- 優勝 菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)
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「今週調子がよく、第16戦で2位になれたことで優勝のチャンスがあり、今日の第18戦にフォーカスしてすべて組み立ててきました。結果それが機能して優勝でました」
「他のドライバーとは違う作戦を取っていて、第17戦でフレッシュを入れずに温存してこのレースに使いました。それもうまく機能したし、木村選手がチャンピオンがかかっていたので、はらはらしましたけど、クリーンなバトルで前に行くことができました」
「鈴鹿で雨のなか優勝していますが、自分の力で優勝した実感が無く、今日やっと最終戦で勝てたという気持ちで終れたので、チャンスをいただいた皆さんに感謝しています」
「このカテゴリーはFIA-F4からステップアップした直後に参戦するのが順当な流れですが、ぼくはスーパーGTとか他のカテゴリーを挟んで、もうひとつ上へのステップアップを目指して、去年28歳になってからチャレンジしました。予想以上に苦労したというのが本音で、結果が出ずに終わってしまう可能性もあったなかで、最終戦で優勝でき本当によかったと思います」
- 2位 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)
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「菅波選手が違うタイヤの戦略でスタートするというのは聞いていたので、序盤からペースは速いんだろうと思っていました。スタートは悪くなかったんですが、菅波選手にロケットスタートを決められて、完走することがチャンピオン獲得には大事だったので、そのまま2位という形で終わりました」
「平良選手は勝ってファステストを取らないとチャンピオンになれないと聞いていたので、ミラーに映る平良選手のマシンはすごいオーラを放っていました」
「ポールを2つ取って2勝するのがマストだったので、背水の陣でこの大会に挑みました。ホンダの皆さんやスクール時代の佐藤琢磨校長にもおいでいただいて、その前でいいレースを見せることができたのでよかったと思います」
- 3位 平良響(TOM'S)
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「僕が優勝して、木村選手がノーポイントという首の皮一枚も無い状況でした。目指すのは優勝でしたが、4番手からなのでそれは非常に遠くて、スタートで3番手に上がれたのはよかったですが、その後は木村選手、菅波選手についていけませんでした。後ろも離れていて前だけ見るレースでしたが、徐々に離されてくやしい思いがこみ上げてきました」
「トムスは全体的に調子が悪くて、いいセットアップ、いいドライビングというのがチーム内に無かったので、ライバルのB-Max勢にどう近づくかという週末でした。この最後のレースだけは一緒に走れていたので、ドライビング的にもクルマ的にも成長できたのかと思います」
「3年目ということで、シリーズチャンピオン必須でした。途中タイヤメーカーも代わるなか、流れが良かったり悪かったりで、しっかり負けたので今後のレースに生かしていけたらと思います」
Photo: Kazuhiro NOINE