S-FJ日本一決定戦

日本一決定戦もてぎB組セミファイナル 小田優が田中風輝のプレッシャーを跳ねのけトップフィニッシュ

B組セミファイナル優勝は小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII)

 2023年スーパーFJ日本一決定戦がモビリティリゾートもてぎで開催され、A組に続いてセミファイナルレースB組では、小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII)がポールポジションからスタートダッシュを決めて、2番手スタートの田中風輝(24systemタイヤサービスM2 KK-SII)との神経戦を制して6周のスプリントレースを走り切り、明日の決勝でのポールポジションを獲得した。

 16台で行われるB組のセミファイナルレースは12時50分にフォーメーションラップ開始。気温、路面温度ともに直前のA組とほぼ同じ好コンディション。A組の走行直後でタイヤラバーが乗った状態のコースはB組にやや有利か。

 フォーメーションラップからスタート、ポールシッターの小田はスムーズに発進してホールショットを奪い第1コーナーへ。後方では4番グリッドから発進の内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)が得意のロケットスタートを決めてピットウォール側から突進、第1コーナーまでにジャンプアップ、2位でターンインする。

 2番グリッドの田中が3位、3番グリッドの堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)が4位へとドロップ。 後方も接戦で6番手スタートの池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)が第3コーナーで5位の角間光起(ELEVレーシング10V ED)のアウトから仕掛けるが、ここは角間がポジションを守る。

 いったん3位に落ちた田中だが第5コーナーで内田のアウト側に並びかけてファーストアンダーブリッジを通過、サイド・バイ・サイトで130Rを抜けるとS字の入り口で前に出て2位を奪い返す。堂園も内田を差しに行くがここは内田が抑える。堂園なおも引き下がらずヘアピンで仕掛けるが、ここも内田がタイヤをロックさせながら防御してダウンヒルストレートへ。後方では内田のチームメイトで7番手スタートだった池内比悠(群馬トヨペット RiNoA ED)が池田、角間と3ワイドで駆け降りると90度コーナーへのブレーキング勝負。ここは角間~池田~池内と順位変わらずコーナーを通過する。

 オープニングラップを終えてトップ小田と2位田中の差は0.863秒差。3位内田は田中の0.612秒後方で、堂園が並びかけて0.060秒差でコントロールラインを通過。2周目に入ると、第1~第2コーナーで堂園が前に出て3位のポジションを奪い返す。田中は2周目に2分4秒354のファステストラップで小田とのギャップを0.729秒に削り取る。

 3周目も田中は2分3秒951とファステストラップを更新、4秒02の小田に対して0.478秒差と詰め寄る。A組と同様にトップ2台のペースが速く、3位堂園は2.23秒差に置いて行かれて、背後には内田が0.201秒差と張り付いて4週目へ。内田は堂園のスキを狙ってプレッシャーをかけるとV字コーナーでインから仕掛けてサイド・バイ・サイドに持ち込む。2台はそのままヘアピンを抜けてダウンヒルストレートへ。ここに5位の角間も参戦。堂園を中央に右に角間、左に内田と3ワイドとなって90度コーナーへアプローチ。内田が3台の先頭に立ってターンイン、角間がさらにインを狙うが内田がラインを封じたところに堂園が続きビクトリーコーナーへ。ここで角間は引き、内田~堂園~角間の順で最終コーナーへ。この間にトップ2台は5秒以上先に行き、トップ小田、2位田中は0.591秒差で5周目へ。3位内田から6位池田までが0.829秒の中に連なっている。

 5周目、堂園が第1コーナーで内田のインを差して3位を奪い返すが、内田はテールに食らいついて再逆転のチャンスを窺い、第5コーナーで両車並びかけるとS字の入り口では内田が前に。ダウンヒルストレートでは再びサイド・バイ・サイドになるが、内田がポジションを守り切る。角間が僅かに離れて、その背後では6位池田を池内がビクトリーコーナーでオーバーテイクする。

 トップ小田と2位田中は0.735秒の差でファイナルラップ突入。6秒以上離れた3位グループは内田と堂園が0.184秒差、5位角間が0.314秒差とワンパック。そこから0.631秒差の6位池内と7位池田0.323秒、8位小村明生(FIRST GARAGE REAXION)も0.285秒とこちらも3台がワンパックで一触即発の状態だ。その中で池田が6位の座を奪い返すべく池内に迫り、第5コーナーからファーストアンダーブリッジ~130Rにかけて並走、いったんは池田が前に出るが、ダウンヒルストレートで池内がスリップストリームから抜け出て90度コーナーアウト側からオーバーテイク、再逆転で6位。その前では堂園も内田に90度で勝負を挑むがこちらは内田が守り切ってそのまま3位チェッカー。堂園は最終コーナーから内田を追い詰めたが0.075秒届かず4位。角間も0.243秒の差で5位。6位の座を争った3台は池内~池田~小村の順でフィニッシュラインを通過した。

 小田はスタートでトップに立って以来一度も田中を寄せ付けず0.590秒の差でトップチェッカー。レースタイム12分30秒724とA組トップの白崎の32秒178を上回り、明日のファイナルレースのポールポジションを獲得した。以下B組が奇数列、A組が偶数列のスターティンググリッドに並ぶことになる。

 2023年スーパーFJ日本一決定戦、ファイナルレースは明日12月10日、12時10分コースイン予定。いよいよ今年のスーパーFJの最終レース。

B組セミファイナル2位は田中風輝(24systemタイヤサービスM2 KK-SII)

B組セミファイナル3位は内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

B組セミファイナル4位は堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)

B組セミファイナル5位は角間光起(ELEVレーシング10V ED)

B組セミファイナル6位は池内比悠(群馬トヨペットRiNoA ED)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE


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