SUPER FORMULA

SF:第4戦オートポリスフリー走行 1分24秒台の接戦を制し#6福住がトップタイム

2020全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦のフリー走行が11月14日、大分県のオートポリスで行われ、#6福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)がトップタイムを記録した。

フリー走行: トップタイムは福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M6Y SF19) フリー走行: 2位は平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19) フリー走行: 3位は坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)

フリー走行は午後2時45分にコースオープン。途中1度の赤旗中断を挟み、予定通り3時45分にチェッカーフラッグが提示された。
天候は快晴。開始時の気温は22℃、路面温度は25℃まで上昇した。

序盤トップに立ったのは#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)で1'26.537。残り時間46分で#51シャルル・ミレッシ(Goldex Racing SF19)が上回って1'26.406、その5分後には#36宮田莉朋(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)が1'26.368でトップに立つ。

ポイントリーダーの#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)はこの時点で20位と最下位にいたが、1分29〜30秒の安定したペースでただ一人11周の連続周回をこなしており、決勝を見据えたデータ収集に専念していたようだ。同様に#5山本尚貴(DOCOMO DANDELION M5S SF19)も1分28秒台のペースで9周を走行していた。

しかしその山本はセッション終盤にトラブルに見舞われ、第1ヘアピン手前で自らコース脇にクルマを止めることになる。これによりフリー走行は赤旗中断となり、5号車の改修ののち、午後3時35ふんに走行再開となった。

この時点でのトップは今回セルジオ・セッテ・カマラに代わって51号車をドライブする#51松下信治(Buzz Racing SF19)で1'25.561。しかし残り時間6分を切ったところから予選を想定した熾烈なタイムアタック合戦がコース上で展開されることになった。

まずは#15笹原右京(TEAM MUGEN SF19)が1'25.322を記録してトップへ。それを#20平川が上回り、1'24.612と真っ先に1分24秒台に突入すると、#64牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が1'24.874、#65大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)も1'24.890と、ナカジマレーシングの二人が相次いで1分24秒台に入れてきた。

そしてチェッカーフラッグが提示される直前に#6福住が1'24.450を叩き出し、これがここでのトップタイムとなり、#20平川は2番手に。#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)もチェッカー提示後に1'24.645を叩き出して3番手に食い込んだ。

スーパーフォーミュラ第4戦は明日の朝10時15分より公式予選、午後2時40分より決勝レースを42周で行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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