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2006年5月

Formula Nippon

FN第3戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

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アンドレ・ロッテラー(優勝)
スタートはウェットコンディションで、スリックでスタートすることも考えたんですが無理だと判断しました。
これは他のドライバーにとってもそうだと思いますが、今年のレインタイヤはちょっと難しい特性なので、早めスリックに変えてしまいたかったんですけど、天候がどうなるか判らないので長く留まっているほうがいいと思ったんです。燃費も良かったですからね。
レース序盤にタカギと接触して、それでフロントウィングを傷めたせいでクルマのバランスが狂ってしまっていたんですが、それで却って慎重に走ることができたのだと思います。
まぁ完全なドライのレースだったら、また別のストーリーがあったのかもしれませんね。

ブノワ・トレルイエ(2位)
レースの状況については殆どアンドレが話しちゃったので(笑)僕は簡単に話しますけど。
雨がもう一度降ってきたとき、僕もレインタイヤに交換しようかと思いましたが、レース序盤にナカジマのスター(デュバルのこと)がウェットの中をスリックでいいペースで走れていたのを思い出して、そのまま踏みとどまることにしました。
アンドレを抜くのは難しかったですね。彼は馬鹿げたミスをしないドライバーなので、いくらプレッシャーをかけてもチャンスがありませんでした。
まぁ、後方からスタートしたことを考えれば、2位で終われたことは良かったと思います。

本山 哲(3位)

路面が乾いていくことを想定して、クルマをドライ寄りにセットアップしていたためにレインタイヤで走ってるときにペースが上がらなかったことと、ピットストップのタイミングが遅かったことが、勝てなかった要因だと思います。
今回こそは勝たなければ、と思っていたので悔しいですけど、まぁ悪くない結果だとは思います。

舘 信秀(優勝チーム監督)
こんなに早く勝てるとは思ってませんでした。アンドレには感謝しています。
燃費がいいのは判っていたので、無給油でもいけるかと思いましたが、データの裏づけがなかったので、武士の方はタイヤが磨耗する前提でピットタイミングを決めるという両面作戦でした。
アンドレは8~9周でタイヤ交換したいといってきましたが、13周以上しないと燃料が心配だったので、留まるように指示しました。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Formula Nippon

FN第3戦もてぎ決勝 混乱の62周をロッテラーが制す

ツインリンクもてぎで行われた、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦の決勝は、めまぐるしく変わる天候に上位陣が翻弄される中、16番手からスタートした#36アンドレ・ロッテラー(DHGトムスレーシング)が今季初優勝を遂げた。
(観客動員数:18,000人)

060528_04a 朝のフリー走行が悪天候により15分間しかできなかったため、スタートに先立って10分間のフリー走行セッションが設けられた。
このため、フォーメーションラップは当初予定より5分遅れの午後2時35分にスタートした。
雨は殆ど上がっているが、コース上はウェット。このため、殆どのドライバーがレインを選択してスタートに臨む。

ホールショットを決めたのはポールシッターの小暮卓史(ARTA)。しかしジャンプスタートの判定が下って小暮は4周終わりでドライブスルーペナルティーを受けることになってしまった。
ここで大きく順位を落とした小暮は、更に7周目にはブレーキトラブルに見舞われ、ガレージで修復作業に入ることとなってしまい、完全にレースから脱落してしまった。

これでトップに立ったのが、スタートで本山哲(Artingインパル)の脇をすり抜けて2位にジャンプアップしていた山本左近(KONDO)だ。

その後方では、本山、片岡龍也(Team LeMans)、松田次生(mobilecastインパル)らによる熾烈な2位争いが繰り広げられた。
ドライよりのセッティングが祟ってレインコンディションでのペースが上がらない本山に、片岡と松田が次々に襲いかかり、これを退けると、更に二人はトップの山本にまで詰め寄っていく。
ユーズドのレインを選択した山本は、10周目を過ぎた辺りからペースが落ち、11周目のバックストレッチで片岡が、その後のホームストレートで松田が相次いで山本をパスしていく。

こうして上位陣が激しく順位を入れ替える中、虎視眈々とチャンスをうかがっていたのがロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)だ。
金曜、土曜と電気系のトラブルに見舞われて予選をフイにし、出走嘆願で最後尾からスタートせざるを得なくなったデュバルは、ただ一人スリックタイヤを装着していたのだ。
デュバルは着実にペースを上げ、順位を稼いでいく。

そのタイムの上昇幅を見た各チームは、9周目の道上龍(5ZIGEN)を皮切りに相次いでスリックタイヤへの交換を決断する。
10周目にはロッテラーが、そして12周目には片岡と松田に立て続けに抜かれた山本が堪らずピットイン。
13周目には松田、ビヨン・ビルドハイム(DoCoMoダンディライアン)、土屋武士(Team LeMans)らが、14周目には片岡、ロニ・クインタレッリ(BOSSインギング)らがスリックタイヤを求めてピットへ殺到した。

これにより立川祐路(レクリスセルモ)がトップに立ち、その背後にはデュバルが上がってくるが、デュバルは15周目の1コーナー立ち上がりで立川をプッシュしてしまい、堪らず立川はスピン、デュバルに対しては10秒ストップのジャッジが下されてしまった。
しかしこの時点で、ピットストップを行った片岡が2位につけていたが、その差は41秒以上あり、デュバルはペナルティストップを行ってもなお、16秒のアドバンテージを持ってトップでコースへ戻っていく。

片岡の後方からは再び松田が追い上げてきた。
松田は21周目の5コーナーでアウトから片岡を抜き去ると、トップを独走するデュバルとの差を1周1秒以上のペースで削り取っていく。

その更に後方では、チームメイトのブノワ・トレルイエが果敢なドライビングでオーバーテイクを繰り返し、順位を上げてきていた。

しかしレースが折り返し点を過ぎた頃、再び雨が降ってきた。
一時は41秒台まで上がっていたラップタイムが瞬く間に55秒台に落ち込む。

そんな中、早めのスリック交換でタイミングよく順位を稼いだロッテラーが濡れた路面に苦しむ片岡の背後に迫り、37周目の90度コーナーで抜き去っていく。
41周目には、トレルイエもヘアピンで片岡を攻略、4番手に順位を上げた。

このコンディション変化に対し、トップ2台はレインタイヤへの交換を決断する。
デュバルは43周目、松田は42周目にピットに飛び込んだ。
デュバルにとってはこれが初めてのルーティンストップ。これで勝負は決したかに見えた。

しかしその後天気は再び回復の兆しを見せ始めた。

この時点でトップに立っているのはロッテラー、2番手にデュバル、3番手トレルイエ、4番手松田の順だ。

060528_05a 次第にペースを挙げていくスリックタイヤ勢に対し、水溜りを選んでの苦しい走行を強いられるレインタイヤ勢。
遂にトップ争いは、16番手スタートのロッテラーと20番手スタートのトレルイエの2台によって繰り広げられることとなった。
トレルイエは何度もロッテラーを揺さぶりにかかるが、ロッテラーは落ち着いてこれに対処し、見事62周をトップで走りきり、トムスにトップフォーミュラ復帰3戦目にして初の優勝をもたらすこととなった。

3位には序盤ペースが上がらず苦しみながらも、乾いていく路面に助けられてペースを上げ、デュバルやビルドハイムを次々と攻略していった本山が入った。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN第3戦もてぎ決勝結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2006/05/28) Race Result Weather:Cloudy Course:Wet
2006 Fomula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PosNoDriverTeamEngineLapTime/Behind
136アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J621:53'49.348
219ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J621.064
31本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J6255.133
440ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E6259.889
520松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J621'32.364
6*31ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E621'41.915
75道上 龍5ZIGENHONDA HF386E611Lap
832武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E611Lap
94柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J611Lap
1011立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J611Lap
118高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J611Lap
126折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E602Laps
1327密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E593Laps
143山本 左近KONDOTOYOTA RV8J584Laps
-------- 以上規定周回(55 Laps)完走 --------
-7片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J5210Laps
-41平中 克幸DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E3428Laps
-*2星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J3428Laps
-34横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J2933Laps
-33ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J2438Laps
-55金石 年弘ARTAHONDA HF386E2141Laps
-37土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1448Laps
-*56小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1349Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.20 松田次生(mobilecast IMPUL) 1:41.200 34/62 170.80km/h
  • No.56 2006年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第27条14.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • No.31 2006年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条12.1)(危険なドライブ行為)により、ペナルティストップ10秒およびペナルティポイント1点を課した。
  • No.56 2006年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則32条10.(ピット作業違反)により、罰金5万円を課した。
  • No.2 国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗中のオーバーラン)により、罰金3万円を課した。
  • No.2 2006年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則32条10.(ピット作業違反)により、罰金5万円を課した。

Japanese F3

全日本F3第6戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

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エイドリアン・スーティル(優勝)
富士に続いて勝てて嬉しいです。ポイントランキングもトップになりましたしね。
今回はウェットコンディションでのタイヤ選択がうまくいきました。
昨日はインギングが速かったですけど、自分たちもどうすればいいのかがわかってきたので、今後もいい戦いができると思います。
コースコンディションはずっと変わりませんでしたが、僕は深溝(新品のレイン)だったので、タイヤの山がなくなるにつれて速く走れるようになりました。
次こそはドライで走りたいものですね。

ファビオ・カルボーン(2位)
いいスタートができて、エイドリアンのすぐ後ろにつけられたんですが、彼の巻き上げる水しぶきで視界を塞がれてしまいました。それに今日の彼は凄く速かったので、僕は2位をキープするしかありませんでした。
昨日はタイヤチョイスを間違えて、全然グリップしてくれませんでしたが、今日はいいチョイスができました。
次の岡山はテストでも速かったので、それをレース結果につなげたいですね。

塚越広大(3位)
ここ4戦表彰台から遠ざかっていたので、今日表彰台に上がれたことは凄く嬉しいです。
昨日はクルマは良かったのに自分が焦ってしまって、普通に走ってれば表彰台に上がれてたレースを落としてしまいましたので、今日は落ち着いて走るように心がけました。
終盤ラップタイムがばらついたのは、一生懸命プッシュしていたせいでいくつか細かなミスが出たからだと思います。

Japanese F3

F3第6戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2006/05/28) Race Results Weather:Cloudy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PosNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
11エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE2040'16.484
212ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE2013.244
310塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C2018.853
44ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE2026.544
52伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C2043.946
636大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE2048.315
714マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE2048.939
833石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE2051.354
937安岡 秀徒TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE2056.969
1062嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE201'11.415
1174岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE201'24.435
1250磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE191 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
-3ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE173 Laps
-75池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE020 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 エイドリアン・スーティル(DHG TOM'S F305) 1'59.512 19/20 144.63km/h

Japanese F3

全日本F3第6戦もてぎ決勝 スーティルが今季2勝目を挙げる

全日本F3選手権第6戦の決勝が5月28日ツインリンクもてぎで行われ、ポールシッターの#1エイドリアン・スーティル(DHGトムスF305)が後続を突き放して今季2勝目を上げ、ポイントランキングでもトップに立った。

060528_02a 当初予定より5分遅れの午前11時にフォーメーションラップがスタートした。
雨は殆ど止んできたが、各車が巻き上げる水しぶきは未だ大きい。

ポールのスーティルがトップを守って1コーナーへ。
塚越はまた出遅れ、カルボーンの先行を許す。
その後ろには伊沢がジャンプアップ。しかしすぐ後ろから大嶋がプレッシャーを欠けてくる。5コーナーでは安岡と池田がスピン。池田はコース復帰後130Rで再びコースアウトし、グラベルの餌食となった。

2周目に入って伊沢と大嶋の間隔は少し開き、大嶋はストレイトに追いつかれてしまう。
ストレイトは執拗に大嶋を追いたてる。
3周目の最終コーナー立ち上がりで伊沢のリヤが流れ、大嶋との差が一気に縮まる。
4位争いは伊沢、大嶋、ストレイトの3台となった。

4周終えてトップ3はほぼ2秒づつの等間隔。

6周目の3コーナーでストレイトが大嶋のインをついて5位に上がった。
ストレイトはさらに伊沢との差を削り取っていき、7周目にはテール・トゥ・ノーズの状態に。
ストレイトは8周目の90度コーナーで大胆なブレーキングで伊沢のインに飛び込み、4位に浮上した。

060528_03a トップを快走するスーティルは毎周のようにファステストラップを塗り替えながら、後続との差を着実に広げていき、最終的には2位のカルボーンに13秒244もの大差をつけて今季2勝目を上げた。
これでシリーズポイントも84に伸ばし、6位に終わった大嶋を逆転してランキングトップに躍り出た。
3位は塚越。懸命にカルボーンを追い上げたが、どうしてもコース後半の区間タイムが伸びず、背後を脅かすまでには至らなかった。

第7-8戦の舞台は岡山国際サーキット。6月17-18日の開催だ。

Text : Kazuhisa SUEHIRO  Photo : Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN第3戦もてぎフリー走行結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2006/05/28) Free Session Weather:Rainy Course:Wet
2006 Fomula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PosNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
155金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'59.587--144.54
231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'00.9061.3191.319142.96
336アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J2'02.0842.4971.178141.58
48高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J2'02.5382.9510.454141.06
511立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J2'03.9834.3961.445139.41
633ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J2'05.1965.6091.213138.06
756小暮 卓史ARTAHONDA HF386E2'05.2495.6620.053138.00
840ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'05.9346.3470.685137.25
941平中 克幸DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'07.4177.8301.483135.66
1032武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'07.4197.8320.002135.65
1134横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J2'07.6178.0300.198135.44
127片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J2'10.21710.6302.259132.74
1337土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J2'16.67117.0846.454126.47
1427密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E2'19.14619.5592.475124.22
153山本 左近KONDOTOYOTA RV8J2'19.81820.2310.672123.62
1620松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J2'31.90432.31712.086113.79
175道上 龍5ZIGENHONDA HF386E2'43.93344.34612.029105.44
186折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E2'50.25050.6636.317101.53
-2星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8JNo Time---
-4柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8JNo Time---
-19ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JNo Time---
-1本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8JAbsent---

Formula Nippon

FN第3戦もてぎフリー走行 トップタイムは金石

全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの決勝前フリー走行が5月28日朝、15分間に短縮されて行われ、#55金石年弘(ARTA)がトップタイムを記録した。

060528_01a 決勝日を迎えたツインリンクもてぎ周辺は雨が激しく降っており、コースのあちこちに川ができている状態だ。
このため、当初予定では8時50分からの30分とされていた走行時間は、午前9時15分の開始とされ、走行時間も15分に短縮されることとなった。
走行開始と同時に数台がコースに出て行ったが、大半のドライバーは様子をうかがっている。
本山哲、柳田真孝、ブノワ・トレルイエの3人は、結局この時間帯一度も走行をせず、星野一樹も1周したのみで走行を切り上げている。
横溝直輝、道上龍、折目遼らも2周したのみだ。

そんな状況の中、山本左近がS字でコースアウト、クラッシュをしてしまった。
ドライバーは無事だが、クルマのフロント部分を破損してしまったようだ。

結局、チェッカーラップで金石がただ一人2分を切る1分59秒587でトップとなった。
2位はロイック・デュバル。タイムは2分0秒906。
3位はアンドレ・ロッテラーで2分2秒084となった。

第3戦決勝は午後2時30分より62周の予定だが、今後の天候如何では変更もありそうだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN第3戦もてぎ フリー走行は15分間に

ツインリンクもてぎで開催されている全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦の決勝前フリー走行は、雨のために予定を大幅に変更し、15分間の走行となった。

当初予定では午前8時50分から30分間の予定であったが、昨夜から降り続いている雨によりコースコンディションが思わしくないため、開始時刻を9時15分からとし、走行も15分間に短縮されることとなった。
既に走行は開始されているが、130Rや90度コーナー、最終コーナーなどに川ができている状況で、とてもレーシングスピードでは走れない状態だ。

 

なお、現在の天気予報では11時頃には天候は回復する模様で、決勝レースには支障が出ないものと予想されている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Formula Nippon

FN第3戦もてぎ予選総合結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2006/05/27) Qualfying Session Weather: Cloudy-Rainy Course:Semi_Wet-Wet
2006 Fomula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PosNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E*1'35.971
1'51.986
1'35.971-180.11
21本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J*1'35.980
1'48.314
1'35.9800.009180.09
33山本 左近KONDOTOYOTA RV8J*1'35.985
1'50.908
1'35.9850.014180.08
455金石 年弘ARTAHONDA HF386E*1'36.158
1'47.878
1'36.1580.187179.76
5*40ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E*1'36.161
1'52.265
1'36.1610.190179.75
633ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J*1'36.200
1'46.163
1'36.2000.229179.68
77片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J*1'36.243
1'46.580
1'36.2430.272179.60
811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J*1'36.354
1'49.959
1'36.3540.383179.39
94柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J*1'36.381
1'49.208
1'36.3810.410179.34
1041平中 克幸DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E*1'36.468
1'51.976
1'36.4680.497179.18
1137土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J*1'36.517
2'11.554
1'36.5170.546179.09
1220松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J*1'36.586
1'48.550
1'36.5860.615178.96
1332武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E*1'36.697
1'51.732
1'36.6970.726178.75
145道上 龍5ZIGENHONDA HF386E*1'37.016
1'51.133
1'37.0161.045178.17
158高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J*1'37.325
1'48.061
1'37.3251.354177.60
1636アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J*1'37.356
1'49.665
1'37.3561.385177.54
1734横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J*1'37.447
1'51.119
1'37.4471.476177.38
182星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J*1'37.499
1'52.273
1'37.4991.528177.28
1927密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E*1'38.504
1'52.359
1'38.5042.533175.47
20*19ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J*1'41.041
1'45.695
1'41.0415.070171.07
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'42.6896.718168.32
-31ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'55.477
*1'45.748
1'45.7489.777163.45
-6折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E*1'49.683
1'53.084
1'49.68313.712157.59
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.192
  • 予選1回目
    • 3コーナー付近における停止車両回収のため、11時32分32秒から5分28秒間、及びヘアピンコーナー出口付近における停止車両回収のため、11時36分34秒から6分26秒間赤旗中断とした。
    • ペナルティ: No.40 2006年ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第38条~2)違反により、訓戒及び罰金3万円を課す。
  • No.19 公式通知No.12に基づき、決勝レースのグリッド位置を公式予選結果から10グリッド降格とする。

Formula Nippon

FN第3戦もてぎ 予選上位3人のコメント

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小暮卓史(ポールポジション)
クルマが良くなってきているのは判っていたので、今回こそはチャンスだな、と思っていました。
金曜の合同テストでは、中古タイヤだとバランスが良くて、ニュータイヤだとまだ詰めきれてない感じでしたが、ドライコンディションならいけると思っていましたし、レインでもいけるだろうという気がしてました。
午前中のタイムアタックは、早めに出てしまったためにタイヤが終わってしまってたんですけど、最後の最後にいいタイムが出ました。

本山 哲(予選2位)
今年のここまでの流れを考えると、ここで勝たないとシーズンが厳しくなると思ったので、気合を入れてもてぎに来ました。
金曜は午前中オーバーヒートが出て、セットに失敗したなと思いましたが、午後にはバランスが良くなって思い通りのタイムが出せるようになりました。
今日もアタックはうまくいったんですが、ピットに入るときにトップが入れ替わってしまって。タイミングの差だったのかな、という気がします、負け惜しみを言えば、ですけど。

山本左近(予選3位)
ウチのチームは今回から寺本スペシャルダンパーを入れてきましたが、そのお陰もあってクルマがうまく決まっていました。
それで、ポールは取れませんでしたが、僅差の3位につけることができました。
ポールが取れなかったことは残念ですけど、クルマは決まっているのでいいレースができると思います。
明日は僕のフォーミュラニッポンでの初めての優勝を見せられるよう、頑張ります。

Japanese F3

全日本F3第5戦決勝 上位3人のコメント

060527_f31_1

060527_f32_1

060527_f33_1

ロベルト・ストレイト(優勝)
トップを走ってるなんて気がつきませんでしたよ。でも2勝目を挙げられて嬉しいです。これからもこんな成績を残せるよう頑張ります。
今回は僕のドライビングがどうこうというよりブリヂストンタイヤがコンディションに合っていたことが一番重要なポイントでした。僕は正しいスペックのタイヤを履いてやるべきことをやっただけです。
明日も雨の予報が出ていて大変なレースになりそうですが、ウェットでも僕らのクルマは大丈夫なので、一つでも多くのポイントを取りに行きます。

ジョニー・リード(2位)
今シーズン2回目の表彰台に上がれて最高ですし、自信にも繋がりました。
予選では他のクルマに引っかかってタイムが出せませんでした。でも富士も後方からスタートして2位に上がれましたからね。
明日もまた雨ということですが、いいレースができれば嬉しいです。
今回はロベルトのクルマが速かったですが、次は僕も勝てるようなレースをしたいです。

エイドリアン・スーティル(3位)
最初のラップはタイヤのグリップの限界を読み間違えたので、フロントもリヤも滑らせてしまい、コースを飛び出してしまいました。
2、3周するとグリップが上がってきて速く走らせることができましたが、そのときにはもうトップ2台には追いつけないくらいの差がついていました。
明日はできればドライで走りたいですね。
(横からストレイトが「ニホンジンは『雨のシーズンが来た』って言ってるぜ」と話しかけてきた)
あ~もう帰りたいよ!(笑)

Formula Nippon

FN第3戦もてぎ公式予選2回目 ウェットコンディションでタイム上がらず、小暮のPPが確定

フォーミュラニッポン第3戦の公式予選2回目は完全なウェットコンディションのもとで行われた。
このセッションでは#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)がトップタイムを記録したものの、タイムは1分45秒695と、午前中のタイムには遠く及ばなかったため、午前中トップタイムを記録していた#56小暮卓史(ARTA)のポールポジションが確定した。

060527_05a F3の決勝が終わる辺りから雨は小降りになっていたが、路面は完全にウェット状態で予選2回目が開始された。
このコンディションでは、もう午前中のタイムを更新する見込みはないが、明日も雨が予想されているため、決勝を見据え、様々な課題を消化するために各ドライバーとも周回を重ねていく。

予定時間の半分を消化した時点でのトップはロニ・クインタレッリだが、タイムは1分51秒084に留まっている。

残り時間18分のところで本山がスリックタイヤを投入。
しかしタイムは1分52秒866に終わった。これはタイムアタックが目的ではなく、セミウェット状態でのスリックタイヤの限界を探る意図があったようだ。
その後も何人かのドライバーがスリックでの走行にチャレンジしたが、午前中のタイムには遠く及ばず、45分間の予選は終了した。

ここでのトップはブノワ・トレルイエ。タイムは1分45秒696だ。

2番手はロイック・デュバル。1分45秒748。
3番手はロニ・クインタレッリ。1分46秒163。

これにより、午前中のセッションで1分35秒971を記録して暫定ポールだった小暮のポールポジションが確定した。

第3戦の決勝は明日午後2時30分より、62周で行われる。

Formula Nippon

FN第3戦もてぎ予選2回目結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2006/05/27) Qualfying Session #2 Weather:Rainy Course:Wet
2006 Fomula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PosNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'45.695--163.54
231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'45.7480.0530.053163.45
333ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'46.1630.4680.415162.82
47片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'46.5800.8850.417162.18
555金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'47.8782.1831.298160.23
68高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'48.0612.3660.183159.96
71本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'48.3142.6190.253159.58
820松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'48.5502.8550.236159.24
94柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'49.2083.5130.658158.28
1036アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'49.6653.9700.457157.62
1111立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'49.9594.2640.294157.19
123山本 左近KONDOTOYOTA RV8J1'50.9085.2130.949155.85
1334横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'51.1195.4240.211155.55
145道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'51.1335.4380.014155.53
1532武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'51.7326.0370.599154.70
1641平中 克幸DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'51.9766.2810.244154.36
1756小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'51.9866.2910.010154.35
1840ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'52.2656.5700.279153.97
192星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'52.2736.5780.008153.95
2027密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E1'52.3596.6640.086153.84
216折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'53.0847.3890.725152.85
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'53.0947.3990.010152.84
2237土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J2'11.55425.85918.460131.39
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.192

Japanese F3

全日本F3第6戦もてぎ決勝 大荒れのウェットレースをストレイトが制す

全日本F3選手権第5戦の決勝は、上位陣が次々と濡れた路面に足元を掬われる中、#4ロベルト・ストレイト(インギングF306)が着実に14周を走りきって今季2勝目を挙げた。

060527_04a 決勝に先立って15分間のフリー走行セッションが設けられたため、当初の予定から大幅に遅れて午後2時40分にフォーメーションラップ開始。

ウォームアップランが始まってすぐに降り出した雨は瞬く間に路面を濡らし、コースは完全なウェットコンディションになった。
そこでドライバー全員がレインタイヤを履いてスタートすることとなったが、スタート進行の途中で雨は止んでしまった。

ポールシッターの塚越はスタートで出遅れて4位に後退し、スーティルと大嶋の二人が3コーナーまで並走状態でトップを争うが、大嶋は4コーナー立ち上がりで大きくはらみ、その間にストレイトと塚越が割ってはいる。
1周目を終えての順位はトップスーティル、2位ストレイト、3位塚越の順。

ところが2周目の1コーナーでスーティルが痛恨のコースアウト。
これでストレイトがトップに立った。

後方ではスリーボンドの二人、カルボーンとアスマーがジャンプアップ。嵯峨を次々と攻略して5-6番手に上がってきた。
しかしカルボーンは最終コーナー立ち上がりで姿勢を乱し、アスマーと大嶋、安岡らに抜かれて8位に後退。

3周目、こんどは塚越がスローダウン、4番手に後退してしまう。
これでトップにストレイト、2位にリードと、インギング勢が1-2体制を築いた。

塚越は4周目の3コーナーでスーティルを抜き返して一旦は3位に上がったものの、同じ周の90度コーナーでコースアウト、順位を一気に7番手まで落としてしまう。
さらに塚越は6周目の5コーナー侵入でも姿勢を乱して、コースを飛び出し、安岡に抜かれて8番手に後退と、ミスを連発して順位を落としてしまう。それでもラップタイムはトップ2と同レベルの2分1秒台を連発、10周目のヘアピンで安岡を抜き返して7位でレースを終えた。

トップ2台はその後もベストタイムを更新しながら14周を走りきり、後続につけ入る隙を全く与えないままチェッカーを受けた。
これでストレイトは鈴鹿で行われた第3戦に続いて今季2勝目。リードも今季2回目の表彰台に上ることとなった。
3番手には2周目のコースアウトが惜しまれるエイドリアン・スーティル。「明日はできればドライで走りたい」と言うが、明日の予報も雨模様だ。

第6戦決勝は明日午前10時55分より、20周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

F3第5戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2006/05/27) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 5 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
14ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE1428'25.547
23ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE148.470
31エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1423.916
414マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1429.856
536大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1431.187
675池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1435.296
710塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1436.734
837安岡 秀徒TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1444.636
962嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE1450.520
1033石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE141'07.775
1174岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE141'11.581
1212ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE141'15.582
132伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C141'21.318
-------- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 --------
-50磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE113 Laps
  • Fastest Lap: No.4 ロベルト・ストレイト(INGING F306) 2'00.163 14/14 143.85km/h

Formula Nippon

FN第3戦もてぎ公式予選1回目 小暮が土壇場で逆転、暫定ポールを獲得する

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の公式予選1回目が5月27日、ツインリンクもてぎで行われ、#56小暮卓史(ARTA)が予選終了間際に1分35秒971を叩き出して暫定ポールを獲得した。

060527_03a_1 F3の公式予選が終了した辺りから、とうとう雨が降りはじめた。
路面コンディションがウェットに変わりつつあるなか、午前11時から1回目の公式予選が開始された。

タイムを出せるうちに出しておこうという目論見か、全車がスリックタイヤでコースインするが、既に東コースでは激しい水しぶきが上がっており、とてもアタックできる状況にはなかった。
山本左近だけは1度目のアタックを試みるが、他のドライバーは堪らずピットへ駆け込み、レインタイヤに履き替えて出て行くこととなった。
山本もすぐにアタックを諦め、1周遅れてレインに履き替えた。

この難しいコンディションの中、ウェットの得意なブノワ・トレルイエがまずはトップに立つ。タイムは1分53秒795だ。
続いて小暮卓史が最終コーナーで激しいテールスライドをねじ伏せながらも2番手タイムをたたき出してきた。

残り30分を切ったところで雨が小降りになり、各車の巻き上げる水しぶきが次第に少なくなってきた。
ここで本山哲が2番手に上がってくるが、小暮もすかさずタイムを更新して再び2番手を取り返す。本山は再度アタックを試みるが惜しくもコースアウト、スロー走行でピットに戻っていく。

コースは次第に乾き始め、大幅にタイムアップするドライバーが相次ぐ。
まずは残り時間25分あまりとなったところで柳田真孝が1分53秒278でトップに立った。
続いてロニ・クインタレッリが1分53秒646で2番手に上がってきた。
その1分後、立川祐路が53秒192でトップに立つ。
トレルイエも52秒045を出してトップを奪い返した。
クインタレッリも52秒台に入り、2番手につけてきた。

しかし残り20分のところでロイック・デュバルが4コーナーでストップしたため、赤旗が提示され、予選は中断されることとなった。
デュバルは昨日の合同テストでもエンジントラブルに見舞われている。

デュバルの改修はすぐに終了し、11時30分、予選が再開された。
中断の間にコースコンディションが回復したため、殆どのドライバーがスリックに履き替えてコースに出て行く。
最初レインで走り始めた小暮やビルドハイムらも、すぐにスリックに履き替えてコースへ戻っていく。

各ドライバーとも凄まじい勢いでタイムを削っていき、めまぐるしくトップが入れ替わる。

しかし残り14分を切ったところで折目遼がヘアピン立ち上がりで東コースのピットウォールに突っ込んで停止したため、再び赤旗中断となってしまった。

この時点でのトップは1分40秒678を出した金石年弘。以下、トレルイエ、松田次生、クインタレッリ、柳田、高木と続いている。

11時40分、予選再開。
中断前トップだった金石はガレージで待機しているが、この間に平中克幸が1分39秒971を出し、トップが入れ替わった。
2番手には武藤英紀が40秒172で続いている。
これを見た金石もエンジン始動。コースに出て行く。

平中は38秒333までタイムを縮めてきた。
それを立川が37秒785で上回る。

残り6分を切ったところで本山が1分36秒119と大幅にタイムアップしてトップに。
山本も2番手に上がってきた。
セッション序盤トップ争いを繰り広げていたトレルイエは終了2分前でストップしてしまい、最終的な順位はなんと20番手にまで後退した。

本山は終了間際に1分35秒980までタイムを縮るが、最後の最後に小暮卓史が35秒971を叩き出し、暫定ポールを奪い取った。
本山との差は僅か1000分の9秒だ。

公式予選2回目は今日午後3時より45分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO, Photo:Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN第3戦もてぎ予選1回目結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2006/05/27) Qualfying Session #1 Weather:Rainy Course:Semi-Wet
2006 Fomula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'35.971--180.11
21本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'35.9800.0090.009180.09
33山本 左近KONDOTOYOTA RV8J1'35.9850.0140.005180.08
455金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'36.1580.1870.173179.76
540ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'36.1610.1900.003179.75
633ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'36.2000.2290.039179.68
77片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'36.2430.2720.043179.60
811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'36.3540.3830.111179.39
94柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'36.3810.4100.027179.34
1041平中 克幸DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'36.4680.4970.087179.18
1137土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'36.5170.5460.049179.09
1220松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'36.5860.6150.069178.96
1332武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'36.6970.7260.111178.75
145道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'37.0161.0450.319178.17
158高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'37.3251.3540.309177.60
1636アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'37.3561.3850.031177.54
1734横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'37.4471.4760.091177.38
182星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'37.4991.5280.052177.28
1927密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E1'38.5042.5331.005175.47
2019ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'41.0415.0702.537171.07
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'42.6896.7181.648168.32
216折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'49.68313.7126.994157.59
2231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'55.47719.5065.794149.68
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.192
  • 3コーナー付近における停止車両回収のため、11時32分32秒から5分28秒間、及びヘアピンコーナー出口付近における停止車両回収のため、11時36分34秒から6分26秒間赤旗中断とした。
  • ペナルティ: No.40 2006年ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第38条~2)違反により、訓戒及び罰金3万円を課す。

Japanese F3

F3第6戦もてぎ予選結果

全日本F3 -RIJ- (2006/05/27) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'45.880--163.25
210塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1'46.0650.1850.185162.97
336大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'46.0670.1870.002162.96
412ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE1'46.2980.4180.231162.61
537安岡 秀徒TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'46.3780.4980.080162.49
62伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1'46.5710.6910.193162.19
74ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE1'46.5860.7060.015162.17
83ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE1'46.6050.7250.019162.14
933石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE1'46.6320.7520.027162.10
1014マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1'46.9011.0210.269161.69
1175池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1'47.2461.3660.345161.17
1262嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE1'47.6801.8000.434160.52
1374岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE1'48.0662.1860.386159.95
1450磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE1'48.5652.6850.499159.21
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'56.60410.7248.039148.24

Japanese F3

F3第5戦もてぎ予選結果

全日本F3 -RIJ- (2006/05/27) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 5 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
110塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1'46.006--163.06
236大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'46.4460.4400.440162.38
31エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'46.5700.5640.124162.19
44ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE1'46.6150.6090.045162.13
53ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE1'46.7160.7100.101161.97
612ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE1'46.7420.7360.026161.93
72伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1'46.7540.7480.012161.91
833石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE1'46.8540.8480.100161.76
937安岡 秀徒TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'46.8950.8890.041161.70
1014マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1'47.0050.9990.110161.53
1162嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE1'47.5251.5190.520160.75
1275池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1'47.7111.7050.186160.48
1374岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE1'48.2162.2100.505159.73
1450磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE1'49.0733.0670.857158.47
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'56.97410.9687.901147.77

Japanese F3

全日本F3第5、6戦もてぎ公式予選 第5戦は塚越、第6戦はスーティルがPP獲得!

全日本F3選手権第5戦、第6戦の公式予選が5月27日、ツインリンクもてぎで行われた。
第5戦は#10塚越広大(Honda無限F107)が1分46秒006のコースレコードを樹立してポールポジションを獲得したが、第6戦では#1エイドリアン・スーティル(DHGトムスF305)が塚越のタイムを更に上回る1分45秒880でポールポジションをもぎとった。

060527_01a 朝から時折小雨の落ちてくる公式予選日のツイリンクもてぎ。
厚い雲に覆われる中、午前10時5分、第5戦の公式予選が開始された。
コースは今のところドライ。各車スリックタイヤでの走行となった。

合同練習から好調な塚越広大が開始早々からタイミングモニターの最上段に陣取る。
ここまで今ひとつ噛み合わず、結果の出ていない塚越だったが、出身地に近いここもてぎでは持ち前の速さを存分に見せつけている。
塚越は走るたびにタイムを更新していき、残り時間3分を切ったところで遂に1分46秒252を叩き出した。これは昨年J.P.オリベイラが樹立したコースレコードを上回るものだ。
更に塚越は1分46秒006までタイムを縮め、堂々のポールポジション獲得で予選を終えた。

2番手には大嶋和也がつけたが、タイムは1分46秒446と塚越にはコンマ44秒もの差をつけられた。
3番手は大嶋のチームメイト、エイドリアン・スーティルが46秒570で続く。
以下、ロベルト・ストレイト、ジョニー・リード、ファビオ・カルボーンと続き、前戦鈴鹿で涙の初優勝を達成した伊沢拓也は7番手だった。

060527_02a 10分間のインターバルの後、第6戦の公式予選が始まった。
相変わらずいつ雨が降ってきてもおかしくない天候のせいもあり、各車一斉にコースイン、早めのタイムアタックに取り掛かる。
ここではまずエイドリアン・スーティルが2回目のアタックで1分46秒221を記録してトップに立つ。
塚越は46秒450と2番手につけている。

さらにスーティルは次のアタックで1分45秒998を叩き出し、つい先ほど塚越が樹立したコースレコードを早くも上回ると、1週おいた次のアタックでは45秒958、45秒880と更にタイムを短縮してみせた。

一方の塚越は思うようにタイムが上がらず、一時は大嶋やカルボーンの先行をも許す苦しい展開となった。
それでも残り2分を切ったところで46秒065までタイムを縮め、予選2番手を奪い返してフロントロースタートを確保した。
3番手は大嶋和也。以下、ファビオ・カルボーン、安岡秀徒、伊沢拓也、ロベルト・ストレイトと続いて第6戦の予選は終了した。

F3第5戦の決勝は今日午後2時15分から14周で、第6戦決勝は明日午前10時55分より20周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO, Photo:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿 SUBARU MOTORSPORTS EXPRESS

スーパー耐久シリーズ2006 第2戦
「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」
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■開催月日:2006年5月20日-21日
■開催場所:鈴鹿サーキット
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◇FUJITSUBO hpi IMPREZA が2位表彰台に 新井敏弘は決勝レースに出走ならず

 スーパー耐久シリーズ2006第2戦は、5月20~21日、三重県の鈴鹿サーキットで開催され、#2インプレッサがクラス2位で表彰台を獲得。前回3位表彰台の#22インプレッサはトラブルに見舞われながらもクラス8位で完走を果たした。TOSHI ARAIこと新井敏弘が加わった#123インプレッサは不幸なアクシデントに遭い新井が乗る前にリタ イアを喫しファンをがっかりさせた。

 20日の予選日、グリッド予選のクラス1/2/Sの専有走行枠で#22インプレッサの清水がクラス6位、#123インプレッサの峰尾がクラス8位のポジションを得た。そして全車走行枠では#2インプレッサの吉田が中盤にアタックをかけてクラス2位(総合8位)につけた。またクラス3/4の専有走行枠で、#22インプレッサが再アタックをかけ、タイムを1秒近く縮めてクラス5位(総合13位)にポジションを上げた。思うようにタイムが上がらない#123インプレッサはクラス10位(総合27位)にポジションを下げる結果となった。

 決勝日は朝から五月晴れとなった。13時35分、82周の決勝レースがスタート。#2インプレッサは小泉、#22インプレッサは清水、#123インプレッサは峰尾がスタートドライバーを務めた。スタート直後から#2インプレッサはペースが上がらず、10周目にはクラス8位までポジションダウン。逆にクラス4位にポジションを上げた#22インプレッサの清水は、クールスーツが壊れたこともあり、19周目にクラス5位へダウン。いっぽう#123インプレッサは23周目に 逆転してクラス8位にポジションを上げた。

 33周目、#123インプレッサの峰尾が#22インプレッサの池田をかわしてクラス5位へ。直後、34周目の最終コーナーで#22インプレッサの右フロントドライブシャフトのブーツが抜け池田はたまらずスローダウン。ガレージへ入れられドライブシャフトの交換を行った。

 #123インプレッサの峰尾は、38周目にクラス3位までポジションを上げた。ところが39周目の1コーナーで#123インプレッサの目の前でバックマーカーがハーフスピン。峰尾は不運にもこれを避けることができず、右フロントを大破。スローダウンしてピットインを余儀なくされた。さらにフロント部の冷却系が壊れているため、チームはリタイアを決断。新井が乗ることなく戦列から離脱することになった。

 #22インプレッサはメカニックの懸命な作業で10数分でコースへ復帰。ほぼ最後尾ではあったが、池田が最後まで走りきりクラス8位でゴールした。#123インプレッサのアクシデントでクラス4位に浮上した#2インプレッサは、40周目には3位と表彰台圏内に浮上。51周目には2回目のピットインをし、全車のルーティーンが済むとポジションはクラス2位となり、その位置を守ってチェッカーを受けた。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

スーパー耐久シリーズ2006 第2戦
「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年5月20日-21日
■開催場所:鈴鹿サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■「トータルスポーツings Z」、3連勝ならず2位
スポット参戦の「ハウスコンサルタントADVAN Z」が4位

 20日公式予選。予選に出走したのは41台(クラス1は9台、クラス3は12台)。明け方まで降った雨は上がり、各車両が走行を重ねるごとにコースは乾いていった。午後のグリッド予選は風は強いものの晴天で完全ドライコンディションとなり、#3 Zの影山がクラス1の5位につけた。クラス3では、#23 Zの山田がNA車最上位となる3位、#33 Zの大井が5位、#19 Zの小林が8位、#9 Zの塩渕が9位につけた。

 21日13時35分、300マイル(約480km)82周の決勝レースがスタート。スタートドライバーは#3 Zが影山、#23 Zが山田、#33 Zが大井、#19 Zが斉藤、#9 Zが塩渕。
 クラス3では、#23 Zの山田が好スタートを決めて2周目に2位、7周目の200Rでトップを奪った。しかし20周目からところどころでスロー走行を始めて21周目に緊急ピットイン。原因は燃料ポンプの電気系の接続。これにより大きくポジションを落とすことになった。

 #33 Z大井は6周目に3位にポジションを上げたが、12周目の2コーナーでバックマーカーに追突、スピンをさせてしまい左フロントのカウルを破損。28周目にクラストップの#15 RX-7がルーティーンのピットインをしたことからトップに躍り出た。35周で最初のルーティーンピットインを行い、クラス2位でコースへ復帰した。
 トップを走行する#83 NSXに追いついた大井は45周目に逆転してトップを奪回。そして50周目に2回目のピットインを行い、幸内に交代した。幸内は4位でコースイン。上位の車両が2回目のピットインを済ませるとクラス2位に浮上した。59周を終了してクラス3のトップは#15 RX-7、2位に#33 Zの幸内、さらに4秒遅れて3位が#83 NSX。
 しかし73周目のデグナーで幸内はオイルに乗ってハーフスピン。これでトップとの差は18秒となり、3位との差はわずかに1秒。その後何度も仕掛けた#83 NSXだったが、最後まで#33 Zが抑えて0.188秒差で逃げ切り2位でチェッカーを受けた。

 #9 Zは表彰台こそ逃しはしたが大健闘の4位ゴールとなった。#19 Zは42周で2回目のピットインを行い小林が5位までポジションを上げた。しかし、終盤にデグナーでオイルに乗って飛び出し、左リアタイヤがバースト。チェッカー直前にピットインしてタイヤを交換し7位でゴールした。また、修復なった#23Zは谷口が後半の45周を走行し10位でゴール。貴重な1ポイントを加算した。

 また、クラス1の#3 Zは影山が5位とポジションをひとつ上げ、最初のルーティーンピット直前には2位まで浮上。35周目に青木に交代した。しかし40周目の1コーナーでコースアウトを喫し、このときに右リアタイヤがスローパンクチャーとなったのか、42周で再びピットインしてタイヤを交換。このまま最後までドライブして6位でゴールとなった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿決勝 ARTAが開幕2連勝!

2006スーパー耐久シリーズ第2戦、スーパー耐久鈴鹿300マイルの決勝が快晴の鈴鹿サーキットで行われ、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が3位以下を全て周回遅れにする圧倒的な速さで開幕2連勝を飾った。
(観客動員数:14,500人)

0521_start_race_s

第2戦の決勝を迎えた鈴鹿サーキット上空は見事に晴れわたり、スタートの時点で気温は27℃、路面温度は37℃に達し、更に上がりそうな気配を見せている。
午後1時30分、82周の長い戦いが始まった。

ポールの#1ARTA GT3がトップを守って1コーナーへ。スタートドライバーの田中哲也は一気に後続を突き放しにかかる。
その後ろでは7番手スタートの#45Pixy Specsポルシェの羽根幸浩が5位に浮上。さらに3周目には#24Pixy ADVANポルシェをも抜き去って4位に上がってきた。
更にその後方では、オープニングラップのシケインでいきなり#30RSオガワランサーと#913BOMEXコルベットが接触、両者足回りを破損して戦線離脱を余儀なくされた。

トップが15周を消化した時点で路面温度は39℃に達した。
トップは#1ARTA田中のままだが、2番手には#28SEICO GT3の佐々木孝太が上がってきた。

24周目、総合トップのARTAはピットイン。ドライバー交代なしで給油を済ませてピットアウト、#3エンドレスZの後ろ、5番手でコースに復帰。

ここから上位陣が相次いでピットストップを行い、35周まで引っ張った#3エンドレスZが影山正美から青木孝行に交代したところで、再びARTAがトップに返り咲いた。

46周目、#45Pixy Specsポルシェを駆る伊藤真一が#8ニコカットGT3の清水康弘を逆バンクで捉え、3位に上がる。

50周を消化したところで路面温度は遂に40℃を超えた。

ARTAは52周終わりで2度目のピットイン。ここで新田守男に交代してチェッカーを目指す。
これで暫定トップは再び#28SEICOポルシェとなったが、新田は28号車のルーティンストップを待たずに54周目のバックストレッチで抜き去り、トップを奪い返した。

0521_porsche_race_s

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結局ARTAは2位の28号車に2分近い大差をつけてチェッカーを受け、開幕戦の仙台に続いて2連勝を達成した。
3位には#8ニコカットGT3。#45PixyGT3は73周目のデグナーで羽根幸浩がオイルに乗って痛恨のコースアウトを喫し、惜しくも表彰台を逃した。

ST2クラスは#11オーリンズランサーが順調にトップを快走。ピットストップ以外では一度もトップの座を譲ることなく圧倒的な速さで後続を突き放し、こちらも今季2勝目を挙げた。

PCWRCチャンピオン、新井敏弘の参戦で注目の#123エンドレスアライGDBはスタートドライバーの峰尾恭輔が着実に順位を上げ、一時はクラス4位まで上り詰めるが、39周目の2コーナーで#32グループMポルシェと接触、右フロントを大破してレースを終え、結局新井にドライブの機会は回ってこなかった。

今回最も白熱したバトルが展開されたのがST3クラスだ。
レース序盤は予選トップの#15岡部自動車RX-7古谷直広と#23C-WESTアドバンZ山田英二の間で熾烈なドッグファイトが繰り広げられ、一時は山田がトップに立つが、C-WESTは21周目に燃料系のトラブルに見舞われて大きく後退してしまう。

これで15号車が再びトップに立つが、最初のルーティンストップでエンジンの再始動に手間取り、コース復帰してしばらくはペースも上がらなかったために、この間に速めにピットストップを済ませた#83BPアドバンNSXと、10秒ペナルティを課せられたにもかかわらずハイペースで飛ばしていく#33トータルスポーツingsZの先行を許してしまう。

83号車と33号車は延々10周以上もの接近戦を繰り広げ、44周目のスプーンで#83小林正吾をねじ伏せた#33大井貴之が一時はトップに立つ。

しかしこの時点で3位に落ちていた15号車のRX-7は2回目のルーティンストップでタイヤ交換を行わず、僅か34秒の停止時間でコースに復帰してトップを奪い返し、そのままチェッカーまで逃げ切って今季初優勝をもぎ取った。

2位には33号車のZ。大井からバトンタッチされた幸内秀憲が83号車NSXを駆る余郷敦とファイナルラップまで激しく争い、これをギリギリで退けてチェッカーを受けた。

ST4クラスは、スタートからトップを快走していた#999P.MU Racing MACAU YH インテグラ(山野直也/ヘンリー・ホー組)を最後の最後に#73ロイヤルハウスベルノ静岡DC5(前嶋秀司/山本すばる/花岡隆弘組)が追い詰めたが、わずかに届かなかった。

STSクラスは、#99J'S RACING F&M S2000が13周目の2コーナーでクラッシュ。残った#69J'S RACING NSC S2000(梅本淳一/植田正幸組)もトラブルに見舞われるが、懸命に修復作業でかろうじてチェッカーを受けることができた。

TEXT:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿決勝結果

スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/21) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsPCar/TypeDriverTireLapTime/Bihind
11ST11ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI823:10'13.555
228ST12SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI821'51.360
38ST13ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH811Lap 
445ST14Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
羽根 幸浩
福田川 優
伊藤 真一
MI811Lap 
524ST15Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH802Laps
63ST16エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH802Laps
711ST21オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーエボルーション
中谷 明彦
木下 隆之
YH802Laps
82ST22FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ
吉田 寿博
小泉 和寛
DL793Laps
913ST23シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーエボルーション
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH793Laps
1015ST31岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
RX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH793Laps
11*33ST32トータルスポーツ ingsz
日産フェアレディ Z33
幸内 秀憲
大井 貴之
YH793Laps
1283ST33BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
小林 正吾
余郷 敦
YH793Laps
139ST34ハウスコンサルタント ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
池之平 昌信
YH784Laps
1414ST35岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
RX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH784Laps
1526ST24エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーエボルーション
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH784Laps
1639ST36TRACY SPORTS NSX
ホンダNSX/NA2
梅川 真明
嶋村 馨
長野 賢也
YH775Laps
1719ST37バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH775Laps
1832ST17GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
武井 義隆
飯島 寛也
YH775Laps
19999ST41P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH775Laps
2073ST42ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH775Laps
21*56ST25ラリーアートPIT京都DLランサー
三菱ランサーエボルーション
松本 達哉
野田 勝義
DL766Laps
2287ST43RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH757Laps
2343ST38ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH748Laps
2418ST44コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH748Laps
2520ST26RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーエボルーション
小川 日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH748Laps
2677ST45BRIDGE-WAKO'S インテグラ
ホンダインテグラ /DC5
木村 聡
見並 秀文
内田 俊樹
YH739Laps
2769STS1J'S RACING NSC S2000
ホンダ S2000
梅本 淳一
植田 正幸
YH739Laps
2898ST46KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH7210Laps
2916ST39H!NT.7
RX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH7111Laps
305ST27ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーエボルーション
島田 和樹
高橋 毅
田口 弘
KH7111Laps
3122ST28PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GH-GDB
池田 昌弘
清水 和夫
DL7012Laps
3217ST18キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL6913Laps
3323ST310C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH6814Laps
---- 以上完走 ----
-7ST3-MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
RX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH7210Laps
-123ST2-エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH3943Laps
-27ST3-FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
白木 洋平
YH3052Laps
-6ST2- 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーエボルーション
冨桝 朋広
関 豊
DL2953Laps
-99STS-J'S RACING F&M S2000
ホンダ S2000
楠本 義晴
水野 琢
小川 範久
YH1171Laps
-54ST2-KONG's アンクルランサー
三菱ランサーエボルーション
山内 伸弥
浅見 武
岩倉 弘明
YH874Laps
-30ST2-RSオガワ★eeiA★ランサー
三菱ランサーエボルーション
赤鮫 オヤジ
堀田 誠
杉本 龍生
YH181Laps
-913ST1-BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH181Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 ARTA DENAG GT3 2'13.894 (2/82) 156.13km/h
  • 規定周回数: ST1:57Laps / ST2: 56Laps / ST3: 55Laps / ST4:53Laps / STS:51Laps
  • ペナルティNo.33 ペナルティストップ10秒: スーパー耐久シリーズ2006特別規則書第45条~1)②(危険なドライブ行為)
  • ペナルティNo.56 ペナルティストップ30秒: スーパー耐久シリーズ2006シリーズ規則書第14条(9)(ピット作業違反)

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿フリー走行結果

スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/21) Free-Practice Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoClsPCar/TypeDriverTireTimeDelayGapkm/h
11ST11ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI2'12.497--157.78
28ST12ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH2'13.8251.3281.328156.21
328ST13SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI2'15.4022.9051.577154.39
445ST14Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
羽根 幸浩
福田川 優
伊藤 真一
MI2'16.4593.9621.057153.20
511ST21オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーエボルーション
中谷 明彦
木下 隆之
YH2'17.5175.0201.058152.02
624ST15Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH2'17.7985.3010.281151.71
717ST16キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL2'18.0635.5660.265151.42
86ST22 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーエボルーション
冨桝 朋広
関 豊
DL2'18.3435.8460.280151.11
93ST17エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH2'18.7976.3000.454150.62
1033ST31トータルスポーツ ingsz
日産フェアレディ Z33
幸内 秀憲
大井 貴之
YH2'18.9956.4980.198150.40
1156ST23ラリーアートPIT京都DLランサー
三菱ランサーエボルーション
松本 達哉
野田 勝義
DL2'19.1316.6340.136150.26
12913ST18BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH2'19.3006.8030.169150.07
1313ST24シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーエボルーション
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH2'19.3656.8680.065150.00
1423ST32C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH2'19.5107.0130.145149.85
1532ST19GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
武井 義隆
飯島 寛也
YH2'19.6627.1650.152149.68
1620ST25RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーエボルーション
小川 日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH2'19.9257.4280.263149.40
1719ST33バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH2'20.9418.4441.016148.33
182ST26FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ
吉田 寿博
小泉 和寛
DL2'21.1708.6730.229148.09
1983ST34BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
小林 正吾
余郷 敦
YH2'21.1768.6790.006148.08
209ST35ハウスコンサルタント ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
池之平 昌信
YH2'21.2308.7330.054148.02
2115ST36岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
RX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH2'21.2548.7570.024148.00
22123ST27エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH2'21.5389.0410.284147.70
2326ST28エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーエボルーション
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH2'21.5929.0950.054147.64
2454ST29KONG's アンクルランサー
三菱ランサーエボルーション
山内 伸弥
浅見 武
岩倉 弘明
YH2'21.8909.3930.298147.33
2527ST37FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
白木 洋平
YH2'21.9609.4630.070147.26
2614ST38岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
RX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH2'22.0789.5810.118147.14
2730ST210RSオガワ★eeiA★ランサー
三菱ランサーエボルーション
赤鮫 オヤジ
堀田 誠
杉本 龍生
YH2'22.3159.8180.237146.89
2839ST39TRACY SPORTS NSX
ホンダNSX/NA2
梅川 真明
嶋村 馨
長野 賢也
YH2'23.04110.5440.726146.15
2922ST211PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GH-GDB
池田 昌弘
清水 和夫
DL2'23.24510.7480.204145.94
307ST310MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
RX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH2'24.04011.5430.795145.13
31999ST41P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH2'24.68312.1860.643144.49
3243ST311ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH2'24.75612.2590.073144.42
3373ST42ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH2'24.91512.4180.159144.26
345ST212ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーエボルーション
島田 和樹
高橋 毅
田口 弘
KH2'25.57913.0820.664143.60
3569STS1J'S RACING NSC S2000
ホンダ S2000
梅本 淳一
植田 正幸
YH2'27.30214.8051.723141.92
3618ST43コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH2'27.41614.9190.114141.81
3798ST44KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH2'27.47514.9780.059141.75
3887ST45RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH2'28.59816.1011.123140.68
3977ST46BRIDGE-WAKO'S インテグラ
ホンダインテグラ /DC5
木村 聡
見並 秀文
内田 俊樹
YH2'29.69617.1991.098139.65
4099STS2J'S RACING F&M S2000
ホンダ S2000
楠本 義晴
水野 琢
小川 範久
YH2'32.41419.9172.718137.16
4116ST312H!NT.7
RX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH2'32.99820.5010.584136.64

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿フリー走行 ここでもARTAがトップ

0521_arta_free_s

0521_eve_free_s

0521_z_free_s

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2006スーパー耐久第2戦、スーパー耐久鈴鹿300マイルの決勝前フリー走行は、予選日とは打って変わって爽やかな晴天の下で行われ、ポールポジションの#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)がここでもトップタイムを記録した。

例年雨が展開を左右する鈴鹿ラウンド。今年も時折降ってくる雨の合間を縫って予選は行われたが、決勝は絶好のコンディションの下でレースが行われそうだ。

午前8時に30分間のフリー走行が開始された。
全車一斉にコースへ飛び出していくが、#32GruppeMポルシェが走行開始直後にボンネットが開いてしまうトラブルに見舞われてピットへ。修復はすぐに終わって走行を再開した。

開幕戦優勝車で2戦連続ポールの#1ARTA GT3がここでもセッション序盤から総合トップを快走している。
ST2もクラストップの#11オーリンズランサーが快調だ。2番手#6梁山泊、#56ラリーアート京都とランサーが1-2-3を決めている。
ST3は#33トータルスポーツZがトップ。2番手も#23C-WESTがつけ、ここではZが1-2体制を形成。予選で好調だったRX-7勢に対し、決勝での巻き返しが期待できそうだ。
ST4、STSも予選クラストップの#999P.MUレーシングインテグラ、#69J'SレーシングS2000がフリー走行でもトップタイムを出している。

決勝レースは午後1時30分より、82周で行われる。

TEXT :  Kazuhisa  SUEHIRO / Photo: FMOTOR

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿グリッド予選結果

スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/20) Grid Qualify Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoClsPCar/TypeDriverTireTimeDelayGapkm/h
11ST11ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI2'11.385--159.11
28ST12ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH2'12.5501.1651.165157.72
328ST13SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI2'12.6321.2470.082157.62
424ST14Pixcy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH2'13.8412.4561.209156.19
511ST21オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーエボルーション
中谷 明彦
木下 隆之
YHR2'14.1592.7740.318155.82
63ST15エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH2'14.6063.2210.447155.31
745ST16Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
羽根 幸浩
福田川 優
伊藤 真一
MI2'14.7083.3230.102155.19
82ST22FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ
吉田 寿博
小泉 和寛
DL2'15.7564.3711.048153.99
956ST23ラリーアートPIT京都DLランサー
三菱ランサーエボルーション
松本 達哉
野田 勝義
DL2'16.0554.6700.299153.65
10913ST17BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH2'16.6155.2300.560153.02
116ST24 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーエボルーション
冨桝 朋広
関 豊
DL2'16.6915.3060.076152.94
1215ST31岡部自動車 アドバンRX-7
RX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH2'16.8405.4550.149152.77
1322ST25PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GH-GDB
池田 昌弘
清水 和夫
DL2'17.1605.7750.320152.41
1426ST26エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーエボルーション
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH2'17.2225.8370.062152.35
157ST32MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
RX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH2'17.2775.8920.055152.28
1613ST27シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーエボルーション
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH2'17.3365.9510.059152.22
1723ST33C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH2'17.4746.0890.138152.07
1839ST34TRACY SPORTS NSX
ホンダNSX/NA2
梅川 真明
嶋村 馨
長野 賢也
YH2'17.6846.2990.210151.83
1933ST35トータルスポーツ ingsz
日産フェアレディ Z33
幸内 秀憲
大井 貴之
YH2'17.7456.3600.061151.77
2014ST36岡部自動車ディクセルRX-7
RX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH2'17.8226.4370.077151.68
2127ST37FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
白木 洋平
YH2'17.9836.5980.161151.51
2220ST28RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーエボルーション
小川 日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH2'17.9946.6090.011151.49
2319ST38バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH2'18.2256.8400.231151.24
249ST39ハウスコンサルタント ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
池之平 昌信
YH2'18.9697.5840.744150.43
2532ST18GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
武井 義隆
飯島 寛也
YH2'19.1047.7190.135150.28
2630ST29RSオガワ★eeiA★ランサー
三菱ランサーエボルーション
赤鮫 オヤジ
堀田 誠
杉本 龍生
YH2'19.6248.2390.520149.72
27123ST210エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH2'19.7768.3910.152149.56
2883ST310BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
小林 正吾
余郷 敦
YH2'19.9058.5200.129149.42
29999ST41P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH2'23.44212.0573.537145.74
305ST211ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーエボルーション
島田 和樹
高橋 毅
田口 弘
KH2'23.58412.1990.142145.60
3169STS1J'S RACING NSC S2000
ホンダ S2000
梅本 淳一
植田 正幸
YHR2'23.72912.3440.145145.45
3218ST42コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH2'24.13412.7490.405145.04
3387ST43RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH2'24.30512.9200.171144.87
3473ST44ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH2'24.37712.9920.072144.80
3598ST45KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH2'25.57814.1931.201143.60
3616ST311H!NT.7
RX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH2'25.64014.2550.062143.54
3743ST312ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH2'25.83914.4540.199143.34
3877ST46BRIDGE-WAKO'S インテグラ
ホンダインテグラ /DC5
木村 聡
見並 秀文
内田 俊樹
YH2'26.66715.2820.828142.54
3999STS2J'S RACING F&M S2000
ホンダ S2000
楠本 義晴
水野 琢
小川 範久
YH2'30.22618.8413.559139.16
  • 'R'マークのクルマは従来のコースレコードを更新しました。
    • 従来のコースレコード: ST2 2'14.900 / STS 2'28.983

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿ドライバーズ予選結果

スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/20) Drivers' Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoClsPCar/TypeDriverTireTimeDelayGapkm/h
18ST11ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH2'13.106--157.06
228ST12SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI2'14.1381.0321.032155.85
31ST13ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI2'15.2442.1381.106154.57
424ST14Pixcy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH2'16.4703.3641.226153.19
545ST15Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
羽根 幸浩
福田川 優
伊藤 真一
MI2'17.0563.9500.586152.53
611ST21オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーエボルーション
中谷 明彦
木下 隆之
YH2'17.6854.5790.629151.83
72ST22FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ
吉田 寿博
小泉 和寛
DL2'17.7494.6430.064151.76
83ST16エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH2'17.8824.7760.133151.62
920ST23RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーエボルーション
小川 日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH2'18.8695.7630.987150.54
1013ST24シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーエボルーション
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH2'18.8865.7800.017150.52
1133ST31トータルスポーツ ingsz
日産フェアレディ Z33
幸内 秀憲
大井 貴之
YH2'19.2786.1720.392150.10
126ST25 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーエボルーション
冨桝 朋広
関 豊
DL2'19.3046.1980.026150.07
1356ST26ラリーアートPIT京都DLランサー
三菱ランサーエボルーション
松本 達哉
野田 勝義
DL2'19.4326.3260.128149.93
14913ST17BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH2'19.5696.4630.137149.78
1522ST27PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GH-GDB
池田 昌弘
清水 和夫
DL2'19.6356.5290.066149.71
1623ST32C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH2'19.6926.5860.057149.65
1730ST28RSオガワ★eeiA★ランサー
三菱ランサーエボルーション
赤鮫 オヤジ
堀田 誠
杉本 龍生
YH2'20.2187.1120.526149.09
1815ST33岡部自動車 アドバンRX-7
RX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH2'20.2657.1590.047149.04
1919ST34バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH2'20.3477.2410.082148.95
2026ST29エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーエボルーション
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH2'20.3757.2690.028148.92
2127ST35FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
白木 洋平
YH2'20.4577.3510.082148.84
2283ST36BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
小林 正吾
余郷 敦
YH2'20.6917.5850.234148.59
2332ST18GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
武井 義隆
飯島 寛也
YH2'21.2998.1930.608147.95
2416ST37H!NT.7
RX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH2'21.3988.2920.099147.85
259ST38ハウスコンサルタント ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
池之平 昌信
YH2'21.5718.4650.173147.67
267ST39MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
RX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH2'21.6308.5240.059147.60
27123ST210エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH2'21.7368.6300.106147.49
2839ST310TRACY SPORTS NSX
ホンダNSX/NA2
梅川 真明
嶋村 馨
長野 賢也
YH2'21.7818.6750.045147.45
2914ST311岡部自動車ディクセルRX-7
RX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH2'22.0458.9390.264147.17
30999ST41P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH2'25.53812.4323.493143.64
315ST211ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーエボルーション
島田 和樹
高橋 毅
田口 弘
KH2'26.03212.9260.494143.15
3273ST42ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH2'26.57813.4720.546142.62
3377ST43BRIDGE-WAKO'S インテグラ
ホンダインテグラ /DC5
木村 聡
見並 秀文
内田 俊樹
YH2'27.63714.5311.059141.60
3487ST44RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH2'28.74115.6351.104140.55
3569STS1J'S RACING NSC S2000
ホンダ S2000
梅本 淳一
植田 正幸
YH2'28.98315.8770.242140.32
3698ST45KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH2'29.84016.7340.857139.52
3743ST312ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH2'30.14017.0340.300139.24
3818ST46コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH2'32.24519.1392.105137.31
3999STS2J'S RACING F&M S2000
ホンダ S2000
楠本 義晴
水野 琢
小川 範久
YH2'36.76423.6584.519133.35
---- 以上予選通過 ----
-*54ST2-KONG's アンクルランサー
三菱ランサーエボルーション
山内 伸弥
浅見 武
岩倉 弘明
YH2'24.559---
-*17ST1-キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL3'25.168---
  • クラス別予選通過基準タイム (130%) 2'54.410
    • Class ST1 (110%) 2'27.578
    • Class ST2 (110%) 2'31.911
    • Class ST3 (110%) 2'33.719
    • Class ST4 (110%) 2'41.242
    • Class STS (110%) 2'47610
  • *印は一方のドライバー(または両方のドライバー)が予選基準タイム不足

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿グリッド予選 ARTA GT3がポール獲得

2006スーパー耐久第2戦、スーパー耐久鈴鹿300マイルのグリッド予選は、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が2分11秒385でポールポジションを獲得した。

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午後1時30分、第2戦の決勝グリッド順を決めるグリッド予選が開始された。
ドライバーズ予選の終了間際に降ってきた雨はピットウォークが始まる頃には止み、コース上は再びドライコンディションに回復している。

最初の20分間はST1、ST2、STSの3クラスの走行だ。
開始直後にドライバーズ予選トップの#8ニコカットGT3が2分12秒553をマーク。いきなり午前中のベストタイムを更新した。ドライバーは谷川達也だ。
谷川は更に次の周回で12秒550とタイムを縮める。
ST2は梁山泊エボの関豊がトップ。2分16秒691だ。

専有の残り時間が10分を切ったところで#1ARTA GT3がアタックを開始。田中哲也のドライブで1周目2分14秒067、2周目で2分11秒385を叩き出してトップに躍り出る。
続いて#28セイコーポルシェの佐々木孝太が2分12秒632でクラス3位につける。

060520_gq2a_1 ST2ではデグナーでST2の#2フジツボインプレッサを駆る吉田寿博がコースアウト、このセッションでのタイムアタックを断念する一方、#11オーリンズランサーを駆る中谷明彦が2分14秒159と、このクラスのコースレコードを更新してトップに立った。

060520_gq5a_1 STSは午前中トップの#69J'SレーシングS2000がトップ。タイムは2分23秒729だ。

この時間帯、ST1の#45Pixy SpecsポルシェとST2の56ラリアート京都ランサーは出走せず。最後の混走セッションに賭ける。

ST1、ST2、STSの専有に続いてはST3、ST4の専有セッション。
ST3で最初にトップに躍り出たのは#14岡部自動車RX-7。ドライバーは杉林健一だ。#7イシハラマリーンRX-7の加藤正将が僅差で続き、RX-7が1-2体制を築く。
060520_gq3a 更に残り時間7分を切ったところで#15岡部自動車洗剤革命RX-7の古谷直広が2分16秒840でトップに立ってRX-7の1-2-3とするが、そこへ#23C-WESTアドバンZの山田英二が2分17秒474で2位に割って入る。更に#33トータルスポーツings Zの大井貴之が3位で続く。

060520_gq4a ST4は#999P.MUインテグラ、#18コスモソニックインテグラ、73ロイヤルハウスDC5、#87RISO☆BP DC5らの間で激しいトップ争いが繰り広げられ、999の山野直也がトップに立った。

ここで専有走行は終了、混走による最後の20分間が始まった。
満を持してコースインした#45Pixy Specsポルシェの羽根幸浩は2分14秒708と、クラス6番手に留まった。
ST2では、この時間帯にかけた#56ラリーアート京都ランサーが松本高幸が2分16秒055と2番手タイムを叩き出し、ランサーの1-2とするが、すぐに#2フジツボインプレッサの吉田が2分15秒756でこれを上回ってインプレッサ勢の意地を見せた。
残り5分を切ったところで#39TRACY SPORTS NSXの嶋村馨、#7イシハラマリーンRX-7の加藤正将らがタイムアップ、加藤がクラス2位、嶋村が4位に上がってきた。

なお、日本人初のPWRCチャンピオン、新井敏弘がエントリーして注目される#123エンドレスアライGDBはクラス10位に留まった。

スーパー耐久第2戦の決勝は明日21日午後1時30分より、82周で戦われる。

TEXT:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿ドライバーズ予選 総合トップはニコカットGT3

2006スーパー耐久シリーズ第2戦のドライバーズ予選が5月20日、鈴鹿サーキットで行われ、ST1の#8ニコカットGT3(谷川達也/清水和夫組)が2分13秒106で総合トップタイムを記録した。
ST2は#11オーリンズランサー(中谷明彦/木下隆之組)で2分17秒885。総合でも6位となった。
ST3は#33トータルスポーツingsZ(幸内秀徳/大井貴之組)で2分19秒278。
ST4は#999P.MUレーシングインテグラ(山野直也/ヘンリー・ホー組)で2分25秒538。
今回初めて成立したSTSのトップは#69J'SレーシングS2000(梅本淳一/植田正幸組)で2分28秒983だった。

060520_001a_1 060520_002a_1 060520_003a_1 060520_004a_1

060520_005a_1

公式予選日を迎えた鈴鹿サーキット。前夜から降り続いていた雨は朝には上がり、時折晴れ間も覗くようになった。
午前10時10分、30分間のドライバーズ予選が始まった。
ウェット宣言が出されているが、レコードライン上はほぼドライだが、立体交差下、ヘアピン進入、スプーン立ち上がりなど、所々路面の濡れたところが残っている。
それでもセッションが進むにつれてコースコンディションは回復し、それにつれてラップタイムも徐々に上がっていったが、残り時間10分となった頃、再び空が暗くなってきた。
バックストレッチには霧も出ている。
天候の悪化に備え、早めにタイムを出しておきたいところだが、#17キーパー&RUNUPGT3(田中/松永/三沢組)がまだ4分24秒台に留まっている。
また#54KONG'sアンクルランサー(山内/浅見/岩倉組)がエンジントラブルから長くピットに留まっている。

残り10秒となったところで遂に西コースから雨が降りはじめ、コース全体がウェットコンディションに逆戻りしたところでチェッカーとなった。
結局、17号車は3分25秒168がベストタイムとなり、基準タイム2分27秒578をクリアできなかった。
54号車も、山内は2分24秒559を出したものの、浅見が9分56秒870に留まり、この2台がグリッド予選に進めないこととなった。

スーパー耐久第2戦のグリッド予選はこの後午後1時30分から、1時間で行われる。

TEXT:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿事前情報 SUBARU MOTORSPORT EXPRESS

スーパー耐久シリーズ2006 第2戦
「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」 事前情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2006年5月20日-21日
■開催場所:鈴鹿サーキット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇3台のインプレッサ、表彰台独占を狙う

 スーパー耐久シリーズ(S耐)2006の第2戦は、5月20~21日に鈴鹿サーキットにおいて300マイル(約480km)レースとして行われる。

 第2戦のSTクラス2には12台がエントリー(全クラス43台)。プローバレーシングディビジョンの#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA(吉田寿博/小泉和寛)、#22 PERMAGARD IMPREZA(池田昌弘/清水和夫)、そしてエンドレススポーツの#123エンドレス アライ アドバンGDB(峰尾恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろ)と、3台のインプレッサがエントリーしている。

 鈴鹿サーキットは、前半部分が特にテクニカルで、後半は高速セクション。アップダウンにも富み立体交差まで設けられた8の字型レイアウトを持つ。また1周の距離も5.807kmと長い。
 決勝レースは、ここを82周(約476km)して行われる。低い回転域で太いトルクを発生するインプレッサはドライバーの(高い)ギヤ選択とアクセルワークのスキルによって燃費走行が可能になる。
 このため、予定されている2回のピット作業において給油量を均等にして常に比較的軽い車重で戦うことも、1回のピット作業をガソリンのスプラッシュ(少量給油)とフレッシュタイヤへの交換にとどめ、ピットワークで時間を短縮することも、さらにタイヤに負担をかけずに燃費走行を続けることによって1回のピット作業をストップ&ゴーで済ませピット作業の時間をカットすることなど、ライバルの動きを見ながら、さまざまな戦略を取ることが可能となる。

 また、今回は天候が不安定な週末となりそうだが、インプレッサは低重心な水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによって車両バランスが良く、ドライからウェットとコンディションが変わってもサスペンションのセッティングを変える必要がなく、安定した走行を続けることができる。

 なお、決勝日にはTOSHI ARAIこと新井敏弘(05年プロダクションカー世界ラリー選手権チャンピオン)のトークショー、デモラン(ピットウォーク時)も予定されている。

■吉田寿博選手(#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA)
 「勝ってインプレッサの1-2-3を狙いたいです。鈴鹿とインプレッサは相性もいいのでランサーとのタイム差も開幕戦ほど出ないと思いますし、お客さんにも楽しんでもらえるようないいレースができると思います。事前のタイヤテストでも好感触をつかんでいますので最低でもお立ち台、できればその一番高いところを目指します!」

■新井敏弘(#123エンドレス アライ アドバンGDB)
 「S耐は02年の十勝以来なので約4年ぶりです。鈴鹿のフルコースは初めてなのですが、木曜から走りこんでコースを覚えターマック路面走行のスキルアップを目指します。一生懸命走って上位入賞を目指したいですね」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT

クアラルンプール市内でGT第4戦の記者発表

Press Release

2006/05/16
GT アソシエイション

SUPER GT 第4戦・マレーシア大会へ向け本番突入!
クアラルンプール市内で記者発表を実施

 5 月16 日(火)の午前10 時半から、マレーシア・クアラルンプール市内中心部にあるHotel Equatorial(ホテル・エクアトリアル)において、2006 AUTOBACS SUPER GT Round4 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA の記者発表が行われた。
 日本側から高橋国光GT アソシエイション会長をはじめとして、在マレーシア日本大使館の山本大介一等書記官、マレーシア側から大会主催となるセパンインターナショナルサーキット(SIC)のアーマド・ムスタファジェネラルマネージャー、GTA オフィシャルホテルとして大会関係者を迎え入れるホテル・エクアトリアルのドナルド・リムジェネラルマネージャーらが出席した。

 高橋GTA 会長は、「マレーシアと日本は、経済、文化両面で常に良好な関係を築いてきております。来年はマレーシア、日本交流開始50 周年とお聞きします。その記念すべき年に向けスポーツ文化を通して両国の文化交流がますます発展する事に協力できるよう努力する事をお約束します。」と、この日集まった約100 名のマレーシア・メディアと50 名以上の関係者に向けて挨拶した。

 ホテル・エクアトリアルではこの日からエントランスにスーパーGT のマシンが飾られるなど、館内全体がスーパーGT一色に染まり、大会終了まで様々な催し物が開催される。
また従業員がスーパーGT マーク入りのシャツを着用して選手、関係者の受け入れを整えるとしている。

 クアラルンプール市内では、来月中旬に公道を封鎖してのGT マシン・デモンストレーションランなども行われる予定。今年で7 年目を迎えたスーパーGT マレーシアラウンド、通称『JAPAN GT』への注目度は高い。

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦菅生決勝 Ferrari550がシリーズ初のウィナーに

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 2006年全日本スポーツカー選手権シリーズ開幕戦の決勝レースが宮城県スポーツランドSUGOで行われた。

 12時32分1000kmレースのローリングスタートが切られた。LMP1クラスの#21 DUNLOP Zytec 05S(野田英樹/加藤寛規組)の野田が序盤から圧倒的な速さで後続の#20 Ferrari 550 GT1(片岡龍也/服部尚貴/田嶋栄一組)片岡を引き離しにかかる。50周を経過してその差はなんと3周となっていた。そのまま#21が逃げ切るだろうと思われていた65周目、突然ピットロードでストップする#21の姿が場内のモニターに映し出された。電気系のトラブルとみられピットで長時間に及ぶ修復が続けられ、いったんはエンジンが掛かったが、再びコースに復帰することはなかった。

 これでトップに立ったのは#20で100周の時点ではLMP2クラスの#18 Aim Sports GC-21(山崎信介/麻生裕二/富澤勝組)に1周の差を付けていた。150周の段階でもその差は変わらず、3位にはLMP2クラスの#15真神パワーADVANミストRS倶楽部(阪口良平/福田正幸組)が3周の差でつけていた。そして、トップから4周差ではGT2クラスのトップ#27シンワサービスRSR(青山光司/高木真一/新田守男組)がつけていた。200周ではトップの#20に対して1周遅れの#18、5周遅れで#15、6周遅れで#27というオーダーになっていた。

 この状況では270周には到達せず6時間でレースは終了するだろうと思われていた206周目の17:35頃、最終コーナーで#4 LAV-TEC MYZ GC21(坂本祐也/行方由久/藤井誠暢組)がクラッシュ。コースをふさぐ形でマシンは止まり、赤旗でレースは終了となった。

 この結果、#20がGT1クラスでのクラス優勝と総合での優勝に輝いた。総合2位には#18がLMP2クラスのウイナーとなり、総合3位に#27がGT2クラスでの優勝。LMP1クラスは総合5位の#66 島沢自動車BP・SK93(島沢隆彦/甲野将哉/竹谷賢二組)が優勝を遂げた。

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#20 Ferrari 550 GT1

片岡龍也「第1回のクラス優勝はあわよくばと思っていました。それが総合と言うことで嬉しいのですが、(リタイヤとなった#21と)二枚看板ということで良かったかなと(笑)」

服部尚貴「(2週連続の優勝は)先週に引き続き何も起こらなかった。勝因はチームがきちんと仕事をして3人がノーミスでいけたのがここにいる結果だと思います」

田嶋栄一「現役引退のつもりでいたところ一ツ山レーシングが声をかけてくれて、最高の結果でした。これで恩返しができました」

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Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦菅生決勝結果

SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/14) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapGoal Time
Behind
120GT11DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 達也
服部 尚貴
田嶋 栄一
2064:58'55.822
218P21Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
富沢 勝
2051Lap 
327GT21シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
高木 真一
新田 守男
2006Laps
415P22真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
坂口 良平
植田 正幸
1988Laps
566P11島沢自動車BP・SK93
SK-93
島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
19610Laps
65GT22TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見沢 一吉
堤 明彦
砂子 塾長
19511Laps
79GT12ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
19115Laps
87GT23DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
萩原なお子
川井 友貴
15155Laps
-4P2-MYZダラーラGC-21
GC-21
阪本 祐也
行方 由久
藤井 誠暢
14165Laps
-21P1-DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
加藤 寛規
65141
-3P2-ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
53153Laps
-88GT1-ムルシェラゴ RGT
MURCIELAGO RG-1
山西 康司
桧井 保孝
WADA-Q
40166Laps
  • 参加台数:12台 / 出走台数:12台 / 完走台数:8台
  • Fastest Lap: CarNo.21 DUNLOP Zytec 05S 野田 英樹 1'14.316 5/65 179.441km/h
  • 赤旗時刻(17:34)
  • 2006年全日本モータースポーツカー耐久選手権統一規則37条2.3)ケースCによりレース終了。完走周回数(70%)は、144Laps。
  • No.7の川井友貴選手の出走については、大会審査委員会の承認済み。

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦菅生フリー走行結果

0514_zytec_s

Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/14) Free Practice Weather:Fine Course:Wet
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km

PosNoClassCls
Pos
Team
Type
DriverTimeBehind
121P11DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
加藤 寛規
1'21.950-
218P21Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
富沢 勝
1'33.91611.966
388GT11ムルシェラゴ RGT
MURCIELAGO RG-1
山西 康司
桧井 保孝
WADA-Q
1'33.99112.041
415P22真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
坂口 良平
植田 正幸
1'34.05012.100
55GT21TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見沢 一吉
堤 明彦
砂子 塾長
1'35.61413.664
620GT12DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 達也
服部 尚貴
田嶋 栄一
1'36.44914.499
766P12島沢自動車BP・SK93
SK-93
島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
1'37.78515.835
89GT13ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
1'38.74716.797
94P23MYZダラーラGC-21
GC-21
阪本 祐也
行方 由久
藤井 誠暢
1'38.89616.946
1027GT22シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
高木 真一
新田 守男
1'46.52224.572
117GT23DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
萩原なお子
川井 友貴
1'48.91926.969
123P24ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
1'50.09228.142
  • 参加台数:12台 / 出走台数:12台

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦菅生グリッド予選結果

SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/13) Grid Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km

PosNoClassCls
Pos
Team
Type
DriverTimeBehindkm/h
121P11DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
加藤 寛規
1'24.141-158.488
24P21MYZダラーラGC-21
GC-21
阪本 祐也
行方 由久
藤井 誠暢
1'31.0446.903146.471
320GT11DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 達也
服部 尚貴
田嶋 栄一
1'32.1758.034144.674
43P22ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
1'32.5638.422144.068
588GT12ムルシェラゴ RGT
MURCIELAGO RG-1
山西 康司
桧井 保孝
WADA-Q
1'33.3099.168142.916
618P23Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
富沢 勝
1'34.70110.560140.815
727GT21シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
高木 真一
新田 守男
1'34.78610.645140.689
89GT13ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
1'35.95311.812138.978
915P24真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
坂口 良平
植田 正幸
1'36.52012.379138.161
105GT22TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見沢 一吉
堤 明彦
砂子 塾長
1'37.42013.279136.885
1166P12島沢自動車BP・SK93
SK-93
島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
1'40.04019.000132.434
127GT23DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
萩原なお子
川井 友貴
1'53.70229.561117.283
  • 参加台数:12台 / 出走台数:12台
  • 赤旗(15:19)により公式予選終了

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦予選 Zytecが雨の中ポールを獲得!

0513_zytec_s 0513_ferrari550_s

 2006年全日本スポーツカー選手権シリーズが宮城県スポーツランドSUGOで開幕した。参加12台とまだまだ参加台数も少なく、レースとしては誕生したばかりのカテゴリーだ。午前10時50分から1時間で行われたドライバーズ予選では、ウエットコンディションで小雨が降る中LMP1クラスの#21 DUNLOP Zytec 05S(野田英樹/加藤寛規組)の加藤が1分20秒723をマーク。
 続く午後3時から20分間で行われたグリッド予選はさらにコンディションが悪化し、そんな中#21が1分24秒141をマークしポールポジションを獲得した。
 LMP2クラスは#4LAV-TEC MYZ GC21(坂本祐也/行方由久/藤井誠暢組)が総合2番手で、GT1クラスは#20 Ferrari 550 GT1(片岡龍也/服部尚貴/田嶋栄一組)が総合3番手に入った。総合7番手に#27GT2クラスのシンワサービスRSR(青山光司/高木真一/新田守男組)が入った。

0513_zytec_ferrari_crew_s

加藤寛規「予選と言われてもライバルが居ないのでまだまだ練習走行のようなものですね。前回のテストから出た問題は改善されたのでその評価は次回以降への足がかりになると思っています。1000kmは僕らも初めてなのですが、なんとかゴールまでクルマを運びたい」

片岡龍也「タイムを出すためのパフォーマンスは先週のテストから調子はいいです。テストでトラブルが出たのが改善されて1000kmは走りきれると思います」

服部尚貴「(2週連続の優勝)そのつもりで来ました。そんな気分です(笑)結構暑いクルマでSCよりも暑い。テストで暑かったらしくて2人じゃ無理と田嶋から電話があって乗ることになりました。ライバルは居ないんですがゴールすれば結果はついてくると思います。700km担当する片岡に任せましたから(笑)」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦菅生ドライバーズ予選結果

SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/13) Drivers' Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km

PosNoClassCls
Pos
Team
Type
DriverTimeBehindkm/h
121P11DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
*加藤 寛規
1'20.723-165.199
24P21MYZダラーラGC-21
GC-21
阪本 祐也
行方 由久
*藤井 誠暢
1'31.63610.913145.525
320GT11DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 達也
服部 尚貴
*田嶋 栄一
1'31.86211.139145.167
418P22Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
*富沢 勝
1'32.09511.372144.800
515P23真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
*坂口 良平
植田 正幸
1'33.95813.235141.929
63P24ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
*山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
1'34.81914.096140.640
727GT21シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
*高木 真一
新田 守男
1'35.43314.710139.735
89GT12ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
*OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
1'36.12415.401138.730
988GT13ムルシェラゴ RGT
MURCIELAGO RG-1
*山西 康司
桧井 保孝
WADA-Q
1'36.64815.925137.978
1066P12島沢自動車BP・SK93
SK-93
*島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
1'36.66415.941137.955
115GT22TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見沢 一吉
堤 明彦
*砂子 塾長
1'36.88316.160137.644
127GT23DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
*萩原なお子
(川井 友貴)
1'49.44028.677121.895
  • 参加台数:12台 / 出走台数:12台
  • 予選通過基準タイム: 総合125% 1'50.092 / P1 115% 1'41.998 / P2 115% 1'46.448 / GT1 115% 1'49.110 / GT2 115% 1'55.658
  • ()付きドライバーは予選基準タイムオーバー
  • CarNo.3及びCarNo.4については、給油装置について改修命令を出しているが、予選についは給油を行わないことで走行を許可した。

SUPER GT

SUPER GT第3戦富士 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第3戦
「FUJI GT 500km RACE」  決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年5月4日
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■最後尾スタートの「XANAVI NISMO Z」が3位表彰台
「カルソニック インパルZ」は4位入賞

 5月4日、富士スピードウェイでSUPER GT第3戦「FUJI GT 500kmRACE」決勝レースが行われ、「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/松田次生)が3位に入賞した。同車は最後尾の15番グリッドからスタートし、 110周500kmの長距離レースで12台を抜いて表彰台を獲得した。また、「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)が4位に続いた。

 決勝日の朝に行われるフリー走行で#23 Zはエンジン不調となり、レーススタート前にエンジン交換したため、レギュレーションによってGT500クラス最後尾からのスタートとなった。オープニングラップで15位から12位にポジションを押し上げたスターティングドライバーの松田はその後後続車に押し出される形でスピンしたものの、すぐにそのロスを挽回し、安定したラップタイムを刻んだ。
 40周目に暫定5位でピットインし、本山にドライバー交代した。全車がピットインを済ませた時点で順位は10位。そして77周目には2回目のピットイン。#23 Zの本山はここから気迫のこもった追い上げを開始。83周目のヘアピンで先行車の#32 NSXを捉えて6位になると、91周目には#3 Zを抜いて5位に、また104周目の最終コーナーで#12 Zをパスして4位に浮上。そのままチェッカーフラッグを受けたが、先行していた車両がレース中のアクシデントがペナルティとなり後退。#23 Zの3位表彰台が確定した。

 レース序盤、激しい追い上げでグランドスタンドを湧かせた「WOODONEADVAN Z」(#24 エリック・コマス/柳田真孝)は、一時2位を走るなど活躍した。しかし、最初のピットアウトを終えたのちにホイールが外れかけて再びピットイン。その後は、柳田がピットアウトの際のピットロード速度違反でドライブスルーペナルティを受けて後退した。

 また、予選7位からレースをスタートした「MOTUL AUTECH Z」(#22 クルム/山本左近)は、トラブルなく周回を重ねたが、2回目のピットイン時に禁止されている給油中の作業を行い、9位を走行中の89周目にドライブスルーペナルティを宣告された。その後は着実に周回を重ね、9位でレースをフィニッシュした。

 予選12位からスタートした「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)は、前半・中盤の周回を担当したトレルイエが順位を上げて星野にバトンタッチ。終盤#23 Zと激しくわたりあうなどのグッドファイトを見せ、4位入賞を果たした。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

SUPER GT

SUPER GT第3戦富士 ホンダプレスリリース

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EPSON NSXが6位、ARTA NSXが7位完走
TAKATA童夢NSX(道上/小暮組)はドライバーズ/チーム両部門でランキングトップを堅持

決勝日:2006年5月4日(木)
会場:富士スピードウェイ 天候:予選/晴れ 決勝/晴れ 気温:18℃(13:50現在) 決勝レース:110周(501.930km) コースコンディション:予選/ドライ 決勝/ドライ 観客数:5万4300人(主催者発表)

 5月4日(木)、富士スピードウェイ(静岡県)において2006 オートバックス SUPER GT 第3戦富士 GT500kmの決勝レースが開催され、ゴールデンウィークに開催される決勝に5万4300人もの大観衆が詰めかけ、SUPER GTの白熱したバトルが繰り広げられた。

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 SUPER GTシリーズは、このラウンドから新ルールが適用されている。車種とタイヤの組み合わせによる特別性能調整が行われ、NSX-GT+ブリヂストンタイヤの#8 ARTA NSX、#18 TAKATA童夢NSX、#100 RAYBRIG NSXは25kgの重量が加算されることとなった。さらに従来のウェイトハンデとして、#18 TAKATA童夢NSXは90kg、#100 RAYBRIG NSXは50kg。#8 ARTA NSXは20kgを積んでいる。
※TAKATA童夢NSXはウェイトハンデ累積重量が100kgを超えた(計115kg)ため、エアリストリクター径を1ランク小さいものを選択して車重を50kg減らしている。

 3日(水)の公式予選は快晴のもと行われ、Honda NSX-GT勢はウェイトハンデを積みながらも4台全てがスーパーラップに進出し、伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(#8 ARTA NSX)が5番手、ロイック・デュバル/武藤英紀組(#32 EPSON NSX)が6番手、第2戦岡山で優勝した道上龍/小暮卓史組(#18 TAKATA童夢NSX)が8番手、セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組(#100 RAYBRIG NSX)が9番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 4日(木)の決勝レースは天候にも恵まれ、午後1時50分の決勝スタート時点で気温18℃、路面温度38℃という絶好のコースコンディションとなった。
 オープニングラップは予選5番手スタートのR.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)と6番手スタートのL.デュバル選手(#32 EPSON NSX)がポジションを1つ上げて4-5位を走行する。トップ争いはポールポジション・スタートの#1 ZENT セルモSCが独走態勢を築き上げていたが、4周目にマシントラブルでスローダウンしたために脱落した。
 その結果、3位に浮上したR.ファーマン選手だったが、ペースが上がらず徐々に順位を後退させていく。代わってL.デュバル選手が3位に浮上し、13周終了時点では、6位にR.ファーマン選手、S.フィリップ選手(#100 RAYBRIG NSX)が8位、道上 龍選手(#18 TAKATA童夢NSX)が11位を走行した。

 今回の富士ラウンドは110周=501.930kmという長距離のため、燃料補給/タイヤ交換のピットインを最低2回行う必要がある。そのため、どちらかのドライバーが2スティントを走らなければならず、チームのピットワークや戦略的な駆け引きが重要視された。
 L.デュバル選手は15周目あたりからペースが上がらなくなり、16周目の1コーナーでインを差されて4位、26周目にも順位を下げて後続のR.ファーマン選手と5-6位を走行する。そして30周終了時にL.デュバル選手がNSX-GT最初のピットインを敢行。燃料補給とタイヤ交換を行い、2スティント目の走行はL.デュバル選手が続投してコースに復帰した。
 41周終了時、1スティント目を長く走行して粘りをみせた#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が燃料補給/タイヤ交換のピットインを行った。しかし、ピット作業後に起きた電気系統のトラブルによりガレージに入り、修復後に小暮卓史選手が復帰したものの、その後も数度のピットインを繰り返して最終的にリタイアとなった。

 ほぼ全車が1回目のピットインを行った45周終了時点で、NSX-GTはL.デュバル選手(#32 EPSON NSX)が6位、続く7位に伊藤大輔選手(#8 ARTA NSX)、S.フィリップ選手(#100 RAYBRIG NSX)が11位を走行する。新しいタイヤに履き替えたL.デュバル選手は再びペースを上げ、49周目に2台をパスして4位に再浮上し、前を走る#6 Mobil 1 SCを猛追し始める。この時点で5秒強もあった3位との差を、64周終了時点には1秒6まで接近してプレッシャーをかけ続けた。
 69周終了時点、タイヤの消耗によりペースが少し落ちて5位となったL.デュバル選手が2回目のピットインを行い、燃料補給とタイヤ交換を行って武藤英紀選手がコースに復帰した。同じくドライバー交代を行った#100 RAYBRIG NSXは、コース復帰直後となる70周目の最終コーナーでクラッチトラブルが発生し、細川慎弥選手がコース脇にマシンを止めてリタイアとなった。

 今シーズン最長となる110周で繰り広げられた富士ラウンドはNSX-GTが苦戦する展開となったが、#32 EPSON NSXが6位、レース中盤にリアタイヤの振動トラブルに見舞われながらも完走した#8 ARTA NSXは7位でチェッカーを受けてポイントを獲得した。優勝したのは服部尚貴/P.ダンブレック組(#35 BANDAI DIREZZA SC430)だった。
 このレースを終えて、シリーズポイント争いにおいて計38ポイントを獲得していた道上龍選手/小暮卓史選手(#18 TAKATA童夢NSX)のドライバーズ・ランキングトップは変わらず、Team Honda Racing(#18)も計28ポイントでトップを堅持する結果となった。

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●コメント

6位 #32 EPSON NSX

■ロイック・デュバル(Loic Duval)選手
「ストレート・スピードが足りなかったので、レース序盤でのエリック・コマスとのバトルに勝つことは無理でした。1セット目のタイヤの消耗が意外に早かったため、ピットストップを予定より早く行いました。2セット目はコンスタントに走ることが出来ました。ヒデキに交代したときには4位だったけれども、タイヤを傷めてしまったようで、残念なレースになってしまった。でも、NSX-GTでベストリザルトだったので嬉しいです。次戦のマレーシアラウンドに向けて頑張ります」
■武藤英紀(Hideki Mutoh)選手
「交代直後の燃料を積んで重い状態のときに、1コーナーでGT300クラスのマシンを抜こうとして、ブレーキをロックさせてしまいタイヤにダメージを負ってしまいました。そのため、燃料が減って軽くなってからもペースを上げることが出来ませんでした。ロイックからいいポジションで交代したのに悔しいです。ピットに帰ってきた僕に対して、チームのスタッフが優しすぎるので、これからは自分で自分を追い込むつもりです。この悔しさをバネに、次のセパンサーキットでは良い走りをしていきたいと思います」
■白井裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「残念な結果になってしまいました。それでもNSX-GTに応援をいただいた多くのファンの皆様に感謝しております。ここ富士ラウンドでの苦戦は予測していたので、事前テストでも様々なトライをしました。しかし、結果的にはライバルとの差があり、まだまだやるべきことがあるのを痛感しました。今後はマレーシア・セパンサーキット、スポーツランドSUGOとNSX-GTにとって得意とするサーキットが続くので、シリーズタイトル獲得のためにも勝利を得たいと思います。次戦もご声援をお願い致します」

Text & Phoyo: HONDA

SUPER GT

SUPER GT第3戦富士 トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT第3戦 レクサスSC430が初の1-2フィニッシュ!
混戦となった富士の500kmレースで
服部尚貴/P.ダンブレック組が今季初優勝!

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ハイスピードコースの富士で念願の優勝を果たした
レクサスSC430(No.35 BANDAI DIREZZA SC430)

 2006 AUTOBACS SUPER GTの第3戦「FUJI GT 500km RACE」が5月3日(水)~4日(木)にかけて静岡県の富士スピードウェイで開催された。
 ゴールデンウィーク時期恒例の同大会は今年も通算8万5300人と大勢の観客を集めてSUPER GTレースの人気ぶりを改めてアピールした。今大会にはGT500クラス15台、GT300クラス26台の総勢41台がエントリー。トヨタ勢はGT500 クラスに4台のレクサス SC430と2台のトヨタ スープラ、GT300クラスには2台のトヨタ MR‐Sと2台のトヨタ セリカが出場した。
 なお、同大会のサポートイベントとして1500ccの新型トヨタ ヴィッツを使った新ワンメイクレースシリーズの初戦となる2006ネッツカップ・ヴィッツ関東シリーズ第1戦が開催された。

◆予選◆
 予選の行われた3日(水)の天候は晴れ。前日の練習走行が終日ウエットコンディションだったため、10分間のフリー走行を行った後に午前10時20分から公式予選1回目がスタートした。このセッションで昨年の富士大会で2連勝を挙げたZENTセルモSC1号車がトップタイムを記録。開幕戦優勝で40kg のハンデウエイトを積むOPEN INTERFACE TOM’S SC430 36号車が健闘して4番手、BANDAI DIREZZA SC430 35号車が6番手、Triple a サードスープラGT66号車が7番手と、トヨタ勢は上位10台が出場出来るスーパーラップに4台が進出した。
 午後3時20分から各クラス15分ずつの2回目セッションのあと若干遅れて4時56分から行われたスーパーラップでは観衆が見守る中、最後にコースインした1号車が渾身のアタックを決め、2位に0.910秒の大差をつける圧倒的なタイムでポールポジションを奪取。予選アタックを担当した立川祐路は、日本のGTレース最多ポールポジション獲得(11回)となった。また、35号車が2番手、66号車が3番手、そして36号車が4番手と、トヨタ勢は上位グリッド4位までを独占した。
 一方、GT300クラスでは全日本F3選手権参戦中のTDPドライバーで今季GTに初挑戦している大嶋和也が梁山泊apr MR‐S777号車の予選アタックを担当して見事スーパーラップに進出。10番手グリッドを獲得した。

◆決勝◆
 明けて4日(木)も好天に恵まれ、注目の新ワンメイクレース、ネッツカップ・ヴィッツ関東シリーズ第1戦決勝などのサポートイベントが賑やかに行われたあと、定刻の13時50分に決勝レースのフォーメーションラップがスタートした。
 2台のレクサスSC430を引き連れ、トップで周回を開始した1号車だったが、間もなく無念の駆動系トラブルで後退。4周目に35号車が代わってトップに立った。2番手には36号車がつけ、さらに朝のウォームアップ後のセッティング変更が奏功した6号車が13番手グリッドから見事な走りでポジションアップを果たし、26周目にはレクサスSC430のワン・ツー・スリー体制となった。
 1回目のピットインを各車終えた時点で、36号車が首位に立つが、66周目にGT300車両と接触して左後輪をパンク。すぐに2度目のピットイン作業を行いロスを最小限にとどめたが、この際、作業の安全規定違反を問われてドライブスルーペナルティを課されてしまう。
 タイムロスを余儀なくされた36号車に、3番手の6号車が迫り、大観衆を湧かせる激しい2位争いを展開。残り10周で逆転し、2位に浮上した6号車は、 35号車に続いてチェッカーを受け、レクサスSC430は参戦3戦目で早くも2勝目を獲得。さらに本拠地富士を舞台に嬉しいワン・ツー・フィニッシュで飾る結果となった。
 3番手でゴールした36号車は、先の接触に対する35秒のペナルティが課されて8位という結果に。チームは抗議を提出したが却下され、これに対して控訴を行ったため、この日のGT500の競技結果は暫定結果に留め置かれた。
 一方、GT300クラスでは18番手グリッドからスタートしたTOY STORY Racing MR-S 101号車が燃費の良さを活かした1回ストップ作戦を成功させ、見事2位入賞を果たした。


BANDAI DIREZZA SC430 35号車 ドライバー服部尚貴のコメント:
 念願のレクサスSC430での初優勝を果たすことが出来、非常に嬉しい。タイヤとチーム、TRDのスタッフに感謝している。今日のレースでは、ライバルがペナルティを課されるなど、周りに助けられたところもあったが、そういった要素がなくても良い勝負が出来たと思う。

BANDAI DIREZZA SC430 35号車 ドライバーP.ダンブレックのコメント:
 スタートでは緊張したが、首位に立ってからは落ち着いて走ることが出来た。トヨタ、タイヤメーカーとチームにお礼を言いたい。今後もベストを尽くしたい。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
 初戦の鈴鹿で初優勝という好成績を得ることが出来たが、我々はこの5月の富士で最大のパフォーマンスを出せるようにレクサスSC430を開発してきた。シリーズ最速のコースに照準を合わせて車両を仕上げ、結果を出せたことに満足している。これで第一目標を達成できたが、まだシリーズは中盤。最終目標に向かってこれからも一層努力を続けていく。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

S-GT第3戦 決勝結果にトムスが抗議

スーパーGT第3戦の暫定結果に対し、トヨタ チーム トムスより抗議が出された。
これは36号車に対する度重なるペナルティに対してものだが、大会審査委員会は関係オフィシャル及び対象選手に再調査した結果、この抗議を却下するとの裁定を下した。

トムス側はこれを不服として控訴したため、第3戦GT500クラスの競技結果は暫定結果に留め置かれることとなった。

SUPER GT

S-GT第3戦 優勝ドライバーのコメント

GT500クラス優勝 #35 BANDAI DIREZZA SC430

服部尚貴
0504_hattoris ここまでの2戦、SC430勢の中では一番後ろでしたし、BSタイヤが3台、ダンロップが1台という状況の中、色々と試行錯誤を繰り返してきて、正直うまく行かなかったんですけど、前回のテストからこのレースまでの間に、やっと進むべき方向が判ってきました。
金曜日がウェットだったことで、予選もロングランもぶっつけ本番の状態でしたが、クルマはいい感じに仕上がっていましたから、ダンロップさんにもチームにも凄く感謝しています。
今日は周りがコケたから勝てた、という面もありますが、もしそれがなくても勝てたと思います。
ダンロップユーザーとして絶対中企よりも先に勝ちたかったので、嬉しいです。

ピーター・ダンブレック
0504_dumbrecks 前回のTIではスタートで失敗してしまったので、今回のスタートは緊張しましたが、うまくいきましたね。タチカワがストップしてからはトップをキープするために慎重に走りました。
ダンロップには凄く感謝していますし、やっと勝つ番が回ってきた、ということでトヨタやクラフトにも感謝しています。
僕自身、この前がいつだったかすら思い出せないくらい久しぶりの勝利でした。

GT300クラス優勝 #62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R

柴原眞介
0504_shibaharas 去年色々失敗しているのに、今年も僕を使ってくれたチームとスポンサーさんに感謝しています。
ヨコハマさんには今回ついにヴィーマック専用タイヤを作ってもらったんですが、金曜に雨が降ったためにセッティングをつめる時間がありませんでした。
決勝では、前でハンコックが渋滞を作っているのが見えたので、すぐにピットに入ろうと思い、ピットに意思を伝えました。2度目の作業を終えてコースに戻ったら、前が開いていたので思いっきりプッシュしました。

八木宏之
0504_yagis チーム一丸となって良いレースができました。
スタッフが夜遅くまで頑張ってるのは知っていましたから、それに報いることができて嬉しいです。
クルマはよく仕上がっていたと思います。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

S-GT第3戦富士決勝 混戦を制したのはバンダイSC430!

2006SUPER GT第3戦、富士GT500㎞の決勝レースが5月4日、大観衆を集めた富士スピードウェイで行われた。
GT500クラスを制したのは、#35BANDAI DIREZZA SC430(服部尚貴/ピーターダンブレック組)。服部にとっては96年の美祢以来実に10年ぶりの、そしてダンロップタイヤにとっては97年菅生以来のGT500優勝となった。

GT300クラスは、#62WILLCOM ADVAN VEMAC408R(柴原眞介/八木宏之組)が、的確なピットストップの判断で栄冠をものにした。
(観客動員数:54,300人)

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午後1時45分、フォーメーションラップが開始された。
ここで#66サードスープラに早くもトラブル発生、クートはピットロードへ。

スタートを制したのは、ポールシッターの#1ZENTセルモSC。ドライバー立川祐路だ。
しかし順調に見えたセルモSCは4周目に突然スローダウン。大きく順位を落としてピットに向かう。
060504_winner500a これでピーター・ダンブレックの駆る#35バンダイDIREZZA SCがトップに繰り上がった。

セルモSCは一旦はタイヤを交換したのみでコースへ戻ったが、すぐにピットに戻ってしまう。今度はクルマをガレージに入れ、リヤカウルをはずした。このトラブル修復には実に2時間半を要し、立川が再びコースに戻った時には、トップの車両は既に96周を走り終えていた。
それでも立川は懸命の走りで1分35秒384とこのレースのファステストラップを叩き出し、チームに3ポイントを持ち帰った。

レース序盤を盛り上げたのはエリック・コマスのドライブする#24ウッドワンKONDO Zだ。
11番手スタートながら序盤から順調に順位を上げていき、瞬く間に3位を走る#32エプソンNSXのロイック・デュバルのテールに張り付いた。
コマスは16周目の1コーナーでデュバルが立ち上がりでアウトにはらんだのを見逃さず、ラインをクロスさせて抜き去っていった。
更には2位を走る#36オープンインターフェースTOM'S SCをも仕留めようと、19周目の最終コーナーでインをついて並びかけるが、トムスSCを駆るロッテラーも簡単には2位の座を明け渡さない。
そのうちタイヤが消耗してきたのか、逆にコマスが遅れ始めた。

コマスに抜かれて4位に落ちたデュバルの背後には#6Mobil 1 SCが一気に追いついてくる。
#6ルマンSCを駆る飯田章は22周目、24周目となんとか1コーナーでデュバルを捉えようとするが、デュバルは接触も辞さない強硬なブロックでこれを退ける。
この一連のバトルの中で、EPSON NSXはリヤバンパー周りを破損してしまい、これがその後のペースに大いに影響を及ぼすこととなる。

飯田は26周目の1コーナーで漸くデュバルを捉え、4位に上がる。
抜かれたデュバルはペースが上がらず、28周目には#8ファーマン、#22クルムに立て続けに抜かれてしまう。
立て続けに順位を落としたEPSON NSXは早くも30周終わりでピットへ。

このあたりからルーティンストップを行うチームが徐々に出始める。
32周終わりには、2位を走っていた#36トムスSCがピットイン。
ドライバーは交代せず、そのままロッテラーが2スティント目を走る。

36周終わりで#22モチュールZがピットイン。ドライバーは山本左近にチェンジ。

レースがちょうど3分の1を消化した38周目、#24ウッドワンZと#6Mobil1SCが相次いでピットイン。
いずれもドライバー交代し、柳田と片岡がステアリングを握る。
しかしウッドワンZは右フロントタイヤ脱落ですぐにピットに戻ることとなり、一時は2位を争っていたウッドワンZは13位まで後退してしまった。

トップを快走していた#35バンダイSCは39周でピットイン。
ここからは服部尚貴にステアリングを委ねる。
続いて#8ARTA NSX、#23ザナヴィZもピットイン。ARTAは伊藤大輔、ザナヴィは本山哲にドライバーチェンジだ。

この間に、先に1回目のピットストップを済ませていた#36ロッテラーがトップに立った。

こうして一旦はトップの座を明け渡したバンダイSCだったが、服部は徐々にロッテラーとの差を削り取っていき、60周を消化したあたりで遂に36号車のテールを捉える。

服部の猛追を受ける中、ロッテラーは66周目に周回遅れの#110ボクスターと激しく接触、左リヤタイヤをバーストさせてしまった。
このために予定外のピットストップを余儀なくされたトムス陣営だったが、ここでルーティン作業を済ませて脇阪寿一をコースに送り出し、失地挽回を図る。
しかし、この接触に対してドライビングスルーの裁定が下され、脇阪は93周目にピットへ。

これでトップを奪還した#35バンダイSCとは決定的な差が開いてしまった。
服部は72周で2度目のピットストップを済ませると、そのまま交代せずにドライブを続行、上位陣が軒並み37~38秒台で走る中、一時は41秒台まで連発するほどの慎重な走りで110周を走りきり、今季初勝利をものにした。

一方、ペナルティストップで大幅なタイムロスを被ったトムスSCは、3位を走る#6Mobil1 SCの猛追を受ける。
この熾烈な2位争いが、トップ独走状態となったレース終盤を大いに盛り上げた。
逃げる脇阪寿一と追う飯田章。
昨年まではチームメイトだった二人は、1コーナー、100R、ヘアピンと、ありとあらゆるコーナーでサイドバイサイドの攻防を繰り広げていく。

そして99周目。
2台の前には再び周回遅れの#110ボクスターが現れた。
最終コーナー手前の13コーナーでこれを抜きにかかった36号車が再び接触。
脇阪はなんとか順位を守って最終コーナーを立ち上がっていったが、ボクスターは堪らずスピンを喫する。

この、白熱の2位争いが決着したのは101周目だった。
100Rの立ち上がりから大胆なライン取りでヘアピンに進入した飯田がアウトから脇阪に並びかけ、両者並走状態のまま300Rへ。ここでイン側に位置した飯田がそのまま自分のラインを守りきり、遂に2位に浮上した。

抜かれた脇阪に対しては、またしても接触の非を問う35秒加算のペナルティが下される。
これにより36号車は一気に8位に後退してこのレースを終えることとなった。

3位には、予選14位スタートと振るわず、序盤にスピンも喫していた#23ザナヴィZがしぶとく這い上がってきた。

060504_winner300a GT300クラスは、ポールシッターの#2紫電がトップをキープして1周目を終えるが、2周目の1コーナーで紫電のインをつこうとした#110ボクスターが接触。ボクスターはスピン、紫電はそのままレースを続行する。
しかし紫電に対しては、使用タイヤ規定違反により、ドライブスルーペナルティが課せられてしまった。

これで#11ジムゲイナーフェラーリを駆る田中哲也がトップに繰り上がったが、5周目に早くも#26タイサンポルシェの山路慎一、#14ハンコックポルシェの木下みつひろらが相次いで田中を攻略していく。

更には13周目に#46吉兆宝山Zの番場、14周目には#62ウィルコムヴィーマックの八木らも次々と田中を捉え、前方でテール・トゥ・ノーズ状態でトップ争いを繰り広げる山路と木下に徐々に近づいていく。

33周目、4位のウィルコムヴィーマックがいち早くピットイン。
続いて34周終わりでトップのタイサンポルシェがピットイン。
それぞれ柴原と西澤にドライバーチェンジした。

これでトップに立ったハンコックポルシェは38周終わりでピットイン。
ドライバーは木下のままだ。

これで#46吉兆宝山Zがトップに立った。

#46吉兆宝山Zは43周まで引っ張ってピットイン。佐々木孝太にドライバーチェンジする。

これで#19ウェッズスポーツセリカがトップに立った。
ここは既に坂東監督が1ストップを宣言しており、このまま50周目まで引っ張るつもりのようだ。
2番手には#101トイストーリーMR-Sの新田守男がつけている。

#101MR-Sは51周でピットイン。高木真一にチェンジ
続いて52周終わりでトップのウェッズセリカもピットに入ってきた。こちらも松田晃司から脇阪薫一にチェンジだ。
この2台はこのまま1ストップでゴールを目指す。

これで再びトップは#14ハンコックポルシェに変わった。ドライバーは峰尾恭輔だ。
2位に#11フェラーリの田中哲也、3位は#46Zの佐々木孝太がつけている。

59周目のホームストレートで#11田中は#14峰尾に並びかけるが、ストレートスピードに勝るポルシェを駆る峰尾がトップを守りきる。
逆に田中は60周目の1コーナーで佐々木孝太にアウトからかわされ3位に後退。
佐々木は65周目のヘアピンで峰尾をアウトからかわしてトップに立つが、72周目のダンロップコーナーでピットストップを済ませたばかりの#7雨宮RX-7と激突。フロントを破損してピットインすることとなった。

こうしてトップ3が激しいバトルを繰り広げ、次第にペースを落としていくのを見て取った4番手の#62柴原は早めに2スティント目を切り上げ、62周終わりでピットへ向かう。

結果的にはこの判断が功を奏し、また、ウェッズセリカのアクシデントなどにも助けられ、#62ウィルコムヴィーマックがこの混戦を制することとなった。

2位には1ストップ作戦を敢行した#101トイストーリーMR-S、3位には#14ハンコックポルシェが入り、ポールシッターながら接触やペナルティで順位を落としていた#2紫電が4位まで順位を戻してレースを終えた。

2006スーパーGT第4戦は6月25日、マレーシアのセパンサーキットで行われる。

(TEXT:Kazihisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA)

SUPER GT

SUPER GT第3戦富士決勝結果【暫定】

FUJI GT500km RACE -RIJ- (06/05/04) Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverTireWHLapTotal_Time
Behind
135GT5001BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11103:02'12.445
26GT5002Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS+11105.285
323GT5003XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田 次生
BS1011030.964
412GT5004カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS11033.164
525GT5005ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋 武士
YH11040.447
632GT5006EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL11044.267
78GT5007ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS2011054.567
8*36GT5008OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS401101'01.436
9*22GT5009MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
山本 左近
BS301101'13.803
10*24GT50010WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
エリック・コマス
柳田 真孝
YH+21091Lap
1166GT50011triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1073Laps
123GT50012イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS301055Laps
1362GT3001WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
八木 宏之
YH1028Laps
14101GT3002TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
新田 守男
高木 真一
MI1028Laps
1514GT3003ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK1028Laps
16*2GT3004Privée Zurich・アップル・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1028Laps
1787GT3005トライク ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
山西 康司
WADA-Q
YH51028Laps
1846GT3006吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
番場 琢
DL301028Laps
1926GT3007MOTOタイサンエンドレスGT3R
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
西澤 和之
YH1028Laps
20*110GT3008TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅 一乗
YH201028Laps
21777GT3009梁山泊 apr MR-S
TOYOTA RX-7
田中 実
大嶋 和也
MI+11019Laps
2255GT30010DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田 大祐
YH1019Laps
237GT30011雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入 宏之
YH51019Laps
24*52GT30012プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH+21019Laps
25*13GT30013エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井 誠暢
YH2510010Laps
26*47GT30014吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田 裕信
DL+19911Laps
2796GT30015EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL+19911Laps
28111GT30016ARKTECH GT3
PORSCHE 996 GT3CUP
飯島 寛也
Guts 城内
YH9614Laps
2919GT30017ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH9317Laps
3027GT30018direxiv ADVAN 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口 信輝
YH509020Laps
3111GT30019JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木 孝行
DL208723Laps
3270GT30020外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RSR
石橋 義三
平川 晃
YH8525Laps
33666GT30021ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH+28327Laps
-------- 以上規定周回数完走 ( GT500: 77Laps / GT300: 71Laps ) --------
-100GT500-RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS507040Laps
-18GT500-TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS905852Laps
-88GT300-アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
マルコ・アピチェラ
檜井 保孝
YH354466Laps
-9GT300-LeyJun ADVAN モスラーMT
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
田中 勝喜
YH2783Laps
-1GT500-ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS1199Laps
-5GT300-プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井 克彦
YH+29101Laps
-10GT300-T&G FACE NETWORK DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
ヒロミ
尾本 直史
DL+28102Laps
-910GT300-洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996GT3RSR
植松 忠雄
菊地 靖
YH0110Laps
  • Fastest Lap:
    • GT500: CarNo.1 ZENTセルモSC 1'35.384(10/11) 172.218km/h
    • GT300: CarNo.13 エンドレスアドバンCCIZ 1'43.478(100/100) 158.747km/h
  • CarNo.36は、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条11.(ピット作業中のタイヤ交換時)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.36の2ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第29条(一般安全規定)違反により、競技結果に35秒加算のペナルティを課した。
  • CarNo.22は、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条10(燃料補給中の作業)違反により、競技結果に35秒加算のペナルティを課した。
  • CarNo.24の2ドライバーは、本大会特別協議規則書第52条3.違反により、ドライビングペナルティを課した。
  • CarNo.13の1ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第29条14.違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.110の2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間内減速)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.2の1ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第13条3.(使用タイヤ規定)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.47の1ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4.d)違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.52の2ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条2.(ピット作業中のエンジン不停止)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT

SUPER GT第3戦富士スターティンググリッド

■GT500 Class

 1
1 ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
*立川 祐路 / 高木 虎之介
BS
*1'33.169

 2
35 BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴 / *ピーター・ダンブレック
DL +1
*1'34.079

 3
66 triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
*アンドレ・クート / 平中 克幸
BS
*1'34.248

 4
36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS 40
*1'34.310

 5
8 ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔 / *ラルフ・ファーマン
BS 20
*1'34.588

 6
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / 武藤 英紀
DL
*1'34.606

 7
22 MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ミハエル・クルム / 山本 左近
BS 30
*1'35.041

 8
18 TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
*道上 龍 / 小暮 卓史
BS 90
*1'35.174

 9
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*セバスチャン・フィリップ / 細川 慎弥
BS 50
*1'35.890

10
3 イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝 / *ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS 30
*1'35.931

11
24 WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
*エリック・コマス / 柳田 真孝
YH +2
1'35.424

12
12 カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ブノワ・トレルイエ / 星野 一樹
BS
1'35.436

13
6 Mobil 1 SC
LEXUS SC430
*飯田 章 / 片岡 龍也
BS +1
1'35.764

14
25 ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学 / *土屋 武士
YH
1'36.134

15
23 XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲 / *松田 次生
BS 10
1'35.986



■GT300 Class

 1
2 Privée Zurich・アップル・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
*高橋 一穂 / 加藤 寛規
YH
*1'42.889

 2
11 JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
*田中 哲也 / 青木 孝行
DL 20
*1'42.929

 3
110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士 / *菅 一乗
YH 20
*1'42.959

 4
62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介 / *八木 宏之
YH
*1'43.058

 5
26 MOTOタイサンエンドレスGT3R
PORSCHE 911GT3RS
*山路 慎一 / 西澤 和之
YH
*1'43.138

 6
46 吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太 / *番場 琢
DL 30
*1'43.315

 7
14 ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
*木下 みつひろ / 峰尾 恭輔
HK
*1'43.794

 8
96 EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥 / *黒澤 翼
DL +1
*1'43.927

 9
7 雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也 / *井入 宏之
YH 5
*1'44.056

10
777 梁山泊 apr MR-S
TOYOTA RX-7
*田中 実 / 大嶋 和也
MI +1
*1'44.244

11
27 direxiv ADVAN 320R
VEMAC 320R
*密山 祥吾 / 谷口 信輝
YH 50
1'43.424

12
5 プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二 / *筒井 克彦
YH +2
1'43.511

13
13 エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
*影山 正美 / 藤井 誠暢
YH 25
1'43.583

14
52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
*竹内 浩典 / 嵯峨 宏紀
KH +2
1'43.650

15
910 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996GT3RSR
*植松 忠雄 / 菊地 靖
YH
1'43.652

16
47 吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*長島 正興 / 安田 裕信
DL +1
1'44.196

17
19 ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
*松田 晃司 / 脇阪 薫一
YH
1'44.352

18
101 TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
*新田 守男 / 高木 真一
MI
1'44.381

19
87 トライク ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
*山西 康司 / WADA-Q
YH 5
1'44.591

20
10 T&G FACE NETWORK DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
*ヒロミ / 尾本 直史
DL +2
1'44.790

21
70 外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RSR
*石橋 義三 / 平川 晃
YH
1'44.931

22
9 LeyJun ADVAN モスラーMT
MOSLER MT900R OOX
*OSAMU / 田中 勝喜
YH
1'45.050

23
55 DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
*光貞 秀俊 / 池田 大祐
YH
1'45.057

24
111 ARKTECH GT3
PORSCHE 996 GT3CUP
*飯島 寛也 / Guts 城内
YH
1'46.500

25
666 ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟 / *山下 潤一郎
YH +2
1'46.744

26
88 アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
*マルコ・アピチェラ / 檜井 保孝
YH 35
1'44.058



  • '*'印のタイムはスーパーラップによる。
  • '*'印はスタートドライバー。

SUPER GT

S-GT第3戦富士フリー走行 モービル1SCがトップタイム

2006AUTOBACS SUPER GT第3戦、富士GT500㎞の決勝前フリー走行が5月4日、富士スピードウェイで行われ、GT500は#6Mobil 1 SC(飯田章/片岡龍也組)、GT300は#26トモタイサンエンドレスGT3R(山路慎一/西澤和之組)がそれぞれトップタイムを記録した。

午前8時50分、フリー走行がスタートした。
決勝日を迎えた富士スピードウェイは、昨日に引き続いて快晴。降水確率も0%と、絶好のレース日和となった。

各車一斉にコースに飛び出し、決勝に向けての最後のチェックに取り掛かったが、開始から12分すぎにAコーナー立ち上がりで#23ザナヴィZがストップしてしまう。乗っていた松田次生はそのままクルマを降りた。

060504_free500a

GT500のトップタイムを記録したのは#6Mobil 1 SCの飯田章。タイムは1分35秒615。セッション終了直前までは2番手に#36オープンインターフェースSCのアンドレ・ロッテラー、3番手に#35バンダイSCのピーター・ダンブレック、4番手にポールシッターの#1ZENTセルモSC立川祐路とレクサスSC430が1-2-3-4体制を築き、速さを誇示していたが、終了間際に#66サードスープラのアンドレ・クートが35秒850で2番手、#24モチュールZの柳田真孝が36秒092で5番手に割って入った。
NSX勢では#100レイブリックの8番手が最上位だった。

060504_free300a

GT300は#14ハンコック、#26タイサンのポルシェ911GT3R勢が好調。
山路が1分43秒526を出してトップ、2番手に木下みつひろが続く。
しかし#111ロデオドライブのGT3Rは残り時間7分のところでストップしてしまった。
3番手には黒澤兄弟の乗る#96EBBROマジョーラ350Rが続いた。
ポールシッターの#2紫電は高橋一穂のドライブで21番手と、ここでは慎重な滑り出しだ。

第3戦の決勝は今日午後1時50分より行われる。
今回は110周の長丁場だ。

TEXT:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SUPER GT第3戦富士フリー走行結果

FUJI GT500km RACE -RIJ- (06/05/04) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverTireWHTimeDelaykm/h
16GT5001Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS+11'35.615-171.801
266GT5002triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'35.850 0.235171.380
336GT5003OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS401'35.954 0.339171.195
435GT5004BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11'35.971 0.356171.164
524GT5005WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
エリック・コマス
柳田 真孝
YH+21'36.092 0.477170.949
61GT5006ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS1'36.113 0.498170.911
73GT5007イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS301'36.144 0.529170.856
8100GT5008RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS501'36.290 0.675170.597
98GT5009ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS201'36.467 0.852170.284
1012GT50010カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS1'36.670 1.055169.927
1122GT50011MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
山本 左近
BS301'36.770 1.155169.751
1223GT50012XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田 次生
BS101'36.807 1.192169.686
1325GT50013ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋 武士
YH1'36.818 1.203169.667
1432GT50014EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL1'36.851 1.236169.609
1518GT50015TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS901'36.913 1.298169.500
1626GT3001MOTOタイサンエンドレスGT3R
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
西澤 和之
YH1'43.528 7.913158.670
1714GT3002ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK1'44.135 8.520157.745
1896GT3003EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL+11'44.146 8.531157.729
1946GT3004吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
番場 琢
DL301'44.247 8.632157.576
20110GT3005TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅 一乗
YH201'44.382 8.767157.372
212GT3006Privée Zurich・アップル・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'44.487 8.872157.214
227GT3007雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入 宏之
YH51'44.605 8.990157.036
2313GT3008エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井 誠暢
YH251'44.655 9.040156.961
245GT3009プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井 克彦
YH+21'44.758 9.143156.807
2511GT30010JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木 孝行
DL201'45.112 9.497156.279
26777GT30011梁山泊 apr MR-S
TOYOTA RX-7
田中 実
大嶋 和也
MI+11'45.126 9.511156.258
2752GT30012プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH+21'45.146 9.531156.228
2862GT30013WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
八木 宏之
YH1'45.208 9.593156.136
29101GT30014TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
新田 守男
高木 真一
MI1'45.250 9.635156.074
3047GT30015吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田 裕信
DL+11'45.282 9.667156.027
3119GT30016ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH1'45.292 9.677156.012
3287GT30017トライク ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
山西 康司
WADA-Q
YH51'45.448 9.833155.781
3327GT30018direxiv ADVAN 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口 信輝
YH501'45.465 9.850155.756
349GT30019LeyJun ADVAN モスラーMT
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
田中 勝喜
YH1'45.589 9.974155.573
35910GT30020洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996GT3RSR
植松 忠雄
菊地 靖
YH1'45.66610.051155.460
3655GT30021DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田 大祐
YH1'45.69710.082155.414
3770GT30022外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RSR
石橋 義三
平川 晃
YH1'46.97011.355153.565
3810GT30023T&G FACE NETWORK DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
ヒロミ
尾本 直史
DL+21'47.17611.561153.269
39111GT30024ARKTECH GT3
PORSCHE 996 GT3CUP
飯島 寛也
Guts 城内
YH1'47.63712.022152.613
40666GT30025ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH+21'48.31312.698151.660
4188GT30026アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
マルコ・アピチェラ
檜井 保孝
YH351'51.07015.455147.896

SUPER GT

SUPER GT第3戦富士予選 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第3戦
「FUJI GT 500km RACE」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年5月3日
■開催場所:富士スピードウェイ
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■「MOTUL AUTECH Z」が決勝レースを7番グリッドからスタート

 SUPER GT第3戦は富士スピードウェイが舞台。ゴールデンウィーク恒例のこのビッグレースには予選日にもかかわらず多くの観客が集まり、パドックやグランドスタンドは多いににぎわった。

 SUPER GTの特色である性能均衡対策は本年からさらに細部に踏み込み、車種+タイヤ銘柄による性能調整が導入されることとなった。
 レース中のラップタイムを車種毎に比較しハンディウェイトの搭載または重量低減措置により性能差をアジャストするというもの。これにより、この第3戦はZ+BSタイヤ勢のハンディウェイトは+25kgとなった。

 公式予選はGT300の専有走行から始まり、10時40分からGT500のタイムアタックショーが行われた。25kgの追加ウェイトを積んだZ勢は、「XANAVI NISMO Z」(#23、本山哲/松田次生)がさらに10kg、「MOTULAUTECH Z」(#22、ミハエル・クルム/山本左近)は30kg、「イエローハットYMSトミカZ」(#3、横溝直輝/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が30kgのハンディウェイトを積んでいる。「カルソニックIMPUL Z」(#12、ブノワ・トレルイエ/星野一樹)は25kgのみ。このウェイト増の影響でZ勢はタイムが伸びず、クルムが記録した#22 Zの9番手が最上位。10位にオリベイラの#3 Zが入り、スーパーラップにはこの2台が進出することとなった。

 3時40分からGT500の公式予選2回目が始まった。1回目の予選でスーパーラップ進出権を獲得できなかった「XANAVI NISMO Z」はサスペンションや空力のセッティングを微調整し、決勝レース用のセットアップを進めた。
 予選中の赤旗中断によって、この日のハイライトであるスーパーラップもスケジュールから20分遅れで開始となった。午後4時56分、GT500の第1走者である「イエローハットYMSトミカZ」は、オリベイラがアタッカーとしてコースインした。力のこもった渾身のアタックを展開したが、後半セクションのオイル処理石灰にステアリングを取られてタイムロス。1回目の予選タイム更新は叶わずであった。
 スーパーラップ2番手は、1回目の予選9位だった#22 Zのクルム。アタックラップにタイヤを適正温度にまで発熱させることにかけては、まさにベテランの技をもっている。クルムは予選1回目のベストタイムを0.25秒短縮する1分35秒041を記録した。
 その後このクルムのタイムを下回る車両が2台あったため、#22 Zは予選ポジションを2つあげ、7番グリッドから決勝レースをスタートすることとなった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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