 | 23 | 3 | 6 | 尾本 直史 星野 一樹
| C-WEST アドバン Z33 UA-Z33 | 73 | -9 Laps |
34 | *60 | 4 | 8 | 小幡 弘 成澤 隆二 枡田 雄幸
| RCB・DL・インテグラ DC5 | 73 | -9 Laps |
35 | 98 | 4 | 9 | 田嶋 栄一 海老澤 紳一 千田 隆平
| Mooncraft S2000 AP1 | 73 | -9 Laps |
36 | 66 | 4 | 10 | 福田 よしのぶ たになか むねあき
| EXEDY シグナルオート DC5 DC5 | 72 | -10 Laps |
37 | 10 | 4 | 11 | 菊地 靖 渡辺 明
| RED LINEベルノ東海DL DC5 | 69 | -13 Laps |
38 | *12 | 2 | 10 | 田中 壮一郎 筒井 紀美子 寺下 昌宏
| クイーンスクエア.ネットエボⅧ CT9A | 69 | -13 Laps |
39 | *280 | 3 | 7 | 大城 一 前嶋 秀司 川越 賢二
| PIRELLI花博I&Plus NA2 | 68 | -14 Laps |
40 | 29 | 4 | 12 | 谷口 美穂 谷口 いずみ
| オベロン読売江東理工専DC5 DC5 | 67 | -15 Laps |
41 | 17 | N+ | 6 | 田中 篤 テツ・清水 山本 信
| キーパー★ingsカワサキDL DC5 | 63 | -19 Laps |
42 | 34 | 4 | 13 | 川口 正敬 岡 滋人 浅野 哲夫
| タイヤガーデンBP-DC5 DC5 | 59 | -23 Laps |
------- < 以上 認定順位 > -------- |
- | 96 | N+ | 7 | 藤田 孝博 山口 明 大村 亜津子
| ネッツ大分アドバンアルテッツア SXE10 | 71 | -11 Laps |
- | *11 | 2 | 11 | 中谷 明彦 木下 隆之
| ジアラランサー CT9A | 44 | -38 Laps |
- | 15 | 3 | 8 | 長島 正明 山田 英二 入口 秀輝
| ORCアドバンRX-7 FD3S | 15 | -67 Laps |
- | *109 | 1 | 7 | 飯田 章 西澤 和之 落合 俊之
| ランドリーOGBアドバンGT3 996 | 9 | -73 Laps |
- Fastest Lap: No.1 エンドレスアドバンGT-R 2'27.470 18/82 141.76km/h
- 規定周回数 C1: 57Laps / C2: 56Laps / C3: 55Laps / C4: 53Laps / N+: 56Laps
- ペナルティ No.11 スーパー耐久シリーズ規則第10条(10)違反(反則スタート)により、ペナルティストップ10秒を課した。
- ペナルティ No.109 スーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反(ピット作業違反)により、ペナルティストップ10秒を課した。(リタイアのため未消化)
- ペナルティ No.12 スーパー耐久シリーズ規則第11条(12)違反(給油中のエンジン未停止)により、ペナルティストップ10秒を課した。
- ペナルティ No.82 スーパー耐久シリーズ規則第11条(12)違反(給油中のエンジン始動)により、ペナルティストップ10秒を課した。
- ペナルティ No.280 スーパー耐久シリーズ規則第11条(11)違反(給油中のジャッキ作動)によりペナルティストップ10秒を課した。
- ペナルティ No.60 スーパー耐久鈴鹿300マイル特別規則書第46条~2)違反(ピットレーン通過速度)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- ペナルティ No.69 スーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反(ピット作業違反)により、ペナルティストップ10秒を課した。
ウエットのフリー走行を制した、FALKEN☆PORCSHE (Photo: K.Takeshita)
雨のフリー走行を制したのは、ファルケンポルシェ。2位にエンドレスアドバンGT-Rがつける。
11日、鈴鹿は朝から小雨模様。路面はまだ湿っている程度だったが、フリー走行が始まる直前に降り出した大粒の雨によりコースは一気にウエットに。スリックタイヤでピットロード出口に並んでいたマシンはピットに押し戻されてレインタイヤに履き替えるという混乱のなか、午前9時20分フリー走行が始まった。
フリー走行序盤は、2分37秒台でアドバンポルシェがトップタイム。フリー走行中盤から小雨になると各車徐々にタイムアップ。結局、終盤に2分28秒959を叩き出したファルケンポルシェがトップに踊り出た。エンドレスアドバンGT-Rは2位に入った。
決勝は、午後2時より82周にわたって行われる。
2003年5月11日 鈴鹿サーキット(三重県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/11) Free-Practice Weather:Rainy Course:Wet
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
|
P | No | Cls | P | Driver | Car/Type | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 33 | 1 | 1 | 竹内 浩典 田中 哲也
| FALKEN☆PORCSHE 996 | 2'28.950 | - | - | 140.35 |
2 | 1 | 1 | 2 | 木下 みつひろ 青木 孝行
| エンドレス アドバン GT-R BNR34 | 2'29.373 | 0.423 | 0.423 | 139.95 |
3 | 25 | 1 | 3 | 織戸 学 羽根 幸浩
| ADVAN PORSCHE 996 | 2'30.774 | 1.824 | 1.401 | 138.65 |
4 | 3 | 2 | 1 | 村田 信博 サトウ カイチ
| エンドレスアドバン座間エボ CT9A | 2'30.899 | 1.949 | 0.125 | 138.54 |
5 | 19 | 1 | 4 | 輿水 敏明 阪口 良平
| JMCダンロップGT-R・ED BNR34 | 2'30.948 | 1.998 | 0.049 | 138.49 |
6 | 109 | 1 | 5 | 飯田 章 西澤 和之 落合 俊之
| ランドリーOGBアドバンGT3 996 | 2'30.950 | 2.000 | 0.002 | 138.49 |
7 | 99 | 1 | 6 | 砂子 塾長 壷林 貴也
| CRT-PIRELLIポルシェ 996 | 2'32.117 | 3.167 | 1.167 | 137.43 |
8 | 5 | N+ | 1 | 道上 龍 服部 尚貴
| 5ZIGEN INTEGRA DC5 | 2'33.111 | 4.161 | 0.994 | 136.54 |
9 | 2 | 2 | 2 | 吉田 寿博 清水 和夫
| FUJITSUBOインプレッサ GH-GDB | 2'33.119 | 4.169 | 0.008 | 136.53 |
10 | 36 | N+ | 2 | 黒澤 琢弥 佐々木 孝太
| MAZIORA Kosei SXE SXE10 | 2'33.641 | 4.691 | 0.522 | 136.07 |
11 | 22 | 2 | 3 | 村山 智之 松田 晃司
| avex・Impreza GH-GDB | 2'33.803 | 4.853 | 0.162 | 135.92 |
12 | 11 | 2 | 4 | 中谷 明彦 木下 隆之
| ジアラランサー CT9A | 2'34.007 | 5.057 | 0.204 | 135.74 |
13 | 20 | 2 | 5 | 橋澤 宏 小林 且雄 伊藤 勝一
| RSオガワADVANランサー CT9A | 2'34.149 | 5.199 | 0.142 | 135.62 |
14 | 37 | N+ | 3 | 影山 正彦 井入 宏之
| SPIRIT Kosei SXE SXE10 | 2'35.563 | 6.613 | 1.414 | 134.38 |
15 | 77 | 3 | 1 | 吉岡 一博 池田 克久
| TRUST ADVAN RX7 FD3S | 2'35.917 | 6.967 | 0.354 | 134.08 |
16 | 55 | N+ | 4 | 田ヶ原 章蔵 片岡 龍也
| ARTA FOS アルテッツア SXE10 | 2'36.675 | 7.725 | 0.758 | 133.43 |
17 | 56 | 2 | 6 | 松本 達哉 日部 利晃
| NUTEC ランサー エボⅧ CT9A | 2'36.709 | 7.759 | 0.034 | 133.40 |
18 | 83 | 3 | 2 | 古橋 譲 玉木 秀幸 小林 正吾
| BP ADVAN NSX NA2 | 2'37.059 | 8.109 | 0.350 | 133.10 |
19 | 24 | 1 | 7 | 井上 貴志 堤 明彦
| PCJ ADVAN PORSCHE 996 | 2'37.391 | 8.441 | 0.332 | 132.82 |
20 | 6 | 2 | 7 | 冨桝 朋広 関 豊
| ファルケン☆ランサーEVOⅧ CT9A | 2'37.807 | 8.857 | 0.416 | 132.47 |
21 | 70 | 2 | 8 | 三上 和美 藤沢 哲也 福田川 優
| リニューカーTCPROアドバン CP9A | 2'38.033 | 9.083 | 0.226 | 132.28 |
22 | 54 | N+ | 5 | 山内 伸弥 浅見 武
| ADVANアンクルインテグラ DC5 | 2'38.656 | 9.706 | 0.623 | 131.76 |
23 | 8 | 4 | 1 | 筒井 克彦 谷川 達也
| ACID英進館YH S2000 AP1 | 2'38.786 | 9.836 | 0.130 | 131.66 |
24 | 14 | 3 | 3 | 今村 大輔 山崎 学 小松 一臣
| REDLINEダイトウRX-7 FD3S | 2'38.849 | 9.899 | 0.063 | 131.60 |
25 | 39 | 3 | 4 | 八木 宏之 植田 正幸
| DELPHI ADVAN NSX NA2 | 2'39.447 | 10.497 | 0.598 | 131.11 |
26 | 15 | 3 | 5 | 長島 正明 山田 英二 入口 秀輝
| ORCアドバンRX-7 FD3S | 2'40.832 | 11.882 | 1.385 | 129.98 |
27 | 13 | 2 | 9 | 原田 一政 脇田 一輝 山本 和正
| KSAUTO-LANCER CP9A | 2'40.916 | 11.966 | 0.084 | 129.91 |
28 | 69 | 4 | 2 | 梅本 淳一 長野 賢也
| J'S RACING S2000 YH AP1 | 2'42.459 | 13.509 | 1.543 | 128.68 |
29 | 57 | 2 | 10 | 大橋 正澄 松浦 俊之 松井 猛敏
| グラムライツ ランサーエボⅧ CT9A | 2'42.575 | 13.625 | 0.116 | 128.59 |
30 | 96 | N+ | 6 | 藤田 孝博 山口 明 大村 亜津子
| ネッツ大分アドバンアルテッツア SXE10 | 2'43.106 | 14.156 | 0.531 | 128.17 |
31 | 73 | 4 | 3 | 山本 すばる 高良 匡紀
| ロイヤルハウスA-ONE無限μ DC5 | 2'43.379 | 14.429 | 0.273 | 127.96 |
32 | 27 | 3 | 6 | 古谷 直広 長島 正興
| FINA BMW M3 E36 | 2'43.452 | 14.502 | 0.073 | 127.90 |
33 | 82 | 4 | 4 | 西村 元希 高橋 しげる 津川 偉章
| KTパサージュベルノ宮城FK DC5 | 2'43.672 | 14.722 | 0.220 | 127.73 |
34 | 23 | 3 | 7 | 尾本 直史 星野 一樹
| C-WEST アドバン Z33 UA-Z33 | 2'44.970 | 16.020 | 1.298 | 126.72 |
35 | 98 | 4 | 5 | 田嶋 栄一 海老澤 紳一 千田 隆平
| Mooncraft S2000 AP1 | 2'45.192 | 16.242 | 0.222 | 126.55 |
36 | 58 | 4 | 6 | 佐藤 衛 富沢 勝 斎藤 多聞
| モンド スピードDL 2000 AP1 | 2'45.474 | 16.524 | 0.282 | 126.34 |
37 | 21 | 4 | 7 | 三船 剛 和田 久 袖山 誠一
| クムホ・エクスタ・S2000 AP1 | 2'46.307 | 17.357 | 0.833 | 125.70 |
38 | 18 | 4 | 8 | 浅野 武夫 笠原 智行
| FK/マッシモADVAN DC5 DC5 | 2'47.049 | 18.099 | 0.742 | 125.14 |
39 | 280 | 3 | 8 | 大城 一 前嶋 秀司 川越 賢二
| PIRELLI花博I&Plus NA2 | 2'47.217 | 18.267 | 0.168 | 125.02 |
40 | 29 | 4 | 9 | 谷口 美穂 谷口 いずみ
| オベロン読売江東理工専DC5 DC5 | 2'51.233 | 22.283 | 4.016 | 122.09 |
41 | 60 | 4 | 10 | 小幡 弘 成澤 隆二 枡田 雄幸
| RCB・DL・インテグラ DC5 | 2'51.382 | 22.432 | 0.149 | 121.98 |
42 | 34 | 4 | 11 | 川口 正敬 岡 滋人 浅野 哲夫
| タイヤガーデンBP-DC5 DC5 | 2'53.657 | 24.707 | 2.275 | 120.38 |
43 | 10 | 4 | 12 | 菊地 靖 渡辺 明
| RED LINEベルノ東海DL DC5 | 3'06.957 | 38.007 | 13.300 | 111.82 |
44 | 66 | 4 | 13 | 福田 よしのぶ たになか むねあき
| EXEDY シグナルオート DC5 DC5 | 7'53.286 | 5'24.336 | 4'46.329 | 44.17 |
45 | 17 | N+ | 7 | 田中 篤 テツ・清水 山本 信
| キーパー★ingsカワサキDL DC5 | no time | - | - | - |
46 | 12 | 2 | 11 | 田中 壮一郎 筒井 紀美子 寺下 昌宏
| クイーンスクエア.ネットエボⅧ CT9A | no time | - | - | - |
●スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル
2003年5月11日 鈴鹿サーキット(三重県)
雨のフリー走行を制したのは、ファルケンポルシェ。2位にエンドレスアドバンGT-R
がつける。
11日、鈴鹿は朝から小雨模様。路面はまだ湿っている程度だったが、フリー走行が
始まる直前に降り出した大粒の雨によりコースは一気にウエットに。スリックタイヤ
でピットロード出口に並んでいたマシンはピットに押し戻されてレインタイヤに履き
替えるという混乱のなか、午前9時20分フリー走行が始まった。
フリー走行序盤は、2分37秒台でアドバンポルシェがトップタイム。フリー走行中盤
から小雨になると各車徐々にタイムアップ。結局、終盤に2分28秒959を叩き出したフ
ァルケンポルシェがトップに踊り出た。エンドレスアドバンGT-Rは2位に入った。
決勝は、午後2時より82周にわたって行われる。
■フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/11) Free-Practice Weather:Rainy Course:Wet
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
P No Cls P Driver Car/Type Time km/h/Delay
------------------------------------------------------------------------------
1 33 1 1 竹内 浩典 FALKEN☆PORCSHE 2'28.950 140.35km/h
田中 哲也 996
2 1 1 2 木下 みつひろ エンドレス アドバン GT-R 2'29.373 0.423
青木 孝行 BNR34
3 25 1 3 織戸 学 ADVAN PORSCHE 2'30.774 1.824
羽根 幸浩 996
4 3 2 1 村田 信博 エンドレスアドバン座間エボ 2'30.899 1.949
サトウ カイチ CT9A
5 19 1 4 輿水 敏明 JMCダンロップGT-R・ED 2'30.948 1.998
阪口 良平 BNR34
6 109 1 5 飯田 章 ランドリーOGBアドバンGT3 2'30.950 2.000
西澤 和之 996
落合 俊之
7 99 1 6 砂子 塾長 CRT-PIRELLIポルシェ 2'32.117 3.167
壷林 貴也 996
8 5 N+ 1 道上 龍 5ZIGEN INTEGRA 2'33.111 4.161
服部 尚貴 DC5
9 2 2 2 吉田 寿博 FUJITSUBOインプレッサ 2'33.119 4.169
清水 和夫 GH-GDB
10 36 N+ 2 黒澤 琢弥 MAZIORA Kosei SXE 2'33.641 4.691
佐々木 孝太 SXE10
11 22 2 3 村山 智之 avex・Impreza 2'33.803 4.853
松田 晃司 GH-GDB
12 11 2 4 中谷 明彦 ジアラランサー 2'34.007 5.057
木下 隆之 CT9A
13 20 2 5 橋澤 宏 RSオガワADVANランサー 2'34.149 5.199
小林 且雄 CT9A
伊藤 勝一
14 37 N+ 3 影山 正彦 SPIRIT Kosei SXE 2'35.563 6.613
井入 宏之 SXE10
15 77 3 1 吉岡 一博 TRUST ADVAN RX7 2'35.917 6.967
池田 克久 FD3S
16 55 N+ 4 田ヶ原 章蔵 ARTA FOS アルテッツア 2'36.675 7.725
片岡 龍也 SXE10
17 56 2 6 松本 達哉 NUTEC ランサー エボⅧ 2'36.709 7.759
日部 利晃 CT9A
18 83 3 2 古橋 譲 BP ADVAN NSX 2'37.059 8.109
玉木 秀幸 NA2
小林 正吾
19 24 1 7 井上 貴志 PCJ ADVAN PORSCHE 2'37.391 8.441
堤 明彦 996
20 6 2 7 冨桝 朋広 ファルケン☆ランサーEVOⅧ 2'37.807 8.857
関 豊 CT9A
21 70 2 8 三上 和美 リニューカーTCPROアドバン 2'38.033 9.083
藤沢 哲也 CP9A
福田川 優
22 54 N+ 5 山内 伸弥 ADVANアンクルインテグラ 2'38.656 9.706
浅見 武 DC5
23 8 4 1 筒井 克彦 ACID英進館YH S2000 2'38.786 9.836
谷川 達也 AP1
24 14 3 3 今村 大輔 REDLINEダイトウRX-7 2'38.849 9.899
山崎 学 FD3S
小松 一臣
25 39 3 4 八木 宏之 DELPHI ADVAN NSX 2'39.447 10.497
植田 正幸 NA2
26 15 3 5 長島 正明 ORCアドバンRX-7 2'40.832 11.882
山田 英二 FD3S
入口 秀輝
27 13 2 9 原田 一政 KSAUTO-LANCER 2'40.916 11.966
脇田 一輝 CP9A
山本 和正
28 69 4 2 梅本 淳一 J'S RACING S2000 YH 2'42.459 13.509
長野 賢也 AP1
29 57 2 10 大橋 正澄 グラムライツ ランサーエボⅧ2'42.575 13.625
松浦 俊之 CT9A
松井 猛敏
30 96 N+ 6 藤田 孝博 ネッツ大分アドバンアルテッ 2'43.106 14.156
山口 明 SXE10
大村 亜津子
31 73 4 3 山本 すばる ロイヤルハウスA-ONE無限μ 2'43.379 14.429
高良 匡紀 DC5
32 27 3 6 古谷 直広 FINA BMW M3 2'43.452 14.502
長島 正興 E36
33 82 4 4 西村 元希 KTパサージュベルノ宮城FK 2'43.672 14.722
高橋 しげる DC5
津川 偉章
34 23 3 7 尾本 直史 C-WEST アドバン Z33 2'44.970 16.02
星野 一樹 UA-Z33
35 98 4 5 田嶋 栄一 Mooncraft S2000 2'45.192 16.242
海老澤 紳一 AP1
千田 隆平
36 58 4 6 佐藤 衛 モンド スピードDL 2000 2'45.474 16.524
富沢 勝 AP1
斎藤 多聞
37 21 4 7 三船 剛 クムホ・エクスタ・S2000 2'46.307 17.357
和田 久 AP1
袖山 誠一
38 18 4 8 浅野 武夫 FK/マッシモADVAN DC5 2'47.049 18.099
笠原 智行 DC5
39 280 3 8 大城 一 PIRELLI花博I&Plus 2'47.217 18.267
前嶋 秀司 NA2
川越 賢二
40 29 4 9 谷口 美穂 オベロン読売江東理工専DC5 2'51.233 22.283
谷口 いずみ DC5
41 60 4 10 小幡 弘 RCB・DL・インテグラ 2'51.382 22.432
成澤 隆二 DC5
枡田 雄幸
42 34 4 11 川口 正敬 タイヤガーデンBP-DC5 2'53.657 24.707
岡 滋人 DC5
浅野 哲夫
43 10 4 12 菊地 靖 RED LINEベルノ東海DL 3'06.957 38.007
渡辺 明 DC5
44 66 4 13 福田 よしのぶ EXEDY シグナルオート DC5 7'53.286 5'24.336
たになか むねあき DC5
45 17 N+ 7 田中 篤 キーパー★ingsカワサキDL no time -
テツ・清水 DC5
山本 信
46 12 2 11 田中 壮一郎 クイーンスクエア.ネットエボno time -
筒井 紀美子 CT9A
寺下 昌宏
http://motorsports.nifty.com/
●2003年5月10日 鈴鹿サーキット(三重県)
アドバンポルシェの織戸学、GT-Rを指定席から引きずり降ろし、ついにポールを奪取!
午後になるとさらに雲は厚さを増し今にも雨が降り出しそうな天候となってきた。
気温は20度、路温温度は23度という条件で午後12時20分公式予選2回目が開始された。
まずは午前中トップタイムを叩き出した、エンドレスアドバンGT-Rが木下みつひろ
のドライブで2'13.126を出し順当にトップにつけた。このまま予想通りポールをゲッ
トするかと思われた終盤、予選終了5分前にアドバンポルシェをドライブする織戸学が
渾身のアタック。なんと、コースレコードを叩き出し0.067秒差でGT-Rを逆転、ついに
GT-Rを指定席から引きずり降ろし、クラス1のポールをゲットした。
クラス2はFUJITUBOインプレッサが、クラス3はORCアドバンRX-7が、クラス4はRED
LINEベルノ東海DLが、N+はMAZIORA Kosei SXEがそれぞれトップタイムをマークした。
決勝は、明日午後2時よりスタートが切られるが、天気予報は雨、波乱含みのレース
展開が予想される。
織戸学(クラス1 PP)
「開幕戦のハイランドはクルマもまだまだできてなかった。今回走ってまた次走ってっ
ていうようにその次へ向けて良くなっていってる。2セット使えるようにはなったけれ
ど、朝はニュータイヤはいてこれで決勝スタートもしないといけないからね...。せっ
かくポールとれたからいけるだけ行って抑えてやろうと思ってる。GTRは直線が速いか
らすぐに抜かれちゃうかもしれないけどね(笑)雨は意外とポルシェも速いんですよ」
木下みつひろ(クラス1 予選2位)
「PPとれればめっけものと言う感じでしたから、思ったよりポルシェが速かったという
か、ウチはどんな状況でもレースを戦えるものを選んでるので、(PPを)とれればめっけ
もんというところなんです。ポルシェはどんどん速くなる要素があるし、油断はできな
いです。雨降るとスカイラインが有利に見えるけど、ポルシェは1ストップの可能性が
出てくる。ウチは雨でも2ストップですから、雨よりドライでレースしたいですね」
■予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/10) Qualifying-Session Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
P No Cls P Driver Car/Model Time Delay km/h
-----------------------------------------------------------------------------
1 25 1 1 織戸 学 ADVAN PORSCHE R2'13.050 - 157.11
羽根 幸浩 996
2 1 1 2 木下 みつひろ エンドレス アドバン 2'13.126 0.067 157.03
青木 孝行 BNR34
3 19 1 3 輿水 敏明 JMCダンロップGT-R・ 2'13.394 0.335 156.72
阪口 良平 BNR34
4 109 1 4 飯田 章 ランドリーOGBアドバ 2'13.497 0.438 156.60
西澤 和之 996
落合 俊之
5 99 1 5 砂子 塾長 CRT-PIRELLIポルシェ 2'14.789 1.730 155.10
壷林 貴也 996
6 33 1 6 竹内 浩典 FALKEN☆PORCSHE 2'14.952 1.893 154.91
田中 哲也 996
7 15 3 1 長島 正明 ORCアドバンRX-7 R2'16.810 3.759 152.80
山田 英二 FD3S
入口 秀輝
8 2 2 1 吉田 寿博 FUJITSUBOインプレッ R2'16.890 3.838 152.71
清水 和夫 GH-GDB
9 24 1 7 井上 貴志 PCJ ADVAN PORSCHE 2'16.968 3.909 152.63
堤 明彦 996
10 77 3 2 吉岡 一博 TRUST ADVAN RX7 2'17.055 3.996 152.53
池田 克久 FD3S
11 22 2 2 村山 智之 avex・Impreza 2'17.271 4.212 152.29
松田 晃司 GH-GDB
12 11 2 3 中谷 明彦 ジアラランサー 2'17.283 4.224 152.28
木下 隆之 CT9A
13 3 2 4 村田 信博 エンドレスアドバン 2'17.743 4.684 151.77
サトウ カイチ CT9A
14 39 3 3 八木 宏之 DELPHI ADVAN NSX 2'17.935 4.876 151.56
植田 正幸 NA2
15 36 N+ 1 黒澤 琢弥 MAZIORA Kosei SXE R2'18.480 5.427 150.96
佐々木 孝太 SXE10
16 70 2 5 三上 和美 リニューカーTCPROア 2'18.731 5.672 150.69
藤沢 哲也 CP9A
福田川 優
17 23 3 4 尾本 直史 C-WEST アドバン Z33 2'19.153 6.094 150.23
星野 一樹 UA-Z33
18 83 3 5 古橋 譲 BP ADVAN NSX 2'19.161 6.102 150.22
玉木 秀幸 NA2
小林 正吾
19 57 2 6 大橋 正澄 グラムライツ ランサⅧ2'19.287 6.228 150.09
松浦 俊之 CT9A
松井 猛敏
20 14 3 6 今村 大輔 REDLINEダイトウRX-7 2'19.361 6.302 150.01
山崎 学 FD3S
小松 一臣
21 20 2 7 橋澤 宏 RSオガワADVANランサ 2'19.400 6.341 149.97
小林 且雄 CT9A
伊藤 勝一
22 6 2 8 冨桝 朋広 ファルケン☆ランサ 2'19.633 6.574 149.72
関 豊 CT9A
23 56 2 9 松本 達哉 NUTEC ランサー エボ 2'19.753 6.694 149.59
日部 利晃 CT9A
24 27 3 7 古谷 直広 FINA BMW M3 2'19.947 6.888 149.38
長島 正興 E36
25 37 N+ 2 影山 正彦 SPIRIT Kosei SXE 2'20.025 6.966 149.30
井入 宏之 SXE10
26 5 N+ 3 道上 龍 5ZIGEN INTEGRA 2'20.146 7.087 149.17
服部 尚貴 DC5
27 55 N+ 4 田ヶ原 章蔵 ARTA FOS アルテッツ 2'20.879 7.820 148.39
片岡 龍也 SXE10
28 54 N+ 5 山内 伸弥 ADVANアンクルインテ 2'21.955 8.896 147.27
浅見 武 DC5
29 10 4 1 菊地 靖 RED LINEベルノ東海D R2'22.100 9.048 147.11
渡辺 明 DC5
30 58 4 2 佐藤 衛 モンド スピードDL 2 2'22.182 9.123 147.03
富沢 勝 AP1
斎藤 多聞
31 8 4 3 筒井 克彦 ACID英進館YH S2000 2'22.200 9.141 147.01
谷川 達也 AP1
32 69 4 4 梅本 淳一 J'S RACING S2000 YH 2'22.482 9.423 146.72
長野 賢也 AP1
33 96 N+ 6 藤田 孝博 ネッツ大分アドバンツ 2'22.660 9.601 146.54
山口 明 SXE10
大村 亜津子
34 13 2 10 原田 一政 KSAUTO-LANCER 2'23.277 10.218 145.91
脇田 一輝 CP9A
山本 和正
35 21 4 5 三船 剛 クムホ・エクスタ・S 2'23.343 10.284 145.84
和田 久 AP1
袖山 誠一
36 98 4 6 田嶋 栄一 Mooncraft S2000 2'23.711 10.652 145.47
海老澤 紳一 AP1
千田 隆平
37 73 4 7 山本 すばる ロイヤルハウスA-ONE 2'24.253 11.194 144.92
高良 匡紀 DC5
38 82 4 8 西村 元希 KTパサージュベルノ 2'24.334 11.275 144.84
高橋 しげる DC5
津川 偉章
39 17 N+ 7 田中 篤 キーパー★ingsカワ 2'24.605 11.546 144.57
テツ・清水 DC5
山本 信
40 280 3 8 大城 一 PIRELLI花博I&Plus 2'25.206 12.147 143.97
前嶋 秀司 NA2
川越 賢二
41 18 4 9 浅野 武夫 FK/マッシモADVAN DC 2'25.480 12.421 143.70
笠原 智行 DC5
42 60 4 10 小幡 弘 RCB・DL・インテグラ 2'26.882 13.823 142.33
成澤 隆二 DC5
枡田 雄幸
43*29 4 11 谷口 美穂 オベロン読売江東理 2'27.770 14.711 141.47
谷口 いずみ DC5
44 34 4 12 川口 正敬 タイヤガーデンBP-DC 2'28.090 15.031 141.17
岡 滋人 DC5
浅野 哲夫
45 66 4 13 福田 よしのぶ EXEDY シグナルオー 2'28.246 15.187 141.02
たになか むねあき DC5
46 12 2 11 田中 壮一郎 クイーンスクエア.ネボ2'30.314 17.255 139.08
筒井 紀美子 CT9A
寺下 昌宏
-----------------------------------------------------------------------------
* "R" マークの車は、コースレコードを更新しました。
* 従来のコースレコード C1: 2'13.645 / C2: 2'17.919 / C3: 2'20.286 /
C4: 2'22.660 / N+: 2'18.845
* ペナルティ No.29 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e)の違反(ピット
出口のホワイトラインカット)により、訓戒を課した。
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●2003年5月10日 鈴鹿サーキット(三重県)
エンドレスアドバンGT-R 2連勝に向けてまずはトップ発進!
10日、スーパー耐久第2戦鈴鹿300マイルが行われる鈴鹿サーキットは曇は厚いもの
の風はほとんどなく穏やかな朝を迎えた。午前9時15分定刻に開始され30分の争いで、
クラス1のトップに立ったのは、第1戦の勝者、エンドレスアドバンGT-R。タイムは
2'13.645、まずは2連勝に向けて視界良好だ。クラス2のトップはFUJITSUBOインプレ
ッサ、クラス3のトップはBP ADVAN NSX、クラス4のトップはACID英進館YH2000、N+の
トップはMAZIORA Kosei SXEがつけている。
決勝へのグリッドを決める予選2回目は午後12時20分より行われる。
■予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/10) Qualifying #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
P No Cls P Driver Car/Model Time Delay km/h
------------------------------------------------------------------------------
1 1 1 1 木下 みつひろ エンドレス アドバン 2'13.645 - 156.42
青木 孝行 BNR34
2 25 1 2 織戸 学 ADVAN PORSCHE 2'13.881 0.236 156.15
羽根 幸浩 996
3 19 1 3 輿水 敏明 JMCダンロップGT-R・ 2'15.139 1.494 154.69
阪口 良平 BNR34
4 109 1 4 飯田 章 ランドリーOGBアドバ 2'15.192 1.547 154.63
西澤 和之 996
落合 俊之
5 99 1 5 砂子 塾長 CRT-PIRELLIポルシェ 2'15.579 1.934 154.19
壷林 貴也 996
6 33 1 6 竹内 浩典 FALKEN☆PORCSHE 2'16.319 2.674 153.35
田中 哲也 996
7 24 1 7 井上 貴志 PCJ ADVAN PORSCHE 2'17.403 3.758 152.15
堤 明彦 996
8 *2 2 1 吉田 寿博 FUJITSUBOインプレッ 2'17.919 4.274 151.58
清水 和夫 GH-GDB
9 22 2 2 村山 智之 avex・Impreza 2'18.397 4.752 151.05
松田 晃司 GH-GDB
10 36 N+ 1 黒澤 琢弥 MAZIORA Kosei SXE 2'18.845 5.200 150.57
佐々木 孝太 SXE10
11 11 2 3 中谷 明彦 ジアラランサー 2'18.995 5.350 150.4
木下 隆之 CT9A
12 3 2 4 村田 信博 エンドレスアドバン2 '19.139 5.494 150.25
サトウ カイチ CT9A
13 83 3 1 古橋 譲 BP ADVAN NSX 2'20.286 6.641 149.02
玉木 秀幸 NA2
小林 正吾
14 70 2 5 三上 和美 リニューカーTCPROア 2'20.315 6.67 148.99
藤沢 哲也 CP9A
福田川 優
15 23 3 2 尾本 直史 C-WEST アドバン Z33 2'20.432 6.787 148.86
星野 一樹 UA-Z33
16 37 N+ 2 影山 正彦 SPIRIT Kosei SXE 2'20.548 6.903 148.74
井入 宏之 SXE10
17 27 3 3 古谷 直広 FINA BMW M3 2'20.981 7.336 148.28
長島 正興 E36
18 20 2 6 橋澤 宏 RSオガワADVANランサ 2'21.002 7.357 148.26
小林 且雄 CT9A
伊藤 勝一
19 77 3 4 吉岡 一博 TRUST ADVAN RX7 2'21.008 7.363 148.26
池田 克久 FD3S
20 56 2 7 松本 達哉 NUTEC ランサー エボ 2'21.131 7.486 148.13
日部 利晃 CT9A
21 5 N+ 3 道上 龍 5ZIGEN INTEGRA 2'21.241 7.596 148.01
服部 尚貴 DC5
22 15 3 5 長島 正明 ORCアドバンRX-7 2'21.465 7.820 147.78
山田 英二 FD3S
入口 秀輝
23 6 2 8 冨桝 朋広 ファルケン☆ランサ 2'21.517 7.872 147.72
関 豊 CT9A
24 57 2 9 大橋 正澄 グラムライツ ランサ 2'22.126 8.481 147.09
松浦 俊之 CT9A
松井 猛敏
25 39 3 6 八木 宏之 DELPHI ADVAN NSX 2'22.475 8.830 146.73
植田 正幸 NA2
26 8 4 1 筒井 克彦 ACID英進館YH S2000 2'22.660 9.015 146.54
谷川 達也 AP1
27 58 4 2 佐藤 衛 モンド スピードDL 2 2'22.702 9.057 146.50
富沢 勝 AP1
斎藤 多聞
28 54 N+ 4 山内 伸弥 ADVANアンクルインテ 2'22.715 9.070 146.48
浅見 武 DC5
29 10 4 3 菊地 靖 RED LINEベルノ東海D 2'22.805 9.160 146.39
渡辺 明 DC5
30 55 N+ 5 田ヶ原 章蔵 ARTA FOS アルテッツ 2'23.355 9.710 145.83
片岡 龍也 SXE10
31 96 N+ 6 藤田 孝博 ネッツ大分アドバン 2'24.002 10.357 145.17
山口 明 SXE10
大村 亜津子
32 14 3 7 今村 大輔 REDLINEダイトウRX-7 2'24.224 10.579 144.95
山崎 学 FD3S
小松 一臣
33 69 4 4 梅本 淳一 J'S RACING S2000 YH 2'24.521 10.876 144.65
長野 賢也 AP1
34 98 4 5 田嶋 栄一 Mooncraft S2000 2'24.538 10.893 144.63
海老澤 紳一 AP1
千田 隆平
35 18 4 6 浅野 武夫 FK/マッシモADVAN DC 2'25.431 11.786 143.75
笠原 智行 DC5
36 21 4 7 三船 剛 クムホ・エクスタ・S 2'25.708 12.063 143.47
和田 久 AP1
袖山 誠一
37 73 4 8 山本 すばる ロイヤルハウスA-ONE 2'25.718 12.073 143.46
高良 匡紀 DC5
38*82 4 9 西村 元希 KTパサージュベルノ 2'25.954 12.309 143.23
高橋 しげる DC5
津川 偉章
39 13 2 10 原田 一政 KSAUTO-LANCER 2'26.138 12.493 143.05
脇田 一輝 CP9A
山本 和正
40 280 3 8 大城 一 PIRELLI花博I&Plus 2'26.894 13.249 142.31
前嶋 秀司 NA2
川越 賢二
41 17 N+ 7 田中 篤 キーパー★ingsカワ 2'26.920 13.275 142.29
テツ・清水 DC5
山本 信
42 34 4 10 川口 正敬 タイヤガーデンBP-DC 2'27.583 13.938 141.65
岡 滋人 DC5
浅野 哲夫
43 66 4 11 福田 よしのぶ EXEDY シグナルオー 2'29.357 15.712 139.97
たになか むねあき DC5
44 60 4 12 小幡 弘 RCB・DL・インテグラ 2'29.413 15.768 139.92
成澤 隆二 DC5
枡田 雄幸
45 29 4 13 谷口 美穂 オベロン読売江東理 2'30.472 16.827 138.93
谷口 いずみ DC5
46 12 2 11 田中 壮一郎 クイーンスクエア.ネ 2'30.739 17.094 138.68
筒井 紀美子 CT9A
寺下 昌宏
------------------------------------------------------------------------------
* 予選通過基準タイム C1: 2'27.643 / C2: 2'32.280 / C3: 2'34.622 /
C4: 2'36.994 / N+: 2'34.232
* ペナルティ No2, 82 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e(ピット出口の
ホワイトラインカット)により、訓戒を課した。
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渾身のアタックでPPを奪った織戸学とアドバンポルシェ (Photo: K.Takeshita)
アドバンポルシェの織戸学、GT-Rを指定席から引きずり降ろし、ついにポールを奪取!
午後になるとさらに雲は厚さを増し今にも雨が降り出しそうな天候となってきた。気温は20度、路温温度は23度という条件で午後12時20分公式予選2回目が開始された。
まずは午前中トップタイムを叩き出した、エンドレスアドバンGT-Rが木下みつひろのドライブで2'13.126を出し順当にトップにつけた。このまま予想通りポールをゲットするかと思われた終盤、予選終了5分前にアドバンポルシェをドライブする織戸学が渾身のアタック。なんと、コースレコードを叩き出し0.067秒差でGT-Rを逆転、ついにGT-Rを指定席から引きずり降ろし、クラス1のポールをゲットした。
クラス2はFUJITUBOインプレッサが、クラス3はORCアドバンRX-7が、クラス4はRED LINEベルノ東海DLが、N+はMAZIORA Kosei SXEがそれぞれトップタイムをマークした。
決勝は、明日午後2時よりスタートが切られるが、天気予報は雨、波乱含みのレース展開が予想される。
織戸学(クラス1 PP)
「開幕戦のハイランドはクルマもまだまだできてなかった。今回走ってまた次走ってっていうようにその次へ向けて良くなっていってる。2セット使えるようにはなったけれど、朝はニュータイヤはいてこれで決勝スタートもしないといけないからね…。せっかくポールとれたからいけるだけ行って抑えてやろうと思ってる。GTRは直線が速いからすぐに抜かれちゃうかもしれないけどね(笑)雨は意外とポルシェも速いんですよ」
木下みつひろ(クラス1 予選2位)
「PPとれればめっけものと言う感じでしたから、思ったよりポルシェが速かったというか、ウチはどんな状況でもレースを戦えるものを選んでるので、(PPを)とれればめっけもんというところなんです。ポルシェはどんどん速くなる要素があるし、油断はできないです。雨降るとスカイラインが有利に見えるけど、ポルシェは1ストップの可能性が出てくる。ウチは雨でも2ストップですから、雨よりドライでレースしたいですね」
2003年5月10日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/10) Qualifying-Session Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
|
P | No | Cls | P | Driver | Car/Model | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 25 | 1 | 1 | 織戸 学 羽根 幸浩
| ADVAN PORSCHE 996 | R2'13.059 | - | - | 157.11 |
2 | 1 | 1 | 2 | 木下 みつひろ 青木 孝行
| エンドレス アドバン GT-R BNR34 | 2'13.126 | 0.067 | 0.067 | 157.03 |
3 | 19 | 1 | 3 | 輿水 敏明 阪口 良平
| JMCダンロップGT-R・ED BNR34 | 2'13.394 | 0.335 | 0.268 | 156.72 |
4 | 109 | 1 | 4 | 飯田 章 西澤 和之 落合 俊之
| ランドリーOGBアドバンGT3 996 | 2'13.497 | 0.438 | 0.103 | 156.60 |
5 | 99 | 1 | 5 | 砂子 塾長 壷林 貴也
| CRT-PIRELLIポルシェ 996 | 2'14.789 | 1.730 | 1.292 | 155.10 |
6 | 33 | 1 | 6 | 竹内 浩典 田中 哲也
| FALKEN☆PORCSHE 996 | 2'14.952 | 1.893 | 0.163 | 154.91 |
7 | 15 | 3 | 1 | 長島 正明 山田 英二 入口 秀輝
| ORCアドバンRX-7 FD3S | R2'16.818 | 3.759 | 1.866 | 152.80 |
8 | 2 | 2 | 1 | 吉田 寿博 清水 和夫
| FUJITSUBOインプレッサ GH-GDB | R2'16.897 | 3.838 | 0.079 | 152.71 |
9 | 24 | 1 | 7 | 井上 貴志 堤 明彦
| PCJ ADVAN PORSCHE 996 | 2'16.968 | 3.909 | 0.071 | 152.63 |
10 | 77 | 3 | 2 | 吉岡 一博 池田 克久
| TRUST ADVAN RX7 FD3S | 2'17.055 | 3.996 | 0.087 | 152.53 |
11 | 22 | 2 | 2 | 村山 智之 松田 晃司
| avex・Impreza GH-GDB | 2'17.271 | 4.212 | 0.216 | 152.29 |
12 | 11 | 2 | 3 | 中谷 明彦 木下 隆之
| ジアラランサー CT9A | 2'17.283 | 4.224 | 0.012 | 152.28 |
13 | 3 | 2 | 4 | 村田 信博 サトウ カイチ
| エンドレスアドバン座間エボ CT9A | 2'17.743 | 4.684 | 0.460 | 151.77 |
14 | 39 | 3 | 3 | 八木 宏之 植田 正幸
| DELPHI ADVAN NSX NA2 | 2'17.935 | 4.876 | 0.192 | 151.56 |
15 | 36 | N+ | 1 | 黒澤 琢弥 佐々木 孝太
| MAZIORA Kosei SXE SXE10 | R2'18.486 | 5.427 | 0.551 | 150.96 |
16 | 70 | 2 | 5 | 三上 和美 藤沢 哲也 福田川 優
| リニューカーTCPROアドバン CP9A | 2'18.731 | 5.672 | 0.245 | 150.69 |
17 | 23 | 3 | 4 | 尾本 直史 星野 一樹
| C-WEST アドバン Z33 UA-Z33 | 2'19.153 | 6.094 | 0.422 | 150.23 |
18 | 83 | 3 | 5 | 古橋 譲 玉木 秀幸 小林 正吾
| BP ADVAN NSX NA2 | 2'19.161 | 6.102 | 0.008 | 150.22 |
19 | 57 | 2 | 6 | 大橋 正澄 松浦 俊之 松井 猛敏
| グラムライツ ランサーエボⅧ CT9A | 2'19.287 | 6.228 | 0.126 | 150.09 |
20 | 14 | 3 | 6 | 今村 大輔 山崎 学 小松 一臣
| REDLINEダイトウRX-7 FD3S | 2'19.361 | 6.302 | 0.074 | 150.01 |
21 | 20 | 2 | 7 | 橋澤 宏 小林 且雄 伊藤 勝一
| RSオガワADVANランサー CT9A | 2'19.400 | 6.341 | 0.039 | 149.97 |
22 | 6 | 2 | 8 | 冨桝 朋広 関 豊
| ファルケン☆ランサーEVOⅧ CT9A | 2'19.633 | 6.574 | 0.233 | 149.72 |
23 | 56 | 2 | 9 | 松本 達哉 日部 利晃
| NUTEC ランサー エボⅧ CT9A | 2'19.753 | 6.694 | 0.120 | 149.59 |
24 | 27 | 3 | 7 | 古谷 直広 長島 正興
| FINA BMW M3 E36 | 2'19.947 | 6.888 | 0.194 | 149.38 |
25 | 37 | N+ | 2 | 影山 正彦 井入 宏之
| SPIRIT Kosei SXE SXE10 | 2'20.025 | 6.966 | 0.078 | 149.30 |
26 | 5 | N+ | 3 | 道上 龍 服部 尚貴
| 5ZIGEN INTEGRA DC5 | 2'20.146 | 7.087 | 0.121 | 149.17 |
27 | 55 | N+ | 4 | 田ヶ原 章蔵 片岡 龍也
| ARTA FOS アルテッツア SXE10 | 2'20.879 | 7.820 | 0.733 | 148.39 |
28 | 54 | N+ | 5 | 山内 伸弥 浅見 武
| ADVANアンクルインテグラ DC5 | 2'21.955 | 8.896 | 1.076 | 147.27 |
29 | 10 | 4 | 1 | 菊地 靖 渡辺 明
| RED LINEベルノ東海DL DC5 | R2'22.107 | 9.048 | 0.152 | 147.11 |
30 | 58 | 4 | 2 | 佐藤 衛 富沢 勝 斎藤 多聞
| モンド スピードDL 2000 AP1 | 2'22.182 | 9.123 | 0.075 | 147.03 |
31 | 8 | 4 | 3 | 筒井 克彦 谷川 達也
| ACID英進館YH S2000 AP1 | 2'22.200 | 9.141 | 0.018 | 147.01 |
32 | 69 | 4 | 4 | 梅本 淳一 長野 賢也
| J'S RACING S2000 YH AP1 | 2'22.482 | 9.423 | 0.282 | 146.72 |
33 | 96 | N+ | 6 | 藤田 孝博 山口 明 大村 亜津子
| ネッツ大分アドバンアルテッツア SXE10 | 2'22.660 | 9.601 | 0.178 | 146.54 |
34 | 13 | 2 | 10 | 原田 一政 脇田 一輝 山本 和正
| KSAUTO-LANCER CP9A | 2'23.277 | 10.218 | 0.617 | 145.91 |
35 | 21 | 4 | 5 | 三船 剛 和田 久 袖山 誠一
| クムホ・エクスタ・S2000 AP1 | 2'23.343 | 10.284 | 0.066 | 145.84 |
36 | 98 | 4 | 6 | 田嶋 栄一 海老澤 紳一 千田 隆平
| Mooncraft S2000 AP1 | 2'23.711 | 10.652 | 0.368 | 145.47 |
37 | 73 | 4 | 7 | 山本 すばる 高良 匡紀
| ロイヤルハウスA-ONE無限μ DC5 | 2'24.253 | 11.194 | 0.542 | 144.92 |
38 | 82 | 4 | 8 | 西村 元希 高橋 しげる 津川 偉章
| KTパサージュベルノ宮城FK DC5 | 2'24.334 | 11.275 | 0.081 | 144.84 |
39 | 17 | N+ | 7 | 田中 篤 テツ・清水 山本 信
| キーパー★ingsカワサキDL DC5 | 2'24.605 | 11.546 | 0.271 | 144.57 |
40 | 280 | 3 | 8 | 大城 一 前嶋 秀司 川越 賢二
| PIRELLI花博I&Plus NA2 | 2'25.206 | 12.147 | 0.601 | 143.97 |
41 | 18 | 4 | 9 | 浅野 武夫 笠原 智行
| FK/マッシモADVAN DC5 DC5 | 2'25.480 | 12.421 | 0.274 | 143.70 |
42 | 60 | 4 | 10 | 小幡 弘 成澤 隆二 枡田 雄幸
| RCB・DL・インテグラ DC5 | 2'26.882 | 13.823 | 1.402 | 142.33 |
43 | *29 | 4 | 11 | 谷口 美穂 谷口 いずみ
| オベロン読売江東理工専DC5 DC5 | 2'27.770 | 14.711 | 0.888 | 141.47 |
44 | 34 | 4 | 12 | 川口 正敬 岡 滋人 浅野 哲夫
| タイヤガーデンBP-DC5 DC5 | 2'28.090 | 15.031 | 0.320 | 141.17 |
45 | 66 | 4 | 13 | 福田 よしのぶ たになか むねあき
| EXEDY シグナルオート DC5 DC5 | 2'28.246 | 15.187 | 0.156 | 141.02 |
46 | 12 | 2 | 11 | 田中 壮一郎 筒井 紀美子 寺下 昌宏
| クイーンスクエア.ネットエボⅧ CT9A | 2'30.314 | 17.255 | 2.068 | 139.08 |
- "R" マークの車は、コースレコードを更新しました。
- 従来のコースレコード C1: 2'13.645 / C2: 2'17.919 / C3: 2'20.286 / C4: 2'22.660 / N+: 2'18.845
- ペナルティ No.29 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e)の違反(ピット出口のホワイトラインカット)により、訓戒を課した。
2連勝に向けて好発進のエンドレスアドバンGT-R (Photo: K.Takeshita)
エンドレスアドバンGT-R 2連勝に向けてまずはトップ発進!
10日、スーパー耐久第2戦鈴鹿300マイルが行われる鈴鹿サーキットは曇は厚いものの風はほとんどなく穏やかな朝を迎えた。午前9時15分定刻に開始され30分の争いで、クラス1のトップに立ったのは、第1戦の勝者、エンドレスアドバンGT-R。タイムは2'13.645、まずは2連勝に向けて視界良好だ。クラス2のトップはFUJITSUBOインプレッサ、クラス3のトップはBP ADVAN NSX、クラス4のトップはACID英進館YH2000、N+のトップはMAZIORA Kosei SXEがつけている。
決勝へのグリッドを決める予選2回目は午後12時20分より行われる。
2003年5月10日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/10) Qualifying #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
|
P | No | Cls | P | Driver | Car/Model | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 1 | 1 | 1 | 木下 みつひろ 青木 孝行
| エンドレス アドバン GT-R BNR34 | 2'13.645 | - | - | 156.42 |
2 | 25 | 1 | 2 | 織戸 学 羽根 幸浩
| ADVAN PORSCHE 996 | 2'13.881 | 0.236 | 0.236 | 156.15 |
3 | 19 | 1 | 3 | 輿水 敏明 阪口 良平
| JMCダンロップGT-R・ED BNR34 | 2'15.139 | 1.494 | 1.258 | 154.69 |
4 | 109 | 1 | 4 | 飯田 章 西澤 和之 落合 俊之
| ランドリーOGBアドバンGT3 996 | 2'15.192 | 1.547 | 0.053 | 154.63 |
5 | 99 | 1 | 5 | 砂子 塾長 壷林 貴也
| CRT-PIRELLIポルシェ 996 | 2'15.579 | 1.934 | 0.387 | 154.19 |
6 | 33 | 1 | 6 | 竹内 浩典 田中 哲也
| FALKEN☆PORCSHE 996 | 2'16.319 | 2.674 | 0.740 | 153.35 |
7 | 24 | 1 | 7 | 井上 貴志 堤 明彦
| PCJ ADVAN PORSCHE 996 | 2'17.403 | 3.758 | 1.084 | 152.15 |
8 | *2 | 2 | 1 | 吉田 寿博 清水 和夫
| FUJITSUBOインプレッサ GH-GDB | 2'17.919 | 4.274 | 0.516 | 151.58 |
9 | 22 | 2 | 2 | 村山 智之 松田 晃司
| avex・Impreza GH-GDB | 2'18.397 | 4.752 | 0.478 | 151.05 |
10 | 36 | N+ | 1 | 黒澤 琢弥 佐々木 孝太
| MAZIORA Kosei SXE SXE10 | 2'18.845 | 5.200 | 0.448 | 150.57 |
11 | 11 | 2 | 3 | 中谷 明彦 木下 隆之
| ジアラランサー CT9A | 2'18.995 | 5.350 | 0.150 | 150.40 |
12 | 3 | 2 | 4 | 村田 信博 サトウ カイチ
| エンドレスアドバン座間エボ CT9A | 2'19.139 | 5.494 | 0.144 | 150.25 |
13 | 83 | 3 | 1 | 古橋 譲 玉木 秀幸 小林 正吾
| BP ADVAN NSX NA2 | 2'20.286 | 6.641 | 1.147 | 149.02 |
14 | 70 | 2 | 5 | 三上 和美 藤沢 哲也 福田川 優
| リニューカーTCPROアドバン CP9A | 2'20.315 | 6.670 | 0.029 | 148.99 |
15 | 23 | 3 | 2 | 尾本 直史 星野 一樹
| C-WEST アドバン Z33 UA-Z33 | 2'20.432 | 6.787 | 0.117 | 148.86 |
16 | 37 | N+ | 2 | 影山 正彦 井入 宏之
| SPIRIT Kosei SXE SXE10 | 2'20.548 | 6.903 | 0.116 | 148.74 |
17 | 27 | 3 | 3 | 古谷 直広 長島 正興
| FINA BMW M3 E36 | 2'20.981 | 7.336 | 0.433 | 148.28 |
18 | 20 | 2 | 6 | 橋澤 宏 小林 且雄 伊藤 勝一
| RSオガワADVANランサー CT9A | 2'21.002 | 7.357 | 0.021 | 148.26 |
19 | 77 | 3 | 4 | 吉岡 一博 池田 克久
| TRUST ADVAN RX7 FD3S | 2'21.008 | 7.363 | 0.006 | 148.26 |
20 | 56 | 2 | 7 | 松本 達哉 日部 利晃
| NUTEC ランサー エボⅧ CT9A | 2'21.131 | 7.486 | 0.123 | 148.13 |
21 | 5 | N+ | 3 | 道上 龍 服部 尚貴
| 5ZIGEN INTEGRA DC5 | 2'21.241 | 7.596 | 0.110 | 148.01 |
22 | 15 | 3 | 5 | 長島 正明 山田 英二 入口 秀輝
| ORCアドバンRX-7 FD3S | 2'21.465 | 7.820 | 0.224 | 147.78 |
23 | 6 | 2 | 8 | 冨桝 朋広 関 豊
| ファルケン☆ランサーEVOⅧ CT9A | 2'21.517 | 7.872 | 0.052 | 147.72 |
24 | 57 | 2 | 9 | 大橋 正澄 松浦 俊之 松井 猛敏
| グラムライツ ランサーエボⅧ CT9A | 2'22.126 | 8.481 | 0.609 | 147.09 |
25 | 39 | 3 | 6 | 八木 宏之 植田 正幸
| DELPHI ADVAN NSX NA2 | 2'22.475 | 8.830 | 0.349 | 146.73 |
26 | 8 | 4 | 1 | 筒井 克彦 谷川 達也
| ACID英進館YH S2000 AP1 | 2'22.660 | 9.015 | 0.185 | 146.54 |
27 | 58 | 4 | 2 | 佐藤 衛 富沢 勝 斎藤 多聞
| モンド スピードDL 2000 AP1 | 2'22.702 | 9.057 | 0.042 | 146.50 |
28 | 54 | N+ | 4 | 山内 伸弥 浅見 武
| ADVANアンクルインテグラ DC5 | 2'22.715 | 9.070 | 0.013 | 146.48 |
29 | 10 | 4 | 3 | 菊地 靖 渡辺 明
| RED LINEベルノ東海DL DC5 | 2'22.805 | 9.160 | 0.090 | 146.39 |
30 | 55 | N+ | 5 | 田ヶ原 章蔵 片岡 龍也
| ARTA FOS アルテッツア SXE10 | 2'23.355 | 9.710 | 0.550 | 145.83 |
31 | 96 | N+ | 6 | 藤田 孝博 山口 明 大村 亜津子
| ネッツ大分アドバンアルテッツア SXE10 | 2'24.002 | 10.357 | 0.647 | 145.17 |
32 | 14 | 3 | 7 | 今村 大輔 山崎 学 小松 一臣
| REDLINEダイトウRX-7 FD3S | 2'24.224 | 10.579 | 0.222 | 144.95 |
33 | 69 | 4 | 4 | 梅本 淳一 長野 賢也
| J'S RACING S2000 YH AP1 | 2'24.521 | 10.876 | 0.297 | 144.65 |
34 | 98 | 4 | 5 | 田嶋 栄一 海老澤 紳一 千田 隆平
| Mooncraft S2000 AP1 | 2'24.538 | 10.893 | 0.017 | 144.63 |
35 | 18 | 4 | 6 | 浅野 武夫 笠原 智行
| FK/マッシモADVAN DC5 DC5 | 2'25.431 | 11.786 | 0.893 | 143.75 |
36 | 21 | 4 | 7 | 三船 剛 和田 久 袖山 誠一
| クムホ・エクスタ・S2000 AP1 | 2'25.708 | 12.063 | 0.277 | 143.47 |
37 | 73 | 4 | 8 | 山本 すばる 高良 匡紀
| ロイヤルハウスA-ONE無限μ DC5 | 2'25.718 | 12.073 | 0.010 | 143.46 |
38 | *82 | 4 | 9 | 西村 元希 高橋 しげる 津川 偉章
| KTパサージュベルノ宮城FK DC5 | 2'25.954 | 12.309 | 0.236 | 143.23 |
39 | 13 | 2 | 10 | 原田 一政 脇田 一輝 山本 和正
| KSAUTO-LANCER CP9A | 2'26.138 | 12.493 | 0.184 | 143.05 |
40 | 280 | 3 | 8 | 大城 一 前嶋 秀司 川越 賢二
| PIRELLI花博I&Plus NA2 | 2'26.894 | 13.249 | 0.756 | 142.31 |
41 | 17 | N+ | 7 | 田中 篤 テツ・清水 山本 信
| キーパー★ingsカワサキDL DC5 | 2'26.920 | 13.275 | 0.026 | 142.29 |
42 | 34 | 4 | 10 | 川口 正敬 岡 滋人 浅野 哲夫
| タイヤガーデンBP-DC5 DC5 | 2'27.583 | 13.938 | 0.663 | 141.65 |
43 | 66 | 4 | 11 | 福田 よしのぶ たになか むねあき
| EXEDY シグナルオート DC5 DC5 | 2'29.357 | 15.712 | 1.774 | 139.97 |
44 | 60 | 4 | 12 | 小幡 弘 成澤 隆二 枡田 雄幸
| RCB・DL・インテグラ DC5 | 2'29.413 | 15.768 | 0.056 | 139.92 |
45 | 29 | 4 | 13 | 谷口 美穂 谷口 いずみ
| オベロン読売江東理工専DC5 DC5 | 2'30.472 | 16.827 | 1.059 | 138.93 |
46 | 12 | 2 | 11 | 田中 壮一郎 筒井 紀美子 寺下 昌宏
| クイーンスクエア.ネットエボⅧ CT9A | 2'30.739 | 17.094 | 0.267 | 138.68 |
- 予選通過基準タイム C1: 2'27.643 / C2: 2'32.280 / C3: 2'34.622 / C4: 2'36.994 / N+: 2'34.232
- ペナルティ No2, 82 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e(ピット出口のホワイトラインカット)により、訓戒を課した。
既報のとおり開催中止となったJGTCマレーシア戦だが、5月8日、シリーズを
括するGTアソシエイション(GTA)からも、正式に中止発表がなされた。(リリース
文はJGTC.netへ)
GTAはこの中で、代替レースの実施についてはこれから検討に入るとしている。
◆JGTC.net http://www.jgtc.net/
5月7日、全日本GT選手権(JGTC)第4戦(6月20~21日)の開催サーキットであるマレー
シア・セパンインターナショナルサーキットは、当該レースが中国を中心に猛威を奮
っている新型肺炎(SARS)の影響で中止となったと発表した。
この中止に関して、シリーズを統括するGTアソシエイション(GTA)からの発表はまだ
ないが、先日第2戦の行われた富士スピードウェイでチーム関係者には中止の方向で
動いているとの説明がなされた。GTAはその後セパンサーキットに中止する旨の申し
入れをし、現在は中止発表に向け各方面と調整を行っている模様だ。マレーシア戦中
止発表に際しては、代替レースの開催などについても触れられると思われる。
なお、関係者の間では、12月に中国・上海で開催が予定されているオールスター戦に
ついても、開催を危ぶむ声が上がっている。
セパンサーキット開催中止リリース
2003全日本GT選手権 第2戦
ALL JAPAN FUJI GT500
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■開催月日:2003年5月3-4日
■開催場所:富士スピードウェイ
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◇ クスコスバルADVANインプレッサ 無念のリタイアを喫す
ゴールデンウィークの富士スピードウェイで開催されたJGTC第2戦。
クスコスバルADVANインプレッサは、クラス9位を走行中の22周目に他車両に
追突してインタークーラーを破損。残念ながら、そのままピットインしてリタイアと
なってしまった。
決勝日は過去最高、6万6000人ものファンでグランドスタンドが埋まった。今回
は114周の長距離レースとなるので、コンスタントラップを重ねて走行すれば上位
入賞も期待できそうだ。
12時55分、決勝のスタートが切られるとストレートスピードが苦しいクスコスバ
ルADVANインプレッサは、1コーナーまでに2台の車両にかわされ11位へドロッ
プ。しかしそれでも10周目に#2NSXを抜きポイント圏内となる10位へポジショ
ンを上げる。さらに21周目には、#43ガライヤをかわして9位へ。ところが翌22
周目のヘアピンコーナー立ち上がりで#5ヴィーマックに追突。牽引フックがインター
クーラーに刺さり、そのままペースダウン。谷川は緊急ピットインするが、残念なが
らマシンはそのままピットガレージへ入れられレースを終え、熱心なファンの期待に
応えることはできなかった。
■谷川達也選手
「ヘアピンの立ち上がりで前のクルマが失速したのか、追突してしまいました。これ
からガンガン行くところだったので、チームにもファンにも申し訳ないです。インプ
レッサはエンジンの重心が低いのでコーナリングが得意ですが、セダンタイプのボディ
は空気抵抗が大きくストレートが伸びないんですが、徐々に改善されることと思いま
す。次のSUGOは昨年優勝争いのできたコース。欲をかかずに完走を目指せばおの
ずと結果が出るでしょう。」
■Race Results
Pos. No. Driver Car Name Laps/Diff
1 #26 山路慎一/西澤和之 PLUS e タイサン アドバン GT3R 105 2:49'28.304
2 #3 木下みつひろ/柳田真孝 ハセミスポーツ・エンドレス・Z 105 +8.588
3 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 105 +38.001
4 #11 松田秀士/田中哲也 JIM RodeoDrive アドバンF360 105 +39.329
5 #31 佐々木孝太/後藤 聡 RECKLESS MR-S 105 +52.164
6 #81 星野一樹/植松忠雄 ダイシンADVANシルビア 1Lap
7 #71 Guts城内/澤 圭太 シグマMR-S 2Laps
8 #910 平川 晃/宮川やすお 910 BORO アドバンポルシェ 2Laps
9 #5 玉中哲二/三船 剛 BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R 2Laps
10 #7 谷口信輝/大井貴之 雨宮マツモトキヨシアスパラRX-7 2Laps
R #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVAN インプレッサ 22
◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。
(C)Honda
Mobil 1 NSX(松田/小暮組)6位、RAYBRIG NSX(加藤/光貞組)7位
■決勝日時 :5月4日(日)
■天候 :晴れ
■気温 :22℃
■コース :ドライ
■観客数 :6万6000人
5月4日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)において2003年全日本GT選手権
(JGTC)第2戦「ALL JAPAN GT FUJI-500」の決勝レース(114周=501.6km)が開
催された。
3日(土)に行われたGT500クラス公式予選は快晴、気温25~26℃、路面温度37~
41℃というコンディションとなり、Honda NSX-GT勢は伊藤大輔/T.コロネル 組(G'ZOX
無限NSX)が1分24秒896を記録し予選11番手ポジションを獲得。道上 龍/S.フィリッ
プ 組(TAKATA童夢NSX)が予選12番手、松田次生/小暮卓史 組(Mobil 1 NSX)は13
番手、加藤寛規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)は14番手、土屋圭市/金石年弘 組(ARTA
NSX)は16番手からの決勝スタートとなった。
GT500クラスの決勝レースは薄曇り、気温26℃、路面温度36℃のコンディションの
もと13時54分にローリングスタートが切られた。オープニングラップは松田次生選手
(Mobil 1 NSX)が11位、道上 龍選手(TAKATA童夢NSX)が12位、伊藤大輔選手(G'ZOX
無限NSX)が13位、加藤寛規選手(RAYBRIG NSX)が14位、土屋圭市選手(ARTA NSX)
が16位で通過。今シーズン、新レギュレーションの中、苦しい戦いを強いられている
Honda NSX-GT勢は、粘り強い走りでポジションアップをねらう。
26周目、9位までポジションアップしていた道上選手が1コーナーのブレーキング
でZENTトムススープラとプロジェックトμアスペリア スープラの2台を一挙に抜き
去り7位に浮上。伊藤選手は、早めにピットインを行ないT.コロネル選手へドライバー
交代をする。
ほぼ、全車が1回目のピットインを終えた時点で、道上選手(TAKATA童夢NSX)が
7位、小暮卓史選手(Mobil 1 NSX)が8位、T.コロネル選手(G'ZOX無限NSX)が11
位、光貞秀俊選手(RAYBRIG NSX)が12位、引き続き2回目の走行を行なっている土
屋圭市選手(ARTA NSX)が13位を走行する。
57周目、12位にポジションアップをしていた土屋選手が100Rコーナーで電気系のト
ラブルのためスローダウン。そのままマシンをストップし、無念のリタイアとなる。
さらに、60周目の最終コーナー立ち上がりでタイヤの消耗に苦しんでいた7位走行の
道上選手がスピン、そこへ直後を走行していたT.コロネル選手が接触し2台ともコー
スアウトを喫する。2台とも復帰を試みるもののリタイアとなる。
残る2台のNSX-GTは堅実な走行を続け、2回目のピットインを終えてレース終盤へ
突入する。91周目に4位を走行していたauセルモスープラの黒旗失格により、光貞選
手が6位、松田選手が7位に浮上。94周目には松田選手が光貞選手をパスして6位に
浮上する。
そして、114周、約2時間52分の長丁場を走りきった松田選手と光貞選手は、総合
6位、7位でチェッカーフラッグを受けた。この結果、ドライバーズランキングにお
いて松田次生/小暮卓史 組(Mobil 1 NSX)が5位、道上 龍/S.フィリップ 組(TAK
ATA童夢NSX)が7位、伊藤大輔/T.コロネル 組(G'ZOX無限NSX)が8位、加藤寛規/
光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)が11位となった。
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●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「このサー
キットの特性に合わせてストレート重視のセッティングを行なった結果、スピード
はライバル達と遜色ないところまで伸びました。しかし、クルマのバランスを取る
のに苦労してタイヤに大きな負担を掛けてしまったようです。次戦のSUGOはテクニ
カルサーキットでもあり、コーナリングに強いマシンの特性を活かしながら、ドラ
イバー、チームの総合力で頑張りたいと思います。」
■6位 #64 Mobil 1 NSX
●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手
「今日のようなレース展開でポイントを獲得できたことに満足しています。クルマは
進化していますが更に改善しなければならないと思います。次戦のSUGOはNSX-GTの
得意なテクニカルコースなので今までの戦いをしっかりと分析して表彰台をねらっ
ていきます。」
●小暮 卓史(Takashi Kogure)選手
「今日はなかなかクルマのペースが上がらず苦労しましたが、チームからはタイヤを
温存する走りをするよう指示がでていましたのでその通り走りました。次のSUGOで
もベストを尽くし最良の結果を求めていきたいと思います。」
■7位 #100 RAYBRIG NSX
●加藤 寛規(Hiroki Kato)選手
「レース序盤は上位のクルマについていくのに必死でした。ただ、チームの作戦通り
に離されずに走ることができたと思います。クルマ自体は進化しているのですが、
もう少しセッティングを煮詰めたい部分もあります。SUGOは合同テストのタイムも
良かったのでしっかりと戦略を練ってベストを尽くします。」
●光貞 秀俊(Hidetosi Mitsusada)選手
「今回のレースではいかに同じラップを平均して走ることができるかを念頭にクルマ
をコントロールしました。その結果いいペースをキープすることができたので満足
しています。クルマも気になっていたオーバーステア気味になるところも、チーム
が解決してくれて、良い状態で決勝に臨むことができました。SUGOは表彰台をねら
います。」
全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第2戦
ALL JAPAN FUJI GT RACE 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年5月4日
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■モチュールピットワークGT-R、優勝!!
ザナヴィ ニスモ GT-Rも4位で、ニスモ最高の一日に!
66,000人の大観客を集めた「ALL JAPAN GT FUJI-500」は、午後1:55に
決勝レースがスタート。予選3位からスタートした影山正美、リチャード・ライアン
組の#22「モチュールピットワークGT-R」が72周目にトップに立ち114周
目のチェッカーフラッグをレースリーダーのまま駆け抜けた。4月にシェイクダウン
したばかりの03仕様の同車はデビューレースで優勝の栄光をつかんだ。
本山哲、ミハエル・クルム組の#23「ザナヴィ ニスモ GT-R」は8位からレー
スをスタートしたが周回を重ねる毎にその間隙を詰め、114周目のコントロールラ
インを通過した時点で僅か0.148秒差の4位でレースを終えた。また2位には同
じくこのレースより03仕様を投入した#12カルソニックスカイラインが入り、日
産勢は1、2、4位を占める大活躍。
ニスモの柿元監督がシーズン初頭に公約した「速いGT-R」を早くも存分に見せる
ことができた。
#22は影山正美がレースをスタート。13周目に2位に浮上。その後は長丁場のた
め序盤は抑え気味に周回する作戦を取ったが、#12スカイラインと#25スープラ
に先行を許してしまう。しかし、序盤の抑制が功を奏し、1回目のピットインで短い
時間で給油を終えることができたためレース復帰後再び3位のポジションに。ライア
ンは着実に先行車との差を埋め64周目には2位に、そして72周目にはレースリー
ダーの#38スープラを捉えトップに躍り出た。その後もペースを落とすことなく、
114周目のトップフィニッシュをつかんだ。
ニスモの優勝は、2001年のJGTC第4戦富士ラウンド以来1年9ヶ月ぶり。優勝し
た影山正美は、2000年の開幕戦以来の勝利だが、優勝回数が累計6回となり、J‐
GTCシリーズ最多優勝ドライバー(エリック・コマス選手とタイ)となった。
#23は、本山哲がスターティングドライバー。50kgのハンディウエイトを積んで
8番手からのスタートであったが、12周目に#35スープラを抜いて7位に。その
後6位となると30周目には5位へと確実にポジションを上げていった。41周目に
ミハエル・クルムに交代。終盤上位車の脱落によって4位となると、約10秒あった
#39との差を徐々につめ、最終ラップまであきらめずに3位を追い続けた。結果は
僅差の4位であったが開幕戦の2位に続きポイントを加算。チャンピオン獲得に向け
て、確実に一歩ステップを進めることとなった。
■リチャード・ライアン選手
「グランドスタンドで日産の旗を振り続けてくれたファンの皆さんに感謝したいです。
とても心強かった。メカニック達もドライバーも、チームの皆が100%力を発揮
できたことが勝因です。テストからこのクルマはとても速いことがわかっていたの
で、完走さえすれば、良い結果がついて来ると信じていた。レースでは、タイヤや
ギアボックスを酷使しないように気をつけて走りました。今年の素晴らしいチャン
スをくれた日産の期待に応えられて良かったです」
■影山正美選手
「日産ファン、スカイラインファンの皆さん、大変長らくお待たせしました。
やっと勝てました。メカニック達も今週は寝ずの作業をしてくれました。
去年表彰台に一度も上れなかったので、今日の優勝は本当にうれしいです。今年のク
ルマは速いので、レース中にコンスタントに走れるクルマを作ることがポイントでし
た。今後も確実にポイントを重ねてチャンピオン争いをしたいです」
■ニスモチーム 柿元監督
「まずは応援ありがとうございました。大変長らくお待たせしましたが、次からもド
ンドン勝ちを狙っていきますので引き続きご声援をお願いします。今週は実は大変
苦しんだんです。スタッフもメカニックも大変努力し、力を注ぎました。その結果、
クルマも良く仕上がりましたし、ドライバーもベストを尽くしました。そして、フ
ァンの皆様の熱いご声援、それらすべてが天に伝わったのだと思います」
■決勝結果
POS Car No Driver Time
1 モチュールピットワーク GT-R #22 リチャード・ライアン / 影山正美 2:49'05"641
2 カルソニックスカイライン #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 -11"003
3 デンソーサードスープラGT #39 ドミニク・シュワガー / 織戸 学 -38"614
4 ザナヴィ ニスモ GT-R #23 本山 哲 / ミハエル・クルム -38"862
5 プロジェクトμエスペリアスープラ #35 服部尚貴 / 脇阪薫一 -1Lap
6 Mobil 1 NSX #64 松田次生 / 小暮卓史 -1Lap
7 RAYBRIG NSX #100 加藤寛規 / 光貞秀俊 -1Lap
8 ZENT トムススープラ #37 黒澤琢弥 / マルコ・アピチェラ -3Laps
9 イエローコーンマクラーレンGTR #76 五十嵐勇大 / 田嶋栄一 -4Laps
10 WOODONE トムススープラ #36 土屋武士 / エリック・コマス -7Laps
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
喜びの両クラス優勝者(Photo:Motorsports@nifty)
■GT500クラス #22モチュールピットワークGT-R
影山正美
お待たせしました。まず日産ファン、スカイラインファンのみなさんに「お待たせし
ました」というのを心から言いたい。今日も観客席から熱心に旗を振って応援してく
れたことが大きな力になった。序盤で順位を落としたが、短い時間でピットアウトで
きて、ライアンも頑張ってくれたので落とした順位を挽回できた。
本当に僕のバースディプレゼントになって非常に嬉しい。(GT通算7勝目で星野選手を
抜いたことについて)勝つということはレーシングドライバーにとっては最高のもの
で、それが6回でも7回でも嬉しさに変わりはない。去年みたいに一年間一回も表彰台
にあがれなかったのはレース人生の中で初めてだったのでそういう意味でも嬉しい。
TIで23がシェイクダウンした時点で速いのは分かっていた。今日のレースで速いスカ
イラインを皆さんにお見せすることができた。
ここ何年かGTでは一回も勝たないでチャンピオンということがあったが勝つことが一
番嬉しい。これからも勝ちを狙って、ポイントを積み重ねて、タイトルを狙っていき
たい。
リチャード・ライアン
コースサイドで熱心に旗を振ってくれたファンの応援が大きな力になった。今シーズ
ンもこのままの調子で行きたいと思う。クルマが速いのはテストの結果で分かってい
たので今回のレースはいい結果が出ると信じていた。日産に来て大きなチャンスを貰
ったと思う。GT参戦2年目ということで去年の経験が生かせるはずだし、なによりも
このレースは完走することが重要だと思うので、コンスタントに結果を残せるよう頑
張りたい。
■GT300クラス #26 PLUS e タイサンアドバンGT3R
山路慎一
金曜にアクシデントに巻き込まれて充分な走行が出来なかったが、メカニックが徹夜
で頑張ってくれた。500kmということでタイヤがどこまでもつか不安だったが、ヨコ
ハマタイヤが素晴らしいタイヤを作ってくれたので、いい結果が残せた。Zが凄い勢い
で追い上げてきたので必死で逃げ切ろうと頑張った。次はかなり重いので結果は出せ
ないと思うんで、他の車を応援してあげてください。
西澤和之
やっとGTで初優勝できました。走っているうちにクラッチがだいぶ奥に入って切れが
悪くなったり、ブレーキも奥に入ってって運転しにくい状態があったが、500から優
秀なドライバーを引き抜いてきたので結果は心配していなかったし、テストでも富士
には手ごたえを感じていた。今後も信頼性を大事にして戦っていきたい。
波乱のレースを制したモチュールピットワークGT-R(Photo:K.Takeshita)
GT-R、1年9か月ぶりの美酒に酔う!
5月4日、富士スピードウェイで行われた全日本GT選手権第2戦富士500は、#22モ
チュールピットワークGT-Rが混戦を制し、スカイラインGT-Rに1年9ヶ月ぶりの優勝
をもたらした。
レースはまずPPの#38auセルモスープラが1コーナーを制し、そのまま後続をぐんぐ
ん引き離していった。2位には#1エッソウルトラフロー スープラがつけていたが、
2周目に入って突然左前輪のハブを破損、ピットで長時間の修理に入る。13周目には
#36WOODONE トムススープラも同様のトラブルに見舞われた。
この2台がトップグループから脱落する一方では、#22モチュールピットワークGT-R、
#23ザナヴィ ニスモ GT-R、#12カルソニックスカイライン、#25ADVAN スープラ、
#39デンソーサードスープラGTらがめまぐるしく順位を入れ替えるバトルを展開して
いた。特に#12を駆るブノワ・トルルイエの勢いはすさまじく、瞬く間に2位に進出し
てきた。
レース中盤までは#38と#12の近づいたり離れたりの攻防が続いたが、その後方から
着実に順位を稼いできた#22が63周目に#12を抜き去ると、そのままの勢いで#38の追
撃にかかる。
そして71周目。周回遅れの処理に手間取った#38竹内を#22ライアンが一気に追い詰
め、72周目の100Rで積極的にインに割って入って遂に首位を奪い取った。
一方#38竹内は次の周の100Rでコースアウトし、右フロントフェンダーを損傷するも
そのまま走り続け、オレンジボウルが提示された後も更に5周してピットイン。結局
これがH項違反とされて失格の裁定が下った。
その後は#22が順調に周回を重ね、2位との差を10秒以上に引き離してゴール。2位に
は#12カルソニック、3位に#39サードスープラをはさんで4位に#23ザナヴィが入り、
ニッサンが1-2-4フィニッシュを達成した。ニッサンの優勝は2001年8月の富士以来1
年9ヶ月ぶりだった。
(観客:6万6千人)
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
2003年5月4日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-------------Lap-GoalTime---
1 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 114 2:49'05.641
2 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 114 - 11.033
3 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 114 - 38.614
4 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 114 - 38.862
5 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 113 - 1 Lap
6 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 113 - 1 Lap
7 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 113 - 1 Lap
8* 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 111 - 3 Laps
9* 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 110 - 4 Laps
10 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 107 - 7 Laps
11 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 106 - 8 Laps
12 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 105 - 9 Laps
13 3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ 木下/柳田 105 - 9 Laps
14 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 105 - 9 Laps
15 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 105 - 9 Laps
16 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 105 - 9 Laps
17 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 104 - 10 Laps
18* 71 300 シグマMR-S 城内/澤 103 - 11 Laps
19 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 103 - 11 Laps
20 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R 玉中/三船 103 - 11 Laps
21 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 103 - 11 Laps
22 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R ウィルコック/浅井 102 - 12 Laps
23 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 102 - 12 Laps
24 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 101 - 13 Laps
25 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 101 - 13 Laps
26 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 100 - 14 Laps
27 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 98 - 16 Laps
28 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 96 - 18 Laps
29 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 95 - 19 Laps
30 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 93 - 21 Laps
31 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 81 - 33 Laps
32*111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 77 - 37 Laps
-----------以上完走----------------------------------------------------------
25 500 ADVAN スープラ デュフォア/野田 66 - 48 Laps
9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT 菅/筒井 61 - 53 Laps
18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 60 - 54 Laps
16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 60 - 54 Laps
8 500 ARTA NSX 土屋/金石 56 - 58 Laps
88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 47 - 67 Laps
* 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/滑川 39 - 75 Laps
2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 26 - 88 Laps
77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 22 - 92 Laps
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 11 - 103 Laps
10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 3 - 111 Laps
■ 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 (レース除外)
-----------------------------------------------------------------------------
* #21は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティ。
* #37は、H項違反によりペナルティエリアストップ10秒。
* #76は、H項違反(黄旗追越し)によりペナルティエリアストップ10秒。
* #71は、給油中の作業違反により、ドライビングスルーペナルティ。
* #111は、H項違反(黄旗中のスピン)によりペナルティエリアストップ10秒。
■#38は、H項違反(オレンジディスク旗4回無視)によりレース除外。
ADVANユーザーであるデンソースープラがトップタイム(Photo:K.Takeshita)
3連休中日の5月4日。少し汗ばむほど、快晴の富士スピードウェイでJGTC第2戦の決勝
日を迎えた。
午前8時30分、フリー走行が開始された。
コースオープンと同時に各車一斉にコースに出て行き、決勝への準備に余念がない
模様。
GT500は#39デンソーサードスープラが1分25秒801でトップタイム。以下#1エッソウル
トラフロー スープラ、#25ADVAN スープラと続き、上位5位までをスープラが占める。
中でもアドバン勢が好調のようで、決勝での活躍が期待される。
スカイライン勢は#22モチュールピットワークGT-Rの6位を筆頭に#12カルソニックス
カイラインが7位、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rは9位だった。
開幕のTIに続いて苦戦が続くNSX勢はここでも下位に沈み、#16G'ZOX無限NSXが10位に
はいるのが精一杯のようだ。決勝に向けて逆転の秘策は果たしてあるのだろうか。
一方GT300は#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zが1分33秒245でトップ。以下#24Endless
タイサンアドバンGT3R、#31RECKLESS MR-Sと続く。今回初のPPを獲得した#9正義の味
方覆面レーサーX MTも着実に6番手につけ、決勝に向けて準備は万全のようだ。
セッション残り3分となったところで#76と#111が1コーナーでスピンアウト。さらにダ
ンロップコーナーでレイジュンがスピンしてコース上に停止したため、赤旗が提示。
そのまま終了となった。
なお、昨日クラッシュしてしまい予選基準タイムをクリアできなかった#19ウェッズ
スポーツMR-Sは出走していない。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
2003年5月4日 富士スピードウェイ(静岡県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'25.801
2 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'25.921
3 25 500 ADVAN スープラ デュフォア/野田 1'26.071
4 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'26.225
5 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'26.322
6 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'26.462
7 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'26.593
8 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'26.903
9 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'26.910
10 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'26.944
11 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'27.371
12 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'27.386
13 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'27.413
14 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'27.509
15 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'28.294
16 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'30.500
17 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'31.365
18 3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ 木下/柳田 1'33.245
19 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R ウィルコック/浅井 1'33.760
20 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'33.760
21 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'33.839
22 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'34.257
23 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'34.353
24 9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT 菅/筒井 1'34.540
25 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'34.606
26 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'34.608
27 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'34.919
28 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R 玉中/三船 1'34.930
29 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'34.955
30 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'35.045
31 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'35.102
32 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'35.716
33 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'35.741
34 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'35.773
35 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'35.783
36 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'35.817
37 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'36.290
38 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'36.406
39 61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 1'36.556
40 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 1'37.295
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'37.911
42 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/滑川 1'38.037
43 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'40.242
44 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'41.633
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2003年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選総合結果 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 R1'23.886
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス R1'24.255
3 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 R1'24.282
4 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'24.363
5 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'24.409
6 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'24.431
7 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'24.444
8 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'24.621
9 25 500 ADVAN スープラ デュフォア/野田 1'24.625
10 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'24.692
11 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'24.896
12 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'25.163
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'25.229
14 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'25.734
15 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'26.036
16 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'26.070
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'28.436
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'28.950
19 9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT 菅/筒井 1'31.356
20 3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ 木下/柳田 1'31.662
21 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'31.685
22 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'32.181
23 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'32.507
24 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'32.685
25 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'32.709
26 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R ウィルコック/浅井 1'32.861
27 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'32.972
28 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R 玉中/三船 1'33.069
29 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'33.179
30 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'33.286
31 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.330
32 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'33.746
33 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'33.943
34 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'34.122
35 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'34.542
36 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'34.764
37 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'35.024
38 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'35.119
39 61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 1'35.350
40 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 1'35.706
41 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/滑川 1'36.423
42 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'36.596
43 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'36.600
44 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'37.969
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19 300 ウェッズスポーツMR-S 青木/田中 1'40.638
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R:コースレコード(従来のレコードタイムは1'24.303)
* #88,#111,#10の3台は、一方のドライバーが予選通過基準タイムをクリアできな
かったが、大会審査委員会により出走が認められた。
* #19は、予選中のクラッシュにより決勝出走を見合わせた模様。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/