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JAF F4選手権

JAF-F4:第10戦富士決勝 元嶋成弥がポール・ツー・ウイン、圧勝でシリーズチャンピオン獲得

決勝はスタートの波乱で幕を開けた

 JAF-F4地方選手権シリーズ最終第10戦は11月21日(日)に富士スピードウェイで13周の決勝が行われ、ポールポジションからスタートの元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)がスタートで飛び出すと1度もトップを脅かされない独走で優勝。シリーズチャンピオンを獲得した。

 午前中の予選からドライコンディションが続く富士スピードウェイは時折陽が差すものの曇りの天気で、気温も13度程度。路面温度も低いままだ。

スタート直後、1コーナーのアクシデント スタート直後、1コーナーのアクシデント 上位を走りながらエンジントラブルでリタイアした森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト) 優勝は元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST) 決勝2位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大) 決勝3位でジェントルマンクラス優勝はハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ) 決勝4位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ) 決勝5位は大竹将光(スーパーウインズ&ISP) 決勝6位は翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT) 優勝した元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)

 午後13時05分フォーメーションラップ開始。20台全車がスリックタイヤを装着しいてる。

 スタートはフロントロウの元嶋と徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)の2台はきれいに出たが、3番グリッドのハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)は蹴り出しが弱く、後方5番手から飛び出した森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)が4番手スタートの黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)と伊澤をまとめて料理してTGR(第1)コーナー進入までに3位に浮上する。

 そのTGRコーナーではクラッシュが発生。黒沼と並んでターンインした7番手スタートの川原悠生(ファーストガレージ&Sウインズ)がスピン、後ろを向いたところで9番手スタートの安井和明(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)と接触する。共に再スタートするが安井はそのままピットイン、リタイヤとなる。川原はフロントウイングを引きずってピットに戻りノーズを交換してコースへ復帰。

 勢いに乗る森山はTGRコーナー進入でアウトから徳升をかわすと元嶋に並びかけるが、ここは元嶋スキを見せずトップを守り森山2位。元嶋はここから各コーナーで森山とのギャップを拡げていき、1周目を終えて1.862秒の差をつける。森山の後方徳升は第3セクターでテール・ツー・ノーズ状態に持ち込むとストレートではスリップストリームを活かして横に並びかけて、0.092秒の差でコントロールラインを通過、そこから徳升が前に出てサイド・バイ・サイドの状態でTGRコーナーにアプローチ、森山はインサイドからアウトへとマシンを振って外から攻めるが徳升が2位を奪回する。

 またしてもスタートに失敗した伊澤はアドバンコーナーで黒沼にインを差されて5位まで後退。

 徳升と森山の2位争いをよそに元嶋は2.270秒→2.593秒とギャップを拡げ独走態勢に持ち込む。徳升対森山も、森山のペースが上がらないのか1.598秒→2.431秒と徳升から離されていき、逆に4位黒沼に0.714秒差まで詰め寄られている。

 5周め、元嶋は1分43秒908と、他の選手が予選でも出していない43秒台で徳升とのギャップを3.458秒まで拡大。徳升も自己ベストで追うが元嶋のテールは離れる一方だ。

 一方伊澤はいったんは黒沼に1秒近く離されたが次第に追い上げ、じわじわと接近していく。

 8周め、何と3位走行の森山がスローダウン、エンジントラブルか白煙を吐きながらスロー走行でピットに戻りマシンを降りた。

これで俄然注目度が上がったのが表彰台争い。3位黒沼と4位伊澤のギャップは9周め0.656秒、10周め0.384秒と黒沼の背後に張り付いた伊澤がプレッシャーをかける。11周めにはテール・ツー・ノーズ状態になるとストレートでスリップを効かせた伊澤が並びかけ、TGRコーナーでレイトブレーキング、黒沼も抵抗するがここでついに伊澤が3位に浮上する。

 3位の座を死守したい伊澤だが黒沼はすかざずテールについて、今度はプレッシャーをかける側に回る。12周めも0.368秒の差でコントロールラインを通過。スリップから抜け出て伊澤の前に出ようとするが、この週末ストレートスピードが足りないと語っていた黒沼はオーバーテイクには至らずファイナルラップへ突入。

 トップ元嶋はまったく危なげのない走りで徳升との差を開き続け、5秒521の大差でチェッカードフラッグの下を通過。出場した全レースで優勝という強さを見せて、シリーズチャンピオンも獲得した。

 2位は徳升。3位伊澤はジェントルマンクラスの優勝も飾った。その伊澤を最後まで追ったが0.68秒及ばず黒沼は4位。5位大竹将光(スーパーウインズ&ISP)、6位女性ドライバーの翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)という結果に。

 伊澤に続くジェントルマンクラスの2位は総合8位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)、3位は総合9位の石川賢志(HMR ハンマーR☆ハヤテ)となった。

表彰式 ジェントルマンクラスの表彰式

■決勝後のコメント

優勝 元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)

優勝した元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)

 「(圧勝だった?)スタートさえ決まれば、自信があったので、後は逃げ切るだけだった。(後ろは見なかった?)見なかった、前だけ見て走った。不安材料もなく行けた。(出たレース全て優勝でチャンピオン)出し切った気分だ」

2位 徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

決勝2位の徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

 「(元嶋選手は速かった?)ついて行けなかった。自分としてはペース落とさずに行けたという部分はあるが、もう一押し、がなかった。(スタートで失った2位を奪い返した状況は?)コーナーはこちらの方が速かったので、しっかりセクター1で追いついて、それでストレートで抜けるのは確実だったので、スリップをしっかり使って一発で仕留めないとトップが逃げてしまうので、それだけ気にしながら(狙い通り)一発で仕留める事はできたが、ちょっと手遅れだった。今シーズンの元嶋選手は手が付けられない強さだった、来年は自分が手を付けられない状況にします(笑)」

3位 ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)

決勝3位でジェントルマンクラス優勝のハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)

 「シーズン最後に元嶋選手に圧倒的なスピード差を見せつけられて負けたので、その辺りこれからどうするか……。(スタート直後は何があった?)1コーナーで誰かに当てられたと思う。それでハーフスピンしそうになって、順位を落とした。そこから挽回はできたが、2号車のリタイヤが無ければ(表彰台は)厳しかった。それでも最後92号車とバトルができて楽しめた」

4位 黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝4位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「1コーナーで社長(川原選手)と当たってしまった。ダメージはほとんどなかったが、伊澤選手を抑えきることができなかった」

5位 大竹将光(スーパーウインズ&ISP)

決勝5位の大竹将光(スーパーウインズ&ISP)

 「スタート直後の1コーナーで混乱があったが、外側に逃げたことで回避できたのでそこはよかった。予選を走ったタイヤで予選よりいいタイムで走ることができたので、その点はよかったと言うか、逆に予選がまだまだいけるという事がわかったので、そこはもっと詰める部分があるという事で今後の課題だ」

6位 翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)

決勝6位の翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)

 「スタートはすごくうまくいったが、その後1コーナーでのクラッシュを避けたために、前との差が開いてしまった。それを追い上げるレースになった。(前のマシンに対して)自分の方が少しずつペースは速かったので、そのまま周回を重ねていけばよかったのだが、攻めすぎてしまってAコーナーでオーバーランして、差がまたひらいてしまって抜くまでには至らなかった。(マシンの調子は?)2周めくらいに1コーナーの進入で前を差した時に左フロントタイヤを相手の右リヤに当ててしまって、それでアライメントが狂って不安定な状態になって思い切り行けなくなった。それでも様子を見ながらベストを出せたかな、と思う」

DNF 森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)

 「エンジンが寿命で終わってしまった。(途中前に離されたのもエンジンの調子のせい?)それはあったが;最後の方でまた2位のクルマに近づいていけたので、最終ラップくらいで抜けるかなと思っていた。前はタイヤがタレてきていたようで、行けるかな? と思ったのだが最後(エンジンが)壊れてしまった。スタートが決まっていい順位で走れていたが、元嶋選手が速くて(このまま)終わったとしても2位か3位というところで勝てなかったので(リタイヤしても)一緒だ」

 JAF-F4地方選手権シリーズは元嶋の戴冠で終了。しかしJAF-F4グランドチャンピオンシップはこの後鈴鹿で特別戦(日本一決定戦)を残している。全戦ポイント有効の同チャンピオンシップではハンマー伊澤が221ポイントで首位。徳升広平が201ポイントで2位、黒沼聖那が199ポイントで3位につけており、優勝30ポイントなのでこの3人にチャンピオンのチャンスがある。JAF-F4のシーズンはまだまだ終わらない。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA


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