SUPER GT
第3戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA
「SUPER GT」第3戦 灼熱のセパンでスープラが3位表彰台
今季唯一の遠征戦で、4位にもスープラが入賞。
GT300ではMR-Sが2位表彰台
「SUPER GT」の第3戦「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」が6月25日(土)、26日(日)の両日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われた。
マレーシアでの遠征戦は2000年にオールスター戦として初開催されて以来、SARSの影響で休止された2003年を挟み5回目の開催。今季よりインターナショナルシリーズに移行した「SUPER GT」シリーズで唯一、海外遠征戦となる。
同大会にはGT500クラス17台、GT300クラス27台の総勢44台が参加。このうちトヨタ勢はGT500クラスに8台のスープラ、GT300クラスには2台のセリカと2台のMR-Sがエントリーした。
赤道にほど近い亜熱帯地域でのレースは、車両にとってもドライバーにとっても暑さ対策が大きな課題のひとつだが、トヨタ・スープラはセパンでオフシーズンテストを行っており、万全の体制でレースに臨んだ。
◆予選◆
今シーズン、開幕戦では、エクリプス・アドバン・スープラ25号車が優勝、新装・富士での初レースとなった第2戦ではZENTセルモスープラ38号車が優勝と、開幕2連勝を記録しているトヨタ・スープラ勢。第3戦に先立ち、24日(金)に行われた練習走行では、70㎏のウエイトを積んだスープラ38号車が3番手につけるなど引き続き好調をアピールした。
25日(土)に行われた公式予選は、今回もスーパーラップ方式を採用。予選1回目セッションは午前11時に晴れ時々曇りの天候の下、気温36度、路面温度45度でスタート。エッソウルトラフロースープラ6号車が2番手タイムを記録し、スープラ38号車が7番手、ダイナシティトムススープラ36号車も8番手に食い込んで、スーパーラップへの出場権を獲得した。
続いて予選2回目セッションは午後4時から各クラス15分間づつ実施。気温は34度、路面温度は48度とまだまだ厳しい暑さの中で、スープラ25号車とイエローハットYMSスープラ35号車が1、2番手タイムをマークし、スーパーラップの追加出場枠を確保した。
続いて午後4時45分から行われたスーパーラップには、GT500クラスにスープラ5台、GT300クラスにはMR‐S2台とセリカ1台が参加してタイムアタックが行われた。路面温度は序々に下がっていく中、まず、GT300クラスのスーパーラップでRECKLESSMR‐S30号車が終盤に2番手タイムを記録。APEXERA MR‐S31号車も4位に食い込んだ。
その後のGT500クラスでは、最後に出走したスープラ6号車が3番手、36号車は7番手、前戦優勝の38号車は8番手グリッドから決勝レースへ挑むことととなった。
◆決勝◆
26日(日)も好天の下、気温が上昇。決勝スタートは午後4時と遅めの時刻に設定されたが、それでも気温は40度/路面温度58度という酷暑の中で決勝レースのスタートが切られた。
3番手スタートのスープラ6号車は、オープニングラップの1コーナー進入で前を行くNSXをパスして2位に躍進するが、アンダーステアに悩み、徐々に後退。
一方、7番手スタートのスープラ36号車はやや早めの23周目にピットイン、この際の迅速なピット作業と、素早いアウトラップによって、ピットインが一巡した時点で3位に浮上。そのままポジションを守りきり、開幕戦に続き3位表彰台を獲得した。
また、レース中盤のピット作業を終えて5位につけていたスープラ6号車は、終盤戦で、後続のNSXからの激しい追撃を受けるが、順位を守り切り、4位でチェッカーを受けた。
GT300クラスでは2番手スタートのMR‐S30号車が終始トップを追撃。首位奪取は叶わなかったものの、2位表彰台を獲得した。
ダイナシティトムススープラ36号車 ドライバー土屋武士のコメント:
今回我々はニューカーでの初戦で、完全にセッティングを詰めきれなかった。しかし、そのような状況の中では思い通りにレースを進めることが出来たと思う。車内の熱対策についても、自分は比較的暑さに強いようで、問題なかった。これからも努力を重ねて上位入賞を目指す。
ダイナシティトムススープラ36号車 ドライバーJ.コートニーのコメント:
初めて予選アタックを担当し、色々と勉強になった。アンダーステア傾向に悩んだが、決勝では良いセッティングが得られた。次戦SUGOがとても楽しみだ。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
気温40度という酷暑の中でのレースとなったが、スープラ36号車が健闘し、3位表彰台を獲得することが出来て良かった。また、GT300クラスでは中嶋一貴君や平中克幸君など若手ドライバーも活躍を見せてくれた。しかし、ライバルもレベルアップしてきており、我々もスープラのポテンシャルを一層高める必要がある。引き続き全力を尽くして開発を進め、次戦SUGOでの好結果に繋げたい。
SUPER GT 第3戦
「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALYSIA」 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2005年6月26日
■開催場所:セパン・サーキット(マレーシア)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■チャンピオンの実力。
#1ザナヴィ ニスモZが逆転勝利 !!
SUPER GT第3戦「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALYSIA」がマレーシアのセパン・インターナショナルサーキット(1周5.542km)で開催され予選4位からスタートした#1ザナヴィ ニスモZ(本山哲/リチャード・ライアン組)が激しい接戦の末、劇的な逆転優勝を収めた。また、予選11位からスタートしたミハエル・クルム/柳田真孝組の#22
モチュールキーバリューZは6位でフィニッシュした。
この日のセパンサーキットは、レースがスタートした午後4時時点で34度。路面温度は50度を超えていた。
54周のレースがスタート。#1本山は3周目に#32 NSXを抜き、そして5周目には#6スープラを捕らえて早くも2位に浮上する。しかし、首位の#8 NSXはさらにハイペースでレースをリードしていった。本山は一時7秒以上に広がった差を20周目には約3秒まで縮める。そして25周目にライアンに交代した。ライアンは44周目の第1コーナーで#8を抜き、その後間隔を広げて行くかに見えたが、52周目に入る最終コーナー手前で#8にパスされてしまう。しかし、最終コーナーで再びライアンが首位を奪還し、そのまま54周目のフィニッシュラインを駆け抜けた。
ルーキー柳田真孝がスタートドライバーを務めた#22モチュールキーバリューZは、11番グリッドからスタートし、序盤は一時10位を走ったが、その後リスクをさけて後続に先行を許すことに。21周目ミハエル・クルムにドライバー交代し、28周目には7位にまで浮上。その後6位に上がり終盤を迎えた。#18 NSXが#22の背後に迫り激しくプッシュしてきたがこれを巧みに抑え、6位でチェッカーフラッグを受けた。
公式予選から好調であった#12カルソニックIMPUL Zは、5番手からブノワ・トレルイエがスタート。トレルイエは先行車を激しく攻めたが、5周目に痛恨のコースアウト。コースに戻ったが、順位を14位まで落としてしまう。その後井出有治に交代。井出は8位までポジションを上げ、ゴールを迎えた。
9番手スタートの#3 G’ZOX・HASEMI・Zは、金石年弘が序盤を担当。6位に上げてピットインし、エリック・コマスにドライバーチェンジしたが4位で走行中に序盤の接触事故が裁定を受けてドライブスルーペナルティに。13位でレースに戻ったが、その後さらに他車と接触し、37周目にコースサイドにストップ。そこでリタイヤとなった。
今季初優勝した#1の本山哲/リチャード・ライアン組は、チャンピオンシップポイントで首位に立ち、3年連続チャンピオン獲得に向けての一歩を踏み出した。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
NAエンジン仕様のARTA NSXがSUPER GT初となるポールポジションからスタート 激しいトップ争いを繰り広げて2位表彰台を獲得
決勝日:5月26日(日)
サーキット:セパン・サーキット 天候:予選/晴れ 決勝/晴れ 気温:35℃(16:00現在)
決勝レース:54周(299.268km)
コースコンディション:ドライ 観客数:45,000人(主催者発表)
6月26日(日)、セパン・サーキット(マレーシア)において、2005年SUPER GT第3戦「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」の決勝レースが開催された。
Honda NSX-GT勢は、新たなチャレンジとして今レースから#8 ARTA NSXの1台にNA(自然吸気)エンジン仕様車を投入した。今シーズンの車体は、新たにワイド&ロングボディを採用、ダウンフォースの大幅な向上と軽量化を実現したが、今シーズン中盤に向けさらに戦闘力向上のための仕様を再検討した。その結果、NAエンジンを搭載することで、エンジン回りの軽量化による重量配分の向上、インタークーラー用サイドインテークの廃止による空力性能の向上、その他の改良と合わせ、トータルパフォーマンスが高められると考え、NAエンジンの実戦投入を決断した。このNAエンジンは、量産NSX搭載のV6 3.2リッターをベースとし、排気量を3.5リッターに拡大、SUPER GT用に進化させている。まずは、ARTA NSXの1台にNAエンジンを搭載し、実戦での評価に基づき、今後のエンジン仕様を決定する予定となっている。
金曜日の練習走行から早くもNAエンジン仕様の#8伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)が速さをみせた。練習走行2回目でトップタイムを記録し、25日(土)に行われた予選1回目でもトップタイムとなる1分59秒387をマークした。ターボ仕様車は#18道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)が1分59秒924を記録し5番手、#32松田次生/アンドレ・ロッテラー組 (EPSON NSX)が6番手となり、NSX-GT勢は3台が予選2回目に行われるスーパーラップへ進出することとなった。
予選1回目の上位10台と予選2回目のフリー走行で上位2台に入った計12台のマシンにより、決勝グリッドが決定するスーパーラップは午後4時から開始された。午前中に行われた予選1回目より気温と路面温度が下がっているため、好コンディションでのタイムアタックが期待された。このスーパーラップにおいて#8 ARTA NSXは、R.ファーマン選手が走行し、ただ一人57秒台に入る1分57秒824を記録し、見事にポールポジションを獲得。Honda NSX-GTにとってSUPER GT初のポールポジション獲得となった(GTシリーズとしては2002年第7戦MINE以来)。続く2番グリッドには1分58秒707を記録した#32 EPSON NSXが入り、Honda NSX-GTがフロントロー独占を果たした。#18 TAKATA童夢NSXは6番グリッドからのスタートとなり、スーパーラップ進出を逃した#100 セバスチャン・フィリップ/ジェレミー・デュフォア組(RAYBRIG NSX)は15番手グリッドから決勝を戦うこととなった。
決勝日は多くのファンがサーキットに駆けつけ、グランドスタンドがほぼ埋まるほどの盛況ぶりとなった。レースは日中の高気温を避けるために、午後 4時にスタートされる。しかしながら、天候に恵まれた決勝日はスタート時でも気温35度、路面温度55度まで上昇し、マシン、ドライバーにとって厳しいコンディションでの決勝スタートとなった。
決勝はフロントローからスタートした#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手がトップを守り、オープニングラップを走行。2番手スタートのA.ロッテラー選手(#32 EPSON NSX)は3位、道上龍選手(TAKATA童夢NSX)が6位、S.フィリップ選手(#100 RAYBRIG NSX)が13位と続いた。トップを快走するファーマン選手は、ただ一人2分00秒台で周回を重ね、後続との差を広げていき、6周終了時には実に7秒以上もの差をつけて独走態勢に入る。A.ロッテラー選手は4位にポジションを落としたものの、5位まで浮上した道上龍選手とともにセカンドグループで激しいバトルを繰り広げた。
果敢に攻めていたA.ロッテラー選手は、16周目の最終コーナーで#6エッソウルトラフロースープラをパスして3位に浮上する。一方、道上龍選手はレース中盤となる23周目の最終コーナーで、#6エッソウルトラフロースープラのイン側から抜こうとしたが接触してスピン。すぐにコースへ復帰するが、ポジションを13位まで落としてしまう。
レースも折り返しとなった24周目終了時にトップを走るR.ファーマン選手がピットイン。タイヤ交換と燃料補給をし、ドライバー交代して伊藤大輔選手に交代した。その後、2位のザナヴィ ニスモ Zを抑えながら粘りの走行をみせる。全車がほぼドライバー交代を終えた時点で、トップに#8 ARTA NSX、5位に#32 EPSON NSX、7位に挽回の走りをみせる#18 TAKATA童夢NSX、10位に#100 RAYBRIG NSXと続く。10位を走行していたJ.デュフォア選手(#100 RAYBRIG NSX)は37周目の最終コーナーで後続に追突されスピンを喫するが、コースに復帰する。
2位と1秒以内の接近戦を20周にわたり繰り広げていた伊藤大輔選手は、44周目の1コーナーで2位に後退するものの、激しい攻めをみせテール・トゥ・ノーズのトップ争いを繰り広げた。そして、残り3周となった52周目に再びトップを奪取。しかし、直後の53周目の1コーナーでトップを奪われ、チェッカーフラッグまで逆転はならず2位となった。続くHonda NSX-GT勢は#32 EPSON NSXが5位。#18 TAKATA童夢NSXが7位。#100 RAYBRIG NSXが10位でチェッカーを受けた。
コメント
■白井 裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「優勝を狙っていましたが、本当に悔しい結果となりました。新たなマシンの戦闘力の高さを感じることができました。さらに、ターボ仕様車も予選2位を獲得し、ポテンシャルの高さを示すことができましたし、今後は2つのエンジンのメリット、デメリットを分析して優勝するための最善策を講じたいと思います。これからもNSX-GTへの応援をよろしくお願い致します」
2位 #8 ARTA NSX
■伊藤 大輔(Daisuke Ito)選手
「ラルフがポールポジションからスタートして、後続とのアドバンテージを築いてくれたのですが、ソフトタイヤを選択してしまったので早めのピットインとなり、後半は厳しい展開となりました。今朝の時点でクールスーツに問題があるのが分かったのですが、対策が完全ではなく、ラスト10周あたりから体力的に厳しい状況でした。残り3周でトップを奪い返したのですが、抜き返されてから集中力が少し切れてしまったのと、体力的に限界に近い状況だったので逆転することができませんでした。でも、この短期間でポテンシャルの高いマシンを仕上げてくれたHondaとチームに感謝したいです。スタッフのためにも、どうしても優勝したかったし、悔しい気持ちでいっぱいです」
■ラルフ・ファーマン(Ralph Firman)選手
「優勝できなかったのは残念でしたが、納得のいくレースでした。序盤から2位との差をキープして走ることができました。ただ、周回遅れをパスする際にタイムをロスしてしまったことを後悔しています。でも、マシンのポテンシャルは非常に高いので、細かい改良をしていけば、また優勝するチャンスはあるよ」
決勝 : 2005年6月26日 16時04分 スタート、17時57分 チェッカー
天候:晴 コース:ドライ
セパンサーキット:5.542km 54 Laps (299.268km)
P |
No |
Cls |
Cls.P |
Machine |
Driver |
Tyre |
Wh |
Lap |
Total/Delay |
1 |
1 |
500 |
1 |
ザナヴィ ニスモ Z |
本山 哲 リチャード・ライアン |
BS |
30 |
54 |
1:52'39.660 |
2 |
8 |
500 |
2 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン |
BS |
|
54 |
0'04.499 |
3 |
36 |
500 |
3 |
DYNACITY TOM'S SUPRA |
土屋 武士 ジェームズ・コートニー |
BS |
10 |
54 |
0'15.375 |
4 |
6 |
500 |
4 |
エッソウルトラフロースープラ |
脇阪 寿一 飯田 章 |
BS |
10 |
54 |
0'26.485 |
5 |
32 |
500 |
5 |
EPSON NSX |
松田 次生 アンドレ・ロッテラー |
DL |
|
54 |
0'27.271 |
6 |
22 |
500 |
6 |
モチュール キーバリュー Z |
ミハエル・クルム 柳田 真孝 |
BS |
50 |
54 |
0'33.687 |
7 |
18 |
500 |
7 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
1 |
54 |
0'33.952 |
8 |
12 |
500 |
8 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ 井出 有治 |
BS |
|
54 |
0'50.395 |
9 |
39 |
500 |
9 |
デンソー サード スープラGT |
アンドレ・クート ロニー・クインタレッリ |
BS |
|
54 |
0'53.469 |
10 |
100 |
500 |
10 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ ジェレミー・デュフォア |
BS |
1 |
54 |
1'06.619 |
11 |
38 |
500 |
11 |
ZENT セルモ スープラ |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
70 |
54 |
1'14.464 |
12 |
34 |
500 |
12 |
BANDAIスープラ |
荒 聖治 横溝 直輝 |
DL |
|
54 |
1'15.547 |
13 |
37 |
500 |
13 |
DYNACITY TOM'S SUPRA |
片岡 龍也 山本 左近 |
BS |
10 |
54 |
1'21.313 |
14 |
35 |
500 |
14 |
イエローハットYMSスープラ |
服部 尚貴 脇阪 薫一 |
DL |
30 |
54 |
1'28.021 |
15 |
43 |
300 |
1 |
ARTA Garaiya |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
30 |
51 |
1:54'02.979 |
16 |
30 |
300 |
2 |
RECKLESS MR-S |
佐々木 孝太 山野 哲也 |
MI |
10 |
51 |
0'10.673 |
17 |
13 |
300 |
3 |
エンドレス アドバン Z |
木下 みつひろ 影山 正美 |
YH |
25 |
51 |
0'40.474 |
18 |
11 |
300 |
4 |
GPH FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 パオロ・モンティン |
DL |
5 |
51 |
0'42.928 |
19 |
31 |
300 |
5 |
APEXERA MR-S |
田中 実 中嶋 一貴 |
MI |
15 |
51 |
0'43.214 |
20 |
46 |
300 |
6 |
Dream Cube's ADVAN Z |
星野 一樹 青木 孝行 |
YH |
20 |
51 |
0'49.466 |
21 |
19 |
300 |
7 |
ウェッズスポーツセリカ |
加藤 寛規 谷口 信輝 |
YH |
5 |
50 |
1Laps |
22 |
7 |
300 |
8 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山路 慎一 井入 宏之 |
YH |
15 |
50 |
1Laps |
23 |
0 |
300 |
9 |
EBBRO M-TEC NSX |
黒澤 治樹 細川 慎弥 |
DL |
70 |
50 |
1Laps |
24 |
77 |
300 |
10 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 谷川 達也 |
YH |
2 |
50 |
1Laps |
25 |
62 |
300 |
11 |
WILLCOM ADVAN VEMAC350R |
柴原 眞介 植松 忠雄 |
YH |
1 |
50 |
1Laps |
26 |
52 |
300 |
12 |
プロμ太陽石油 KUMHO セリカ |
竹内 浩典 平中 克幸 |
KH |
10 |
49 |
2Laps |
27 |
5 |
300 |
13 |
プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
2 |
49 |
2Laps |
28 |
2 |
300 |
14 |
Privée Zurich アップル RD320R |
高橋 一穂 渡辺 明 |
YH |
1 |
49 |
2Laps |
29 |
777 |
300 |
15 |
梁山泊・TEAM高見沢ADVANGT3 |
高見沢 一吉 砂子 塾長 |
YH |
|
49 |
2Laps |
30 |
26 |
300 |
16 |
DIRECTION TAISAN ゲンバラGT3R |
山岸 大 井上 貴志 |
YH |
|
49 |
2Laps |
31 |
47 |
300 |
17 |
CCI・リカルデント・ADVAN Z |
清水 剛 藤井 誠暢 |
YH |
2 |
48 |
3Laps |
32 |
72 |
300 |
18 |
FK/massimo ADVAN ポルシェ |
和田 博 平川 晃 |
YH |
|
48 |
3Laps |
33 |
110 |
300 |
19 |
ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT |
菅 一乗 大井 貴之 |
YH |
|
48 |
3Laps |
34 |
70 |
300 |
20 |
外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 田嶋 栄一 |
YH |
|
47 |
4Laps |
35 |
25 |
300 |
21 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 ドミニク・シュワガー |
YH |
50 |
45 |
9Laps |
36 |
111 |
300 |
22 |
ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 |
飯島 寛也 Guts 城内 |
YH |
|
45 |
6Laps |
以上完走( GT500 : 37Laps / GT300 : 35Laps ) |
|
3 |
500 |
|
G'ZOX・HASEMI・Z |
金石 年弘 エリック・コマス |
BS |
|
35 |
19Laps |
|
21 |
500 |
|
ノマド フェラーリ 550GTS |
黒澤 琢弥 光貞 秀俊 |
DL |
|
26 |
28Laps |
|
112 |
300 |
|
ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 |
余郷 敦 澤 圭太 |
YH |
|
24 |
27Laps |
|
10 |
300 |
|
MACH-GO FERRARI DUNLOP |
三船 剛 松田 秀士 |
DL |
1 |
22 |
29Laps |
|
27 |
300 |
|
direxiv ADVAN 320R |
宮川 やすお 密山 祥吾 |
YH |
10 |
9 |
42Laps |
|
9 |
300 |
|
Gulf ADVAN FORTUNE MT |
山下 潤一郎 山田 英二 |
YH |
|
2 |
49Laps |
参加台数:44台 出走台数:42台 完走台数:36台
Fastest Lap :
GT500:2'00.888 (R.ファーマン/No.8 ARTA NSX)
GT300:2'10.109 (新田守男/No.43 ARTA Garaiya)
*No.3は、No.18との接触に対しドライビングスルーペナルティを課された。
タイヤ = BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
WH = ウェイトハンデ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)
SUPER GT 第3戦
「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALYSIA」 公式予選◆◆速報!!◆◆
SUPER GT 第3戦
「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALYSIA」 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2005年6月25日
■開催場所:セパン・サーキット(マレーシア)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■#1 ザナヴィ ニスモNISMO Zが4位 #12 カルソニックインパルZが5位
公式予選1回目は、25日(土)午前11時から行われた。GT500のアタックタイムとなると、4台の日産勢を筆頭に序盤からフルアタック合戦が始まった。エリック・コマスが駆る#3 G’ZOX HASEMI Zが2’00,116を出すともブノワ・トレルイエの#12 CALSONIC IMPUL Zが1’59.532を記録し、そして本山哲の#1 XANAVI NISMO Zがさらに
それを塗り替える1’59.513のタイムを出した。これによって一時日産勢がリーダーボード上位を占めることとなった。ミハエル・クルムの#22 MOTUL KEYVALUE Zは、2’00.027。アタックタイム終了間際に、#8 NSX、#6スープラがベストタイムを更新したため本山のタイムは3番手となったが、トップとのタイム差はわずかに0.131秒。#12が4位、#3が9位、#22は10位であった。4台の日産勢はそろって予選1回目の10位以内に入り、スーパーラップ出場権を獲得した。
4時間のインターバルを経て、午後4時から公式予選2回目がスタートした。スーパーラップに進出できる残り2台(各クラス)を巡ってアタック合戦が続く中、1回目の予選でスーパーラップ進出を決めているチームはスーパーラップでのアタックランに向けてセットアップ確認などに余念がない。GT500のスーパーラップがスタートしたのは5時20分過ぎ。この頃には直射日光はだいぶ和らいだ感があったが、気温は34度とまだ高い。#22はミハエル・クルム、#3はエリック・コマスがアタッカー。計測ラップはクルムが予選1回目のベストタイムを約0.3秒縮める1'59.709
を出したが、コマスは1回目のタイムを約0.6秒縮めて形勢を逆転。最終的には#22が予選11位、#3が同9位に確定した。「ポールポジションを狙う」とコメントしていた#1本山は、#12トレルイエと同枠スタート。渾身のアタックで1'58.976を記録し、1'59.078のトレルイエを引き離した。その後、#8NSXが1'57.824という驚異的なタイムを出し、#32NSX、#6スープラも本山をわずかに上回ったため本山のタイムは4位、トレルイエは5位に決定した。
決勝レースは、26日午後4時(日本時間午後5時)スタート。5.54kmのセパン・インターナショナル・サーキットを54周する。
■公式予選結果
Pos. Car Name No. Driver Name Time
1 ARTA NSX #8 伊藤大輔/ラルフ・ファーマン 1'57"824
2 EPSON NSX #32 松田次生/アンドレ・ロッテラー 1'58"707
3 エッソウルトラフロー スープラ #6 脇阪寿一/飯田 章 1'58"849
4 ザナヴィ ニスモ Z #1 本山 哲/リチャード・ライアン 1'58"976
5 カルソニック インパル Z #12 ブノワ・トレルイエ/井出有治 1'59"078
6 TAKATA 童夢 NSX #18 道上 龍/小暮卓史 1'59"253
7 DYNACITY TOM'S SUPRA #36 土屋武士/ジェームス・コートニー 1'59"428
8 ZENT セルモ スープラ #38 立川祐路/高木虎之介 1'59"439
9 G'ZOX・HASEMI・Z #3 金石年弘/エリック・コマス 1'59"489
10 ECLIPSE ADVAN スープラ #25 織戸 学/ドミニク・シュワガー 1'59"697
11 モチュール キーバリュー Z #22 ミハエル・クルム/柳田真孝 1'59"709
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
GT500クラス
P |
No |
Machine |
Driver |
Tyre |
Wh |
Time |
1 |
8 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン |
BS |
|
1'57.824 |
2 |
32 |
EPSON NSX |
松田 次生 アンドレ・ロッテラー |
DL |
|
1'58.707 |
3 |
6 |
エッソウルトラフロースープラ |
脇阪 寿一 飯田 章 |
BS |
10 |
1'58.849 |
4 |
1 |
ザナヴィ ニスモ Z |
本山 哲 リチャード・ライアン |
BS |
30 |
1'58.976 |
5 |
12 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ 井出 有治 |
BS |
|
1'59.078 |
6 |
18 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
1 |
1'59.253 |
7 |
36 |
DYNACITY TOM'S SUPRA |
土屋 武士 ジェームズ・コートニー |
BS |
10 |
1'59.428 |
8 |
38 |
ZENT セルモ スープラ |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
70 |
1'59.439 |
9 |
3 |
G'ZOX・HASEMI・Z |
金石 年弘 エリック・コマス |
BS |
|
1'59.489 |
10 |
25 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 ドミニク・シュワガー |
YH |
50 |
1'59.697 |
11 |
22 |
モチュール キーバリュー Z |
ミハエル・クルム 柳田 真孝 |
BS |
50 |
1'59.709 |
12 |
35 |
イエローハットYMSスープラ |
服部 尚貴 脇阪 薫一 |
DL |
30 |
2'00.577 |
13 |
21 |
ノマド フェラーリ 550GTS |
黒澤 琢弥 光貞 秀俊* |
DL |
|
2'00.228 |
14 |
37 |
DYNACITY TOM'S SUPRA |
片岡 龍也* 山本 左近 |
BS |
10 |
2'00.277 |
15 |
100 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ* ジェレミー・デュフォア |
BS |
1 |
2'00.545 |
16 |
34 |
BANDAIスープラ |
荒 聖治* 横溝 直輝 |
DL |
|
2'00.912 |
17 |
39 |
デンソー サード スープラGT |
アンドレ・クート ロニー・クインタレッリ* |
BS |
|
2'00.914 |
GT500 予選通過基準タイム : 1回目 2'07.806 / 2回目 2'08.369
GT300クラス
P |
No |
Machine |
Driver |
Tyre |
Wh |
Time |
1 |
43 |
ARTA Garaiya |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
30 |
2'07.897 |
2 |
30 |
RECKLESS MR-S |
佐々木 孝太 山野 哲也 |
MI |
10 |
2'07.971 |
3 |
7 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山路 慎一 井入 宏之 |
YH |
15 |
2'08.545 |
4 |
31 |
APEXERA MR-S |
田中 実 中嶋 一貴 |
MI |
15 |
2'08.632 |
5 |
27 |
direxiv ADVAN 320R |
宮川 やすお 密山 祥吾 |
YH |
10 |
2'08.805 |
6 |
13 |
エンドレス アドバン Z |
木下 みつひろ 影山 正美 |
YH |
25 |
2'09.324 |
7 |
0 |
EBBRO M-TEC NSX |
黒澤 治樹 細川 慎弥 |
DL |
70 |
2'09.431 |
8 |
46 |
Dream Cube's ADVAN Z |
星野 一樹 青木 孝行 |
YH |
20 |
2'09.471 |
9 |
2 |
Privée Zurich アップル RD320R |
高橋 一穂 渡辺 明 |
YH |
1 |
2'09.570 |
10 |
19 |
ウェッズスポーツセリカ |
加藤 寛規 谷口 信輝 |
YH |
5 |
2'09.925 |
11 |
11 |
GPH FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 パオロ・モンティン |
DL |
5 |
2'10.495 |
12 |
77 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 谷川 達也 |
YH |
2 |
- |
13 |
5 |
プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU |
玉中 哲二* 筒井 克彦 |
YH |
2 |
2'11.002 |
14 |
15 |
PROTON R3 LOTUS EXIGE 300RR |
トウンクー・ジャン・レイ ノーマン・サイモン* |
YH |
|
2'11.171 |
15 |
26 |
DIRECTION TAISAN ゲンバラGT3R |
山岸 大* 井上 貴志 |
YH |
|
2'11.467 |
16 |
9 |
Gulf ADVAN FORTUNE MT |
山下 潤一郎 山田 英二* |
YH |
|
2'11.583 |
17 |
777 |
梁山泊・TEAM高見沢ADVANGT3 |
高見沢 一吉 砂子 塾長* |
YH |
|
2'11.657 |
18 |
47 |
CCI・リカルデント・ADVAN Z |
清水 剛* 藤井 誠暢 |
YH |
2 |
2'11.681 |
19 |
52 |
プロμ太陽石油 KUMHO セリカ |
竹内 浩典 平中 克幸* |
KH |
10 |
2'11.704 |
20 |
112 |
ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 |
余郷 敦* 澤 圭太 |
YH |
|
2'12.130 |
21 |
72 |
FK/massimo ADVAN ポルシェ |
和田 博 平川 晃* |
YH |
|
2'13.940 |
22 |
110 |
ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT |
菅 一乗 大井 貴之* |
YH |
|
2'14.212 |
23 |
111 |
ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 |
飯島 寛也 Guts 城内* |
YH |
|
2'15.236 |
24 |
70 |
外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 田嶋 栄一* |
YH |
|
2'16.574 |
|
62 |
WILLCOM ADVAN VEMAC350R |
柴原 眞介 植松 忠雄 |
YH |
1 |
- |
|
10 |
MACH-GO FERRARI DUNLOP |
三船 剛 松田 秀士 |
DL |
1 |
- |
以上予選通過 |
|
913 |
フィールズ ADVAN CORVETTE C6 |
福山 英朗* (周防 彰悟) |
YH |
|
2'15.106 |
GT300 予選通過基準タイム : 1回目 2'17.719 / 2回目 2'19.298
上位12台は、スーパーラップの結果により順位を決定した。
*=タイムを出したドライバー
( )の付いたドライバーは、予選通過基準タイムオーバー
タイヤ = BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
WH = ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)
*GT300クラス No.62とNo.10は、スーパーラップ規定により決勝レースへの出走を許可する。
GT500クラス
P |
No |
Machine |
Driver |
Tyre |
Wh |
Time |
Delay |
1 |
8 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン |
BS |
|
1'57.824 |
- |
2 |
32 |
EPSON NSX |
松田 次生 アンドレ・ロッテラー |
DL |
|
1'58.707 |
0'00.883 |
3 |
6 |
エッソウルトラフロースープラ |
脇阪 寿一 飯田 章 |
BS |
10 |
1'58.849 |
0'01.025 |
4 |
1 |
ザナヴィ ニスモ Z |
本山 哲 リチャード・ライアン |
BS |
30 |
1'58.976 |
0'01.152 |
5 |
12 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ 井出 有治 |
BS |
|
1'59.078 |
0'01.254 |
6 |
18 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
1 |
1'59.253 |
0'01.429 |
7 |
36 |
DYNACITY TOM'S SUPRA |
土屋 武士 ジェームズ・コートニー |
BS |
10 |
1'59.428 |
0'01.604 |
8 |
38 |
ZENT セルモ スープラ |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
70 |
1'59.439 |
0'01.615 |
9 |
3 |
G'ZOX・HASEMI・Z |
金石 年弘 エリック・コマス |
BS |
|
1'59.489 |
0'01.665 |
10 |
25 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 ドミニク・シュワガー |
YH |
50 |
1'59.697 |
0'01.873 |
11 |
22 |
モチュール キーバリュー Z |
ミハエル・クルム 柳田 真孝 |
BS |
50 |
1'59.709 |
0'01.885 |
12 |
35 |
イエローハットYMSスープラ |
服部 尚貴 脇阪 薫一 |
DL |
30 |
2'00.577 |
0'02.753 |
GT300クラス
P |
No |
Machine |
Driver |
Tyre |
Wh |
Time |
Delay |
1 |
43 |
ARTA Garaiya |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
30 |
2'07.897 |
- |
2 |
30 |
RECKLESS MR-S |
佐々木 孝太 山野 哲也 |
MI |
10 |
2'07.971 |
0'00.074 |
3 |
7 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山路 慎一 井入 宏之 |
YH |
15 |
2'08.545 |
0'00.648 |
4 |
31 |
APEXERA MR-S |
田中 実 中嶋 一貴 |
MI |
15 |
2'08.632 |
0'00.735 |
5 |
27 |
direxiv ADVAN 320R |
宮川 やすお 密山 祥吾 |
YH |
10 |
2'08.805 |
0'00.908 |
6 |
13 |
エンドレス アドバン Z |
木下 みつひろ 影山 正美 |
YH |
25 |
2'09.324 |
0'01.427 |
7 |
0 |
EBBRO M-TEC NSX |
黒澤 治樹 細川 慎弥 |
DL |
70 |
2'09.431 |
0'01.534 |
8 |
46 |
Dream Cube's ADVAN Z |
星野 一樹 青木 孝行 |
YH |
20 |
2'09.471 |
0'01.574 |
9 |
2 |
Privée Zurich アップル RD320R |
高橋 一穂 渡辺 明 |
YH |
1 |
2'09.570 |
0'01.673 |
10 |
19 |
ウェッズスポーツセリカ |
加藤 寛規 谷口 信輝 |
YH |
5 |
2'09.925 |
0'02.028 |
11 |
11 |
GPH FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 パオロ・モンティン |
DL |
5 |
2'10.495 |
0'02.598 |
12 |
77 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 谷川 達也 |
YH |
2 |
タイムなし |
- |
タイヤ = BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
WH = ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)
P |
No |
Cls |
Cls.P |
Machine |
Driver |
Tyre |
Wh |
Time |
Delay |
1 |
25 |
500 |
1 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 ドミニク・シュワガー* |
YH |
50 |
1'59.851 |
- |
2 |
35 |
500 |
2 |
イエローハットYMSスープラ |
服部 尚貴* 脇阪 薫一 |
DL |
30 |
1'59.932 |
0'00.081 |
3 |
100 |
500 |
3 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ* ジェレミー・デュフォア |
BS |
1 |
2'00.130 |
0'00.279 |
4 |
37 |
500 |
4 |
DYNACITY TOM'S SUPRA |
片岡 龍也* 山本 左近 |
BS |
10 |
2'00.203 |
0'00.352 |
5 |
32 |
500 |
5 |
EPSON NSX |
松田 次生 アンドレ・ロッテラー* |
DL |
|
2'00.437 |
0'00.586 |
6 |
8 |
500 |
6 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン* |
BS |
|
2'00.719 |
0'00.868 |
7 |
34 |
500 |
7 |
BANDAIスープラ |
荒 聖治 横溝 直輝* |
DL |
|
2'00.777 |
0'00.926 |
8 |
21 |
500 |
8 |
ノマド フェラーリ 550GTS |
黒澤 琢弥 光貞 秀俊* |
DL |
|
2'00.840 |
0'00.989 |
9 |
39 |
500 |
9 |
デンソー サード スープラGT |
アンドレ・クート ロニー・クインタレッリ* |
BS |
|
2'00.998 |
0'01.147 |
10 |
1 |
500 |
10 |
ザナヴィ ニスモ Z |
本山 哲* リチャード・ライアン |
BS |
30 |
2'01.014 |
0'01.163 |
11 |
36 |
500 |
11 |
DYNACITY TOM'S SUPRA |
土屋 武士 ジェームズ・コートニー* |
BS |
10 |
2'01.045 |
0'01.194 |
12 |
6 |
500 |
12 |
エッソウルトラフロースープラ |
脇阪 寿一* 飯田 章 |
BS |
10 |
2'01.212 |
0'01.361 |
13 |
18 |
500 |
13 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史* |
BS |
1 |
2'01.400 |
0'01.549 |
14 |
3 |
500 |
14 |
G'ZOX・HASEMI・Z |
金石 年弘 エリック・コマス* |
BS |
|
2'02.078 |
0'02.227 |
15 |
38 |
500 |
15 |
ZENT セルモ スープラ |
立川 祐路* 高木 虎之介 |
BS |
70 |
2'02.146 |
0'02.295 |
16 |
12 |
500 |
16 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ* 井出 有治 |
BS |
|
2'02.373 |
0'02.522 |
17 |
22 |
500 |
17 |
モチュール キーバリュー Z |
ミハエル・クルム* 柳田 真孝 |
BS |
50 |
2'02.526 |
0'02.675 |
18 |
30 |
300 |
1 |
RECKLESS MR-S |
佐々木 孝太* 山野 哲也 |
MI |
10 |
2'10.075 |
- |
19 |
19 |
300 |
2 |
ウェッズスポーツセリカ |
加藤 寛規* 谷口 信輝 |
YH |
5 |
2'10.209 |
0'00.134 |
20 |
62 |
300 |
3 |
WILLCOM ADVAN VEMAC350R |
柴原 眞介* 植松 忠雄 |
YH |
1 |
2'10.271 |
0'00.196 |
21 |
11 |
300 |
4 |
GPH FERRARI DUNLOP |
田中 哲也* パオロ・モンティン |
DL |
5 |
2'10.303 |
0'00.228 |
22 |
43 |
300 |
5 |
ARTA Garaiya |
新田 守男 高木 真一* |
MI |
30 |
2'10.597 |
0'00.522 |
23 |
46 |
300 |
6 |
Dream Cube's ADVAN Z |
星野 一樹* 青木 孝行 |
YH |
20 |
2'10.686 |
0'00.611 |
24 |
26 |
300 |
7 |
DIRECTION TAISAN ゲンバラGT3R |
山岸 大* 井上 貴志 |
YH |
|
2'10.808 |
0'00.733 |
25 |
9 |
300 |
8 |
Gulf ADVAN FORTUNE MT |
山下 潤一郎 山田 英二* |
YH |
|
2'10.932 |
0'00.857 |
26 |
13 |
300 |
9 |
エンドレス アドバン Z |
木下 みつひろ* 影山 正美 |
YH |
25 |
2'10.944 |
0'00.869 |
27 |
47 |
300 |
10 |
CCI・リカルデント・ADVAN Z |
清水 剛 藤井 誠暢* |
YH |
2 |
2'11.061 |
0'00.986 |
28 |
10 |
300 |
11 |
MACH-GO FERRARI DUNLOP |
三船 剛* 松田 秀士 |
DL |
1 |
2'11.109 |
0'01.034 |
29 |
2 |
300 |
12 |
Privée Zurich アップル RD320R |
高橋 一穂 渡辺 明* |
YH |
1 |
2'11.158 |
0'01.083 |
30 |
52 |
300 |
13 |
プロμ太陽石油 KUMHO セリカ |
竹内 浩典 平中 克幸* |
KH |
10 |
2'11.634 |
0'01.559 |
31 |
31 |
300 |
14 |
APEXERA MR-S |
田中 実* 中嶋 一貴 |
MI |
15 |
2'11.662 |
0'01.587 |
32 |
0 |
300 |
15 |
EBBRO M-TEC NSX |
黒澤 治樹 細川 慎弥* |
DL |
70 |
2'11.712 |
0'01.637 |
33 |
77 |
300 |
16 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄* 谷川 達也 |
YH |
2 |
2'11.984 |
0'01.909 |
34 |
777 |
300 |
17 |
梁山泊・TEAM高見沢ADVANGT3 |
高見沢 一吉 砂子 塾長* |
YH |
|
2'12.993 |
0'02.918 |
35 |
7 |
300 |
18 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山路 慎一* 井入 宏之 |
YH |
15 |
2'13.068 |
0'02.993 |
36 |
112 |
300 |
19 |
ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 |
余郷 敦 澤 圭太* |
YH |
|
2'14.047 |
0'03.972 |
37 |
110 |
300 |
20 |
ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT |
菅 一乗* 大井 貴之 |
YH |
|
2'16.142 |
0'06.067 |
38 |
70 |
300 |
21 |
外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三* 田嶋 栄一 |
YH |
|
2'17.266 |
0'07.191 |
39 |
111 |
300 |
22 |
ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 |
飯島 寛也* Guts 城内 |
YH |
|
2'18.429 |
0'08.354 |
40 |
72 |
300 |
23 |
FK/massimo ADVAN ポルシェ |
和田 博* 平川 晃 |
YH |
|
2'18.465 |
0'08.390 |
以上予選通過 |
|
913 |
300 |
- |
フィールズ ADVAN CORVETTE C6 |
福山 英朗 周防 彰悟* |
YH |
|
2'24.938 |
0'14.863 |
|
27 |
300 |
- |
direxiv ADVAN 320R |
宮川 やすお 密山 祥吾* |
YH |
10 |
2'36.819 |
0'26.744 |
|
5 |
300 |
- |
プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
2 |
出走せず |
- |
|
15 |
300 |
- |
PROTON R3 LOTUS EXIGE 300RR |
トウンクー・ジャン・レイ ノーマン・サイモン |
YH |
|
出走せず |
- |
参加台数:44台 出走台数:42台
予選通過基準タイム (107% = GT500: 2'08.369 / GT300: 2'19.298)
*=タイムを出したドライバー
タイヤ = BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
WH = ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)
P |
No |
Cls |
Cls.P |
Machine |
Driver |
Tyre |
Wh |
Time |
Delay |
1 |
8 |
500 |
1 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン |
BS |
|
1'59.387 |
ー |
2 |
6 |
500 |
2 |
エッソウルトラフロースープラ |
脇阪 寿一 飯田 章 |
BS |
10 |
1'59.434 |
0'00.047 |
3 |
1 |
500 |
3 |
ザナヴィ ニスモ Z |
本山 哲 リチャード・ライアン |
BS |
30 |
1'59.513 |
0'00.126 |
4 |
12 |
500 |
4 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ 井出 有治 |
BS |
|
1'59.532 |
0'00.145 |
5 |
18 |
500 |
5 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
1 |
1'59.924 |
0'00.537 |
6 |
32 |
500 |
6 |
EPSON NSX |
松田 次生 アンドレ・ロッテラー |
DL |
|
1'59.981 |
0'00.594 |
7 |
38 |
500 |
7 |
ZENT セルモ スープラ |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
70 |
1'59.987 |
0'00.600 |
8 |
36 |
500 |
8 |
DYNACITY TOM'S SUPRA |
土屋 武士 ジェームズ・コートニー |
BS |
10 |
2'00.027 |
0'00.640 |
9 |
3 |
500 |
9 |
G'ZOX・HASEMI・Z |
金石 年弘 エリック・コマス |
BS |
|
2'00.116 |
0'00.729 |
10 |
22 |
500 |
10 |
モチュール キーバリュー Z |
ミハエル・クルム 柳田 真孝 |
BS |
50 |
2'00.153 |
0'00.766 |
11 |
21 |
500 |
11 |
ノマド フェラーリ 550GTS |
黒澤 琢弥 光貞 秀俊 |
DL |
|
2'00.228 |
0'00.841 |
12 |
37 |
500 |
12 |
DYNACITY TOM'S SUPRA |
片岡 龍也 山本 左近 |
BS |
10 |
2'00.277 |
0'00.890 |
13 |
25 |
500 |
13 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 ドミニク・シュワガー |
YH |
50 |
2'00.283 |
0'00.896 |
14 |
100 |
500 |
14 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ ジェレミー・デュフォア |
BS |
1 |
2'00.545 |
0'01.158 |
15 |
34 |
500 |
15 |
BANDAIスープラ |
荒 聖治 横溝 直輝 |
DL |
|
2'00.912 |
0'01.525 |
16 |
39 |
500 |
16 |
デンソー サード スープラGT |
アンドレ・クート ロニー・クインタレッリ |
BS |
|
2'00.914 |
0'01.527 |
17 |
35 |
500 |
17 |
イエローハットYMSスープラ |
服部 尚貴 脇阪 薫一 |
DL |
30 |
2'01.221 |
0'01.834 |
18 |
30 |
300 |
1 |
RECKLESS MR-S |
佐々木 孝太 山野 哲也 |
MI |
10 |
2'08.598 |
ー |
19 |
7 |
300 |
2 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山路 慎一 井入 宏之 |
YH |
15 |
2'09.128 |
0'00.530 |
20 |
27 |
300 |
3 |
direxiv ADVAN 320R |
宮川 やすお 密山 祥吾 |
YH |
10 |
2'09.222 |
0'00.624 |
21 |
31 |
300 |
4 |
APEXERA MR-S |
田中 実 中嶋 一貴 |
MI |
15 |
2'09.577 |
0'00.979 |
22 |
2 |
300 |
5 |
Privée Zurich アップル RD320R |
高橋 一穂 渡辺 明 |
YH |
1 |
2'09.625 |
0'01.027 |
23 |
13 |
300 |
6 |
エンドレス アドバン Z |
木下 みつひろ 影山 正美 |
YH |
25 |
2'09.646 |
0'01.048 |
24 |
46 |
300 |
7 |
Dream Cube's ADVAN Z |
星野 一樹 青木 孝行 |
YH |
20 |
2'09.649 |
0'01.051 |
25 |
43 |
300 |
8 |
ARTA Garaiya |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
30 |
2'09.693 |
0'01.095 |
26 |
77 |
300 |
9 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 谷川 達也 |
YH |
2 |
2'09.738 |
0'01.140 |
27 |
0 |
300 |
10 |
EBBRO M-TEC NSX |
黒澤 治樹 細川 慎弥 |
DL |
70 |
2'09.948 |
0'01.350 |
28 |
19 |
300 |
11 |
ウェッズスポーツセリカ |
加藤 寛規 谷口 信輝 |
YH |
5 |
2'10.042 |
0'01.444 |
29 |
11 |
300 |
12 |
GPH FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 パオロ・モンティン |
DL |
5 |
2'10.956 |
0'02.358 |
30 |
5 |
300 |
13 |
プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
2 |
2'11.002 |
0'02.404 |
31 |
15 |
300 |
14 |
PROTON R3 LOTUS EXIGE 300RR |
トウンクー・ジャン・レイ ノーマン・サイモン |
YH |
|
2'11.171 |
0'02.573 |
32 |
26 |
300 |
15 |
DIRECTION TAISAN ゲンバラGT3R |
山岸 大 井上 貴志 |
YH |
|
2'11.467 |
0'02.869 |
33 |
9 |
300 |
16 |
Gulf ADVAN FORTUNE MT |
山下 潤一郎 山田 英二 |
YH |
|
2'11.583 |
0'02.985 |
34 |
777 |
300 |
17 |
梁山泊・TEAM高見沢ADVANGT3 |
高見沢 一吉 砂子 塾長 |
YH |
|
2'11.657 |
0'03.059 |
35 |
47 |
300 |
18 |
CCI・リカルデント・ADVAN Z |
清水 剛 藤井 誠暢 |
YH |
2 |
2'11.681 |
0'03.083 |
36 |
52 |
300 |
19 |
プロμ太陽石油 KUMHO セリカ |
竹内 浩典 平中 克幸 |
KH |
10 |
2'11.704 |
0'03.106 |
37 |
112 |
300 |
20 |
ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 |
余郷 敦 澤 圭太 |
YH |
|
2'12.130 |
0'03.532 |
38 |
72 |
300 |
21 |
FK/massimo ADVAN ポルシェ |
和田 博 平川 晃 |
YH |
|
2'13.940 |
0'05.342 |
39 |
110 |
300 |
22 |
ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT |
菅 一乗 大井 貴之 |
YH |
|
2'14.212 |
0'05.614 |
40 |
111 |
300 |
23 |
ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 |
飯島 寛也 Guts 城内 |
YH |
|
2'15.236 |
0'06.638 |
41 |
70 |
300 |
24 |
外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 田嶋 栄一 |
YH |
|
2'16.574 |
0'07.976 |
以上予選通過 |
- |
913 |
300 |
25 |
フィールズ ADVAN CORVETTE C6 |
福山 英朗 (周防 彰悟) |
YH |
|
2'15.106 |
0'06.508 |
- |
10 |
300 |
26 |
MACH-GO FERRARI DUNLOP |
三船 剛 松田 秀士 |
DL |
1 |
出走せず |
- |
- |
62 |
300 |
27 |
WILLCOM ADVAN VEMAC350R |
柴原 眞介 植松 忠雄 |
YH |
1 |
タイムなし |
-
|
参加台数:44台 出走台数:43台
予選通過基準タイム (107% = GT500: 2'07.744 / GT300: 2'17.391)
※各クラス上位10台は、公式予選2回目のスーパーラップ進出決定
※ No.62は車両規定違反により、全タイム抹消
( )の付いたドライバーは、予選不通過
タイヤ = BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
WH = ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
SUPER GT 第3戦
「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」 事前情報
■開催月日:2005年6月25-26日
■開催場所:セパンサーキット(マレーシア)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
相性のよいセパン・サーキットでポイント獲得を目指す
GTC第3戦は、6月25~26日にマレーシアのセパンサーキットで開催される。セパンはF1GPも開催される近代的なサーキットで、クアラルンプール国際空港の広大な敷地内にある。サーキット周辺に栽培されている椰子の木をイメージしたグランドスタンドのルーフ形状がランドマークとなっており、夕暮れ時にはそのシルエットが美しい。
コースレイアウトは低速テクニカルコーナーや高速コーナーが随所に織り込まれており、コース幅も広くどこからでも追い越しが可能と思われるほどチャレンジングで、ドライバーの評判もいい。JGTCは00年、01年と2年連続でスペシャルステージとして開催され02年にはシリーズの1戦として組み込まれた。03年はSARSの影響でイベントは中止となったが、今年は5回目の開催となり、地元でもおなじみのイベントとなってきている。
今回はGT300クラスには27台(合計44台)の車両がエントリー。クスコスバルADVANインプレッサは、前回の富士同様2ランクアップの性能調整を受けている。低重心パワーユニット・水平対向エンジンを搭載するインプレッサはその特徴である回頭性能を生かした走りを見せてくれるだろう。インプレッサはセパンラウンドにおいては、00年に4位、01年に2位とまずまずの結果を残しており、コースとの相性も良い。今回もステディに走ることによって、まずは10戦連続の完走、そして10位以内の入賞を目指すことになる。
なお、マレーシアは高温多湿の熱帯にあるため、レーシングカーのコクピット内は温度が非常に高くなる。各チームともクールスーツを着用してのレースとなるが、冷却水循環ユニットの故障などが起きるとドライバーは脱水症状を起こしてしまい、毎年病院へ運ばれるドライバーが出るほど。今年は新しいクーラーボックスを用意して万全を期している。
スタート時間は昨年より1時間早い16時、夕暮れ時にチェッカーを迎える。
■小林且雄選手
「インプレッサとセパンの相性は良いと思います。昨年は他車両に当てられてコースアウトを喫すまでポイント獲得目前でしたし。今回も暑いレースになるでしょうが、たんたんとしぶとく粘り強く走って、連続完走はもちろん、ポイント獲得を目指します」
◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
平成17年6月20日
トヨタ自動車(株)広報部
全日本F3選手権
第9/10戦 岡山
全日本F3第10戦でトムスの池田大祐が2位入賞
池田大祐は第9戦も3位入賞で3戦連続表彰台。
2位/4位のJ.P.デ・オリベイラはポイント首位堅守

第10戦で2位に入り、3戦連続表彰台を獲得した池田大祐
2005年全日本F3選手権第5大会(第9戦、第10戦)「スーパーF3レースin岡山」が6月18日(土)19日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。F3レースをメインイベントとする同大会にはシリーズエントリーの14台が出場し、トヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車はこのうち10台を占めた。
今年のシーズンオフに舗装を一新した岡山国際サーキットは、すでに路面状況は安定しており、16日(木)、17日(金)の2日間にわたって行われた練習走行では、ドライコンディションのもと、シリーズポイントランキング首位のJ.P.デ・オリベイラ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が両日ともトップタイムを記録。
現在上り調子の中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が両日共に3番手タイムをマークするなど、トヨタエンジン搭載チームは引き続き好調ぶりを維持して本戦に臨んだ。
◆予選◆
18日(土)は朝から晴れ時々曇り。初夏を思わせる暑さとなり、午前9時50分より15分間づつの公式予選開始時には気温27度、路面温度35度を記録した。
第9戦のセッションでは、J.P.デ・オリベイラが3周目にリーダーボードのトップに立つと、その後一切後続を寄せ付けず文句なしのポールポジションを獲得した。これに終了間際に自己ベストを記録した池田大祐(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が3番手で続き、中嶋一貴が4番手、R.ストレイト(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が5番手グリッドを獲得した。
10分間のインターバルをおいて始まった第10戦のセッションでは、路面状況が好転していく中、序盤はめまぐるしくトップの座が入れ替わる激しいアタック合戦となったが、J.P.デ・オリベイラが3周目に首位に立つと、5周目にさらにタイムアップを果たし、見事連続ポールを奪取した。3番手には2戦連続の池田大祐。J.リード(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が5番手、中嶋一貴は6番手につけた。
◆第9戦決勝◆
午後も曇天ながら時おり強い日差しがのぞく天候の下、気温31度、路面温度45度のコンディションで、エッソ・フォーミュラトヨタ第4戦決勝に続いて午後3時35分より第9戦の決勝レースが18周で行われた。
ポールポジションのJ.P.デ・オリベイラはクラッチの切れが悪く、グリッド上で車体が動き出さないよう、エンジン回転を下げたままシグナルを待ったためスタートで僅かに出遅れ、2番手のP.モンティンに1コーナーまでに先行を許し後退。
2位となったJ.P.デ・オリベイラは猛プッシュを続け、ファステストラップを記録して3位以下を序々に引き離しながら周回を重ねるが、P.モンティンもミスを犯さず、そのままのポジションでチェッカーフラッグ。
また、3番手グリッドの池田大祐はスタートでホイールスピンを喫するもののポジションをキープ。4番手の中嶋一貴はスタートを失敗し5番手のR.ストレイトに先行されるがすぐに再逆転。チームメイトの池田大祐を追い、中盤にはテール・ツー・ノーズの接戦模様となるが、終盤は池田大祐が差を開き、今季2度目の3位表彰台を獲得、中嶋一貴は4位、R.ストレイトも5位入賞を果たした。
◆第10戦決勝◆
19日(日)も朝から晴れ時々曇りで気温31度、路面温度45度とやや蒸し暑い中、完全ドライコンディションのもと、エッソ・フォーミュラトヨタ第5戦決勝に続いて午後2時50分より第10戦の決勝レースが25周で行われた。
ポールポジションのJ.P.デ・オリベイラはスタートで痛恨のエンジンストール。最後尾まで後退するが、鬼神の追い上げを開始。3番手スタートから2位に上がった池田大祐はトップの横溝直輝(ニッサンSR20VE)を猛追するが、逆転はならず、第7戦富士から続く3戦連続表彰台で今季2度目の2位入賞を果たし、ポイントランキングでも3位に浮上した。
一方、J.P.デ・オリベイラはファステストラップを自己更新しながら次々と先行車をパス。17周目には4位まで浮上する圧倒的なパフォーマンスで観客を沸かせた。その後も、3位のP.モンティンに詰め寄り、ファイナルラップで0.528秒差まで迫ったが惜しくも逆転には至らず。4位入賞となりポイントランキング首位の座を堅持した。
トヨタ・チームトムス J.P.デ・オリベイラのコメント:
2戦連続でポールポジションを獲得していながら、どちらのレースもスタートに失敗してしまい、残念な週末となった。2位と4位に入賞出来たことで、シリーズポイントが1点詰められただけで済んだのは不幸中の幸いだった。次戦の鈴鹿では是非ともベストな結果を出すべく全力を尽くす。
トヨタ・チームトムス 池田大祐のコメント:
今回は2戦連続で表彰台に乗ることが出来、また、第10戦では課題である序盤のラップタイム向上についても少しは克服したと思う。だが、まだまだ努力が必要。引き続き頑張ってさらなる上位を目指す。
TDPスーパーバイザー 関谷正徳のコメント:
今大会では、ミスこそあったものの、J.P.デ・オリベイラの強さが目立った。金曜日の走り始めから自分の流れに乗せることが出来ないと、結果にはつながらないということだ。また、抜きどころの少ないコースということもあるが、スタートの重要性はとても大きい。そこに本当に集中して体を動かせることが結果を分ける。今は皆がレベルの高い状況でレースをしており、完璧を期さないと激戦に勝つことは難しい。
優勝 横溝直輝(TreeBond)
「JP(オリベイラ)がスタートミスで楽な展開でした。週末をとおして思うようなスピードが出せなかったんですが、今日はクルマがよくて走りやすかったです。エンジニア、スタッフ、全ての方にに感謝します。昨日までは、グリップ力が問題でいろいろなセットを施したんですけど、全然グリップ感が出なくて、パオロと比べても自信のある中高速コーナーで置いていかれて何をやっていいのかわからなくて、昨日の夜は悔しくて寝られませんでした。エンジニアの方も寝ずにセッティングを考えてくれて、それが当たって良かったと思います。この週末、JPの速さは際立っていましたが、トラブルや失敗によってこのようなレースになってしまうので、やはりレースは難しいものだと改めて実感しています。鈴鹿に向けてぼくらがJPにプレッシャーをかけられる位置にいることが重要だと思います」
2位 池田大祐(TPDトムスF305)
「楽に走れるほどいい状態じゃなかったんですけど、トップとそんなにクルマの差があるとは思っていないし、1周目、2周目のプッシュの差が最後まで響いたんじゃないかと思います。せっかくJPがいなかったのに優勝できなくて残念です。マカオGPに出場することが夢なので常に表彰台に立ちたいですね」
3位 パオロ・モンティン(ThreeBond)
「うれしい週末となりました。菅生と富士のあとの結果なので特に嬉しく思っています。チームも一生懸命やってくれたおかげでこういう結果になりました。これでスリーボンドの力も証明できました。レースは簡単じゃないですね。最初はプッシュして池田さんを追い抜こうとしたんですが、ミスがなくてパスすることができませんでした。終盤はオリベイラ選手が接近してきたので怖いと思いましたが、終了間際にベストタイムを出せて逃げ切ることができました」
まとめ: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR) / Photo: Kazuhisa SUEHIRO (FMOTOR)

全日本F3選手権第10戦の決勝が6月19日、岡山国際サーキットで行われ、#12横溝直輝(ThreeBond)が序盤からトップを快走して今季3勝目を挙げた。2位には#38池田大祐(TOM'S)、3位には昨日の第9戦で優勝した#14パオロ・モンティン(ThreeBond)が入った。
(観客動員数7,850人)
レースはポールシッターの#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TOM'S)がエンジンストールにより最後尾に後退するという波乱の展開で幕を開けた。
ここでトップに立ったのが2番手グリッドの横溝だ。横溝は序盤から快調なペースで飛ばしていき、2位以下をどんどん突き放しに掛かる。2位には池田、3位にはモンティンがつけ、以下、#5ジョニー・リード、#1ロベルト・ストレイトのインギング勢、#10武藤英紀(M-TEC)、#37中嶋一貴(TOM'S)がそれに続く。
一方、一度は最後尾まで後退したオリベイラも後方からアグレッシブな走りで着実に順位を上げてきた。1周目は10位、3周目に8位、9周目には6位を走っていた武藤に襲い掛かり、ヘアピンでこれをパス。続いて5位のストレイトを10周目に同じくヘアピンで抜き去ると、その時点で2秒以上あった4位リードとの間隔をもファステストラップを更新してあっという間に詰めていく。ストレイトも必死に抵抗するが、7周にわたるドッグファイトの末、17周目にオリベイラの先行を許してしまった。
4位に浮上したオリベイラはその後もファステストラップを連発し、3位のモンティンを激しく追いたてるが、前戦優勝のモンティンも一歩も譲らず、結局レースは序盤から独走状態を築いた横溝、池田、モンティン、オリベイラの順で決着し、昨日のモンティンに続いてスリーボンド勢が連勝を飾ることとなった。
次回は7月2-3日、鈴鹿サーキットでの開催だ。
スーパーF3レース -RIJ- (2005/06/19) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 10 岡山国際サーキット 3.703 km
P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
1 | 12 | 横溝 直輝 | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 25 | 37'05.538 |
2 | 38 | 池田 大祐 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 25 | 1.911 |
3 | 14 | パオロ・モンティン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 25 | 2.848 |
4 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | DYNACITYトムスF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 25 | 3.389 |
5 | 5 | ジョニー・リード | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 25 | 10.810 |
6 | 1 | ロベルト・ストレイト | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 25 | 13.229 |
7 | 10 | 武藤 英紀 | Honda・M-TEC F107 | DOME F107 | MF204C | 25 | 16.116 |
8 | 37 | 中嶋 一貴 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 25 | 16.955 |
9 | 2 | 高崎 保浩 | Honda・戸田 FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 25 | 20.836 |
10 | 33 | 番場 琢 | DeODEOダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 25 | 22.049 |
11 | 19 | 折目 遼 | 佐川印刷 With M&O ダラーラ | DALLARA F304 | 3S-GE | 25 | 27.259 |
12 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 25 | 36.940 |
13 | 3 | 安岡 秀徒 | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 25 | 38.588 |
-------- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 -------- |
- | 50 | 磯崎 元彦 | ZAP-SPEED F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 0 | 25 Laps |
- Fastest Lap: #36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'27.970 (21/15)
パオロ・モンティン(優勝)
木~金曜のプラクティスからジョアオ・パオロが非常に速かったので、今日はスタートのワンチャンスしかないと思っていた。そのチャンスを上手くものにして、良いスタートを決めてトップに立ったんだけれど、マージンが多少あったお陰で逃げ切ることが出来た。
今季ここまで悪いレースが続いていただけに今日のこの優勝は嬉しいし、自信を取り戻すことが出来たと思う。明日も良いレースをして勝てるように頑張りたいね。
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(2位)
クラッチがオーバーヒートしたのか、フォーメイションのスタートの際にアクセルを全開にしたらクルマが動いてしまった。それでフライングを恐れてレッドシグナルが消えると同時にアクセルを踏み込んだんだが、それでホイールスピンをしてしまった。なんとかモンティンを捉えようとしたけれど、前にクルマがいると2コーナーで踏んでいけず、残念だが唯一の抜きどころであるバックストレッチエンドのヘアピンで勝負できなかったよ。
池田大祐(3位)
思ったよりも周りのペースが速く、自分が細かいミスをしてしまったこともあり、レース前半で前の2台とのギャップが開いてしまいました。最初は中嶋選手からプレッシャーを受けましたが、徐々に引き離せたし、レース中のラップタイム自体はそれほど大きくは変わらなかったと思うので、やはり序盤の数周の速さという部分が明日を含め今後の課題になると思いますね。
全日本F3選手権第9戦の決勝が6月18日岡山国際サーキットで開催され、#14パオロ・モンティン(ThreeBond)が#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TOM'S)の追撃を退けて今季初優勝を遂げた。
TIサーキット英田から岡山国際サーキットと改称して以来初めてのF3レースとなった第9戦は、午後3時45分より18周で行われた。
スタートでトップに立ったのはパオロ・モンティン。ポールシッターのオリベイラが背後につけ、コンマ8秒から9秒の間隔を保ってモンティンの隙をうかがう。3位に#38池田大祐(TOM'S)、4位は#37中嶋一貴(TOM'S)だが、この2台が3位を争っている間にトップ2台との差はどんどん開いていく。
モンティンとオリベイラは1分28秒代前半のペースでお互い一歩も譲らない走りを続ける。 オリベイラは11周目にこのレースのファステストラップをたたき出すものの、今ひとつ決め手を欠き、遂にモンティンを攻略することは叶わなかった。
2年ぶりに全日本F3にカムバックしたモンティンは激しくこぶしを突き上げて嬉しさを表現しながらチェッカーを受け、今季初優勝を遂げた。
これはモンティンにとっては2003年7月、鈴鹿での第10戦以来1年11ヶ月ぶりの優勝でもあり、このときも彼はスリーボンドエンジンを駆って3勝を挙げている。
第10戦の決勝は明日6月19日、午後2時50分より25周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO (FMOTOR) / Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
スーパーF3レース -RIJ- (2005/06/18) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 9 岡山国際サーキット 3.703 km
P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
1 | 14 | パオロ・モンティン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 18 | 26'36.175 |
2 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | DYNACITYトムスF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 18 | 0.994 |
3 | 38 | 池田 大祐 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 18 | 9.293 |
4 | 37 | 中嶋 一貴 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 18 | 11.015 |
5 | 1 | ロベルト・ストレイト | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 18 | 13.489 |
6 | 12 | 横溝 直輝 | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 18 | 19.082 |
7 | 10 | 武藤 英紀 | Honda・M-TEC F107 | DOME F107 | MF204C | 18 | 20.798 |
8 | 5 | ジョニー・リード | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 18 | 23.252 |
9 | 2 | 高崎 保浩 | Honda・戸田 FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 18 | 24.443 |
10 | 19 | 折目 遼 | 佐川印刷 With M&O ダラーラ | DALLARA F304 | 3S-GE | 18 | 33.131 |
11 | 3 | 安岡 秀徒 | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 18 | 33.740 |
12 | 33 | 番場 琢 | DeODEOダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 18 | 34.591 |
13 | 50 | 磯崎 元彦 | ZAP-SPEED F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 18 | 47.491 |
14 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 18 | 51.718 |
- Fastest Lap: #36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'28.033 (11/18) 151.43km/h
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 第9戦予選PP 第10戦予選PP
「練習走行で調子が良かったので、ポールは獲れると思っていた。第9戦ではやや詰め寄られたけれど、第10戦予選では0.3秒差。これが本来のデキだね。路面はかなり滑りやすかったけれど、バランスは大きく変わっていないし、セットアップはうまく働いていると思う。ただ、2戦ともPPというのはうれしいけれど、まだ仕事は終わっていない。本当の仕事は決勝で勝つことなんだからね」
パオロ・モンティン 第9戦予選2位 第10戦予選4位
「かなり良い予選だったし、久々のフロントローはうれしいね。昨日からいい方向性を見つけることができ、トップ3をコンスタントに狙える状況にあると思う。第10戦予選では、気温や路面温度が若干上がったせいか、2コーナーで少しオーバーステアがあったんだ。それがなければPPだって望めてたかも知れないね。菅生以来、かなりフィーリングが戻ってきている感じだし、今日はスタートでなんとか前に出たい。ただ、前に出てもオリベイラを抑えるのは厳しいだろうけど、ベストを尽くすよ」
横溝直輝 第9戦予選6位 第10戦予選2位
「昨日からセットアップを変更して臨んだんですが、第9戦予選では少し車高が高い感じがしてあまり伸びませんでしたね。そのあたりを調整して走った第10戦では、それがうまくいってかなり狙ったところに近づいたと思います。ただ、ベストの状態ではないので、決勝に向けてはまだセットを考える必要があるでしょう。今日は1台でも多く抜いて、最低表彰台で終われるレースをしたいですね」
池田大祐 第9戦予選3位 第10戦予選3位
「昨日まではちょっと悪かったんですが、ロガーデータなどを昨晩見直していろいろ考えて走ったんですが、かなり良くなったように思います。昨日はJP(オリベイラ)と比較してもまんべんなく遅かったんですが、タイム差を考えてもまんべんなく速くなっているんじゃないでしょうか。両レースともに3番手スタートで良いグリッドですが、簡単に勝てるとは思っていませんから、粘り強くレースをしてひとつでも前を狙います」
中嶋一貴 第9戦予選4位 第10戦予選6位
「全然うまく走れませんでしたね。特に2回目の第10戦予選では、タイミング的にもうまく取れませんでしたし、出せるところでタイムを出せませんでした。コンディション的にも第10戦予選のほうが上がったと思うんですが、黄旗もあってそこをうまく乗れませんでした。周回数も多いのでとりあえずスタートを決めて、レースをうまく運びたいですね」
全日本F3選手権第5大会(第9戦、第10戦)が18日、岡山国際サーキットで開幕。全20戦で争われるシリーズの折り返しとなる大会である。午前9時50分より第9戦、10戦の予選が15分間づつ、15分の間隔をおいて行われた。今年の空梅雨のため、サーキットは朝から初夏の気候となり蒸し暑い中での争いとなった。
この2戦分の予選、第9戦・第10戦ともトップタイムを叩き出し、ポールポジションについたのは、現在通算4勝で2連勝中のポイントリーダー、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)。ここ岡山に来ても好調を維持しているようだ。
ポイントランキング2位の横溝直樹(TreeBond)は第9戦予選を6位と失敗したものの第10戦では2位につけた。横溝の僚友、パオロ・モンティン(TreeBond)も第9戦2位、第10戦4位とまずまずの仕上がり。トムス勢の中嶋一貴(TDPトムスF305)、池田大祐(同)も予選上位に付け表彰台を目指す。
第9戦決勝は本日18日午後4時35分より18周で、第10戦決勝は明日19日午後2時50分より25周にわたって争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
スーパーF3レース -RIJ- (2005/06/18) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2005 All Japan F3 Championship Round 10 岡山国際サーキット 3.703 km
P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | DYNACITYトムスF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'26.287 | - | - | 154.49 |
2 | 12 | 横溝 直輝 | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'26.610 | 0.323 | 0.323 | 153.92 |
3 | 38 | 池田 大祐 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'26.693 | 0.406 | 0.083 | 153.77 |
4 | 14 | パオロ・モンティン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'26.792 | 0.505 | 0.099 | 153.59 |
5 | 5 | ジョニー・リード | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'26.882 | 0.595 | 0.090 | 153.44 |
6 | 37 | 中嶋 一貴 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'26.923 | 0.636 | 0.041 | 153.36 |
7 | 1 | ロベルト・ストレイト | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'27.010 | 0.723 | 0.087 | 153.21 |
8 | 10 | 武藤 英紀 | Honda・M-TEC F107 | DOME F107 | MF204C | 1'27.035 | 0.748 | 0.025 | 153.17 |
9 | 2 | 高崎 保浩 | Honda・戸田 FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'27.234 | 0.947 | 0.199 | 152.82 |
10 | 33 | 番場 琢 | DeODEOダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'27.246 | 0.959 | 0.012 | 152.80 |
11 | 3 | 安岡 秀徒 | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'27.529 | 1.242 | 0.283 | 152.30 |
12 | 19 | 折目 遼 | 佐川印刷 With M&O ダラーラ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'27.707 | 1.420 | 0.178 | 151.99 |
13 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'27.979 | 1.692 | 0.272 | 151.52 |
14 | 50 | 磯崎 元彦 | ZAP-SPEED F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'29.122 | 2.835 | 1.143 | 149.58 |
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'35.183 | 8.895 | 6.060 | 140.06 |
スーパーF3レース -RIJ- (2005/06/18) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2005 All Japan F3 Championship Round 9 岡山国際サーキット 3.703 km
P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | DYNACITYトムスF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'26.751 | - | - | 153.67 |
2 | 14 | パオロ・モンティン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'26.882 | 0.131 | 0.131 | 153.44 |
3 | 38 | 池田 大祐 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'26.936 | 0.185 | 0.054 | 153.34 |
4 | 37 | 中嶋 一貴 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'27.051 | 0.300 | 0.115 | 153.14 |
5 | 1 | ロベルト・ストレイト | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'27.147 | 0.396 | 0.096 | 152.97 |
6 | 12 | 横溝 直輝 | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'27.217 | 0.466 | 0.070 | 152.85 |
7 | 5 | ジョニー・リード | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'27.375 | 0.624 | 0.158 | 152.57 |
8 | 10 | 武藤 英紀 | Honda・M-TEC F107 | DOME F107 | MF204C | 1'27.413 | 0.662 | 0.038 | 152.50 |
9 | 33 | 番場 琢 | DeODEOダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'27.551 | 0.800 | 0.138 | 152.26 |
10 | 2 | 高崎 保浩 | Honda・戸田 FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'27.624 | 0.873 | 0.073 | 152.14 |
11 | 3 | 安岡 秀徒 | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'27.682 | 0.931 | 0.058 | 152.04 |
12 | 19 | 折目 遼 | 佐川印刷 With M&O ダラーラ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'27.953 | 1.202 | 0.271 | 151.57 |
13 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'28.091 | 1.340 | 0.138 | 151.33 |
14 | 50 | 磯崎 元彦 | ZAP-SPEED F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'29.164 | 2.413 | 1.073 | 149.51 |
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'35.542 | 8.790 | 6.377 | 139.53 |
SUPER GT仕様のフェアレディZを、ミカ・サロ選手がテストドライブ
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(以下ニスモ)が予定しているSUPER GTのプライベートテストで、元F1ドライバーのミカ・サロ選手がGT500仕様のフェアレディZをテストドライブすることが決まった。
サロ選手は、SUPER GTに関心を持っており、その関心に応える形でニスモがテストに招聘した。ニスモの柿元邦彦常務取締役は、「サロ選手ほどの著名なドライバーが、我々のSUPER GTに興味をもってくれてとてもうれしく思う。彼の気持ちに対するお礼の意味を込めて、テストドライブの機会を作った」と述べている。
テストは、6月16日(木)に富士スピードウェイで行なわれる。
KONDO Racingは6月10日、ロニー・クインタレッリ選手を第5戦以降も起用することをHP上で発表した。
クインタレッリは先日富士スピードウェイで開催されたフォーミュラニッポン第4戦でヤレック・ヤニスに代わって起用されたが、その走りが高く評価されたとのことだ。
クインタレッリはデビュー戦を予選6位からスタートし、雨に翻弄された決勝でも見事5位入賞している。
順
位 |
サーキット |
も て ぎ |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
S U G O |
S U G O |
富 士 |
富 士 |
岡 山 |
岡 山 |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
M I N E |
M I N E |
富 士 |
富 士 |
M I N E |
M I N E |
も て ぎ |
も て ぎ |
T O T A L |
有 効 ポ イ ン ト |
日 程 |
4 / 2 |
4 / 3 |
4 / 16 |
4 / 17 |
5 / 14 |
5 / 15 |
6 / 4 |
6 / 5 |
6 / 18 |
6 / 19 |
7 / 2 |
7 / 3 |
7 / 30 |
7 / 31 |
8 / 27 |
8 / 28 |
9 / 10 |
9 / 11 |
10 / 22 |
10 / 23 |
ラウンド |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
1 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | 20 | 15 | 20 | 15 | 0 | 15 | 20 | 20 | 15 | 10 | 20 | 15 | 15 | (8) | 10 | 20 | 12 | 20 | | | 270 | 262 |
2 | 中嶋 一貴 | 0 | 0 | 12 | 12 | 10 | 12 | 15 | 15 | 10 | 3 | 15 | 8 | 20 | 20 | 15 | 15 | 0 | 15 | | | 197 | 197 |
3 | 横溝 直輝 | 12 | 10 | 3 | 3 | 20 | 20 | 12 | 10 | 6 | 20 | 3 | 6 | 6 | 15 | 12 | | 10 | 12 | | | 180 | 180 |
4 | 武藤 英紀 | 0 | 20 | 10 | 20 | 12 | 3 | 8 | 8 | 4 | 4 | 10 | 12 | 8 | (2) | 3 | 6 | 15 | 10 | | | 155 | 153 |
5 | パオロ・モンティン | 15 | 12 | 2 | 6 | 2 | 0 | 0 | 3 | 20 | 12 | 4 | 10 | 10 | 12 | 20 | 12 | 0 | 6 | | | 146 | 146 |
6 | ロベルト・ストレイト | 10 | 6 | 8 | 0 | 8 | 8 | 0 | 4 | 8 | 6 | 8 | 20 | 12 | 3 | 8 | 8 | 6 | 8 | | | 131 | 131 |
7 | 池田 大祐 | 8 | 8 | 15 | 10 | 4 | 10 | 3 | 12 | 12 | 15 | 12 | 0 | 2 | 1 | 6 | 0 | 0 | 4 | | | 122 | 122 |
8 | ジョニー・リード | 6 | 4 | 4 | 8 | 15 | 6 | 10 | 2 | 3 | 8 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 | 0 | 20 | 0 | | | 94 | 94 |
9 | 番場 琢 | 4 | 2 | 6 | 2 | 3 | 4 | 4 | 1 | 0 | 1 | 6 | 4 | 0 | 4 | 2 | 10 | 3 | 2 | | | 58 | 58 |
10 | 安岡 秀徒 | 1 | 0 | 0 | | | | 6 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 10 | | 3 | 8 | 0 | | | 32 | 32 |
11 | 高崎 保浩 | 3 | 3 | 1 | 4 | 0 | 1 | 2 | 6 | 2 | 2 | 0 | | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | | | 26 | 26 |
12 | 嵯峨 宏紀 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 1 | 6 | 1 | 2 | 0 | 0 | | | 17 | 17 |
13 | 塚越 広大 | | | | | | | | | | | | | | | 0 | 4 | 4 | 3 | | | 11 | 11 |
14 | 加藤 寛規 | | | | | 6 | 2 | | | | | | | | | | | | | | | 8 | 8 |
15 | 折目 遼 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | | | 7 | 7 |
16 | 河内 浩成 | | | | | | | | | | | | | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | | | 2 | 2 |
17 | 磯崎 元彦 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | | | 2 | 2 |
- ポイントは決勝レースの結果に基づき各レース、1位:20点、2位:15点、3位:12点、4位:10点、5位:8点、6位:6点、7位:4点、8位:3点、9位:2点、10位:1点が授与されます。
- 全レース数の80%の有効ポイント制です。括弧は有効得点に算入されなかったポイントを表しています。
全日本F3選手権
第7/8戦 富士
全日本F3第4大会でトムスのJ.P.デ・オリベイラが2連勝
新装“富士”初のF3で、中嶋一貴が連続2位。
第8戦ではトヨタ・トムスチームが表彰台を独占

第7戦、第8戦ともにトムスのオリベイラ/中嶋が1-2フィニッシュ
2005年全日本F3選手権の第4大会(第7戦、第8戦)が6月4日、5日の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。今年4月にリニューアルオープンした新装“富士”初のF3レースとなる同大会には14台が出場し、トヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車はこの内10台を占めた。
新コースに対しては事前の合同テストが実施されており、金曜日の練習走行ではドライながら低温かつ雨上がりで路面コンディションに恵まれない中、事前テストから好調な中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が総合トップタイム、J.P.デ・オリベイラ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が2番手、池田大祐(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が3番手タイムとトムス勢が上位を独占した。
◆予選◆
4日(土)は曇天ながら時おり日が射す天候。未明まで少量の降雨があったものの、午前11時15分開始の公式予選は完全なドライコンディションで行われた。
第7戦の予選セッションでは序盤から激しいアタック合戦が展開。中嶋一貴が6周目にトップに立つが、直後に横溝直輝(ニッサンSR20VE)がこれを逆転、最後に首位逆転を狙ってJ.P.デ・オリベイラがアタックするが、僅かに届かず2番手。中嶋一貴が3番手グリッドを獲得し、池田大祐は、4番手、J.リード(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)は5番手で続いた。
10分間のインターバルをおいて始まった第8戦の予選セッションでは周回によって路面状況が好転し、序盤から各車大きくタイムアップ。先行車のスリップストリームを上手く使った中嶋一貴が7周目にベストタイムをたたき出し、見事今季初のポールポジションを獲得。終了間際に最後のアタックを行ったJ.P.デ・オリベイラもミスを喫したが0.013秒差の2番手とトヨタエンジン搭載車がフロントロウを独占した。
◆第7戦決勝◆
午後には降雨の予報もあり、いつ降り出してもおかしくない状況ながら曇天のまま、午後4時28分に第7戦(15周)のスタートが切られた。
2番手グリッドのJ.P.デ・オリベイラは絶妙なスタートを切ると1コーナーまでの距離が長い“富士”のレイアウトを活かして首位の横溝直輝に並びかけ、1コーナーで逆転に成功。その後は、後続を寄せ付けず、首位独走を見せ、今季3勝目を挙げた。
一方、3番手グリッドからスタートで4位に後退した中嶋一貴は、2周目には3位、4周目の1コーナーで2位へとポジションアップ。その後もファステストラップを記録するハイペースで追い上げるが、15周のスプリントでは首位奪取はならず2位でフィニッシュ。新装“富士”初のF3レースでトムス勢がワン・ツー・フィニッシュを果たす結果となった。
また、J.リードが4位、安岡秀徒(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が6位に入賞。5周目に単独スピンを喫し、一時最後尾まで後退した池田大祐はその後挽回して8位でチェッカーを受けた。
◆第8戦決勝◆
5日(日)は、前夜少量の降雨があったが、朝から薄曇りで、引き続き路面はドライコンディション。エッソ・フォーミュラトヨタシリーズ第3戦決勝に続いてF3の第8戦決勝が午後1時から21周で行われた。
注目のスタートでは、ポールポジションの中嶋一貴は慎重になりすぎたか、第7戦に続いて好スタートを切った2番手グリッドのJ.P.デ・オリベイラに1コーナー進入までに先行を許してしまった。
一方、4番手グリッドからやや出遅れた池田大祐は、後続に並ばれ、抑えようとしてコースオフ。しかし、すぐにコースに復帰すると、前を行くP.モンティン(ニッサンSR20VE)をパスし、4位に浮上。3位の横溝直輝にも徐々に詰め寄り、7周目の1コーナー手前で逆転し、3位へと躍進。トムス勢のワン・ツー・スリー体制となった。
2位を行く中嶋一貴は中盤以降もプッシュを続け、13周目にはファステストラップを記録するが、首位逆転は叶わず、2戦連続の2位でチェッカー。
J.P.デ・オリベイラは逃げ切って2連勝。ポイントランキングで2位との差を広げることとなった。3位には池田大祐が入り、トムスチームが表彰台を独占した。
トヨタ・チームトムス J.P.デ・オリベイラのコメント:
トヨタのホームコースである“富士”での初レースに2戦連続で2位グリッドから連勝を飾ることが出来、最高の気持ちだ。とくに前戦SUGOでは残念な結果に終わってしまっただけに、自分にとっても大きな自信につながった。目標であるチャンピオン獲得に向けてこれからも勝ち続けたい。
トヨタ・チームトムス 中嶋一貴のコメント:
第8戦でポールポジションを獲得することが出来たが、J.P.デ・オリベイラにスタートでかわされてしまい、追いつくことも叶わなかった。2戦連続で2位表彰台という結果は得られたが、第8戦は細かいミスもあり、とりわけ悔しさが残る。3位、2位と来ているので、次戦ではぜひとも真ん中に立てるよう全力を尽くす。
トヨタ・チームトムス 池田大祐のコメント:
今回は決勝レース前にセッティングを変更して臨んだが、第7戦、第8戦ともに自分のミスで順位を落とす場面があった。第8戦では表彰台に上がることが出来たが、努力を重ねてさらなる上位を目指す。
TDPスーパーバイザー 関谷正徳のコメント:
皆それぞれ次元の高いレースをしているだけに、小さなミスが大きく響いてしまう。チームとしての結果は良かったが、中嶋君、池田君ともにそうしたミスが目立ち、経験豊富なJ.P.デ・オリベイラに及ばなかった。リニューアルされた富士スピードウェイは路面のミューが低く、コーナーにカントが少ないなど、ヨーロッパのサーキットに似た難しさがある。今大会はレベルアップを目指す若手ドライバーには良い勉強の場になったと思う。
富士スピードウェイ(4,563m)
天候: Part1=曇りのち雨 Part2=雨
コース:Part1=ドライ→ウェット Part2=ウェット
Pos. | No. | ドライバー | チーム名 | エンジン チューナー | Lap | Part1 Pos | Part2 Pos |
**1 |
19 |
ブノワ・トレルイエ |
mobilecast IMPUL |
東名 |
62 |
7 |
1 |
2 |
23 |
本山 哲 |
arting IMPUL |
東名 |
62 |
4 |
2 |
3 |
5 |
松田 次生 |
5ZIGEN |
東名 |
62 |
6 |
3 |
4 |
1 |
リチャード・ライアン |
DoCoMo DANDELION |
東名 |
62 |
13 |
4 |
5 |
4 |
ロニ・クインタレッリ |
KONDO Racing |
尾川 |
62 |
5 |
5 |
*6 |
11 |
平中 克幸 |
TEAM CERUMO |
東名 |
62 |
9 |
6 |
7 |
20 |
井出 有治 |
mobilecast IMPUL |
東名 |
62 |
11 |
7 |
8 |
32 |
小暮 卓史 |
PIAA NAKAJIMA |
尾川 |
62 |
12 |
8 |
9 |
12 |
高木 虎之介 |
TAKAGI PLANNING with CERUMO |
東名 |
62 |
10 |
9 |
10 |
2 |
服部 尚貴 |
DoCoMo DANDELION |
東名 |
62 |
8 |
10 |
- |
- |
以上完走 |
(55laps) |
- |
- |
- |
- |
- |
31 |
アンドレ・ロッテラー |
PIAA NAKAJIMA |
尾川 |
44 |
3 |
- |
- |
7 |
片岡 龍也 |
Forum Engineering Team LeMans |
東名 |
30 |
1 |
- |
- |
8 |
土屋 武士 |
Forum Engineering Team LeMans |
東名 |
30 |
2 |
- |
- |
3 |
山本 左近 |
KONDO Racing Team |
尾川 |
25 |
- |
- |
- |
28 |
野田 英樹 |
CARROZZERIA Team MOHN |
東名 |
4 |
- |
- |
シャシー、エンジン、タイヤは全て
ローラB351、無限MF308、ブリヂストン
ファステストラップ:No.5 1'30.267(23/62Lap) 181.980km/h
※降雨によりレースは赤旗中断、2005FN統一規則第3章第34条2.2)ケースBにより、
2パートに分けて行われた。
第1パート赤旗中断時刻 15:17.59
* No.11は、2005年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則第3章第28条14
(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
** No.19は、2005年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則第3章第29条12.1)
(危険なドライブ行為)により、訓戒及びペナルティポイント1点とする。
富士スピードウェイ(4,563m)
天候:雨
コース:ウェット
Pos. | No. | ドライバー | チーム名 | エンジン チューナー | Lap | Total/Delay |
1 |
19 |
ブノワ・トレルイエ |
mobilecast IMPUL |
東名 |
32 |
1”03'40.504 |
2 |
23 |
本山 哲 |
arting IMPUL |
東名 |
32 |
7.261 |
3 |
5 |
松田 次生 |
5ZIGEN |
東名 |
32 |
9.985 |
4 |
1 |
リチャード・ライアン |
DoCoMo DANDELION |
東名 |
32 |
17.681 |
5 |
4 |
ロニ・クインタレッリ |
KONDO Racing |
尾川 |
32 |
18.859 |
6 |
11 |
平中 克幸 |
TEAM CERUMO |
東名 |
32 |
22.754 |
7 |
20 |
井出 有治 |
mobilecast IMPUL |
東名 |
32 |
30.240 |
8 |
32 |
小暮 卓史 |
PIAA NAKAJIMA |
尾川 |
32 |
39.804 |
9 |
12 |
高木 虎之介 |
TAKAGI PLANNING with CERUMO |
東名 |
32 |
48.345 |
10 |
2 |
服部 尚貴 |
DoCoMo DANDELION |
東名 |
32 |
1'22.536 |
11 |
31 |
アンドレ・ロッテラー |
PIAA NAKAJIMA |
尾川 |
14 |
18Laps |
シャシー、エンジン、タイヤは全て
ローラB351、無限MF308、ブリヂストン
ファステストラップ:No.19 1'40.693(23/32Lap) 163.137km/h
*1 No.19は、2005年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則第3章第29条12.1)
(危険なドライブ行為)により、訓戒及びペナルティポイント1点とする。
富士スピードウェイ(4,563m)
天候:曇りのち雨
コース:ドライ→ウェット
Pos. | No. | ドライバー | チーム名 | エンジン チューナー | Lap | Total/Delay |
1 |
7 |
片岡 龍也 |
Forum Engineering Team LeMans |
東名 |
30 |
47'30.300 |
2 |
8 |
土屋 武士 |
Forum Engineering Team LeMans |
東名 |
30 |
6.044 |
3 |
31 |
アンドレ・ロッテラー |
PIAA NAKAJIMA RACING |
尾川 |
30 |
9.800 |
4 |
23 |
本山 哲 |
Arting RACING TEAM with IMPUL |
東名 |
30 |
18.455 |
5 |
4 |
ロニー・クインタレッリ |
KONDO Racing Team |
尾川 |
30 |
19.718 |
6 |
5 |
松田 次生 |
TEAM 5ZIGEN |
東名 |
30 |
23.749 |
7 |
19 |
ブノワ・トレルイエ |
mobilecast TEAM IMPUL |
東名 |
30 |
35.383 |
8 |
2 |
服部 尚貴 |
DoCoMo TEAM DANDELION RACING |
東名 |
30 |
41.085 |
9 |
11 |
平中 克幸 |
TEAM CERUMO |
東名 |
30 |
47.638 |
10 |
12 |
高木 虎之介 |
TAKAGI PLANNING with CERUMO |
東名 |
30 |
53.627 |
11 |
20 |
井出 有治 |
mobilecast TEAM IMPUL |
東名 |
30 |
56.108 |
12 |
32 |
小暮 卓史 |
PIAA NAKAJIMA RACING |
尾川 |
30 |
1'23.365 |
13 |
1 |
リチャード・ライアン |
DoCoMo TEAM DANDELION RACING |
東名 |
30 |
1'57.014 |
14 |
3 |
山本 左近 |
KONDO Racing Team |
尾川 |
25 |
5Laps |
15 |
28 |
野田 英樹 |
CARROZZERIA Team MOHN |
東名 |
4 |
26Laps |
赤旗中断時刻 15:17.59
シャシー、エンジン、タイヤは全て
ローラB351、無限MF308、ブリヂストン
富士スピードウェイで行われた全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の決勝は、途中雨による中断を挟んで2ヒート制で行われ、#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)が難しいコンディションを制して今季初勝利を挙げた。
2位には#23本山哲(Arting RACING TEAM IMPUL)が入り、チームインパルが1-2フィニッシュを達成した。
(観客動員数24,700人)
14持25分にフォーメーションラップを開始した決勝は、ポールシッターの#1リチャード・ライアン(DoCoMoダンディライアン)が出遅れる波乱の幕開けとなった。
このライアンの失速により、3番手にジャンプアップしようとしていた#5松田次生(TEAM 5ZIGEN)に#32小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)が追突、行き場をなくした本山がスピンするなど、後方集団は大混乱に陥った。
一方、見事にホールショットを決め、トップを快走していた2番手スタートの#11平中克幸(TEAM CERUMO)にも、ジャンプスタートであったとして6周目にドライブスルーペナルティの裁定が下された。
こうしてフロントローの2台が後退する中、トップに立ったのは#7片岡龍也( Forum Engineering Team LeMans)。後方から猛然と追い上げてくるトレルイエや本山、ライアンらの展開する熾烈なドッグファイトを尻目に悠々とトップを快走する。
しかし20周目を過ぎた辺りから突然雨が降り始める。最初は1コーナー付近、続いて最終コーナー方面の路面がどんどん滑りやすくなっていき、オイル旗が提示される。これにいち早く対応したのが本山だった。25周目にピットに滑り込み、レインタイヤに履き替えると、ペナルティで下位に沈んでいた平中もこれに続く。翌周にはトップの片岡もピットへ。しかし雨脚はどんどん強まっていき、遂にはホームストレート付近まで土砂降りの状態になってしまった。すでにストレート区間でもアクセルが踏めない最悪のコンディションだ。
これに文字通り足元を掬われたのが、片岡、土屋のルマン勢。片岡が30周目の最終セクションでスピン、どうにか首位は保ったものの続く31周目の1コーナーでコースアウトして万事休す。同じ周の終わりに土屋もなんとホームストレート上で激しいスピンを起こしてストップ。憤懣やるかたない様子の土屋武士。
ここにいたって漸く赤旗が提示され、レースは中断された。
天候の回復を待って一時間以上のインターバルの後にレースは再開された。
雨は止んだものの、まだ路面がぬれているため、セーフティーカーの先導によるローリングスタートが決定され、出走順は30周終了時点の順位とされた。
しかし既に1位片岡、2位土屋は赤旗提示時点でストップしており、レースへの復帰は不可能となっていたため、3位の#31アンドレ・ロッテラー(PIAA NAKAJIMA)が先頭でローリングを開始。、5周にわたるSCランの後にレース再開となった。
ロッテラーは首位をキープしていたが、2位の本山がスピン、5位に後退。クインタレッリも松田とトレルイエに立て続けに抜かれ、4位に後退、さらに最終セクションのパナソニックコーナーで本山にも先行される。その後方では小暮、服部を一気にかわして平中の攻略にも成功する。第1パートでタイヤ交換の際、ピットレーンで右前後輪をガードレールにヒットし、大きく順位を落としていたライアンは、レース再開後はトップグループをも凌ぐハイペースで追い上げていく。
ウェットコンディションの中を快調に飛ばしていたトップのロッテラーであったが、13周を消化したところで突然失速。エンジントラブルにより14周でレースを諦めることになってしまった。これで首位に立った松田であったが、2位トレルイエはすぐ背後に迫っており、両者は18周目のダンロップコーナー入口で接触、松田はスピン状態に陥るが、かろうじて本山の直前でコース復帰。
一方、トップに立ったトレルイエはハイペースで飛ばし、完全に後続を突き放してチェッカーを受け、今季初勝利を挙げた。これで第2戦井出、第3戦本山、第4戦はトレルイエと、チームインパルが3連勝を挙げることとなった。
2位には23周目の1コーナーでオーバーランした松田をかわした本山哲。後方から怒涛の追い上げを見せていたライアンが4位、クインタレッリが5位となった。クインタレッリにとっては難しいコンディションでデビューを迎えることとなったが、レース中盤以降は見事に順応して見せた。
次回は鈴鹿サーキット、7月3日決勝だ。
全日本F3選手権第8戦 富士スピードウェイ 決勝結果
Weather :曇り Track :ドライ
Pos. | No. | Driver | Team | Car | Engine | Lap | Total/Delay | Gap |
1 |
36 |
J.P.de Oliveira |
DYNACITYトムスF305 |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
34'24.315 |
- |
2 |
37 |
中嶋 一貴 |
TDP トムス F305 |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
6.125 |
6.125 |
3 |
38 |
池田 大祐 |
TDP トムス F305 |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
16.942 |
10.817 |
4 |
12 |
横溝 直輝 |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
N SR20VE |
21 |
33.997 |
17.055 |
5 |
10 |
武藤 英紀 |
Honda・M-TECF107 |
DOME F107 |
H MF204C |
21 |
36.076 |
2.079 |
6 |
2 |
高崎 保浩 |
Honda・戸田FIGHTEX |
DOME F107 |
H MF204C |
21 |
36.640 |
0.564 |
7 |
1 |
Roberto Streit |
INGING F107 |
DOME F107 |
T 3S-GE |
21 |
37.379 |
0.739 |
8 |
14 |
Paolo Montin |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
N SR20VE |
21 |
37.822 |
0.443 |
9 |
5 |
Jonny Reid |
INGING F107 |
DOME F107 |
T 3S-GE |
21 |
39.482 |
1.660 |
10 |
33 |
番場 琢 |
DeODEOダラーラF305 |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
40.380 |
0.898 |
11 |
3 |
安岡 秀徒 |
INGING F107 |
DOME F107 |
T 3S-GE |
21 |
57.017 |
16.637 |
12 |
19 |
折目 遼 |
佐川印刷withM&Oダラーラ |
DALLARA F304 |
T 3S-GE |
21 |
1'01.008 |
3.991 |
13 |
62 |
嵯峨 宏紀 |
DENSO・ルボーセF305 |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
1'15.880 |
14.872 |
14 |
50 |
磯崎 元彦 |
ZAP SPEED F305 |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
1'16.237 |
0.357 |
***** 以上完走 (18Laps ) *****
ファステストラップ:#36 1'37.972(167.668km/h) 13/21Lap
全日本F3選手権第8戦の決勝が、6月5日富士スピードウェイで行われ、#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)が昨日の第7戦に続いて連勝した。
2位もまた、昨日に続いて#37中嶋一貴(TDPトムスF305)が入り、3位には#38池田大祐(TDPトムスF305)と、トムス勢が表彰台を独占する結果となった。
オリベイラは、第7戦に続いてここでも見事なスタートを決め、1コーナー進入までに中嶋を抜き去ると、タイヤの冷えている序盤の数周で後続とを一気に突き放すという、これまた昨日と同じ展開に持ち込み、完全にレースの主導権を握ってしまった。
一方、ポールシッターの中嶋は、5周目以降のペースではオリベイラを上回ったが、周回数が半ばを過ぎてからは次第に遅れだし、最終的にトップに6.125秒差をつけられてフィニッシュ、昨日の雪辱を果たすことは遂に出来なかった。
4位スタートだった池田は、オープニングラップのコカコーラコーナー(旧Aコーナー)で#14パオロ・モンティン(ThreeBond)とのバトルの末、コースオフして順位を落としたが、すぐに巻き返し、2周目に4位のモンティンを抜き去ると、7周目の1コーナーでは#12横溝直輝(ThreeBond)のインを突き、3位に浮上した。
池田に抜かれ、4位に後退した横溝は、#10武藤英紀(との熾烈な5位争いを勝ち上がってきたチームメイトのモンティンにも抜かれる。しかしそのモンティンが、あろうことかファイナルラップの最終コーナーでエンジンブローしてしまう。モンティンはどうにかフィニッシュラインを越えたものの8位に後退。横溝が4位でフィニッシュすることとなった。
優勝したオリベイラはこれで今季4勝目。チャンピオンシップ争いでも俄然優位に立つこととなった。
全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の決勝前フリー走行が6月5日、富士スピードウェイで行われ、#20井出有治(mobilecast TEAM IMPUL)がトップタイムを記録した。
タイムは1分29秒604だった。
午前9時50分より、第4戦の決勝に向けての最終調整となる30分間のセッションが始まった。
富士スピードウェイ上空は朝から厚い雲が垂れ込めていたが、フリー走行開始から5分余りで晴れ間が覗き始め、それにつれて肌寒かった気温も上昇してきた。
このセッションで好調振りが目立ったのが、前日の予選では12番手に沈んだ井出有治だ。走行開始早々に一人だけ29秒台を記録、その後もタイムを更新してトップの座を明け渡すことなくセッションを終えた。予選10番手から驚異の追い上げで優勝を飾った第2戦鈴鹿の再現に期待が高まる。
また、2番手には#23本山哲(Arting RACING TEAM IMPUL)が1分30秒000でつけ、インパルの二人の好調が目立った。ただし、残る一人、#19ブノワ・トレルイエは30秒674で11番手に留まった。
ポールシッターの#1リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)は4番手。3番手には昨日の予選4位の#5松田次生(TEAM 5ZIGEN)が1分30秒043で続いた。
昨日の予選を盛り上げたTDPの若手ドライバー、#11平中克幸(TEAM CERUMO)、#7片岡龍也(Forum Engineering Team LeMans)らも元気のいいドライビングを見せたが、タイム的には6番手、10番手に留まった。
それぞれのタイムがどれだけの燃料搭載量で出されたのかが不明なだけに、これらの結果が決勝にどのような影響を及ぼすのか、興味は尽きない。
フォーミュラニッポン決勝は、午後2時30分より、65周で行われる。
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2005/06/05) Free Session Weather:Fine Course:Dry
2005 Fomula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
P | No | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 20 | 井出 有冶 | mobilecast IMPUL
| 1'29.604 | - | - | 183.33 |
2 | 23 | 本山 哲 | Arting IMPUL
| 1'30.000 | 0.396 | 0.396 | 182.52 |
3 | 5 | 松田 次生 | 5ZIGEN
| 1'30.043 | 0.439 | 0.043 | 182.43 |
4 | 1 | リチャード・ライアン | DoCoMo DANDELION
| 1'30.227 | 0.623 | 0.184 | 182.06 |
5 | 3 | 山本 左近 | KONDO
| 1'30.351 | 0.747 | 0.124 | 181.81 |
6 | 11 | 平中 克幸 | CERUMO
| 1'30.421 | 0.817 | 0.070 | 181.67 |
7 | 4 | ロニー・クインタレッリ | KONDO
| 1'30.505 | 0.901 | 0.084 | 181.50 |
8 | 8 | 土屋 武士 | Forum Engineering LeMans
| 1'30.596 | 0.992 | 0.091 | 181.32 |
9 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA
| 1'30.616 | 1.012 | 0.020 | 181.28 |
10 | 7 | 片岡 龍也 | Forum Engineering LeMans
| 1'30.618 | 1.014 | 0.002 | 181.28 |
11 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL
| 1'30.674 | 1.070 | 0.056 | 181.16 |
12 | 2 | 服部 尚貴 | DoCoMo DANDELION
| 1'30.711 | 1.107 | 0.037 | 181.09 |
13 | 31 | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA
| 1'31.237 | 1.633 | 0.526 | 180.05 |
14 | 28 | 野田 英樹 | CARROZZERIA MOHN
| 1'31.360 | 1.756 | 0.123 | 179.80 |
15 | 12 | 高木 虎之介 | TAKAGI CERUMO
| 1'32.754 | 3.150 | 1.394 | 177.10 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(優勝)
予選でフロントローにつけさえすればチャンスはあると思っていたが、そのとおりになったね。今回はストレートで横溝を突き放す作戦がうまくいった。外から見てるとイージーに見えたかもしれないが、実際にはタフなレースだった。
前回の菅生では予選が全然上手く行かなくて、まるで冬眠してる熊みたいなものだったから、今日勝てて嬉しいよ。
中嶋一貴(2位)
かなり悔しいです。スタートで4番手に落ちてしまいましたが、最後までこのときの差が響きました。スタートから前についていけてれば、スリップを使うことも出来たんですが。
クルマはバランスが取れていていい状態でした。それだけにスタートを失敗したことが悔やまれます。
横溝直輝(3位)
スタート前にクラッチを調整したんですが、それで繋がりの感触が変わってしまい、スタートが上手く行きませんでした。1コーナーでオリベイラに並ばれましたが、あれ以上頑張ると後続にもやられかねないと思ったので一旦引くことにしました。
予選ではチームが完璧なクルマを用意してくれたんですが、決勝では彼ら(オリベイラと中嶋)のペースが予選以上に速く、ついていけませんでした。
自分たちに何が出来るか、どこを伸ばせばいいかを今夜じっくり考えて、明日のレースに臨みたいです。
リチャード・ライアン(ポールポジション)
今年の初めから予選のセッティングのやり方を変えていて、それが今まで上手く行ってなかったんだけど、今週になってそれが良くなったんだ。クルマはパーフェクトといっていい仕上がりだよ。最後のセットではいくつかミスをしたのでタイムを更新できなかったけど、ミスさえしていなければもっといいタイムが出たと思う。
平中克幸(予選2位)
午前中は満足の行く走りができなかったので、午後までにセッティングを変更したら上手く行きました。フロントローからスタートするのは全日本F3を走っていた頃以来ですが、明日は変にプレッシャーを感じることなく勝てるようにしたいですね。
片岡龍也(予選3位)
昨日の公式練習でトップタイムを出していたので、今日はポールポジションを意識して予選を走っていましたが、昨日の問題点を解決したら却ってバランスが崩れてしまいました。でも天気が心配だったので、セッティングはそのままで午前中に3セット使ってアタックを続けました。午後になってバランスは良くなりましたが、全体のレベルも上がったためにポールが取れなくて残念です。
全日本F3選手権第7戦の決勝は#10ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)がスタートでトップに立ち、そのまま後続を寄せ付けずに優勝した。
2位にはチームメイトの#37中嶋一貴(TDPトムスF305)が入り、ポールシッターの#12横溝直輝(ThreeBond)は3位に終わった。
F3第7戦の決勝は午後4時30分、定刻でスタートした。コースにはうっすらと霧が出始め、今にも雨が振り出しそうな空模様だ。気温も肌寒さを感じるほどに下がってきた。
そんな中、ホールショットを奪ったのはオリベイラ。横溝も動き出しは悪くなかったものの、1コーナーへのブレーキングではオリベイラに軍配が上がった。
その後方では中嶋と#38池田大祐(TDPトムスF305)のチームメイト同士が3位争いを展開。2周目の1コーナーで中嶋が池田を抜いて3番手に。更に前を走る横溝を追い詰め、4周目の1コーナーでインを突いて2位に上がり、オリベイラの追撃に掛かる。
しかしオリベイラも37秒台中盤のタイムを安定して出し続け、中嶋に付け入る隙を与えない。結局、両者は終始2秒弱の間隔を保ったまま15周を消化。オリベイラは第3戦以来の今季3勝目を上げることとなった。
全日本F3 -RIJ- (2005/06/04) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 7 富士スピードウェイ 4.563 km
P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
1 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | DYNACITYトムスF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 24'27.406 |
2 | 37 | 中嶋 一貴 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 1.808 |
3 | 12 | 横溝 直輝 | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 15 | 16.494 |
4 | 5 | ジョニー・リード | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 15 | 24.067 |
5 | 10 | 武藤 英紀 | Honda・M-TEC F107 | DOME F107 | MF204C | 15 | 33.525 |
6 | 3 | 安岡 秀徒 | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 15 | 37.261 |
7 | 33 | 番場 琢 | DeODEOダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 42.221 |
8 | 38 | 池田 大祐 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 42.222 |
9 | 2 | 高崎 保浩 | Honda・戸田 FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 15 | 47.664 |
10 | 19 | 折目 遼 | 佐川印刷 With M&O ダラーラ | DALLARA F304 | 3S-GE | 15 | 48.646 |
11 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 49.358 |
12 | 50 | 磯崎 元彦 | ZAP-SPEED F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 1'03.219 |
-------- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 -------- |
- | 1 | ロベルト・ストレイト | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1 | 14 Laps |
- | 14 | パオロ・モンティン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 0 | 15 Laps |
- Fastest Lap: #37 中嶋一貴 1'37.406 (7/15) 168.643km/h
ポイントランキング
富士スピードウェイで行われている、全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の公式予選2回目は、#1リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)が午前中のタイムを大幅に上回る1分28秒340を出してポールポジションを獲得した。
2位にはルーキーの#11平中克幸、3位には2年目の#7片岡龍也と、TDPの若手ドライバー二人が入った。
午後2時15分、定刻で予選二回目が始まった。心配された雨も降ることなく、コースは終始ドライコンディションのままだった。
コース改修後初の開催ということもあり、各ドライバーとも午前中よりも大幅にタイムアップを果たし、午前中の暫定ポール、ロニ・クインタレッリのタイムは開始早々にライアンによって破られてしまった。更に本山哲、山本左近らがセッションの前半にして28秒台を出し、クインタレッリのタイムに肉薄する。ライアンは28秒340までタイムを縮め、早々に今季初のポールポジションを獲得した。
その後方ではトップから1秒以内に全車がひしめく、実に緊迫したタイムアタック合戦が繰り広げられたのだが、その中でも片岡、平中、山本左近らの若手の活躍には目覚しいものがあった。
まずは開始25分で山本が28秒476を記録し、2番手に躍り出る。
このタイムはその後、クインタレッリ、松田次生らに破られるが、チェッカー直後のラップで平中が28秒444を叩き出して2番手にジャンプアップ。更に片岡も28秒465で3番手に滑り込み、松田を挟んで山本が5番手と、TDPのドライバー3人ともがトップ5に入る結果となった。
午前中唯一の28秒台を出して暫定ポールのクインタレッリは、午後もタイムアップを果たしたものの、6位に留まった。しかしこれがデビュー戦であることを考えれば、上出来といえるだろう。
フォーミュラニッポン第4戦決勝は6月5日午後2時30分、65周で戦われる。
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2004/06/04) Qualfying Session Weather:Cloudy Course:Dry
2005 Fomula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
P | No | Driver | Team | Time1 Time2 | Time | Delay | km/h |
1 | 1 | リチャード・ライアン | DoCoMo DANDELION | 1'29.010 *1'28.340 | 1'28.340 | - | 185.95 |
2 | 11 | 平中 克幸 | CERUMO | 1'29.282 *1'28.444 | 1'28.444 | 0.104 | 185.73 |
3 | 7 | 片岡 龍也 | Forum Engineering LeMans | 1'29.202 *1'28.465 | 1'28.465 | 0.125 | 185.69 |
4 | 5 | 松田 次生 | 5ZIGEN | 1'29.041 *1'28.466 | 1'28.466 | 0.126 | 185.68 |
5 | 3 | 山本 左近 | KONDO | 1'29.349 *1'28.478 | 1'28.478 | 0.138 | 185.66 |
6 | 4 | ロニー・クインタレッリ | KONDO | 1'28.965 *1'28.513 | 1'28.513 | 0.173 | 185.59 |
7 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA | 1'29.692 *1'28.812 | 1'28.812 | 0.472 | 184.96 |
8 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | 1'29.436 *1'28.824 | 1'28.824 | 0.484 | 184.94 |
9 | 23 | 本山 哲 | Arting IMPUL | 1'29.001 *1'28.861 | 1'28.861 | 0.521 | 184.86 |
10 | 8 | 土屋 武士 | Forum Engineering LeMans | 1'29.010 *1'28.879 | 1'28.879 | 0.539 | 184.82 |
11 | 2 | 服部 尚貴 | DoCoMo DANDELION | 1'29.294 *1'28.882 | 1'28.882 | 0.542 | 184.82 |
12 | 20 | 井出 有冶 | mobilecast IMPUL | 1'29.193 *1'28.925 | 1'28.925 | 0.585 | 184.73 |
13 | 31 | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA | 1'29.708 *1'28.983 | 1'28.983 | 0.643 | 184.61 |
14 | 28 | 野田 英樹 | CARROZZERIA MOHN | 1'29.199 *1'29.049 | 1'29.049 | 0.709 | 184.47 |
15 | 12 | 高木 虎之介 | TAKAGI CERUMO | 1'29.639 *1'29.293 | 1'29.293 | 0.953 | 183.97 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2005/06/04) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2005 Fomula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
P | No | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 4 | ロニー・クインタレッリ | KONDO | 1'28.965 | - | - | 184.64 |
2 | 23 | 本山 哲 | Arting IMPUL | 1'29.001 | 0.036 | 0.036 | 184.57 |
3 | 1 | リチャード・ライアン | DoCoMo DANDELION | 1'29.010 | 0.045 | 0.009 | 184.55 |
4 | 8 | 土屋 武士 | Forum Engineering LeMans | 1'29.010 | 0.045 | 0.000 | 184.55 |
5 | 5 | 松田 次生 | 5ZIGEN | 1'29.041 | 0.076 | 0.031 | 184.49 |
6 | 20 | 井出 有冶 | mobilecast IMPUL | 1'29.193 | 0.228 | 0.152 | 184.17 |
7 | 28 | 野田 英樹 | CARROZZERIA MOHN | 1'29.199 | 0.234 | 0.006 | 184.16 |
8 | 7 | 片岡 龍也 | Forum Engineering LeMans | 1'29.202 | 0.237 | 0.003 | 184.15 |
9 | 11 | 平中 克幸 | CERUMO | 1'29.282 | 0.317 | 0.080 | 183.99 |
10 | 2 | 服部 尚貴 | DoCoMo DANDELION | 1'29.294 | 0.329 | 0.012 | 183.96 |
11 | 3 | 山本 左近 | KONDO | 1'29.349 | 0.384 | 0.055 | 183.85 |
12 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | 1'29.436 | 0.471 | 0.087 | 183.67 |
13 | 12 | 高木 虎之介 | TAKAGI CERUMO | 1'29.639 | 0.674 | 0.203 | 183.26 |
14 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA | 1'29.692 | 0.727 | 0.053 | 183.15 |
15 | 31 | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA | 1'29.708 | 0.743 | 0.016 | 183.11 |
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'35.193 | 6.228 | 5.485 | 172.56 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- CarNo.1,8は2005年フォーミュラ・ニッポン統一規則第3章第25条7.により、順位を決定した。

全日本F3選手権第7戦の公式予選は、#12横溝直輝(ThreeBond)が1分37秒625でポールポジションを獲得した。2位は#1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)で1分37秒871、3位は1分37秒881の#37中嶋一貴(TDPトムスF305)だった。
続いて行われた第8戦の予選でもこの3人が速く、ポールは中嶋一貴で1分37秒487、2位はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラで1分37秒500、第7戦でポールを獲得した横溝直輝は1分37秒664と、自己ベストを更新できず3位に終わった。
フォーミュラニッポンの予選1回目の終了から15分後に、F3第7戦の15分間の公式予選が開始された。
最初は各車共慎重に走り始め、タイヤの温まる4周目辺りから本格的なアタックに入っていく。
前回の菅生で2連勝を飾った横溝直輝はここでも好調で、昨日の合同練習で総合トップの中嶋一貴と互いにベストタイムを更新しあいながら走行を重ねる。セッション半ばを過ぎて、そこにJ.P.オリベイラが割って入ってきた。
結局、このセッションを制したのは横溝直輝。2番手にはオリベイラがチェッカー間際に滑り込み、中嶋は3位で予選を終えた。
10分のインターバルを経て第8戦の公式予選が開始された。
今度は早い段階で中嶋、横溝、オリベイラ、#38池田大祐(TDPトムスF305)の4人が37秒台に突入。中でもオリベイラのペースがセッションを通じて速く、7戦で横溝の出した37秒625を早々と上回って見せたが、終盤に中嶋が好タイムを連発、最後は37秒487にまで縮めて、オリベイラの追撃を退けた。横溝は逆にタイムが伸び悩み、第7戦のポールタイムにも届かず37秒664で予選を終えた。
F3第7戦の決勝は本日午後4時半より15周で、第8戦の決勝は明日5日午後1時より21周で行われる。
全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の公式予選1回目が、6月4日午前、富士スピードウェイで行われ、急遽参戦が決まった#4ロニ・クインタレッリ(KONDO Racing)が1分28秒965で暫定ポールを獲得した。
2位は#23本山哲(Arting IMPUL)で1分29秒001、3位は#1リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)で1分37秒010だった。
6月4日の富士スピードウェイは、上空を厚い雲が覆っているが、今のところ雨が降りそうな気配はない。コースはドライ。
予選1回目は10時15分より45分間で行われた。
昨日のフリー走行では参戦2年目の片岡龍也、今季初参戦の平中克幸が1位、2位を占めて周囲を驚かせたが、このセッションでは本山、ライアンらがセッション前半から好タイムを連発、チャンピオン経験者の貫禄を見せ付ける。しかし他のドライバーも彼らのタイムに肉薄。実に14人が29秒台にひしめく接戦となった。
そんな中、ヤレック・ヤニスの欠場で急遽参戦の決まったロニ・クインタレッリが一人28秒965を叩き出し、いきなりトップに躍り出た。昨年末に何度かテストに参加していたとはいえ、2005シーズン開幕以降はGTに専念していたクインタレッリにとってはまさにぶっつけ本番であったが、昨年の全日本F3チャンピオンは見事にローラB351/無限を乗りこなしてみせた。
本山、ライアンの二人のチャンピオンもセッション終盤まで懸命のアタックを試みたが、遂に28秒台には届かないままチェッカーが出され、それぞれ2位、3位に終わる結果となった。なお、4位の#8土屋武士(Forum Engineering Team LeMans)もライアンと同タイムの1分29秒010を記録したが、2005年フォーミュラニッポン統一規則第3章25条7(2台以上の車両が同タイムの場合には、最初に記録した車両が優先される)により、暫定4位に甘んじる結果となった。
公式予選2回目は14時15分より、同じく45分間で行われる。
全日本F3 -RIJ- (2005/06/04) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2005 All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km
P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 37 | 中嶋 一貴 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'37.487 | - | - | 168.50 |
2 | 36 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | DYNACITYトムスF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'37.500 | 0.013 | 0.013 | 168.48 |
3 | 12 | 横溝 直輝 | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'37.664 | 0.177 | 0.164 | 168.20 |
4 | 38 | 池田 大祐 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'37.861 | 0.374 | 0.197 | 167.86 |
5 | 14 | パオロ・モンティン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'38.201 | 0.714 | 0.340 | 167.28 |
6 | 10 | 武藤 英紀 | Honda・M-TEC F107 | DOME F107 | MF204C | 1'38.634 | 1.147 | 0.433 | 166.54 |
7 | 5 | ジョニー・リード | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'38.669 | 1.182 | 0.035 | 166.48 |
8 | 1 | ロベルト・ストレイト | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'38.723 | 1.236 | 0.054 | 166.39 |
9 | 2 | 高崎 保浩 | Honda・戸田 FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'38.860 | 1.373 | 0.137 | 166.16 |
10 | 33 | 番場 琢 | DeODEOダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'38.925 | 1.438 | 0.065 | 166.05 |
11 | 3 | 安岡 秀徒 | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'39.575 | 2.088 | 0.650 | 164.97 |
12 | 19 | 折目 遼 | 佐川印刷 With M&O ダラーラ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'39.894 | 2.407 | 0.319 | 164.44 |
13 | 50 | 磯崎 元彦 | ZAP-SPEED F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'40.092 | 2.605 | 0.198 | 164.12 |
14 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'40.419 | 2.932 | 0.327 | 163.58 |
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'47.305 | 9.818 | 6.886 | 153.09 |
- CarNo.19は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4.d)違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、ベストラップタイム削除および訓戒のペナルティを課した。
全日本F3 -RIJ- (2005/06/04) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2005 All Japan F3 Championship Round 7 富士スピードウェイ 4.563 km
P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 12 | 横溝 直輝 | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'37.625 | - | - | 168.26 |
2 | 36 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | DYNACITYトムスF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'37.871 | 0.246 | 0.246 | 167.84 |
3 | 37 | 中嶋 一貴 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'37.881 | 0.256 | 0.010 | 167.82 |
4 | 38 | 池田 大祐 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'38.134 | 0.509 | 0.253 | 167.39 |
5 | 5 | ジョニー・リード | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'38.603 | 0.978 | 0.469 | 166.60 |
6 | 14 | パオロ・モンティン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'38.735 | 1.110 | 0.132 | 166.37 |
7 | 1 | ロベルト・ストレイト | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'39.075 | 1.450 | 0.340 | 165.80 |
8 | 33 | 番場 琢 | DeODEOダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'39.135 | 1.510 | 0.060 | 165.70 |
9 | 10 | 武藤 英紀 | Honda・M-TEC F107 | DOME F107 | MF204C | 1'39.216 | 1.591 | 0.081 | 165.57 |
10 | 3 | 安岡 秀徒 | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'39.398 | 1.773 | 0.182 | 165.26 |
11 | 2 | 高崎 保浩 | Honda・戸田 FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'39.670 | 2.045 | 0.272 | 164.81 |
12 | 19 | 折目 遼 | 佐川印刷 With M&O ダラーラ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'40.059 | 2.434 | 0.389 | 164.17 |
13 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'40.480 | 2.855 | 0.421 | 163.48 |
14 | 50 | 磯崎 元彦 | ZAP-SPEED F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'40.923 | 3.298 | 0.443 | 162.77 |
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'47.571 | 9.946 | 6.648 | 152.71 |
部
門 |
順
位 |
サーキット |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
S U G O |
富 士 |
鈴 鹿 |
M I N E |
富 士 |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
T O T A L |
日 程 |
4/3 |
4/17 |
5/15 |
6/5 |
7/3 |
7/31 |
8/28 |
10/23 |
11/27 |
ラウンド |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
ド ラ イ バ | |
1 | 本山 哲 | 3 | 3 | 10 | 6 | 10 | 4 | 0 | 10 | | 46 |
2 | 井出 有冶 | 6 | 10 | 2 | 0 | 0 | 10 | 4 | 3 | | 35 |
3 | リチャード・ライアン | 10 | 2 | 6 | 3 | 4 | 0 | 3 | 0 | | 28 |
4 | 小暮 卓史 | 0 | 4 | 4 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | | 14 |
5 | 松田 次生 | 0 | 6 | 0 | 4 | 1 | 3 | 0 | 0 | | 14 |
6 | 土屋 武士 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 2 | 4 | | 13 |
7 | ロニー・クインタレッリ | | | | 2 | 2 | 6 | 0 | 2 | | 12 |
8 | ブノワ・トレルイエ | 1 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | | 11 |
9 | アンドレ・ロッテラー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | | 10 |
10 | 山本 左近 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 | | 9 |
11 | 片岡 龍也 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 1 | | 7 |
12 | 服部 尚貴 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | | 7 |
13 | 平中 克幸 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | | 2 |
- | 野田 英樹 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | | 0 |
- | 高木 虎之介 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | | 0 |
- | ヤレック・ヤニス | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 0 |
- | 加藤 正将 | 0 | | | | | | | | | 0 |
チ | ム |
1 | mobilecast Arting IMPUL | 9 | 13 | 12 | 16 | 10 | 14 | 4 | 13 | | 91 |
3 | DoCoMo DANDELION | 14 | 3 | 7 | 3 | 4 | 1 | 3 | 0 | | 35 |
4 | PIAA NAKAJIMA | 0 | 4 | 4 | 0 | 6 | 0 | 10 | 0 | | 24 |
5 | KONDO | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 6 | 0 | 8 | | 21 |
6 | Forum Engineering LeMans | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 8 | 5 | | 20 |
7 | 5ZIGEN | 0 | 6 | 0 | 4 | 1 | 3 | 0 | 0 | | 14 |
8 | CERUMO | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | | 2 |
- | CARROZZERIA MOHN | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | | 0 |
- | TAKAGI CERUMO | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | | 0 |
チ ュ | ナ | |
1 | 東名エンジン | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 6 | 10 | | 76 |
2 | 尾川自動車 | 0 | 4 | 4 | 2 | 6 | 6 | 10 | 6 | | 38 |
- ポイントは決勝レースの結果に基づき各部門とも、各レース、1位:10点、2位:6点、3位:4点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。
- チームポイント部門は、3台以上参加のチームでは、上位2台の得た合計ポイントが加算の対象となります。
- エンジンチューナーズポイント部門は、同一チューナーが扱うエンジンを搭載した車両が得たポイントのうち、もっとも高いポイントが加算の対象となります。
KONDO Racingは6月1日、フォーミュラ・ニッポン第4戦 富士スピードウェイ大会(6月5日決勝)において、4号車のドライバーにロニー・クインタレッリ選手を起用すると発表した。
第3戦まで4号車をドライブしたヤレック・ヤニス選手は、本人のチェコ側マネジメントの都合により来日できないために欠場となるとのこと。
ロニー・クインタレッリは、2004年度全日本F3選手権のシリーズチャンピオン。
今季はデンソーサードスープラGTのドライバーとしてスーパーGTに参戦中だ。
今回の参戦は彼自身にとっても念願のフォーミュラ・ニッポンデビューということになる。