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S耐:第2戦SUGO公式予選 星野一樹/青木孝行/尾本直史組がポールポジション

 5月24日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久シリーズの第2戦の公式予選が行われた。FIA GT3マシンで争われるST-Xクラスは、今季BOP(性能調整値)を過去に設定された車両ごとにその理想の値を選択できるようにしたため、GT3からST-Xにクラス名を変更した。開幕戦よりも参加台数の増えたSUGOラウンドには、#81 GT-Rと#3 BMWZ4の2台が加わり、4台での戦いとなった。

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 好天のもと12時40分からまずはAドライバーの1Grのセッションが20分間で行われた。今季はGT3から再びST-Xクラスへ呼称を変更したGT3マシンのクラスとインタープロトシリーズのマシンが参戦するST1クラス、ST2、ST3クラスでのセッションとなった。途中までトップタイムをマークしていた#32 Audi R8の小林崇志がSPコーナーでコースアウトし、このために1回目の赤旗中断となる。幸いマシンにダメージはないようだった。

 同じく20分で引き続き行われたST4、ST5クラスの2Grの予選セッションとなった。ここでは#44 TOYOTA86がハイポイントコーナーでコースアウトし2度目の赤旗中断。

 Aドライバーの予選で1分21秒096のコースレコードとなるトップタイムをマークしたのは、#24 GT-Rの藤井誠暢。ST1クラスは#37 IPSの中山雄一。ST2クラスは地元#29 RSオガワランサーの大橋正澄。ST3クラスは#35 Z34の前嶋秀司。ST4クラスは#52 TOYOTA86の番場琢。ST5クラスは開幕戦の覇者FIT3の#95 松井猛敏となった。

 10分間のインターバルで行われたBドライバーのセッションでは、昨年は決勝レースが雪で中止となってしまったために幻のポールポジションとなった#81 GT-Rの青木孝之が1分21秒311931でこちらもコースレコードを更新するトップタイムをマーク。ST1も#9 BMWZ4の山野直也がトップタイム。ST2も#6 ランサーの菊地靖とここまではBドライバーがそれぞれトップタイムをたたき出した。ST3は#35 Z34の佐々木雅弘が、Aドライバーがトップタイムを出した同じマシンが文句なしのポールポジションを獲得した形になった。

 ST4クラスは#93 S2000の太田侑弥が逆転。ST5クラスは#95 フィット3の中島保典がそれぞれトップタイムをマークした。

 ABドライバーの合算タイムでは、ST-Xクラスは#81 GT-R、ST1クラスは#37のIPS、ST2クラスは#59 インプレッサ、ST3は#35 Zが文句なしのPP、ST4は#93 が逆転。ST5は文句なしの開幕戦の覇者#95 FIT3というポールシッターとなった。

 決勝レースは25日の13時30分から3時間の予定で行われる。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA


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