2023年JAF地方選手権筑波/富士スーパーFJ第3戦/第4戦が5月28日(日)に筑波サーキットで開催された。エントリー12台の中で今回フォーミュラカーでの初レースを迎えたドライバーについてインタビューを行った。
ゼッケン72番の木下祐希選手(ELEVレーシング制動屋HRF)、これまで富士チャンピオンレースや筑波のTC-2と呼ばれる草レースでハコ車の経験はあるが、フォーミュラカーでのレースを経験する為に、前田大道代表率いる「ELEVレーシング」の門をたたき、オーディションを経て参戦が決定した。
インタビュー(前日の練習走行1本目の後で実施)
――スーパーFJのドライブはどのくらい?
「まだ3回目とか4回目とかしか乗っていません」
――モータースポーツ歴を教えてください
「大学生の時に自動車部でジムカーナとかダートトライアルとかをやっていて。社会人になってからはハコのレースを。富士チャンピオンレースとかには出ていましたけれどフォーミュラカーはまったく経験がなくて、今回このELIVレーシングさんから出せせてもらえることになって。それも2、3か月くらい前に、まだスーパーFJ乗った事のない時期に(参戦が)決まって、ドキドキだったのですけれど、なんとか(周囲を)邪魔しないくらいにはなれたかな、みたいなそんな感じです」
――ハコのレースのカテゴリーは?
「※86のJP-3Sというライトチューンクラスの所に出させて貰っていました。それも去年2回出ただけで。後は遊びで筑波のTC-2とかに出して貰ってました」
(※2022年富士チャンピオンレース第4戦の86/BRZチャレンジカップ JP-3Sクラス2位)
――筑波をフォーミュラで走ってみた印象は?
「楽しいですね(笑)。音も最高ですし、味が濃いな、っていう感じです。もともとクルマの運転大好きなので、こんなに味が濃いクルマってあるんだなっていう感じで、とっても楽しいです」
――初レースに向けた抱負は?
「まずは戦えるように。周りと混じって戦えるように。レース楽しめるぐらいになりたいな、とは思っているので、明日とっても楽しみですね(笑)」
――ここまで練習でのラップタイムはどれくらい?
「今日(1本目)は59秒5まで行ったので、なんとか溶け込めるくらいにはなってきました、もうちょっとかな。まだちょっと、マイレージが少ないのもあって、走るたびに発見があるような感じで「あ、こんな動きするんだ」みたいな。たぶんもっと、コンマ2、3(秒)は行けるんじゃないかな、とは思いますね」
Text & Photo: Junichi SEKINE