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JRP会長が交代 新会長は近藤真彦(KONDO RACINGチーム監督)に

 全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催する日本レースプロモーション(JRP)は3月5日、鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デーが開催されている三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで会見を開き、同社の取締役会長が中嶋悟氏から近藤真彦氏に交代することを発表。午後2時25分から行われた「2023 SUPER FORMULA Presentation」の中で交代式典を行い、詰めかけたレースファンに報告した。4月に予定されている定時株主総会と取締役会を経て正式決定されるという。

 JRPは国内トップフォーミュラ50周年という節目を迎えるにあたり、モータースポーツの魅力やレーシングドライバーの活躍を、より幅広い層に知ってもらうべく、新たな体制で推進していくことを決定。今回の会長交代もその一環だという。

 近藤真彦氏は1979年のドラマデビュー以来、歌手としても数多くのヒット曲をリリースし、広く国民に知られているほか、1984年の富士フレッシュマンレース参戦を皮切りに、全日本F3選手権や全日本F3000選手権、フォーミュラ・ニッポンや全日本GT選手権などにドライバーとして参加してきた。1995年にはル・マン24時間にも日産GT-R LMで参戦し、総合10位を獲得している。

 また近年はKONDO RACINGの代表取締役兼チーム監督としてスーパーフォーミュラやスーパーGTに参戦しており、昨年はGT300クラスのドライバーズおよびチームチャンピオンを獲得している。

 今後はスーパーフォーミュラの強化に努め、特にプロモーション活動について、多くの課題を解決し、より一層発展させるよう、全力で取り組んでいくとのことだ。

 なお、中嶋悟氏は引き続きTCS NAKAJIMA RACINGのチームオーナー兼監督としてスーパーフォーミュラの盛り上げに尽力していくという。

Text: Kazuhisa SUEHIRO


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