SUPER FORMULA

鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デー「2023SUPER FORMULA Presentation」 全ドライバーがブリュックバシェを囲んでトルコを応援

 全日本スーパーフォーミュラ選手権は3月5日、2023鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デーにおいて「2023SUPER FORMULA Presentation」と題したイベントを開催した。

 午後2時25分に始まったこのイベントは、まず各ドライバーがチームごとに順番に最新マシンSF23でコースを1周。そのホームストレート上に整列し、JRP会長の交代をファンに報告したほか、選手を代表して野尻智紀(TEAM MUGEN)がスピーチをおこなった。

 また、イベントの最後に先日トルコで発生した大地震に関連し、今も大変な思いをしているトルコの国民に向けて、応援の意思を表明するべく、同国出身のジェム・ブリュックバシェ(TGM Grand Prix)を全選手が囲んで記念撮影を行った。

中嶋悟現会長のコメント

 「会長に就任してから18年間、常にみんなと一緒に頑張ってきた。昨年から始めたNEXT GOも軌道に乗り、これからは新しい世代にバトンタッチするべきだと考え、会長を交代することにした。会長を辞めるが、レースをやめるわけではないので、これからはチーム監督としてスーパーフォーミュラを盛り上げていきたい」

近藤真彦新会長のコメント

 「チームの皆さんといい距離を保ちたい。メディアの皆さんともいい距離を保っていきたい。そしてファンの皆さんとの距離をますます縮めていきたい。皆さんの力でぜひスーパーフォーミュラを盛り上げていただきたい。スタートダッシュを決めようとは思わない、皆さんと一緒にじわじわと盛り上げていきたい。今年から頑張ります」

前年チャンピオン野尻智紀のコメント

 「今年のスーパーフォーミュラは絶対楽しいと思います。22台のバトルを現地で楽しんでいただきたい。絶対後悔はさせないので、ぜひサーキットに足を運んでください」

ジェム・ブリュックバシェのコメント

 「トルコでは大変な状況になっている中、日本でレースをできることを光栄に思っている。トルコの皆さんが元気になれるよう、一緒に応援していただければ大変嬉しいです」

 全日本スーパーフォーミュラ選手権はこのあと3月6-7日の二日間鈴鹿サーキットで公式テストを行い、4月8-9日に富士スピードウェイで開幕する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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