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SUPER GT

公式テスト岡山第一日目インタビュー 根本悠生「こんなにクルマのことが学べる環境は他にない」

31号車apr LC500h GTをドライブする根本悠生(apr)

 根本悠生は、昨年までヨーロッパを活動拠点としてイタリアGT選手権に参戦しており、昨年はシリーズチャンピオンを獲得している。その根本が今シーズンからNo. 31 apr LC500h GTの第3ドライバーとしてスーパーGTに参戦することになった。その参戦経緯と今後の目標について、公開テストの行われている岡山国際サーキットで聞いた。

根本 悠生(apr)

 2020年にS耐の富士24時間に参加して、今のチームとがっつりライバルとして戦ったことで、その時のパフォーマンスを評価していただいていたようです。今まではスケジュールが合わなかったんですが、今年のオリジナルのスケジュールだと全戦帯同できそうだったので、「第3ドライバーとして乗らないか」という話をいただきました。

 それ以外に、たまたま僕とaprさんの共通のスポンサーさんがいて、そちらからも「ぜひ日本でもトライしてほしい」というお声がけをいただきました。僕もいつかは出たいと思っていました。海外での活動が僕の夢ではあるんですが、やはりここで戦うというのも外せない夢なので、いろんな要素が一つになって参戦が実現したという感じで、ありがたいことです。

 これまではコロナ禍で海外で活動している僕は隔離されちゃう側だったので、スケジュール的にGTに出ることはできませんでしたが、今年はそれが緩和されたのも大きいです。

 あくまでメインは海外で、ファナテックGTワールドチャレンジ・スプリント選手権に出ます。今年はランボルギーニのヤングプロフェッショナルドライバーという、プロドライバーとしての1年目に当たるので、そこはしっかり取り組みつつ、国内も450kmの時に第3ドライバーとして参加させていただきます。年末のスケジュール調整でSUGOとオートポリスの日程がバッティングしてしまいましたが、鈴鹿と富士は全戦出ますし、そのほかのレースにも帯同しますので、嵯峨さんや(小高)一斗含めチームの皆さんと一緒に行動できますし、勉強させていただく一年になります。

 スクアドラコルセ(ランボルギーニのワークスチーム)のモータースポーツ責任者であるジョルジオ・サンナも、「それでユウキが速くなるのなら、ぜひチャレンジするべきだ」というスタンスなので、許可ももらっていますし、aprさんにもご理解いただけて契約できました。いろんな方々が面倒見てくださっているので、結果に結びつけたいです。

 LC500は面白いクルマですね。それにクルマ以上にタイヤがすごいです。タイヤの開発競争があって、選択肢も多いし、ドライバーとしてのフィードバックも高い質が求められるし、そこが僕にとっては新しいチャレンジで、面白いなと思います。LCは見た目よりも曲がりやすいというか、走り出しのイメージはすごくいいです。シーズンを通していい位置で戦えたらいいなと思います。JAF-GTは車体だけでなくホイールやブレーキの開発なども行えるので、すごく面白いです。こんなにクルマのことが学べる環境は他にはありません。

 今季の目標は、まずは第3ドライバーとしてサーキットの内外でチームをサポートしていく、というのが一つと、こうやって乗るチャンスをいただいているので、乗った時にはしっかりとリザルトで貢献できるようにしたいです。

 (31号車は)ここしばらく表彰台に乗れていないので、まずは表彰台を獲得して、あわよくば優勝を、と考えています。新車になってみんな張り切っているので、早くメカさんにお返しができたらな、と思います。

31号車apr LC500h GT(嵯峨宏紀/小高一斗/根本悠生)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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