筑波・富士S-FJ選手権

第2戦筑波決勝ドライバーコメント 優勝・小村明生「元チャンピオンとしてしっかり面目を保てている」

優勝 52号車・小村明生(ファーストガレージTKR S2)

優勝した小村明生(ファーストガレージTKR S2)

 「前回はゴール時点で(後続と)結構近い距離でチェッカー受けたので、今回はぶっちぎってやろうとレース前から決めていました。レースペースには自信があったので、しっかり距離を開けて、ダントツで優勝できたな、と思います。(これで2連勝)出来過ぎかな、というところもありますけれど、元チャンピオンとしてはしっかり面目を保てているかな、っていうところですかね」

2位 22号車・内藤大輝(RaiseUP RCIT ED)

決勝2位の内藤大輝(RaiseUP RCIT ED)

 「(スタートでのオーバーテイクは?)スタートで僕の方が決まって、ほぼ前に出ていたので、1コーナーで差していけました。序盤は(タイヤの)内圧が予選であんまりだったのでそこを調整したのですけれど、そこがちょっとうまくはまらなくて、(トップと)離れてしまって。武者君に後ろから突っつかれていたので、そこを気にしてしまって余計(前が)離れてしまったという感じなので、そこは反省点かなという感じです。マシンは完璧だったので、完全に自分の力不足です」

3位 15号車・武者利仁(ZAPコングレーシングED)

決勝3位の武者利仁(ZAPコングレーシングED)

 「スタートはストールしてしまいました。普通にミスってしまって、そこから内藤さんを抜けずに終わってしまいました。最初にちょっと内藤さんのコピーみたいに走っちゃっていたので、その意識を変えて、自分なりの今走りたい形にしたら(ギャップが)詰まっていった感じです。そこでどんどん予選と同じような走りを戻していったらよかったので、これだな、と。今月また(レースが)あるので、頑張ります」

4位 54号車・安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)

決勝4位の安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)

 「今の実力かな、って思います。スタートはとりあえずそこそこ決まって、抜きはしなかったですけれど。そこからしばらくは(前に)ついて行けたのですけれど、途中からはついて行ける状況でもなく、後ろから来ちゃって。ペースが上がらないっていうか、思うように(マシンを)降り回せていないところもあるし、そこも含めてもっとうまく乗りこなさないといけないな、っていうこと、セッティングも含めてですけれど。(10V固有の乗り方がある?)僕もまだ全部つかみ切れていないので、分からない部分が多いですけれど。(昨年までの)S2と違うのは間違いないですし、違う走らせ方とかセッティングも含めてやらなきゃいけないのは確実なので、そこがちょっとつかみ切れていないな、っていう感じです。次に向けて悪くなっていくことはないと思うので、よくなると信じて頑張ります」

5位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)

決勝5位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「(安田選手を追いかけ回していたが?)アベレージで彼よりペースはよかったなと思っていたのですけれど、やっぱり筑波なので、スタートで抜けないで、後はそのままで終わっちゃいました。ペース自体はほとんど負けていなかったので、前にいれば問題なかったと思うのですけれど。タイムの方向にセットを持って行くのをタレない方向にしていたのが、そのまま出ちゃいました」

6位 91号車・角間光起(ELIVレーシング10VED)58秒884 トップと0.355秒差

決勝6位の角間光起(ELEVレーシング10V ED)

 「だいぶ体力とか身体的にも負担がかかって、自分自身緊張していたのもあるのですけれど、なかなか厳しい戦いだな、というのが印象です。(スタートから落ち着いていた?)スタートでけっこうホイールスピンさせちゃって、落ち着いて行こうみたいなところはあったので。序盤はまわりの動きを見て、というのはレース前から意識していたので、そういうところが適応したのかな、って思います。(今後の課題は?)自分の上手くいったベストの周とかは前の順位の方とあまり違いはないと思うので、ただその自分のベストを安定して出せるように、フィジカル的なところでもメンタル的なところでも、強化していかないといけないかなと思います」

前田大道(ELIVレーシング代表)

前田大道(ELIVレーシング代表)

 「無事に2台完走できて、まずはホっとしています。デビューレースだった角間選手も6位でチェッカーを受けられて入賞したので、今日はこれでお腹いっぱいです(笑)。ただタイムとか見ていても走りは安定していないですし、一発の速さはトップ集団とひけを取らないのですけれど、まだまだケアレスミスも多いので、そういった部分をもうちょい詰めていって、今シーズン最終戦では表彰台争いを確実にできるようにしていくのが、僕の今の展望です。マスターズクラスで2位になった貫戸選手も、S耐で有名な選手なので、やっぱりスプリントレースは4年ぶりだったという事なので、ブランクもあるなかで、大健闘かな、と。筑波サーキットも昨日生まれて初めて走っていたので、その状態でどんどんラップを重ねるごとに、上達していってタイムも上がっていったので。決勝中に59秒7まで出ていたので、この調子でいけば、59秒前半を安定してラップできるようになってくると思うので、そうすれば入賞圏内で戦えると思うので、ぜひまた機会があったら出ていただきたいな、って思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA


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