GT500クラス #23MOTUL AUTECH GT-R
- 松田次生
- 朝のフリー走行からクルマの調子がすごく良くて、タイヤのフィーリングも良かったので、予選も結構自信を持っていっていました。 少しタイヤの暖まりの問題とアンダーステア現象が出ていましたが、Q2でそこを直せれば速いタイムが出せるとエンジニアとロニー選手に伝えたら、ロニー選手が素晴らしい、文句の付けどころの無いタイムを出してくれました。 予選は良かったんですけど、明日のレースは長いですし、明日が一番大事だと思うので、気を引き締めてレースに臨みたいと思います。 この2戦つまづいて、表彰台が見えていても難しい結果に終わりましたので、このオートポリスはそのためにチーム全員機を引き締めて臨みました。予選では結果は出ていますが、明日も気を引き締めて、レースでも結果が残るように。オートポリスは天気がいいと気が抜けないレースになるので、また記者会見に来れるように頑張りたいと思います。
- ロニー・クインタレッリ
- ツギオが言ってた通り、朝のフリー走行で調子が良くて、ダウンフォースを減らしましたが、それに対してのセッティングとタイヤの選択がとても良く、この前に比べて乗りづらさは感じませんでした。 予選に関してはQ1でツギオがすごく頑張って、もう1台のミシュランタイヤのGT-Rもいいタイムが出ていたので、相当頑張らないとポールポジションはとれないと思い、もう少しクルマが曲がるように微調整を行いました。完璧じゃなかったけど、プッシュできる状態になっていました。 予選はうまくいきましたが、このクルマでの1スティントの距離のデータは皆ありません。僕らは朝のフリー走行で10周のロングランをやって、そのアベレージは悪くなかったし、前からのスタートでマネジメントはしやすいので、まともなレースをして、トラブルなしでフィニッシュしたいと思います。
GT300クラス #61SUBARU BRZ R&D SPORT

- 井口卓人
- フリー走行以前の、テストのときからクルマは調子が良くて、ミシュランタイヤも路面にマッチしていました。その結果500も300もポールということで、非常にほっとしたし、嬉しいんですけど、明日の決勝に向けてもしっかりチームとコミュニケーションとって、作戦についても判断したいと思います。 僕は九州出身ということで、地元ということもありますし、スバルさんにも応援スタンドも作っていただいて、沢山の方にきていただいているので、かなり厳しいレースになると予想していますが、孝太さんと力を合わせて、青くてカッコいいBRZがトップでチェッカーを受けられるように頑張りたいです。
- 佐々木孝太
- 去年は年間最多ポール記録を作れたんですけど、今回やっと自分の300の中でのポール記録を作れたということで素直に嬉しいです。 でも去年もそうでしたが、僕らはポールを獲ることが目的じゃなく、レースを勝つことを優先してセットアップを進めて来たので、ポールポジションは僕らにとってのおまけみたいなものだと思っています。 今日の天気は本当にミシュランデーでしたね。ミシュランタイヤが非常にいい仕事をしてくれました。 このいいタイヤを決勝でもしっかりもたせて、トップでチェッカーを受けたいと思います。 このサーキットでは僕はすごくアウェー感を感じるというか、全てが井口よりなので(笑)ここは仕方ないという感じで。その代わり鈴鹿ではきっちり協力してもらいます(笑) いい天気でレースできるのは嬉しいですが、タイヤはしっかりマネジメントしないといけないので、簡単なレースじゃないと思います。油断せず、最後の1周まできっちりコントロールしたいと思います。
-
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
2014オートバックス スーパーGT第3戦「スーパーGTイン九州300km」は1’34.523のコースレコードを記録した#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)がポールポジションを獲得、2番手に#46S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝組)がつけ、ニッサンGT-R&ミシュランタイヤのコンビネーションがフロントローを独占した。 GT300クラスも同じくミシュランタイヤを履く#61SUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太/井口卓人組)が今季初めてのポールを獲得した。
照りつける初夏の日差しのもと、公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。 ここ数年悪天候に祟られたオートポリスだったが、今回は終始ドライコンディションのもと、真夏を思わせる高い気温の中での走行となった。
予選Q1
15分間の走行で上位8台のQ2進出枠を競う予選Q1は、今回も残り時間が8分を切ってから漸く各車がコースインするという展開に。 しかし今回はこれが明暗を分ける結果になってしまった。
最初にアタックを行ったのは#23モチュールGT-Rの松田。1’35.662と早くも公式練習のタイムを上回って来た。 続いて#46S Road GT-Rの柳田が1’34.999を叩き出してトップに立つ。
ところがその直後、#6エネオスRC Fを駆る国本雄資がターン14でコースオフ。前からバリアに突っ込んで止まってしまった。
これにより赤旗が提示されてしまい、約半数のチームがタイムアタックの機会を失ってピットに戻ることになってしまった。
6号車はその後自力でピットへ。 セッションは規定により残り時間3分で再開されることになった。
この時点でタイムを出せていないチームに撮ってはまさに一発勝負となった訳だが、ここで前年王者の#1ZENT RC F(平手晃平)、#12カルソニックGT-Rの安田裕信、#17ケーヒンNSXの塚越広大らがタイムアップに成功、それぞれ6位、7位、8位でQ2に歩を進めた。
一方、中嶋一貴の欠場で全戦富士に続いて起用された平川亮の駆る#36ペトロナスRC Fはアタック中に姿勢を乱した#19ウェッズスポーツRC F(関口雄飛)に巻き込まれる格好でアタックの機会を逃してしまった。
一方GT300クラスは順調に15分間を消化。 地元九州出身の井口卓人(#61BRZ)がいきなり1’45.717のコースレコードを叩き出してトップに立つと、終盤には#55ARTA CR-Zの小林崇志が1’45.969で2位に上がって来た。 一方、ここまで常にトップ争いを展開していたBMW Z4の2台はウェイトハンデの影響もあってか今回は苦戦を強いられることになった。 その結果、開幕2連勝中の#4初音ミクZ4(片岡龍也)は16番手、#7Studie Z4に至っては電気系のトラブルでコースインすることすら出来ず、ノータイムに終わってしまった。
予選Q2
Q1の赤旗の影響もあり、予選Q2は当初予定より8分遅れて開始された。
ここでもタイヤの消耗を嫌ってか、残り時間6分で漸く各車一斉にコースイン。 ほぼ一発勝負のタイムアタックとなったが、ここで速さを見せつけたのがミシュラン勢だ。
#23クインタレッリ、#46本山哲がそろって1分34秒台のタイムを叩き出し、1’34.523のクインタレッリがポールポジション。本山は1’34.792と一歩及ばなかったが、今季初のフロントロースタートをものにした。
3番手にはレクサス勢最上位として#1ZENT RC F(立川祐路)がつけ、ホンダ勢最上位は#100レイブリックNSX(武藤英紀)の6位だった。
GT300クラスは、最初に#3星野一樹(B MAX NDDP GT-R)が1’46.551でトップに立ったが、#55高木真一(ARTA CR-Z)がこれを1秒以上上回る1’45.503を叩き出し、続いて#61佐々木が1’45.335とタイムを更に縮めて来た。
#55高木は1周のクールダウンののち、再びアタックを開始、セクター1、セクター2と佐々木を上回るペースで走行していたが、最終セクションでスロー走行していた#2高橋一穂(シンチウムMP4-12C)に頭を押さえられてしまい、タイム更新はならなかった。
これにより佐々木孝太が今季初、自身通算11回目(GT300クラス最多)のポールポジションを獲得することになった。
第3戦決勝は明日午後2時より65周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
1 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 14 | 1'35.210 | 1'34.523 |
2 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 2 | 1'34.999 | 1'34.792 |
3 | 1 | 立川 祐路 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 1'36.271 | 1'35.683 |
4 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 62 | 1'36.408 | 1'35.711 |
5 | 37 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 52 | 1'35.726 | 1'35.892 |
6 | 100 | 小暮 卓史 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 4 | 1'36.147 | 1'36.292 |
7 | 17 | 塚越 広大 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'36.269 | 1'36.606 |
8 | 24 | ミハエル・クルム 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 16 | 1'36.089 | 1'36.840 |
9 | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 1'36.631 | |
10 | 18 | 山本 尚貴 ジャン・カール・ベルネ | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 14 | 1'36.942 | |
11 | 36 | ジェームス・ロシター 平川 亮 | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 4 | 1'36.961 | |
12 | 39 | 石浦 宏明 オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 26 | 1'37.424 | |
13 | 32 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 1'37.617 | |
14 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | 8 | 1'41.401 | |
---- 以上予選通過 ---- |
- | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 52 | no time | |
- CarNo.6(国本雄資)は、2014 SUPER GT Sporting Regulations 第20条5.により、当該セッションのタイムを抹消した。
■GT300 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
1 | 61 | 佐々木 孝太 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | | 1'45.717 | 1'45.335 |
2 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 10 | 1'45.969 | 1'45.503 |
3 | 3 | 星野 一樹 ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 1'46.836 | 1'46.551 |
4 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | | 1'46.158 | 1'46.578 |
5 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 52 | 1'46.912 | 1'46.672 |
6 | 31 | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | | 1'46.834 | 1'46.788 |
7 | 88 | 織戸 学 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'46.541 | 1'46.842 |
8 | 86 | 細川 慎弥 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'47.029 | 1'47.090 |
9 | 0 | 中山 友貴 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 26 | 1'46.405 | 1'47.178 |
10 | 30 | 岩崎 祐貴 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 2 | 1'46.917 | 1'47.477 |
11 | 10 | 植田 正幸 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'46.767 | 1'48.334 |
12 | 9 | 白坂 卓也 アンドレ・クート | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'47.228 | 1'48.388 |
13 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | | 1'47.305 | |
14 | 65 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 18 | 1'47.555 | |
15 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 80 | 1'47.582 | |
16 | 67 | 横溝 直輝 密山 祥吾 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 4 | 1'47.793 | |
17 | 22 | 和田 久 土屋 武士 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'47.794 | |
18 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | | 1'47.938 | |
19 | 33 | 都筑 晶裕 峰尾 恭輔 | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | 12 | 1'48.084 | |
20 | 360 | 田中 篤 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'48.191 | |
21 | 5 | 玉中 哲二 山野 直也 | マッハ車検 with トランスフォーマー30th NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'48.488 | |
22 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'50.319 | |
---- 以上予選通過 ---- |
- | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | 8 | no time | no time |
- | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 46 | absence | |
- CarNo.2(高橋一穂)は、2014 SUPER GT Sporting Regulations 第27条3)(走路妨害)違反にて予選Q1/Q2のタイムを抹消とする。
■GT500 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2104/05/31) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 23 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 14 | 1'34.523 | - | - | 178.014 |
2 | 46 | 本山 哲 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 2 | 1'34.792 | 0.269 | 0.269 | 177.509 |
3 | 1 | 立川 祐路 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 1'35.683 | 1.160 | 0.891 | 175.856 |
4 | 12 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 62 | 1'35.711 | 1.188 | 0.028 | 175.804 |
5 | 37 | アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 52 | 1'35.892 | 1.369 | 0.181 | 175.472 |
6 | 100 | 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 4 | 1'36.292 | 1.769 | 0.400 | 174.743 |
7 | 17 | 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'36.606 | 2.083 | 0.314 | 174.176 |
8 | 24 | 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 16 | 1'36.840 | 2.317 | 0.234 | 173.755 |
■GT300 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 61 | 佐々木 孝太 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | | 1'45.335 | - | - | 159.742 |
2 | 55 | 高木 真一 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 10 | 1'45.503 | 0.168 | 0.168 | 159.487 |
3 | 3 | 星野 一樹 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 1'46.551 | 1.216 | 1.048 | 157.919 |
4 | 60 | 飯田 章 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | | 1'46.578 | 1.243 | 0.027 | 157.879 |
5 | 11 | 平中 克幸 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 52 | 1'46.672 | 1.337 | 0.094 | 157.740 |
6 | 31 | 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | | 1'46.788 | 1.453 | 0.116 | 157.568 |
7 | 88 | 織戸 学 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'46.842 | 1.507 | 0.054 | 157.489 |
8 | 86 | 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'47.090 | 1.755 | 0.248 | 157.124 |
9 | 0 | 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 26 | 1'47.178 | 1.843 | 0.088 | 156.995 |
10 | 30 | 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 2 | 1'47.477 | 2.142 | 0.299 | 156.558 |
11 | 10 | 植田 正幸 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'48.334 | 2.999 | 0.857 | 155.320 |
12 | 9 | 白坂 卓也 | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'48.388 | 3.053 | 0.054 | 155.242 |
- | 2 | 高橋 一穂 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | 8 | no time | - | - | - |
- CarNo.2(高橋一穂)は、2014 SUPER GT Sporting Regulations 第27条3)(走路妨害)違反にて予選Q1/Q2のタイムを抹消とする。
■GT500 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 46 | 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 2 | 1'34.999 | - | - | 177.122 |
2 | 23 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 14 | 1'35.210 | 0.211 | 0.211 | 176.729 |
3 | 37 | 伊藤 大輔 | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 52 | 1'35.726 | 0.727 | 0.516 | 175.777 |
4 | 24 | ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 16 | 1'36.089 | 1.090 | 0.363 | 175.113 |
5 | 100 | 小暮 卓史 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 4 | 1'36.147 | 1.148 | 0.058 | 175.007 |
6 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'36.269 | 1.270 | 0.122 | 174.785 |
7 | 1 | 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 1'36.271 | 1.272 | 0.002 | 174.782 |
8 | 12 | 安田 裕信 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 62 | 1'36.408 | 1.409 | 0.137 | 174.533 |
---- 以上Q2進出 ---- |
9 | 8 | 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 1'36.631 | 1.632 | 0.223 | 174.130 |
10 | 18 | 山本 尚貴 | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 14 | 1'36.942 | 1.943 | 0.311 | 173.572 |
11 | 36 | 平川 亮 | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 4 | 1'36.961 | 1.962 | 0.019 | 173.538 |
12 | 39 | 石浦 宏明 | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 26 | 1'37.424 | 2.425 | 0.463 | 172.713 |
13 | 32 | 中嶋 大祐 | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 1'37.617 | 2.618 | 0.193 | 172.372 |
14 | 19 | 脇阪 寿一 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | 8 | 1'41.401 | 6.402 | 3.784 | 165.939 |
---- 以上予選通過 ---- |
- | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 52 | no time | - | - | - |
- CarNo.6(国本雄資)は、2014 SUPER GT Sporting Regulations 第20条5.により、当該セッションのタイムを抹消した。
■GT300 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | | 1'45.717 | - | - | 159.165 |
2 | 55 | 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 10 | 1'45.969 | 0.252 | 0.252 | 158.786 |
3 | 60 | 吉本 大樹 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | | 1'46.158 | 0.441 | 0.189 | 158.503 |
4 | 0 | 中山 友貴 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 26 | 1'46.405 | 0.688 | 0.247 | 158.135 |
5 | 88 | 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'46.541 | 0.824 | 0.136 | 157.934 |
6 | 10 | 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'46.767 | 1.050 | 0.226 | 157.599 |
7 | 31 | 新田 守男 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | | 1'46.834 | 1.117 | 0.067 | 157.500 |
8 | 3 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 1'46.836 | 1.119 | 0.002 | 157.497 |
9 | 11 | ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 52 | 1'46.912 | 1.195 | 0.076 | 157.386 |
10 | 30 | 岩崎 祐貴 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 2 | 1'46.917 | 1.200 | 0.005 | 157.378 |
11 | 86 | 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'47.029 | 1.312 | 0.112 | 157.213 |
12 | 9 | アンドレ・クート | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'47.228 | 1.511 | 0.199 | 156.922 |
---- 以上Q2進出 ---- |
13 | 21 | リチャード・ライアン | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | 6 | 1'47.305 | 1.588 | 0.077 | 156.809 |
14 | 65 | 黒澤 治樹 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 18 | 1'47.555 | 1.838 | 0.250 | 156.445 |
15 | 4 | 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 80 | 1'47.582 | 1.865 | 0.027 | 156.405 |
16 | 67 | 横溝 直輝 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 4 | 1'47.793 | 2.076 | 0.211 | 156.099 |
17 | 22 | 土屋 武士 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'47.794 | 2.077 | 0.001 | 156.098 |
18 | 50 | 安岡 秀徒 | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | | 1'47.938 | 2.221 | 0.144 | 155.889 |
19 | 33 | 峰尾 恭輔 | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | 12 | 1'48.084 | 2.367 | 0.146 | 155.679 |
20 | 360 | 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'48.191 | 2.474 | 0.107 | 155.525 |
21 | 5 | 山野 直也 | マッハ車検 with トランスフォーマー30th NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'48.488 | 2.771 | 0.297 | 155.099 |
22 | 48 | 田中 勝輝 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'50.319 | 4.602 | 1.831 | 152.525 |
---- 以上予選通過 ---- |
23 | 2 | 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | 8 | no time | - | - | - |
24 | 7 | 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 46 | absence | - | - | - |
- CarNo.2(高橋一穂)は、2014 SUPER GT Sporting Regulations 第27条3)(走路妨害)違反にて予選Q1/Q2のタイムを抹消とする。
スーパーGT第3戦の公式練習が5月31日、大分県のオートポリスで行われ、GT500クラスは#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)、GT300クラスは#61SUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太/井口卓人組)がトップだった。
例年はシーズン終盤に組み込まれているオートポリス戦だが、今年は初夏の開催となった。
公式予選日は快晴。夏を思わせる強い日差しのもと、午前9時より2時間の公式練習がスタートした。
シャシー、エンジンともに一新されたことにより、開幕以来コースレコードの更新が相次いでいるGT500クラスだが、GTAから発行された5月19日付けのブルテンにより、今回と第4戦SUGOにおいては、第2戦富士で使用した空力パッケージを装着しての走行が義務づけられた。
ランオフエリアの狭い両サーキットでの安全性を確保することが目的であり、先日のSUGOテストでも、この空力パッケージは試験的に使用されている。
これによりコーナリングスピードの削減が期待されたが、いざ走り出してみると#23モチュールGT-Rが1’35.708と昨年のポールタイム(そしてコースレコード)の1’38.174を2秒半も上回る驚異的なタイムを記録したのを始め、上位13台がレコードを更新する結果となった。
これは従来の自然吸気エンジンのように標高差の影響を受けにくい今季の直噴ターボエンジンの特性によるものかもしれない。
GT500クラス2番手には、専有走行終了間際に平川亮が1’36.098を記録した#36ペトロナスRC Fがつけた。
第2戦に続いての平川の起用は、ほぼ同日程で開催されているル・マン24時間レースのテストデーに中嶋一貴が参加するため第3戦を欠席したことによるものだ。
一方、GT300クラスは地元九州出身の井口卓人のドライブする#61スバルBRZが1’46.140を記録してトップに。
2番手には#2シンティアム・アップル・MP4-12がつけ、こちらもターボエンジン勢が好調ぶりをアピールした格好だ。
公式練習は二度の赤旗中断を挟み、当初予定より12分遅れて終了したが、午後からの公式予選は当初予定通り2時よりノックアウト方式で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 14 | 1'35.708 | - | - | 175.810 |
2 | 36 | ジェームス・ロシター 平川 亮 | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 4 | 1'36.098 | 0.390 | 0.390 | 175.096 |
3 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 52 | 1'36.291 | 0.583 | 0.193 | 174.745 |
4 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 62 | 1'36.489 | 0.781 | 0.198 | 174.387 |
5 | 37 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 52 | 1'36.515 | 0.807 | 0.026 | 174.340 |
6 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 2 | 1'36.774 | 1.066 | 0.259 | 173.873 |
7 | 100 | 小暮 卓史 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 4 | 1'37.029 | 1.321 | 0.255 | 173.416 |
8 | 1 | 立川 祐路 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 1'37.138 | 1.430 | 0.109 | 173.222 |
9 | 24 | ミハエル・クルム 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 16 | 1'37.264 | 1.556 | 0.126 | 172.997 |
10 | 18 | 山本 尚貴 ジャン・カール・ベルネ | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 14 | 1'37.882 | 2.174 | 0.618 | 171.905 |
11 | 39 | 石浦 宏明 オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 26 | 1'37.914 | 2.206 | 0.032 | 171.849 |
12 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | 8 | 1'37.915 | 2.207 | 0.001 | 171.847 |
13 | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 1'37.953 | 2.245 | 0.038 | 171.780 |
14 | 17 | 塚越 広大 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'38.217 | 2.509 | 0.264 | 171.319 |
15 | 32 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 1'39.211 | 3.503 | 0.994 | 169.602 |
■GT300クラス
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 61 | 佐々木 孝太 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | | 1'46.146 | - | - | 158.521 |
2 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | 8 | 1'46.941 | 0.795 | 0.795 | 157.343 |
3 | 9 | 白坂 卓也 アンドレ・クート | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'46.944 | 0.798 | 0.003 | 157.338 |
4 | 3 | 星野 一樹 ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 1'47.301 | 1.155 | 0.357 | 156.815 |
5 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | | 1'47.381 | 1.235 | 0.080 | 156.698 |
6 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 46 | 1'47.438 | 1.292 | 0.057 | 156.615 |
7 | 65 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 18 | 1'47.443 | 1.297 | 0.005 | 156.608 |
8 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | 6 | 1'47.446 | 1.300 | 0.003 | 156.603 |
9 | 88 | 織戸 学 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'47.475 | 1.329 | 0.029 | 156.561 |
10 | 86 | 細川 慎弥 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'47.519 | 1.373 | 0.044 | 156.497 |
11 | 31 | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | | 1'47.549 | 1.403 | 0.030 | 156.453 |
12 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 80 | 1'47.660 | 1.514 | 0.111 | 156.292 |
13 | 30 | 岩崎 祐貴 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 2 | 1'47.841 | 1.695 | 0.181 | 156.030 |
14 | 67 | 横溝 直輝 密山 祥吾 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 4 | 1'47.851 | 1.705 | 0.010 | 156.015 |
15 | 33 | 都筑 晶裕 峰尾 恭輔 | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | 12 | 1'48.006 | 1.860 | 0.155 | 155.791 |
16 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 10 | 1'48.159 | 2.013 | 0.153 | 155.571 |
17 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | | 1'48.314 | 2.168 | 0.155 | 155.348 |
18 | 10 | 植田 正幸 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'48.324 | 2.178 | 0.010 | 155.334 |
19 | 360 | 田中 篤 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'48.476 | 2.330 | 0.152 | 155.116 |
20 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 52 | 1'48.487 | 2.341 | 0.011 | 155.101 |
21 | 22 | 和田 久 土屋 武士 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'48.510 | 2.364 | 0.023 | 155.068 |
22 | 5 | 玉中 哲二 山野 直也 | マッハ車検 with トランスフォーマー30th NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'49.709 | 3.563 | 1.199 | 153.373 |
23 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'50.368 | 4.222 | 0.659 | 152.457 |
24 | 0 | 中山 友貴 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 26 | 1'51.270 | 5.124 | 0.902 | 151.221 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUZUKA DRIFT
「2014年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第2戦」
単走優勝は織戸学!
総合は高山健司が初優勝!

株式会社D1コーポレーション(代表取締役社長:鈴木賢志、所在地:東京都新宿区) は、 2014年D1グランプリシリーズ(全6戦) 「2014年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第2戦」SUZUKA DRIFTを5月24日(土)-25(日)の2日間、14,520人の観衆を集め、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催した。
24日(土)に行われた単走決勝では、織戸学(MAX ORIDO RACING)が、スタート地点からストレートの奥まで加速してからマシンを鋭く振り出し、一気に大きな角度をつける走りを見せ、コーナリングスピードによるDOSS得点と審判員加点により、101.23という高得点で優勝した。
また翌日25日(日)に行われた追走決勝では、マシンのセッティングが決まって絶好調の高山健司(TEAM MORI with GOODYEAR)と、今大会で投入したハイパフォーマンス3ローター搭載のRX-7に乗る末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO)が対戦。追走1本目は先行の末永(正) が、やや高山を引き離すが、高山もいい走りをして五分となる。2本目では、振り出しからマシンギリギリまで接近したドリフトを見せようとした末永(正)が飛び込みで高山に痛恨の接触。ラインを大きく乱してしまう。これにより高山が悲願の初優勝を果たした。
~ D1グランプリシリーズ第2戦 ~
【5月24日(土)天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走予選
予選トップは川畑真人( Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)
今大会の舞台、鈴鹿サーキットは長いストレートを加速区間として1コーナーに飛び込むレイアウトで行われた。D1グランプリ開催コースのなかで最も進入速度が高いこのコース。高得点をとる重要なポイントは、1コーナーに対して適切な位置でマシンを振り出すことだ。マシンの振り出しを合わせられないと、飛び出してしまったり車速が落ちてしまい得点に繋がらない。単走予選では適切な位置まで我慢できずに手前で振り出してしまい、点が伸びない選手が多く見られた。
午前中に行われた練習走行で、エンジンが壊れた谷口信輝(HKS)はブーストを下げて走行し、本来の走りができず敗退。また、野村謙(PACIFIC RACING TEAM with BLITZ)はまたしてもエンジンが吹けず敗退した。
今回、3ローターを積んだRX-7を投入した末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO)は、99.22をマークして上位で通過。さらにR35GT-Rで参戦2戦目となる川畑真人は高い車速から大きな角度をつけて、アウトいっぱいできっちりまわりきり、101.40という最高得点をマークし、予選トップ通過を果たした。
■単走決勝
織戸学(MAX ORIDO RACING)が単走優勝!
単走決勝は上位8名に入ると追走予選が免除されるが、8位までに入れなくとも脱落することはない。そのため、単走予選に比べると失敗を恐れない攻めの走りで上位入賞を狙う選手が増えた。また、審判席前アウト側のハミ出しは減点対象となるが、オーバースピード気味のハミ出しの場合は、DOSS得点が高くなることと、審判員の加点もあることから、飛び出すか飛び出さないかギリギリの走行を試みる選手が多かった。
そのなかで、最初に出走した昨年の鈴鹿大会単走勝者・斎藤太吾(SUNOCO PHAT FIVE RACING)は、1コーナー奥でマシンの角度が戻ったことが影響し、高得点が獲れなかった。その一方、100点超えをマークする選手もいた。 村山悌啓(激☆村山)は高い車速を維持しつつ、 メリハリもある走りで100.25を獲得。さらに岩井照宜(HID MODEL 信玄 & RS Watanabe)もストレート奥めでマシンを振り出し、アクセルの踏みとコーナリングスピードを見せた抜群の走りで、100.43をマークした。
さらに織戸学は、ストレートの奥までめいっぱい加速してからマシンを鋭く振り出し、一気に大きな角度をつけて1コーナーを回り、2コーナーではアウトに流されてクリッピングポイントを通過できなかったものの、圧倒的なコーナリングスピードによるDOSS得点と審査員加点が減点要素をカバーし、101.23という高得点でトップに立った。
その後出走した、前戦2位の片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)はエンジン不調で本来の走りができず、 前戦1位だった松川和也( Team UP GARAGE with DRoo-P)も、リズムを崩してハーフスピンで 、得点に繋がらず、織戸の単走優勝が決まった。
- 織戸選手コメント
-
サーキットに入るまでに足回りなど、いろいろと考えていたことをトライしたら、それがとてもハマっていい形になりました。鈴鹿は高速コーナーなので、比較的フロントも逃げやすいのですが、走り的にはとにかくリヤを思いきり振り出して、アクセルで止めながら、そのためのフロントの接地感
を出すようなセットアップをやりました。今回、ミスも少なく比較的安定して同じような走りができていました。練習の時からいい手ごたえで走行していたのですが、単走はそれ以上の走りを狙っていました。やっと今、エンジンなど不安要素もなくなっている状態なので、この勢いを次に繋げたいと思っています。
【5 月 25 日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ】
■追走予選
追走予選には、まず、 今回新しいマークIIを投入した手塚強(GOODYEAR Racing with Bee★R)が登場。松井有紀夫(EXEDY R Magic D1 Racing)に対して近い距離から攻めるも、オーバーランをしてしまったためアドバンテージはとれず敗北した。
内海彰乃(RC926 with TOYO TIRES) vs 片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)の対戦では、内海が後追いからマシンをきっちり寄せたドリフトをみせ内海が勝利。 また横井昌志( D-MAX) vs 松川和也(Team UP GARAGE with DRoo-P)は松川が流されぎみになって失速し、前戦で2位の片岡、1位の松川は2戦連続の上位進出に至らなかった。また川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)は多少、マシンの姿勢が乱れながらも時田雅義(GOODYEAR Racing with ZERO CROWN )に対して、接近追走を決め、GT-Rでの追走初勝利を決めた。
■追走トーナメント(天候:晴れ 路面:ドライ)
高山健司(TEAM MORI with GOODYEAR)が初優勝
ベスト16では、末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO)と対戦した上野高広(TEAM VERTEX with CAR GUY)がドリフト中にエンジンがストールして敗退。斎藤太吾(SUNOCO PHAT FIVE RACING) vs 日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)の対戦は、斎藤が日比野のインを差すまではいかず、日比野は斎藤に離されつつもきっちり自分の走りを見せて2本とも判定は五分。そのため先行時のDOSS得点の差で日比野が勝った。内海彰乃(RC926 with TOYO TIRES)vs 高山健司(TEAM MORI with GOODYEAR)の対戦では、内海がウォームアップ時にスロットルトラブルで動けなくなったため、1ポイント減算となった。その後走行は可能だったが、ポイント減算が決め手となって敗退。川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)vs村山悌啓(激☆村山)の対戦では、川畑はエンジンがかからなくなり走行できず、村山に敗れた。
ベスト8では佐久間が1本目にエンジン不調でまともにドリフトができず高山が勝利。末永(直) は村山のインを差したもののドリフトが戻ってしまい敗退した。
ベスト4に勝ち上がったのは末永(正)、高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny'z)、高山、村山の4人。末永(正)vs高橋は、高橋が近い距離から振り出していったが、接触してしまい末永(正) の勝ち。高山vs村山は、村山が慣れない高速域での追走でミスをし、高山が勝った。
3位決定戦の高橋vs村山の対戦は、村山のオーバーランで高橋の勝ちとなった。
決勝は末永(正)vs高山。ここまで、末永(正)は、3ローターのRX-7で加速・減速・旋回のすべての面で高いパフォーマンスを見せていた。一方、高山の走行も安定しており、キレのある振り出しからメリハリのある走りで勝ちあがってきた。1本目は末永(正) が先行。末永(正)やや高山を引き離すが、高山もいい走りをして五分。2本目は振り出しからマシンギリギリまで寄せた接近ドリフトを見せようとした末永(正)が飛び込みで高山に接触し、ラインを大きく乱してしまう。これにより高山の初優勝が決まった。
- 高山選手コメント
-
昨年の最終戦の後に、そのまま翌日、富士のドリパ(走行会)に行き、課題となっていたセッティングを試しました。そこでかなりマシンがよくなって、今年はそのいい状態からスタートができました。鈴鹿では、一昨年単走優勝をしており、昨年も練習ではいい走りができていたので、今年もいけると思っていました。やっと勝てて、嬉しいですが、ホッとしている気持ちの方が大きいかもしれません。チーム、タイヤメーカー様にもやっと恩返しができて、ようやく結果を残せたことがとても嬉しいです。(次戦)オートポリスも鈴鹿と似たような速度域ですし、追走も今回練習が多くできたので、 引き出しが増えたと思います。(次々戦)エビスはもともと大好きなコースなので、このまま調子にのって勝ちたいと思います。
株式会社 D1コーポレーション
Press Information of SUZUKA DRIFT

2014スーパー耐久シリーズ第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」は25日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704256km)で決勝を行い、ポールポジションからスタートした星野一樹/青木孝行/尾本直史組(GTNET ADVAN NISSAN)が126周・3時間50秒974で優勝した。
曇り空でやや蒸し暑さを感じるコンディション、13時30分の決勝レースのスタート時刻を迎えた。
序盤から、ポールシッターの#81 GT-Rがレースをリードする。3分の1の1時間を超えたころ、#81に続くのは#3 BMWZ4、そして#32 Audi R8だった。開幕戦の覇者#24 GT-Rは45周でピットイン。左リアのドライブシャフトのトラブルからリタイヤとなってしまう。
ちょうど折り返し点の1時間30分の段階では#81 GT-Rと同一周回で#3 BMWが続き、#32は1周遅れの3位となっていた。
残り1時間を切っても、このオーダーは変わらずST1クラスは#37 IPS、ST2クラスは#59 インプレッサ、ST3クラスは#35 Z、ST4クラスは#92のS2000、ST5クラスは#95のFIT3が、それぞれクラスのトップを走行していた。
残り20分を切ったころにはST4クラスのトップが#13の86にかわっていた。
3時間のレースを制したのはこれが初優勝となる#81 GT-R、ST1クラスは#9 Z4にかわり、ST2クラスは#59、ST3クラスは#35、ST4クラスは#13、ST5クラスは#95という形で暫定表彰となった。
次戦は7月26~27日に富士で7時間の予定で行われる。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2014/05/25) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
1 | 81 | ST-X | 1 | 星野 一樹 青木 孝行 尾本 直史 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | 126 | 3:00'50.974 |
2 | 3 | ST-X | 2 | 谷口 行規 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 126 | 59.424 |
3 | 32 | ST-X | 3 | 小林 崇志 荻野 哲生 高木 真一 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8-LMS ultra | 124 | 2Laps |
4 | 9 | ST-1 | 1 | 堀 主知ロバート 山野 直也 佐藤 茂 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 118 | 8Laps |
5 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 吉田 寿博 松田 晃司 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 116 | 10Laps |
6 | 35 | ST-3 | 1 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 廣川 和希 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 115 | 11Laps |
7 | 34 | ST-3 | 2 | 大西 隆生 松原 怜史 藤波 清斗 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 115 | 11Laps |
8 | 14 | ST-3 | 3 | 山崎 学 伊橋 勲 安宅 徳光 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 115 | 11Laps |
9 | 5 | ST-3 | 4 | 小松 一臣 杉林 健一 白井 剛 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 114 | 12Laps |
10 | 7 | ST-2 | 2 | 藤井 芳樹 関 豊 高橋 卓矢 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 114 | 12Laps |
11 | 38 | ST-3 | 5 | 鶴田 和弥 兵藤 信一 植田 正幸 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 114 | 12Laps |
12 | 13 | ST-4 | 1 | 小泉 和寛 村田 信博 小河 諒 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 113 | 13Laps |
13 | 92 | ST-4 | 2 | 中村 嘉宏 浜野 彰彦 井入 宏之 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 113 | 13Laps |
14 | 20 | ST-2 | 3 | 大橋 正澄 阪口 良平 浅井 亮博 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ | 112 | 14Laps |
15 | 86 | ST-4 | 3 | 蒲生 尚弥 井口 卓人 影山 正彦 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 112 | 14Laps |
16 | 58 | ST-4 | 4 | 小林 康一 ピストン西沢 塩谷 烈州 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 112 | 14Laps |
17 | *30 | ST-2 | 4 | 成澤 正人 下垣 和也 堀田 誠 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 112 | 14Laps |
18 | 39 | ST-3 | 6 | 佐藤 晋也 神子島 みか 川口 正敬 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 112 | 14Laps |
19 | *93 | ST-4 | 5 | 吉本 晶哉 太田 侑弥 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 112 | 14Laps |
20 | 48 | ST-4 | 6 | 富田 竜一郎 高森 博士 久保 凛太郎 | Snap-on DIJON Racing DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 112 | 14Laps |
21 | 6 | ST-2 | 5 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 110 | 16Laps |
22 | 505 | ST-2 | 6 | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 奥村 佳之 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ | 110 | 16Laps |
23 | 40 | ST-4 | 7 | 田代 淳 長谷川 伸司 伊藤 毅 | 車 買取り HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 110 | 16Laps |
24 | 54 | ST-4 | 8 | 加藤 彰彬 近藤 翼 小林 大作 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 109 | 17Laps |
25 | *88 | ST-4 | 9 | 村上 博幸 脇谷 猛 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 109 | 17Laps |
26 | 44 | ST-4 | 10 | 見並 秀文 山田 大司 下田 亮次 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 108 | 18Laps |
27 | 15 | ST-3 | 7 | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 108 | 18Laps |
28 | 49 | ST-4 | 11 | 蘇武 喜和 白坂 卓也 大賀 裕介 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 107 | 19Laps |
29 | *73 | ST-4 | 12 | 北川 剛 白石 勇樹 萩森 翼 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 106 | 20Laps |
30 | 95 | ST-5 | 1 | 松井 猛敏 中島 保典 荒 聖治 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | 106 | 20Laps |
31 | 17 | ST-5 | 2 | 野上 敏彦 谷川 達也 小原 健一 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 105 | 21Laps |
32 | 2 | ST-5 | 3 | 山下 潤一郎 山田 英二 森田 登 | ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX HONDA FIT | 105 | 21Laps |
33 | 99 | ST-5 | 4 | 梅本 淳一 奥村 浩一 大野 尊久 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | 104 | 22Laps |
34 | 19 | ST-5 | 5 | 古宮 正信 野村 浩史 新垣 元 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 104 | 22Laps |
35 | 36 | ST-5 | 6 | 江原 弘美 咲川 めり 川中子 和彦 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 104 | 22Laps |
36 | 213 | ST-5 | 7 | 東 貴史 原田 学 横尾 優一 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 100 | 26Laps |
37 | *333 | ST-4 | 13 | 野間 一 中島 佑弥 藤田 弘幸 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 96 | 30Laps |
---- 以上規定周回数完走 ---- |
- | *37 | ST-1 | - | 中山 雄一 平川 亮 畠中 修 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 109 | 17Laps |
- | 24 | ST-X | - | 藤井 誠暢 ガミさん 佐々木 大樹 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 78 | 48Laps |
- | 26 | ST-4 | - | 後藤 比東至 井尻 薫 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 63 | 63Laps |
- | 12 | ST-4 | - | 佐藤 衛 並木 重和 リク | VivaC ED BRIDE HPI FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 46 | 80Laps |
- | 41 | ST-4 | - | 植松 忠雄 藤田 竜樹 寺西 玲央 | UEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 33 | 93Laps |
- | 52 | ST-4 | - | 番場 琢 服部 尚貴 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 33 | 93Laps |
- | 18 | ST-4 | - | 浅野 武夫 岡野 陽朋 浅野 真吾 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 15 | 111Laps |
- Fastest Lap: CarNo.24 スリーボンド日産大学校GT-R 1'21.739 (59/78) 163.145km/h
- CarNo.37(中山雄一)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗提示区間での追い越し)違反により、10秒間のペナルティストップが科された。
- CarNo.73(荻森翼)は、SUGOスーパー耐久3時間レース特別競技規則第21条(ピットレーン速度超過)違反により、ドライビングスルーペナルティーが科された。
- CarNo.88は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則第15条(13)(2)(ピット作業遵守事項違反(給油中のエンジン始動))により、ドライビングスルーペナルティーが科された。
- CarNo.30(下垣和也)は、SUGO 4輪レース一般競技規則第17条4.(1)(他の競技車両のコースアウトを強いるもの)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.73(白石勇樹)は、SUGOスーパー耐久3時間レース特別競技規則第21条(ピットレーン速度超過)違反により、ドライビングスルーペナルティーが科した。
- CarNo93,333は、SUGOスーパー耐久3時間レース特別競技規則第2章16.(運転時間の制限他)違反により、超過分のタイムを加算した。
曇り空の朝を迎えたスポーツランドSUGO。午前8時15分からドライコンディションのなか、30分間のフリー走行が行われた。
このセッションでも好調な走りをみせたのは#3 BMWZ4だった。1分22秒967のトップタイムをマークし、2番手はポールシッターの#81 GT-Rで23秒652だった。
ST1クラスは#9 BMWZ-4、ST2クラスは#6 ランサー、ST3クラスは#35 Z3、ST4クラスは#13のTOYOTA 86、ST5クラスは#99のフィット3がそれぞれクラストップのタイムをマークしている。
セッションの終盤に、ST3クラスの#39 IS350がスローダウンし、ヘアピンコーナー先でコースサイドにマシンをとめた。自走は不能の模様で、牽引されて回収されていた。決勝レースまでに修復が可能なのかが気がかりなところだ。
決勝レースは、午後1時30分から3時間の予定で行われる。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2014/05/25) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 3 | ST-X | 1 | 谷口 行規 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 1'22.967 | - | - | 160.730 |
2 | 81 | ST-X | 2 | 星野 一樹 青木 孝行 尾本 直史 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'23.652 | 0.685 | 0.685 | 159.414 |
3 | 24 | ST-X | 3 | 藤井 誠暢 ガミさん 佐々木 大樹 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'24.170 | 1.203 | 0.518 | 158.433 |
4 | 32 | ST-X | 4 | 小林 崇志 荻野 哲生 高木 真一 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8-LMS ultra | 1'27.049 | 4.082 | 2.879 | 153.193 |
5 | 9 | ST-1 | 1 | 堀 主知ロバート 山野 直也 佐藤 茂 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 1'28.776 | 5.809 | 1.727 | 150.213 |
6 | 37 | ST-1 | 2 | 中山 雄一 平川 亮 畠中 修 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 1'30.695 | 7.728 | 1.919 | 147.035 |
7 | 35 | ST-3 | 1 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 廣川 和希 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'30.788 | 7.821 | 0.093 | 146.884 |
8 | 6 | ST-2 | 1 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'30.863 | 7.896 | 0.075 | 146.763 |
9 | 20 | ST-2 | 2 | 大橋 正澄 阪口 良平 浅井 亮博 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ | 1'30.890 | 7.923 | 0.027 | 146.719 |
10 | 59 | ST-2 | 3 | 大澤 学 吉田 寿博 松田 晃司 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 1'31.259 | 8.292 | 0.369 | 146.126 |
11 | 5 | ST-3 | 2 | 小松 一臣 杉林 健一 白井 剛 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'31.792 | 8.825 | 0.533 | 145.278 |
12 | 7 | ST-2 | 4 | 藤井 芳樹 関 豊 高橋 卓矢 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'31.797 | 8.830 | 0.005 | 145.270 |
13 | 14 | ST-3 | 3 | 山崎 学 伊橋 勲 安宅 徳光 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 1'31.879 | 8.912 | 0.082 | 145.140 |
14 | 34 | ST-3 | 4 | 大西 隆生 松原 怜史 藤波 清斗 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'31.908 | 8.941 | 0.029 | 145.094 |
15 | 15 | ST-3 | 5 | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'32.615 | 9.648 | 0.707 | 143.987 |
16 | 30 | ST-2 | 5 | 成澤 正人 下垣 和也 堀田 誠 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'33.373 | 10.406 | 0.758 | 142.818 |
17 | 38 | ST-3 | 6 | 鶴田 和弥 兵藤 信一 植田 正幸 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'33.643 | 10.676 | 0.270 | 142.406 |
18 | 13 | ST-4 | 1 | 小泉 和寛 村田 信博 小河 諒 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'33.923 | 10.956 | 0.280 | 141.981 |
19 | 39 | ST-3 | 7 | 佐藤 晋也 神子島 みか 川口 正敬 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'34.060 | 11.093 | 0.137 | 141.775 |
20 | 41 | ST-4 | 2 | 植松 忠雄 藤田 竜樹 寺西 玲央 | UEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'34.125 | 11.158 | 0.065 | 141.677 |
21 | 86 | ST-4 | 3 | 蒲生 尚弥 井口 卓人 影山 正彦 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'34.237 | 11.270 | 0.112 | 141.508 |
22 | 93 | ST-4 | 4 | 吉本 晶哉 太田 侑弥 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'34.432 | 11.465 | 0.195 | 141.216 |
23 | 58 | ST-4 | 5 | 小林 康一 ピストン西沢 塩谷 烈州 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'34.717 | 11.750 | 0.285 | 140.791 |
24 | 505 | ST-2 | 6 | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 奥村 佳之 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ | 1'34.727 | 11.760 | 0.010 | 140.776 |
25 | 92 | ST-4 | 6 | 中村 嘉宏 浜野 彰彦 井入 宏之 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'34.970 | 12.003 | 0.243 | 140.416 |
26 | 333 | ST-4 | 7 | 野間 一 中島 佑弥 藤田 弘幸 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'35.509 | 12.542 | 0.539 | 139.624 |
27 | 48 | ST-4 | 8 | 富田 竜一郎 高森 博士 久保 凛太郎 | Snap-on DIJON Racing DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'35.676 | 12.709 | 0.167 | 139.380 |
28 | 52 | ST-4 | 9 | 番場 琢 服部 尚貴 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 1'35.771 | 12.804 | 0.095 | 139.242 |
29 | 12 | ST-4 | 10 | 佐藤 衛 並木 重和 リク | VivaC ED BRIDE HPI FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'36.394 | 13.427 | 0.623 | 138.342 |
30 | 40 | ST-4 | 11 | 田代 淳 長谷川 伸司 伊藤 毅 | 車 買取り HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'36.600 | 13.633 | 0.206 | 138.047 |
31 | 73 | ST-4 | 12 | 北川 剛 白石 勇樹 萩森 翼 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'36.690 | 13.723 | 0.090 | 137.918 |
32 | 88 | ST-4 | 13 | 村上 博幸 脇谷 猛 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 1'37.032 | 14.065 | 0.342 | 137.432 |
33 | 54 | ST-4 | 14 | 加藤 彰彬 近藤 翼 小林 大作 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 1'37.077 | 14.110 | 0.045 | 137.368 |
34 | 44 | ST-4 | 15 | 見並 秀文 山田 大司 下田 亮次 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 1'37.291 | 14.324 | 0.214 | 137.066 |
35 | 26 | ST-4 | 16 | 後藤 比東至 井尻 薫 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 1'38.695 | 15.728 | 1.404 | 135.116 |
36 | 49 | ST-4 | 17 | 蘇武 喜和 白坂 卓也 大賀 裕介 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 1'38.811 | 15.844 | 0.116 | 134.958 |
37 | 99 | ST-5 | 1 | 梅本 淳一 奥村 浩一 大野 尊久 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | 1'40.609 | 17.642 | 1.798 | 132.546 |
38 | 19 | ST-5 | 2 | 古宮 正信 野村 浩史 新垣 元 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 1'40.963 | 17.996 | 0.354 | 132.081 |
39 | 95 | ST-5 | 3 | 松井 猛敏 中島 保典 荒 聖治 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | 1'41.177 | 18.210 | 0.214 | 131.802 |
40 | 2 | ST-5 | 4 | 山下 潤一郎 山田 英二 森田 登 | ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX HONDA FIT | 1'41.414 | 18.447 | 0.237 | 131.494 |
41 | 36 | ST-5 | 5 | 江原 弘美 咲川 めり 川中子 和彦 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 1'42.666 | 19.699 | 1.252 | 129.890 |
42 | 213 | ST-5 | 6 | 東 貴史 原田 学 横尾 優一 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 1'45.390 | 22.423 | 2.724 | 126.533 |
43 | 18 | ST-4 | 18 | 浅野 武夫 岡野 陽朋 浅野 真吾 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 1'45.647 | 22.680 | 0.257 | 126.225 |
44 | 17 | ST-5 | 7 | 野上 敏彦 谷川 達也 小原 健一 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 1'48.092 | 25.125 | 2.445 | 123.370 |
5月24日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久シリーズの第2戦の公式予選が行われた。FIA GT3マシンで争われるST-Xクラスは、今季BOP(性能調整値)を過去に設定された車両ごとにその理想の値を選択できるようにしたため、GT3からST-Xにクラス名を変更した。開幕戦よりも参加台数の増えたSUGOラウンドには、#81 GT-Rと#3 BMWZ4の2台が加わり、4台での戦いとなった。
好天のもと12時40分からまずはAドライバーの1Grのセッションが20分間で行われた。今季はGT3から再びST-Xクラスへ呼称を変更したGT3マシンのクラスとインタープロトシリーズのマシンが参戦するST1クラス、ST2、ST3クラスでのセッションとなった。途中までトップタイムをマークしていた#32 Audi R8の小林崇志がSPコーナーでコースアウトし、このために1回目の赤旗中断となる。幸いマシンにダメージはないようだった。
同じく20分で引き続き行われたST4、ST5クラスの2Grの予選セッションとなった。ここでは#44 TOYOTA86がハイポイントコーナーでコースアウトし2度目の赤旗中断。
Aドライバーの予選で1分21秒096のコースレコードとなるトップタイムをマークしたのは、#24 GT-Rの藤井誠暢。ST1クラスは#37 IPSの中山雄一。ST2クラスは地元#29 RSオガワランサーの大橋正澄。ST3クラスは#35 Z34の前嶋秀司。ST4クラスは#52 TOYOTA86の番場琢。ST5クラスは開幕戦の覇者FIT3の#95 松井猛敏となった。
10分間のインターバルで行われたBドライバーのセッションでは、昨年は決勝レースが雪で中止となってしまったために幻のポールポジションとなった#81 GT-Rの青木孝之が1分21秒311931でこちらもコースレコードを更新するトップタイムをマーク。ST1も#9 BMWZ4の山野直也がトップタイム。ST2も#6 ランサーの菊地靖とここまではBドライバーがそれぞれトップタイムをたたき出した。ST3は#35 Z34の佐々木雅弘が、Aドライバーがトップタイムを出した同じマシンが文句なしのポールポジションを獲得した形になった。
ST4クラスは#93 S2000の太田侑弥が逆転。ST5クラスは#95 フィット3の中島保典がそれぞれトップタイムをマークした。
ABドライバーの合算タイムでは、ST-Xクラスは#81 GT-R、ST1クラスは#37のIPS、ST2クラスは#59 インプレッサ、ST3は#35 Zが文句なしのPP、ST4は#93 が逆転。ST5は文句なしの開幕戦の覇者#95 FIT3というポールシッターとなった。
決勝レースは25日の13時30分から3時間の予定で行われる。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2014/05/24) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
1 | 81 | ST-X | 1 | 星野 一樹 青木 孝行 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | R1'22.165 R1'21.311 | 2'43.476 | - |
2 | 24 | ST-X | 2 | 藤井 誠暢 ガミさん | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | R1'21.096 R1'23.782 | 2'44.878 | 1.402 |
3 | 3 | ST-X | 3 | 谷口 行規 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | R1'23.716 R1'21.755 | 2'45.471 | 1.995 |
4 | 32 | ST-X | 4 | 小林 崇志 荻野 哲生 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8-LMS ultra | R1'22.487 R1'24.429 | 2'46.916 | 3.440 |
5 | 37 | ST-1 | 1 | 中山 雄一 平川 亮 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 1'26.866 1'27.622 | 2'54.488 | 11.012 |
6 | 9 | ST-1 | 2 | 堀 主知ロバート 山野 直也 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 1'29.418 1'27.420 | 2'56.838 | 13.362 |
7 | 35 | ST-3 | 1 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'30.926 1'30.632 | 3'01.558 | 18.082 |
8 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 吉田 寿博 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 1'31.076 1'30.569 | 3'01.645 | 18.169 |
9 | 20 | ST-2 | 2 | 大橋 正澄 阪口 良平 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ | 1'31.033 1'30.632 | 3'01.665 | 18.189 |
10 | 6 | ST-2 | 3 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'31.982 1'29.747 | 3'01.729 | 18.253 |
11 | 7 | ST-2 | 4 | 藤井 芳樹 関 豊 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'31.295 1'30.633 | 3'01.928 | 18.452 |
12 | 30 | ST-2 | 5 | 成澤 正人 下垣 和也 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'31.336 1'31.663 | 3'02.999 | 19.523 |
13 | 34 | ST-3 | 2 | 大西 隆生 松原 怜史 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'31.380 1'31.923 | 3'03.303 | 19.827 |
14 | 14 | ST-3 | 3 | 山崎 学 伊橋 勲 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 1'31.820 1'31.577 | 3'03.397 | 19.921 |
15 | 5 | ST-3 | 4 | 小松 一臣 杉林 健一 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'31.690 1'32.197 | 3'03.887 | 20.411 |
16 | 15 | ST-3 | 5 | 長島 正明 田中 徹 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'33.019 1'31.991 | 3'05.010 | 21.534 |
17 | 38 | ST-3 | 6 | 鶴田 和弥 兵藤 信一 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'32.769 1'32.363 | 3'05.132 | 21.656 |
18 | 39 | ST-3 | 7 | 佐藤 晋也 神子島 みか | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'31.769 1'33.544 | 3'05.313 | 21.837 |
19 | 93 | ST-4 | 1 | 吉本 晶哉 太田 侑弥 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'33.536 1'33.060 | 3'06.596 | 23.120 |
20 | 505 | ST-2 | 6 | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ | 1'32.748 1'33.926 | 3'06.674 | 23.198 |
21 | 52 | ST-4 | 2 | 番場 琢 服部 尚貴 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 1'33.405 1'33.767 | 3'07.172 | 23.696 |
22 | 18 | ST-4 | 3 | 浅野 武夫 岡野 陽朋 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 1'33.819 1'33.424 | 3'07.243 | 23.767 |
23 | 13 | ST-4 | 4 | 小泉 和寛 村田 信博 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'33.864 1'33.640 | 3'07.504 | 24.028 |
24 | 41 | ST-4 | 5 | 植松 忠雄 藤田 竜樹 | UEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'34.055 1'33.480 | 3'07.535 | 24.059 |
25 | 86 | ST-4 | 6 | 蒲生 尚弥 井口 卓人 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'34.131 1'33.483 | 3'07.614 | 24.138 |
26 | *92 | ST-4 | 7 | 中村 嘉宏 浜野 彰彦 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'33.543 1'34.413 | 3'07.956 | 24.480 |
27 | 58 | ST-4 | 8 | 小林 康一 ピストン西沢 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'34.320 1'34.564 | 3'08.884 | 25.408 |
28 | 40 | ST-4 | 9 | 田代 淳 長谷川 伸司 | 車 買取り HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'33.947 1'36.198 | 3'10.145 | 26.669 |
29 | 333 | ST-4 | 10 | 野間 一 中島 佑弥 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'35.011 1'35.590 | 3'10.601 | 27.125 |
30 | *44 | ST-4 | 11 | 見並 秀文 山田 大司 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 1'34.952 1'35.853 | 3'10.805 | 27.329 |
31 | 73 | ST-4 | 12 | 北川 剛 白石 勇樹 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'35.389 1'35.586 | 3'10.975 | 27.499 |
32 | 54 | ST-4 | 13 | 加藤 彰彬 近藤 翼 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 1'35.545 1'35.518 | 3'11.063 | 27.587 |
33 | 48 | ST-4 | 14 | 富田 竜一郎 高森 博士 | Snap-on DIJON Racing DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'35.212 1'36.121 | 3'11.333 | 27.857 |
34 | 88 | ST-4 | 15 | 村上 博幸 脇谷 猛 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 1'36.267 1'35.248 | 3'11.515 | 28.039 |
35 | *12 | ST-4 | 16 | 佐藤 衛 並木 重和 | VivaC ED BRIDE HPI FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'35.670 1'36.260 | 3'11.930 | 28.454 |
36 | 49 | ST-4 | 17 | 蘇武 喜和 白坂 卓也 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 1'38.391 1'37.662 | 3'16.053 | 32.577 |
37 | 95 | ST-5 | 1 | 松井 猛敏 中島 保典 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | R1'38.807 R1'39.113 | 3'17.920 | 34.444 |
38 | 26 | ST-4 | 18 | 後藤 比東至 井尻 薫 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 1'39.787 1'38.772 | 3'18.559 | 35.083 |
39 | 2 | ST-5 | 2 | 山下 潤一郎 山田 英二 | ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX HONDA FIT | 1'40.852 R1'39.435 | 3'20.287 | 36.811 |
40 | 99 | ST-5 | 3 | 梅本 淳一 奥村 浩一 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | 1'40.134 1'40.968 | 3'21.102 | 37.626 |
41 | 19 | ST-5 | 4 | 古宮 正信 野村 浩史 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 1'41.247 1'41.136 | 3'22.383 | 38.907 |
42 | 36 | ST-5 | 5 | 江原 弘美 咲川 めり | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 1'41.819 1'40.721 | 3'22.540 | 39.064 |
43 | 17 | ST-5 | 6 | 野上 敏彦 谷川 達也 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 1'42.464 1'40.486 | 3'22.950 | 39.474 |
44 | 213 | ST-5 | 7 | 東 貴史 原田 学 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 1'43.075 1'43.843 | 3'26.918 | 43.442 |
---- 以上予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'37.887 / ST-5: 1'40.064)を更新しました。
- CarNo.44は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則12条(4)違反(ブリーフィング欠席)により、訓戒のペナルティを科す。
- CarNo.12(Aドライバー)は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則8条(2)違反(ボード提示前にピットレーンに進入)により、罰金10,000円のペナルティを科す。
- CarNo.92(Aドライバー)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗提示区間での追い越し違反)により、予選ベストタイム削除のペナルティを科す。
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2014/05/24) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
1 | 81 | ST-X | 1 | 青木 孝行 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | R1'21.311 | - | 164.004 |
2 | 3 | ST-X | 2 | 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | R1'21.755 | 0.444 | 163.113 |
3 | 24 | ST-X | 3 | ガミさん | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | R1'23.782 | 2.471 | 159.167 |
4 | 32 | ST-X | 4 | 荻野 哲生 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8-LMS ultra | R1'24.429 | 3.118 | 157.947 |
5 | 9 | ST-1 | 1 | 山野 直也 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 1'27.420 | 6.109 | 152.543 |
6 | 37 | ST-1 | 2 | 平川 亮 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 1'27.622 | 6.311 | 152.191 |
7 | 6 | ST-2 | 1 | 菊地 靖 | 新菱オート DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'29.747 | 8.436 | 148.588 |
8 | 59 | ST-2 | 2 | 吉田 寿博 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 1'30.569 | 9.258 | 147.239 |
9 | 20 | ST-2 | 3 | 阪口 良平 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ | 1'30.632 | 9.321 | 147.137 |
10 | 35 | ST-3 | 1 | 佐々木 雅弘 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'30.632 | 9.321 | 147.137 |
11 | 7 | ST-2 | 4 | 関 豊 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'30.633 | 9.322 | 147.135 |
12 | 14 | ST-3 | 2 | 伊橋 勲 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 1'31.577 | 10.266 | 145.619 |
13 | 30 | ST-2 | 5 | 下垣 和也 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'31.663 | 10.352 | 145.482 |
14 | 34 | ST-3 | 3 | 松原 怜史 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'31.923 | 10.612 | 145.071 |
15 | 15 | ST-3 | 4 | 田中 徹 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'31.991 | 10.680 | 144.963 |
16 | 5 | ST-3 | 5 | 杉林 健一 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'32.197 | 10.886 | 144.639 |
17 | 38 | ST-3 | 6 | 兵藤 信一 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'32.363 | 11.052 | 144.379 |
18 | 93 | ST-4 | 1 | 太田 侑弥 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'33.060 | 11.749 | 143.298 |
19 | 18 | ST-4 | 2 | 岡野 陽朋 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 1'33.424 | 12.113 | 142.740 |
20 | 41 | ST-4 | 3 | 藤田 竜樹 | UEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'33.480 | 12.169 | 142.654 |
21 | 86 | ST-4 | 4 | 井口 卓人 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'33.483 | 12.172 | 142.650 |
22 | 39 | ST-3 | 7 | 神子島 みか | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'33.544 | 12.233 | 142.557 |
23 | 13 | ST-4 | 5 | 村田 信博 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'33.640 | 12.329 | 142.411 |
24 | 52 | ST-4 | 6 | 服部 尚貴 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 1'33.767 | 12.456 | 142.218 |
25 | 505 | ST-2 | 6 | 岡本 武之 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ | 1'33.926 | 12.615 | 141.977 |
26 | 92 | ST-4 | 7 | 浜野 彰彦 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'34.413 | 13.102 | 141.245 |
27 | 58 | ST-4 | 8 | ピストン西沢 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'34.564 | 13.253 | 141.019 |
28 | 88 | ST-4 | 9 | 脇谷 猛 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 1'35.248 | 13.937 | 140.006 |
29 | 54 | ST-4 | 10 | 近藤 翼 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 1'35.518 | 14.207 | 139.611 |
30 | 73 | ST-4 | 11 | 白石 勇樹 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'35.586 | 14.275 | 139.511 |
31 | 333 | ST-4 | 12 | 中島 佑弥 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'35.590 | 14.279 | 139.505 |
32 | *44 | ST-4 | 13 | 山田 大司 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 1'35.853 | 14.542 | 139.123 |
33 | 48 | ST-4 | 14 | 高森 博士 | Snap-on DIJON Racing DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'36.121 | 14.810 | 138.735 |
34 | 40 | ST-4 | 15 | 長谷川 伸司 | 車 買取り HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'36.198 | 14.887 | 138.624 |
35 | 12 | ST-4 | 16 | 並木 重和 | VivaC ED BRIDE HPI FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'36.260 | 14.949 | 138.534 |
36 | 49 | ST-4 | 17 | 白坂 卓也 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 1'37.662 | 16.351 | 136.546 |
37 | 26 | ST-4 | 18 | 井尻 薫 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 1'38.772 | 17.461 | 135.011 |
38 | 95 | ST-5 | 1 | 中島 保典 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | R1'39.113 | 17.802 | 134.547 |
39 | 2 | ST-5 | 2 | 山田 英二 | ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX HONDA FIT | R1'39.435 | 18.124 | 134.111 |
40 | 17 | ST-5 | 3 | 谷川 達也 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 1'40.486 | 19.175 | 132.708 |
41 | 36 | ST-5 | 4 | 咲川 めり | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 1'40.721 | 19.410 | 132.399 |
42 | 99 | ST-5 | 5 | 奥村 浩一 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | 1'40.968 | 19.657 | 132.075 |
43 | 19 | ST-5 | 6 | 野村 浩史 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 1'41.136 | 19.825 | 131.855 |
44 | 213 | ST-5 | 7 | 原田 学 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 1'43.843 | 22.532 | 128.418 |
---- 以上予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'37.887 / ST-5: 1'40.064)を更新しました。
- CarNo.44は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則12条(4)違反(ブリーフィング欠席)により、訓戒のペナルティを科す。
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2014/05/24) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
1 | 24 | ST-X | 1 | 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | R1'21.096 | - | 164.439 |
2 | 81 | ST-X | 2 | 星野 一樹 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | R1'22.165 | 1.069 | 162.299 |
3 | 32 | ST-X | 3 | 小林 崇志 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8-LMS ultra | R1'22.487 | 1.391 | 161.666 |
4 | 3 | ST-X | 4 | 谷口 行規 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | R1'23.716 | 2.620 | 159.292 |
5 | 37 | ST-1 | 1 | 中山 雄一 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 1'26.866 | 5.770 | 153.516 |
6 | 9 | ST-1 | 2 | 堀 主知ロバート | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 1'29.418 | 8.322 | 149.135 |
7 | 35 | ST-3 | 1 | 前嶋 秀司 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'30.926 | 9.830 | 146.661 |
8 | 20 | ST-2 | 1 | 大橋 正澄 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ | 1'31.033 | 9.937 | 146.489 |
9 | 59 | ST-2 | 2 | 大澤 学 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 1'31.076 | 9.980 | 146.420 |
10 | 7 | ST-2 | 3 | 藤井 芳樹 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'31.295 | 10.199 | 146.068 |
11 | 30 | ST-2 | 4 | 成澤 正人 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'31.336 | 10.240 | 146.003 |
12 | 34 | ST-3 | 2 | 大西 隆生 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'31.380 | 10.284 | 145.933 |
13 | 5 | ST-3 | 3 | 小松 一臣 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'31.690 | 10.594 | 145.439 |
14 | 39 | ST-3 | 4 | 佐藤 晋也 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'31.769 | 10.673 | 145.314 |
15 | 14 | ST-3 | 5 | 山崎 学 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 1'31.820 | 10.724 | 145.233 |
16 | 6 | ST-2 | 5 | 冨桝 朋広 | 新菱オート DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ | 1'31.982 | 10.886 | 144.978 |
17 | 505 | ST-2 | 6 | 田ヶ原 章蔵 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ | 1'32.748 | 11.652 | 143.780 |
18 | 38 | ST-3 | 6 | 鶴田 和弥 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'32.769 | 11.673 | 143.748 |
19 | 15 | ST-3 | 7 | 長島 正明 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'33.019 | 11.923 | 143.361 |
20 | 52 | ST-4 | 1 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 1'33.405 | 12.309 | 142.769 |
21 | 93 | ST-4 | 2 | 吉本 晶哉 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'33.536 | 12.440 | 142.569 |
22 | *92 | ST-4 | 3 | 中村 嘉宏 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'33.543 | 12.447 | 142.558 |
23 | 18 | ST-4 | 4 | 浅野 武夫 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 1'33.819 | 12.723 | 142.139 |
24 | 13 | ST-4 | 5 | 小泉 和寛 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'33.864 | 12.768 | 142.071 |
25 | 40 | ST-4 | 6 | 田代 淳 | 車 買取り HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'33.947 | 12.851 | 141.945 |
26 | 41 | ST-4 | 7 | 植松 忠雄 | UEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'34.055 | 12.959 | 141.782 |
27 | 86 | ST-4 | 8 | 蒲生 尚弥 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'34.131 | 13.035 | 141.668 |
28 | 58 | ST-4 | 9 | 小林 康一 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'34.320 | 13.224 | 141.384 |
29 | *44 | ST-4 | 10 | 見並 秀文 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 1'34.952 | 13.856 | 140.443 |
30 | 333 | ST-4 | 11 | 野間 一 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'35.011 | 13.915 | 140.356 |
31 | 48 | ST-4 | 12 | 富田 竜一郎 | Snap-on DIJON Racing DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'35.212 | 14.116 | 140.059 |
32 | 73 | ST-4 | 13 | 北川 剛 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'35.389 | 14.293 | 139.799 |
33 | 54 | ST-4 | 14 | 加藤 彰彬 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 1'35.545 | 14.449 | 139.571 |
34 | *12 | ST-4 | 15 | 佐藤 衛 | VivaC ED BRIDE HPI FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'35.670 | 14.574 | 139.389 |
35 | 88 | ST-4 | 16 | 村上 博幸 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 1'36.267 | 15.171 | 138.524 |
36 | 49 | ST-4 | 17 | 蘇武 喜和 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 1'38.391 | 17.295 | 135.534 |
37 | 95 | ST-5 | 1 | 松井 猛敏 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | R1'38.807 | 17.711 | 134.963 |
38 | 26 | ST-4 | 18 | 後藤 比東至 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 1'39.787 | 18.691 | 133.638 |
39 | 99 | ST-5 | 2 | 梅本 淳一 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | 1'40.134 | 19.038 | 133.175 |
40 | 2 | ST-5 | 3 | 山下 潤一郎 | ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX HONDA FIT | 1'40.852 | 19.756 | 132.227 |
41 | 19 | ST-5 | 4 | 古宮 正信 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 1'41.247 | 20.151 | 131.711 |
42 | 36 | ST-5 | 5 | 江原 弘美 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 1'41.819 | 20.723 | 130.971 |
43 | 17 | ST-5 | 6 | 野上 敏彦 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 1'42.464 | 21.368 | 130.146 |
44 | 213 | ST-5 | 7 | 東 貴史 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 1'43.075 | 21.979 | 129.375 |
---- 以上予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'37.887 / ST-5: 1'40.064)を更新しました。
- CarNo.44は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則12条(4)違反(ブリーフィング欠席)により、訓戒のペナルティを科す。
- CarNo.12は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則8条(2)違反(ボード提示前にピットレーンに進入)により、罰金10,000円のペナルティを科す。
- CarNo.92は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗提示区間での追い越し違反)により、予選ベストタイム削除のペナルティを科す。
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
スーパーカーレースシリーズは17日、富士スピードウェイ(4.563km)で第4戦の決勝レースを行い、34周・1時間43秒896でカテゴリー1の高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)が優勝した。カテゴリー2はナオリュウ(AGE-AGE-458)が4連勝を飾った。
2日間にわたるスーパーフォーミュラ第2戦の取りを務めるレースとして午後4時20分、第4戦のローリングラップが始まった。パワーステアリングのトラブルで片岡龍也/濱田孝典組(KRM AZEST F458)が欠場。カテゴリー1・3台、カテゴリー2・9台の合計12台による60分間の争いとなる。
スタートを制したのはポールシッター飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier DIRECTION 458GT3)の水谷。これに伊藤良男/竹内浩典組(優伸・SHIFT SLS)の竹内が続く。
この2台がテールトゥノーズでの争いを演じるが、やがて11番グリッドからスタートした、高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)のタカシがカテゴリー2のマシンの間を縫って4周目には3位まで上がってきた。
9周目に竹内が水谷をパスしてトップに立つと、徐々に2位以下との間隔を広げ始める。竹内が2位との差を5秒と広げた16周目、ピットイン可能時間になると、2位水谷と3位タカシが相次いでピットイン。それぞれ飯田、高木にドライバーチェンジを行う。
18周目には竹内もピットインし伊藤にバトンを渡すが、ピットアウトするとノーポイント・ノーハンディでピットストップ時間の短い高木に40秒の差を付けられ、2位に落ちることとなった。
さらに、伊藤はペースが上がらなかったため、23周目には3位を走る飯田の先行を許すこととなる。
高木はこの後もトップを快走。29周目には、このレースのファステストラップとなる1分42秒089をたたき出し、終わってみれば34周を走って2位以下を1分近くちぎる、3戦までの不運を跳ね返す今季初勝利を独走で飾った。
2位は飯田。伊藤は、32周目の最終コーナー立ち上がりでストップ。総合11位でレースを終えたが、規定周回数を満たしていたため、カテゴリー1・3位で表彰台に立った。
カテゴリー2は序盤からクラスポールシッターのナオリュウ(AGE-AGE-458)がレースをリード。武井真司/堀田誠組(BINGO SPORTS997)の武井は、2位でレースを始めるが、5周目にアキ・ミヤザキ/スカイ・チェン組(TEAM KRM・FSRSR)のミヤザキに、7周目に池田大祐/三沢伸輔組(石松 PORSCHE R.S.R.)の池田にかわされ4位に落ちる。
2位のミヤザキは15周目にピットインし、ドライバーをチェンに交代。トップのナオリュウは16周終わりでピットイン。両者ピットストップハンディ60秒加算の2分でピットアウトすると、17周目に3位を走っていた池田がコース脇にマシンを止めたため、ナオリュウがトップでレースに復帰した。
一時は4位に落ちた武井だったが、交代した堀田が池田のトラブルなどで順位を回復、2位でゴールした。3位にはチェンが入った。
次大会第5、6戦は、岡山国際サーキットに舞台を移し6月14、15日に開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
1 | 32 | CⅠ | 1 | 高木 真一 タカシ | TEAM KRM GT3R PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012 | 34 | 1:00'43.896 |
2 | 27 | CⅠ | 2 | 飯田 太陽 水谷 晃 | K's Frontier DIRECTION 458GT3 Ferrari 458 Italia GT3 | 34 | 59.609 |
3 | 70 | CⅡ | 1 | ナオリュウ | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 33 | 1Lap |
4 | 9 | CⅡ | 2 | 武井 真司 堀田 誠 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 33 | 1Lap |
5 | 38 | CⅡ | 3 | アキ・ミヤザキ スカイ・チェン | TEAM KRM・FSRSR PORSCHE 997RSR | 32 | 2Laps |
6 | 69 | CⅡ | 4 | 草野 健 船井 俊仁 | AGE AGE 430ch Ferrari F430 challenge | 32 | 2Laps |
7 | 77 | CⅡ | 5 | 野間 一 山脇 大輔 | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 32 | 2Laps |
8 | 23 | CⅡ | 6 | 山野 直也 滝澤 智幸 | KremerGT3RSR PORSCHE 996RSR | 32 | 2Laps |
9 | 72 | CⅡ | 7 | 須崎 弘一郎 江原 謙輔 | AGE-AGE-430 Ferrari F430 challenge | 32 | 2Laps |
10 | 3 | CⅡ | 8 | 小島 英気 藤森 博 | WAKAMIYA F430C Ferrari F430 challenge | 32 | 2Laps |
11 | 52 | CⅠ | 3 | 伊藤 良男 竹内 浩典 | 優伸・SHIFT SLS Mercedes-Benz AMG SLS GT3 | 31 | 3Laps |
---- 以上規定周回数(23Laps)完走 ---- |
- | 14 | CⅡ | - | 池田 大祐 三沢 伸輔 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 21 | 13Laps |
- Fastest Lap(C1): CarNo.32 高木真一(TEAM KRM GT3R) 1'42.089 (29/34) 160.907km/h
- Fastest Lap(C2): CarNo.70 ナオリュウ(AGE-AGE-458) 1'46.213 (13/33) 154.659km/h
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第2戦。決勝レース2は35周で行われ、ポールポジションの#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)の追撃を退け、ピット作業ミスで失った開幕戦の雪辱を果たした。
3位には#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が入った。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選9,000人/決勝14,500人/二日合計23,500人)
決勝レース2は午後2時30分スタート。このレースでは最低1回のタイヤ交換義務が課せられる。
残念ながらレース1でメカニカルトラブルによりリタイヤとなった#32小暮卓史はクルマの修復が間に合わず、レース2の出走を見合わせることになってしまった。
レースはポールポジションの#36ロッテラーが綺麗にスタートを決めてトップで1コーナーへ。その後ろでは予選2位の#19オリベイラと同3位の#37中嶋が並走状態で1コーナーに飛び込んだが、立ち上がりでオリベイラが前に出た。
ロッテラーとオリベイラはそこから他の追随を許さないハイペースで周回を重ね、その差は一進一退を繰り返す。
7周目にはダンロップコーナーでフロントタイヤをロックさせてフラットスポットを作ってしまったロッテラーだったが、すぐにペースを取り戻して11周目にピットイン。タイヤ交換と給油を9.2秒でやり終えてコースに復帰する。
オリベイラはその1周後、12周目にピット作業を行うが、ピット出口では僅かにロッテラーが前に。そこからは1スティント目と同じくコンマ1秒を争う神経戦が展開された。 17周目にこのレースのファステストラップとなる1’25.047を記録するなど、懸命にロッテラーを追うオリベイラだったが、ロッテラーも安定したペースで周回を重ね、僅かずつではあるが両者のギャップは広がり始める。
結局ロッテラーはオリベイラに3.497秒のリードを築いて35周を走り切り、今季初優勝を獲得、フロントタイヤの組み違えで大幅に順位を落とした開幕戦鈴鹿の無念を晴らした。
3位にはチームメイトの#37中嶋が入ったが、2位オリベイラとの差は13秒にまで開いてしまっていた。
ハイペースの神経戦を展開していた上位陣とはうって変わり、中断以下のグループではコースの至るところで激しいバトルが展開された。
特にここまで苦戦の続いていたホンダ勢の中では前年王者の#1山本尚貴が#20ナレイン・カーティケヤンとドッグファイトを展開するなど上位争いに加わり、最終的に5位でフィニッシュしている。
ルーキーながらここまで予選でも決勝でも目覚ましい速さをアピールしている#40野尻智紀も、山本を上回るハイペースで周回を重ねていたが、19周まで引っ張って行ったピット作業で痛恨のストール。一気に17位まで後退してしまった。 それでも野尻は1分25秒6前後のトップグループと遜色の無いペースで追い上げを開始、先行する#3ジェームス・ロシター、#18中山雄一らを次々に抜き去って15位でチェッカーを受けている。
スーパーフォーミュラシリーズは第3戦も同じく富士スピードウェイにて7月13日に決勝を行う。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/18) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 35 | 50'45.074 |
2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 35 | 3.497 |
3 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 35 | 16.543 |
4 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 35 | 21.069 |
5 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 35 | 25.479 |
6 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 35 | 32.559 |
7 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 35 | 40.803 |
8 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 35 | 42.301 |
9 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 35 | 42.872 |
10 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 35 | 49.101 |
11 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 35 | 49.478 |
12 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 35 | 55.684 |
13 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | 35 | 1'01.214 |
14 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 35 | 1'05.444 |
15 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 35 | 1'06.145 |
16 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 35 | 1'08.340 |
17 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 35 | 1'08.770 |
18 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 34 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(31Laps)完走 ---- |
- | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | | DNS |
- Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL) 1'25.047 (17/35) 193.150km/h
- CarNo.38は、レース1における違反(シリーズ統一規則第3条第28条13.1)(衝突行為),2)(コースアウト)違反)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第1戦の決勝レース1は#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)がポールポジションから他を寄せ付けない速さで逃げ切り、今季初勝利をものにした。
2位には#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)、予選2番手からスタートした#8ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)はスタートでの失敗が祟って3位に終わった。
決勝レース1は5月18日午前10時05分より25周で行われた。
この日も富士スピードウェイは快晴に恵まれ、気温、路面温度とも次第に上昇する中でのスプリントレースとなった。
ポールポジションから快調にスタートを切ったかに見えた#19オリベイラだったが、実は彼のクルマにはウォームアップ走行の時点で1速からニュートラルにギヤが勝手に落ちてしまう症状が出ていた。 そのためチームではグリッド上でステアリング交換も検討されたが、操作のフィーリングを重視してオリベイラは交換を見送った。
その「賭け」が奏功し、オリベイラはトップをキープして1コーナーに飛び込むことに成功、そのまま一気に後続を突き放していった。
一方、予選2番手からスタートした#8デュバルはレース後の会見で「クラッチのバイトポイントが昨日とは違っていた」と語っており、その影響でホイールスピンを起こしてしまったため、完全に出遅れてしまった。 後続に飲み込まれ、一時は5位付近まで後退しそうになったものの、デュバルは1コーナーへのブレーキングで挽回、3位でオープニングラップを終えて来た。
その脇をすり抜けて2位に躍り出たのは予選5番手からスタートした#37中嶋だった。 しかし中嶋は周回を重ねるごとに徐々にオリベイラに引き離されてしまう。
一方、3位のデュバルも中嶋のスリップに入るまでには至らず、結局上位陣はこのままの順位出淡々と周回を重ね、25周を消化。
結局オリベイラは中嶋に5.203秒の大差をつけ、2年ぶりの勝利をものにした。
なお、ホンダ勢の最上位は#11ヴィタントニオ・リウッツィの8位。 #1山本尚貴、#40野尻智紀、#32小暮卓史、#10塚越広大らが相次いでトラブルでリタイヤするなど、今回も苦しい戦いとなった。
決勝レース2はこのあと午後2時30分より35周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/18) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 25 | 35'37.680 |
2 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 25 | 5.203 |
3 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 25 | 7.079 |
4 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 25 | 7.722 |
5 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 25 | 16.558 |
6 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 25 | 17.487 |
7 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 25 | 26.427 |
8 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 25 | 38.447 |
9 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 25 | 40.427 |
10 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 25 | 43.197 |
11 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | 25 | 49.465 |
12 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 25 | 54.279 |
13 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 24 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(22Laps)完走 ---- |
- | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 19 | 6Laps |
- | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 18 | 7Laps |
- | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1 | 24Laps |
- | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 0 | 25Laps |
- | *38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 0 | 25Laps |
- | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | | |
- Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL) 1'24.834 (4/25) 193.635km/h
- CarNo.38は、シリーズ統一規則第3章第28条13.1)(衝突行為),2)(コースアウト)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科す。ただし、レース2スタート後3周回目までに実行すること。および、ペナルティポイント1とする。
スーパーカーレースシリーズは17日、富士スピードウェイ(4.563km)で第3戦の決勝レースを行い、28周・51分33秒635でカテゴリー1の飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier DIRECTION 458GT3)が優勝した。カテゴリー2は、ナオリュウ(AGE-AGE-458)が優勝した。
第3戦決勝は午後3時45分にフォーメーションラップが始まったが予選2位、飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier DIRECTION 458GT3)の飯田がスタートできず、全車が通り過ぎた後にようやく動き出したものの最後尾に回ることとなった。
ローリングスタートが切られ、トップで1コーナーに飛び込んだのはポールスタート、高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)のタカシ。2位にカテゴリー2ポールシッター、片岡龍也/濱田孝典組(KRM AZEST F458)の片岡が続くが、最後尾から猛然と追い上げてきたのが飯田。飯田はオープニングラップで5位に上がると、2周目には3位、3周目に2位とトップの背後に迫ってきた。
数周にわたるトップ争いも6周目に決着。ついに飯田がタカシを捉えトップに立つと、タカシは7周目には、片岡をかわして3位に上がってきた伊藤良男/竹内浩典組(優伸・SHIFT SLS)の竹内にもパスされ3位に落ちる。
2位に上がった竹内が僅差でトップの飯田を追い、やや離されてタカシが続く。しかし、この決着はドライバー交替であっけなくついた。TEAM KRM GT3Rが14周目にタカシから高木に、優伸・SHIFT SLS14周目に竹内から伊藤に、K's Frontier DIRECTION 458GT3が15周目に飯田から水谷にドライバーチェンジすると、前大会トラブルで走れずノーポイントでピットストップ時間の短い、高木が後続を40秒前後離し、大きくリードすることとなった。
高木はこの後もゆうゆうとトップを快走。最終28ラップ目をファステストラップを更新するタイムで回り、2位以下を1分11秒離してぶっちぎりの初優勝を飾ったかに見えた。暫定2位には水谷が、暫定3位には竹内と続いた。
しかし、レース後の車検で高木/タカシ組の車両が最低重量違反で失格。優勝が飯田/水谷組、2位が伊藤/竹内組となった。
カテゴリー2はスーパーGT、2連勝中で波に乗る片岡が、序盤から2以下を大きく離しトップに立つ。しかし片岡で引っ張る作戦が裏目に出て、ドライバー交替時間違反でドライビングスルーペナルティを取られ大きく後退。
片岡の後ろで、スタートドライバーがドライブ中に2位争いをしていたのがナオリュウ(AGE-AGE-458)、山野直也/滝澤智幸組(KremerGT3RSR)、池田大祐/三沢伸輔組(石松 PORSCHE R.S.R.)の3台。しかし池田/三沢組がドライバー交代後の24周目にトラブルでピットイン。山野/滝澤組も後退し、一人で走りきったナオリュウが2位以下を33秒引き離し、開幕から無傷の3連勝を飾った。
2位には武井真司/堀田誠組(BINGO SPORTS997)が、3位には山野/滝澤が入った。
第4戦は明日18日、16時20分より60分間で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
1 | 27 | CⅠ | 1 | 飯田 太陽 水谷 晃 | K's Frontier DIRECTION 458GT3 Ferrari 458 Italia GT3 | 28 | 51'33.635 |
2 | 52 | CⅠ | 2 | 伊藤 良男 竹内 浩典 | 優伸・SHIFT SLS Mercedes-Benz AMG SLS GT3 | 28 | 18.962 |
3 | 70 | CⅡ | 1 | ナオリュウ | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 27 | 1Lap |
4 | 9 | CⅡ | 2 | 武井 真司 堀田 誠 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 27 | 1Lap |
5 | 23 | CⅡ | 3 | 山野 直也 滝澤 智幸 | KremerGT3RSR PORSCHE 996RSR | 27 | 1Lap |
6 | 77 | CⅡ | 4 | 野間 一 山脇 大輔 | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 27 | 1Lap |
7 | 38 | CⅡ | 5 | アキ・ミヤザキ スカイ・チェン | TEAM KRM・FSRSR PORSCHE 997RSR | 27 | 1Lap |
8 | *7 | CⅡ | 6 | 片岡 龍也 濱田 孝典 | KRM AZEST F458 Ferrari 458 challenge | 27 | 1Lap |
9 | 3 | CⅡ | 7 | 小島 英気 藤森 博 | WAKAMIYA F430C Ferrari F430 challenge | 26 | 2Laps |
10 | 14 | CⅡ | 8 | 池田 大祐 三沢 伸輔 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 24 | 4Laps |
---- 以上規定周回数(C1:19Laps / C2:18Laps)完走 ---- |
- | 5 | CⅡ | - | 白坂 卓也 林 学 | Liberty 108 DIRECTION 997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 3 | 25Laps |
- | 72 | CⅡ | - | 須崎 弘一郎 江原 謙輔 | AGE-AGE-430 Ferrari F430 challenge | | DNS |
- | *32 | CⅠ | - | 高木 真一 タカシ | TEAM KRM GT3R PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012 | | 失格 |
- | *69 | CⅡ | - | 草野 健 船井 俊仁 | AGE AGE 430ch Ferrari F430 challenge | | 失格 |
- Fastest Lap(C1): CarNo.52 竹内浩典(優伸・SHIFT SLS) 1'42.520
- Fastest Lap(C2): CarNo.7 片岡龍也(KRM AZEST F458) 1'44.311 (2/27) 157.479km/h
- CarNo.7は、シリーズSpR第2章第30条(ドライバーの交替)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.32,69は、SCRJブルテンNo.2014-004-T(車両最低重量)違反により失格とした。
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第2戦の公式予選が5月17日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
今回は2レース制で開催されるということで、Q1の順位がそのままレース1のグリッド順に。従来のQ1、Q2、Q3の順位でレース2のグリッド順を決めるという最終戦鈴鹿と同じ予選方式がとられ、レース1は#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)が、レース2は#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時15分開始。 最初のQ1は20分間の走行でレース1のグリッドとレース2の15位以下のグリッドを決定する。
天候は快晴。気温、路面温度とも上昇する中で、各ドライバーとも3月の合同テストとのコンディションの違いに合わせ込みながらの走行となった。
フリー走行から好調な#36ロッテラー、#19オリベイラ、#8デュバルの3人がここでも好タイムを記録し、最後のアタックで1’23.108を記録したオリベイラが2年ぶりにポールポジションを獲得。
0.103秒差でデュバル、0.217秒差でロッテラーが続いた。
日本人選手の最上位は#39国本雄資、開幕戦で苦戦の目立ったホンダ勢では#1山本尚貴、#10塚越広大をはじめ、金曜の専有走行でターボチャージャーのトラブルに見舞われた#31中嶋大祐やルーキーながら開幕戦でQ3進出を果たした#40野尻智紀らがQ2に駒を進めた。
予選Q2は午後2時45分に開始されたが、プリウスコーナーで#31中嶋大祐が横を向いてストップしてしまった影響で終了1分前に赤旗中断に。
この時点でアタックを開始していたドライバーは改めて最初からアタックをやり直す羽目に陥った。
セッションは2分50秒延長されて2時55分に再開。 結果的には中断前に1’23.075を記録していた#19オリベイラがトップに。
#37中嶋一貴、#39国本が続き、ホンダ勢では唯一#1山本が6位でQ3に駒を進めた。 トップのオリベイラと山本のタイム差は0.321秒に留まり、決勝での巻き返しに期待のもてそうな結果となった。
予選Q3もまた7分間の走行。
朝のフリー走行からリヤのグリップ不足の解消に取り組んで来た#19オリベイラが真っ先にアタックを開始したが、プリウスコーナーで姿勢を乱して大きくタイムをロスし、1分24秒台のタイムに終わる。
一方、朝の走行から今ひとつ足りないものを感じていたと語る#36ロッテラーはQ1、Q2の走行を通じてベストのセッティングに辿り着き、1’22.572というタイムを叩き出して一気にトップに躍り出た。 このタイムは昨年の富士スプリントカップで#39国本が記録した1’22.718のコースレコードを上回るものだ。
最初のアタックを失敗したオリベイラはそのまま2周目のアタックを敢行、セクター1、セクター2とロッテラーに迫る区間タイムを記録してきたが、最終コーナーで僅かにリヤをスライドさせてしまい、0.134秒及ばず。 それでも1’22.706と従来のレコードタイムを更新し、フロントローの一角を占めた。
予選3番手には#37中嶋一貴が入り、ホンダエンジンの#1山本は1’23.234で7位に終わったが、トップとのタイム差は0.662秒に留まっている。
第2戦決勝は明日18日午前10時05分よりレース1が25周で、午後2時30分よりレース2が35周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 |
1 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | 1'23.325 | 1'23.314 | 1'22.572 |
2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | 1'23.108 | 1'23.075 | 1'22.706 |
3 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | 1'23.512 | 1'23.189 | 1'22.741 |
4 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | 1'23.395 | 1'23.232 | 1'22.788 |
5 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | 1'23.211 | 1'23.330 | 1'22.972 |
6 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | 1'23.602 | 1'23.440 | 1'23.202 |
7 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | 1'23.956 | 1'23.396 | 1'23.234 |
8 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL | 1'24.085 | 1'23.813 | 1'23.253 |
9 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING | 1'23.687 | 1'23.842 | |
10 | 3 | ジェームス・ロシター | KONDO RACING | 1'24.235 | 1'23.882 | |
11 | 18 | 中山 雄一 | KCMG | 1'24.513 | 1'23.927 | |
12 | 40 | 野尻 智紀 |
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'24.480 | 1'23.984 | |
13 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | 1'24.294 | 1'24.354 | |
14 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | 1'24.367 | 1'36.733 | |
15 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'24.663 | | |
16 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 | 1'24.727 | | |
17 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | 1'24.773 | | |
18 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP REAL RACING | 1'25.085 | | |
19 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | 1'25.287 | | |
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | R1'22.572 | - | - | 198.939 |
2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | R1'22.706 | 0.134 | 0.134 | 198.617 |
3 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'22.741 | 0.169 | 0.035 | 198.533 |
4 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'22.788 | 0.216 | 0.047 | 198.420 |
5 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'22.972 | 0.400 | 0.184 | 197.980 |
6 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'23.202 | 0.630 | 0.230 | 197.433 |
7 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'23.234 | 0.662 | 0.032 | 197.357 |
8 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.253 | 0.681 | 0.019 | 197.312 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'22.718)を更新しました。
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.075 | - | - | 197.735 |
2 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'23.189 | 0.114 | 0.114 | 197.464 |
3 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'23.232 | 0.157 | 0.043 | 197.362 |
4 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'23.314 | 0.239 | 0.082 | 197.167 |
5 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'23.330 | 0.255 | 0.016 | 197.129 |
6 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'23.396 | 0.321 | 0.066 | 196.973 |
7 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'23.440 | 0.365 | 0.044 | 196.870 |
8 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.813 | 0.738 | 0.373 | 195.993 |
---- 以上Q3進出 ---- |
9 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'23.842 | 0.767 | 0.029 | 195.926 |
10 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'23.882 | 0.807 | 0.040 | 195.832 |
11 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'23.927 | 0.852 | 0.045 | 195.727 |
12 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'23.984 | 0.909 | 0.057 | 195.594 |
13 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'24.354 | 1.279 | 0.370 | 194.736 |
14 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'36.733 | 13.658 | 12.379 | 169.816 |
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.108 | - | - | 197.656 |
2 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'23.211 | 0.103 | 0.103 | 197.411 |
3 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'23.325 | 0.217 | 0.114 | 197.141 |
4 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'23.395 | 0.287 | 0.070 | 196.976 |
5 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'23.512 | 0.404 | 0.117 | 196.700 |
6 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'23.602 | 0.494 | 0.090 | 196.488 |
7 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'23.687 | 0.579 | 0.085 | 196.289 |
8 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'23.956 | 0.848 | 0.269 | 195.660 |
9 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.085 | 0.977 | 0.129 | 195.359 |
10 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.235 | 1.127 | 0.150 | 195.012 |
11 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'24.294 | 1.186 | 0.059 | 194.875 |
12 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'24.367 | 1.259 | 0.073 | 194.706 |
13 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'24.480 | 1.372 | 0.113 | 194.446 |
14 | *18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'24.513 | 1.405 | 0.033 | 194.370 |
---- 以上Q2進出 ---- |
15 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'24.663 | 1.555 | 0.183 | 194.026 |
16 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'24.727 | 1.619 | 0.064 | 193.879 |
17 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | 1'24.773 | 1.665 | 0.046 | 193.774 |
18 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.085 | 1.977 | 0.312 | 193.063 |
19 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'25.287 | 2.179 | 0.202 | 192.606 |
---- 以上基準タイム(1'28.925)予選通過 ---- |
- CarNo.18は、シリーズ統一規則第3章第28条1.(走路外走行)違反により、違反周回(ベストタイム)を抹消した。
スーパーフォーミュラでは恒例となった、日本レースプロモーション(JRP)主催のサタデーミーティングが5月17日、富士スピードウェイで行われた。
今回の出席メンバーは白井裕氏(JRP社長)、永井洋治氏(トヨタ自動車スーパーフォーミュラプロジェクトリーダー)、佐伯昌浩氏(本田技研スーパーフォーミュラ・プロジェクトリーダー)の3名。
質疑応答も交えながら現在までのエンジンの開発状況や今後のスケジュールなどについて語った。
その中で永井氏は今朝のフリー走行でトヨタエンジン勢が相次いでコース上にストップしたトラブルについて言及。
トヨタでは今回のレースに向けてECUのプログラムをバージョンアップしてきたのだが、これに起因してセンサが誤作動し、スロットルが閉じてしまったとのことだ。
スーパーフォーミュラでは今シーズンよりスロットル制御をフライ・バイ・ワイヤ化したが、これに伴ってスロットルがドライバーの意志に反して開きっぱなしになるなどのリスクを回避するために何重もの安全対策が講じられている。
今回はこれがプログラムの僅かな違いに反応してしまったことが原因だったようだ。
また、金曜日のフリー走行で中嶋大祐選手のエンジンから出火した件について佐伯氏はタービンのトラブルに寄るものと説明。
詳細な原因はまだ明らかになっていないものの、エンジン本体には問題は無いとのこと。
ホンダ勢は信頼性を重視した仕様で開幕戦を戦ったが、今回はそこからパフォーマンス重視に振った仕様を持ち込んでいるという。
また、両陣営とも先週ツインリンクもてぎでテストを実施したことが明らかになったが、この目的は第4戦に向けたブレーキの性能チェックと、その後のSUGO戦、オートポリス戦での燃料流量値の検討だったとのこと。
ストップ・アンド・ゴーのレイアウトであるもてぎのロードコースではブレーキへの負担が大きいため、事前にデータを取る必要があったとのこと。
またスポーツランドSUGOはテクニカルなレイアウトでコーナー間の距離が短いため、パワーを絞ることによりドライバーの操作に余裕を持たせることが狙い。
一方オートポリスは標高の高い場所に立地するため昨年までの自然吸気エンジンでは約8%の性能低下が見られたが、今季はそれがターボチャージャーによって補完されるため、エンジンの信頼性に配慮して制限を行う模様だ。
第4戦もてぎは8月23-24日、第5戦オートポリスは9月13-14日、第6戦SUGOは9月27-28日に開催される。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第2戦のフリー走行が5月16日、快晴の富士スピードウェイで行われ、#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)が1’23.601でトップタイムを記録。
開幕戦で苦戦の目立ったホンダ勢ではルーキーの#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION)が1’24.035で5番手に食い込んだ。
フリー走行は午前9時55分より60分間で行われたが、始まってすぐに#18中山雄一、#20ナレイン・カーティケヤンがコース上、#39国本雄資がピット出口でストップしてしまったため赤旗が提示されることになった。
車両回収ののち、走行は10時3分に再開された。
始まってすぐに#36アンドレ・ロッテラーが1’24.675を記録すると、#8ロイック・デュバルが1’24.021でこれを上回り、 開始20分で#19オリベイラが1’23.897といち早く23秒台に入れて来た。
対するホンダ勢は前日の専有走行では最上位の#1山本尚貴がトップから1.1秒落ちと開幕戦に続いて劣勢が目立っていたものの、ここでは30分経過時点で0.73秒落ちの6位とやや差を詰めて来た様子。
タイム的にも前日ベストの1’25.619から1’24.636と大幅にタイムアップを果たしている。
午後の予選を想定したタイムアタックは残り時間が8分を切った辺りから始まった。
まずは#36ロッテラーが1’23.687とオリベイラのタイムを上回ってトップに立つが、#19オリベイラも終了間際に1’23.601と更にタイムを縮めて再びトップに立った。
3番手には#8デュバルがつけ、#37中嶋一貴が4番手とここまでが23秒台。
続いて#40野尻がホンダ勢最上位となる1’24.035を記録して5番手につけた。
また前年王者の#1山本も1’24.263で7番手とまずまずの位置に付けており予選での健闘が期待できそうな雰囲気になって来ている。
公式予選はこのあと午後2時15分よりノックアウト方式で行われる。
今回は2レース制ということで、Q1の結果がレース1の、Q3までの結果がレース2のグリッド順となる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | BS | 1'23.601 | - | - | 196.490 |
2 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | BS | 1'23.687 | 0.086 | 0.086 | 196.289 |
3 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | BS | 1'23.925 | 0.324 | 0.238 | 195.732 |
4 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | BS | 1'23.986 | 0.385 | 0.061 | 195.590 |
5 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | BS | 1'24.035 | 0.434 | 0.049 | 195.476 |
6 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | BS | 1'24.121 | 0.520 | 0.086 | 195.276 |
7 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | BS | 1'24.263 | 0.662 | 0.142 | 194.947 |
8 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | BS | 1'24.598 | 0.997 | 0.335 | 194.175 |
9 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | BS | 1'24.657 | 1.056 | 0.059 | 194.039 |
10 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | BS | 1'24.663 | 1.062 | 0.006 | 194.026 |
11 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | BS | 1'24.786 | 1.185 | 0.123 | 193.744 |
12 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | BS | 1'24.792 | 1.191 | 0.006 | 193.731 |
13 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | BS | 1'24.852 | 1.251 | 0.060 | 193.594 |
14 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | BS | 1'24.861 | 1.260 | 0.009 | 193.573 |
15 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | BS | 1'24.984 | 1.383 | 0.123 | 193.293 |
16 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | BS | 1'24.989 | 1.388 | 0.005 | 193.281 |
17 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | BS | 1'25.103 | 1.502 | 0.114 | 193.023 |
18 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | BS | 1'25.224 | 1.623 | 0.121 | 192.749 |
19 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | BS | 1'25.354 | 1.753 | 0.130 | 192.455 |
スーパーカーレースシリーズ第2大会は17日、富士スピードウェイで第3戦のスターティンググリッドを決める公式予選を行い、A,Bドライバー総合タイムでカテゴリー1は高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)が、カテゴリー2は片岡龍也/濱田孝典組(KRM AZEST F458)がポールポジションを獲得した。
富士スピードウェイは早朝より快晴。富士山もくっきり顔を出し、カテゴリー1・3台、カテゴリー211台、合計14台が参加し、午前9時5分より公式予選が行われた。Aドライバーが15分間、5分のインターバルで、Bドライバーが15分の予選を行い、総合タイムでグリッドが決定する。
カテゴリー1のポールポジションを獲得したのは高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)。高木がAドライバー予選でトップ、タカシがBドライバー予選で3位のタイムを記録し、総合タイム3分23分970dで2位を1秒近く上回った。
同クラス2位には飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier DIRECTION 458GT3)伊藤良男/竹内浩典組(優伸・SHIFT SLS)が付けている。
カテゴリー2のポールポジションは片岡龍也/濱田孝典組(KRM AZEST F458)。Aドライバー予選でクラス2位を2秒余り上回るタイムをたたき出した、このシリーズ初参加、片岡の走りが光った。同2位には唯一、一人で参戦しているナオリュウ(AGE-AGE-458)が、同3位には池田大祐/三沢伸輔組(石松 PORSCHE R.S.R.)が付けた。
第3戦の決勝レースは本日17日、午後3時40分より50分間で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Car Model | Driver | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
1 | 32 | CⅠ | 1 | TEAM KRM GT3R PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012 | 高木 真一 タカシ | 1'40.955 1'43.015 | 3'23.970 | - |
2 | 27 | CⅠ | 2 | K's Frontier DIRECTION 458GT3 Ferrari 458 Italia GT3 | 飯田 太陽 水谷 晃 | 1'41.953 1'42.947 | 3'24.900 | 0.930 |
3 | 52 | CⅠ | 3 | 優伸・SHIFT SLS Mercedes-Benz AMG SLS GT3 | 伊藤 良男 竹内 浩典 | 1'47.549 1'42.465 | 3'30.014 | 6.044 |
4 | 7 | CⅡ | 1 | KRM AZEST F458 Ferrari 458 challenge | 片岡 龍也 濱田 孝典 | 1'43.131 1'47.786 | 3'30.917 | 6.947 |
5 | 70 | CⅡ | 2 | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | ナオリュウ | - 1'45.922 | 3'31.844 | 7.874 |
6 | 14 | CⅡ | 3 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 池田 大祐 三沢 伸輔 | 1'46.162 1'48.051 | 3'34.213 | 10.243 |
7 | 38 | CⅡ | 4 | TEAM KRM・FSRSR PORSCHE 997RSR | アキ・ミヤザキ スカイ・チェン | 1'46.063 1'48.694 | 3'34.757 | 10.787 |
8 | 9 | CⅡ | 5 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 武井 真司 堀田 誠 | 1'46.900 1'48.381 | 3'35.281 | 11.311 |
9 | 23 | CⅡ | 6 | KremerGT3RSR PORSCHE 996RSR | 山野 直也 滝澤 智幸 | 1'45.341 1'50.395 | 3'35.736 | 11.766 |
10 | 69 | CⅡ | 7 | AGE AGE 430ch Ferrari F430 challenge | 草野 健 船井 俊仁 | 1'49.708 1'48.607 | 3'38.315 | 14.345 |
11 | 3 | CⅡ | 8 | WAKAMIYA F430C Ferrari F430 challenge | 小島 英気 藤森 博 | 1'49.224 1'54.073 | 3'43.297 | 19.327 |
12 | 72 | CⅡ | 9 | AGE-AGE-430 Ferrari F430 challenge | 須崎 弘一郎 江原 謙輔 | 1'52.334 1'51.973 | 3'44.307 | 20.337 |
---- 以上予選通過 ---- |
- | 5 | CⅡ | - | Liberty 108 DIRECTION 997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 白坂 卓也 林 学 | 1'46.862 2'01.466 | 3'48.328 | 24.358 |
- | 77 | CⅡ | - | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 野間 一 山脇 大輔 | 1'47.458 absence | - | - |
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 52 | CⅠ | 1 | 竹内 浩典 | 優伸・SHIFT SLS Mercedes-Benz AMG SLS GT3 | 1'42.465 | - | - | 160.316 |
2 | 27 | CⅠ | 2 | 水谷 晃 | K's Frontier DIRECTION 458GT3 Ferrari 458 Italia GT3 | 1'42.947 | 0.482 | 0.482 | 159.566 |
3 | 32 | CⅠ | 3 | タカシ | TEAM KRM GT3R PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012 | 1'43.015 | 0.550 | 0.068 | 159.460 |
4 | 70 | CⅡ | 1 | ナオリュウ | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 1'45.922 | 3.457 | 2.907 | 155.084 |
5 | 7 | CⅡ | 2 | 濱田 孝典 | KRM AZEST F458 Ferrari 458 challenge | 1'47.786 | 5.321 | 1.864 | 152.402 |
6 | 14 | CⅡ | 3 | 三沢 伸輔 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 1'48.051 | 5.586 | 0.265 | 152.028 |
7 | 9 | CⅡ | 4 | 堀田 誠 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 1'48.381 | 5.916 | 0.330 | 151.565 |
8 | 69 | CⅡ | 5 | 船井 俊仁 | AGE AGE 430ch Ferrari F430 challenge | 1'48.607 | 6.142 | 0.226 | 151.250 |
9 | 38 | CⅡ | 6 | スカイ・チェン | TEAM KRM・FSRSR PORSCHE 997RSR | 1'48.694 | 6.229 | 0.087 | 151.129 |
10 | 23 | CⅡ | 7 | 滝澤 智幸 | KremerGT3RSR PORSCHE 996RSR | 1'50.395 | 7.930 | 1.701 | 148.800 |
11 | 72 | CⅡ | 8 | 江原 謙輔 | AGE-AGE-430 Ferrari F430 challenge | 1'51.973 | 9.508 | 1.578 | 146.703 |
12 | 3 | CⅡ | 9 | 藤森 博 | WAKAMIYA F430C Ferrari F430 challenge | 1'54.073 | 11.608 | 2.100 | 144.003 |
13 | 5 | CⅡ | 10 | 林 学 | Liberty 108 DIRECTION 997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 2'01.466 | 19.001 | 7.393 | 135.238 |
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/16) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 32 | CⅠ | 1 | 高木 真一 | TEAM KRM GT3R PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012 | 1'40.955 | - | - | 162.714 |
2 | 27 | CⅠ | 2 | 飯田 太陽 | K's Frontier DIRECTION 458GT3 Ferrari 458 Italia GT3 | 1'41.953 | 0.998 | 0.998 | 161.121 |
3 | 7 | CⅡ | 1 | 片岡 龍也 | KRM AZEST F458 Ferrari 458 challenge | 1'43.131 | 2.176 | 1.178 | 159.281 |
4 | 23 | CⅡ | 2 | 山野 直也 | KremerGT3RSR PORSCHE 996RSR | 1'45.341 | 4.386 | 2.210 | 155.939 |
5 | 38 | CⅡ | 3 | アキ・ミヤザキ | TEAM KRM・FSRSR PORSCHE 997RSR | 1'46.063 | 5.108 | 0.722 | 154.878 |
6 | 14 | CⅡ | 4 | 池田 大祐 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 1'46.162 | 5.207 | 0.099 | 154.733 |
7 | 5 | CⅡ | 5 | 白坂 卓也 | Liberty 108 DIRECTION 997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'46.862 | 5.907 | 0.700 | 153.720 |
8 | 9 | CⅡ | 6 | 武井 真司 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 1'46.900 | 5.945 | 0.038 | 153.665 |
9 | 77 | CⅡ | 7 | 野間 一 | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'47.458 | 6.503 | 0.558 | 152.867 |
10 | 52 | CⅠ | 3 | 伊藤 良男 | 優伸・SHIFT SLS Mercedes-Benz AMG SLS GT3 | 1'47.549 | 6.594 | 0.091 | 152.738 |
11 | 3 | CⅡ | 8 | 小島 英気 | WAKAMIYA F430C Ferrari F430 challenge | 1'49.224 | 8.269 | 1.675 | 150.396 |
12 | 69 | CⅡ | 9 | 草野 健 | AGE AGE 430ch Ferrari F430 challenge | 1'49.708 | 8.753 | 0.484 | 149.732 |
13 | 72 | CⅡ | 10 | 須崎 弘一郎 | AGE-AGE-430 Ferrari F430 challenge | 1'52.334 | 11.379 | 2.626 | 146.232 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
- コース:ツインリンクもてぎ (4.801379km)
- 予選:5月10日(土)晴:ドライ
- 第3戦決勝:5月10日(土)晴:ドライ
- 第4戦決勝:5月11日(日)晴:ドライ
- 第5戦決勝:5月11日(日)晴:ドライ
全日本F3選手権の第3戦、第4戦、第5戦が5月10日(土)と11日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催。山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が3レース全てで2位フィニッシュを果たし、開幕からの5戦連続での表彰台獲得となった。勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は第3戦で4位、第4戦、第5戦は山下に続く3位で表彰台に上った。

第3戦、第4戦、第5戦と連続で2位表彰台を獲得した
山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)
全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦、第5戦)が5月10日(土)と11日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
今大会は、今季唯一となる1大会3レース制で行われた。10日(土)に第3戦、第4戦の予選を行った後に第3戦決勝、11日(日)は第4戦と第5戦の決勝が実施。第5戦のスターティンググリッドは第3戦の決勝結果により決定された。
もてぎは週末を通して好天に恵まれ、過ごしやすい気候の下で若きドライバーによる熱戦が繰り広げられた。
10日(土)午前10時40分より10分間のインターバルを挟んで10分ずつ、第3戦、第4戦の予選が行われ、共に山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が首位と僅差のタイムで最前列2番手を確保。勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は第3戦予選時にトラブルに見舞われ5番手。第4戦予選でもこのトラブル解消のためコースインが遅れ、ひとつポジションを上げたものの4番手グリッドとなった。
予選終了から4時間程のインターバルを経た午後2時45分より、第3戦決勝(14周)がスタート。開幕戦鈴鹿では2レース共にスタートをミスし出遅れた山下だったが、今レースはしっかりとスタートを決め、2位をキープ。山下は1周目の前半、3番手スタートの高星 明誠 (B-MAX Racing Team with NDDP)の追撃を受けるも、これを制し2位のポジションを堅守した。
その直後には、5番手スタートからひとつ順位を上げた勝田が高星を一旦パスしたものの抜き返され、4位へ。
山下は1周目の2位争いのバトルの間に広げられてしまった首位との差を縮めるべくアタックを続けたが、逆転には至らず2位でフィニッシュ。勝田は4位でチェッカーを受けた。
11日(日)午前10時55分より第4戦決勝(14周)が行われた。スタートでは2番手グリッドの山下に、4番手グリッドから抜群のスタートダッシュを見せ3位に上がった勝田が迫ったが、山下はこれを抑え、2位をキープ。
山下と勝田が2位を争っている間に、首位との差は1秒以上に広がってしまった。山下は5周目にこのレースでのファステストラップをマークするなど速さを見せ、じりじりとその差を詰めていったが首位には届かず、2位フィニッシュ。勝田は3位で表彰台に上った。
第5戦決勝は前の2戦よりも長い20周で、第3戦の決勝結果によるスターティンググリッドから、午後3時15分にスタートが切られた。
第5戦も第4戦同様、4番手グリッドの勝田がスタートで3位に上がり、2位山下に迫ったが順位は変わらず。この2台は1秒ほどの差を保って周回を重ねていったが、首位との差は徐々に広がっていくことに。
終盤には3位の勝田がプッシュをかけたが前を行く山下には届かず、山下が2位、勝田が3位でフィニッシュ。山下はシリーズでただ一人、今季開幕から5戦連続の表彰台獲得を続けている。ランキングでは今大会3連勝の松下に首位の座を奪われることとなったが、2位山下との差はわずか1ポイントとなっている。
次戦は6月14日(土)、15日(日)に第6戦、第7戦が岡山国際サーキットで開催される。

開幕から5戦連続の表彰台獲得を続けている
山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)

第3戦で4位も第4戦、第5戦で3位表彰台に上った
勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S #1)
トヨタモータースポーツニュース

- #11 GAINER DIXCEL SLS
- Katsuyuki HIRANAKA / Bjorn WIRDHEIM
- 予選:13位 決勝:2位
- 入場者数/予選日:32,200人 決勝日:57,200人
5月3日(土曜日)
- 公式練習 9:00~10:50 晴/ドライ/気温20度/路面温度:29度
- ノックアウト予選 1回目 14:00~14:15 晴/ドライ/気温:22度/路面温度:35度
- ノックアウト予選 2回目 14:40~14:52 晴/ドライ/気温:23:度/路面温度:35度
第2戦の舞台は富士。富士山は中腹まで雪に覆われ早朝からはっきりと頂きを見せていた。ゴールデンウィーク中の富士開催は、毎年大勢の観客を動員し、今年は晴天にも恵まれ、予選日、決勝日と合わせて89.400名のお客様が詰めかけた。
前回トラブルに見舞われながらも3位表彰台を獲得した11号車は平中克幸からセットアップを始める。今回は500kmということもあり、ブレーキ、タイヤにも負担が大きい。新しいブレーキパットのテスト、予選に向けたタイヤの確認を進める。50分を経過して、ある程度セットが決まり、ビヨンビルドハイムと交代し、決勝を想定した走行を開始。ラップタイムも悪くはなかったが、7番手のタイムで走行は終了した。この時ギアボックスにトラブルが発生し、予選までの数時間でなんとか修理を済ませ予選に間に合わすことが出来た。

午後からの予選はまずビヨンがアタックを担当する。予選直前に行われたポルシェカレラカップジャパンの予選でオイルがまき散らされ、路面が荒れてしまったため、少し時間をおいてアタックを開始した。徐々にタイムをあげていき、計測3ラップ目に1分39秒017のタイムで暫定8番手。しかし無情にも画面にはダンロップコーナーでストップする車両が映し出される。ギアボックスにトラブルが発生し走行不能に。500クラスのQ1が終了し、引っ張られてピットに戻ってきたが、Q2を走行することが出来ず、明日のグリッドは13番手からのスタートになった。
- 平中克幸ドライバーコメント
-
フリー走行は思ったよりも、周りの車と比べても劣らなかったので、良い流れに乗ってるとは思っていました。GT-Rとかマクラーレンとかストレートの速い車もいたのですが、予選ではそこそこ良いポジションを取れると思っていました。その反面ギアボックスのトラブルを抱えながら走行だったので、それが心配でした。予選でもそのトラブルが出てしまったのですが、そんな中でもビヨンは良い走りをしていたので、Q1を突破してくれました。思いの外トラブルが深刻で、Q2を走ることが出来ませんでした。レースは13番手からのスタートが決まったのですが、今回は500kmと長いので、前向きに決勝ではしっかりと仕事をしたいと思っています。
- Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
-
Q1を担当してQ2に残ったのですが、平中はQ2をアタックできませんでした。Q1の時にギアボックスが壊れてしまい、ダンロップコーナーでスットップしてしまいました。そのせいでQ2を走ることが出来ず13番手が確定してしまいました。9番手でQ1を通過していたので、もう少し良いところからスタートしたかった。明日は早めに前に出て、必ずポデュウムに乗ります。
5月4日(日曜日)
- フリー走行 9:00~9:30 晴/ドライ/気温:17度/路面温度:28度
- 決勝 14:00~ 晴/ドライ/気温:20度/路面温度:33度
昨日は遅くまでトラブルの出た箇所を修理していたメカニック。無事走行出来ることを祈る。ビヨンがピットを離れていく。昨日もあったハイスピードコーナーでのアンダステアはまだ改善されていない。ギアに関しては症状も出ず、なんとか決勝はグリッドに着くことが出来そうだ。ちょうど半分で平中かと変わるが、平中もアンダーステアの症状があることを訴える。決勝でのピット作業シミュレーションを行い、Safariでセット変更の最終確認を行い走行は終了した。
毎年この第2戦は500km。ドライバー交代を含む2回のピットが義務づけられている。スタートを担当するのはビヨン。1周目はポジションを変えることなくストレートを通過。しかし2周目には9号車Porsche、360号車GT-Rを続けてかわし11番手に。3周目には55号車CR-Z、4周目には4号車BMWを次々とかわしていく。
5周目の1コーナーで9号車があり得ないポイントでブレーキを踏み、それを避けるために88号車ランボルギーニが接触してガードレールにぶつかり大破。10号車山内英輝もあわや巻き込まれるところだった。これによりSCが入り、8周目にリスタート。その周に61号車BR-Zをパスし8番手に。15周目には0号車CR-Z、17周目には86号車もかわし6番手までポジションをあげていく。
18周目に46号車が炎上し再びSCが入る。20周目にピット入り口がオープンになった時点で、1回目のドライバー交代の為にピットへ。最高のピット作業で平中を送り出す。
平中も同一周回ではあるが、1回目のピットを終えていないバックマーカーに阻まれ、前を行く3号車GT-Rとの差を思うように縮められない。そんな40周目のコカコーラコーナーで500クラスに接触され、スピンしながらコースアウト。縮まりつつあった前との差も広がり、20秒近くあった4号車との差も5秒程になってしまう。この接触によりマシンバランスも悪く、最高のパフォーマンスが発揮出来ない。しかし全車1回目のピット作業を終えた45周目は2番手に。
ただ、この頃からセンサーの不具合によるギアシフトの問題が徐々に出始め、後方から来る4号車との差は縮まり、56周目にポジションを明け渡してしまう。61周目にビヨンと交代するためにピットへ。ピットアウトする際ギアがきちんと入らず、ピット作業が終わってもスタートできない。何とかギアが入ってスタート。しかし約10秒のタイムロスを喫してしまう。
コースに入ると後方から先にピット作業を終えていた3号車が迫る。しかしアウトラップのビヨンは譲らず、なんとか押さえ込んだ。1秒から2秒の攻防をこの後3号車と繰り返しながら、前を行く4号車を追いかける。5秒近くあった4号車との差も、79周目には1秒以内に迫り、ここからチェッカーを受けるまで接近戦が何度となく繰り返される。

全車2回目のピット作業を終わらせてた時には、燃費を生かしタイヤ交換も2本のみを行っていた0号車CR-Zがトップに。
続いて4号車、11号車と続く。0号車との差は7秒近くあったが、徐々にタイヤが厳しくなってきているのか差が縮まってきていた95周目のダンロップコーナーで0号車がスピン。その横をすり抜けていくビヨン。
2番手に浮上してからも、執拗に4号車を追いかけるが、何度も500のマシンに阻まれ抜ききることが出来ない。場内もかなりの盛り上がりをみせていたが、期待に応えることは出来ず、そのままの順位でチェッカーを受けた。マシントラブルもあり、接触して飛ばされながらも2戦連続表彰台を獲得できたことは、チャンピオンシップに大きな意味を持つ。ランキング2位で迎える次戦はGAINERが得意とするオートポリス。トップとの差を大きく縮めるべく表彰台の頂点を狙います。
- 平中克幸ドライバーコメント
-
結果が2位だったことは、チャンピオンシップを考えれば良い結果だとは思いますが、予選のポジションもギアトラブルが起こった為のポジションで、決勝中も36号車に接触されたり、ギアトラブルが後半出て、耐えた状態で走っていたので、タラレバじゃないですが、それがなかったら勝てたレースだったと思います。次のレースに向けてはトラブルが無いようにスタッフにはお願いして、レースをすれば開幕戦も今回も勝てるパフォーマンスを持ってることがわかっているので、次こそはしっかりと結果に繋げて優勝したいと思います。
- Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
-
今日の結果は良かったと思います。13位からのスタートにも関わらず、2位でチェッカーを受けることが出来ましたから。ただギアトラブルが途中からまた起きてしまいました。もったいないロスもありましたが、チャンピオンシップを考えれば2戦連続でポデュウムに登れたことは良かった。次戦はノートラブルで優勝したいです。
- 田中哲也監督コメント
-
レースは全てミス無く運べたと思います。ただ36号車に接触された事が、後になって考えればあれがなければと思いますが、それもレースなので仕方ないですね。そんな中でも凄く頑張って、チームみんなで良い戦いをしてくれたと思います。2位という結果は今後のことを考えれば、ベストな結果じゃ無いかと思います。
Text & Photo: GAINER

- #10 GAINER Rn-SPORTS SLS
- Masayuki UEDA / Hideki YAMAUCHI
- 予選:15位 決勝:20位
- 入場者数/予選日:32,200人 決勝日:57,200人
5月3日(土曜日)
- 公式練習 9:00~10:50 晴/ドライ/気温20度/路面温度:29度
- ノックアウト予選 1回目 14:00~14:15 晴/ドライ/気温:22度/路面温度:35度
- ノックアウト予選 2回目 14:40~14:52 晴/ドライ/気温:23:度/路面温度:35度
第2戦の舞台は富士。富士山は中腹まで雪に覆われ早朝からはっきりと頂きを見せていた。ゴールデンウィーク中の富士開催は、毎年大勢の観客を動員し、今年は晴天にも恵まれ、予選日、決勝日と合わせて89.400名のお客様が詰めかけた。
前回10位入賞を果たした10号車は、今回はより前でチェッカーを受けるために山内英輝がセットアップを担当する。ブレーキを耐久用に変更し、マシンのセットを進めていく。Aコーナーや100Rのアンダーステアがきつく、車高等セットを変更していく。ある程度セットが進み、残り30分で植田正幸と交代し、決勝を想定した走行をし、公式練習は終了した。
午後からの予選Q1はまず山内がアタックを担当する。前回Q1突破出来なかった事で、今回は悔しい思いでQ1突破を目指す。予選直前に行われたポルシェカレラカップジャパンの予選でオイルがまき散らされ、路面が荒れてしまったため、開始から5分経過してからアタックを開始した。
フロントとリアの温まりのバランスが悪く、タイヤの一番良い状態の時にタイミングが合わなかったようで、思うようにタイムが伸びていかない。計測最後でタイムをあげるが、13番手には届かず15番手でQ1敗退が決まった。
明日は15番手のポジションから、長い500kmを走り抜いて連続のポイント獲得を狙う。
- 植田正幸ドライバーコメント
-
500kmなので、今回はブレーキパッドを変えて走ったのですが、あまりフィーリングも良くなかったので、明日はどのパットでいくかミーティング致します。予選に関しては山内も頑張ってはくれているのですが、結構きびしいところがありました。決勝は連続ポイント獲得していきたいと思っております。
- 山内英輝ドライバーコメント
-
朝のフリー走行はタイヤの違いを比較してから、セットアップを進めていきました。予選1発の雰囲気を踏まえながら、長丁場の決勝なので、それよりの方向でセットを進めていきました。植田さんが乗った時により速く安定して走れることも頭に入れてセットしました。植田さんに変わってロングを掛けていくと、後半のタイムも悪くなかったので、方向性は良かったかなと思います。予選は自分の力不足でQ2に残れなかったので、明日は順位を上げて、植田さんにQ2にバトンを渡せなかったことを挽回したいと思います。最後はベストリザルトでTeamみんなで笑って終われるようにしたいです。

5月4日(日曜日)
- フリー走行 9:00~9:30 晴/ドライ/気温:17度/路面温度:28度
- 決勝 14:00~ 晴/ドライ/気温:20度/路面温度:33度
今日は朝から五月晴れで、富士スピードウェイにはたくさんのお客様が詰めかけていた。
フリー走行はまず山内から走行を開始した。しかし、山内の無線からは、昨日11号車に出た症状と同じコメントが入る。ギアボックスのトラブルが10号車に発生。結局このトラブルにより植田は走ることが出来ず、決勝を想定して最終確認もすることなくセッションは終了してしまった。メカニックはギアボックスを開け原因究明に掛かり、なんとか走行までに修復が間に合い、8分のウォームアップ走行が始まった。
スタートを担当するのは山内。スタッフの気持ちを背負ってピットを離れていく。心配したトラブルは起こらず、なんとかスタート出来そうだ。
1周のウォームアップランと1周のフォーメーションラップで決勝はスタートした。1コーナーでは無理をせず、そのままのポジションでコントロールタワーを通過。非常にストレートの速いマシンに囲まれ、なかなか自分のペースで前に行けない。一旦抜かしても、またストレートで抜かれる事になる。
5周目のストレートエンドで9号車Porscheがあり得ないポイントでブレーキを踏み、それを避けるために88号車ランボルギーニが接触してガードレールにぶつかり大破。88号車の左横にいた山内もあわや巻き込まれるところだった。この時の1コーナーで9号車がブレーキ代わりの勢いで10号車に接触。これによりせっかく上げていたポジションが台無しになり、車両にダメージを負っての走行を強いられることにたった。
88号車のクラッシュによりSCが入り、8周目にリスタート。なんとか15周目に9号車をパスして14番手にポジションを上げる。
18周目に46号車が炎上し再びSCが入る。20周目にピット入り口がオープンになった時点で、1回目のドライバー交代の為にピットへ。植田を無事に送り出す。
植田のペースは悪くなく、22号車SLSをかわしポジションアップ。全てのマシンが1回目のルーティンが終わった時点で7番手まで上がっていた。そのままのポジションで、後ろとの差も詰められることもなく走行を続ける。
しかし、50周目辺りから徐々にタイヤが厳しくなり、ペースが徐々に落ちていく。最後のスティントの燃費を考えても、あまり早く入ることも出来ずそのまま周回を重ねる。ポジションもなんとかキープしているものの、耐えきれず58周目に65号車GT-Rにパスされてしまう。59周目に山内と交代するためにやっとピットへ。しかし、この周のグリップダウンでかなりロスしてしまい、ピット作業を順当こなしたが、ポジションを下げてしまった。
山内も何とか前をパスしていくが、平中と同じく同一周回ではあるが、2回目のピットを終えていないバックマーカーに阻まれ、思うように縮められない。2回目のルーティンが終わった時点で10番手で、前を行く65号車SLSとの差も徐々に詰めていた。が、93周目にとうとうギアボックスが悲鳴をあげてしまし、山内はヘヤピンのイン側にマシンを止めた。連続ポイント獲得は見えていただけに非常に残念な結果になってしまった。
- 植田正幸ドライバーコメント
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ギアトラブルで止まってしまったのですが、車的には入賞圏内では十分走れるパフォーマンスがあることはわかったので、タイヤが最後自分のスティントではかなりきつかったのが辛かったですね。山内が入ってくれて、着実にポテンシャルは少しずつ上がってきているので、次に向かって頑張ります。
- 山内英輝ドライバーコメント
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スタートしてポジションを上手くあげられなく、キープという形で周回しました。周りのマシンのストレートが思った以上に速くて、苦戦しました。なんとか前に上がろうと頑張ってはいたのですが、クラッシュに巻き込まれそうになって避けた時にポジションが下がってしまいました。スタートも決して良いとはいえませんでしたが、ラップタイムはそんなには悪くなかったです。SCが入ったタイミングで植田さんと変わり、植田さんも良いラップで走ってくれていたので入賞圏内ではありました。規定の周回で僕と交代して、その後もラップは悪くなく、フィーリングも良かったのですが、トラブルで止まる事になってしまいました。メカニックの皆さんもしっかり直してくれて、ラスト10ラップが保ってくれたらと思うと残念です。最初は走れないかもしれないという状況から、ここまで頑張ってくれたのですごく感謝しています。次戦のオートポリスは僕自身も好きで得意なコースですし、とりあえずはQ1を突破して植田さんにバトンを繋げて良い結果に繋げたいですね。
- 田中哲也監督コメント
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ミッションに心配がある中で、精一杯頑張って貰いましたが、ミッショントラブルで止まってしまいました。それまでは非常に良い走りをしてくれたので、あのまま完走していれば、8位とかのポジションでチェッカーを受けられたと思います。流れは良かったとは思うのです。ミッションのトラブルが出たことはチームとしてドライバーには申し訳なかったと思っています。
Text & Photo: GAINER
鈴鹿クラブマンシリーズ第3戦、参加台数13台で行われたスーパーFJレースは11日、鈴鹿サーキット東コース(1周・2.243km)で決勝を行い、予選2位の橋本陸(スキルスピード)が22周・20分03秒519で優勝した。
決勝スタートでは、河野駿佑(グッドスマイルレーシング 10V)と橋本陸の順位は変わらず1コーナーに入っていき、予選4位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト)が3位スタートだった、佐藤駿介(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)を抜いてポジションを上げた。後方集団もトラブルなくスタートを切ることができた。
2周目のコントロールラインで、コンマ4秒差だった河野と橋本だったが、スリップに入り1コーナーでイン側つき橋本がトップに浮上した。順位を落としてしまった河野だったが、トップとのタイム差を約1秒としプレッシャーを与えたかったが、レース中盤で焦ってミスをしてしまい。最終的に橋本から遅れること4.6秒の差をつけられ2位でゴールした。
3位表彰台争いは、レース中長い間バトルしていた吉田と佐藤だったが、ようやく20周目の1コーナーで佐藤が吉田をパスし、3位表彰台を獲得した。
- 優勝した橋本陸のコメント
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「予選では車自体は悪くなくて、いいタイミングでクリアラップが取れませんでした。レースでは2周目で前の車を抜くことができ、あとはミスなく走りきるだけでした。次回のレースでも勝って、今負けているポイント差を縮めたいです」
- 2位表彰台を獲得した河野駿佑のコメント
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「まさか2周目に抜かれるとは思っていなかったです。その後は、焦りでミスをして差を広げてしまいました。金曜日からの調子の悪さからしたら、この結果は良かったです。でも予選でポールを取ったので、本当は勝ちたかったです」
- 3位表彰台を獲得した佐藤駿介のコメント
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「スタートで吉田選手に抜かれてしまいました。今回は東コースなので吉田選手を簡単には抜けませんでしたが、最後の2周でパスでき表彰台に上がれて良かったです」
Text & Phot: Nobumitsu OHTAKE
鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2014/05/12) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 スーパーFJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 66 | 橋本 陸 | スキルスピード TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 20'03.519 |
2 | 3 | 河野 駿佑 | グッドスマイルレーシング 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 4.650 |
3 | 70 | 佐藤 駿介 | Team Naoki☆LEPRIX☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 9.037 |
4 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト MYST KK-S2 | YH | 22 | 9.369 |
5 | 72 | 脇村 佑貴 | ライトウェイ☆レプリ10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 10.362 |
6 | 71 | 平 優弥 | Team Naoki☆Leprix Sports TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 18.502 |
7 | 17 | 道野 高志 | 丸和所店&中部水産10Vスキルスピード TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 21.937 |
8 | 1 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北でワコーズ号 TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 22.364 |
9 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE☆JFA☆RBA☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 24.354 |
10 | 31 | 上村 優太 | IDEAL Racing F 07J WEST 07J | YH | 22 | 24.689 |
11 | 25 | 濱野 隆一 | ココリス★スキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 26.873 |
12 | 39 | 中根 邦憲 | nakanekaguなかね家具イーグル MYST KK-S2 | YH | 22 | 38.376 |
13 | 28 | 藤井 守 | 半地下ガレージ07J WEST 07J | YH | 21 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(19Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.66 橋本陸(スキルスピード) 0'54.459 (5/22) 148.27km/h
鈴鹿クラブマンレース第3戦は11日、晴天の中スーパーFJの公式予選を行い、河野駿佑(グッドスマイルレーシング 10V)が53秒858でポールポジションを獲得した。
開始早々から河野駿佑、橋本陸(スキルスピード)が次々とベストタイムを更新しトップが入れ替わる。
河野が53秒858をたたき出し、このまま予選が終了し鈴鹿でのポールを決めた。予選2位には橋本が、同3位には佐藤駿介(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)が滑り込み、同4位には吉田宣弘(DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト)と続いた。
決勝レースはこの後、午後2時30分より22周で争われる。
- ポールポジション河野駿佑(グッドスマイルレーシング 10V)
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「練習走行では全然いいタイムが出なかったので、セッティングを変更して予選に挑みPPを獲得できました。スタートが苦手なので、ミスしないように決勝では勝ちたいです」
Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE