TCRジャパンシリーズは14日、大分県のオートポリスでサタデーシリーズの決勝を行い、ポールポジションからスタートした篠原拓朗(Audi Team Hitotsuyama)が優勝した。ブロンズクラスは総合でも2位に入ったヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。
サタデーシリーズ決勝は午後2時5分にフォーメーションラップが始まった。空は晴れ上がり気温も上昇、ぽかぽか陽気の中、1周を回ってスタートが切られた。
スタートを制したのはポールシッターの篠原拓朗(Audi Team Hitotsuyama)でトップで1コーナーに向かう。2位には予選2位のヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が続き、3位には予選4位から松本武士(Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA)が上がった。以下4位下野璃央(Drago CORSE)、5位塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION’)と続く。
トップに立った篠原は絶好調。1周目に2位を0秒9離して戻ってくると、2位ヒロボンより毎周1秒前後速いラップを刻み、5周目には5秒弱、12周を回って11秒離し独走優勝を飾った。
2位のヒロボンは篠原には及ばなかったものの3位の松本よりペースが良く単独走行でそのままゴール、ブロンズクラスでの優勝を飾った。
3位でレースを始めた松本はウエートハンディー60キロを積み苦しい戦い。レース序盤は下野に、中盤からは下野を5周目にパスしてきた塩谷に攻められたが、なんとかチェッカーまで逃げ切ることに成功した。4位にはブロンズクラス2位の塩谷が、5位には同クラス3位の下野が続いた。
サンデークラス決勝は明日15日、午前9時35分より20分+1周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Katsuhiko KOBAYASHI
Yoshinori OHNISHI